JP2007048267A - 印刷システム、印刷装置、印刷データ生成装置およびプログラム、切断指示データ生成装置およびプログラム、印刷プログラム、および印刷方法 - Google Patents

印刷システム、印刷装置、印刷データ生成装置およびプログラム、切断指示データ生成装置およびプログラム、印刷プログラム、および印刷方法 Download PDF

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Abstract

【課題】用紙の無駄をなくし、かつ、印字制御部とカット制御部とを独立して制御できる印字装置を提供する。
【解決手段】複数の画像を縁なし印刷する印字手段と、印刷媒体における各画像間の境界を切断位置として、第一切断処理または第二切断処理を行う切断手段とを備え、コンピュータは、隣り合う各2つの画像ごとに、当該2つの画像に対応する画像データに基づき、印刷後の2つの画像による視覚的影響が発生するか否かを判断し、この判断結果に基づき、視覚的影響が発生しないと判断された2つの画像に対しては、当該2つの画像を隣接して印刷する第1印刷処理を選択し、視覚的影響が発生すると判断された2つの画像に対しては、当該2つの画像間に切断用の領域を設けて印刷する第2印刷処理を選択する処理を行い、この選択結果に基づいて、切断手段は、第一切断処理または第二切断処理のいずれか一方を選択して印刷媒体を切断する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ロール紙等の連続用紙に印字をし、自動でカットをしてシートを出力する印刷システム、印刷装置、および印刷方法に関し、特に、出力するシートに縁なし印字をする印刷システム、印刷装置、印刷データ生成装置およびプログラム、切断指示データ生成装置およびプログラム、印刷プログラム、および印刷方法に関する。
近年、筐体内にカッタを備え、印刷用紙を自動的にカットするプリンタが実用化されている。このような機能を備えたプリンタは、特に、ロール紙等の連続紙に対する印刷において、ユーザが手動でカットする手間を省くことができるため、ロール紙印刷対応のプリンタを中心に普及し始めている。
ところで、画像が印刷された用紙をカットする場合、得たい画像が印刷されている領域と、他の領域との間を1回カットすることにより、得たい画像のみが印刷された印刷結果を得ることができる。
しかし、カットは機械的に行うものであり、カット位置に誤差を伴うことから、得たい画像が印刷されている領域および他の領域の態様によっては1回のカットでは十分でない場合がある。例えば、画像を用紙いっぱいに印刷させる、いわゆる、縁なし印刷を行ったときには、1回のカットでは、カット位置の誤差により、得たい画像に他の領域の画像が入り込んでしまうおそれがある。
このような場合、ユーザが他の画像の入り込みを望まないときには、他の画像の入り込みを防ぐためのカット方法が別途必要になる。一方、ユーザの印刷目的によっては、他の画像の入り込みを許容できる場合もある。
すなわち、どのカット方法を採用するかの判断は、ユーザに委ねられるため、自動カット機能を備えたプリンタを用いた印刷システムでは、カット方法の指定をユーザから受け付ける機能を備えることが望まれる。一方で、印刷のたびにカット方法を指定する必要があるとするとユーザに負担を強いることになり、また、ユーザが設定する印刷条件等から、ユーザの指定を待つまでもなく適切なカット方法が導ける場合もある。
このため、特許文献1記載の印刷システムにおいては、プリンタドライバは、ユーザから1カット方式、2カット方式、および自動選択のいずれかの指定を受け付け、記憶し、1カット方式または2カット方式が指定されている場合には、その指定に従ってカットを行う。自動選択が指定されている場合には、印刷に際し、用紙サイズ、縁なし印刷の有無、給紙装置等の印刷条件の設定を参照して、最適なカット方法を自動的に選択する手法が提案されている。
特開2003−233480号公報
しかしながら、上述した従来の印刷システムにおいては、カット方法の利便性を高める意味において利点を有するが、さらに用紙の無駄を無くすためには、出力するロール紙等のシートに縁なし印字をして自動カットをする場合、連続する印字面の間に空白をあける手間を省く等の工夫が必要となる。
また、印字前にカットするか、あるいは空送りしてカットして巻き戻す方法では、印字制御とカット制御が協調して動作する必要があるため、印字制御部とカット制御部とを独立させることが必要となる場合もある。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであって、用紙の無駄をなくし、かつ、印字制御部とカット制御部とを独立して制御できる印刷システム、印刷装置、印刷データ生成装置およびプログラム、切断指示データ生成装置およびプログラム、印刷プログラム、および印刷方法を提供することを目的としている。
〔形態1〕 上記目的を達成するために、形態1の印刷システムは、複数の画像を、印刷媒体に印刷する印字手段と、前記印刷媒体を切断する切断手段とを備えた印刷システムであって、前記印刷媒体に連続して印刷される複数の画像における隣り合う各2つの画像ごとに、当該2つの画像に対応する画像データを比較する画像比較手段と、前記画像比較手段の比較結果に基づき、当該2つの画像を隣接して印刷する第1印刷処理と、当該2つの画像間に切断用の領域を設けて印刷する第2印刷処理とのいずれか一方を選択する印刷処理選択手段と、前記印刷処理選択手段の選択結果に基づき、前記印刷媒体の各切断位置ごとに、前記第1印刷処理が対応する切断位置に対して一回の切断工程で前記印刷媒体を切断する第一切断処理を対応させ、前記第2印刷処理が対応する切断位置に対して2回の切断工程で前記印刷媒体を切断する第二切断処理を対応させてなる、前記切断手段の切断処理手順を指示する切断指示データを生成する切断指示データ生成手段と、前記複数の画像に対応した画像データと、前記印刷処理選択手段の選択結果とに基づき、印刷用データを生成する印刷用データ生成手段とを備え、前記印字手段は、前記印刷用データに基づき、前記複数の画像に対応する各画像データごとに、前記第1印刷処理または前記第2印刷処理のいずれか一方を選択して印刷処理を行い、前記切断手段は、前記切断指示データに基づき、前記第一切断処理または前記第二切断処理のいずれか一方を選択して前記印刷媒体を切断することを特徴とする。
この構成によれば、印字内容に応じて適切に第一切断処理/第二切断処理を選択することができ、可能な場合には第一切断処理とすることで、第二切断処理によって生じる用紙の無駄な廃棄部分をなくすことができる。
〔形態2〕 形態2の印刷システムは、複数の画像を、印刷媒体に前記複数の画像が連続して並ぶように印刷する印字手段と、前記印字手段によって複数の画像が印刷された印刷媒体における各画像間の境界を切断位置として、一回の切断工程で前記印刷媒体を切断する第一切断処理、または2回の切断工程で前記印刷媒体を切断する第二切断処理を行う切断手段とを備えた印刷システムであって、前記印刷媒体に連続して印刷される複数の画像における隣り合う各2つの画像ごとに、当該2つの画像に対応する画像データを比較し、当該2つの画像の特徴量が所定条件を満たす状態となる視覚的影響が発生するか否かを判断する画像比較手段と、前記画像比較手段の判断結果に基づき、前記視覚的影響が発生しないと判断された前記2つの画像に対しては、当該2つの画像を隣接して印刷する第1印刷処理を選択し、前記視覚的影響が発生すると判断された前記2つの画像に対しては、当該2つの画像間に切断用の領域を設けて印刷する第2印刷処理を選択する印刷処理選択手段と、前記印刷処理選択手段の選択結果に基づき、前記印刷媒体の各切断位置ごとに、前記第1印刷処理が対応する切断位置に対して前記第一切断処理を対応させ、前記第2印刷処理が対応する切断位置に対して前記第二切断処理を対応させてなる、前記切断手段の切断処理手順を指示する切断指示データを生成する切断指示データ生成手段と、前記複数の画像に対応した画像データと、前記印刷処理選択手段の選択結果とに基づき、印刷用データを生成する印刷用データ生成手段とを備え、前記印字手段は、前記印刷用データに基づき、前記複数の画像に対応する各画像データごとに、前記第1印刷処理または前記第2印刷処理のいずれか一方を選択して印刷処理を行い、前記切断手段は、前記切断指示データに基づき、前記第一切断処理または前記第二切断処理のいずれか一方を選択して前記印刷媒体を切断することを特徴とする。
この構成によれば、印字内容に応じて適切に第一切断処理/第二切断処理を選択することができ、縁なし印字の場合でも、可能な場合には第一切断処理とすることで、第二切断処理によって生じる用紙の無駄な廃棄部分をなくすことができる。
〔形態3〕 形態3の発明は、形態2の印刷システムにおいて、前記画像比較手段は、当該2つの画像のうち隣り合う一方の画像に対応する画像データと、隣り合う他方の画像に対応する画像データとに基づき、これら2つの画像間の色差を算出し、当該算出した色差に基づき前記視覚的影響が発生するか否かを判断することを特徴とする。
この構成によれば、当該2つの画像に対応する画像データとして、当該2つの画像のうち隣り合う一方の画像と他方の画像の印字色の色差を用いることで、視覚的に問題のない入り込みについては第一切断処理とすることで、適切に第一切断処理/第二切断処理を選択することができる。
〔形態4〕 形態4の発明は、形態3の印刷システムにおいて、前記画像データはビットマップ画像データであり、前記画像比較手段は、前記2つの画像のうち隣り合う一方の画像に対応する画像データと、隣り合う他方の画像に対応する画像データとに基づき、これら2つの画像間で対応する領域ごとに色差を算出し、当該算出した色差があらかじめ定められた色差の許容値を超えた場合は、その色差に対応するドット数を計数し、当該計数値があらかじめ定められた計数許容値を超えた場合は、前記視覚的影響が発生すると判断することを特徴とする。
この構成によれば、当該2つの画像に対応する画像データとして、当該2つの画像のうち隣り合う一方の画像と他方の画像の印字色の色差のドット数を用いることで、視覚的に問題のない入り込みについては第一切断処理とすることで、適切に第一切断処理/第二切断処理を選択することができる。
ここで、ビットマップ画像データとしては、例えば、ラスタライズ後のデータが含まれる。以下、形態5、10、11、16、17、22、23、28、29、34、35、40、41、46、47、52および53において同じである。
〔形態5〕 形態5の発明は、形態3の印刷システムにおいて、前記画像データはビットマップ画像データであり、前記画像比較手段は、前記2つの画像のうち隣り合う一方の画像に対応する画像データと、隣り合う他方の画像に対応する画像データとに基づき、これら2つの画像間で対応する領域ごとに色差を算出し、当該算出した色差があらかじめ定められた色差の許容値を超えるものに対応するドット数を前記2つの画像における所定領域ごとに計数し、当該所定領域の計数値があらかじめ定められた計数許容値を超えた場合は、前記視覚的影響が発生すると判断することを特徴とする。
この構成によれば、異常色が入り込む場合のドット数の密度によって許容範囲を設けることによって、目立たない場合は無視して第一切断処理を選択することができ、すなわち、用紙の無駄を出さない処理をより多く実施することができる。
〔形態6〕 形態6の発明は、形態4または5の印刷システムにおいて、前記色差の算出に、前記切断手段による切断位置の誤差が生じる確率、および前記切断手段による切断位置と前記各ドットとの距離の少なくとも一方を用いることを特徴とする。
この構成によれば、異常色が入り込む場合のドット数の誤差が生じる可能性または確率を考慮して許容範囲を設けることによって、目立たない場合は無視して第一切断処理を選択することができ、すなわち、用紙の無駄を出さない処理をより多く実施することができる。
〔形態7〕 形態7の発明は、形態2〜6のいずれか1つの印刷システムにおいて、前記切断指示データをコード化して、前記印刷媒体に印刷する切断指示データ印刷手段を備え、前記切断手段は、前記印刷された切断指示データを読み取り、当該読み取った切断指示データに基づき、前記第一切断処理または前記第二切断処理のいずれか一方を選択して前記印刷媒体を切断することを特徴とする。
この構成によれば、印刷された用紙と電子データを別々に取り扱う必要が無くなり、取り扱いが容易になると同時に、処理情報の搬送のみに別途記録媒体を用いる必要もなくなる。
〔形態8〕 形態8の印刷装置は、複数の画像を、印刷媒体に前記複数の画像が連続して並ぶように印刷する印字手段と、前記印字手段によって複数の画像が印刷された印刷媒体における各画像間の境界を切断位置として、一回の切断工程で前記印刷媒体を切断する第一切断処理、または2回の切断工程で前記印刷媒体を切断する第二切断処理を行う切断手段とを備えた印刷装置であって、前記印刷媒体に連続して印刷される複数の画像における隣り合う各2つの画像ごとに、当該2つの画像に対応する画像データを比較し、当該2つの画像の特徴量が所定条件を満たす状態となる視覚的影響が発生するか否かを判断する画像比較手段と、前記画像比較手段の判断結果に基づき、前記視覚的影響が発生しないと判断された前記2つの画像に対しては、当該2つの画像を隣接して印刷する第1印刷処理を選択し、前記視覚的影響が発生すると判断された前記2つの画像に対しては、当該2つの画像間に切断用の領域を設けて印刷する第2印刷処理を選択する印刷処理選択手段と、前記印刷処理選択手段の選択結果に基づき、前記印刷媒体の各切断位置ごとに、前記第1印刷処理が対応する切断位置に対して前記第一切断処理を対応させ、前記第2印刷処理が対応する切断位置に対して前記第二切断処理を対応させてなる、前記切断手段の切断処理手順を指示する切断指示データを生成する切断指示データ生成手段と、前記複数の画像に対応した画像データと、前記印刷処理選択手段の選択結果とに基づき、印刷用データを生成する印刷用データ生成手段とを備え、前記印字手段は、前記印刷用データに基づき、前記複数の画像に対応する各画像データごとに、前記第1印刷処理または前記第2印刷処理のいずれか一方を選択して印刷処理を行い、前記切断手段は、前記切断指示データに基づき、前記第一切断処理または前記第二切断処理のいずれか一方を選択して前記印刷媒体を切断することを特徴とする。
この構成によれば、形態2と同様の効果が得られる。
〔形態9〕 形態9の発明は、形態8の印刷装置において、前記画像比較手段は、当該2つの画像のうち隣り合う一方の画像に対応する画像データと、隣り合う他方の画像に対応する画像データとに基づき、これら2つの画像間の色差を算出し、当該算出した色差に基づき前記視覚的影響が発生するか否かを判断することを特徴とする。
この構成によれば、形態3と同様の効果が得られる。
〔形態10〕 形態10の発明は、形態9の印刷装置において、前記画像データはビットマップ画像データであり、前記画像比較手段は、前記2つの画像のうち隣り合う一方の画像に対応する画像データと、隣り合う他方の画像に対応する画像データとに基づき、これら2つの画像間で対応する領域ごとに色差を算出し、当該算出した色差があらかじめ定められた色差の許容値を超えた場合は、その色差に対応するドット数を計数し、当該計数値があらかじめ定められた計数許容値を超えた場合は、前記視覚的影響が発生すると判断することを特徴とする。
この構成によれば、形態4と同様の効果が得られる。
〔形態11〕 形態11の発明は、形態9の印刷装置において、前記画像データはビットマップ画像データであり、前記画像比較手段は、前記2つの画像のうち隣り合う一方の画像に対応する画像データと、隣り合う他方の画像に対応する画像データとに基づき、これら2つの画像間で対応する領域ごとに色差を算出し、当該算出した色差があらかじめ定められた色差の許容値を超えるものに対応するドット数を前記2つの画像における所定領域ごとに計数し、当該所定領域の計数値があらかじめ定められた計数許容値を超えた場合は、前記視覚的影響が発生すると判断することを特徴とする。
この構成によれば、形態5と同様の効果が得られる。
〔形態12〕 形態12の発明は、形態10または11の印刷装置において、前記色差の算出に、前記切断手段による切断位置の誤差が生じる確率、および前記切断手段による切断位置と前記各ドットとの距離の少なくとも一方を用いることを特徴とする。
この構成によれば、形態6と同様の効果が得られる。
〔形態13〕 形態13の発明は、形態8〜12のいずれか1つの印刷装置において、前記切断指示データをコード化して、前記印刷媒体に印刷する切断指示データ印刷手段を備え、前記切断手段は、前記印刷された切断指示データを読み取り、当該読み取った切断指示データに基づき、前記第一切断処理または前記第二切断処理のいずれか一方を選択して前記印刷媒体を切断することを特徴とする。
この構成によれば、形態7と同様の効果が得られる。
〔形態14〕 形態14の印刷装置は、複数の画像を、印刷媒体に前記複数の画像が連続して並ぶように印刷する印字手段を備えた印刷装置であって、前記印刷媒体に連続して印刷される複数の画像における隣り合う各2つの画像ごとに、当該2つの画像に対応する画像データを比較し、当該2つの画像の特徴量が所定条件を満たす状態となる視覚的影響が発生するか否かを判断する画像比較手段と、前記画像比較手段の判断結果に基づき、前記視覚的影響が発生しないと判断された前記2つの画像に対しては、当該2つの画像を隣接して印刷する第1印刷処理を選択し、前記視覚的影響が発生すると判断された前記2つの画像に対しては、当該2つの画像間に切断用の領域を設けて印刷する第2印刷処理を選択する印刷処理選択手段と、前記印刷処理選択手段の選択結果に基づき、前記印刷媒体の各切断位置ごとに、前記第1印刷処理が対応する切断位置に対して一回の切断工程で前記印刷媒体を切断する第一切断処理を対応させ、前記第2印刷処理が対応する切断位置に対して2回の切断工程で前記印刷媒体を切断する第二切断処理を対応させてなる、前記切断手段の切断処理手順を指示する切断指示データを生成する切断指示データ生成手段と、前記複数の画像に対応した画像データと、前記印刷処理選択手段の選択結果とに基づき、印刷用データを生成する印刷用データ生成手段とを備え、前記印字手段は、前記印刷用データに基づき、前記複数の画像に対応する各画像データごとに、前記第1印刷処理または前記第2印刷処理のいずれか一方を選択して印刷処理を行うことを特徴とする。
この構成によれば、形態2と同様の効果が得られる。
〔形態15〕 形態15の発明は、形態14の印刷装置において、前記画像比較手段は、当該2つの画像のうち隣り合う一方の画像に対応する画像データと、隣り合う他方の画像に対応する画像データとに基づき、これら2つの画像間の色差を算出し、当該算出した色差に基づき前記視覚的影響が発生するか否かを判断することを特徴とする。
この構成によれば、形態3と同様の効果が得られる。
〔形態16〕 形態16の発明は、形態15の印刷装置において、前記画像データはビットマップ画像データであり、前記画像比較手段は、前記2つの画像のうち隣り合う一方の画像に対応する画像データと、隣り合う他方の画像に対応する画像データとに基づき、これら2つの画像間で対応する領域ごとに色差を算出し、当該算出した色差があらかじめ定められた色差の許容値を超えた場合は、その色差に対応するドット数を計数し、当該計数値があらかじめ定められた計数許容値を超えた場合は、前記視覚的影響が発生すると判断することを特徴とする。
この構成によれば、形態4と同様の効果が得られる。
〔形態17〕 形態17の発明は、形態15の印刷装置において、前記画像データはビットマップ画像データであり、前記画像比較手段は、前記2つの画像のうち隣り合う一方の画像に対応する画像データと、隣り合う他方の画像に対応する画像データとに基づき、これら2つの画像間で対応する領域ごとに色差を算出し、当該算出した色差があらかじめ定められた色差の許容値を超えるものに対応するドット数を前記2つの画像における所定領域ごとに計数し、当該所定領域の計数値があらかじめ定められた計数許容値を超えた場合は、前記視覚的影響が発生すると判断することを特徴とする。
この構成によれば、形態5と同様の効果が得られる。
〔形態18〕 形態18の発明は、形態16または17の印刷装置において、前記色差の算出に、前記切断手段による切断位置の誤差が生じる確率、および前記切断手段による切断位置と前記各ドットとの距離の少なくとも一方を用いることを特徴とする。
この構成によれば、形態6と同様の効果が得られる。
〔形態19〕 形態19の発明は、形態14〜18のいずれか1つの印刷装置において、前記切断指示データをコード化して、前記印刷媒体に印刷する切断指示データ印刷手段を備え、前記切断手段は、前記印刷された切断指示データを読み取り、当該読み取った切断指示データに基づき、前記第一切断処理または前記第二切断処理のいずれか一方を選択して前記印刷媒体を切断することを特徴とする。
この構成によれば、形態7と同様の効果が得られる。
〔形態20〕 形態20の印刷データ生成装置は、複数の画像を、印刷媒体に前記複数の画像が連続して並ぶように印刷する際、前記印刷媒体に連続して印刷される複数の画像における隣り合う各2つの画像ごとに、当該2つの画像に対応する画像データを比較し、当該2つの画像の特徴量が所定条件を満たす状態となる視覚的影響が発生するか否かを判断する画像比較手段と、前記画像比較手段の判断結果に基づき、前記視覚的影響が発生しないと判断された前記2つの画像に対しては、当該2つの画像を隣接して印刷する第1印刷処理を選択し、前記視覚的影響が発生すると判断された前記2つの画像に対しては、当該2つの画像間に切断用の領域を設けて印刷する第2印刷処理を選択する印刷処理選択手段と、前記複数の画像に対応した画像データと、前記印刷処理選択手段の選択結果とに基づき、印刷用データを生成する印刷用データ生成手段とを備えたことを特徴とする。
この構成によれば、形態2と同様の効果が得られる。
〔形態21〕 形態21の発明は、形態20の印刷データ生成装置において、前記画像比較手段は、当該2つの画像のうち隣り合う一方の画像に対応する画像データと、隣り合う他方の画像に対応する画像データとに基づき、これら2つの画像間の色差を算出し、当該算出した色差に基づき前記視覚的影響が発生するか否かを判断することを特徴とする。
この構成によれば、形態3と同様の効果が得られる。
〔形態22〕 形態22の発明は、形態21の印刷データ生成装置において、前記画像データはビットマップ画像データであり、前記画像比較手段は、前記2つの画像のうち隣り合う一方の画像に対応する画像データと、隣り合う他方の画像に対応する画像データとに基づき、これら2つの画像間で対応する領域ごとに色差を算出し、当該算出した色差があらかじめ定められた色差の許容値を超えた場合は、その色差に対応するドット数を計数し、当該計数値があらかじめ定められた計数許容値を超えた場合は、前記視覚的影響が発生すると判断することを特徴とする。
この構成によれば、形態4と同様の効果が得られる。
〔形態23〕 形態23の発明は、形態21の印刷データ生成装置において、前記画像データはビットマップ画像データであり、前記画像比較手段は、前記2つの画像のうち隣り合う一方の画像に対応する画像データと、隣り合う他方の画像に対応する画像データとに基づき、これら2つの画像間で対応する領域ごとに色差を算出し、当該算出した色差があらかじめ定められた色差の許容値を超えるものに対応するドット数を前記2つの画像における所定領域ごとに計数し、当該所定領域の計数値があらかじめ定められた計数許容値を超えた場合は、前記視覚的影響が発生すると判断することを特徴とする。
この構成によれば、形態5と同様の効果が得られる。
〔形態24〕 形態24の発明は、形態22または23の印刷データ生成装置において、前記色差の算出に、切断位置の誤差が生じる確率、および切断位置と前記各ドットとの距離の少なくとも一方を用いることを特徴とする。
この構成によれば、形態6と同様の効果が得られる。
〔形態25〕 形態25の発明は、形態20〜24のいずれか1つの印刷データ生成装置において、切断指示データをコード化して、前記印刷媒体に印刷する切断指示データ印刷手段を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、形態7と同様の効果が得られる。
〔形態26〕 形態26の切断指示データ生成装置は、複数の画像を、印刷媒体に前記複数の画像が連続して並ぶように印刷する印字手段によって複数の画像が印刷された印刷媒体における各画像間の境界を切断位置として、一回の切断工程で前記印刷媒体を切断する第一切断処理、または2回の切断工程で前記印刷媒体を切断する第二切断処理を行う切断手段を備えた切断指示データ生成装置であって、前記印刷媒体に連続して印刷される複数の画像における隣り合う各2つの画像ごとに、当該2つの画像に対応する画像データを比較し、当該2つの画像の特徴量が所定条件を満たす状態となる視覚的影響が発生するか否かを判断する画像比較手段と、前記画像比較手段の判断結果に基づき、前記視覚的影響が発生しないと判断された前記2つの画像に対しては、当該2つの画像を隣接して印刷する第1印刷処理を選択し、前記視覚的影響が発生すると判断された前記2つの画像に対しては、当該2つの画像間に切断用の領域を設けて印刷する第2印刷処理を選択する印刷処理選択手段と、前記印刷処理選択手段の選択結果に基づき、前記印刷媒体の各切断位置ごとに、前記第1印刷処理が対応する切断位置に対して前記第一切断処理を対応させ、前記第2印刷処理が対応する切断位置に対して前記第二切断処理を対応させてなる、前記切断手段の切断処理手順を指示する切断指示データを生成する切断指示データ生成手段を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、形態2と同様の効果が得られる。
〔形態27〕 形態27の発明は、形態26の切断指示データ生成装置において、前記画像比較手段は、当該2つの画像のうち隣り合う一方の画像に対応する画像データと、隣り合う他方の画像に対応する画像データとに基づき、これら2つの画像間の色差を算出し、当該算出した色差に基づき前記視覚的影響が発生するか否かを判断することを特徴とする。
この構成によれば、形態3と同様の効果が得られる。
〔形態28〕 形態28の発明は、形態27の切断指示データ生成装置において、前記画像データはビットマップ画像データであり、前記画像比較手段は、前記2つの画像のうち隣り合う一方の画像に対応する画像データと、隣り合う他方の画像に対応する画像データとに基づき、これら2つの画像間で対応する領域ごとに色差を算出し、当該算出した色差があらかじめ定められた色差の許容値を超えた場合は、その色差に対応するドット数を計数し、当該計数値があらかじめ定められた計数許容値を超えた場合は、前記視覚的影響が発生すると判断することを特徴とする。
この構成によれば、形態4と同様の効果が得られる。
〔形態29〕 形態29の発明は、形態27の切断指示データ生成装置において、前記画像データはビットマップ画像データであり、前記画像比較手段は、前記2つの画像のうち隣り合う一方の画像に対応する画像データと、隣り合う他方の画像に対応する画像データとに基づき、これら2つの画像間で対応する領域ごとに色差を算出し、当該算出した色差があらかじめ定められた色差の許容値を超えるものに対応するドット数を前記2つの画像における所定領域ごとに計数し、当該所定領域の計数値があらかじめ定められた計数許容値を超えた場合は、前記視覚的影響が発生すると判断することを特徴とする。
この構成によれば、形態5と同様の効果が得られる。
〔形態30〕 形態30の発明は、形態28または29の切断指示データ生成装置において、前記色差の算出に、前記切断手段による切断位置の誤差が生じる確率、および前記切断手段による切断位置と前記各ドットとの距離の少なくとも一方を用いることを特徴とする。
この構成によれば、形態6と同様の効果が得られる。
〔形態31〕 形態31の発明は、形態26〜30のいずれか1つの切断指示データ生成装置において、前記切断指示データをコード化して、前記印刷媒体に印刷する切断指示データ印刷手段を備え、前記切断手段は、前記印刷された切断指示データを読み取り、当該読み取った切断指示データに基づき、前記第一切断処理または前記第二切断処理のいずれか一方を選択して前記印刷媒体を切断することを特徴とする。
この構成によれば、形態7と同様の効果が得られる。
〔形態32〕 形態32の印刷プログラムは、複数の画像を、印刷媒体に前記複数の画像が連続して並ぶように印刷する印字ステップ、前記印字ステップによって複数の画像が印刷された印刷媒体における各画像間の境界を切断位置として、一回の切断工程で前記印刷媒体を切断する第一切断処理、または2回の切断工程で前記印刷媒体を切断する第二切断処理を行う切断ステップ、前記印刷媒体に連続して印刷される複数の画像における隣り合う各2つの画像ごとに、当該2つの画像に対応する画像データを比較し、当該2つの画像の特徴量が所定条件を満たす状態となる視覚的影響が発生するか否かを判断する画像比較ステップ、前記画像比較ステップの判断結果に基づき、前記視覚的影響が発生しないと判断された前記2つの画像に対しては、当該2つの画像を隣接して印刷する第1印刷処理を選択し、前記視覚的影響が発生すると判断された前記2つの画像に対しては、当該2つの画像間に切断用の領域を設けて印刷する第2印刷処理を選択する印刷処理選択ステップ、前記印刷処理選択ステップの選択結果に基づき、前記印刷媒体の各切断位置ごとに、前記第1印刷処理が対応する切断位置に対して前記第一切断処理を対応させ、前記第2印刷処理が対応する切断位置に対して前記第二切断処理を対応させてなる、前記切断ステップの切断処理手順を指示する切断指示データを生成する切断指示データ生成ステップ、および前記複数の画像に対応した画像データと、前記印刷処理選択ステップの選択結果とに基づき、印刷用データを生成する印刷用データ生成ステップとして実現される処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであることを特徴とする。
この構成によれば、形態2と同様の効果が得られる。
〔形態33〕 形態33の発明は、形態32の印刷プログラムにおいて、前記画像比較ステップは、当該2つの画像のうち隣り合う一方の画像に対応する画像データと、隣り合う他方の画像に対応する画像データとに基づき、これら2つの画像間の色差を算出し、当該算出した色差に基づき前記視覚的影響が発生するか否かを判断することを特徴とする。
この構成によれば、形態3と同様の効果が得られる。
〔形態34〕 形態34の発明は、形態33の印刷プログラムにおいて、前記画像データはビットマップ画像データであり、前記画像比較ステップは、前記2つの画像のうち隣り合う一方の画像に対応する画像データと、隣り合う他方の画像に対応する画像データとに基づき、これら2つの画像間で対応する領域ごとに色差を算出し、当該算出した色差があらかじめ定められた色差の許容値を超えた場合は、その色差に対応するドット数を計数し、当該計数値があらかじめ定められた計数許容値を超えた場合は、前記視覚的影響が発生すると判断することを特徴とする。
この構成によれば、形態4と同様の効果が得られる。
〔形態35〕 形態35の発明は、形態33の印刷プログラムにおいて、前記画像データはビットマップ画像データであり、前記画像比較ステップは、前記2つの画像のうち隣り合う一方の画像に対応する画像データと、隣り合う他方の画像に対応する画像データとに基づき、これら2つの画像間で対応する領域ごとに色差を算出し、当該算出した色差があらかじめ定められた色差の許容値を超えるものに対応するドット数を前記2つの画像における所定領域ごとに計数し、当該所定領域の計数値があらかじめ定められた計数許容値を超えた場合は、前記視覚的影響が発生すると判断することを特徴とする。
この構成によれば、形態5と同様の効果が得られる。
〔形態36〕 形態36の発明は、形態34または35の印刷プログラムにおいて、前記色差の算出に、前記切断ステップによる切断位置の誤差が生じる確率、および前記切断ステップによる切断位置と前記各ドットとの距離の少なくとも一方を用いることを特徴とする。
この構成によれば、形態6と同様の効果が得られる。
〔形態37〕 形態37の発明は、形態32〜36のいずれか1つの印刷プログラムにおいて、前記切断指示データをコード化して、前記印刷媒体に印刷する切断指示データ印刷ステップを備え、前記切断ステップは、前記印刷された切断指示データを読み取り、当該読み取った切断指示データに基づき、前記第一切断処理または前記第二切断処理のいずれか一方を選択して前記印刷媒体を切断することを特徴とする。
この構成によれば、形態7と同様の効果が得られる。
〔形態38〕 形態38の印刷データ生成プログラムは、複数の画像を、印刷媒体に前記複数の画像が連続して並ぶように印刷する際、前記印刷媒体に連続して印刷される複数の画像における隣り合う各2つの画像ごとに、当該2つの画像に対応する画像データを比較し、当該2つの画像の特徴量が所定条件を満たす状態となる視覚的影響が発生するか否かを判断する画像比較ステップ、前記画像比較ステップの判断結果に基づき、前記視覚的影響が発生しないと判断された前記2つの画像に対しては、当該2つの画像を隣接して印刷する第1印刷処理を選択し、前記視覚的影響が発生すると判断された前記2つの画像に対しては、当該2つの画像間に切断用の領域を設けて印刷する第2印刷処理を選択する印刷処理選択ステップ、および前記複数の画像に対応した画像データと、前記印刷処理選択ステップの選択結果とに基づき、印刷用データを生成する印刷用データ生成ステップとして実現される処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであることを特徴とする。
この構成によれば、形態2と同様の効果が得られる。
〔形態39〕 形態39の発明は、形態37の印刷データ生成プログラムにおいて、前記画像比較ステップは、当該2つの画像のうち隣り合う一方の画像に対応する画像データと、隣り合う他方の画像に対応する画像データとに基づき、これら2つの画像間の色差を算出し、当該算出した色差に基づき前記視覚的影響が発生するか否かを判断することを特徴とする。
この構成によれば、形態3と同様の効果が得られる。
〔形態40〕 形態40の発明は、形態39の印刷データ生成プログラムにおいて、前記画像データはビットマップ画像データであり、前記画像比較ステップは、前記2つの画像のうち隣り合う一方の画像に対応する画像データと、隣り合う他方の画像に対応する画像データとに基づき、これら2つの画像間で対応する領域ごとに色差を算出し、当該算出した色差があらかじめ定められた色差の許容値を超えた場合は、その色差に対応するドット数を計数し、当該計数値があらかじめ定められた計数許容値を超えた場合は、前記視覚的影響が発生すると判断することを特徴とする。
この構成によれば、形態4と同様の効果が得られる。
〔形態41〕 形態41の発明は、形態39の印刷データ生成プログラムにおいて、前記画像データはビットマップ画像データであり、前記画像比較ステップは、前記2つの画像のうち隣り合う一方の画像に対応する画像データと、隣り合う他方の画像に対応する画像データとに基づき、これら2つの画像間で対応する領域ごとに色差を算出し、当該算出した色差があらかじめ定められた色差の許容値を超えるものに対応するドット数を前記2つの画像における所定領域ごとに計数し、当該所定領域の計数値があらかじめ定められた計数許容値を超えた場合は、前記視覚的影響が発生すると判断することを特徴とする。
この構成によれば、形態5と同様の効果が得られる。
〔形態42〕 形態42の発明は、形態40または41の印刷データ生成プログラムにおいて、前記色差の算出に、前記切断ステップによる切断位置の誤差が生じる確率、および前記切断ステップによる切断位置と前記各ドットとの距離の少なくとも一方を用いることを特徴とする。
この構成によれば、形態6と同様の効果が得られる。
〔形態43〕 形態43の発明は、形態38〜42のいずれか1つの印刷データ生成プログラムにおいて、切断指示データをコード化して、前記印刷媒体に印刷する切断指示データ印刷ステップを備えたことを特徴とする。
この構成によれば、形態7と同様の効果が得られる。
〔形態44〕 形態44の切断指示データ生成プログラムは、複数の画像を、印刷媒体
に前記複数の画像が連続して並ぶように印刷する印字ステップによって複数の画像が印刷された印刷媒体における各画像間の境界を切断位置として、一回の切断工程で前記印刷媒体を切断する第一切断処理、または2回の切断工程で前記印刷媒体を切断する第二切断処理を行う切断ステップを含む切断指示データ生成プログラムであって、前記印刷媒体に連続して印刷される複数の画像における隣り合う各2つの画像ごとに、当該2つの画像に対応する画像データを比較し、当該2つの画像の特徴量が所定条件を満たす状態となる視覚的影響が発生するか否かを判断する画像比較ステップ、前記画像比較ステップの判断結果に基づき、前記視覚的影響が発生しないと判断された前記2つの画像に対しては、当該2つの画像を隣接して印刷する第1印刷処理を選択し、前記視覚的影響が発生すると判断された前記2つの画像に対しては、当該2つの画像間に切断用の領域を設けて印刷する第2印刷処理を選択する印刷処理選択ステップ、および前記印刷処理選択ステップの選択結果に基づき、前記印刷媒体の各切断位置ごとに、前記第1印刷処理が対応する切断位置に対して前記第一切断処理を対応させ、前記第2印刷処理が対応する切断位置に対して前記第二切断処理を対応させてなる、前記切断ステップの切断処理手順を指示する切断指示データを生成するステップとして実現される処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであることを特徴とする。
この構成によれば、形態2と同様の効果が得られる。
〔形態45〕 形態45の発明は、形態44の切断指示データ生成プログラムにおいて、前記画像比較ステップは、当該2つの画像のうち隣り合う一方の画像に対応する画像データと、隣り合う他方の画像に対応する画像データとに基づき、これら2つの画像間の色差を算出し、当該算出した色差に基づき前記視覚的影響が発生するか否かを判断することを特徴とする。
この構成によれば、形態3と同様の効果が得られる。
〔形態46〕 形態46の発明は、形態45の切断指示データ生成プログラムにおいて、前記画像データはビットマップ画像データであり、前記画像比較ステップは、前記2つの画像のうち隣り合う一方の画像に対応する画像データと、隣り合う他方の画像に対応する画像データとに基づき、これら2つの画像間で対応する領域ごとに色差を算出し、当該算出した色差があらかじめ定められた色差の許容値を超えた場合は、その色差に対応するドット数を計数し、当該計数値があらかじめ定められた計数許容値を超えた場合は、前記視覚的影響が発生すると判断することを特徴とする。
この構成によれば、形態4と同様の効果が得られる。
〔形態47〕 形態47の発明は、形態45の切断指示データ生成プログラムにおいて、前記画像データはビットマップ画像データであり、前記画像比較ステップは、前記2つの画像のうち隣り合う一方の画像に対応する画像データと、隣り合う他方の画像に対応する画像データとに基づき、これら2つの画像間で対応する領域ごとに色差を算出し、当該算出した色差があらかじめ定められた色差の許容値を超えるものに対応するドット数を前記2つの画像における所定領域ごとに計数し、当該所定領域の計数値があらかじめ定められた計数許容値を超えた場合は、前記視覚的影響が発生すると判断することを特徴とする。
この構成によれば、形態5と同様の効果が得られる。
〔形態48〕 形態48の発明は、形態46または47の切断指示データ生成プログラムにおいて、前記色差の算出に、前記切断ステップによる切断位置の誤差が生じる確率、および前記切断ステップによる切断位置と前記各ドットとの距離の少なくとも一方を用いることを特徴とする。
この構成によれば、形態6と同様の効果が得られる。
〔形態49〕 形態49の発明は、形態44〜48のいずれか1つの切断指示データ生成プログラムにおいて、前記切断指示データをコード化して、前記印刷媒体に印刷する切断指示データ印刷ステップを備え、前記切断ステップは、前記印刷された切断指示データを読み取り、当該読み取った切断指示データに基づき、前記第一切断処理または前記第二切断処理のいずれか一方を選択して前記印刷媒体を切断することを特徴とする。
この構成によれば、形態7と同様の効果が得られる。
〔形態50〕 形態50の印刷方法は、複数の画像を、印刷媒体に前記複数の画像が連続して並ぶように印刷する印字ステップと、前記印字ステップによって複数の画像が印刷された印刷媒体における各画像間の境界を切断位置として、一回の切断工程で前記印刷媒体を切断する第一切断処理、または2回の切断工程で前記印刷媒体を切断する第二切断処理を行う切断ステップとを含む印刷方法であって、前記印刷媒体に連続して印刷される複数の画像における隣り合う各2つの画像ごとに、当該2つの画像に対応する画像データを比較し、当該2つの画像の特徴量が所定条件を満たす状態となる視覚的影響が発生するか否かを判断する画像比較ステップと、前記画像比較ステップの判断結果に基づき、前記視覚的影響が発生しないと判断された前記2つの画像に対しては、当該2つの画像を隣接して印刷する第1印刷処理を選択し、前記視覚的影響が発生すると判断された前記2つの画像に対しては、当該2つの画像間に切断用の領域を設けて印刷する第2印刷処理を選択する印刷処理選択ステップと、前記印刷処理選択ステップの選択結果に基づき、前記印刷媒体の各切断位置ごとに、前記第1印刷処理が対応する切断位置に対して前記第一切断処理を対応させ、前記第2印刷処理が対応する切断位置に対して前記第二切断処理を対応させてなる、前記切断ステップにおける切断処理手順を指示する切断指示データを生成する切断指示データ生成ステップと、前記複数の画像に対応した画像データと、前記印刷処理選択ステップの選択結果とに基づき、印刷用データを生成する印刷用データ生成ステップとを含み、前記印字ステップにおいて、前記印刷用データに基づき、前記複数の画像に対応する各画像データごとに、前記第1印刷処理または前記第2印刷処理のいずれか一方を選択して印刷処理を行い、前記切断ステップにおいて、前記切断指示データに基づき、前記第一切断処理または前記第二切断処理のいずれか一方を選択して前記印刷媒体を切断することを特徴とする。
この構成によれば、形態2と同様の効果が得られる。
〔形態51〕 形態51の発明は、形態50の印刷方法において、前記画像比較ステップは、当該2つの画像のうち隣り合う一方の画像に対応する画像データと、隣り合う他方の画像に対応する画像データとに基づき、これら2つの画像間の色差を算出し、当該算出した色差に基づき前記視覚的影響が発生するか否かを判断することを特徴とする。
この構成によれば、形態3と同様の効果が得られる。
〔形態52〕 形態52の発明は、形態51の印刷方法において、前記画像データはビットマップ画像データであり、前記画像比較ステップは、前記2つの画像のうち隣り合う一方の画像に対応する画像データと、隣り合う他方の画像に対応する画像データとに基づき、これら2つの画像間で対応する領域ごとに色差を算出し、当該算出した色差があらかじめ定められた色差の許容値を超えた場合は、その色差に対応するドット数を計数し、当該計数値があらかじめ定められた計数許容値を超えた場合は、前記視覚的影響が発生すると判断することを特徴とする。
この構成によれば、形態4と同様の効果が得られる。
〔形態53〕 形態53の発明は、形態51の印刷方法において、前記画像データはビットマップ画像データであり、前記画像比較ステップは、前記2つの画像のうち隣り合う一方の画像に対応する画像データと、隣り合う他方の画像に対応する画像データとに基づき、これら2つの画像間で対応する領域ごとに色差を算出し、当該算出した色差があらかじめ定められた色差の許容値を超えるものに対応するドット数を前記2つの画像における所定領域ごとに計数し、当該所定領域の計数値があらかじめ定められた計数許容値を超えた場合は、前記視覚的影響が発生すると判断することを特徴とする。
この構成によれば、形態5と同様の効果が得られる。
〔形態54〕 形態54の発明は、形態52または53の印刷方法において、前記色差の算出に、前記切断ステップによる切断位置の誤差が生じる確率、および前記切断ステップによる切断位置と前記各ドットとの距離の少なくとも一方を用いることを特徴とする。
この構成によれば、形態6と同様の効果が得られる。
〔形態55〕 形態55の発明は、形態50〜54のいずれか1つの印刷方法において、前記切断指示データをコード化して、前記印刷媒体に印刷する切断指示データ印刷ステップを備え、前記切断ステップは、前記印刷された切断指示データを読み取り、当該読み取った切断指示データに基づき、前記第一切断処理または前記第二切断処理のいずれか一方を選択して前記印刷媒体を切断することを特徴とする。
この構成によれば、形態7と同様の効果が得られる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る印刷システムについて詳細に説明する。
[第1実施形態]
まず、図1および図2を参照して、本発明の第1実施形態に係る印刷システムの構成について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る印刷システムの構成を示すブロック図であり、図2は、コンピュータ内部のハードウェア構成を示すブロック図である。
コンピュータ50は、ラスタライザ部11を備え、印字部12は、印字制御部13、印字機構15、カット制御部14、カット機構16を備えている。
ラスタライザ部11は、コンピュータ50上で実行するプログラムとして実装され、ユーザプログラムから印刷命令が発行されると共に、印刷データがユーザプログラムからラスタライザ部11に入力される。ユーザプログラムが出力する印刷データは、一般に、描画命令のチャンクで、線や円弧などの図形や、文字を描画する命令(例えば、PostScript,PDF(Portable Document Format),Windows(登録商標),EMF(Enhanced Metafile Format)等)である。ラスタライザ部11は、描画命令によって描画されるべき画像を印字部12の印字方式に適用するドット並びのデータとして送信する。すなわち、ラスタライザ部11では、ベクトルデータをビットマップデータに変換して、点を碁盤の目状に並べることで図形を表現し、画像データとして送信する。
印字部12においては、印字制御部13が印字命令とラスタライズされたドットデータとを受信し、印字機構15を制御して印刷を実行する。印字制御部13は、コンピュータ50と同様、CPU、ROM、RAM、I/F等から構成され、印刷命令の受信、I/Fを介した印字機構15の制御等を行うプログラムを実行する。カット制御部14およびカット機構16は、印字部12内で一体に形成されている。なお、ドットデータは、ビットマップ画像データであればよく、ラスタライズ後のデータに限らず、その場合、ラスタライザ部11を介さずに入力するようにしてもよい。
カット制御部14は、印字制御部13と同一のCPU、ROM、RAM、I/F等から構成され、別のプログラムルーチンを実行することによって制御するものでも良い。カット機構16は、紙送り方向と直交する方向に可動するカッタ刃を備え、適当な紙送り位置で動作することによって、印字後の用紙を適切な長さにカットする。
印字機構15は、複数の画像を、長尺の印刷媒体にその長手方向に前記複数の画像が連続して並ぶように縁なし印刷する。
カット機構(切断部)16は、印字機構15によって複数の画像が印刷された印刷媒体における各画像間の境界を切断位置として、一回の切断工程で印刷媒体を切断する1カット処理、または2回の切断工程で印刷媒体を切断する2カット処理を行う。
また、図2に示すように、コンピュータ内部のハード構成においては、コンピュータ50は、CPU51、ROM52、RAM53、I/F(インターフェース)54等を有する。コンピュータ50は、CPU51、ROM52、RAM53、I/F54等から構成され、印刷命令を発行するユーザプログラムを実行する。
コンピュータ50は、連続して印刷される複数の画像における隣り合う各2つの画像ごとに、2つの画像に対応する画像データを比較する画像比較ステップと、画像比較手段の比較結果に基づき、印刷後の2つの画像の特徴量が所定条件を満たす状態となる視覚的影響が発生するか否かを判断し、視覚的影響が発生しないと判断された2つの画像に対しては、2つの画像を隣接して印刷する第1印刷処理を選択し、視覚的影響が発生すると判断された2つの画像に対しては、2つの画像間に切断用の領域を設けて印刷する第2印刷処理を選択する印刷処理選択ステップとを実現する処理を行い、印刷処理選択手段の選択結果に基づき、印刷媒体の各切断位置ごとに、第1印刷処理が対応する切断位置に対して1カット処理を対応させ、第2印刷処理が対応する切断位置に対して2カット処理を対応させている。
また、コンピュータ50は、カット機構16の切断処理手順を指示する切断指示データを生成する切断指示データ生成ステップと、複数の画像に対応した画像データと、印刷処理選択手段の選択結果とに基づき、印刷用データを生成する印刷用データ生成ステップとを実現する処理を行う。
上記構成により、印字機構15は、印刷用データに基づき、複数の画像に対応する各画像データごとに、第1印刷処理または前記第2印刷処理のいずれか一方を選択して印刷処理を行い、切断機構16は、切断指示データに基づき、1カット処理または2カット処理のいずれか一方を選択して印刷媒体を切断する。
図3は、本発明の第1実施形態に係るカッティング機能付き印刷装置の構成を示す側断面概略図である。
カッティング機能付き印刷装置10は、印刷用紙としてのロール紙22への印刷を行う印字機構15、印刷用紙の給紙を行う紙送り機構、印刷用紙のカットを行うカット機構16などを有する装置本体と、ロール紙22がセットされたロール紙カセット24とを備えている。なお、ロール紙以外の印刷用紙は、図示しない用紙トレイあるいは手差し挿入口から供給するようにする。
ロール紙22は、ドラム状の紙管27に対し、その軸部28に押通された状態で取着され、ロール紙カセット24の底部に配置された前後一対のローラ29、30に紙管27の鍔部31が載置された状態で収容される。ロール紙カセット24の底部後側には駆動ローラ30を駆動するロール紙モータ32が配設されている。ロール紙モータ32が正転駆動されると、駆動ローラ30から鍔部31に回転力が伝達されて、ロール紙22は用紙を繰り出す方向に回転する。一方、ロール紙モータ32が逆転駆動されると、駆動ローラ30から鍔部31に回転力が伝達されて、ロール紙22は用紙を巻き取る方向に回転する。
ロール紙カセット24の前端部には、ロール紙22から送出されたロール紙22の搬送経路に相当する位置に給紙装置33が配設されている。給紙装置33は、給紙従動ローラ35と、給紙駆動ローラ36とを備え、ロール紙22を装置本体23側に送出する。装置本体23には、上流側から搬送ローラ37、排紙ローラ38が配置されている。主として、これらの部位が紙送り機構を構成する。
装置本体23は、キャリッジ軸40を備え、このキャリッジ軸40にキャリッジ41が摺動可能に支持されている。キャリッジ41の下面には記録ヘッド43が取り付けられ、この記録ヘッド43のノズル孔(図示せず)からインク滴が吐出されてロール紙22に印刷が行われる。記録ヘッド43は、装置本体23と別体のインクカートリッジ(図示せず)に接続され、このインクカートリッジからインクの供給を受けている。また、紙送り方向において搬送ローラ37と排紙ローラ38との間には、プラテン39が配置されている。主として、これらの部位が印字機構15を構成する。
装置本体23には、印刷済みのロール紙22をカットするためのカッタ装置45が内蔵されている。カッタ装置45は、加工手段としてのカッタ46を備え、カッタ46は、可動刃46aが固定刃46bに切断可能に係合した状態でロール紙22の幅方向(紙送り方向と直交する方向)に移動することによりロール紙22を切断する。カッタ46によって切断されたロール紙22は、カッタ装置45の補助駆動ローラ48により装置本体23の外部に排出される。主として、これらの部位がカット機構16を構成する。
印字機構15は、コンピュータ50から送られる印刷データ中の印刷コマンドをCPU51が実行することにより制御される。すなわち、コンピュータ50は、描画コマンドを含む印刷データを印刷装置10に送信することにより、任意の画像を任意の位置に印刷させることができる。
また、紙送り機構、カット機構16は、コンピュータ50から送られる印刷データ中のロール紙送りコマンド、カッティングコマンドをCPU51が実行することにより制御される。すなわち、コンピュータ50は、ロール紙送りコマンド、カッティングコマンドを含む印刷データを印刷装置10に送信することにより、印刷装置10に対して任意の量のロール紙送りを行わせ、任意の位置でカッティングを行わせることができる。
次に、図4および図5を参照して、1カット方式/2カット方式について説明する。
図4は1カット方式、図5は2カット方式を示す概略図である。
まず、図4を参照して、1カット方式について説明する。1カット方式は、ロール紙に所定サイズ(この例ではA4サイズ)の画像を連続的に印刷し、画像と画像との境目を1回カットする方式である。1カット方式により、所定サイズの印刷結果22Aが得られる。なお、一般に、カット機構16には、例えば、0.3mm程度の誤差がある。このため、画像を余白なしで連続的に印刷した場合には1カット方式による印刷結果22Aの上下端には、前後の画面の一部が入り込んでしまうことがある。
次に、図5を参照して、2カット方式について説明する。2カット方式は、ロール紙22にA4サイズの画像を、画像と画像との間に余白を設けて、連続的に印刷を行い、画像と余白との境目の少し画像よりの箇所を、上下2回カットする方式である。画像と余白との境目の少し画像よりの箇所を、カット機構16のG差よりも大きく設定することにより、画像に余白が入り込むことを無視することができる。2カット方式により、A4サイズより若干縦縞の短いサイズの印刷結果22Bが得られ、同時に切りくず22Cが生じる。
通常、筐体内にカッタを備え、印刷用紙を自動的にカットして印刷を行う際、例えば、画像を用紙いっぱいに印刷させる、いわゆる、縁なし印刷を行う場合には、異なる画像を連続して印刷し、その境界を1回カットする1カット方式では、カット位置の誤差により、得たい画像に他の領域の画像が入り込んでしまうおそれがある。
そこで、このような場合に、第1の印刷領域と第2の印刷領域との間に空白領域をおき、各々の印刷領域と空白領域との間の、誤差によってカット位置がずれる可能性がある距離分、印刷領域に入り込んだ位置をカット位置として2回カットする2カット方式でカットするが、2カット方式でカットする場合は、画像間の空白部分は無駄に廃棄することになる。
しかしながら、本発明の印刷システムにおいては、縁なし印字時にも、連続する画像の境界付近の内容を比較し、カット位置がずれても視覚的な差異が無視できる場合には、1カット方式を採用することにより、このような用紙の無駄を排除する。
図6は、本発明の第1実施形態に係る印刷システムにおける1カット/2カットの判断処理について説明する図である。
紙送り方向は、同図の矢印で示すように画像1を先に、画像2を後に送る場合であって、画像1の終端部と画像2の先端部との間に余白部分が存在する場合を想定している。そして、連続して印刷される画像の、ラスタライズ後のドットデータを模式的に示している。図中の桝目がドットを示し、行,列はドットの並びを示す。ここで、各々のドットの位置を、(行,列)で表す。例えば、行e,列0に位置するドットを(e,0)とする。図中の矢印が紙送り方向であり、印字ヘッドは、例えば1行ずつ印刷する印字ヘッドならば、行e−2、行e−1、行e、行s、行s+1、行s+2、といった順に印刷する。また、各々のドットの色を、c(行、列)と表記する。
この例では、行eと行sとの間がカット位置で、カット制御部14は、紙送りによってカット位置とカット機構16の位置とが一致した時点で、カット機構16が動作して用紙をカットすべく制御するが、その際に機械的な原因等によってカット位置に誤差が生じる恐れがある範囲をlとする。誤差範囲lは、機構の設計公差や事前の試験によってあらかじめ定められているものとする。ここでは、lの単位は、「ドット(紙送り方向のドット数)」とする。また、lは、前方向(即ち、画像1の後端方向)にずれる場合と、後方向(即ち、画像2の先端方向)にずれる場合とについて、別々に定めることもできる。例えば、前方向の誤差範囲をl、後方向の誤差範囲をlとする。
さらに、カット位置がずれた場合に、画像端部のドットの色と、入り込んだ異なる画像のドットの色の差の許容値(色差)をthとする。即ち、正確に同一の色でなくとも、画像の入り込みが起こった場合にも違和感を感じない程度の色の違いであれば、入り込みを許容するものとし、その許容誤差はあらかじめ定められているものとする。
次に、図7を参照して、1カット/2カット判断処理の流れについて説明する。
図7は、本発明の印字装置における1カット/2カット判断処理動作を示すフローチャートである。
まず、ステップS11において、行ポインタpr=0とし、ステップS12において列ポインタpc=0とする。次に、ステップS13において、不等式|c(s,pc)−c(e−pr,pc)|>thか否かを判断する。この不等式が成り立たない場合、ステップS14において、pc++とする。この場合、ステップS15において、不等式pc>列数か否かを判断する。この不等式が成り立つ場合、ステップS16において、pr++とする。ステップS15において、不等式が成り立たない場合は、ステップS13に戻って同様の動作を行う。次に、ステップS16において、pr++とした場合、ステップS17において、不等式pc>1か否かを判断する。この不等式が成り立つ場合、ステップS21において行ポインタpr=0、ステップS22において列ポインタpc=0とする。次にステップS23において、不等式|c(e,pc)−c(s+pr,pc)|>thか否かを判断する。この不等式が成り立つ場合、ステップS29において終了し、2カットを選択する。この不等式が成り立たない場合、ステップS24において、pc++とする。この場合、ステップS25において、不等式pc>列数か否かを判断する。ステップS25において、不等式が成り立たない場合は、ステップS13に戻って同様の動作を行う。次に、ステップS26において、pr++とした場合、ステップS27において、不等式pc>1か否かを判断する。この不等式が成り立たない場合、およびステップS22に戻り、再度不等式|c(e,pc)−c(s+pr,pc)|>thか否かを判断する。
このように、カット位置誤差が起こる可能性がある紙送り方向のみについて、また、画像端部のドットと入り込みの可能性がある対向画像のドットの色を比較し、色の差が許容差を超える場合には、2カットを選択できるようになっている。
なお、このフローチャートでは、入り込みの可能性のあるドットの色の差が1ケ所でも許容値を超える場合には、2カットを選択するようになっているが、次のようなバリエーションも考えられる。
例えば、色の差が許容値を超えるドットの数を計数し、ドット数が一定の値を超えたら、2カットを選択したり、色の差が許容値を超えるドットが、所定の密度以上で存在する場合に、2カットを選択したりすることもできる(1ドットの異常色は視覚的に目立たないが、異常色がまとまっていると目立つ)。
また、色の差の計算に、カット位置誤差が起こる可能性の大きさを乗じる、即ち、理想的なカット位置から離れるほど、入り込みが起こる恐れは少ないので、カット位置からの距離によって確率値を定め、色の差の計算に重み付けをすることもできる。
このように、異常色が入り込む場合のドット数や密度、確率によって許容範囲を設けることによって、目立たない入り込みは無視することができ、1カットを実施する、即ち、用紙の無駄を出さない処理をより多く実施することができる。
色の差の計算については、ドットデータがR,G,BやC,M,Y,Kの場合には、比較するドットデータの対応する値の差の合計を求めることによっても得られる。より正確には、ドットデータのR,G,BやC,M,Y,Kをもとに、CIE Lab表色系のような絶対色空間における色値を算出し、ΔE値のような視覚的な差異に対応する値に変換して差異を求めることもできる。
図8は、上述した種々のバリエーションのうち、許容値を超えるドットが所定の密度以上で存在する場合には2カットを選択する際の動作を示すフローチャートである。
先ず、ステップS81において、所定の密度の基準点を設定する。次に、ステップS82において、比較対象点を設定する。そして、ステップS83において、比較対象点近傍の異常色密度を算出し、ステップS84において、「異常色密度>閾値」であるか否かを判断する。異常色密度>閾値ならば、ステップS91において2カットを選択して終了する。異常色密度>閾値でないならば、ステップS85において、比較対象点はまだあるか否かを判断する。比較対象点がまだある場合は、ステップS86において、比較対象点を更新し、ステップS83に戻り、同様の動作を行う。ステップS85において、比較対象点がない場合は、ステップS87において、基準点はまだあるか否かを判断する。基準点がまだある場合は、ステップS89において、基準点を更新し、ステップS83に戻り、同様の動作を行う。ステップS87において、基準点がない場合は、ステップS90において、1カットを選択して終了する。
なお、異常色密度の算出は、比較対象点近傍のドットを順次基準点と比較し、色の差が所定の閾値を超えるドット数を計数する。
ここで、本発明による、ラスタライザ部11で、1カット/2カットの判断をすることによる効果を述べる。
一般に、画像データの色はR,G,BやC,M,Y,Kといった値で表現されるが、同じ値によって再現される色は、印刷装置によって異なる。このため、入力された色の値に印刷装置の特性を加味して印刷データにする出力デバイスプロファイルといったものが用いられる。一般にこの処理はラスタラライズ部11以前で行われるために、印字制御部13に入力されるドットデータからは、(出力デバイスプロファイルによって逆の変換をしないと)本来表現すべき色は判断できない。
また、一般的に、印字制御部13のCPUは、ラスタライザ部11(本実施形態では、ユーザプログラムを実行するのと同じコンピュータ)のCPUに比べて演算能力が劣るため、ドットの比較を繰り返すような複雑な処理には向いていない。
一方、ラスタライザ部11より前、即ち、ユーザプログラムでは、出力に使用する印刷装置が確定しないため、印刷のためにどのような処理をすべきか判断できないし、描画命令による画像データでは実際に印刷されるドット並びについて正確な判断はできない。
以上より、ラスタライザ部11において、入力画像データをドットデータに変換し、印刷装置に適合する色値に変換する前の段階でドットの色値を比較するのが最も効率が良く、正確な判断が得られる。
[第2実施形態]
この構成は、印字部がカット部を含まず、独立したカット部を用いて本発明を実施する場合の例である。このような形態では、例えば、印刷は自社で行い、カットは専業の製本業者に依頼する、といった場合に有用である。
図9は、本発明の第2実施形態に係る印刷システムの構成を示すブロッ図である。
ユーザプログラムを実行するコンピュータ50は、第1実施形態と同様である。
ラスタライザ部11は、第1実施形態のようにコンピュータ50上で実行するプログラムであっても良いし、コンピュータ50と別のハードウェアで構成されていても良い。
ラスタライザ部11、印字部17、カット部18の動作は、第1実施形態と同様である。但し、本実施形態では、カット部18が独立しているため、ラスタライザ部11で1カット/2カットの判断をし、その判断結果に従って印字部12でドットデータを印字すると共に、1カット/2カットの判断をし、その判断結果をカット部18に伝達する必要がある。
カット部18がラスタライザ部11と近接して設置されており、ラスタライザ部11が直接制御できる場合は、第1実施形態の場合と同様であるが、そうでない場合は、カット部18に伝達すべき情報をジョブチケット19として伝達することもできる。ジョブチケット19は、切断処理をするために必要な情報を一定の形式で記述した処理情報である。
図10は、ジョブチケットの一例を示す図である。
同図に示すように、ジョブチケット(Job Ticket)とは、各印刷領域1〜5における処理(この場合、カット処理)をするために必要な情報(パラメータ)を一定の形式で記述した処理情報である。この例では、「Process ProcessName="Cut"」として、それぞれ、「CuttingParam」に対して、「CuttingMethod」を「1Cut」または「2Cut」などと表示している。このようなジョブチケット19を使うことで、ラスタライズ/印字の処理に伴ってジョブチケット19を生成して保存し、別途カット処理を行う際に、ジョブチケット19を参照することで正しい処理をすることが可能になる。また、ジョブチケット19の伝送は、ネットワークを通じて行うこともできるし、FDやMOのような磁気記録メディア、バーコードなどのメディアで伝達することも可能なので、ネットワークが接続されていないカット部に対しても情報を伝達することができる。
また、ジョブチケットは、カット機構16のカット制御部14が認識可能な形式であれば、その形式に合わせてラスタライザ部11が生成する。さらに、印刷装置のジョブチケットとして、CIP4(International Cooperation for the Integration of Processes in Prepress, Press and Postpress)によって規格化されている。JDF(Job Definition Format)形式のジョブチケット19を使用することにより、カット制御部14が認識可能な形式に事前に分かっていなくても、JDF形式に対応するカット部によって別途カット処理を行うことも可能である。
さらに、ロールtoロール(ロール紙を供給して印字し、印字された用紙を再び巻き取って取り扱う)で印字して、後にカットする場合には、印字時の後端からカット処理を行うため、ラスタライズ/印字処理に伴って順次生成したカット情報のジョブチケット19を、印字終了後に順序を逆転させる処理を含むことも可能である。この場合、ラスタライズ/印字処理に伴って生成したジョブチケット19を紙面に印字可能な形式(例えば、バーコード等)にコード化し、用紙の後端に印字し、カット部18はこのコードの読み取り機能を備えることにより、印刷された用紙とジョブチケット19とを別々に取り扱う必要がなくなり、取り扱いが容易になる、と同時に、ジョブチケット19の搬送のために別途記録媒体等を用いる必要がなくなるため、資源効率が向上する。
なお、ジョブチケット19のカット情報の順序を逆転させる処理は、ジョブチケット19を印字する前に行っても良いし、カット部18で読み取った後に行っても良い。
以上説明したように、本発明の構成によれば、連続する印字面の境界部分の印字内容を比較し、カット位置の誤差によって互いの印字内容の入り込みの影響がない場合には、1カットで印字する。これにより、印字内容に応じて1カット/2カットを選択することができ、縁なし印字の場合でも可能な場合には1カットとすることで、2カットによって生じる用紙の無駄な廃棄部分をなくすることができる。
また、印字内容の比較は、双方の印字色の色差によって行う。これにより、視覚的に問題のない入り込みについては1カットとすることで、適切に1カット/2カットを選択することできる。
また、印刷システムは、ラスタライザ部11と印字部12とを含み、カット方法の判断は、ラスタライザ部11で行う。これにより、ラスタライザ部11において、入力画像データをドットデータに変換し、印刷装置に適合する色値に変換する前の段階でドットの色値を比較するのが最も効率が良く、正確な判断が得られる。
また、印刷システムは、さらにカット部を含み、ラスタライザ部によるカット方法の判断によってカット部を制御する。これにより、ラスタライザ部11によるカット方法の判断を、効率良くカットに反映することができる。
また、ラスタライザ部11は、ジョブチケット出力部を含み、カット方法の判断結果をジョブチケット19に記録して出力する。また、印刷システムは、ジョブチケット入力部を持つカット装置を含み、カット装置はジョブチケット19に従ってカット動作を行う。これにより、従来、印刷処置とカット処理とを別に行う場合は、カット部に1カット/2カットの情報を伝えられないため、全て2カットにしていたが、印刷処理とカット処理とを別に行う場合でも、1カット/2カットを使い分けられるため、用紙の無駄な廃棄を少なくとすることができる。
また、ロールtoロールの印刷については、ラスタライズ/印字処理に伴って順次生成したカット情報のジョブチケット19を、印字終了後に順序を逆転させる処理を含む。これにより、本発明を、ジョブチケット19の順序を変更する機能を持たないカット部にも適応することができる。
また、ジョブチケット19は、印字された用紙にコード化して印字して伝達される。これにより、印刷された用紙とジョブチケット19を別々に取り扱う必要がなくなり、取り扱いが容易になると同時に、ジョブチケット19の搬送のために別途記録媒体等を用いる必要が無くなるため、資源効率が向上する。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図11ないし図15は、本発明に係る画像連続印刷システムおよび画像連続印刷プログラム、並びに画像連続印刷方法の第3の実施の形態を示す図である。
まず、本発明を適用するネットワークシステムの構成を説明する。
図11は、本発明を適用するネットワークシステムの構成を示すブロック図である。
ネットワーク199aには、図11に示すように、ユーザの利用に供するホスト端末100aと、ホスト端末100aからの印刷要求に応じて複数の画像をロール紙に連続印刷する印刷装置200aとが接続されている。
ホスト端末100aは、印刷ジョブを記憶する印刷ジョブキュー10aと、印刷ジョブを取得する印刷ジョブ取得部11aと、印刷ジョブ取得部11aで取得した印刷ジョブを印刷ジョブキュー10aに登録する印刷ジョブ登録部12aとを有して構成されている。
印刷ジョブは、画像を構成する画像データおよび隣接する画像との境界に余白を設定するか否かを示す余白設定情報を含んで構成されている。余白設定情報には、隣接画像との境界に余白を設定する2カット方式、または隣接画像との境界に余白を設定しない1カット方式のいずれかが設定されている。2カット方式とは、境界に余白を設定するため、1つの境界に着目すると、隣接画像の境界と、自己の境界の2カ所をカットするため、2カット方式と呼ばれる。これに対し、1カット方式とは、境界に余白を設定しないため、1つの境界に着目すると、隣接画像および自己の連続する境界をカットするため、1カット方式と呼ばれる。1カット方式にするか、2カット方式にするかは、例えば、特開2003-233480号公報の技術により決定することができる。また、ユーザが決定するという処理も採用できる。
ホスト端末100aは、さらに、印刷ジョブに含まれる余白設定情報に基づいて、境界に余白を設定しない画像同士、または境界に余白を設定する画像同士が隣接するように、印刷ジョブキュー10aでの印刷ジョブの登録順序を変更する順序決定部13aと、印刷ジョブキュー10aの先頭から印刷ジョブを取得する印刷ジョブ取得部15aと、印刷ジョブ取得部15aで取得した印刷ジョブを印刷装置200aに送信する印刷ジョブ送信部16aとを有して構成されている。
印刷装置200aは、印刷ジョブを受信する印刷ジョブ受信部20aと、ロール紙への印刷に必要な機構を備える印刷機構21aと、印刷ジョブ受信部20aで受信した印刷ジョブに基づいて印刷機構21aを制御する印刷制御部22aと、ロール紙のカットに必要な機構を備えるカット機構23aと、印刷ジョブ受信部20aで受信した印刷ジョブに基づいてカット機構23aを制御するカット制御部24aとを有して構成されている。
印刷機構21aは、ロール紙に印刷を行う印刷ヘッドと、ロール紙を送出する用紙送出部と、ロール紙の送出方向と直交する方向に設けられかつ印刷ヘッドを移動可能に支持するガイドレールと、印刷ヘッドをガイドレール上で移動させるヘッド駆動部とを有して構成されている。
カット機構23aは、ロール紙を切り取るカッティングヘッドと、ロール紙の送出方向と直交する方向に設けられかつカッティングヘッドを移動可能に支持するガイドレールと、カッティングヘッドをガイドレール上で移動させるヘッド駆動部とを有して構成されている。
次に、ホスト端末100aの構成を詳細に説明する。
図12は、ホスト端末100aのハードウェア構成を示す図である。
ホスト端末100aは、図12に示すように、制御プログラムに基づいて演算およびシステム全体を制御するCPU30aと、所定領域にあらかじめCPU30aの制御プログラム等を格納しているROM32aと、ROM32a等から読み出したデータやCPU30aの演算過程で必要な演算結果を格納するためのRAM34aと、外部装置に対してデータの入出力を媒介するI/F38aとで構成されており、これらは、データを転送するための信号線であるバス39aで相互にかつデータ授受可能に接続されている。
I/F38aには、外部装置として、ヒューマンインターフェースとしてデータの入力が可能なキーボードやマウス等からなる入力装置40aと、データやテーブル等をファイルとして格納する記憶装置42aと、画像信号に基づいて画面を表示する表示装置44aと、ネットワーク199aに接続するための信号線とが接続されている。
CPU30aは、マイクロプロセッシングユニット等からなり、ROM32aの所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図13および図14のフローチャートに示す印刷ジョブ取得処理および印刷ジョブスケジューリング処理をそれぞれ時分割で実行する。
初めに、印刷ジョブ取得処理を説明する。
図13は、印刷ジョブ取得処理を示すフローチャートである。
印刷ジョブ取得処理は、CPU30aにおいて実行されると、図13に示すように、まず、ステップS100aに移行する。
ステップS100aでは、画像編集アプリケーション等から印刷要求を入力したか否かを判定し、印刷要求を入力したと判定したとき(Yes)は、ステップS102aに移行するが、そうでないと判定したとき(No)は、印刷要求を受信するまでステップS100aで待機する。
ステップS102aでは、画像編集アプリケーション等から印刷ジョブを取得し、ステップS104aに移行して、取得した印刷ジョブを印刷ジョブキュー10aの末尾に登録し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
次に、印刷ジョブスケジューリング処理を説明する。
図14は、印刷ジョブスケジューリング処理を示すフローチャートである。
印刷ジョブスケジューリング処理は、CPU30aにおいて実行されると、図14に示すように、まず、ステップS200aに移行する。
ステップS200aでは、印刷ジョブキュー10aの先頭から印刷ジョブを取得し、ステップS202aに移行して、取得した印刷ジョブを印刷装置200aに送信し、ステップS204aに移行する。
ステップS204aでは、印刷装置200aとの通信により1枚の画像の印刷が完了したか否かを判定し、1枚の画像の印刷が完了したと判定したとき(Yes)は、ステップS206aに移行するが、そうでないと判定したとき(No)は、1枚の画像の印刷が完了するまでステップS204aで待機する。
ステップS206aでは、印刷ジョブキュー10aに印刷ジョブが存在するか否かを判定し、印刷ジョブが存在すると判定したとき(No)は、ステップS208aに移行して、印刷ジョブキュー10aの先頭にポインタを設定し、ステップS210aに移行する。
ステップS210aでは、ポインタが示す印刷ジョブが、直前に印刷が完了した印刷ジョブ(以下、直前の印刷ジョブと略記する。)と同じカット方式であるか否かを判定し、直前の印刷ジョブと同じカット方式であると判定したとき(Yes)は、ステップS212aに移行して、該当の印刷ジョブを印刷ジョブキュー10aの先頭に移動し、ステップS200aに移行する。
一方、ステップS210aで、ポインタが示す印刷ジョブが直前の印刷ジョブと同じカット方式でないと判定したとき(No)は、ステップS214aに移行して、ポインタが印刷ジョブキュー10aの末尾であるか否かを判定し、ポインタが印刷ジョブキュー10aの末尾でないと判定したとき(No)は、ステップS216aに移行して、次の印刷ジョブにポインタを移動し、ステップS210aに移行する。
一方、ステップS214aで、ポインタが印刷ジョブキュー10aの末尾であると判定したとき(Yes)は、ステップS200aに移行する。
一方、ステップS206aで、印刷ジョブキュー10aに印刷ジョブが存在しないと判定したとき(No)は、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
ホスト端末100aでは、印刷要求が入力されると、ステップS102a、S104aを経て、印刷ジョブが取得され、取得された印刷ジョブが印刷ジョブキュー10aの末尾に登録される。
図15は、印刷ジョブに基づいて複数の画像を連続印刷した結果を示す図である。
印刷ジョブの登録の結果、図15(a)に示すように、1カット方式の印刷ジョブA、2カット方式の印刷ジョブB、1カット方式の印刷ジョブCおよび2カット方式の印刷ジョブDの4つの印刷ジョブがその順序で印刷ジョブキュー10aに登録されたとする。ここで、印刷ジョブAは、1カット方式であるが、後段の印刷ジョブBが2カット方式であるため、印刷ジョブA、Bの画像間の境界には無駄紙(損紙)が発生する。同様に、印刷ジョブCは、1カット方式であるが、前段の印刷ジョブBおよび後段の印刷ジョブDが2カット方式であるため、印刷ジョブB、Cの画像間の境界および印刷ジョブC、Dの画像間の境界には無駄紙が発生する。したがって、この順で画像を印刷した場合は、無駄紙が3部発生する。
ホスト端末100aでは、印刷ジョブが登録されると、まず、ステップS200a、S202aを経て、印刷ジョブキュー10aの先頭から印刷ジョブAが取得され、取得された印刷ジョブAが印刷装置200aに送信される。
印刷装置200aでは、印刷ジョブAを受信すると、印刷制御部22aにより、受信した印刷ジョブAに基づいて印刷機構21aが制御される。また、カット制御部24aにより、受信した印刷ジョブAに基づいてカット機構23aが制御される。その結果、印刷ジョブAの画像がロール紙に印刷され、印刷ジョブAの画像の後端がカットされる。
ホスト端末100aでは、印刷ジョブAの画像の印刷が完了すると、ステップS208a〜S216aを経て、印刷ジョブキュー10aの先頭から順に走査し、印刷ジョブAと同じカット方式の印刷ジョブが検索される。ここで、印刷ジョブCが1カット方式であるので、印刷ジョブCが印刷ジョブキュー10aの先頭に移動する。そして、印刷ジョブキュー10aの先頭から印刷ジョブCが取得され、取得された印刷ジョブCが印刷装置200aに送信される。
印刷ジョブB、Dはいずれも2カット方式なので、入替が行われることなくその順序で印刷が行われる。
印刷ジョブA〜Dの印刷の結果、図15(b)に示すように、印刷ジョブA、Cの画像間の境界には無駄紙が発生しないので、図15(a)の順序で印刷した場合に比して、無駄紙が2部に低減する。
このようにして、本実施の形態では、画像を構成する画像データおよび隣接する画像との境界に余白を設定するか否かを示す余白設定情報を含む印刷ジョブを取得し、取得した印刷ジョブを印刷ジョブキュー10aの末尾に登録し、取得した印刷ジョブに含まれる余白設定情報に基づいて、境界に余白を設定しない画像同士、または境界に余白を設定する画像同士が隣接するように印刷ジョブキュー10aでの印刷ジョブの登録順序を変更し、印刷ジョブキュー10aの先頭から印刷ジョブを取得し、取得した印刷ジョブを印刷装置200aに送信する。
これにより、余白なしの画像と余白ありの画像を混在させて連続印刷する場合に、それらが隣接する機会が低減するので、余白なしの画像の境界に余白が発生せず、無駄紙を低減することができる。また、カット制御とは独立に印刷制御を行うことができるので、印刷装置200aの小型化を図ることができる。
さらに、本実施の形態では、印刷ジョブキュー10aの先頭から順に印刷ジョブを選択し、選択した印刷ジョブのカット方式が、直前の印刷ジョブのカット方式と一致するか否かを判定し、カット方式が一致すると判定したときは、選択した印刷ジョブを印刷ジョブキュー10aの先頭に移動する。
これにより、余白なしの画像同士または余白ありの画像同士については順序が前後することがないので、ユーザに対する混乱および印刷後に発生する入れ替え作業を低減することができる。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図16ないし図22は、本発明に係る画像連続印刷システムおよび画像連続印刷プログラム、並びに画像連続印刷方法の第4の実施の形態を示す図である。
まず、本発明を適用するネットワークシステムの構成を説明する。
図16は、本発明を適用するネットワークシステムの構成を示すブロック図である。
ネットワーク199bには、図16に示すように、ユーザの利用に供するホスト端末100bと、ホスト端末100bからの印刷要求に応じて複数の画像をロール紙に連続印刷する印刷装置200bとが接続されている。
ホスト端末100bは、印刷ジョブを記憶する印刷ジョブキュー10bと、印刷ジョブを取得する印刷ジョブ取得部11bと、印刷ジョブ取得部11bで取得した印刷ジョブを印刷ジョブキュー10bに登録する印刷ジョブ登録部12bとを有して構成されている。
印刷ジョブは、画像を構成する画像データおよび隣接する画像との2つの境界に対してそれぞれ余白を設定するか否かを示す余白設定情報を含んで構成されている。余白設定情報には、隣接画像との境界に余白を設定する2カット方式、または隣接画像との境界に余白を設定しない1カット方式のいずれかが設定されている。2カット方式とは、境界に余白を設定するため、1つの境界に着目すると、隣接画像の境界と、自己の境界の2カ所をカットする方式をいう。これに対し、1カット方式とは、境界に余白を設定しないため、1つの境界に着目すると、隣接画像および自己の連続する境界をカットする方式をいう。1カット方式にするか2カット方式にするかは、例えば、特開2003-233480号公報の技術により決定することができる。また、ユーザが決定するという処理も採用できる。
ホスト端末100bは、さらに、複数の画像の各境界ごとにその境界と他の画像の各境界とをそれぞれ対比してそれら境界に余白を設定するか否かを判定する余白判定部13bと、余白判定部13bの判定結果に基づいて、境界に余白を設定しない画像同士がその境界を共通にして隣接するように、印刷ジョブキュー10bでの印刷ジョブの登録順序および画像の隣接方向の向き(以下、単に向きという。)を変更する向き決定部14bとを有して構成されている。
向き決定部14bは、印刷ジョブの登録順序と各画像の向きとの組み合わせのなかから、境界に余白を設定しない画像同士がその境界を共通にして隣接する個数が最も多い組み合わせを決定し、決定した順序および向きに基づいて、印刷ジョブキュー10bの印刷ジョブのうち、直前に印刷した画像の次に印刷すべき画像の印刷ジョブを印刷ジョブキュー10bの先頭に移動するとともに、次に印刷すべき画像の向きを反転する。
ホスト端末100bは、さらに、印刷ジョブキュー10bの先頭から印刷ジョブを取得する印刷ジョブ取得部15bと、印刷ジョブ取得部15bで取得した印刷ジョブを印刷装置200bに送信する印刷ジョブ送信部16bとを有して構成されている。
印刷装置200bは、印刷ジョブを受信する印刷ジョブ受信部20bと、ロール紙への印刷に必要な機構を備える印刷機構21bと、印刷ジョブ受信部20bで受信した印刷ジョブに基づいて印刷機構21bを制御する印刷制御部22bと、ロール紙のカットに必要な機構を備えるカット機構23bと、印刷ジョブ受信部20bで受信した印刷ジョブに基づいてカット機構23bを制御するカット制御部24bとを有して構成されている。
印刷機構21bは、ロール紙に印刷を行う印刷ヘッドと、ロール紙を送出する用紙送出部と、ロール紙の送出方向と直交する方向に設けられかつ印刷ヘッドを移動可能に支持するガイドレールと、印刷ヘッドをガイドレール上で移動させるヘッド駆動部とを有して構成されている。
カット機構23bは、ロール紙を切り取るカッティングヘッドと、ロール紙の送出方向と直交する方向に設けられかつカッティングヘッドを移動可能に支持するガイドレールと、カッティングヘッドをガイドレール上で移動させるヘッド駆動部とを有して構成されている。
次に、ホスト端末100bの構成を詳細に説明する。
図17は、ホスト端末100bのハードウェア構成を示す図である。
ホスト端末100bは、図17に示すように、制御プログラムに基づいて演算およびシステム全体を制御するCPU30bと、所定領域にあらかじめCPU30bの制御プログラム等を格納しているROM32bと、ROM32b等から読み出したデータやCPU30bの演算過程で必要な演算結果を格納するためのRAM34bと、外部装置に対してデータの入出力を媒介するI/F38bとで構成されており、これらは、データを転送するための信号線であるバス39bで相互にかつデータ授受可能に接続されている。
I/F38bには、外部装置として、ヒューマンインターフェースとしてデータの入力が可能なキーボードやマウス等からなる入力装置40bと、データやテーブル等をファイルとして格納する記憶装置42bと、画像信号に基づいて画面を表示する表示装置44bと、ネットワーク199bに接続するための信号線とが接続されている。
CPU30bは、マイクロプロセッシングユニット等からなり、ROM32bの所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図18および図22のフローチャートに示す印刷ジョブ取得処理および印刷ジョブスケジューリング処理をそれぞれ時分割で実行する。
初めに、印刷ジョブ取得処理を説明する。
図18は、印刷ジョブ取得処理を示すフローチャートである。
印刷ジョブ取得処理は、CPU30bにおいて実行されると、図18に示すように、まず、ステップS100bに移行する。
ステップS100bでは、画像編集アプリケーション等から印刷要求を入力したか否かを判定し、印刷要求を入力したと判定したとき(Yes)は、ステップS102bに移行するが、そうでないと判定したとき(No)は、印刷要求を受信するまでステップS100bで待機する。
ステップS102bでは、画像編集アプリケーション等から印刷ジョブを取得し、ステップS104bに移行して、取得した印刷ジョブを印刷ジョブキュー10bの末尾に登録し、ステップS106bに移行する。
ステップS106bでは、複数の画像の各境界ごとにその境界と他の画像の各境界とをそれぞれ対比してそれら境界に余白を設定するか否かを判定し、各境界ごとに余白の有無を登録した境界余白対応テーブルを生成する。画像の境界に余白を設定するか否か(すなわち、1カット方式にするか2カット方式にするか)の判定では、境界を挟んで隣接する画像の余白設定情報について余白が設定されていないならば余白を設定しないと判定する。また、隣接画像の少なくとも一方の画像の余白設定情報について余白が設定されているならば余白を設定すると判定する。
図19は、要求された印刷ジョブの状態を示す図である。
図19に示すように、前の印刷ジョブに基づいて印刷が行われた後、印刷ジョブJ1、J2、J3がその順序で要求されたとする。印刷ジョブの画像は、向きを設定することができる。画像の向きには、画像の隣接方向が図19に示すように図面上下方向である場合、画像の所定辺600を上向きにする向き(以下、順方向という。)と、同所定辺600を下向きにする向き(以下、逆方向という。)がある。図19の例では、印刷ジョブJ1〜J3の画像はいずれも順方向となっている。
図20は、境界余白対応テーブル400のデータ構造を示す図である。
境界余白対応テーブル400には、図20に示すように、直前に印刷が完了の印刷ジョブ(以下、直前の印刷ジョブと略記する。)および印刷ジョブJ1〜J3の画像の印刷順序および向きのすべての組み合わせについて余白の有無が登録されている。図20の第1行目を説明すると、第1列目は、直前の印刷ジョブの画像に印刷ジョブJ1の画像を順方向で隣接させた場合はそれら境界に余白を設定し、第2列目は、直前の印刷ジョブの画像に印刷ジョブJ1の画像を逆方向で隣接させた場合はそれら境界に余白を設定しないことを登録している。余白を設定する場合は「×」で、余白を設定しない場合は「○」で表記している。同様に、第3列目は、直前の印刷ジョブの画像に印刷ジョブJ2の画像を順方向で、第4列目は、直前の印刷ジョブの画像に印刷ジョブJ2の画像を逆方向で、第5列目は、直前の印刷ジョブの画像に印刷ジョブJ3の画像を順方向で、第6列目は、直前の印刷ジョブの画像に印刷ジョブJ3の画像を逆方向で隣接させた場合の余白の有無をそれぞれ登録している。第2行目以降は、前段の画像が、印刷ジョブJ1の順方向の画像、印刷ジョブJ1の逆方向の画像、印刷ジョブJ2の順方向の画像、印刷ジョブJ2の逆方向の画像、印刷ジョブJ3の順方向の画像および印刷ジョブJ3の逆方向の画像の場合である。
図18に戻り、次いで、ステップS108bに移行して、境界余白対応テーブル400に基づいて画像の印刷順序および向きを示すジョブスケジュールツリーを生成する。
図21は、ジョブスケジュールツリー420の論理構造を示す図である。
ジョブスケジュールツリー420は、図21に示すように、画像の印刷順序および向きをツリー状に形成して構成されている。図20の境界余白対応テーブル400を参照すると、例えば、直前の印刷ジョブの画像、印刷ジョブJ1の逆方向の画像、印刷ジョブJ3の順方向の画像および印刷ジョブJ2の逆方向の画像をその順で隣接した場合は、各境界に余白が発生しないことが分かる。ジョブスケジュールツリー420の最上段のパスは、そのように各画像が1カットで連続印刷可能な印刷順序および向きを示している。同様に、1カットで連続印刷可能な画像の印刷順序および向きとして他に4つのパターンが存在するので、ジョブスケジュールツリー420には、それらに対応するパスが形成されている。
図18に戻り、次いで、ステップS110bに移行して、任意または他の条件によって、生成したジョブスケジュールツリー420において各画像が1カットで連続印刷可能な画像の印刷順序および向きを決定し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
次に、印刷ジョブスケジューリング処理を説明する。
図22は、印刷ジョブスケジューリング処理を示すフローチャートである。
印刷ジョブスケジューリング処理は、CPU30bにおいて実行されると、図22に示すように、まず、ステップS200bに移行する。
ステップS200bでは、印刷ジョブキュー10bに印刷ジョブが存在するか否かを判定し、印刷ジョブが存在すると判定したとき(Yes)は、ステップS202bに移行して、ステップS110bで決定された順序に基づいて、直前に印刷した画像の次に印刷すべき画像の印刷ジョブを印刷ジョブキュー10bの先頭に移動し、ステップS204bに移行する。
ステップS204bでは、ステップS110bで決定された向きに基づいて、次に印刷すべき画像の向きを反転するか否かを判定し、向きを反転すると判定したとき(Yes)は、ステップS206bに移行して、次に印刷すべき画像の向きを反転し、ステップS208bに移行する。
ステップS208bでは、印刷ジョブキュー10bの先頭から印刷ジョブを取得し、ステップS210bに移行して、取得した印刷ジョブを印刷装置200bに送信し、ステップS212bに移行する。
ステップS212bでは、印刷装置200bとの通信により1枚の画像の印刷が完了したか否かを判定し、1枚の画像の印刷が完了したと判定したとき(Yes)は、ステップS200bに移行するが、そうでないと判定したとき(No)は、1枚の画像の印刷が完了するまでステップS212bで待機する。
一方、ステップS204bで、次に印刷すべき画像の向きを反転しないと判定したとき(No)は、ステップS208bに移行する。
一方、ステップS200bで、印刷ジョブキュー10bに印刷ジョブが存在しないと判定したとき(No)は、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
ホスト端末100bでは、印刷要求が入力されると、ステップS102b、S104bを経て、印刷ジョブが取得され、取得された印刷ジョブが印刷ジョブキュー10bの末尾に登録される。また、ステップS106b、S108bを経て、各境界ごとに余白の有無を登録した境界余白対応テーブル400が生成され、境界余白対応テーブル400に基づいて、画像の印刷順序および向きを示すジョブスケジュールツリー420が生成される。そして、ステップS110bを経て、ジョブスケジュールツリー420において各画像が1カットで連続印刷可能な画像の印刷順序および向きが決定される。
ホスト端末100bでは、印刷ジョブが登録されると、ステップS202b〜S206bを経て、決定された順序および向きに基づいて、直前に印刷した画像の次に印刷すべき画像の印刷ジョブが印刷ジョブキュー10bの先頭に移動するとともに、その印刷ジョブの画像の向きが反転する。例えば、図21のジョブスケジュールツリー420において画像の印刷順序および向きとして最上段のパスが決定された場合は、印刷ジョブJ1が印刷ジョブキュー10bの先頭に移動するとともに印刷ジョブJ1の画像の向きが反転する。そして、ステップS208b、S210bを経て、印刷ジョブキュー10bの先頭から印刷ジョブが取得され、取得された印刷ジョブが印刷装置200bに送信される。
印刷装置200bでは、印刷ジョブを受信すると、印刷制御部22bにより、受信した印刷ジョブに基づいて印刷機構21bが制御される。また、カット制御部24bにより、受信した印刷ジョブに基づいてカット機構23bが制御される。その結果、印刷ジョブの画像がロール紙に印刷され、印刷ジョブの画像の後端がカットされる。
このようにして、本実施の形態では、画像を構成する画像データおよび隣接する画像との2つの境界に対してそれぞれ余白を設定するか否かを示す余白設定情報を含む印刷ジョブを取得し、取得した印刷ジョブを印刷ジョブキュー10bの末尾に登録し、取得した印刷ジョブに含まれる余白設定情報に基づいて、境界に余白を設定しない画像同士がその境界を共通にして隣接するように印刷ジョブキュー10bでの印刷ジョブの登録順序および画像の向きを決定し、印刷ジョブキュー10bの先頭から印刷ジョブを取得し、取得した印刷ジョブを印刷装置200bに送信する。
これにより、余白なしの画像と余白ありの画像を混在させて連続印刷する場合に、それらが隣接する機会が低減するので、余白なしの画像の境界に余白が発生せず、無駄紙を低減することができる。また、カット制御とは独立に印刷制御を行うことができるので、印刷装置200bの小型化を図ることができる。
さらに、本実施の形態では、複数の画像を印刷する順序と各画像の向きとの組み合わせのなかから、各画像が1カットで連続印刷可能な画像の印刷順序および向きを決定し、決定した順序および向きに基づいて、印刷ジョブキュー10bの印刷ジョブのうち、直前に印刷した画像の次に印刷すべき画像の印刷ジョブを印刷ジョブキュー10bの先頭に移動するとともに、次に印刷すべき画像の向きを反転する。
これにより、余白なしの画像と余白ありの画像が隣接する機会がより確実に低減するので、無駄紙をさらに低減することができる。
[その他のバリエーション]
なお、上記第3の実施の形態においては、図14のフローチャートに示す印刷ジョブスケジューリング処理を実行するように構成したが、これに代えて、図23のフローチャートに示す印刷ジョブスケーリング処理を実行するように構成することもできる。図14の処理と異なるのは、印刷ジョブキュー10aの先頭から順に走査するのではなく、印刷ジョブキュー10aのすべての印刷ジョブを対象にまとめて検索を行う点である。
図23は、印刷ジョブスケジューリング処理を示すフローチャートである。
印刷ジョブスケジューリング処理は、CPU30aにおいて実行されると、図23に示すように、まず、ステップS300aに移行する。
ステップS300aでは、印刷ジョブキュー10aの先頭から印刷ジョブを取得し、ステップS302aに移行して、取得した印刷ジョブを印刷装置200aに送信し、ステップS304aに移行する。
ステップS304aでは、印刷装置200aとの通信により1枚の画像の印刷が完了したか否かを判定し、1枚の画像の印刷が完了したと判定したとき(Yes)は、ステップS306aに移行するが、そうでないと判定したとき(No)は、1枚の画像の印刷が完了するまでステップS304aで待機する。
ステップS306aでは、印刷ジョブキュー10aに印刷ジョブが存在するか否かを判定し、印刷ジョブが存在すると判定したとき(No)は、ステップS308aに移行して、直前の印刷ジョブと同じカット方式の印刷ジョブを印刷ジョブキュー10aのなかから検索し、ステップS310aに移行する。
ステップS310aでは、該当の印刷ジョブを索出したか否かを判定し、該当の印刷ジョブを索出したと判定したとき(Yes)は、ステップS312aに移行して、索出した印刷ジョブを印刷ジョブキュー10aの先頭に移動し、ステップS300aに移行する。
一方、ステップS310aで、該当の印刷ジョブを索出しないと判定したとき(No)は、ステップS300aに移行する。
また、上記第3の実施の形態においては、印刷機構21aおよびカット機構23aを備えた印刷装置200aを利用したが、これに限らず、印刷機構21aのみを備えた印刷装置210aと、カット機構23aのみを備えた印刷装置220aを利用することもできる。
図24は、本発明を適用するネットワークシステムの構成を示すブロック図である。
ネットワーク199aには、図24に示すように、ホスト端末100aと、印刷装置210a、220aとが接続されている。
ホスト端末100aは、印刷ジョブキュー10a、印刷ジョブ取得部11a、印刷ジョブ登録部12a、順序決定部13a、印刷ジョブ取得部15aおよび印刷ジョブ送信部16aを有して構成されている。
印刷ジョブ送信部16aは、印刷ジョブ取得部15aで取得した印刷ジョブを印刷装置210aに送信し、印刷ジョブに含まれる余白設定情報に基づいてジョブチケットを生成し、生成したジョブチケットを印刷装置220aに送信する。
図25は、ジョブチケットのデータ構造を示す図である。
ジョブチケットは、図25に示すように、各印刷ジョブごとにカット方式および余白長が記述されている。ジョブチケットは、例えば、XML(eXtensible Markup Language)等のマークアップ言語により記述することができる。
印刷装置210aは、印刷ジョブ受信部20a、印刷機構21aおよび印刷制御部22aを有して構成されている。
印刷装置220aは、ジョブチケットを受信するジョブチケット受信部25aと、カット機構23aと、ジョブチケット受信部25aで受信したジョブチケットに基づいてカット機構23aを制御するカット制御部24aとを有して構成されている。
また、上記第3の実施の形態においては、図13、図14および図23のフローチャートに示す処理をホスト端末100aにおいて実行するように構成したが、これに限らず、これらの処理を印刷装置200aで実行するように構成することもできる。
また、上記第4の実施の形態において、印刷ジョブに余白設定情報が含まれている場合を説明したが、これに限らず、印刷ジョブに余白設定情報が含まれない場合についても適用することができる。この場合、隣接画像の画像データに基づいて余白を設定するか否かを判定することができる。以下、画像データに基づいて余白を設定するか否かの判定処理の一例を説明する。この余白判定処理は、ステップS106bにおいて実行する。
図26は、隣接する2つの画像のドットデータを模式的に示したものである。
図26中の桝目がドットを示し、行・列は、ドットの並びを示す。ここで、各々のドットの位置を、(行,列)で表わす。例えば、行e、列0に位置するドットを(e,0)とする。図26中の矢印方向が紙送り方向であり、印字ヘッドは、例えば、1行ずつ印刷する印字ヘッドならば、行e−2、行e−1、行e、行s、行s+1、行s+2といった順に印刷する。また、各々のドットの色をc(行,列)と表記する。
図26の例では、行eと行sの間がカット位置で、カット制御部24bは、紙送りによってカット位置とカット機構23bの位置が一致した時点でカット機構23bが動作して用紙をカットすべく制御するが、その際に機械的な原因等によってカット位置に誤差が生じる恐れがある範囲をlとする。誤差範囲lは、機構の設計公差や事前の試験によってあらかじめ定められているものとする。ここでは、lの単位は、ドット(紙送り方向のドット数)とする。また、lは前方向(すなわち、画像1の後端方向)にずれる場合と、後方向(すなわち、画像2の先端方向)にずれる場合とについて、別々に定めることもできる。例えば、前方向の誤差範囲をl1、後方向の誤差範囲をl2とする。さらに、カット位置がずれた場合に、画像端部のドットの色と、入り込んだ異なる画像のドットの色の差の許容値(色差)をthcとする。すなわち、正確に同一の色でなくとも、画像の入り込みが起こった場合にも違和感を感じない程度の色の違いであれば入り込みを許容するものとし、その許容誤差はあらかじめ定められているものとする。
このように、カット位置誤差が起こる可能性がある紙送り方向のみについて、また、画像端部のドットと入り込みの可能性がある対向画像のドットの色を比較し、色の差が許容値を超える場合には2カット方式を選択する。
入り込みの可能性のあるドットの色の差が1ヶ所でも許容値を超える場合には2カット方式を選択する方法のほか、次のようなバリエーションが考えられる。
(1)色の差が許容値を超えるドットの数を計数し、ドット数が一定の値を超えたら2カット方式を選択する。
(2)色の差が許容値を超えるドットが、所定の密度以上で存在する場合に2カット方式を選択する。(1ドットの異常色は視覚的に目立たないが、異常色がまとまっていると目立つ)
(3)色の差の計算に、カット位置誤差が起こる可能性の大きさを乗じる。すなわち、理想的なカット位置から離れるほど、入り込みが起こる恐れは少ないので、カット位置からの距離によって確率値を定め、色の差の計算に重み付けをする。
このように、異常色が入り込む場合のドット数や密度、確率によって許容範囲を設けることによって、目立たない入り込みは無視することができ、1カット方式を実施する、すなわち用紙の無駄を出さない処理をより多く実施することができる。
色の差の計算については、ドットデータがR,G,BやC,M,Y,Kの場合には、比較するドットデータの対応する値の差の合計を求めることによっても得られる。より正確には、ドットデータのR,G,BやC,M,Y,Kをもとに、CIE Lab表色系のような絶対色空間における色値を算出し、ΔE値のような、視覚的な差異に対応する値に変換して差異を求めることもできる。
このような構成であっても、上記第4の実施の形態と同等の効果が得られる。
また、上記第4の実施の形態においては、ジョブスケジュールツリー420において各画像が1カットで連続印刷可能な画像の印刷順序および向きを決定するように構成したが、図21に示すように、1カットで連続印刷可能な画像の印刷順序および向きの候補が複数存在する場合は、次の方法で決定することができる。
(1)1カットで連続印刷可能な画像の印刷順序および向きの候補のなかから、逆方向の画像の個数が最も少ないものを決定する。
画像の印刷順序または向きが変更されると、ユーザに混乱が生じたり、印刷後に入れ替え作業が発生したりする。これにより、逆方向の画像の個数が最も少ない順序および向きで印刷が行われるので、ユーザに対する混乱および印刷後に発生する入れ替え作業を低減することができる。
(2)1カットで連続印刷可能な画像の印刷順序および向きの候補のなかから、逆方向の画像の個数および順方向の画像の個数のうち少ない方の個数が最も少ないものを決定する。
逆方向の画像の個数が多い場合は、逆に、順方向の画像を入れ替える作業を行えばよい。したがって、順方向の画像の個数が最も少ない順序および向きで印刷することと、逆方向の画像の個数が最も少ない順序および向きで印刷することは、作業を低減する観点から等価である。(1)の方法との比較では、例えば、逆方向の画像の個数が最も少ない候補においてその個数が3個であり、順方向の画像の個数が最も少ない候補においてその個数が2個である場合、(1)の方法は、3個の候補を決定するのに対して、(2)の方法は、2個の候補を決定する。入れ替えの作業としては後者の方が少ないので、(2)の方法の方がより効果的である。
なお、(1)、(2)の方法では、1カットで連続印刷可能な画像の印刷順序および向きの候補のなかから決定するが、これに限らず、画像の印刷順序および向きのすべての候補のなかから決定してもよい。
さらに、次の方法で決定することもできる。
(3)画像の印刷順序が重視される場合には、できるだけ印刷順序を変えないほうが望ましい。この課題に対しては、例えば、印刷順序の変更を評価し、印刷順序を決定する方法が考えられる。印刷順序の変更を評価する方法の一例としては、印刷順序の変化を数値化する方法が考えられる。例えば、当初は、印刷ジョブJ1、J2、J3の画像の印刷順序を、印刷ジョブJ3、J1、J2の順に変更する場合、印刷ジョブJ1の印刷順位は、1番から2番になるので変化は「1」、印刷ジョブJ2の印刷順位は、2番から3番になるので変化は「1」、印刷ジョブJ3の印刷順位は、3番から1番になるので変化は「2」で、この3つの印刷ジョブの変化量を合計すると「4」となり、これを印刷順序の変化量とする。他の印刷順序の候補についても同様に印刷順序の変化量を算出し、変化量が少ない印刷順序を決定する。
(4)複数のユーザが使用する印刷装置200bにおいては、複数のユーザ間で印刷ジョブの印刷順序が変わると、出力された印刷物をユーザごとに分類する手間が生じる可能性がある。この課題に対しては、印刷順序の変更は、同一のユーザが指示した連続する印刷ジョブについてのみ行う(すなわち、同一のユーザの連続する印刷ジョブのみに制限する)といった対応が可能である。
(5)印刷装置200bまたは印刷ジョブの設定項目または属性値として、(例えば、上記のような項目については)「用紙の節約」、「画像反転の可・不可」、「印刷順序の変更の許容度」、「複数のユーザ間で印刷順序の変更の可・不可」といった設定を可能にし、その設定に従って画像の印刷順序および向きを決定する。
また、上記第4の実施の形態においては、ジョブスケジュールツリー420において各画像が1カットで連続印刷可能な画像の印刷順序および向きを決定するように構成したが、これに限らず、境界に余白を設定しない画像同士がその境界を共通にして隣接する個数が最も多い(すなわち、カット数が最も少ない)画像の印刷順序および向きを決定するように構成することもできる。
また、上記第4の実施の形態においては、印刷機構21bおよびカット機構23bを備えた印刷装置200bを利用したが、これに限らず、印刷機構21bのみを備えた印刷装置210bと、カット機構23bのみを備えた印刷装置220bを利用することもできる。
図27は、本発明を適用するネットワークシステムの構成を示すブロック図である。
ネットワーク199bには、図27に示すように、ホスト端末100bと、印刷装置210b、220bとが接続されている。
ホスト端末100bは、印刷ジョブキュー10b、印刷ジョブ取得部11b、印刷ジョブ登録部12b、余白判定部13b、向き決定部14b、印刷ジョブ取得部15bおよび印刷ジョブ送信部16bを有して構成されている。
印刷ジョブ送信部16bは、印刷ジョブ取得部15bで取得した印刷ジョブを印刷装置210bに送信し、印刷ジョブに含まれる余白設定情報に基づいてジョブチケットを生成し、生成したジョブチケットを印刷装置220bに送信する。
印刷装置210bは、印刷ジョブ受信部20b、印刷機構21bおよび印刷制御部22bを有して構成されている。
印刷装置220bは、ジョブチケットを受信するジョブチケット受信部25bと、カット機構23bと、ジョブチケット受信部25bで受信したジョブチケットに基づいてカット機構23bを制御するカット制御部24bとを有して構成されている。
また、上記第4の実施の形態においては、図18および図22のフローチャートに示す処理をホスト端末100bにおいて実行するように構成したが、これに限らず、これらの処理を印刷装置200bで実行するように構成することもできる。
また、上記第1、第3および第4の実施の形態において、図7、図13、図14、図18、図22および図23のフローチャートに示す処理を実行するにあたってはいずれも、ROM52、32a、32bにあらかじめ格納されている制御プログラムを実行する場合について説明したが、これに限らず、これらの手順を示したプログラムが記憶された記憶媒体から、そのプログラムをRAM53、34a、34bに読み込んで実行するようにしてもよい。
ここで、記憶媒体とは、RAM、ROM等の半導体記憶媒体、FD、HD等の磁気記憶型記憶媒体、CD、CDV、LD、DVD等の光学的読取方式記憶媒体、MO等の磁気記憶型/光学的読取方式記憶媒体であって、電子的、磁気的、光学的等の読み取り方法のいかんにかかわらず、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体であれば、あらゆる記憶媒体を含むものである。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されず、本発明の趣旨を逸脱することなく、種々の変更が可能である。
本発明の第1実施形態に係る印刷装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る印刷装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る印刷装置の構成を示す側面図である。 1カット方式を説明する概略図である。 2カット方式を説明する概略図である。 ラスタライズ後のドットデータを模式的に示す図である。 1カット/2カット判断処理を示すフローチャートである。 許容値を超えるドットが所定の密度以上で存在する場合の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る印刷装置の構成を示すブロック図である。 ジョブチケットの一例を示す図である。 本発明を適用するネットワークシステムの構成を示すブロック図である。 ホスト端末100aのハードウェア構成を示す図である。 印刷ジョブ取得処理を示すフローチャートである。 印刷ジョブスケジューリング処理を示すフローチャートである。 印刷ジョブに基づいて複数の画像を連続印刷した結果を示す図である。 本発明を適用するネットワークシステムの構成を示すブロック図である。 ホスト端末100bのハードウェア構成を示す図である。 印刷ジョブ取得処理を示すフローチャートである。 要求された印刷ジョブの状態を示す図である。 境界余白対応テーブル400のデータ構造を示す図である。 ジョブスケジュールツリー420の論理構造を示す図である。 印刷ジョブスケジューリング処理を示すフローチャートである。 印刷ジョブスケジューリング処理を示すフローチャートである。 本発明を適用するネットワークシステムの構成を示すブロック図である。 ジョブチケットのデータ構造を示す図である。 隣接する2つの画像のドットデータを模式的に示したものである。 本発明を適用するネットワークシステムの構成を示すブロック図である。
符号の説明
10…印刷装置、 11…ラスタライザ部、 12,17…印字部、 13…印字制御部、 14…カット制御部、 15…印字機構、 16…カット機構、 18…カット部、 19…ジョブチケット、 50…コンピュータ、 100a、100b…ホスト端末、 200a、200b、210a、210b、220a、220b…印刷装置、 10a、10b…印刷ジョブキュー、 11a、11b…印刷ジョブ取得部、 12a、12b…印刷ジョブ登録部、 13a…順序決定部、 13b…余白判定部、 14b…向き決定部、 15a、15b…印刷ジョブ取得部、 16a、16b…印刷ジョブ送信部、 20a、20b…印刷ジョブ受信部、 21a、21b…印刷機構、 22a、22b…印刷制御部、 23a、23b…カット機構、 24a、24b…カット制御部、 25a、25b…ジョブチケット受信部、 51、30a、30b…CPU、 52、32a、32b…ROM、 53、34a、34b…RAM、 54、38a、38b…I/F、 40a、40b…入力装置、 42a、42b…記憶装置、 44a、44b…表示装置、 199a、199b…ネットワーク、 400…境界余白対応テーブル、 420…ジョブスケジュールツリー

Claims (15)

  1. 複数の画像を、印刷媒体に印刷する印字手段と、前記印刷媒体を切断する切断手段とを備えた印刷システムであって、
    前記印刷媒体に連続して印刷される複数の画像における隣り合う各2つの画像ごとに、当該2つの画像に対応する画像データを比較する画像比較手段と、
    前記画像比較手段の比較結果に基づき、当該2つの画像を隣接して印刷する第1印刷処理と、当該2つの画像間に切断用の領域を設けて印刷する第2印刷処理とのいずれか一方を選択する印刷処理選択手段と、
    前記印刷処理選択手段の選択結果に基づき、前記印刷媒体の各切断位置ごとに、前記第1印刷処理が対応する切断位置に対して一回の切断工程で前記印刷媒体を切断する第一切断処理を対応させ、前記第2印刷処理が対応する切断位置に対して2回の切断工程で前記印刷媒体を切断する第二切断処理を対応させてなる、前記切断手段の切断処理手順を指示する切断指示データを生成する切断指示データ生成手段と、
    前記複数の画像に対応した画像データと、前記印刷処理選択手段の選択結果とに基づき、印刷用データを生成する印刷用データ生成手段とを備え、
    前記印字手段は、前記印刷用データに基づき、前記複数の画像に対応する各画像データごとに、前記第1印刷処理または前記第2印刷処理のいずれか一方を選択して印刷処理を行い、
    前記切断手段は、前記切断指示データに基づき、第一切断処理または第二切断処理のいずれか一方を選択して前記印刷媒体を切断することを特徴とする印刷システム。
  2. 複数の画像を、印刷媒体に前記複数の画像が連続して並ぶように印刷する印字手段と、前記印字手段によって複数の画像が印刷された印刷媒体における各画像間の境界を切断位置として、一回の切断工程で前記印刷媒体を切断する第一切断処理、または2回の切断工程で前記印刷媒体を切断する第二切断処理を行う切断手段とを備えた印刷システムであって、
    前記印刷媒体に連続して印刷される複数の画像における隣り合う各2つの画像ごとに、当該2つの画像に対応する画像データを比較し、当該2つの画像の特徴量が所定条件を満たす状態となる視覚的影響が発生するか否かを判断する画像比較手段と、
    前記画像比較手段の判断結果に基づき、前記視覚的影響が発生しないと判断された前記2つの画像に対しては、当該2つの画像を隣接して印刷する第1印刷処理を選択し、前記視覚的影響が発生すると判断された前記2つの画像に対しては、当該2つの画像間に切断用の領域を設けて印刷する第2印刷処理を選択する印刷処理選択手段と、
    前記印刷処理選択手段の選択結果に基づき、前記印刷媒体の各切断位置ごとに、前記第1印刷処理が対応する切断位置に対して前記第一切断処理を対応させ、前記第2印刷処理が対応する切断位置に対して前記第二切断処理を対応させてなる、前記切断手段の切断処理手順を指示する切断指示データを生成する切断指示データ生成手段と、
    前記複数の画像に対応した画像データと、前記印刷処理選択手段の選択結果とに基づき、印刷用データを生成する印刷用データ生成手段とを備え、
    前記印字手段は、前記印刷用データに基づき、前記複数の画像に対応する各画像データごとに、前記第1印刷処理または前記第2印刷処理のいずれか一方を選択して印刷処理を行い、
    前記切断手段は、前記切断指示データに基づき、前記第一切断処理または前記第二切断処理のいずれか一方を選択して前記印刷媒体を切断することを特徴とする印刷システム。
  3. 前記画像比較手段は、当該2つの画像のうち隣り合う一方の画像に対応する画像データと、隣り合う他方の画像に対応する画像データとに基づき、これら2つの画像間の色差を算出し、当該算出した色差に基づき前記視覚的影響が発生するか否かを判断することを特徴とする請求項2記載の印刷システム。
  4. 前記画像データはビットマップ画像データであり、
    前記画像比較手段は、前記2つの画像のうち隣り合う一方の画像に対応する画像データと、隣り合う他方の画像に対応する画像データとに基づき、これら2つの画像間で対応する領域ごとに色差を算出し、当該算出した色差があらかじめ定められた色差の許容値を超えた場合は、その色差に対応するドット数を計数し、当該計数値があらかじめ定められた計数許容値を超えた場合は、前記視覚的影響が発生すると判断することを特徴とする請求項3記載の印刷システム。
  5. 前記画像データはビットマップ画像データであり、
    前記画像比較手段は、前記2つの画像のうち隣り合う一方の画像に対応する画像データと、隣り合う他方の画像に対応する画像データとに基づき、これら2つの画像間で対応する領域ごとに色差を算出し、当該算出した色差があらかじめ定められた色差の許容値を超えるものに対応するドット数を前記2つの画像における所定領域ごとに計数し、当該所定領域の計数値があらかじめ定められた計数許容値を超えた場合は、前記視覚的影響が発生すると判断することを特徴とする請求項3記載の印刷システム。
  6. 前記色差の算出に、前記切断手段による切断位置の誤差が生じる確率、および前記切断手段による切断位置と前記各ドットとの距離の少なくとも一方を用いることを特徴とする請求項4または5記載の印刷システム。
  7. 前記切断指示データをコード化して、前記印刷媒体に印刷する切断指示データ印刷手段を備え、前記切断手段は、前記印刷された切断指示データを読み取り、当該読み取った切断指示データに基づき、前記第一切断処理または前記第二切断処理のいずれか一方を選択して前記印刷媒体を切断することを特徴とする請求項2〜6のいずれか1項に記載の印刷システム。
  8. 複数の画像を、印刷媒体に前記複数の画像が連続して並ぶように印刷する印字手段と、前記印字手段によって複数の画像が印刷された印刷媒体における各画像間の境界を切断位置として、一回の切断工程で前記印刷媒体を切断する第一切断処理、または2回の切断工程で前記印刷媒体を切断する第二切断処理を行う切断手段とを備えた印刷装置であって、
    前記印刷媒体に連続して印刷される複数の画像における隣り合う各2つの画像ごとに、当該2つの画像に対応する画像データを比較し、当該2つの画像の特徴量が所定条件を満たす状態となる視覚的影響が発生するか否かを判断する画像比較手段と、
    前記画像比較手段の判断結果に基づき、前記視覚的影響が発生しないと判断された前記2つの画像に対しては、当該2つの画像を隣接して印刷する第1印刷処理を選択し、前記視覚的影響が発生すると判断された前記2つの画像に対しては、当該2つの画像間に切断用の領域を設けて印刷する第2印刷処理を選択する印刷処理選択手段と、
    前記印刷処理選択手段の選択結果に基づき、前記印刷媒体の各切断位置ごとに、前記第1印刷処理が対応する切断位置に対して前記第一切断処理を対応させ、前記第2印刷処理が対応する切断位置に対して前記第二切断処理を対応させてなる、前記切断手段の切断処理手順を指示する切断指示データを生成する切断指示データ生成手段と、
    前記複数の画像に対応した画像データと、前記印刷処理選択手段の選択結果とに基づき、印刷用データを生成する印刷用データ生成手段とを備え、
    前記印字手段は、前記印刷用データに基づき、前記複数の画像に対応する各画像データごとに、前記第1印刷処理または前記第2印刷処理のいずれか一方を選択して印刷処理を行い、
    前記切断手段は、前記切断指示データに基づき、前記第一切断処理または前記第二切断処理のいずれか一方を選択して前記印刷媒体を切断することを特徴とする印刷装置。
  9. 複数の画像を、印刷媒体に前記複数の画像が連続して並ぶように印刷する印字手段を備えた印刷装置であって、
    前記印刷媒体に連続して印刷される複数の画像における隣り合う各2つの画像ごとに、当該2つの画像に対応する画像データを比較し、当該2つの画像の特徴量が所定条件を満たす状態となる視覚的影響が発生するか否かを判断する画像比較手段と、
    前記画像比較手段の判断結果に基づき、前記視覚的影響が発生しないと判断された前記2つの画像に対しては、当該2つの画像を隣接して印刷する第1印刷処理を選択し、前記視覚的影響が発生すると判断された前記2つの画像に対しては、当該2つの画像間に切断用の領域を設けて印刷する第2印刷処理を選択する印刷処理選択手段と、
    前記印刷処理選択手段の選択結果に基づき、前記印刷媒体の各切断位置ごとに、前記第1印刷処理が対応する切断位置に対して一回の切断工程で前記印刷媒体を切断する第一切断処理を対応させ、前記第2印刷処理が対応する切断位置に対して2回の切断工程で前記印刷媒体を切断する第二切断処理を対応させてなる、前記切断手段の切断処理手順を指示する切断指示データを生成する切断指示データ生成手段と、
    前記複数の画像に対応した画像データと、前記印刷処理選択手段の選択結果とに基づき、印刷用データを生成する印刷用データ生成手段とを備え、
    前記印字手段は、前記印刷用データに基づき、前記複数の画像に対応する各画像データごとに、前記第1印刷処理または前記第2印刷処理のいずれか一方を選択して印刷処理を行うことを特徴とする印刷装置。
  10. 複数の画像を、印刷媒体に前記複数の画像が連続して並ぶように印刷する際、前記印刷媒体に連続して印刷される複数の画像における隣り合う各2つの画像ごとに、当該2つの画像に対応する画像データを比較し、当該2つの画像の特徴量が所定条件を満たす状態となる視覚的影響が発生するか否かを判断する画像比較手段と、
    前記画像比較手段の判断結果に基づき、前記視覚的影響が発生しないと判断された前記2つの画像に対しては、当該2つの画像を隣接して印刷する第1印刷処理を選択し、前記視覚的影響が発生すると判断された前記2つの画像に対しては、当該2つの画像間に切断用の領域を設けて印刷する第2印刷処理を選択する印刷処理選択手段と、
    前記複数の画像に対応した画像データと、前記印刷処理選択手段の選択結果とに基づき、印刷用データを生成する印刷用データ生成手段とを備えたことを特徴とする印刷データ生成装置。
  11. 複数の画像を、印刷媒体に前記複数の画像が連続して並ぶように印刷する印字手段によって複数の画像が印刷された印刷媒体における各画像間の境界を切断位置として、一回の切断工程で前記印刷媒体を切断する第一切断処理、または2回の切断工程で前記印刷媒体を切断する第二切断処理を行う切断手段を備えた切断指示データ生成装置であって、
    前記印刷媒体に連続して印刷される複数の画像における隣り合う各2つの画像ごとに、当該2つの画像に対応する画像データを比較し、当該2つの画像の特徴量が所定条件を満たす状態となる視覚的影響が発生するか否かを判断する画像比較手段と、
    前記画像比較手段の判断結果に基づき、前記視覚的影響が発生しないと判断された前記2つの画像に対しては、当該2つの画像を隣接して印刷する第1印刷処理を選択し、前記視覚的影響が発生すると判断された前記2つの画像に対しては、当該2つの画像間に切断用の領域を設けて印刷する第2印刷処理を選択する印刷処理選択手段と、
    前記印刷処理選択手段の選択結果に基づき、前記印刷媒体の各切断位置ごとに、前記第1印刷処理が対応する切断位置に対して前記第一切断処理を対応させ、前記第2印刷処理が対応する切断位置に対して前記第二切断処理を対応させてなる、前記切断手段の切断処理手順を指示する切断指示データを生成する切断指示データ生成手段を備えたことを特徴とする切断指示データ生成装置。
  12. 複数の画像を、印刷媒体に前記複数の画像が連続して並ぶように印刷する印字ステップ、
    前記印字ステップによって複数の画像が印刷された印刷媒体における各画像間の境界を切断位置として、一回の切断工程で前記印刷媒体を切断する第一切断処理、または2回の切断工程で前記印刷媒体を切断する第二切断処理を行う切断ステップ、
    前記印刷媒体に連続して印刷される複数の画像における隣り合う各2つの画像ごとに、当該2つの画像に対応する画像データを比較し、当該2つの画像の特徴量が所定条件を満たす状態となる視覚的影響が発生するか否かを判断する画像比較ステップ、
    前記画像比較ステップの判断結果に基づき、前記視覚的影響が発生しないと判断された前記2つの画像に対しては、当該2つの画像を隣接して印刷する第1印刷処理を選択し、前記視覚的影響が発生すると判断された前記2つの画像に対しては、当該2つの画像間に切断用の領域を設けて印刷する第2印刷処理を選択する印刷処理選択ステップ、
    前記印刷処理選択ステップの選択結果に基づき、前記印刷媒体の各切断位置ごとに、前記第1印刷処理が対応する切断位置に対して前記第一切断処理を対応させ、前記第2印刷処理が対応する切断位置に対して前記第二切断処理を対応させてなる、前記切断ステップの切断処理手順を指示する切断指示データを生成する切断指示データ生成ステップ、および
    前記複数の画像に対応した画像データと、前記印刷処理選択ステップの選択結果とに基づき、印刷用データを生成する印刷用データ生成ステップとして実現される処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであることを特徴とする印刷プログラム。
  13. 複数の画像を、印刷媒体に前記複数の画像が連続して並ぶように印刷する際、前記印刷媒体に連続して印刷される複数の画像における隣り合う各2つの画像ごとに、当該2つの画像に対応する画像データを比較し、当該2つの画像の特徴量が所定条件を満たす状態となる視覚的影響が発生するか否かを判断する画像比較ステップ、
    前記画像比較ステップの判断結果に基づき、前記視覚的影響が発生しないと判断された前記2つの画像に対しては、当該2つの画像を隣接して印刷する第1印刷処理を選択し、前記視覚的影響が発生すると判断された前記2つの画像に対しては、当該2つの画像間に切断用の領域を設けて印刷する第2印刷処理を選択する印刷処理選択ステップ、および
    前記複数の画像に対応した画像データと、前記印刷処理選択ステップの選択結果とに基づき、印刷用データを生成する印刷用データ生成ステップとして実現される処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであることを特徴とする印刷データ生成プログラム。
  14. 複数の画像を、印刷媒体に前記複数の画像が連続して並ぶように印刷する印字ステップによって複数の画像が印刷された印刷媒体における各画像間の境界を切断位置として、一回の切断工程で前記印刷媒体を切断する第一切断処理、または2回の切断工程で前記印刷媒体を切断する第二切断処理を行う切断ステップを含む切断指示データ生成プログラムであって、
    前記印刷媒体に連続して印刷される複数の画像における隣り合う各2つの画像ごとに、当該2つの画像に対応する画像データを比較し、当該2つの画像の特徴量が所定条件を満たす状態となる視覚的影響が発生するか否かを判断する画像比較ステップ、
    前記画像比較ステップの判断結果に基づき、前記視覚的影響が発生しないと判断された前記2つの画像に対しては、当該2つの画像を隣接して印刷する第1印刷処理を選択し、前記視覚的影響が発生すると判断された前記2つの画像に対しては、当該2つの画像間に切断用の領域を設けて印刷する第2印刷処理を選択する印刷処理選択ステップ、および
    前記印刷処理選択ステップの選択結果に基づき、前記印刷媒体の各切断位置ごとに、前記第1印刷処理が対応する切断位置に対して前記第一切断処理を対応させ、前記第2印刷処理が対応する切断位置に対して前記第二切断処理を対応させてなる、前記切断手段の切断処理手順を指示する切断指示データを生成するステップとして実現される処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであることを特徴とする切断指示データ生成プログラム。
  15. 複数の画像を、印刷媒体に前記複数の画像が連続して並ぶように印刷する印字ステップと、前記印字ステップによって複数の画像が印刷された印刷媒体における各画像間の境界を切断位置として、一回の切断工程で前記印刷媒体を切断する第一切断処理、または2回の切断工程で前記印刷媒体を切断する第二切断処理を行う切断ステップとを含む印刷方法であって、
    前記印刷媒体に連続して印刷される複数の画像における隣り合う各2つの画像ごとに、当該2つの画像に対応する画像データを比較し、当該2つの画像の特徴量が所定条件を満たす状態となる視覚的影響が発生するか否かを判断する画像比較ステップと、
    前記画像比較ステップの判断結果に基づき、前記視覚的影響が発生しないと判断された前記2つの画像に対しては、当該2つの画像を隣接して印刷する第1印刷処理を選択し、前記視覚的影響が発生すると判断された前記2つの画像に対しては、当該2つの画像間に切断用の領域を設けて印刷する第2印刷処理を選択する印刷処理選択ステップと、
    前記印刷処理選択ステップの選択結果に基づき、前記印刷媒体の各切断位置ごとに、前記第1印刷処理が対応する切断位置に対して前記第一切断処理を対応させ、前記第2印刷処理が対応する切断位置に対して前記第二切断処理を対応させてなる、前記切断ステップにおける切断処理手順を指示する切断指示データを生成する切断指示データ生成ステップと、
    前記複数の画像に対応した画像データと、前記印刷処理選択ステップの選択結果とに基づき、印刷用データを生成する印刷用データ生成ステップとを含み、
    前記印字ステップにおいて、前記印刷用データに基づき、前記複数の画像に対応する各画像データごとに、前記第1印刷処理または前記第2印刷処理のいずれか一方を選択して印刷処理を行い、
    前記切断ステップにおいて、前記切断指示データに基づき、前記第一切断処理または前記第二切断処理のいずれか一方を選択して前記印刷媒体を切断することを特徴とする印刷方法。
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