JP2012504060A - マーク付け要素の位置合わせ - Google Patents

マーク付け要素の位置合わせ Download PDF

Info

Publication number
JP2012504060A
JP2012504060A JP2011529011A JP2011529011A JP2012504060A JP 2012504060 A JP2012504060 A JP 2012504060A JP 2011529011 A JP2011529011 A JP 2011529011A JP 2011529011 A JP2011529011 A JP 2011529011A JP 2012504060 A JP2012504060 A JP 2012504060A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
target
array
marking elements
offset
alignment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2011529011A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012504060A5 (ja
Inventor
ジェームズ フェリンガム,ピーター
アラン ニース,デイヴィッド
Original Assignee
イーストマン コダック カンパニー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by イーストマン コダック カンパニー filed Critical イーストマン コダック カンパニー
Publication of JP2012504060A publication Critical patent/JP2012504060A/ja
Publication of JP2012504060A5 publication Critical patent/JP2012504060A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/21Ink jet for multi-colour printing
    • B41J2/2132Print quality control characterised by dot disposition, e.g. for reducing white stripes or banding
    • B41J2/2135Alignment of dots
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J29/00Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
    • B41J29/38Drives, motors, controls or automatic cut-off devices for the entire printing mechanism
    • B41J29/393Devices for controlling or analysing the entire machine ; Controlling or analysing mechanical parameters involving printing of test patterns

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Abstract

プリンタのマーク付け要素の第1のアレイとマーク付け要素の第2のアレイとの間の相対オフセットを測定する方法;位置合わせターゲット;及びプリンタが提供される。本方法は、前記第1のアレイからの複数のマーク付け要素を使用して、ピクセルの第1のグループを印刷し、かつ、前記第2のアレイからの複数のマーク付け要素を使用して、ピクセルの第2のグループを印刷することによって、ターゲットを印刷するステップと;前記ターゲットに沿った位置の関数として、前記ターゲットの光学的特徴を測定するために前記ターゲットをスキャンするステップと;前記ターゲットの前記光学的特徴の極値が発生する位置を特定するステップと;を有する。

Description

本発明は、プリンタに関する。より詳細には、マーク付け要素間の位置合せ不良を測定することに関する。
多くの印刷システムでは、異なるアレイによって、異なるタイプの点を記録メディアに印刷することによって、イメージを形成するために、複数の整列したマーク付け要素を有する。よく知られている例は、カラー・インクジェット・プリンタである。この種の場合、異なるアレイのマーク付け要素としては、マゼンタ、シアン、イエロー及びブラックのドットを印刷するためのノズルの異なるグループがある。(インクジェット式のノズルに加えて、マーク付け要素のその他の方式としては、電子写真のための例えばLEDのような発光素子、熱写真法のためのヒーター、エレクトログラフィのための電極、マグネトグラフィーのための磁性素子、などを含む。)マーク付け要素の異なるアレイは、第1のサイズのドットをプリントする第1のグループのマーク付け要素と、第2のサイズのドットをプリントする第2のグループのマーク付け要素とで構成されてもよい。あるいは、比較的高い飽和の色のドットをプリントするマーク付け要素の第1のグループと、比較的低い飽和によるほぼ同一の色のドットをプリントするマーク付け要素の第1のグループとで構成されてもよい。記録メディア上の点は各々によって適切に位置決めされることを必要とする。そうしないと、画質は悪化する。
プリンタのマーク付け要素のアレイは、単一のプリントヘッドに、又は、複数の分離したプリントヘッドに提供することができる。特に別個のプリントヘッドに配置されているマーク付け要素アレイの場合は、マーク付け要素の異なるアレイの位置合せ不良を修正するために、通常、特別な手当が必要である。その理由は、異なるプリントヘッドのアレイの機械的な特性は、記録メディア上の点の適切な位置合わせを提供するのに十分ではないからである。事実、同じプリントヘッドに取り付けられたマーク付け要素の異なるアレイであっても、製造上の欠陥、又は、操作上のコンディションによって、相互のアレイのドットは、位置が異なることがある。単一の又は複数のプリントヘッドは、キャリッジプリンタはキャリッジに載置され、キャリッジ走査方向に記録メディア上を移動し、マーク付け要素が点の帯(swath)を作る。帯の終わりで、キャリッジは停止し、印刷が一時的に停止し、記録メディアは前進する。そして、次の帯が印刷される。その結果、イメージは帯により形成される。キャリッジプリンタにおいて、通常、マーク付け要素アレイのアレイ方向は、メディア送り方向と実質的に平行で、かつキャリッジ走査方向に対して実質的に垂直に配置される。対応する異なるアレイのマーク付け要素は、異なる時刻に記録メディアのピクセル位置の近傍に到着する。したがって、ある種の位置合わせ不良は、マーク付け要素の適切な相対的タイミングでの操作によって補償される。他のタイプの位置合わせの不一致は、一つのアレイのどのマーキング要素が、同じピクセル位置に対応する異なるアレイのどのマーキング要素であるかを選択することによって補償される。例えば、マーク付け要素アレイの理想の位置合わせとしては、シアンのマーク付け要素1は、イエローマーク付け要素1に対応する。しかしながら、シアン、マゼンタ及びイエローのアレイがメディア送り方向から見て正しく整列していない場合には、アレイの位置合わせ不良に対しては、改善された画質のためのより良好な選択は、例えば、イエローのマーク付け要素1に対して、シアンのマーク付け要素2、そして、マゼンタのマーク付け要素3を対応させることが適切な場合もある。
適切にマーク付け要素のアレイの位置合せ不良を補償する方法を知るために、位置合せ不良を測定しなければならない。このために、通常は、アレイテストパターンを印刷し、かつスキャンがなされる。スキャンは、ドキュメントスキャナによって、又は、例えば、キャリッジに載置された発光素子と、センサによってなされてもよい。
米国特許第5,448,269号 米国特許第6,478,501号
特許文献1、及び特許文献2は、プリントヘッドアレイテストパターンの例を開示している。しかしながら、プリントヘッド解像度及び画質が増加するにつれて、改善された位置合わせテスト手法、及び位置決めテストパターンのニーズが存在する。加えて、一部の従来技術の位置合わせテスト手法、及び位置決めテストパターンは、(例えばインクジェット式のプリントヘッドの誤った方向に向けられたジェットからの)ランダムなドットの位置誤差に影響されやすい。したがって、位置合わせテスト手法、及び位置決めテストパターンに対するイメージノイズの感度を減少させる必要がある。
本発明の一態様は、プリンタのマーク付け要素の第1のアレイとマーク付け要素の第2のアレイとの間の相対オフセットを測定する方法であって:前記第1のアレイからの複数のマーク付け要素を使用して、ピクセルの第1のグループを印刷し、かつ、前記第2のアレイからの複数のマーク付け要素を使用して、ピクセルの第2のグループを印刷することによって、ターゲットを印刷するステップと;前記ターゲットに沿った位置の関数として、前記ターゲットの光学的特徴を測定するために前記ターゲットをスキャンするステップと;前記ターゲットの前記光学的特徴の極値が発生する位置を特定するステップと;を有する方法が提供される。
本発明の別の態様によれば、位置合わせターゲットは、基準パターン及び位置合わせパターンを含む。基準パターンは互いに離れて間隔を置かれた複数の第1の領域に置かれる第1のタイプのピクセルを含む。位置合わせパターンは、複数の第2の領域に置かれた第2のタイプのピクセルを含む。前記複数の第2の領域は、複数の第1の領域から連続して累積的にオフセットが与えられ、これによって、複数の第1の領域及び複数の第2の領域の重なりの度合いが前記ターゲットに沿って変化する、
本発明の別の態様では、プリンタは、マーク付け要素の第1のアレイと;マーク付け要素の第2のアレイと;センサと;コントローラと;を含む。コントローラは、ターゲットが印刷されるように前記第1のアレイ及び前記第2のアレイの印刷パターンをコントロールし、前記ターゲットに沿った位置の関数として前記ターゲットの光学的特徴を測定するために前記センサが前記ターゲットをスキャンした後に前記センサからデータを受信し、かつ、前記ターゲットの前記光学的特徴の極値が発生する位置を特定するよう構成される。
詳細な説明において、本発明の好ましい実施例は図面を参照しながら説明する。
ワイドフォーマットのインクジェット式の印刷システムを示す図である。 インクジェット式の印刷システムの概略図である。 マーク付け要素のアレイの間での水平及び垂直オフセットを示す図である。 本発明の実施例に従った、垂直の位置合わせターゲットの拡大図である。 本発明の実施例に従った、垂直の位置合わせターゲットの拡大図である。 本発明の実施例に従った、垂直の位置合わせターゲットの拡大図である。 本発明の実施例に従った、垂直の位置合わせターゲットの拡大図である。 図4Aのターゲットに類似したものに対応する光学反射データのグラフを示す。なお、マーク付け要素アレイ間の位置決めの垂直オフセットを印刷したものである。 図4Aのターゲットに類似したものに対応する光学反射データのグラフを示す。なお、マーク付け要素アレイ間の位置決めの垂直オフセットを印刷したものである。 図5及び6のグラフに対応する光学反射データの一部のグラフである。 図4Aのターゲットに対応する数値的に処理した光学反射データの一部のグラフである。 本発明の実施例に従った、垂直位置合わせターゲットの一部を示す図である。 本発明の実施例に従った、垂直位置合わせターゲットの一部を示す図である。 本発明の実施例において、垂直位置合わせターゲットの一部を示す図である。 本発明の実施例において、水平位置合わせターゲットの一部を示す図である。 本発明の実施例において、水平位置合わせターゲットの一部を示す図である。
以下の詳細な説明は、本発明に従った装置の一部の構成要素に関する。あるいは、より直接的に本発明に関連する。特に明示していない要素は、当業者に周知な形態を取りうることはいうまでもない。
図1を参照する。大型フォーマットのインクジェットプリンタ10の実施例は、左右のサイド・ハウジング11、12を含み、かつ、一対の脚14によって支持されている。図1に示す右側のハウジング11は、オペレータ用のディスプレイ及びキーパッドを有し、プリンタのための様々な電気的及び機械的部品を含んでいる。左ハウジング12は合成樹脂管38を介してインクジェット式のプリントヘッド26にインクを供給するインクリザーバ36を有する。そして、合成樹脂管38は、インクジェット式のプリントヘッド26及び各々のインクリザーバ36の間に配置されている。一部のプリンタの実施例においては、別個のインクリザーバ36、又は、管38は提供されない。印刷はプリントヘッドの位置するインクリザーバによって実行される。1本の連続のプリントメディア(図示せず)がプリンタ10の後部にマウントされ、プリンタ10に連続的に紙を供給する。あるいは、個々のシート状の紙(図示せず)がプリンタ10に供給される。(「紙」、メディア(media)及びプリントメディアの語は、同じ意味として明細書中で用いられる)プラテン18は、プリントメディアを支持する水平面を形成する。紙の上の液滴の付着を選択することにより、印刷が実行される。動作中に、紙の連続供給は複数のローラー(図示せず)によってプラテン18全体のプリンタ10の後部に取り付けられた紙のロールから導かれる。そして、ローラーはプラテン18に沿って間隔が置かれている。プリンタ10の代替の使用法において、一つの紙、又は、他のプリントメディアが、ローラー(図示せず)によってプラテン18全体に導かれる。支持構造物20は、プラテン18より上に懸架される。そして、支持構造物20は、印刷用の紙、又は、他のプリントメディアがプラテン18及び支持構造物20間を通過するようにするために、プラテン18及び支持構造物間に、充分なクリアランスを有するように間隔を置いて配設される。
支持構造物20は、プラテン18より上にキャリッジ22を支持する。キャリッジ22は、複数のインクジェット式のプリントヘッドホルダ24、及び、そこに、載置される複数の取り替え可能なインクジェット式のプリントヘッド26を有する。図1に示される実施例においては、4つのプリントヘッド26が、キャリッジ22上の保持具24に載置されているが、インクジェット式のプリントヘッド26は、どのような数でも提供することができる。印刷する際、インク滴がメディア上へイメージの帯を印刷するためにイメージの幅に排出され、キャリッジ22はキャリッジ走査方向32の案内レール30に沿って移動する。キャリッジ走査方向32に沿ったキャリッジ位置は、インク滴を適切に位置決めするために、エンコーダ(図示せず)を使用してトラッキングされる。各々の帯のエッジにおいて、キャリッジは停止され、かつ、メディアはキャリッジ走査方向32に対して実質的に垂直であるメディア送り方向に送られる。
また、任意に、キャリッジ22には、反射率センサ27が取り付けられてもよい。反射率センサ27は、光センサであり、記録メディアの方向を照らす光源(図示せず)及び光源から光を記録メディアが反射した反射光を受光する光センサ(図示せず)を有する。光源及び光センサの取り付け角度によって、光センサによって受信される光は、拡散反射光、又は、鏡反射光となり得る。反射率センサ27は、後述の位置合わせのパターンの検出に使用することができる。反射率センサ27の光センサは、例えば、メディア面に対し1mm〜5mmのオーダーの寸法の視野を有する。プリントヘッド26上のマーク付け要素によってメディアに印刷された位置合わせのパターン(すなわち位置合わせテスト対象)上をキャリッジ22が全体にわたってスキャンすると、メディアの反射からのより多くの光を受光することによって、大きな電気信号が受信する光センサに発生する。マーキングされた領域は、白いメディアよりも、より多くの光を吸収する。従って、視野の中により白い紙があればあるほど、光センサからは大きな信号が発生することになる。信号がより大きいほど、測定された光学反射は、より大きい。逆に、光学濃度(optical density)は、より低い。
大きなフォーマットのインクジェットプリンタは、本発明が都合よく使用することができる印刷システムの1つの実施例である。例えば、本発明は、また、デスクトップ型キャリッジプリンタのマーク付け要素の位置合わせを測定するために使用することができる。加えて、マーク付け要素は、インクジェット式のノズル以外の他の方式であってもよい。図2は、インクジェット式プリンターシステム10を示している。システムは、液滴を噴射する命令として、コントローラ15によって解釈される信号を提供するイメージのソース13を有する。コントローラ15は、イメージデータを、印刷に必要なように再フォーマットし、かつ、ソース16に出力する。これは、電気的なパルスであり、1つ以上のインクジェットプリントヘッド16に入力される。各々のインクジェットプリントヘッド16は、少なくとも1つのダイ110を含む。
図2に示される実施例においては、2つの別個のプリントヘッド26a及び26bがあり、それぞれがプリントヘッドダイ110a及び110bを含む。各々のダイ110に、2つのノズルアレー(すなわちマーク付け要素アレイ)が存在する。ダイ110a上の第1のノズルアレイ120のノズル121は、ダイ110a上の第2のノズルアレイ130のノズル131より大きな開口領域がある。この例では、2つのノズルアレイの各々は、ノズル(各々のカラムは、1インチ当たり600のノズル濃度を有する)の2本のスタガーカラムを有する。各々のアレイの有効なノズル濃度は、1インチ当たり1200である。記録メディア上のピクセルに、紙送り方向に沿って順次番号を付けたとした場合、1つのアレイの第1のカラムのノズルは、奇数番目のピクセルを印刷する。これに対して、アレイの他のカラムのノズルは、偶数番目のピクセルを印刷する。各ノズルアレイの液体の流通は、インク供給経路に対応する。プリントヘッド26aにおいて、インク供給経路122は、ノズルアレイ120に対する流体連通経路となっている。そして、インク供給経路132はノズルアレイ130に対する流体連通となっている。流体供給経路122及び132の部分は、図2においてプリントヘッドダイ基板を通じた開口部110aとして、示されている。プリントヘッド26b及びダイ110bは、プリントヘッド26a及びダイ110aと同様に形成される。プリントヘッド26bに対しては、ノズルアレイ140及び150が存在する。一つ以上のプリントヘッドダイ110が、各々のインクジェットプリントヘッド26に含まれる。なお、図2には、1つのプリントヘッド26につき1つのプリントヘッドダイ110のみが示されている。所与のプリントヘッド用のプリントヘッドダイは、支持部材(図示せず)に配置される。
図2において、第1のインクソース40はインク供給経路122を介して第1のノズルアレイ120にインクを供給する。そして、第2のインクソース41はインク供給経路132を介して第2のノズルアレイ130にインクを供給する。プリントヘッド26bのためのインクソースは、示されていない。異なったインクソース40及び41が示されているが、一部のアプリケーションでは、それぞれインク供給経路122及び132を介してノズルアレイ120及び130にインクを供給している単一のインクソースを有することが有利な場合がある。実施例によっては、1個、又は、3個以上のノズルアレイが、プリントヘッドダイ110に含まれてもよい。いくつかの実施例では、プリントヘッドダイ110上の全てのノズルは、(プリントヘッドダイ上で複数の大きさのノズルを有するのではなく)同一サイズであってもよい。
ノズルに関連する滴下のメカニズムは、図2には示されていない。液滴を形成させるメカニズムは様々なタイプのものがある。たとえば、加熱要素が一部のインクを蒸発させ、これによって液滴を射出させる。あるいは、圧電変換器が液体チャンバを圧縮し、これによって液滴を射出させる。あるいは、(例えば、2層の要素を加熱することにより)移動するアクチュエータによって、射出を行わせてもよい。
いかなるケースにおいても、適切な方式に従って、電気的パルスソース16が、様々な液滴の射出を行う。図2において、ノズルアレイ120から射出された液滴は、ノズルアレイ130から射出された液滴よりも大きい。ノズルアレイ120及び130のそれぞれに関連する液滴の形成のメカニズムのその他の態様(図示せず)は、異なる大きさの液滴の射出を最適にするために、サイズを異ならせている。動作中に、インクの液滴は、記録メディア50に堆積する。
プリントヘッドダイ上のノズルアレイの位置は、通常は、フォトリソグラフィを用いて、非常に高い精度で形成される。これに対して、異なるプリントヘッド26a及び26bは、互いに機械的に整列配置され、これは低い精度で行われる。一般に、アレイ120及び130からの、紙の上のドットは相互に、ある程度、よく整列しており、また、アレイ140及び150からの、紙の上のドットは相互に、ある程度、よく整列している。しかしながら、異なるプリントヘッド26a及び26b(例えばアレイ140とアレイ120との関係)では、相互の整列配置は、上述のものよりも正確でない。
図3は、4つのマーク付け要素アレイ210、220、230及び240を示しており、相互の相対的位置関係を示している。各々のマーク付け要素アレイは、この例では、1とのカラムに、10個のマーク付け要素(a,b,,,j)を含む。そして、アレイの方向がメディアの送り方向34に沿うよう、アレイが配置される。印刷の間、4つのマーク付け要素アレイは、キャリッジ走査方向32に沿ってスキャンされる。
論理上、各々のアレイは、隣接したマーク付け要素が距離S1だけ離れた形で設置され、(例えば、全てのa)は、キャリッジスキャン方向に沿って整列は位置される。すなわち、理想の2つのアレイ(マーク付け要素アレイ210及び220を例にとれば)においては、実際のアレイ間の距離はS1であり、マーク付け要素アレイ210の中心を通る、キャリッジスキャン方向に平行な線は、マーク付け要素アレイ220のマーク付け要素の中心を通ることとなる。
マーク付け要素アレイ230はマーク付け要素アレイ220に対して、キャリッジ走査方向32に沿って整列配置される。その距離は、S1である。しかしながら、それは、メディア送り方向34に沿ってマーク付け要素アレイ210と整列は位置されていない。キャリッジ走査方向32と平行の線である、マーク付け要素アレイ210の要素の中心を通る線と、マーク付け要素アレイ220要素の中心を通る線とには、Ovのオフセットが存在する。オフセットされたOvは。垂直位置合せ不良と呼ばれる。典型的なキャリッジプリンタの場合、メディア送り方向に沿ったこのオフセットは、紙の長いエッジに沿っているため、そのように呼ばれる。図3における具体的な例では、垂直位置合わせ不良オフセットOvは、1ピクセル間隔と同じである(マーク付け要素a及びマーク付け要素bとの間の距離と同じである)。なお、垂直位置合わせ不良は、ピクセル間隔より短い場合、長い場合も発生する。
また、図3において示される実施例で、マーク付け要素アレイ240はメディア送り方向34に関して、マーク付け要素アレイ210及び220に位置合わせされている。しかしながら、それはキャリッジ走査方向32に関して、マーク付け要素アレイ230と関連して正確に並んでいない。その理由は、マーク付け要素アレイ230の距離は、通常の距離S1ではなく、S1+Oとなっているからである。この場合、2つのアレイの水平位置合せ不良は、Oである。マーク付け要素アレイ240とマーク付け要素アレイ220との間の距離は、通常の次に近いアレイ間の距離2S1ではなく、2S1+Oである。マーク付け要素アレイ240及び220間の水平位置合せ不良はOである。図3の例では、Oはゼロより大きく、かつ、水平にほぼ1ピクセルの間隔である。なお、位置合せ不良は、ゼロより小さい場合もある。また、1ピクセルよりも大きい場合、あるいは小さい場合もある。マーク付け要素アレイは、他のマーク付け要素アレイに対して、水平及び垂直位置合せ不良が発生することがある。マーク付け要素アレイには、回転位置合せ不良が存在する場合がある。この場合、水平位置合せ不良はアレイに沿って一定ではない。
本発明の実施例は、第1のアレイの複数のマーク付け要素及び第2のアレイの複数のマーク付け要素を使用して、位置合わせターゲットを印刷するステップと、ターゲットに沿った位置の関数(例えば光学反射、又は、光学濃度)として、光学的特徴を測定するためにターゲットをスキャンするステップと、極値(測定した光学的特徴及びターゲットの設定に依存して、最大、又は、最小値)が発生する位置を特定するステップと、を有する。
図4Aは、垂直のオフセット(すなわちメディア送り方向に沿ったオフセット)を測定するための本発明の垂直位置合わせターゲット310の実施例を示す。1つのマーク付け要素アレイと、他のマーク付け要素アレイとの関連を示し、ほぼ1.5倍に拡大している。図4B、4C及び4Dは、図4Aを、更に約10倍拡大し、それぞれターゲットの領域320、330及び340を示す。この例では、ブラックの領域は、ブラックのインクでブラックのマーク付け要素のアレイによって印刷され、かつ、灰色の領域は、シアン・インクでシアン・マーク付け要素のアレイによって印刷されたと仮定する。なお、本発明は、マーク付け要素アレイの色の異なる組合せに対して、又は、異なる大きさが設定された同じ色の点(ブラックが大きな点を示し、灰色が小さい点を示す)を印刷するアレイについても同様に行える。
垂直位置合わせターゲット310は、例えば2つのマーク付け要素アレイ(1インチにつき1200個の要素、各々が640個のマーク付け要素を有する)によって、キャリッジ走査方向32に、シングルパスで印刷することができる。ターゲット310は、左エッジに基準バー311、ブラックと部分的にシアン(灰色の)/部分的に白い長方形の繰り返しの長方形のチェッカーボードパターン、及び右エッジにブラックの基準バー312を有する。この例では、ブラックはキー色と呼ばれており、ターゲットはブラックと関連するシアンである。ターゲットイメージにはチェッカーボードパターンに配置された水平のブラックの長方形の部分を含む。各々のブラックの長方形は、垂直に20ピクセル、水平に100ピクセルで構成されている。長方形のこのブラックの領域は同じ寸法のシアンの長方形の領域を有する。なお、異なるパターンが、その上に印刷される。シアンの長方形は(完全に整列配置されたブラック及びシアンアレイに対して)、ブラックの領域の中央に、シアンの長方形が、ブラックの長方形の間の白色のスペースに直接収まるように、配置される。したがって、この組合せが、最大光学濃度、又は、最小の反射率を呈する。チェッカーボードパターンの左右のエッジにおいて、シアンの長方形は、ブラックの長方形の上に、又は、下に直接置かれる。そして、この組合せを白書の紙に最大限印刷する。これによって、最小の光学濃度、又は、最大反射率を呈することになる。
ターゲット310の領域の中心のすぐ右に位置する領域320の拡大図が図4Bに示されている。カラム321及び322においては、シアン(灰色の)長方形がブラックの長方形の間に正確にフィットしている。カラム323及び324において、シアンの長方形がブラックの長方形に対して相対的に1ピクセル下にオフセットされている。カラム325及び326において、シアンの長方形がブラックの長方形に対して2ピクセルだけ相対的に下にオフセットされている。同様に、図4Cにおいて、領域330が拡大されて示されている。カラム331及び332において、シアンの長方形は、ブラックの長方形に対して相対的に3ピクセル下にオフセットされている。その他も同様である。同様に、図4Dにおいて、領域340が拡大されて示されている。カラム341及び342において、シアンの長方形は、ブラックの長方形に対して相対的に18ピクセル下にオフセットされている。カラム343及び344において、シアンの長方形がブラックの長方形と相対的に19ピクセルだけオフセットされている。カラム345及び346において、シアンの長方形は灰色の長方形と、相対的に下に20ピクセルオフセットされている。すなわち、カラム345及び346に対しては、灰色の長方形は、ブラックの長方形の直接上又は下に重なっている。したがって、白い紙の最大量がこれらのカラムにおいて露出している。ターゲット310がシングルパスによって印刷される処理は、以下の通りである。ブラックのマーク付け要素1−640は、基準バー311及び312を印刷する。カラム322、324、326、332、334、336、342、344、346、及び類似の領域において、類似した領域)の中で、ブラックの長方形が、ブラックのマーク付け要素1−20、41−60、81−100...601−620によって印刷される。カラム321、323、325、331、333、335、341、343、345及び類似した領域において、ブラックの長方形が、ブラックのマーク付け要素21−40、61−80、101−120...621−640によって印刷される。カラム321に対して、シアンの長方形が、シアン・マーク付け要素1−20、41−60、81−100...601−620によって印刷される。そして、カラム322に対して、シアンの長方形が、シアン・マーク付け要素21−40、61−80、101−120...621−640によって印刷される。ブラックの及びシアンのアレイが正確に垂直に(メディア送り方向34に沿って、すなわちアレイ方向に)整列配置されている場合、カラム321及び322のシアンの長方形はブラックの長方形間の空白の繰り返し全てを埋める。そして、光学反射の最小値を提供する。しかしながら、2つのアレイが正確に垂直に整列配置されていない場合、シアンの長方形の一部がブラックの長方形の上又は下になり、白色紙の一部がカラム321及び322において露出する。したがって、光学反射は、2つのアレイが垂直に整列配置された場合より、小さくならない。カラム323において、シアンの長方形は、シアン・マーク付け要素2−21、42−61、82−101...602−621によって印刷される。そして、カラム324において、シアンの長方形は、シアン・マーク付け要素22−41、62−81、102−121...622−640によって印刷される。ブラック及びシアンのアレイが正確に垂直に整列配置されている場合、シアンの長方形はブラックの長方形に1ピクセルだけ重なる。その結果、1ピクセル幅の白い線が、シアンの長方形の上とブラックの長方形の下との間で発生する。シアンアレイがブラックのアレイと相対的に(メディア送り方向に沿って)1ピクセルの間隔で位置合わせ不良の場合、シアンの長方形はカラム323及び324のブラックの長方形間の白部分を完全にカバーする。その結果、光学反射の最低は、カラム321及び322ではなく、それらのカラムにおいて発生する。
さらに一般的にいえば、長方形のブラックの領域が基準パターンである。この基準パターンは、測定される(メディア送り方向)オフセットの方向に沿って規則的な間隔で互いに離れた間隔を置いた複数のブラックの長方形を含んでいる。長方形のシアン領域は位置合わせパターンである。位置合わせパターンは、ブラックの長方形と関連してオフセットされた方向に沿って連続して連続的に位置がずれた複数のシアンの長方形を含んでいることになる。すなわち、ブラックの長方形及びシアンの長方形との重なりの部分はターゲットに沿って変化する。ブラックの領域の中心から左に移動するにつれて、シアンの長方形は、ブラックの長方形の各々の2つのカラムの領域に対して相対的に1ピクセルの間隔Pずつ連続的に上の位置に移動している。ブラックの領域の中心から右に移動するにつれて、シアンの長方形は、ブラックの長方形の各々の2つのカラムに対して相対的に1ピクセル連続的に下がっている。方向は、任意であり、逆の場合もある。いずれの例であっても、光学濃度は、イメージの中心から連続的に減少し、アレイが完全に一致するところのエッジで、最小になる。(同様に、光学反射は、イメージの中心で最小であり、アレイが完全に一致するところのエッジで、最小になるよう、連続的に増加する。)この光学濃度又は工学反射の波形を用いることによって、二つのアレイの垂直の位置合わせのキャリブレーション信号を提供する。
図4Aにおいて示される実施例は、ブラックと関係でシアンの相対的な位置合わせを完全に行う場合である。シアン色の面が、あるピクセル分だけ上に又は下にシフトしている場合には、光学濃度のピークが長方形のペア毎に左又は右方向にシフトする。12/1200の垂直シフト(すなわち0.01)は、濃度のピークが垂直に12個の長方形コラムのペア、すなわち2400/1200(すなわち、2)毎にシフトすることを意味する。この200:1のゲインは、長方形のペアが、水平に200ピクセルの長さであり、各カラムのペアが1ピクセルの累積的シフトで印刷されることを意味する。このゲインは、より長い、又は、より短い長方形を使用することによって、上下に調整され得る。アレイの隣接したマーク付け要素間の間隔がpである(すなわち、ターゲットの隣接ピクセル間の間隔は、メディア送り方向32に沿ってpである)と仮定する。そして、基準パターンの長方形が、長さL=np、及び幅W=mpを有すると仮定する。位置合わせパターン(1つのアレイのマーク付け要素に対応する)のピクセルが基準パターン(他のアレイのマーク付け要素に対応する)のピクセルと相対的に、距離E=xpの平均垂直オフセット誤差を有する場合、重なりの度合いとして基準パターンの長方形に対する位置合わせパターンの長方形の先エッジの相対的な位置は、二つのアレイの正確な位置合わせが行われている場合(E=0)に対応する重なりの度合いとして通常のエッジの位置から相対的に、垂直に間隔X=nEだけシフトされる。
より長い長方形は、垂直キャリブレーションのターゲットが印刷されるときに用いられる水平位置合わせキャリブレーション値に関係なく、正確な垂直キャリブレーションを可能とする。垂直キャリブレーション信号強度は、水平位置合わせ不良がピクセル値で、長方形の長さの半分に近づくにつれて、ゼロに近づく。
水平位置決め不良の可能な範囲内で、強い垂直キャリブレーション信号を確実にするためには、(垂直オフセットの方向に対して垂直な方向における)長方形の長さは、好適には、マーキング要素のアレイ間の予想される水平位置合わせ不良Dよりも、少なくとも3倍でなければならない。上記のターゲットは、ほぼ10:1の比率であり、好適である。水平位置合わせが垂直キャリブレーションターゲットを印刷する前に正しく調整される場合、この考慮は不要である。しかしながら、長方形の長さが、典型的な最大の水平位置合わせ不良の3倍よりも長い(すなわち3Dより長い)実施例の利点は、水平の位置合わせ及び要素の射出のタイミング補償が行われない場合であっても、垂直位置合わせが実行できることである。
ブラックに対して上下にインクリメントできる可能な数は、長方形の高さのピクセル数である。20ピクセルが図示されている。ブラックの長方形のカラム・ペアの総数は、この場合、垂直キャリブレーションでカバーされる全範囲、プラス中央のゼロのための1つのペアに等しい。この実施例の場合には、41ペアである。
このターゲットを印刷した時のアレイの垂直位置決め不良が20ピクセルを超える場合、ターゲットの一方の側から他方の側に濃度ピークが一巡することになる。垂直位置決め不良が40ピクセルである場合、濃度ピークは中央に至ると戻ってしまい、ゼロの誤った読込をしてしまう。このために、垂直ターゲットイメージは、与えられた印刷システムに予想される最大の位置決め不良より多くの長方形カラム・ペアを有しなければならない。図示されたターゲットは+−20ピクセルの垂直レンジを有する。しかし、安全性のマージンを提供するために、予期される最大の垂直位置決め不良誤差が+−15ピクセルである印刷システムで、これをインプリメントすることが好ましい。
垂直キャリブレーションターゲットはいかなるプリントモード(上述のようにシングルパスプリントモードを含む)においても印刷することができる。しかしながら、マルチパスモードが望ましい。この場合の方が、個々のノズルの方向誤差(misdirection)又は射出誤差(misfiring)を補償することができるからである。マルチパス・プリントモードは、インクジェット式のプリンタにおいてよく知られている。640のジェットアレイを有する4−パス印刷に対して、所与のスキャンラインの全てのピクセルを印刷するジェット1を持つよりも、印刷の役割をジェット1に161、321、481と与えて、メディアをメディア送りシステム(例えばモータ駆動のローラ)により、連続するパスの終わりにおいて、全アレイ長さではなくアクティブなアレイ長さの1/4ずつ送るようにする。4−パスモードで印刷しているキャリブレーションターゲットでは、容易に+−1ピクセルの目標キャリブレーション確度及び再現性を達成できることがわかった。
本発明の好ましい実施例において、反射率センサ27は、キャリッジ走査方向32に沿って印刷キャリブレーションターゲット310を水平に移動する。かくして、測定される垂直オフセットが実質的にメディア送り方向34に平行であっても、ターゲット310は、オフセットの方向と実質的に垂直な方向に沿ってスキャンされる。反射率センサのアナログ出力は、アナログデジタル変換器を使用して一の次元のアレイの数に変換される。(アナログ信号をデジタルデータに変換することによって、データの数値解析を実行するためにコントローラ15を使用し、かつ、ターゲットの光学的特徴の極値が発生する位置を特定することが可能である。)これらの数としての各々の値は、メディア上の特定の位置で測定される反射率のレベルに対応する。アレイのこれらの数の位置は、それらが収集されたメディアの位置に対応する。ターゲット310に沿った位置から、印刷の間に使用される同じエンコーダを使用することによって、キャリッジ22に載置された反射率センサ27のキャリッジ位置を知ることができる。数のアレイは、“キャリブレーション・データセット”と呼ばれ、2のプリント素子のグループ関係を特定するために用いることができる。
垂直位置合わせターゲット310の典型的なキャリブレーション・データセットのグラフ410が図5に示されている。なお、このケースの場合、ターゲットは、互いに垂直位置合わせ誤差を有するマーク付け要素アレイによって印刷されている。このグラフにおいて、Y軸は、A/D値、又は、反射率のレベルを示す。X軸は、データが収集された相対位置を示す。例えば、キャリッジ走査方向に沿ってキャリッジの位置を提供するリニアエンコーダによって測定された値である。この例では、位置は1/1200インチを単位にする。他のデータ解像度であってもよい。データ解析の方法を以下に説明する際、語「位置」はX軸を参照するために使用され、かつ、語「値」はY軸を参照するために使用される。
このグラフの左右のエッジは、印刷キャリブレーションターゲット310の両側の印刷されないメディアの高反射率値を示している。ターゲットの両側の基準バー311及び312は、低い反射率の急な谷411及び412を形成する。ちょうど2つの谷411及び412の内側の2つのピーク413及び414は、基準バーと、ターゲット310の長方形のチェッカーボードパターンとの間の白い領域に対応するものである。ピーク413と414と間のグラフ410の領域は、長方形のチェッカーボードパターンのキャリブレーションターゲット310の反射率値を示す。
本発明の本実施例において、マーク付け要素の2つのアレイの垂直位置合わせ関係は、印刷キャリブレーションターゲットの範囲内で印刷キャリブレーションターゲットの中央(正確にマーク付け要素の位置決めされたアレイで最も低い反射率の名目の位置)と、最も低い反射率の実際の位置との間の水平の関係によって決定される。基準バー311、312及び対応する谷411、412の信号は、印刷キャリブレーションターゲットの中央の位置を決定するために使用される。このことは、最も高い反射率値(白いメディア)及び最も低い反射率値(基準バーの中心)の中間を見つけ、その後、この値より低いデータセットの最初と最後の値の位置を決定することによってなされる。反射率センサ27の視野は、キャリッジ走査方向32に沿ってゼロでない範囲であるため、基準バー311、又は、312が視野に入っても、反射率値は最低値にすぐには下がらない。むしろ、基準バーで311、又は、312が視野に入るにしたがって、反射率値は最も高い値(白いメディア)から下がってゆく。基準バーの外側エッジが反射率センサ27の視野の中央にある場合の反射率値は、中央値となる。したがって、Y軸で、この中央値より低い最初の値と最後の値は、基準バー311及び312の外側エッジの位置を示す。垂直位置合わせターゲット310が対称的に設計される実施例に対しては、これらの2つの位置の間にあるX軸上の中央の位置は、印刷ターゲット310の中央である。
図6に、これを示す。この例では、最も高いA/D値は576であり、最も低いA/D値は8である。そして、中間反射率値は292である。292より低い第1の値415のX軸の位置は1264である。そして、292より低い最後の値416のX軸の位置は10,464である。これらの位置の間にあるX軸上の中央の位置は、5,864である。これは、印刷ターゲット310の中央に対応する位置である。
基準を用いても、用いなくても、印刷されたキャリブレーションターゲットの中央の位置を見つける多くの方法がある。本発明は、記載されている方法に限定されない。
同様に、印刷キャリブレーションターゲット310内で最小の反射率の位置を見つけるために多くの方法を利用することができる。低い反射率値の重心を特定するための後述の方法は、他のテストされた方法よりノイズに対し低い感度を有し、ノズルの保全(health)(すなわち、射出された液滴の発出ミス(misfiring)及び発出方向ミス(misdirectionality))等のシステム変数全体に対してより高いロバスト性を有するするとわかった。加えて、ターゲット310を印刷する2つのアレイのマーク付け要素の間の水平位置のオフセットは、垂直キャリブレーションのための光学重心の位置に影響を及ぼさない。
この方法の第1のステップは、データセットから白いメディア及び基準バー311及び312に関連づけられた値を取り除くことである。このことは、切捨て(truncation)エンドポイント417及び418を定めるために、基準の位置415及び416から予め定められた量によってオフセットを与え、そして、これらの切捨てエンドポイントの前後でデータを切り捨てる。そして、図7に示すように残りのデータセットの最も低い値、及び2つのエンドポイント417及び418のうちより低い値間の中間値をデータセットから見つけることによって閾値を決定することができる。切捨てエンドポイント417の値は208であり、切捨てエンドポイント418の値は188であるので、188が、2つの値でより低いものである。残りのデータにおいて最も低い値は8であり、8及び188の中間はこの例では、98であるので、閾値は98である。中間ポイントがこの例で使用されたが、他の値、例えば、残りのデータセットにおいて最も低い値と、2つのエンドポイント417及び418のうちでより低い値の40%、又は、60%のポイントを用いてもよい。この処理の意図は、光学的特徴の極値に比較的近いデータに注目することである。
この閾値より低い値だけが、最も低い反射率の位置を決定するために使用される。これらの残りの値の重心の位置が、最も低い反射率の位置であると考えられる。この重心を見つけるために、図8のカーブ420で示すように、閾値からこれらの残りの値を減算する。これらの値は、それから、カーブ420内での「領域」を見つけるために合計される。値の合計がカーブ420の半分の「領域」に等しい位置は、重心位置422であり、したがって、最も低い反射率の位置とみなされる。図8に示すように、最も低い反射率の重心位置422が、位置6306にあるとわかる。キャリブレーション・パターンの中央が位置5,864である。6306と5864との差が442であるため、位置のオフセットは、442/1200インチである。上述の通り、この例で使用されるパターン310は200:1のゲインを有するため、マーク付け要素の2つのアレイ間の垂直位置合わせ誤差は2.21/1200インチ(442/1200/200=2.21/1200)であると算出することができる。この情報はマーク付け要素の2つのアレイとの垂直の関係の物理的な調整をするために使用することができる。あるいは、名目(nominal)からからこの誤差を補償するためにイメージデータを操作する。すなわち、マーク付け要素にシアン・イメージデータを再設定するためにコントローラ15を用いて、(1つのマーク付け要素間隔がこの例で1/1200インチであるので)対応するブラックのマーク付け要素から2つのマーク付け要素間隔のオフセットを与える。0.21/1200インチの残りの誤差は、依然として残るが、これは無視できるほど小さい。
上述の実施例において、垂直位置合わせターゲット310は、名目上、ターゲットの中央で、その最も低いシアン及びブラックの長方形との共通部分の量(したがって、その最も低い光学反射)を有するように設定された。図9Bのターゲット360は、他の実施例に従ったターゲットを示している。参考として、図9Aに、比較のために、ターゲット310を再び示す。基準バーは、図9A、又は、9Bにおいて示されていない。垂直位置合わせターゲット360は、ターゲットの端で名目上、その最も低いシアン及びブラックの長方形との共通部分の量(したがって、その最も低い光学反射)を有するように設定される。ターゲット360において、正確に整列配置されたアレイによって印刷した場合、最も高い光学反射はターゲットの中央にある。垂直位置合わせ誤差を特定する方法は、ターゲット310に関して上述した方法と類似している。垂直位置合わせターゲット310及び360は、両方とも、チェッカーボードパターンに配置される長方形のカラム・ペアを含む。この方法は、各々の長方形カラム・ペアがマーク付け要素の全てを使用して印刷されるため、有利な構成である。マルチパス・プリントモードにおいて、ジェットの方向ミス(misdirection)を平均化し、かつ、この感度を減少させる。しかしながら、図10の拡大図に示すように、複数の水平バーからなる垂直位置合わせターゲット370を使用することも可能である。位置合わせターゲット370のバーの幅及びスペースは、マーク付け要素アレイに対する予想される最大垂直位置決め不良をわずかに上回るように、スケーリングされる。キーカラーを印刷するマーク付け要素アレイに対する基準バー372は、一定であり、他のマーク付け要素に対する位置あわせバー374はセグメント化され(segmented)、テストパターン310及び360の長方形と同様に、中心から1ピクセルずつ上下にカスケードする。水平バーは平均してマーク付け要素の50%だけを使用して印刷される。位置合わせターゲット370は、ジェットの方向ミスに対して、ターゲット310及び360よりは、ロバストではない。
上述の実施例は、垂直位置合わせ誤差(すなわち異なるマーク付け要素のアレイ間のメディア送り方向34に沿った位置合せ不良)を測定するものである。垂直位置合わせのために使用される同じタイプ及び方法は、また、水平位置合わせに適用することができる。なお、この場合、ターゲット及び光学走査方向が90度回転する。したがって、キャリッジ走査方向32に沿ってキャリッジ22の位置を測定するエンコーダとの関係において測定を行う代わりに、主にメディアの送りをモニタするために使用されるエンコーダが、光学重心の垂直位置を決定するために使用される。ターゲットの中央に対する光学重心の垂直位置は、パターンを印刷する2つのアレイの間での水平位置オフセットを示す。図11に示されるターゲット380は、この実施例の水平位置合わせターゲットの実施例である。ターゲット380は、水平位置オフセットの各々の1のピクセルに対して200ピクセルの合わせた垂直線長さを有するため、ターゲット310及び360の垂直位置合わせと同様に、200対1のゲインを有する。高いゲインとともに、重要な領域に対する重心を用いることにより、高い信号対ノイズ(S/N)比を有する。この実施例の1つの考慮は、精度がメディア送り精度にいくらか依るということである。メディア送りの不安定性及びランナウトに対するロバスト性は、垂直線の長さによって増加する。垂直位置合わせターゲット310及び360と同様に、水平位置合わせターゲット380のためのメディア送り方向に沿ったバーの長さは、予想される最大垂直位置合わせ誤差(垂直位置合わせ誤差が最初に補正されなかった場合)の少なくとも2倍であることを必要とする。バーの幅は、水平位置が検出されるべきオフセットより大きいことを必要とする。
図12は、測定水平位置決め不良のための他の実施例である。ここで、ターゲット390は、光学重心を決定するために反射率センサ27を使用して、キャリッジ走査方向32に沿ってスキャンすることができる。図12のターゲット390は、1.5倍に拡大して示されている。特定の領域391、392、393、394及び395は、更に5倍に拡大されており、ターゲットに沿って、ブラックの基準パターン及び灰色の位置合わせパターン間のオフセットをより明確に示す。例示的なターゲット390の各々のバーペアの幅は40ピクセルであり、かつ、メディア送り方向に沿った長さの100ピクセルである。ターゲット390において、ターゲットを印刷するとき、垂直線の長は誤差が適用された垂直位置合わせに対してロバスト性を提供する。ターゲット390の信号ゲインは、バーペアの幅を、バーペア当たりの水平オフセットにおけるインクリメントで割ったものとなる。すなわち、マーク付け要素アレイ間の水平位置合わせシフトが1ピクセルでターゲットを印刷した場合、40ピクセルの水平シフトが光学的重心の位置において発生する。信号ゲインを像カッセルには、バーペアをより広くすることである。信号ゲインを増加させる別の方法は、バーのクラスタ(2つよりも多いバーの数)としてパターンを形成することである。バー(すなわち一対のバーを超える)の一グループとしてパターンを構成することである、ここで、この場合、1ピクセルの水平位置合わせシフトは、各々のバーのクラスタの各々に対して実施する。
連続してオフセットがインクリメントする灰色の位置合わせパターンにおいて、キャリッジがキャリッジ走査方向32に移動するにつれて、2つのアレイのマーク付け要素を印刷する相対的タイミングは連続して増加する。ターゲット390の中央(領域393近く)で、水平位置合わせが2つのマーク付け要素アレイ間のゼロである場合には、ブラックの基準パターンと重なりがないように、灰色の位置合わせパターンのマーク付け要素のタイミングが合わせられる。例えば、392及び394の領域において、ブラックの基準パターンと部分的な重なりがあるように、灰色の位置合わせパターンのマーク付けのタイミングがとられる。2つのマーク付け要素アレイ間の水平位置合わせ誤差がゼロである場合、エッジ領域391及び395で、灰色の位置合わせパターンと、ブラックの基準パターンとは実質的に完全に重なり得る。垂直位置決め不良のターゲット310で記載したと同様に、水平位置決め不良範囲及び方向によって、光学反射の最小値を生じさせる位置は、ターゲット390の中央から離れた位置に移動する。この実施例の方法によって水平位置決め不良を測定するために、マーク付け要素アレイはメディア送り方向34と実質的に平行に配置される。マーク付け要素アレイ間の相対オフセットはメディア送り方向34に対して垂直であるキャリッジ走査方向32に沿ってなされる。ターゲット390のスキャンはキャリッジ走査方向32に沿って発生する。

10 インクジェットプリンタ
11 右側ハウジング
12 左側ハウジング
13 イメージデータソース
14 脚
15 コントローラ
18 プラテン
20 支持構造
22 キャリッジ
24 プリントヘッドホルダ
26 プリントヘッド
27 光反射率センサ
30 ガイドレール
32 キャリッジスキャン方向
34 メディア送り方向
36 インクリザーバ
38 管
40−41 インクソース
50 記録メディア
110 プリントヘッドダイ
120 ノズルアレイ
121 ノズル
122 インク供給経路
130 ノズルアレイ
131 ノズル
132 インク供給経路
140 ノズルアレイ
150 ノズルアレイ
210 マーク付け要素
220 マーク付け要素
230 マーク付け要素
240 マーク付け要素
310 垂直位置合わせターゲット
311−312 基準バー
320−326 ターゲット310の一部
330−336 ターゲット310の一部
340−346 ターゲット310の一部
360 垂直位置合わせターゲット
370 垂直位置合わせターゲット
380 水平位置合わせターゲット
390 水平位置合わせターゲット
391−395 ターゲット390の一部
410 反射率データのグラフ
411−412 谷
413−414 ピーク
415 中央位置の値より小さい最初の値
416 中央位置の値より小さい最後の値
418−419 切り捨てエンドポイント
420 重心位置を見つけるカーブ
422 重心点

Claims (21)

  1. プリンタのマーク付け要素の第1のアレイとマーク付け要素の第2のアレイとの間の相対オフセットを測定する方法であって:
    前記第1のアレイからの複数のマーク付け要素を使用して、ピクセルの第1のグループを印刷し、かつ、前記第2のアレイからの複数のマーク付け要素を使用して、ピクセルの第2のグループを印刷することによって、ターゲットを印刷するステップと;
    前記ターゲットに沿った位置の関数として、前記ターゲットの光学的特徴を測定するために前記ターゲットをスキャンするステップと;
    前記ターゲットの前記光学的特徴の極値が発生する位置を特定するステップと;
    を有する方法。
  2. 前記光学的特徴の前記極値は、前記光学的特徴の最大である、
    請求項1記載の方法。
  3. 光学反射の前記極値は、前記光学反射の最小である。
    請求項1記載の方法。
  4. 前記光学的特徴の極値が発生する位置を特定するステップは、前記光学的特徴の重心を分析するステップを含む、
    請求項1記載の方法。
  5. 請求項1記載の方法であって、前記相対オフセットは、オフセットの方向に沿っており、ピクセルの前記第1グループ及びピクセルの前記第2グループからターゲットを印刷するステップは、
    前記第1のアレイからの複数のマーク付け要素を使用して、前記オフセットされた方向に沿って互いに離れて間隔を置いた複数の第1の領域を含んでいる基準パターンを印刷するステップと;
    前記第2のアレイからの複数のマーク付け要素を使用して、複数の第1の領域から前記オフセットの方向に沿って累積的に連続して位置がずれた複数の第2の領域を含んでいる位置合わせパターンを印刷するステップであって、これにより、複数の第1の領域及び複数の第2の領域との重なりの度合いが前記ターゲットに沿って変化し、前記光学的特徴は、重なりの前記度合いに従って異なる、ステップと;
    を更に含む方法。
  6. 請求項5記載の方法であって、前記ターゲットは、第1の端、第の端、及び前記第1の端と前記第2の端との中央に位置する中心を含み、
    当該方法は、
    前記光学的特徴の前記極値の前記位置を前記ターゲットの前記中央の前記位置と比較するステップ、
    を更に有する方法。
  7. 請求項1記載の方法であって、マーク付け要素の前記第1のアレイ及びマーク付け要素の前記第2のアレイの各々は、第1の方向と実質的に平行で、測定されるべき前記相対オフセットは前記第1の方向と平行であり、前記ターゲットをスキャンするステップは、前記第1の方向に対して実質的に垂直である第2の方向に沿って前記ターゲットをスキャンするステップ、を含む、方法。
  8. マーク付け要素の前記第1のアレイ、マーク付け要素の前記第2のアレイ、及び光センサを含むキャリッジを提供するステップと;
    前記第2の方向に沿って前記キャリッジ移動させるステップであって、前記ターゲットを印刷するステップは、前記第2の方向に沿って前記キャリッジが移動する際になされ、かつ、前記ターゲットをスキャンするステップは、前記キャリッジが前記第2の方向に移動する際に、前記光センサを使用してなされる、ステップと;
    を有する請求項7記載の方法。
  9. 請求項8記載の方法であって、前記ターゲットはメディアの一部に印刷されており、
    当該方法は、
    前記第2の方向に沿った前記キャリッジの連続したパス間で前記第1の方向に沿って前記メディアを送るメディア送りのシステムを提供するステップであって、前記ターゲットを印刷するステップは、前記キャリッジの複数のパスの間、前記ターゲットを印刷するステップ含む、ステップ、
    を更に有する方法。
  10. マーク付け要素の前記第1のアレイ及びマーク付け要素の前記第2のアレイを第1の方向に実質的に平行に配置するステップであって、前記相対オフセットは前記第1の方向に対して垂直である第2の方向に沿って測定される、ステップと;
    前記第2の方向に沿って前記ターゲットをスキャンするステップ;
    を更に有する請求項1記載の方法。
  11. 請求項1記載の方法であって、前記プリンタはインクジェットプリンタであり、
    当該方法は、
    第1のインクでピクセルの前記第1グループを印刷するステップと;
    第2のインクでピクセルの前記第2グループを印刷するステップと;
    を更に有する方法。
  12. 互いに離れて間隔を置かれた複数の第1の領域に置かれる第1のタイプのピクセルを含む基準パターンと;
    複数の第2の領域に置かれた第2のタイプのピクセルを含む位置合わせパターンであって、前記複数の第2の領域は、複数の第1の領域から連続して累積的にオフセットが与えられ、これによって、複数の第1の領域及び複数の第2の領域の重なりの度合いが前記ターゲットに沿って変化する、パターンと;
    を有する位置合わせターゲット。
  13. 前記第1のタイプの前記ピクセルは、前記第2のタイプの前記ピクセルと異なる色である、
    請求項12記載の位置合わせターゲット。
  14. 前記基準パターンは複数の第1の長方形を含み、かつ、前記位置合わせパターンは複数の第2の長方形を含み、前記第2の長方形は第1グループ及び第2グループに分類され、前記第1のグループの前記第2の長方形は実質的に前記基準パターンに重なり、かつ、前記第2のグループの前記第2の長方形は実質的に前記基準パターンに重ならない、
    請求項12記載の位置合わせターゲット、
  15. 長方形の前記第1グループは、チェッカーボードパターンに配置されている。
    請求項14記載の位置合わせターゲット。
  16. 前記第2のタイプの隣接ピクセルの間の間隔は距離pであり、複数の第1の長方形は長さL=np及び幅W=mpを有し、前記第2のタイプのピクセルの位置は、前記第1のタイプの前記ピクセルの位置と関連して距離E=xpの平均誤差オフセットを有し、前記第2のタイプの長方形と前記第1のタイプの長方形との間の重なりの度合いの極値の位置は、重なりの度合いの極値の名目上の位置と関連して距離X=nEだけシフトしており、前記名目上の位置は、E=0の場合に対応する、
    請求項14記載の位置合わせターゲット。
  17. 第1の終わりマーカと;
    第2の終わりマーカと、
    を有し、
    重なりの前記度合いの前記極値の前記名目上の位置は、前記第1の終わりマーカと前記第2の終わりマーカとの中間に位置する、
    請求項16記載の位置合わせターゲット。
  18. 前記第2のタイプの隣接ピクセル間の間隔は距離pであり、前記位置合わせパターン及び前記基準パターンの隣接領域の増分のオフセットの量はpである、
    請求項12記載の位置合わせターゲット。
  19. 前記位置合わせパターンを印刷するステップは、前記位置合わせパターンの複数の第2の領域を印刷するステップを含み、これにより、前記オフセットされた方向に対して垂直な方向の第2の領域の長さが3Dより大きくなり、Dは、マーク付け要素の前記第1のアレイ及びマーク付け要素の前記第2のアレイ間の前記オフセット方向に対して垂直な方向において発生する最大のオフセットである、
    請求項5記載の方法。
  20. マーク付け要素の第1のアレイと;
    マーク付け要素の第2のアレイと;
    センサと;
    ターゲットが印刷されるように前記第1のアレイ及び前記第2のアレイの印刷パターンをコントロールし、前記ターゲットに沿った位置の関数として前記ターゲットの光学的特徴を測定するために前記センサが前記ターゲットをスキャンした後に前記センサからデータを受信し、かつ、前記ターゲットの前記光学的特徴の極値が発生する位置を特定するよう構成された、コントローラと;
    を有するプリンタ。
  21. 前記コントローラは、コントローラによって計算されたオフセットに基づき、前記第1のアレイ及び前記第2のアレイのうちの1つの作動を調整するように構成される、
    請求項20記載のプリンタ。
JP2011529011A 2008-09-30 2009-09-22 マーク付け要素の位置合わせ Pending JP2012504060A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US12/241,124 US7891757B2 (en) 2008-09-30 2008-09-30 Marking element registration
US12/241,124 2008-09-30
PCT/US2009/005262 WO2010039183A1 (en) 2008-09-30 2009-09-22 Marking element registration

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012504060A true JP2012504060A (ja) 2012-02-16
JP2012504060A5 JP2012504060A5 (ja) 2012-10-04

Family

ID=41647103

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011529011A Pending JP2012504060A (ja) 2008-09-30 2009-09-22 マーク付け要素の位置合わせ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7891757B2 (ja)
EP (1) EP2328759A1 (ja)
JP (1) JP2012504060A (ja)
WO (1) WO2010039183A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8824001B2 (en) 2011-07-19 2014-09-02 Seiko Epson Corporation Printing method, printing apparatus, and medium
JP2015531060A (ja) * 2012-07-27 2015-10-29 オリバ ジョビン イボン エス. アー. エス. 局所測定を用いた試料の特徴付けのための装置及び方法

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20170151775A1 (en) * 2015-12-01 2017-06-01 Océ-Technologies B.V. Method of controlling a digital printer with failure compensation
GB2579195B (en) * 2018-11-22 2021-01-27 Global Inkjet Systems Ltd Printing methods and systems
US20220402283A1 (en) * 2020-01-28 2022-12-22 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Alignment bar metrology for printers

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07314787A (ja) * 1994-05-20 1995-12-05 Canon Inc 画像複写方法及びその装置
JP2000037937A (ja) * 1998-07-21 2000-02-08 Canon Inc プリント位置合わせ方法およびプリント装置
JP2003039761A (ja) * 2001-07-27 2003-02-13 Fuji Xerox Co Ltd 画像記録位置調整方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5448269A (en) * 1993-04-30 1995-09-05 Hewlett-Packard Company Multiple inkjet cartridge alignment for bidirectional printing by scanning a reference pattern
US6076915A (en) 1998-08-03 2000-06-20 Hewlett-Packard Company Inkjet printhead calibration
JP2000127370A (ja) * 1998-10-27 2000-05-09 Canon Inc 光学センサの配置方法、当該光学センサを用いるプリント位置合わせ方法およびプリント装置
US6478401B1 (en) * 2001-07-06 2002-11-12 Lexmark International, Inc. Method for determining vertical misalignment between printer print heads
US7021732B2 (en) 2003-11-12 2006-04-04 Xerox Corporation Printer jet detection method and apparatus
US7387359B2 (en) 2004-09-21 2008-06-17 Z Corporation Apparatus and methods for servicing 3D printers
JP2007268946A (ja) 2006-03-31 2007-10-18 Canon Inc インクジェット記録ヘッドの記録位置ずれ補正方法およびその機能を備えたインクジェット記録装置
JP5004335B2 (ja) 2007-02-02 2012-08-22 キヤノン株式会社 記録位置調整方法、記録システム、ホスト装置及びプログラム
JP5274377B2 (ja) * 2008-06-19 2013-08-28 キヤノン株式会社 記録装置および制御方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07314787A (ja) * 1994-05-20 1995-12-05 Canon Inc 画像複写方法及びその装置
JP2000037937A (ja) * 1998-07-21 2000-02-08 Canon Inc プリント位置合わせ方法およびプリント装置
JP2003039761A (ja) * 2001-07-27 2003-02-13 Fuji Xerox Co Ltd 画像記録位置調整方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8824001B2 (en) 2011-07-19 2014-09-02 Seiko Epson Corporation Printing method, printing apparatus, and medium
JP2015531060A (ja) * 2012-07-27 2015-10-29 オリバ ジョビン イボン エス. アー. エス. 局所測定を用いた試料の特徴付けのための装置及び方法

Also Published As

Publication number Publication date
US7891757B2 (en) 2011-02-22
EP2328759A1 (en) 2011-06-08
WO2010039183A1 (en) 2010-04-08
US20100079534A1 (en) 2010-04-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6623096B1 (en) Techniques for measuring the position of marks on media and for aligning inkjet devices
JP5736207B2 (ja) インクジェットプリントヘッドの精密見当合わせに効果的なテストパターンおよびインクジェットプリンタのテストパターンに対応する画像データの分析方法
EP1245399B1 (en) Enhanced printer device alignment method and apparatus
US6367903B1 (en) Alignment of ink dots in an inkjet printer
EP1889722B1 (en) Array type inkjet printer and method for determining condition of nozzles thereof
JP4273126B2 (ja) 記録装置および補正方法
JP5063327B2 (ja) インクジェット記録装置および調整値取得方法
US8523310B2 (en) Printing apparatus and printing method
US6331038B1 (en) Techniques for robust dot placement error measurement and correction
US8424988B2 (en) Recording apparatus and recording position adjustment method
US8636334B2 (en) Printing apparatus and adjustment pattern printing method
US20050073539A1 (en) Ink placement adjustment
JP5670883B2 (ja) 印刷装置における基板及び印刷アレイを調節する方法
JP5393333B2 (ja) インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法
EP2062734B1 (en) Method for calibrating an inkjet printhead and inkjet printing apparatus
US7044573B2 (en) Printhead alignment test pattern and method for determining printhead misalignment
EP3317110B1 (en) Calibrating a media advance system of a page wide array printing device
US20060158476A1 (en) Method and system for aligning ink ejecting elements in an image forming device
JP2012504061A (ja) 媒体送りの校正
EP2933108B1 (en) Recording device
JP2012504060A (ja) マーク付け要素の位置合わせ
JP2001199055A (ja) インクジェット画像形成装置
US20090002429A1 (en) Printer calibration
JP2008149726A (ja) 印刷装置内の印刷アレイの調節
Mizes et al. Active alignment of print heads

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120815

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120815

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130723

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130730

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140325