JP2006067692A - パワースイッチング装置の制御電源装置用dc−dcコンバータ - Google Patents

パワースイッチング装置の制御電源装置用dc−dcコンバータ Download PDF

Info

Publication number
JP2006067692A
JP2006067692A JP2004246938A JP2004246938A JP2006067692A JP 2006067692 A JP2006067692 A JP 2006067692A JP 2004246938 A JP2004246938 A JP 2004246938A JP 2004246938 A JP2004246938 A JP 2004246938A JP 2006067692 A JP2006067692 A JP 2006067692A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
converter
voltage
circuit
output
capacitor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004246938A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4321408B2 (ja
Inventor
Hiroaki Inoue
裕章 井上
Satoshi Arita
悟志 有田
Takeshi Yamashita
剛 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2004246938A priority Critical patent/JP4321408B2/ja
Publication of JP2006067692A publication Critical patent/JP2006067692A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4321408B2 publication Critical patent/JP4321408B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Rectifiers (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)

Abstract

【課題】出力リップルを低減するとともに、その出力端の耐電圧特性を向上可能なDC−DCコンバータを提供すること。
【解決手段】 制御電力出力用DC−DCコンバータ51の出力平滑回路から出力される出力直流電圧を更にピークホールド回路56を通じて出力することにより、ピークホールド回路56のダイオードD3により出力耐電圧向上を図るとともに、出力リップルの低減も図る。
【選択図】図1

Description

本発明は低温時における出力リップル増大を抑止可能なDC−DCコンバータに関する。本発明のDC−DCコンバータはパワースイッチング装置の制御電源として好適に使用される。
車載電源系では電圧が異なる二つのバッテリにより車載電源系を構成する2バッテリ型車両用電源装置がハイブリッド車やアイドルストップ車において公知あるいは実用されている。この2バッテリ型車両用電源装置は、発電機により充電される高電圧バッテリと、降圧DC−DCコンバータを通じて高電圧バッテリ又は発電機から給電される低電圧バッテリ及びそれに接続された低電圧電気負荷を有している。この2バッテリ型車両用電源装置では、降圧DC−DCコンバータの出力電圧(低電圧バッテリの端子電圧)を所定の目標値に収束するために、降圧DC−DCコンバータに内蔵される半導体パワースイッチング素子をPWMスイッチング制御するのが通常であり、この半導体パワースイッチング素子のPWMスイッチング制御のための制御回路が付設される。
DC−DCコンバータによる降圧送電を行うこの種の2バッテリ型車両用電源装置として、たとえば下記の特許文献1が知られている。
特開2003−033015号公報
上述した2バッテリ型車両用電源装置では、上記制御回路への電源電力は降圧DC−DCコンバータの入力側の高電圧バッテリ又は降圧DC−DCコンバータの出力側の低電圧バッテリから給電されるのが好適であり、通常は低電圧バッテリから給電される。これらバッテリは、温度、容量、バッテリに接続された電気負荷の消費電流などの変動により変動する電圧をもつ。
しかし、制御回路の電源電圧変動は、その制御機能の変化を生じさせるため、これらバッテリの電圧を好適にはDC−DCコンバータ(以下、制御電源用DC−DCコンバータとも言う)により構成される定電圧電源回路により定電圧化した後、電源電圧として制御回路に印加するのが通常である。
なお、定電圧電源回路としてDC−DCコンバータを用いるのは、DC−DCコンバータでは入力直流電力を一定周波数の交流電力に変換し、それを整流するため、入出力絶縁分離が可能であり、制御回路の出力電圧を所望の電圧レベルを基準として容易に発生させることができるためである。
この制御電源用DC−DCコンバータは、通常のDC−DCコンバータと同じく、内蔵されるスイッチング素子のスイッチングにより入力直流電圧を交流電圧に変換するインバータと、このインバータの出力電圧を整流する整流回路と、整流回路の出力電圧を平滑する平滑回路とを備える。整流回路はよく知られているようにチョークコイル及び平滑コンデンサからなる。平滑コンデンサとしては電解コンデンサなどの大容量コンデンサを採用することにより、制御電源用DC−DCコンバータの出力リップルが低減される。
上記した電解コンデンサなどの大容量コンデンサを用いた平滑回路のリップル低減効果は、通常使用温度範囲においては満足できるレベルであるが、寒冷低温時に顕著に低下する。通常、平滑コンデンサとして採用される電解コンデンサを用いた場合に平滑回路から出力される直流電圧に重畳するリップル電圧の温度特性を図8に示す。図8において実線は室温、高温時、破線は極低温時(たとえば−30℃)のリップル電圧を示す。
平滑回路のこの寒冷時リップル低減効果の低下は、平滑コンデンサとして用いる電解コンデンサがゲル又は液中のイオン移動を伴うため、制御電源用DC−DCコンバータのスイッチング周波数帯域における交流インピーダンスやその直流抵抗が低温時に大幅に増大することに起因している。図9に電解コンデンサの直流コンダクタンスの温度変化特性を示す。
このため、外気温度の影響を大きく受ける車両の制御電源用DC−DCコンバータでは、寒冷始動時に制御回路に印加される電源電圧が変動して制御回路の特性が変動してしまうという可能性があり、これを回避するため、低温でのコンダクタンス特性を向上させるため、平滑回路の体格を大きくせざるを得ず、結果的に製品の体格アップを招いてしまう問題があった。
また、上記した制御電源用DC−DCコンバータでは、外部から制御電源用DC−DCコンバータの出力端に異常なサージ電圧(以下、逆入力サージ電圧とも言う)が印加された場合に、このサージ電圧が制御電源用DC−DCコンバータ内に逆流して整流回路のダイオードを破壊するのを回避するため、サージ吸収用のスナバ回路を追加したり、或いは整流回路のダイオードの耐圧増大に伴うラジオノイズ増大という問題があった。
本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、優れた出力リップル低減性能を有するとともに外部からのサージ電圧阻止特性にも優れ、制御電源として好適なDC−DCコンバータを提供することをその目的としている。
この発明のDC−DCコンバータは、内蔵されるスイッチング素子のスイッチングにより入力直流電圧を交流電圧に変換するインバータと、前記インバータの出力電圧を整流する整流回路と、チョークコイル及び平滑コンデンサを有して前記整流回路の出力電圧を平滑する平滑回路とを備え、パワースイッチング装置の制御電源として動作するDC−DCコンバータにおいて、互いに直列接続された整流素子とホールドコンデンサとを有して前記平滑コンデンサの端子電圧が印加されるピークホールド回路を有し、前記ホールドコンデンサの電圧を外部に出力することを特徴としている。
すなわち、本発明のDC−DCコンバータによれば、DC−DCコンバータの整流回路から出力された大きなリップル電力をまずLC型の平滑回路にて低減し、この平滑回路により減衰された相対的に小さい残存リップル電力をピークホールド回路にて更に減衰させる。これにより、出力リップルが小さいDC−DCコンバータを実現することができる。
なお、この発明においても従来通り、平滑回路の平滑コンデンサとして、たとえば電解コンデンサのごとき大容量コンデンサを採用するのが好適である。この場合、低温時には平滑コンデンサの交流インピーダンスや抵抗値が増大してリップル減衰特性が低下するが、平滑回路から出力されるリップル電圧は次段のピークホールド回路により更に低減することができる。
また、この発明のDC−DCコンバータによれば、外部から制御電源用DC−DCコンバータの出力端に逆入力サージ電圧が印加された場合でも、このサージ電圧が制御電源用DC−DCコンバータ内に逆流して整流回路のダイオードを破壊するのを防止することができるという効果を奏することができる。更に具体的に説明すると、逆入力サージ電圧に対するこのDC−DCコンバータの耐電圧は、ピークホールド回路の整流素子の逆耐電圧と整流回路の整流素子の逆耐電圧の合計となり、大幅に増大するため、このDC−DCコンバータの耐サージ特性を向上することが可能となる。
好適な態様において、前記ホールドコンデンサは、前記平滑コンデンサよりも低温時のインピーダンス増大特性が小さいコンデンサにより構成されていることを特徴としている。このようなコンデンサとしては、電解コンデンサに比べて低温時のインピーダンス増大特性が格段に小さいセラミックコンデンサやフィルムコンデンサなどが挙げられる。
このようにすれば、平滑回路の平滑コンデンサの交流インピーダンスや抵抗値が低温時に増大してそのリップル減衰特性が低下しても、次段のピークホールド回路のホールドコンデンサは低温時でも良好なリップル減衰特性をもつため、DC−DCコンバータの低温時の出力リップル増大を抑止することができる。また、低温時のインピーダンス増大特性が格段に小さいセラミックコンデンサやフィルムコンデンサなどは電解コンデンサに比べて静電容量あたりの製造コストが大きいが、このホールドコンデンサは初段の平滑回路により減衰されて小さいリップル電力を通過させればよいため、平滑回路の平滑コンデンサに比べて相対的に小容量とすることができ、コスト増大を抑止することができる。
好適な態様において、前記整流素子は、互いに直列接続された複数の半導体ダイオードからなることを特徴としている。
このようにすれば、低温時に整流回路から出力されるリップル電圧が大きくても良好にそれを減衰できるとともに、上記した逆入力サージ電圧に対するDC−DCコンバータの耐電圧を一層向上することができる。
本発明のパワースイッチング装置の好適な実施態様を図面を参照して以下に説明する。ただし、本発明はこの実施態様に限定されるものではなく、本発明の各構成要素の一部又は全部を他の公知の技術又はそれと同等機能を有する技術に置換しても良いことはもちろんである。
(実施例1)
本発明のDC−DCコンバータが適用された2バッテリ型車両用電源装置を図1に示す回路図を参照して説明する。
この2バッテリ型車両用電源装置は、ハイブリッド車の走行エネルギー蓄電用の主バッテリ1から、補機及び電子制御装置給電用の補機バッテリ2に電圧変換して給電するためのものであって、3は本発明で言うパワー回路部をなすバッテリ充電用DC−DCコンバータ、4はこのバッテリ充電用DC−DCコンバータ3のスイッチング動作を制御するDC−DCコンバータ制御回路であり、このDC−DCコンバータ制御回路4は本発明で言う制御部と、本発明で言う定電圧電源回路部としての補助電源5とを構成している。
バッテリ充電用DC−DCコンバータ3は、入力平滑コンデンサ31、フルブリッジ型のインバータ回路32、降圧トランス33、同期整流回路34、チョークコイル35、出力平滑コンデンサ36からなる周知の回路構成を採用するが、他の公知のDC−DCコンバータ回路構成を採用しても良い。チョークコイル35、出力平滑コンデンサ36は公知の出力平滑回路を構成している。
DC−DCコンバータ制御回路4は、バッテリ充電用DC−DCコンバータ3の出力電流を検出する電流センサ6が検出した電流検出値と、バッテリ充電用DC−DCコンバータ3の出力電圧とを読み込み、この出力電圧と所定目標電圧値との偏差を0とする制御信号を出力するコントローラ41と、このコントローラ41から入力された制御信号によりPWM制御用のゲート電圧を形成し、これらゲート電圧をインバータ回路32の各MOSトランジスタや同期整流回路34の各MOSトランジスタに出力する駆動回路42とからなる。また、コントローラ41は、読み込んだ電流検出値が所定範囲を逸脱する場合にはバッテリ充電用DC−DCコンバータ3のスイッチング動作を停止してそれを保護する機能も有している。
駆動回路42から入力されるゲート電圧によりインバータ回路32の各MOSトランジスタをスイッチング駆動することにより、インバータ回路32の平均出力電圧は上記したバッテリ充電用DC−DCコンバータ3の出力電圧と所定目標電圧値との偏差を0とするようにPWM制御される。更にインバータ回路32の各MOSトランジスタと同期して同期整流回路34を構成する一対のトランジスタもスイッチング制御されて降圧トランス33の二次電圧を同期整流し、同期整流回路34の出力電圧は出力平滑回路により平滑された後、本発明で言う車載バッテリをなす補機バッテリ2を充電する。
バッテリ充電用DC−DCコンバータ3、コントローラ41、駆動回路42の回路構成としては、上記した図1の回路構成以外に種々のバリエーションがあるが、それらはもはや周知であり、かつ、本発明の主旨ではないので説明を省略する。
補助電源5は、定電圧電源回路であって、補機バッテリ2から給電された入力電力を定電化して、本発明で言う制御部をなすコントローラ41及び駆動回路42に電源電力を供給する。この実施例の特徴をなす補助電源5の回路構成について図2を参照して以下に説明する。
補助電源5は、補機バッテリ2から給電される入力電力を定電圧化するフォワード型DC−DCコンバータである制御電力出力用DC−DCコンバータ51と、制御電力出力用DC−DCコンバータ51の出力電圧をフィードバックPWM制御する補助電源用コントローラ52とからなる。
制御電力出力用DC−DCコンバータ51は、入力平滑コンデンサ53、トランジスタT1、トランスT、ダイオードD1、D2、チョークコイル54、出力平滑コンデンサ55、ピークホールド回路56、抵抗Rにより構成されている。チョークコイル54、出力平滑コンデンサ55は出力平滑回路を構成している。
トランジスタT1をPWMスイッチング制御して形成した交流電流をトランスTにより昇圧し、ダイオードD1により半波整流し、出力平滑回路により平滑してピークホールド回路56に出力する。ダイオードD1がオフする半波期間には、チョークコイル54に蓄積された磁気エネルギーによりダイオードD2からチョークコイル54を通じてピークホールド回路56に電流が供給される。
ピークホールド回路56を除く制御電力出力用DC−DCコンバータ51の回路構成とその動作自体は公知であり、これ以上の説明は省略する。ただし、制御電力出力用DC−DCコンバータ51は、図1の回路構成以外の種々の最終段にピークホールド回路を追加して構成しても良い。トランスTは入出力間を電気絶縁するため、制御電力出力用DC−DCコンバータ51の出力電圧を所望電位を基準として採用することができる。
ピークホールド回路56は、ダイオードD3とホールドコンデンサ57とにより構成されている。チョークコイル54と出力平滑コンデンサ55との接続点はダイオードD3のアノード電極に接続され、ダイオードD3のカソード電極は制御電力出力用DC−DCコンバータ51の高電位側の出力端を構成している。出力平滑コンデンサ55及び抵抗Rは制御電力出力用DC−DCコンバータ51の一対の出力端を接続している。
出力平滑回路の出力電圧が上昇している期間において、ダイオードD3には制御電力出力用DC−DCコンバータ51への出力電流とホールドコンデンサ57の充電電流との合計が流れ、それに応じたダイオード順方向電圧降下を発生し、ホールドコンデンサ57が充電されてその端子電圧が上昇する。ただし、このダイオード順方向電圧降下は周知のように略一定である。
出力平滑回路の出力電圧VA1が降下に転じて、制御電力出力用DC−DCコンバータ51の出力電圧すなわち出力平滑コンデンサ55の端子電圧VB1とダイオードD3の順方向電圧降下VFとの和より小さくなると、ダイオードD3がカットオフされ、ホールドコンデンサ57が放電し、制御電力出力用DC−DCコンバータ51の出力電圧の減少を抑止する。
補助電源用コントローラ52は、制御電力出力用DC−DCコンバータ51の出力電圧とその目標電圧との偏差を電圧増幅してアナログ直流電圧を出力する誤差増幅器、この誤差増幅器が出力するアナログ直流電圧に応じたデューティ比と所定周期のキャリヤ周波数をもつPWM電圧(PWM制御信号)を出力するPWMコンパレータ、このPWMコンパレータの出力電圧を増幅する駆動回路を有している。補助電源用コントローラ52は、このPWMコンパレータから入力されたPWM制御信号を駆動回路を通じてトランジスタT1に出力し、トランジスタT1をPWM制御する。これにより、制御電力出力用DC−DCコンバータ51の出力電圧は目標電圧に維持する公知のPWMフィードバック制御が実行される。各部電圧波形を図3に示す。
この実施例によれば、出力平滑回路から出力される出力電圧のリップルが大きくても、ピークホールド回路56のリップル低減降下により制御電力出力用DC−DCコンバータ51の出力リップルを大幅に低減することができる。
また、このピークホールド回路56は大型で重いチョークコイルを必要としないうえ、負荷例えば駆動回路42に接続されるインバータ回路32のMOSが偶発的に破損した場合に駆動回路42の入力側に、すなわち、制御電力出力用DC−DCコンバータ51の出力端に高電圧が印加されたりした場合においても、ダイオードD1と共同してそれを阻止する機能をもつため、補助電源5の出力端の耐電圧性能を向上することで、製品の2次破壊を防止することができ、図示しない外部へのコンピュータ等に安全に異常信号を送信することができる。
(実施例2)
本発明のDC−DCコンバータが適用された2バッテリ型車両用電源装置を図4に示す回路図を参照して説明する。
この実施例は、図1に示すピークホールド回路56のダイオードD3と直列にダイオードD4を接続したものであり、図5に示すように制御電力出力用DC−DCコンバータ51の出力リップルを更に低減することができるとともに、制御電力出力用DC−DCコンバータ51の出力端の上記耐電圧特性を更に向上することができる。
(実施例3)
本発明のDC−DCコンバータが適用された2バッテリ型車両用電源装置を図6に示す回路図を参照して説明する。
この実施例は、図3に示すピークホールド回路56のダイオードD4をローレベル側に配置変更したものであり、実施例2と同様の効果を奏することができる。
(実施例4)
本発明のDC−DCコンバータが適用された2バッテリ型車両用電源装置を図7に示す回路図を参照して説明する。
この実施例は、図1に示すピークホールド回路56のダイオードD3と並列に短絡スイッチをなすMOSトランジスタ58を追設したものである。
この短絡スイッチをなすMOSトランジスタ58は、チョークコイル54と出力平滑コンデンサ55との接続点の電圧VA1のリップル電圧が小さい非低温時においてオンされる。したがって、この場合に出力平滑コンデンサ55とホールドコンデンサ57とは並列容量とみなすことができる。これにより、非低温時にはピークホールド回路56のダイオードD3の損失、発熱を減らすことができ、補助電源5の効率を向上しつつ、低温時のリップル増大も低減することができる。
図7では、MOSを高電位側に配置したが、低電位側に配置してもよい。
(変形態様)
上記各実施例では、出力平滑コンデンサ55として電解コンデンサを、ホールドコンデンサ57としてセラミックコンデンサ又はフィルムコンデンサを採用したが、他の種類のコンデンサを組み合わせてもよいことは明白である。
本発明を採用した2バッテリ型車両用電源装置を示す回路図である。 図1に示す補助電源の実施例1を詳細図示する回路図である。 図2の各部電圧波形を示すタイミングチャートである。 図1に示す補助電源の実施例2を詳細図示する回路図である。 図4の各部電圧波形を示すタイミングチャートである。 図1に示す補助電源の実施例3を詳細図示する回路図である。 図1に示す補助電源の実施例4を詳細図示する回路図である。 従来の補助電源の出力リップルと温度との関係を示すタイミングチャートである。 電解コンデンサの直流コンダクタンスの温度変化特性を示す特性図である。
符号の説明
D1〜D4 ダイオード
R 抵抗
T トランス
T1 トランジスタ
1 主バッテリ
2 補機バッテリ
3 DC−DCコンバータ
4 コンバータ制御回路
5 補助電源
6 電流センサ
31 入力平滑コンデンサ
32 インバータ回路
33 降圧トランス
34 同期整流回路
35 チョークコイル
36 出力平滑コンデンサ
41 コントローラ
42 駆動回路
51 制御電力出力用DC−DCコンバータ
52 補助電源用コントローラ
53 入力平滑コンデンサ
54 チョークコイル
55 出力平滑コンデンサ
56 ピークホールド回路
57 ホールドコンデンサ又は平滑コンデンサ
58 トランジスタ
59 チョークコイル

Claims (3)

  1. 内蔵されるスイッチング素子のスイッチングにより入力直流電圧を交流電圧に変換するインバータと、前記インバータの出力電圧を整流する整流回路と、チョークコイル及び平滑コンデンサを有して前記整流回路の出力電圧を平滑する平滑回路とを備え、パワースイッチング装置の制御電源として動作するDC−DCコンバータにおいて、
    互いに直列接続された整流素子とホールドコンデンサとを有して前記平滑コンデンサの端子電圧が印加されるピークホールド回路を有し、
    前記ホールドコンデンサの電圧を外部に出力することを特徴とするDC−DCコンバータ。
  2. 請求項1記載のDC−DCコンバータにおいて、
    前記ホールドコンデンサは、前記平滑コンデンサよりも低温時のインピーダンス増大特性が小さいコンデンサにより構成されていることを特徴とするDC−DCコンバータ。
  3. 請求項1又は2記載のDC−DCコンバータにおいて、
    前記整流素子は、互いに直列接続された複数以上の整流手段からなることを特徴とするDC−DCコンバータ。
JP2004246938A 2004-08-26 2004-08-26 パワースイッチング装置の制御電源装置用dc−dcコンバータ Active JP4321408B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004246938A JP4321408B2 (ja) 2004-08-26 2004-08-26 パワースイッチング装置の制御電源装置用dc−dcコンバータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004246938A JP4321408B2 (ja) 2004-08-26 2004-08-26 パワースイッチング装置の制御電源装置用dc−dcコンバータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006067692A true JP2006067692A (ja) 2006-03-09
JP4321408B2 JP4321408B2 (ja) 2009-08-26

Family

ID=36113672

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004246938A Active JP4321408B2 (ja) 2004-08-26 2004-08-26 パワースイッチング装置の制御電源装置用dc−dcコンバータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4321408B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007116481A1 (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Fujitsu Limited 電源装置
WO2008007723A1 (fr) * 2006-07-10 2008-01-17 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Dispositif de commande de charge et véhicule utilisant celui-ci
WO2008041666A1 (fr) * 2006-10-02 2008-04-10 Panasonic Corporation Convertisseur cc/cc
JP2010075048A (ja) * 2009-12-25 2010-04-02 Toyota Motor Corp 負荷駆動装置およびそれを備える車両
JP2012120394A (ja) * 2010-12-03 2012-06-21 Toyota Industries Corp 電源装置
JP2013522105A (ja) * 2010-03-13 2013-06-13 コンチネンタル オートモーティヴ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 車両用車載電源システム
JP2014032938A (ja) * 2012-08-06 2014-02-20 Panasonic Corp 点灯装置、照明器具、ランプ及び音鳴り防止方法
CN113557657A (zh) * 2019-03-22 2021-10-26 日产自动车株式会社 功率变换装置的控制方法及功率变换装置

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007116481A1 (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Fujitsu Limited 電源装置
JP4796133B2 (ja) * 2006-03-31 2011-10-19 富士通株式会社 電源装置
US8027181B2 (en) 2006-07-10 2011-09-27 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Load drive device and vehicle equipped with the same
WO2008007723A1 (fr) * 2006-07-10 2008-01-17 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Dispositif de commande de charge et véhicule utilisant celui-ci
JP2008017682A (ja) * 2006-07-10 2008-01-24 Toyota Motor Corp 負荷駆動装置およびそれを備える車両
WO2008041666A1 (fr) * 2006-10-02 2008-04-10 Panasonic Corporation Convertisseur cc/cc
JP5099012B2 (ja) * 2006-10-02 2012-12-12 パナソニック株式会社 Dc/dcコンバータ
JP2010075048A (ja) * 2009-12-25 2010-04-02 Toyota Motor Corp 負荷駆動装置およびそれを備える車両
JP2013522105A (ja) * 2010-03-13 2013-06-13 コンチネンタル オートモーティヴ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 車両用車載電源システム
JP2012120394A (ja) * 2010-12-03 2012-06-21 Toyota Industries Corp 電源装置
JP2014032938A (ja) * 2012-08-06 2014-02-20 Panasonic Corp 点灯装置、照明器具、ランプ及び音鳴り防止方法
CN113557657A (zh) * 2019-03-22 2021-10-26 日产自动车株式会社 功率变换装置的控制方法及功率变换装置
CN113557657B (zh) * 2019-03-22 2023-06-13 日产自动车株式会社 功率变换装置的控制方法及功率变换装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4321408B2 (ja) 2009-08-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10461553B2 (en) Power source device
TWI539732B (zh) DC / DC converter and the use of its power supply devices and electronic equipment
US20160141951A1 (en) System and Method for a Startup Cell Circuit
JP2006271136A (ja) Dc−dcコンバータ装置
KR20180098608A (ko) 단말을 위한 충전 시스템, 충전 방법 및 전원 어댑터
US9444246B2 (en) Power converter with switching element
WO2014129178A1 (ja) 非接触充電装置および非接触充電方法
US8148934B2 (en) Voltage step-up/down converter
JP2005176499A (ja) Dc−dcコンバータ
JP2006340538A (ja) スイッチング電源装置
US10218260B1 (en) DC-DC converter with snubber circuit
JP4321467B2 (ja) パワースイッチング装置
JP4379396B2 (ja) 昇降圧チョッパ式dc−dcコンバータ
US8824180B2 (en) Power conversion apparatus
JP4466866B2 (ja) スイッチング電源装置
JP2013251963A (ja) 直流安定化電源
JP2016195511A (ja) 電力変換装置
US11870360B2 (en) Bidirectional insulating DC-DC converter, control apparatus therefor, and operating method thereof
JP4321408B2 (ja) パワースイッチング装置の制御電源装置用dc−dcコンバータ
JP2007274852A (ja) Dc/dcコンバータ
JP2014171313A (ja) Dc/dcコンバータ
JP4247653B2 (ja) Dc−dcコンバータ
JP4784153B2 (ja) 電源装置
JP2008099395A (ja) Dc/dcコンバータ
JP6706791B2 (ja) 電源回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061003

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080509

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080515

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080714

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081028

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081224

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090512

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090525

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4321408

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120612

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120612

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130612

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140612

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250