JP2007051814A - 排気装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】調理器付近の垂直壁面に開設した排気口を通じて排気可能であって、ファンの吸込効率が高く、装置のスリム化・小型化を図ることができる、排気装置を提供する。
【解決手段】排気装置10は、建築物内のキッチンに配置された電磁調理器周囲の垂直壁面2に開設された排気口3と連通し、外壁面2aに開口部4を有する排気経路5を通じて電磁調理器付近の換気を行うため、排気経路5の開口部4に取り付けられている。排気口3には、複数の整流ベーン6aを備えた吸込グリル6が装着されている。排気装置10は、建築物の外壁面2aの開口部4に接続される、横断面が長方形をした排気流入口14と、この排気流入口14と連通した状態で、その下流側に配置された吸込口15を経由して空気を吸い込んで屋外へ排出する遠心ファン16と、を備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、一般家庭のキッチンや飲食店の厨房などにおいて加熱調理器付近に設けられる換気システムを構成する排気装置に関する。
一般家庭のキッチンなどに配備されている調理器(例えば、電磁調理器)から発生する煙や蒸気などを屋外に排出する換気システムに使用可能なものとしては、調理器の周囲の壁体に吸込口を設け、屋外に設けたファンユニットを稼働させることによって吸引口から吸い込んだ煙や蒸気などを排気する方式のものが提案されている(例えば、特許文献1〜3参照。)。
特開2004−076976号公報 特開平10−259936号公報 実開昭63−055040号公報
特許文献1記載の「調理用排気装置」においては、ファンの効率を向上させるため、ファンの吸込側手前に減圧空間が設けられているが、この減圧空間は、ある程度大きな容積を確保しないとファン効率を高める効果が得られない。従って、装置全体が大型化しがちであり、スリム化、小型化の要請に応えることが困難である。
一方、特許文献2記載の「換気用送風機の取付構造」および特許文献3記載の「換気扇」の場合、「排気ダクトの包囲領域」と「ベルマウスの包囲領域」とが互いに直線的に連通していることを前提としているため、このような条件を満たす施工現場であれば所期の換気性能を得ることができる。しかしながら、排気ダクトで包囲された領域と、ベルマウスで包囲された領域とが互いに直線的に連通しないような施工を行うと、ファンの吸込効率が低下し、所期の換気性能を得ることができない。
また、特許文献2に記載された換気用送風機をキッチンに設置した場合、この換気用送風機は、調理器から発生して上方に広がった煙や蒸気などをフードで集めて排気する方式であるため、特に、電磁調理器が設置されている場合、フードの手前で煙などが拡散してしまうことが多いため、垂直壁面に吸込グリルを設けて吸い込む方式に比べ、効率良く換気を行うことができない。
本発明が解決しようとする課題は、調理器付近の垂直壁面に開設した排気口を通じて排気可能であり、ファンの吸込効率が高く、装置のスリム化・小型化を図ることができる、排気装置を提供することにある。
本発明の排気装置は、建築物内に配置された調理器周囲の垂直壁面に開設された排気口と連通し、前記建築物の外壁面に開口部を有する排気経路を通じて前記調理器付近の換気を行うため、前記外壁面に取り付けられる排気装置であって、
前記開口部に連結される横断面が長方形の排気流入口と、前記排気流入口と連通した状態でその下流側に配置された吸込口を経由して空気を吸い込む遠心ファンと、を備え、
前記排気流入口、前記吸込口および前記遠心ファンを直列状に配置したことを特徴とする。ここで、「遠心ファン」とは、空気流のファンへの流入方向と流出方向とが直交するもの、即ち、空気流が軸方向に沿ってファンの中へ入って、径方向に通り抜けるものをいう。また、「直列状に配置」とは、排気流入口、吸込口および遠心ファンのそれぞれの一部が同一直線上に並ぶように配置することをいう。
このような構成とすれば、遠心ファンの吸引作用により、調理器付近の垂直壁面に開設した排気口から吸込んだ空気を外部へ排出することができ、排気流入口、吸込口および遠心ファンのそれぞれの一部が同一直線上に配置された状態となり、排気流入口から遠心ファンに至る間での間に直線状の排気移動経路が形成されるため、圧力損失が最小限に抑制され、ファンの吸込効率も高まる。また、排気流入口から吸込口までの距離を最小化することができるため、装置全体のスリム化・小型化を図ることができる。
電磁調理器は、ガス調理器に比べ、調理中に発生する上昇気流が少ないため、従来のキッチンより低い位置に吸込グリル(排気口)を設ける必要があり、電磁調理器から発生する煙などを漏れなく吸込ませるためには、排気口の水平方向の寸法を電磁調理器の左右方向に広げ、水平方向の吸込領域を確保する必要がある。このため、電磁調理器周囲の垂直壁面に開設される排気口およびこれに連通する外壁面の排気口は、通常細長い長方形となる。
従って、排気流入口と遠心ファンの吸込口とを直列状に配置した場合、排気流入口と吸込口との間には直線的に連通していない部分が生じ、排気流入口の上流側から下流側を直視すると、吸込口の一部は排気流入口の包囲領域外に位置し、排気流入口から隠れた状態となる。そこで、前記排気流入口と前記吸込口との間に、空気流が拡散可能な迂回空間を設ければ、排気流入口の上流側から吸込口を直視したときに排気流入口の包囲領域側に隠れた吸込口の一部、即ち、吸込口において排気流入口と直線的に連通していない領域へ空気流が迂回し、スムーズに吸込口へ流入するようになるため、遠心ファンの吸込効率を高めることができる。
また、前記吸込口の内径を、前記排気流入口の短辺寸法より大きく且つ前記排気流入口の長辺寸法より小さい範囲内とすれば、吸込口寸法が排気流入口の長辺寸法内に収まるため、装置の小型化を図る上で有効であり、且つ、小型化の範囲内において遠心ファンを大径化することができるため、必要な換気性能を確保することができる。
この場合、(前記吸込口の内径−前記排気流入口の短辺寸法)/(前記迂回空間の厚さ)=1.2〜8.0とすることが望ましい。ここで、「迂回空間の厚さ」とは、排気流入口から吸込口に向かう方向における迂回空間の寸法をいう。このような構成とすれば、吸込口において排気流入口と直線的に連通していない領域へ空気流をスムーズに迂回させることができるため、優れた吸込効率を維持することができる。
また、前記排気流入口の上流側から見た前記排気流入口の横断面領域内に、前記吸込口の周縁が長く位置するように前記吸込口を配置すれば、排気流入口の上流側から遠心ファンの吸込口を直視したとき、吸込口の周縁の、より長い部分が排気流入口の領域内に位置するため、より多くの空気流が吸込口へ流入することとなり、吸込効率が向上する。
一方、前記迂回空間内に、前記排気流入口から前記吸込口への空気の流動を促進するガイド部材を設ければ、排気流入口から遠心ファンの吸込口への空気流の移動が促進されるため、迂回空間の厚さを薄くすることができ、装置のスリム化・小型化に有効である。
この場合、前記遠心ファン側から見た前記ガイド部材の形状を閉曲線状とすれば、排気流入口から迂回空間内へ流入した空気流が、迂回空間内の隅角部分へ広がるのを防止できるため、空気流をスムーズに吸込口へ誘導することができる。
また、前記ガイド部材が、前記吸込口において前記排気流入口と直線的に連通していない領域へ空気流を誘導する形状とすれば、排気流入口から迂回空間内へ流入した空気流を、吸込口において排気流入口と直線的に連通していない領域へ効率良く誘導することができるようになるため、吸込効率がさらに向上する。
さらに、前記吸込口に対する前記排気流入口の設置方向が少なくとも0〜90度の範囲内で回転可能とすれば、調理器付近の垂直壁面に設けられた吸込グリル(排気口)から排気口流入口に至るまでの排気経路の横断面形状が、縦長の四角形、横長の四角形のいずれであっても、それに適した設置を行うことができるようになる。
前記遠心ファンの羽根車を駆動するモータを当該羽根車より上流側に配置し、前記モータ若しくはそのカバーに衝突した空気を前記遠心ファンの吸込口へ誘導する導流手段を設ければ、装置内スペースの有効活用を図ることができるため、装置全体の小型化、スリム化に有効である。また、モータカバーなどに衝突した空気を速やかに遠心ファンの吸込口へ誘導できるため、吸込効率の低下を抑制することができる。
この場合、前記導流手段の上部に、油滴や水滴の溜まりを回避するための傾斜部を設ければ、導流手段へ付着した油滴などが、そこに溜まるのを防止できるため、導流手段を長期間に渡って清浄に保つことができる。
前記ガイド部材の底部に、油回収部を設ければ、ガイド部材に付着した油滴などを速やかに回収することができるため、ガイド部材を長期間に渡って清浄に保つことができる。
本発明により、調理器付近の垂直壁面に開設した排気口を通じて排気可能であって、比較的薄型・小型であり、ファンの吸込効率も高い、排気装置を提供することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の実施の形態である排気装置を設置した調理器付近を示す図、図2は図1におけるA−A線断面図、図3(a)は図2に示す排気装置の正面図、図3(b)は前記排気装置の側面図、図4(a)は図3に示す排気装置の底面図、図4(b)は前記排気装置を構成する風向板を示す図、図5は図3に示す排気装置の一部切欠正面図である。また、図6は図2に示す排気装置内部の概略構造を示す模式図、図7は図5に示す排気装置をカバー開放状態で示す斜視図、図8は図7に示す排気装置を羽根車離脱状態で示す斜視図、図9は図8に示す排気装置を遠心ファン離脱状態で示す斜視図である。
図1〜図5に示すように、本実施形態の排気装置10は、建築物内のキッチンに配置された電磁調理器1周囲の垂直壁面2に開設された排気口3と連通し、この建築物の外壁面2aに開口部4を有する排気経路5を通じて電磁調理器1付近の換気を行うため、排気経路5の開口部4に取り付けられている。排気口3には、上下方向に起伏可能な蓋体12や、複数の整流ベーン6aなどを備えた吸込グリル6が装着されている。蓋体12は排気口3を開閉する機能を有するが、図1に示す状態で排気装置10が作動しているとき、電磁調理器1の使用中に発生した煙などを排気口3へ誘導するガイド機能も果たし得る。
排気装置10の外観形状は直方体状であり、後述するように、複数のネジ7によって外壁面2aに固定された本体部10aと、この本体部10aを覆うカバー部10bとを備えている。本体部10aに対し、カバー部10bは複数の蝶番8を介してドア状に開閉可能に取り付けられ(図7参照)、カバー部10bを閉止状態に保つための係脱可能なロック機構9が設けられている。本実施形態では、カバー部10bは本体部10aの正面部分全体を覆う形状としているが、これに限定するものではない。また、排気装置10の外観形状も直方体状に限定するものではないので、その上面部分に、雨滴などの流下を促すための傾斜部、曲面部あるいは屋根形部などを設けることもできる。
図4に示すように、排気装置10の底面部には、格子状に開口した排気口13が設けられ、図3(b)および図4に示すように、遠心ファン16の排気口13の上部には、排気口13から排出される排気を建築物の外壁面2aから離れる方向へ誘導する複数のベーン11aを有する誘導部材11が装着されている。排気装置10は、建築物の外壁面2aの開口部4に接続される、横断面が長方形をした排気流入口14と、この排気流入口14と連通した状態で、その下流側に配置された吸込口15を経由して空気を吸い込む遠心ファン16と、を備えている。
遠心ファン16は、所謂、シロッコファンであり、図2,図5に示すように、モータ17の回転軸17aに取り付けられた羽根車18と、この羽根車18を包囲するように配置された略蝸牛形状のファンケーシング19などで形成されている。吸込口15は、ベルマウス形状であり、本実施形態では、羽根車18の外径よりやや小さい内径の円形開口をなしている。
図2に示すように、排気装置10においては、排気流入口14、吸込口15および遠心ファン16を、この順番で直列状に配置するとともに、排気流入口14と15吸込口との間に、空気流が拡散可能な迂回空間20を設けている。即ち、排気流入口14、吸込口15および遠心ファン16のそれぞれの一部が、この順番で同一直線上に位置するように配置されている。また、図2に示すように、迂回空間20内には、排気流入口14から吸込口15への空気の流動を促進するガイド部材21が設けられ、排気流入口14の周縁全体から迂回空間20内へ突出するような状態で突出部22が設けられている。従って、施工時、本体部10aの排気流入口14を突出部22に係合させることにより仮固定することができる。
図5,図6に示すように、吸込口15の内径15aは、排気流入口14の短辺寸法14aより大きく且つ排気流入口14の長辺寸法14bより小さい範囲内としている。また、本実施形態においては、吸込口15の内径15aを300mm、排気流入口14の短辺寸法14aを100mm、迂回空間20の厚さ20aは50mmとしている。従って、(吸込口15の内径15a−排気流入口14の短辺寸法14a)/(迂回空間20の厚さ20a)=(300−100)/(50)=4となり、適正範囲1.2〜8.0の範囲内となっている。また、図2に示すように、遠心ファン16の羽根車18を駆動するモータ17は羽根車18より上流側に配置され、モータ17はカバー17cで覆われている。
このように構成された排気装置10において、所定の操作によりモータ17を作動させると羽根車18が回転して遠心ファン16が稼働して吸引力が発生するため、図1,図2に示すキッチンの電磁調理器1付近の空気は、垂直壁面2にある吸込グリル6から吸い込まれ、排気経路5を通過して、排気流入口14から迂回空間20内へ流入した後、吸込口15からファンケーシング19内に流入し、排気口13から外部へ排出される。従って、電磁調理器1で調理される食材から発生する煙や蒸気などは、空気とともに吸込グリル6から吸い込まれ、排気口13から排出されることとなり、電磁調理器1付近の換気を行うことができる。
排気装置10においては、図2に示すように、排気流入口14、吸込口15および遠心ファン16が、この順番で直列状に配置されているため、排気流入口14から遠心ファン16に至るまでの排気流の移動経路が直線状となっている。このため、圧力損失も最小限に抑制することができ、遠心ファン16の吸込効率を高めることができる。また、排気流入口14から吸込口15までの距離も最小化することができるため、装置全体のスリム化、小型化を図ることができる。
また、排気流入口14と吸込口15との間には、空気流が拡散可能な迂回空間20を設けているため、排気流入口14を通過して、迂回空間20内へ流入した空気流は、後述する図14で示すように、迂回空間20を拡散しながら、遠心ファン16の吸込口15内へスムーズに流入する。従って、遠心ファン16の吸込効率の向上に有効である。
前述したように(図5参照)、吸込口15の内径15aは、排気流入口14の短辺寸法14aより大きく且つ排気流入口14の長辺寸法14bより小さい範囲内としている。これにより、吸込口15の寸法(内径15a)が排気流入口14の長辺寸法14b内に収まるため、装置の小型化を図る上で有効である。また、小型化の範囲内において遠心ファン16を大径化することができるため、施工現場で必要とする換気性能や運転時の静粛性を確保することができる。また、迂回空間20内には、ガイド部材21を設けているため、排気流入口14から吸込口15内への空気流の移動が促進され、遠心ファン16の吸込効率を高めることができる。
本実施形態のように、横断面が長方形で長細い形状のダクトを排気経路5として使用した場合、排気流入口14の包囲領域と、吸込口15の包囲領域との間において、直線的に連通しない部分が生じても、排気流入口14から流入した空気流は迂回空間20内に拡散し、吸込口15の直線的に連通しない部分にも誘導される。従って、吸込口15全体に空気流が流れ込むこととなり、遠心ファン16の吸込効率が向上する。
一方、図7に示すように、排気装置10のロック機構9を解除した後、カバー部10bを蝶番8を中心にドア状に開くと、遠心ファン16などの内部機構が現れるため、日常の清掃やメンテナンスなどを容易に行うことができる。また、モータ17(図7参照)の回転軸17aの先端に螺着されたネジ17bを緩めて取り外すと、図8に示すように、モータ17の回転軸17aから羽根車18を離脱させることができるため、羽根車18自体の清掃や羽根車18で隠れた部分のメンテナンスなども容易に行うことができる。
さらに、図9に示すように、排気装置10においては、遠心ファン16を本体部10aから取り外すこともできる。これにより、カバー部10bおよび遠心ファン16が本体部10aから離れるため、本体部10aに設けられた排気流入口14やガイド部材21などが現れることとなり、清掃性やメンテナンス性が良好である。また、排気装置10では、円形をしたガイド部材21の底部に油回収部23を設けるとともに、その最下部に設けた油抜き穴(図示せず)に連通する排油管24を設けている。従って、ガイド部材21の内面に付着した油滴などは、それに沿って油回収部23内へ流下した後、排油管24を通じて排出される。なお、排油管24の下部に流下する油分を溜める受け皿(図示せず)を設けることもできる。
また、排気装置10においては、図10に示すように、モータのカバー17cに付着した油滴はそれに沿って流下し、ガイド部材21の底部に溜まるようになっている。この場合、図11に示すように、モータ17に、傾斜したカバー17gを設ければ、カバー17gに衝突した空気を遠心ファン(図示せず)の吸込口15へ誘導することができるため吸込効率の向上に有効である。また、カバー17gは、ここに付着した油滴をガイド部材20の底部へスムーズに流下させるという機能も発揮する。
図12は、その他の実施形態である排気装置40を示している。排気装置40は迂回空間20を有しているため、排気流入口14から流入した空気流は迂回空間20内を迂回して、吸込口15において排気流入口14と直線的に連通していない領域にもスムーズに流れ込み、吸込効率の向上に有効である。なお、迂回空間20内にガイド部材を設けていない場合、状況によっては、排気流入口14から流入した空気流がその隅角部分へ広がって渦Rを発生させることがある。このような場合、排気流入口14の両端部分の斜線領域Z1を通過した気流が、渦Rに邪魔されて、吸込口15の上下部分の斜線領域Z2にスムーズに流れ込めず、ファンが本来具備している吸込効率が得られないことがある。
一方、図13に示す排気装置10は、迂回空間20内にガイド部材21を備えているため、排気流入口14から迂回空間20内へ流入した空気流は、隅角部Cに広がることがなく、渦も発生しない。従って、図13において、排気流入口14の両端部分の斜線領域Z1を通過した気流は、吸込口15の上下部分の斜線領域Z2にスムーズに流れ込むこととなり、高い吸込効率を得ることができる。
前述したように、排気装置10においては、図14に示すように、迂回空間20を設けるとともに、この迂回空間20内に円形のガイド部材21を配置しているため、排気流入口14から迂回空間20内へ流入した空気流を遠心ファン16の吸込口15へ多く流入させることができ、吸込効率の向上を図ることができる。また、吸込口15において排気流入口14と直線的に連通していない領域へ、迂回した空気を誘導する効果が増大し、排気効率が向上する。
このように、排気装置10において、迂回空間20を設けたことにより、吸込口15において排気流入口14と直線的に連通していない領域へ空気流を迂回させることができ、迂回空間20内にガイド部材21を設けたことにより、隅角部Cへの空気流の回り込みを防止することができる。また、ガイド部材21を円形としたことにより、吸込口15におい排気流入口14と直線的に連通していない領域へ空気流を効率良く誘導することができる、という効果を得ることができる。なお、ガイド部材21は円形のものに限定しないので、図14中に示すように、多角形状のガイド部材21aを設けることもできる。
また、図15に示すように、排気装置10は、その底面にある排気口13に、排気口13から排出される排気を建築物の外壁面2aから離れる方向へ誘導する複数のベーン11aを有する誘導部材11を設けている。従って、排気口13から排出される空気流に含まれる蒸気、煙および油滴などによって外壁面2aが汚損するのを防止することができる。なお、外壁面2aの汚損防止手段は誘導部材11に限定しないので、排気口13の上流側あるいは下流側に、排気口13から排出される空気流を外壁面から離れる方向へ誘導する部材を設けることによって同様の汚損防止効果を得ることができる。
一方、排気装置10の稼動、停止に伴う圧力変化によって排気口13を開閉するチャッキダンパなどの逆流防止手段を設ければ、排気装置10が停止しているときにおける、外気の侵入を防止することができる。この場合、チャッキダンパを構成する羽根部材に、排気装置10の稼動中に排気口13から排出される空気流を外壁面から離れる方向へ誘導する機能を持たせておけば、外壁面の汚損防止効果も得ることができる。
次に、図16に示す排気装置50においては、その背面と外壁面2aとの間に外気導入経路27が設けられ、垂直壁面2を貫通する排気経路5の上方に、排気経路5と区画された状態で、外気導入経路27と連通する給気経路28が設けられている。このような構成とすれば、電磁調理器1から発生する煙や蒸気などを、外気導入経路27および給気経路28を経由して導入された外気によって包み込んで排出することができる。このため、冬季における室温低下を抑制することができるだけでなく、室内が負圧となってドアが開き難くなる現象を防止することができる。また、24時間換気システムを採用した建築物の場合、換気バランスを良好に維持しながら、電磁調理器1付近の換気を効率良く行うことができる。
この場合、図16に示すように、給排気グリル31における、排気経路5と給気経路28との境界部分に、傾斜した板状の導流部材32を設けることが望ましい。なお、室内に外気を導入する手段としては、図17に示すように、排気装置10の上方に給気口33を設けることもできる。
一方、図18に示すように、排気流入口14側に傾斜面17dを有するカバーでモータを覆えば、傾斜面17dに衝突した空気を遠心ファン16へスムーズに誘導することができるため、吸込効率の向上に有効である。また、図19に示すように、カバー17eの外周面が全て傾斜状態となるように配置すれば、ここに付着した油滴や水滴などをガイド部材の底部へスムーズに流下させることができる。さらに、図20に示すように、モータ17に庇状のカバー17fを設ければ、前述と同様、ここに付着した油滴や水滴などをガイド部材の底部へスムーズに流下させることができる。
次に、図21を参照して、排気装置10の配置形態について説明する。排気装置10の配置形態は特に限定しないので、図21(a)に示すように、電磁調理器1の正面または側面の垂直壁面2の外壁面2aに配置することができる。また、図21(b)に示す対面キッチンの場合、吸込グリル6は電磁調理器1の正面壁に設け、外壁面2aに配置した排気装置10との間にダクト34を配設することができる。この場合、ダクト34と連通した状態で外壁面2aに開設された開口部は縦長の長方形となるため、排気装置10の排気流入口14も縦長方向に配置される。さらに、図21(c)に示すアイランドキッチンの場合は、電磁調理器1の正面に吸込グリル6を設け、外壁面2aに配置した排気装置10との間にダクト35を配設することができる。
本発明の排気装置は、一般家庭のキッチンや飲食店の厨房などの換気システムの構成機器として広く利用することができる。
本発明の実施の形態である排気装置を設置した調理器付近を示す図である。 図1におけるA−A線断面図である。 (a)は図2に示す排気装置の正面図、(b)は前記排気装置の側面図である。 (a)は図3に示す排気装置の底面図、(b)は前記排気装置を構成する風向板を示す図である。 図3に示す排気装置の一部切欠正面図である。 図2に示す排気装置内部の概略構造を模式図である。 図5に示す排気装置をカバー開放状態で示す斜視図である。 図7に示す排気装置を羽根車離脱状態で示す斜視図である。 図8に示す排気装置を遠心ファン離脱状態で示す斜視図である。 図3に示す排気装置の内部構造を模式的に示す断面図である。 その他の実施形態である排気装置の内部構造を示す模式図である。 その他の実施形態である排気装置内における空気流の移動状態を示す模式図である。 図3に示す排気装置内における空気流の移動状態を示す模式図である。 図3に示す排気装置におけるガイド部材の配置状態を示す模式図である。 図3に示す排気装置における風向板の機能を示す模式図である。 その他の実施形態である排気装置を示す垂直断面図である。 図3に示す排気装置のその他の施工例を示す垂直断面図である。 (a)はその他の実施形態である排気装置を模式的に示す斜視図、(b)は前記排気装置を構成するモータ部分を示す概略斜視図である。 モータ配置に関するその他の実施形態を示す斜視図である。 その他の実施形態である排気装置を示す部分断面図である。 排気装置および電磁調理器の配置状態を示す水平断面図である。
符号の説明
1 電磁調理器
2 垂直壁面
2a 外壁面
3 排気口
4 開口部
5 排気経路
6 吸込グリル
6a 整流ベーン
7 ネジ
8 蝶番
9 ロック機構
10,40,50 排気装置
10a 本体部
10b カバー部
11 誘導部材
11a ベーン
12 蓋体
13 排気口
14 排気流入口
14a 短辺寸法
14b 長辺寸法
15 吸込口
15a 内径
16 遠心ファン
17 モータ
17a 回転軸
17b ネジ
17c,17e,17f,17g カバー
17d 傾斜面
18 羽根車
19 ファンケーシング
20 迂回空間
20a 迂回空間の厚さ
21,21a ガイド部材
22 突出部
23 油回収部
24 排油管
26 仕事領域
27 外気導入経路
28 給気経路
31 給排気グリル
32 導流部材
33 給気口
34,35 ダクト
C 隅角部
R 渦
Z1,Z2 斜線領域

Claims (12)

  1. 建築物内に配置された調理器周囲の垂直壁面に開設された排気口と連通し、前記建築物の外壁面に開口部を有する排気経路を通じて前記調理器付近の換気を行うため、前記外壁面に取り付けられる排気装置であって、
    前記開口部に連結される横断面が長方形の排気流入口と、前記排気流入口と連通した状態でその下流側に配置された吸込口を経由して空気を吸い込む遠心ファンと、を備え、
    前記排気流入口、前記吸込口および前記遠心ファンを直列状に配置したことを特徴とする排気装置。
  2. 前記排気流入口と前記吸込口との間に、空気流が拡散可能な迂回空間を設けた請求項1記載の排気装置。
  3. 前記吸込口の内径を、前記排気流入口の短辺寸法より大きく且つ前記排気流入口の長辺寸法より小さい範囲内とした請求項2記載の排気装置。
  4. (前記吸込口の内径−前記排気流入口の短辺寸法)/(前記迂回空間の厚さ)=1.2〜8.0である請求項3記載の排気装置。
  5. 前記排気流入口の上流側から見た前記排気流入口の横断面領域内に、前記吸込口の周縁が長く位置するように前記吸込口を配置した請求項2〜4のいずれかに記載の排気装置。
  6. 前記迂回空間内に、前記排気流入口から前記吸込口への空気の流動を促進するガイド部材を設けた請求項2〜5のいずれかに記載の排気装置。
  7. 前記遠心ファン側から見た前記ガイド部材の形状を閉曲線状とした請求項6記載の排気装置。
  8. 前記ガイド部材が、前記吸込口において前記排気流入口と直線的に連通していない領域へ空気流を誘導する形状である請求項6または7記載の排気装置。
  9. 前記吸込口に対する前記排気流入口の設置方向が少なくとも0〜90度の範囲内で回転可能である請求項1〜8のいずれかに記載の排気装置。
  10. 前記遠心ファンの羽根車を駆動するモータを当該羽根車より上流側に配置し、前記モータ若しくはそのカバーに衝突した空気を前記遠心ファンの吸込口へ誘導する導流手段を設けた請求項1〜9のいずれかに記載の排気装置。
  11. 前記導流手段の上部に、油滴や水滴の溜まりを回避するための傾斜部を設けた請求項10記載の排気装置。
  12. 前記ガイド部材の底部に、油回収部を設けた請求項6〜11のいずれかに記載の排気装置。
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