JP2007045068A - 液滴吐出装置およびそのノズル位置検出方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 液滴吐出装置は、液滴を吐出するノズル1と、該ノズル1から吐出された液滴を検出する液滴検出部2とを備え、該液滴検出部2は、液滴吐出方向と直交する方向の光軸6を有する光学ビームを発光する発光部7と該光学ビームを受光する受光部8とを有する光センサ部5と、該光センサ部5と前記ノズル1とを液滴吐出方向と前記光軸6とに直交する方向に相対移動させる第一移動部9と、前記光センサ部5の光学ビームを前記液滴が遮光するとき前記受光部8の受光量が低下することで液滴の有無を判断する制御部10とを備え、前記液滴検出部2が、前記ノズル1の位置を検出するノズル位置検出部11とされており、前記制御部10は、前記ノズル1と光センサ部5とを前記第一移動部9により相対移動させて前記受光部8における受光量の変化を検出し、該検出結果に基づき当該ノズル1の位置を求めるものである。
【選択図】 図1
Description
しかし、近年インクジェットヘッドから吐出される液滴の体積は、高解像度、高密度記録に伴いどんどんと小さくなってきており、従来からの方法では、光を遮光する量が少なくなってきており、その検出が難しいものとなってきている。
前記第一移動部は、前記ノズルと前記光センサ部との相対的移動を、ステップ送りにより行なうものであるのが好ましい。
図1、2において、本発明の液滴吐出装置は、液滴を吐出するノズル1と、該ノズル1から吐出された液滴を検出する液滴検出部2とを備えている。
図1は、図2のインジェクトヘッド3を下面側から見た模式図であり、インクジェットヘッド3の下面はノズル面4とされ、該ノズル面4に前記ノズル1が開口している。
この第二移動部12は、前記ベース板16に上下方向(以下、この方向を「Z方向」という。このZ方向は前記液滴吐出方向である。)に沿って設けられたZ方向ガイドレール19と、このZ方向ガイドレール19に上下方向移動自在に取り付けられたZスライダ20と、このZスライダ20を上下方向に駆動すべくベース板16に設けられたZモータ21とを有する。
この第一移動部9は、前記背面板18に沿って前記Z方向に直交する水平方向(以下、この方向を「Y方向」という。このY方向は、液滴吐出方向と前記光軸6とに直交する方向である。)に沿って設けられたY方向ガイドレール24と、このY方向ガイドレール24にY方向移動自在に取り付けられたYスライダ25と、このYスライダ25をY方向に駆動すべく背面板に設けられたYモータ26とを有する。Yモータ26にはパルスエンコーダ等の位置検出手段26aが設けられ、光センサ部5の光軸6のY座標位置を検出する。
この第三移動部14は、前記Z方向およびY方向に夫々直交する方向(以下、この方向を「X方向」という。このX方向は光軸と平行な方向である。)に沿って設けられたX方向ガイドレール30と、このX方向ガイドレール30にX方向移動自在に取り付けられたXスライダ31と、このXスライダ31をX方向に駆動すべくベース板16に設けられたXモータ32とを有する。
図3は図2の要部拡大図であり、待機状態を示す。この待機状態ではキャッピング部34はインクジェットヘッド3の下側に移動し、インクジェットヘッド3がキャッピング部34のゴム部35に当接した状態で停止している。光センサ部5は図の手前(右側)に退避した位置で停止している。
図6に示すように、その後、第二移動部12でインクジェットヘッド3を下方へ移動し、基板の間近まで移動させる。その位置でプロセスを行なうために、必要な液滴をノズル1から吐出する。その後、逆の動きでもって図3に示す元の位置に戻る。
図3に示す待機位置から、図4に示すように、インクジェットヘッド3を第二移動部12により、ある量だけ上昇させる。
Yc=(Ya+Yb)/2
を求める。
たとえばN番目のヘッド3のY座標は、
Yn=(Yc’−Yc)/(63−2)*(N−2)+Yc
で求め、Ynを設定座標として記憶手段37に記憶し、吐出確認を行なう時にこの記憶された設定座標の位置に移動して吐出確認を行なうものである。
まず、所定のインクジェットヘッド3の所定のノズル位置の吐出曲がりを検出する場合、待機位置(図3)からインクジェットヘッド3を、第二移動部12により、光軸6よりも0〜1mm高い位置にノズル面4がくるように所定量だけ上昇させる(図4)。
Claims (14)
- 液滴を吐出するノズルと、該ノズルから吐出された液滴を検出する液滴検出部とを備え、該液滴検出部は、液滴吐出方向と直交する方向の光軸を有する光学ビームを発光する発光部と該光学ビームを受光する受光部とを有する光センサ部と、該光センサ部と前記ノズルとを液滴吐出方向と前記光軸とに直交する方向に相対移動させる第一移動部と、前記光センサ部の光学ビームを前記液滴が遮光するとき前記受光部の受光量が低下することで液滴の有無を判断する制御部とを備えた液滴吐出装置において、
前記液滴検出部が、前記ノズルの位置を検出するノズル位置検出部とされており、
前記制御部は、前記ノズルと光センサ部とを前記第一移動部により相対移動させて前記受光部における受光量の変化を検出し、該検出結果に基づき当該ノズルの位置を求めるものであることを特徴とする液滴吐出装置。 - 前記液滴検出部は、前記光センサ部と前記ノズルとを液滴吐出方向に相対移動させる第二移動部を有することを特徴とする請求項1記載の液滴吐出装置。
- 前記ノズルは前記光軸と平行な一直線上に複数設けられてノズル列を形成しており、
前記制御部は、前記ノズル列の互いに隣接しないで離間した特定の2つのノズルの位置を求め、該求めた2つのノズル位置より他のノズル位置を配分計算により求めるものであることを特徴とする請求項1または2記載の液滴吐出装置。 - 前記ノズル列は複数列設けられていることを特徴とする請求項3記載の液滴吐出装置。
- 前記第一移動部は、前記ノズルと前記光センサ部との相対的移動を、ステップ送りにより行なうものであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一つに記載の液滴吐出装置。
- 前記制御部は、前記ノズルと光センサ部の相対的移動位置と、当該位置における受光部の受光量とを記憶する記憶手段と、
前記光センサ部が液滴を検出していないときの受光量と、前記記憶手段に記憶された受光量とを比較する比較手段と、
前記比較手段での比較結果が予め定めた所定値以下となる移動位置範囲の中央値を当該ノズルの位置として求める演算手段とを有することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一つに記載の液滴吐出装置。 - 前記制御部は、前記ノズルと光センサ部の相対的移動位置と、当該位置における受光部の受光量とを記憶する記憶手段と、
前記光センサ部が液滴を検出していないときの受光量と、前記記憶手段に記憶された受光量とを比較する比較手段と、
前記比較手段での比較結果が予め定めた所定値以下となる移動位置範囲の中央値を当該ノズルの位置として求める演算手段とを有し、
前記演算手段は、前記特定の2つのノズルの位置を求めた後、残りの複数のノズルの位置を配分計算により求めるものであることを特徴とする請求項3ないし6のいずれか一つに記載の液滴吐出装置。 - 前記制御部は、前記液滴吐出方向の2箇所の位置で、前記ノズル位置を検出することにより、前記液滴の曲がりを判断するものであることを特徴とする請求項2ないし7のいずれか一つに記載の液滴吐出装置。
- 前記発光部の光源がレーザであり、前記発光部又は受光部に光ビームの径を制限する穴を有するカバーを設けたことを特徴とする請求項1ないし8のいずれか一つに記載の液滴吐出装置。
- 前記ノズルの液滴を受けるためのキャッピング装置が設けられ、該キャッピング装置と前記ノズルとを前記光軸と平行な方向に相対移動させる第三移動部が設けられたことを特徴とする請求項2ないし9のいずれか一つに記載の液滴吐出装置。
- フレームに、前記ノズルが前記第二移動部を介して、前記光センサ部が前記第一移動部を介して、及び、前記キャッピング装置が前記第三移動部を介して各々移動自在に設けられて、インクジェットヘッドユニットを形成していることを特徴とする請求項10記載の液滴吐出装置。
- 液滴を吐出するノズルと、該ノズルから吐出された液滴を検出する液滴検出部とを備え、該液滴検出部は、液滴吐出方向と直交する方向の光軸を有する光学ビームを発光する発光部と該光学ビームを受光する受光部とを有する光センサ部と、該光センサ部と前記ノズルとを液滴吐出方向と前記光軸とに直交する方向に相対移動させる第一移動部と、前記光センサ部の光学ビームを前記液滴が遮光するとき前記受光部の受光量が低下することで液滴の有無を判断する制御部とを備えている液滴吐出装置におけるノズル位置検出方法であって、
前記液滴検出部を用いて、前記ノズルの位置を検出するものであり、
前記制御部において、前記ノズルと光センサ部とを前記第一移動部により相対移動させて前記受光部における受光量の変化を検出し、該検出結果に基づき当該ノズルの位置を求めることを特徴とする液滴吐出装置のノズル位置検出方法。 - 前記ノズルは前記光軸と平行な一直線上に複数設けられてノズル列を形成しており、
前記制御部において、前記ノズル列の互いに隣接しないで離間した特定の2つのノズルの位置を求め、該求めた2つのノズル位置より他のノズル位置を配分計算により求めることを特徴とする請求項12記載の液滴吐出装置のノズル位置検出方法。 - 前記第一移動部は、前記ノズルと前記光センサ部との相対的移動を、ステップ送りにより行なうものであり、
前記制御部において、前記ノズルと光センサ部の相対的移動位置と、当該位置における受光部の受光量とを記憶し、
前記光センサ部が液滴を検出していないときの受光量と、前記記憶手段に記憶された受光量とを比較し、
前記比較手段での比較結果が予め定めた所定値以下となる移動位置範囲の中央値を当該ノズルの位置として求めることを特徴とする請求項12または13記載の液滴吐出装置のノズル位置検出方法。
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