JP2007127360A - 排気装置 - Google Patents

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【課題】加熱調理器具側方に開設した排気口を通じて換気可能であり、排気流による調理者への不快感を与えず、加熱調理器具付近の空間が開放的で、換気効率が高く、装置設置の簡略化を図ることができる排気装置を提供することにある。
【解決手段】排気装置10は、建築物内のキッチンに配置された電磁調理器1側方の垂直壁面2に開設された排気口3と連通し、外壁面2aに開口部4を有する排気経路5を通じて電磁調理器1付近の換気を行うため、排気経路5の開口部4に取り付けられている。排気口3には、複数の整流ベーン8aを備えた吸込グリル8が装着されている。排気装置10は、建築物の外壁面2aの開口部4に接続される、横断面が長方形をした排気流入口12と、この排気流入口12と連通した状態で、その下流側に配置された吸込口13を経由して調理排気を高い風速で吸引して屋外へ排出する遠心ファン14と、を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般家庭の台所や飲食店の厨房などにおいて加熱調理器具付近に設けられ、調理時に発生する調理排気を屋外に排出する換気システムを構成する排気装置に関する。
一般家庭のキッチンなどに配備されている加熱調理器具(例えば、電磁調理器)で調理した際に発生する煙や蒸気などの調理排気を屋外に排出する換気手段に使用可能なものとしては、内部に送風機を内蔵したレンジフードと呼ばれる排気装置を加熱調理器具上方に設け、送風機の運転により調理排気をレンジフードの下面開口全面から吸引し、屋外へ排出するものが知られている。
また、図8に示すように、加熱調理器具101背後の垂直壁体102に吸込口103を設け、屋外に設けたファンユニット104を運転させることによって吸込口103から吸い込んだ煙や蒸気などを排気する方式のものが提案されている。具体的には、加熱調理器具101背後の垂直壁面102aであって、加熱調理器具に近い位置に吸込口103を設け、排気ダクトを介してファンユニット104を加熱調理器具101背後の外壁面に設け、調理排気が室内に拡散する前に高い風速で吸込口103から吸込むようにしている。(例えば、特許文献1参照。)
特開昭61−202032号公報
レンジフードを使用した場合、調理排気を加熱調理器具の上方から吸引するので、吸引するまでの間に調理排気が調理器具周囲の壁面を汚染することがある。また、ガス方式の調理器であれば、調理物から発生した煙や蒸気もガスの燃焼により発生する気流とともに上昇するが、電磁調理器等ガスを使用しない調理器においては、ガス調理器に比べて調理排気が上昇しにくくレンジフードが効率よく吸引できず、キッチン空間内に拡散してしまうケースがある。
また、調理排気が上昇しにくいことから、レンジフードの取り付け位置を調理器具に近づけて(取付高さを低くして)取り付けることがある。この場合、レンジフード下面が調理者の頭部に近接するので、圧迫感を与えてしまい、オープンキッチンなどの開放的なキッチンには不適である。
また、特許文献1記載の「調理装置」は、調理排気が室内に拡散する前に屋外へ排出することができ、電磁調理器等に好適である。しかし、調理器具背後の垂直壁面に設けた排気口は、レンジフード下部の開口よりも小さく、高い風速で吸込むため、調理者Aの作業位置を含む調理器具付近にまで排気流が発生し、調理者Aにこの排気流(図8中の矢印参照)があたることで不快に感じてしまい、特に、冬場は調理者に冷たい排気流があたるケースが多くなる。
さらに、特許文献1記載の「調理装置」は、排気性能向上のためにダクト下端部の通風面積が排気口及びダクト中程の通風面積よりも拡大しているため、装置としては非常に嵩張り、建築物の外壁に取り付けると、外壁面に大きな突起物が存在することとなり、建築物の外観を損なうおそれがある。また、調理器具背後の建物外壁と隣家との境界である塀などの構造物との間のスペースが狭い場合、装置自体の設置が困難である。また、加熱調理器具背後の垂直壁面に排気口を開口した状態で排気用換気扇を加熱調理器具側方の外壁に配置する場合、排気口と排気用換気扇を連通するダクトの形状が複雑になり、ダクトの製造が煩雑でダクト自体も大型となり現場への搬送等が困難である。特に、オープンキッチンなどの対面式キッチンへ採用すると、加熱調理器具背後に排気口や装置本体を設置する必要があるため、設置した装置がリビングの居住者が調理台を介して調理者とのコミュニケーションを阻害し、オープンキッチンとしての本来の機能を果たさなくなる。
本発明が解決しようとする課題は、加熱調理器具付近に開設した排気口を通じて換気可能であり、加熱調理器具付近の空間が開放的で、調理者に不快感を与えるがことなく、換気効率が高く、装置設置の簡略化を図ることができる、排気装置を提供することにある。
本発明の排気装置は、建築物内に配置された加熱調理器具付近に開設された排気口と、前記排気口と前記加熱調理器具付近の換気を行うための排気手段と、調理により発生した調理排気を屋外へ導く排気経路を有する排気装置において、前記排気手段は前記排気経路を介して前記排気口と連通して前記建築物の外壁面に設置し、排気手段の運転により発生する排気流が調理者を回避して屋外へ排出されることを特徴とする。このような構成とすれば、外壁面に設けた排気手段の吸引作用により、加熱調理器具付近に開設された排気口から高い風速で外部へ排出することができ、調理排気がキッチン内に拡散するのを防止しつつ、排気流を調理者から回避させて排出するため、調理排気が調理者に干渉することなく屋外に排出され、調理者に対して不快感を与えることがなくなる。特に冬場においては冷気による排気流の影響を防止することができる。ここで、「排気手段」とは、遠心ファン、軸流ファンなどの送風機全般のことを指す。
また、本発明の排気装置は、建築物内に配置された加熱調理器具の側方に開設された排気口と、前記排気口と前記加熱調理器具付近の換気を行うための排気手段と、調理により発生した調理排気を屋外へ導く排気経路を有する排気装置において、前記排気手段は前記排気経路を介して前記排気口と連通して前記加熱調理器具側方の前記建築物の外壁面に設置したことを特徴とする。このような構成とすれば、前述した効果のほか、排気手段の吸引作用により、加熱調理器具側方に開設した排気口から調理排気を外部へ排出することができるため、加熱調理器具の背後の外壁部分に排気装置の設置スペースがない場合でも、側方の外壁面に装置を設けることができる。また、高い風速で吸引することによる排気流が調理者に干渉しない位置に発生するため、調理者に不快感を与えることがなくなる。
また、オープンキッチン等の対面式キッチンなど、加熱調理器具の背後がリビング等の室内に連通している場合でも、加熱調理器具付近を開放的な空間とできるため、調理者がリビングの居住者とコミュニケーションがとれる環境を得ることができ、対面式キッチンとしての本来の機能を発揮できる。
また、本発明の排気装置は、前記排気口は加熱調理器具側方の垂直壁面に設けたことを特徴とする。このような構成とすれば、上昇気流が発生しにくい電磁調理器を使用しても、従来のレンジフードより低い位置である垂直壁面に排気口を設けるので、調理時に発生した煙・蒸気等が排気口から吸込まれる前にキッチン内に拡散しにくくなり、調理器付近の壁面を汚すことなく排気することができる。
また、本発明の排気装置は、前記排気口は加熱調理器具側方の調理台上面に設けたことを特徴とする。このような構成とすれば、前述した効果を維持しながら、キッチン台に排気口をおさめて集約することができ、調理空間がスッキリとし開放感溢れるキッチンを実現できる。
また、本発明の排気装置は、前記排気手段と前記排気口とを直接連通したことを特徴とする。ここでは、排気流路を排気装置の一部として一体的に設けることで、排気口と排気手段との間をダクト等の別部材を用いることなく最短距離で連通することができ、圧力損失を最小限におさえながら、調理時に発生した排気をスムーズに屋外へ排出することができる。また、排気経路以外のダクト部材を必要としないため、部品点数の減少および装置のコンパクト化が可能であり、設置スペースを最小限に抑え、施工性が向上する。
本発明により、加熱調理器具付近に開設した排気口を通じて、調理排気を調理者に干渉させることなく屋外へ排出可能であり、装置設置の簡略化が実現でき、換気扇としての性能も高く、調理器付近の空間を開放的にできる排気装置を提供することができる。
以下、図面に基づいて本発明の第1の実施の形態について説明する。図1は本発明の第1の実施の形態である排気装置を設置したキッチン付近を示す正面図、図2は図1に示すキッチン付近の側面図、図3は図1に示すキッチン付近の平面図、図4は図1に示す前記排気装置の取付部の拡大詳細図、図5は図4に示す排気装置の正面図である。
図1〜図5に示すように、本実施形態の排気装置10は、建築物内のキッチンに配置された電磁調理器1左側方の垂直壁面2に開設された排気口3と連通し、この建築物の外壁面2aに排気経路5を通じて電磁調理器1での調理により調理物6から発生した調理排気の排出を行うため、排気経路5を介して電磁調理器1の左側方の外壁面に直接取り付けられている。排気口3には、上下方向に起伏可能な蓋体7や、複数の整流ベーン8aなどを備えた吸込グリル8が装着されている。蓋体7は排気口3を開閉する機能を有するが、図1に示す状態で排気装置10が作動しているとき、電磁調理器1の使用中に発生した煙などを排気口3へ誘導するガイド機能も果たし得る。排気経路5は排気装置10の外壁面側に設けられ、建築物の外壁面2aの開口部4に接続される、横断面が長方形をした排気流入口12を介して一体的に設けられている。
排気装置10の外観形状は概ね直方体状であり、その上面部分には、雨滴などの流下を促すための傾斜部を設けている。排気装置10は、ネジなどの固定手段によって外壁面2aに固定されている。また、排気装置10の下部には、排出口9が設けられ、図4、図5に示すように、遠心ファン14の排出口9の上部には、排出口9から排出される排気を外壁面2aから離れる方向へ誘導する複数のベーンを有する誘導部材11が装着されている。また、排気流入口12と連通した状態で、その下流側に配置された吸込口13を経由して空気を吸い込む遠心ファン14と、を備えている。
遠心ファン14は、図4、図5に示すように、モータ15の回転軸に取り付けられた羽根車16と、この羽根車16を包囲するように配置されたファンケーシング17などで形成されている。ベルマウス形状である吸込口13は、本実施形態では、羽根車16の外径よりやや小さい内径の円形開口をなしている。
調理台が外壁寄りに配置される場合、電磁調理器1の背後の外壁側に塀などの構造物や他の住宅用機器が設置されているなど、排気装置10の設置がスペースの問題上困難である場合がある。本実施形態では、電磁調理器1の左側方の垂直壁面に開設し吸込グリル8を配置した排気口3と、外壁面2a面上に設け、装置本体と一体的に設けられ、壁厚と同等の流路長さを有する排気経路5と遠心ファン14を有する排気装置10とを直接接続している。このため、排気装置10と排気口3とを接続するための(別部材としての)ダクト部材の手配が不要となり、吸込グリル8と排気装置10とを直接接続できるので、施工性が向上するという本発明特有の効果が得られる。
このような設置を行った場合、調理物6から発生した調理排気は、排気装置を運転することで電磁調理器1の左側方の垂直壁面2に設けた吸込グリル8から高い風速で屋外へ排出されるので、調理排気がキッチンに拡散することがなく、電磁調理器1周囲の壁面等を汚染することがない。また、排気装置10の運転により、電磁調理器1の上面空間に排気流が発生するが、図3に示すように、調理排気が左側方の吸込グリル8から高い風速で吸引されるので、排気流が図中矢印のように流れ、排気流が調理者Aに干渉することがなく、不快感をあたえることがない。特に冬場においては、発生する冷たい排気流が調理者Aにあたることがなくなり、調理時の不快感を解消することができるという本発明特有の効果を奏する。
ここで、排気装置10の詳細構造について説明する、図4に示すように、排気装置10においては、排気流入口12、吸込口13および遠心ファン14を、この順番で直列状に配置するとともに、排気流入口12と吸込口13との間に、空気流が拡散可能な迂回空間18を設けている。即ち、排気流入口12、吸込口13および遠心ファン14のそれぞれの一部が、この順番で同一直線上に位置するように配置されている。本実施形態では、遠心ファン14は、シロッコファンを採用している。
排気装置10の正面にはメンテナンス用の扉部10aを備えている。排気装置10に対し、扉部10aは複数の蝶番19を介してドア状に開閉可能に取り付けられ、通常運転時は扉部10aを閉止状態に保つための係脱可能なロック機構20が設けられている。メンテナンス時はこのロック機構20を解除すれば、扉部10aが開いて本体内部が現れ、内部のメンテナンスを行うことができる。本実施形態では、扉部10aは排気装置10の正面に設けているが、これに限定するものではない。
また、誘導部材11のかわりに風圧によって排出口9を開閉するチャッキダンパなどの逆流防止手段を設ければ、排気装置10が停止しているときにおける、外気の侵入を防止することができる。この場合、チャッキダンパを構成する羽根部材に、排気装置10の運転中に排出口9から排出される排気流を外壁面から離れる方向へ誘導する機能を持たせておけば、外壁面の汚損防止効果もさらに得ることができる。
図5に示すように、吸込口13の内径は、排気流入口12の短辺寸法より大きく且つ排気流入口12の長辺寸法より小さい範囲内としている。また、本実施形態においては、吸込口13の内径を300mm、排気流入口12の短辺寸法を100mm、迂回空間18の厚さは50mmとしている。また、図4に示すように、遠心ファン14の羽根車16を駆動するモータ15は羽根車16より上流側に配置され、モータ15は直方体状のカバーで覆われている。
このように構成された排気装置10において、電磁調理器1付近の垂直壁面等に設けたリモートコントローラー(図示しない)等の所定の操作によりモータ15を作動させると羽根車16が回転して遠心ファン14を回転させて電磁調理器1付近を換気するため、図1ないし図4に示す電磁調理器1付近の空気は、調理器1の左側方の垂直壁面2にある吸込グリル8から吸い込まれ、排気経路5を通過して、排気流入口12から迂回空間18内へ流入した後、吸込口13からファンケーシング17内に流入し、排出口9から外部へ排出される。従って、電磁調理器1での調理により発生する煙や蒸気などの調理排気は、電磁調理器1の左側方の吸込グリル8から吸い込まれ、排出口9から屋外に排出されることとなり、電磁調理器1付近の換気を行うことができる。また、本実施の形態では、電磁調理器1上面から約350mm上方と電磁調理器1に近い位置に設けているので、ガス調理器に比べて調理中に発生する上昇気流が少ない電磁調理器1を使用しても、調理時に発生した煙・蒸気等がキッチン中に拡散する前に吸込グリル8に吸込まれることとなり、電磁調理器1付近の壁面を汚すことなく排気することができる。
排気装置10においては、図5に示すように、排気流入口12、吸込口13および遠心ファン14が、この順番で直列状に配置されているため、排気流入口12から遠心ファン14に至るまでの排気流の移動経路が直線状となっている。このため、圧力損失も最小限に抑制することができ、遠心ファン14の吸込効率を高めることができる。また、排気流入口12から吸込口13までの距離も最小化することができるため、装置全体のスリム化、小型化を図ることができ、装置を外壁面に設置する際のスペース上の問題もなくなる。
また、排気流入口12と吸込口13との間には、空気流が拡散可能な迂回空間18を設けているため、排気流入口12を通過して、迂回空間18内へ流入した空気流は迂回空間18を拡散しながら、遠心ファン14の吸込口13の周上から均一にスムーズに流入する。従って、遠心ファン14の吸込効率の向上に有効である。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。図6は本発明の第2の実施の形態である排気装置を設置したキッチン付近を示す正面図、図7は図6に示すキッチン付近の側面図である。なお、図6〜図7において図1〜図5と同じ符号を付している部分は、第1の実施の形態と同じ機能、効果を発揮する部分であるため説明を省略する。
図6〜図7に示すように、本実施形態の排気装置30は、建築物内のオープンキッチンに配置された電磁調理器1左側方の調理台上面であって垂直壁面と電磁調理器1との間に開設された吸込グリル21と連通し、この建築物の外壁面2aに90°の曲げ部を有し調理台内部に埋め込んだ排気経路22を通じて電磁調理器1の左側方の外壁面に直接取り付けられている。
排気装置30の運転により吸引力が発生するため、図6ないし図7に示す調理排気は、調理台上面の吸込グリル21から吸い込まれ、排気経路22を通過して、排気装置30内に流入し、排出口9から外部へ排出される。従って、電磁調理器1での調理により発生する調理排気は、吸込グリル21から吸い込まれて屋外に排出されることとなり、電磁調理器1付近の換気を行うことができる。また、排気装置30の運転により、電磁調理器1の上面空間に発生する排気流は、調理者Aに干渉することがなく、高い風速で吸込グリル21から吸引されるので、調理者Aに対し不快感をあたえることがない。特に冬場において発生しやすい冷たい排気流が調理者Aにあたることがなくなり、調理時の不快感を解消することができるという本発明特有の効果を奏する。
さらに、吸込グリル21を調理台上面に設け、排気装置30を側方に設けることができるため、オープンキッチンをはじめとする電磁調理器1の背後に壁面のない(リビング等の居室と連通する)対面式キッチンに好適であり、電磁調理器1上部空間にレンジフード等の排気装置を設けなくて済むので、調理者Aに対しても圧迫感を与えず、対面式キッチンの特徴であるオープンなスペースを維持するとともに、調理者Aとリビングの居住者との間でのコミュニケーションも無理なく行える、といった効果が得られる。
前述した本発明の実施形態では、排気装置を建築物の外壁面に取り付けたものについて説明してきたが、これに限定されるものではなく、例えば、電磁調理器の側方の垂直壁内に排気装置を埋め込み、吸込グリルと直接接続するように固定することもできる。この場合、排気口は排気装置底面であって壁体からはみだす部分、蓋の下部の少なくとも一方に設けることができる。このような構成とすることで、設置の省スペース化を図ることができ、排気装置が建築物の壁面上に目立って突出することがなくなり、建築物の外観上の意匠性を損なうことがなくなる。
本発明の排気装置は、一般家庭のキッチンや飲食店の厨房などの換気システムの構成機器として広く利用することができる。
本発明の第1の実施の形態である排気装置を設置したキッチン付近を示す正面図である。 図1に示すキッチン付近の側面図である。 図1に示すキッチン付近の平面図である。 図1に示す前記排気装置の取付部の拡大詳細図である。 図5は図4に示す排気装置の正面図である。 本発明の第2の実施の形態である排気装置を設置したキッチン付近を示す正面図である。 図6に示すキッチン付近の側面図である。 従来の排気装置の設置状態を示す調理器付近の平面図である。
符号の説明
1 電磁調理器
2 垂直壁面
2a 外壁面
3、21 排気口
4 開口部
5、22 排気経路
6 調理物
7 蓋体
8、21 吸込グリル
8a 整流ベーン
9 排出口
10 排気装置
10a 扉部
11 誘導部材
11a ベーン
12 排気流入口
13 吸込口
13a 内径
14 遠心ファン
15 モータ
16 羽根車
17 ファンケーシング
18 迂回空間
19 蝶番
20 ロック機構
A 調理者

Claims (5)

  1. 建築物内に配置された加熱調理器具付近に開設された排気口と、前記排気口と前記加熱調理器具付近の換気を行うための排気手段と、調理により発生した調理排気を屋外へ導く排気経路を有する排気装置において、前記排気手段は前記排気経路を介して前記排気口と連通して前記建築物の外壁面に設置し、排気手段の運転により発生する排気流が調理者を回避して屋外へ排出されることを特徴とする排気装置。
  2. 建築物内に配置された加熱調理器具の側方に開設された排気口と、前記排気口と前記加熱調理器具付近の換気を行うための排気手段と、調理により発生した調理排気を屋外へ導く排気経路を有する排気装置において、前記排気手段は前記排気経路を介して前記排気口と連通して前記加熱調理器具側方の前記建築物の外壁面に設置したことを特徴とする排気装置。
  3. 前記排気口は加熱調理器具側方の垂直壁面に設けたことを特徴とする請求項1および請求項2記載の排気装置。
  4. 前記排気口は加熱調理器具側方の調理台上面に設けたことを特徴とする請求項1および請求項2記載の排気装置。
  5. 前記排気手段と前記排気口とを直接連通したことを特徴とする請求項1ないし請求項4記載の排気装置。
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