JP2003039761A - 画像記録位置調整方法 - Google Patents

画像記録位置調整方法

Info

Publication number
JP2003039761A
JP2003039761A JP2001228640A JP2001228640A JP2003039761A JP 2003039761 A JP2003039761 A JP 2003039761A JP 2001228640 A JP2001228640 A JP 2001228640A JP 2001228640 A JP2001228640 A JP 2001228640A JP 2003039761 A JP2003039761 A JP 2003039761A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
block
recording
parallel bars
tilt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001228640A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4019659B2 (ja
Inventor
Keiichi Yagi
圭一 八木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2001228640A priority Critical patent/JP4019659B2/ja
Publication of JP2003039761A publication Critical patent/JP2003039761A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4019659B2 publication Critical patent/JP4019659B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J19/00Character- or line-spacing mechanisms
    • B41J19/14Character- or line-spacing mechanisms with means for effecting line or character spacing in either direction
    • B41J19/142Character- or line-spacing mechanisms with means for effecting line or character spacing in either direction with a reciprocating print head printing in both directions across the paper width
    • B41J19/145Dot misalignment correction

Landscapes

  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録ヘッドの往復による記録位置の補正を正
確に行なうことができる画像記録位置調整方法を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 チルト補正されたK色の並列バーを所定
数の1ブロックとして複数ブロック、キャリッジの往路
側で印字し(200、208)、K色の並列バー間に各
色の並列バーをブロック毎にそれぞれ異なるずれ量でず
らして、キャリッジの復路側で印字する(202、21
0)。そして、光学的検出手段によって印字された並列
バーの濃度を検出して最も濃度の高いブロックを検出し
て(204、212)、該検出されたブロックのずれ量
をカラー色の往復ずれ量として設定することによってカ
ラー色の往復ずれ補正を行なう(206、214)。な
お、それぞれのカラー色について同様に往復ずれ補正を
行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像記録位置調整
方法にかかり、特に、複数の記録ヘッドを搭載し複数の
記録ヘッドの往復走査によって画像を記録する画像記録
装置で、該複数の記録ヘッド間における往路と復路の記
録位置ずれによる画像ずれを補正するための画像記録位
置調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】キャリッジ上に並列配置されるヘッドは
その取り付け位置及び取り付け姿勢においてその機械的
取り付け誤差に起因し、各ヘッド間での印字位置と、キ
ャリッジの走査方向に対するヘッド取り付け角度に生じ
るずれから印字される罫線に傾きを生じる。また、キャ
リッジの往復走査によって記録ヘッドで画像を記録する
が、往路走査のみで画像を記録する場合と往路及び復路
走査の双方で画像を記録するものとがあるが、往路及び
復路走査の双方で画像を記録する場合には、往路の記録
位置と復路の記録位置がキャリッジを走査するモータや
機構の誤差等によって画像の記録位置がずれてしまう。
【0003】そこで、印字位置を補正するためにはヘッ
ドに印加される印字信号に電気的遅延を適正に与えて、
機械的取り付け、あるいはヘッド間の印字特性差にもよ
る誤差を相殺するようにすれば印字位置の補正を行なう
ことが可能である。
【0004】この時、電気的遅延の適正量を判断するた
めには、電気的遅延を所定量づつずらして印字されるテ
ストパターンを用いて、目視又は光学的検出手段による
自動検出を行ない、パターンに含まれる並列パターンの
ずれ量やパターンの平均濃度を検出することにより、印
字位置の補正を適正に行なうことが可能である。
【0005】往路又は復路の各記録ヘッド間のずれ量
(カラーレジずれ)に関しては、ヘッド間にしか発生し
ないので、検出するには基準色(例えば黒色)に対して
並列配置さえるカラー色用記録ヘッド(シアン、マゼン
タ、イエロー)の並列バーを印字すればよく、パターン
としては、黒とシアン、黒とマゼンタ、黒とイエローと
言う組み合わせになる。
【0006】一方、往路と復路のずれは単一ヘッドでも
発生するので、従来、往路と復路のずれを(以下、往復
ずれと称す)検出するには、同一ヘッドでの往路と復路
の差を並列パターンを重ねることによって検出していた
ので、印字されるパターンは、それぞれ黒、シアン、マ
ゼンタ、イエローの単色のパターンとなっていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】往復ずれ検出パターン
が単色で印字される場合、特に光学的検出手段で自動的
にパターンの濃度検出を行なおうとすると、光学的検出
手段が分光特性を持つことから、シアン、やイエローの
感度は充分ではなく、単色パターンの濃度差を検出する
ことが困難で、分光特性の異なる光源を用意するなどの
必要があった。
【0008】また、パターンの構成上、並列パターンが
適正値から所定量ずれることにより、パターンに隙間が
生じることによって平均濃度が下がり、この濃度差を検
出することができるが、生じた隙間と同量、パターン
(並列バー)が重なることになる。濃度の低い(感度の
低い)色ほど、重なった部分の濃度が上がってしまう傾
向が強いので、生じた隙間と重なり部分の濃度向上が相
殺して、更に平均濃度の検出を困難にしていた。
【0009】また、単色パターンは濃度絶対値が低い、
すなわち反射率が高いので、濃度差を拡大しようとして
光源の照度を向上させると、光学的検出手段の受光素子
の出力が飽和してしまうので、照度を上げることもでき
なかった。
【0010】本発明は、上記問題を解決すべく成された
もので、記録ヘッドの往復による記録位置の補正を正確
に行なうことができる画像記録位置調整方法を提供する
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明は、記録媒体上を往復走査する
ことによってカラー画像を記録する複数の色が異なる記
録ヘッドの各々の記録位置を調整する画像記録位置調整
方法であって、前記複数の記録ヘッドのうち予め定めた
色の記録ヘッドを基準記録ヘッドに定め、該基準記録ヘ
ッドを用いて前記記録媒体上に複数の基準並列バーを往
路走査時または復路走査時に記録し、前記基準記録ヘッ
ドとは別の記録ヘッドを用いて前記記録媒体上に複数の
並列バーを往路及び復路走査時のそれぞれについて記録
し、前記基準並列バーと前記並列バーの位置関係に基づ
いて前記複数の記録ヘッドの往路及び復路走査時におけ
る記録位置を調整することを特徴としている。
【0012】請求項1に記載の発明によれば、予め定め
た色の基準記録ヘッドを用いて記録媒体上に複数の基準
並列バーを基準記録ヘッドの往路走査時または復路走査
時に記録し、基準記録ヘッドとは別の記録ヘッドを用い
て記録媒体上に複数の並列バーを記録ヘッドの往路走査
時及び復路走査時のそれぞれで記録する。そして、例え
ば、基準並列バーを基準として、記録媒体上に記録され
た基準並列バーと並列バーの位置関係を検出して、基準
並列バーと並列バーのずれ量分、基準記録ヘッドとは別
の記録ヘッドの記録タイミング等を制御することによ
り、往路及び復路走査時の記録位置をそれぞれ調整す
る。このように、基準記録ヘッドの往路走査時または復
路走査時のいずれかに記録された基準並列バーと、別の
記録ヘッドにおける往路及び復路走査のそれぞれで記録
される並列バーとの位置関係から基準記録ヘッドとは別
の記録ヘッドの往路及び復路における画像位置ずれを補
正するので、記録ヘッドの往路と復路で画像がずれるの
を防止することができる。従って、記録ヘッドの往復に
よる記録位置の補正を正確に行なうことができる。
【0013】なお、請求項2に記載の発明のように、基
準記録ヘッドを黒色の画像を記録するための黒用記録ヘ
ッドとすることにより、基準並列バーが黒となり、該黒
の基準並列バーに対して、別の記録ヘッド(例えば、別
の色のシアン、マゼンタ、イエロー等)で記録される並
列バーが記録媒体上に記録されるので、例えば、黒と別
の色の重ね合わせによるモワレや黒と別の色の濃度差に
より、基準記録ヘッドとは別の記録ヘッドにより記録さ
れた並列バーのずれの検出が可能となる。また、この濃
度差は、光学的検出手段などにより検出することができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の一例を詳細に説明する。
【0015】図1に本発明の実施の形態に係るカラープ
リンタ10の概略構成を示す。カラープリンタ10は、
図1に示すように、筐体12にロッド14が設けられて
おり、該ロッド14に沿って移動するキャリッジ16が
設けられている。キャリッジ16上には、CMYKの各
色に応じた色を記録するカラープリントヘッド18(K
プリントヘッド18K、Cプリントヘッド18C、Mプ
リントヘッド18M、Yプリントヘッド18Y)がそれ
ぞれ着脱可能に搭載され、キャリッジ16がロッド14
に沿って移動することにより、主走査方向の記録が行な
われるようになっている。
【0016】また、カラープリンタ10には、印字媒体
としての用紙Pを載置するためのプラテン20が設けら
れており、該プラテン20上を用紙Pがキャリッジ16
の主走査方向と交差する方向に移動することによって、
副走査方向の記録が行なわれるようになっている。
【0017】すなわち、キャリッジ16をロッド14に
沿って主走査方向に走査しながら、キャリッジ16上に
搭載されたカラープリントヘッド18の各色それぞれの
インクを吐出することにより主走査方向に画像が形成さ
れる。なお、カラープリントヘッド18のそれぞれのノ
ズル列長(副走査方向)とキャリッジ16の走査長でプ
ラテン20上の用紙Pに形成される記録領域の全域また
は一部領域に画像が形成される。そして、副走査方向に
おいて画像形成された長さに対応した量分、用紙Pが送
られ、再び主走査方向に画像形成を行ない、主走査方向
の画像形成と副走査方向の用紙送りを繰り返し行なうこ
とによって、用紙P全面に画像形成を行なうようになっ
ている。また、各色プリントヘッド18は、図1及び図
2に示すように、キャリッジ16の走査方向に沿って、
K、C、M、Yの順に配置されている構成とするが、こ
れに限るものではない。
【0018】また、キャリッジ16の用紙送り方向下流
側の位置には、光学的検出手段22が設けられており、
キャリッジ16の走査に伴って光学的検出手段22の走
査も行うようになっている。光学的検出手段22は、図
示しない投光部及び受光部を備え、投光部より用紙に光
を出力し、用紙Pから反射された光を受光部によって受
光することにより、用紙Pに記録された画像の濃度を光
学的に検出するようになっている。
【0019】さらに、キャリッジ16の走査方向におけ
る記録領域外には、各カラープリントヘッド18の保守
のために設けられたメンテナンスユニット24が配置さ
れ、このメンテナンスユニット24と係合する位置にキ
ャリッジ16の待機位置が設定されている。
【0020】次に本発明の実施の形態に係るカラープリ
ンタ10の制御系の構成について図3のブロック図を参
照して説明する。
【0021】図3に示すように、カラープリンタ10
は、CPU26、ROM28、RAM30、及び周辺装
置を備えたマイクロコンピュータ32によって動作の制
御が行なわれるようになっている。
【0022】マイクロコンピュータ32は、CPU2
6、ROM28、RAM28、入力インターフェース
(入力I/F)34及び出力インターフェース(出力I
/F)36がバス38に接続されており、入力I/F3
4には、上述した光学的検出手段22が接続された構成
とされており、光学的検出手段22によって検出された
用紙Pに記録された画像の濃度を表す信号がマイクロコ
ンピュータ32に入力されるようになっている。
【0023】出力I/F36には、用紙Pを搬送するた
めの搬送用モータ40を駆動するドライバ42、及びキ
ャリッジ16を移動するためのキャリッジ走査モータ4
3を駆動するドライバ41が接続されており、マイクロ
コンピュータ32の指示に応じて搬送用モータ40及び
キャリッジ走査モータ43が制御されるようになってい
る。
【0024】さらに、出力I/F36には、各色プリン
トヘッド18(Kプリントヘッド18K、Cプリントヘ
ッド18C、Mプリントヘッド18M、Yプリントヘッ
ド18Y)が接続されており、マイクロコンピュータ3
2によって各色プリントヘッド18からのインクの吐出
が制御される。
【0025】各色プリントヘッド18からのインクの吐
出の制御は、例えば、各プリントヘッド18に設けられ
たインク吐出用の複数のノズルからインクを吐出するタ
イミングを制御することによって、キャリッジ16の走
査方向に対する画像記録位置を制御することができ、各
プリントヘッド18のインク吐出用の複数のノズルを図
4に示すように、実際に使用する実使用領域44と許容
領域46とを設定し、実使用領域44を制御することに
よって、用紙Pの搬送方向に対する画像記録位置を制御
することができる。また、吐出タイミング及び実使用領
域44の制御を同時に行なうことによって、プリントヘ
ッドの傾きに対する補正を行なうことができる。
【0026】続いて、上述のように構成されたカラープ
リンタ10における画像ずれの検出調整について図5の
フローチャートを参照して説明する。
【0027】ここで、図2に示すように、キャリッジ1
6の走査方向をX方向(水平方向)、用紙の搬送方向を
Y方向(垂直方向)、Y方向に対する傾斜をチルトとし
て説明する。
【0028】まず、ステップ100では、K色の並列バ
ーを印字してK色のチルト補正が行なわれる。K色のチ
ルト補正は、図6のフローチャートに沿って行なわれ
る。
【0029】すなわち、Kプリントヘッド18Kの上流
側のノズルを用いて、図7の上段に示すように、Y方向
に長い複数の並列バー48がX方向に沿って印字され
る。並列バー48の印字間隔は、並列バー48のX方向
の印字長分の間隔をおいて印字される(ステップ12
0)。この時、所定数の並列バー48を1つのブロック
として、各ブロック毎に4ドットづつチルトした並列バ
ー48として印字される。なお、各ブロック毎のチルト
は、現在の状態を中央値として、正負にそれぞれ4ドッ
トづつチルトするようになっており、図8に示すように
±16ドットの調整幅とされている。
【0030】続いて、Kプリントヘッド18Kの上流側
のノズルで印字された並列バー48の位置にKプリント
ヘッド18Kの下流側のノズルが位置するように用紙P
がY方向に移動される(ステップ122)。そして、上
流側のノズルで印字した並列バー48と同様に各ブロッ
ク毎に4ドットづつチルトして、下流側のノズルで並列
バー50が図7の下段に示すように上流側のノズルで印
字した並列バー48間に印字される(ステップ12
4)。このように印字された並列バー48、50がキャ
リッジ16に搭載された光学的検出手段22によって濃
度検出され(ステップ126)、最も平均濃度の高いブ
ロックが検出されて、該ブロックのチルト量をK色の仮
のチルト量として設定される(ステップ128)。
【0031】また、ステップ120と同様にして、K色
の上流側のノズルを用いて、X方向に沿って複数の並列
バー48が印字される(ステップ130)。この時、所
定数の並列バー48を1つのブロックとして、各ブロッ
ク毎に1ドット分チルトした並列バー48として印字さ
れる。なお、各ブロックのチルトは、ステップ128で
設定された仮のチルト量を中央値として、正負にそれぞ
れ1ドットづつチルトするようになっており、図8に示
すように±4ドットの調整幅とされている。
【0032】続いて、Kプリントヘッド18Kの上流側
のノズルで仮設定されたチルト量で印字された並列バー
48の位置にKプリントヘッド18Kの下流側のノズル
が位置するように用紙PがY方向に移動される(ステッ
プ132)。そして、上流側のノズルで印字した並列バ
ー48と同様に各ブロック毎に1ドットづつチルトし
て、下流側のノズルで並列バー50が上流側のノズルで
印字した並列バー48間に印字される(ステップ13
4)。このように印字された並列バー48、50をキャ
リッジ16に搭載された光学的検出手段22によって濃
度が検出され(ステップ136)、最も平均濃度の高い
ブロックが検出され、該ブロックのチルト量をK色のチ
ルト量として設定される。そして、設定されたチルト量
分をデータ展開する際に補正することによって、K色に
対するチルト補正が行なわれる。例えば、設定されたチ
ルト量に応じて印字タイミングを変更したり、印字デー
タを入れ替えたりすることによってチルト補正を行なう
ことが可能である。
【0033】このようにK色のチルト補正処理では、図
8に示すように、4ドット毎の粗調整を行なった後、1
ドット毎の微調整を行なうことによって、K色のチルト
補正を行なっている。すなわち、段階的にK色のチルト
補正を行なうことにより、用紙に記録するパターン数を
少なくすることができる。
【0034】続いて、図5におけるステップ100でK
色のチルト補正が行なわれると、ステップ102では、
X方向色レジ補正が行なわれる。X方向色レジ補正は、
図9のフローチャートに沿って行なわれる。
【0035】すなわち、ステップ100でチルト補正さ
れたK色の並列バー52Kが所定数を1ブロックとして
複数ブロック印字され(ステップ150)、カラープリ
ントヘッド18の上流側のノズルにおけるチルトに影響
されないノズル列長となる一部のノズルを用いて繰り返
しカラー色(CMY色のいずれか)の印字(前記一部の
ノズルによって印字してY方向に用紙Pを移動しての繰
り返しによる印字)を行なうことによりブロック毎にX
方向に4ドットずらした並列バー52C(又は52M、
52Y)が、図10に示すように、K色の並列バー52
K間に印字される(ステップ152)。ここで、上流側
のノズルにおけるチルトに影響されないノズル列長とな
る一部のノズルを用いて繰り返しカラー色の印字を行な
うことにより、カラー色の並列バー52C、52M、5
2Yはチルトしてないものを印字することができ、図1
0に示すよりに、K色の並列バーとカラー色の並列バー
52C、52M、52Yが略平行となる。なお、各ブロ
ック毎のずれは、現在の状態を中央値として、正負に4
ドットづつずれるようになっており、図8に示すよう
に、±16ドットの調整幅とされている。
【0036】そして、キャリッジ16に搭載された光学
的検出手段22によって、各ブロックの平均濃度が検出
され(ステップ154)、最も平均濃度の高いブロック
が検出され、該ブロックの画像ずれ量が仮のレジずれ量
として設定される(ステップ156)。なお、光学的検
出手段22は、K色に対する各色のずれの違いにより重
なる面積が変化することにより生じる平均濃度の変化を
検出する。
【0037】そして、ステップ158では、各色レジず
れ量の仮設定が終了したか否か判定され、該判定が肯定
されるまで、ステップ150〜158までの処理が繰り
返され、該判定が肯定されるとステップ160へ移行す
る。
【0038】各色について、仮のレジずれ量が設定され
ると、ステップ150と同様にして、K色の並列バーが
所定数を1ブロックとして複数ブロック印字され(ステ
ップ160)、カラープリントヘッドの上流側のノズル
におけるチルトに影響されないノズル列長となる一部の
ノズルを用いて繰り返しカラー色の印字を行なうことに
よりブロック毎に1ドットずらして並列バーが印字され
る(ステップ162)。なお、各ブロック毎のずれは、
ステップ156で設定された仮のレジずれ量を中央値と
して、正負に1ドットづつずれるようになっており、図
8に示すように、±4ドットの調整幅とされている。
【0039】そして、キャリッジ16に搭載された光学
的検出手段22によって、各ブロックの濃度が検出され
(ステップ164)、最も平均濃度の高いブロックが検
出され、該ブロックの画像ずれ量がレジずれ量として設
定される。そして、設定されたレジずれ量分をデータ展
開する際に補正することによって、X方向の色レジ補正
が行なわれる(ステップ166)。例えば、設定された
レジずれ量に応じて印字タイミングを変更したり、印字
データを入れ替えたりすることによって色レジ補正を行
なうことが可能である。
【0040】そして、ステップ168では、各色につい
てレジずれ補正が終了したか否か判定され、該判定が肯
定されるまで、ステップ160〜168までの処理が繰
り返され、該判定が肯定されると色レジ補正処理が終了
する。
【0041】上述したように、X方向色レジ補正処理
は、図8にも示すように、チルト補正されたK色を基準
として4ドット毎の粗調整を行なった後に、1ドット毎
の微調整を行なっている。すなわち、段階的に色レジ補
正を行なうことにより、用紙に記録するパターン数を少
なくすることができる。
【0042】このように、K色の並列バーのブロックに
各色の並列バーのブロックを重ねているので、K色の垂
直線とずれの変化するカラー色の並列バーの重ね合わせ
によりモワレが発生し、該モワレによって光学的検出手
段による濃度変化の検出を正確に行なうことができる。
この時、チルト補正されたK色を基準に色レジ補正を行
なうことによって、光学的検出手段22によって濃度を
検出する際に、K色の部分は既に濃度が飽和しているこ
とで、重なり部分の濃度向上が無いため、純粋に面積階
調効果が得られ、濃度変化を効率よく検出することがで
きる。従って、チルト補正されたK色を基準に各色の色
レジ補正を行なうことによって、色レジの補正を正確に
行なうことができる。
【0043】そして、K色を基準とすることにより、記
録されたパターンの平均濃度が上がり、光源の照度向上
をしても、光学的検出手段22における受光素子の出力
が飽和することがなく、濃度差の拡大が可能となり、濃
度の検出精度が向上し、分光特性の異なる光源等が必要
なくなる。また、各カラー色ともに同一の基準(チルト
補正されたK色)で色レジ補正を行なうので、色レジ補
正を正確に行なうことができる。
【0044】なお、色レジ補正は、CMYの各色につい
て、図8に示すように、粗調整を行なってから微調整を
行なうようにしたが、後述するK色を基準に行なうチル
ト補正処理のように各色(CMY)毎に粗調整、微調整
を行なうようにしてもよい。
【0045】続いて、図5におけるステップ102でX
方向色レジ補正が行なわれると、ステップ104では、
K色を基準に各色のチルト補正が行なわれる。各色のチ
ルト補正は、図11のフローチャートに沿って行なわれ
る。
【0046】すなわち、ステップ100でチルト補正さ
れたK色の並列バー54Kが所定数の1ブロックとして
複数ブロック印字され(ステップ180)、K色の並列
バー54K間にカラー色の並列バー54C(又は54
M、54Y)がブロック毎に4ドットチルトして印字さ
れる(ステップ182)。なお、各ブロック毎のチルト
は、現在の状態を中央値として、正負に4ドットづつチ
ルトするようになっており、図8に示すように、±16
ドットの調整幅とされている。すなわち、図12に示す
ように、チルトしてないK色の並列バー54Kのブロッ
クに、4ドットづつチルトしたカラー色の並列バー54
C(又は54M、54Y)のブロックが重ねて印字され
る。ここで、図12には、K色とC色、K色とM色、K
色とY色のそれぞれの印字パターンを示す。
【0047】そして、キャリッジ16に搭載された光学
的検出手段22によって、各ブロックの濃度が検出され
(ステップ184)、最も平均濃度の高いブロックが検
出され、該ブロックのカラー色のチルト量を仮のチルト
量として設定される(ステップ186)。なお、光学的
検出手段22は、K色に対する各色の傾斜度の違いによ
り並列バーの重なる面積が変化することにより生じるブ
ロックの平均濃度の変化を検出する。
【0048】また、ステップ180と同様にして、K色
の並列バー54Kが所定数を1ブロックとして複数ブロ
ック印字され(ステップ188)、K色の並列バー54
K間にカラー色の並列バー54C(又は54M、54
Y)がブロック毎に1ドットチルトして印字される(ス
テップ190)。なお、各ブロックのチルトは、ステッ
プ186で設定された仮のチルト量を中央値として、正
負に1ドットづつチルトするようになっており、図8に
示すように、±4ドットの調整幅とされている。
【0049】そして、キャリッジ16に搭載された光学
的検出手段22によって、各ブロックの濃度が検出され
(ステップ192)、最も平均濃度の高いブロックが検
出され、該ブロックのカラー色のチルト量がカラー色の
チルト量として設定される。そして、設定されたチルト
量分をデータ展開する際に補正することによって、カラ
ー色のチルト補正が行なわれる。例えば、設定されたチ
ルト量に応じて印字タイミングを変更したり、印字デー
タを入れ替えたりすることによってカラー色のチルト補
正を行なうことが可能である。
【0050】なお、カラー色のチルト補正は、各色(C
MY)毎について上記処理を行なうことによってなされ
るが、X方向色レジ補正処理のように、各色の粗調整を
行なってから各色の微調整を行なうようにしてもよい。
【0051】このように、本実施の形態におけるカラー
色のチルト補正では、図8にも示すように、チルト補正
されたK色を基準として4ドット毎の粗調整を行なった
後に、1ドット毎の微調整を行なうことによって、カラ
ー色のチルト補正を行なっている。すなわち、段階的に
カラー色のチルト補正を行なうことにより、用紙Pに記
録するパターン数を少なくすることができる。
【0052】ところで、従来のように単色のパターンで
チルトの補正を行なった場合には、K色のチルト補正
(図6のフローチャート)と同様の方法にて、上流側の
ノズルと下流側のノズルを用いて図13に示すように、
各色毎に単色のパターンを形成するが、この場合には、
光学的検出手段22によって各ブロックの濃度を検出す
る際に、図14に示すように、光学的検出手段における
受光素子出力が大きくなり、Y色の濃度変化の検出が困
難となってしまうが、本実施の形態では、上述したよう
に、K色の並列バーのブロックに各色の並列バーのブロ
ックを重ねているので、K色の垂直線と傾きの変化する
カラー色の並列バーの重ね合わせによりモワレが発生
し、該モワレによって光学的検出手段による濃度変化の
検出を正確に行なうことができる。この時、チルト補正
されたK色を基準に各カラー色のチルト補正を行なうこ
とによって、光学的検出手段22によって濃度を検出す
る際に、K色の部分は既に濃度が飽和していることで、
重なり部分の濃度向上が無いため、純粋に面積階調効果
が得られ、図15に示すように、各色ともに略同一の受
光素子出力となり濃度変化を効率よく検出することがで
きる。従って、カラー色のチルトを正確に補正すること
ができる。なお、図14、15に示す横軸のパターンブ
ロックNo.は図12、13に示すパターンのブロック
No.に対応する。
【0053】そして、K色を基準とすることにより、記
録されたパターンの平均濃度が上がり、光源の照度向上
をしても、光学的検出手段22における受光素子の出力
が飽和することがなく、濃度差の拡大が可能となり、濃
度の検出精度が向上し、分光特性の異なる光源等が必要
なくなる。また、各カラー色ともに同一の基準(チルト
補正されたK色)でカラー色のチルト補正を行なうの
で、カラー色のチルト補正を正確に行なうことができ
る。
【0054】また、本実施の形態では、光学的検出手段
22がキャリッジ16の用紙P送り方向下流側の位置に
配置されているので、パターンの印字を行なった後に速
やかに光学的検出手段22による検出を行なうことがで
きると共に、図12に示すように、各色プリントヘッド
のチルトによる影響が最も大きい位置(Y方向下流側の
位置)を検出することができるので、濃度変化の検出を
正確に行なうことができる。
【0055】さらには、K色のパターンを記録してから
カラー色のパターンを記録する際には、用紙送りを必要
としないので、パターン形成に要する時間を短縮するこ
とができる。
【0056】続いて、図5におけるステップ104でK
色を基準に各色のチルト補正が行なわれると、ステップ
106では、往路のK色を基準にX方向往復印字補正処
理が行なわれる。X方向往復印字補正は、図16のフロ
ーチャートに沿って行なわれる。
【0057】すなわち、ステップ100でチルト補正さ
れたK色の並列バーが所定数の1ブロックとして複数ブ
ロックがキャリッジ16の往路側で印字され(ステップ
200)、K色の並列バー間に各色(KCMY)の並列
バーがブロック毎に4ドットずらして、キャリッジ16
の復路側で印字される(ステップ202)。すなわち、
印字されるパターンとしては、図10に示したX方向色
レジ補正のパターンと同様なパターンが印字される。な
お、各ブロック毎のずれは、現在の状態を中央値とし
て、正負に4ドットづつずれるようになっており、図8
に示すように、±16ドットの調整幅とされている。
【0058】そして、キャリッジ16に搭載された光学
的検出手段22によって、各ブロックの濃度が検出され
(ステップ204)、最も平均濃度の高いブロックが検
出され、該ブロックの画像ずれ量が仮の往復ずれ量とし
て設定される(ステップ206)。なお、光学的検出手
段22は、K色に対する各色のずれの違いにより重なる
面積が変化することにより生じる平均濃度の変化を検出
する。
【0059】また、ステップ200と同様にして、K色
の並列バーが所定数を1ブロックとして複数ブロック、
キャリッジの16の往路側で印字され(ステップ20
8)、K色の並列バー間に各色(KCMY)の並列バー
がブロック毎に1ドットずらして、キャリッジ16の復
路側で印字される(ステップ210)。なお、各ブロッ
クのずれは、ステップ206で設定された往復ずれ量を
中央値として、正負に1ドットづつずれるようになって
おり、図8に示すように、±4ドットの調整幅とされて
いる。
【0060】そして、キャリッジ16に搭載された光学
的検出手段22によって、各ブロックの濃度が検出され
(ステップ212)、最も濃度変化の少ないブロックが
検出され、該ブロックの往復ずれ量がキャリッジ16の
往復による往復ずれ量として設定される。そして、設定
された往復ずれ量分をデータ展開する際に補正すること
によって、往復ずれ補正が行なわれる。例えば、設定さ
れた往復ずれ量に応じて印字タイミングを変更したり、
印字データを入れ替えたりすることによって往復ずれ補
正を行なうことが可能である。
【0061】なお、往復ずれ補正は、各色(KCMY)
毎について上記処理を行なうことによってなされるが、
X方向色レジ補正処理のように、各色の粗調整を行なっ
てから各色の微調整を行なうようにしてもよい。
【0062】このように、K色の並列バーのブロックに
各色の並列バーのブロックを重ねているので、K色の垂
直線とずれの変化するカラー色の並列バーの重ね合わせ
によりモワレが発生し、該モワレによって光学的検出手
段による平均の検出を正確に行なうことができる。
【0063】ところで、従来のように単色のパターンで
往復ずれの補正を行なった場合には、図17に示すよう
に、往路で印字した並列バーのブロックの並列バー間
に、復路で印字した並列バーのブロックが重なるように
少しづつずらして単色のパターンを形成するが、この場
合には、光学的検出手段22によって濃度を検出する際
に、図18に示すように、光学的検出手段22における
受光素子出力が大きくなり、Y色の濃度変化の検出が困
難となってしまうが、本実施の形態では、上述したよう
に、K色の並列バーのブロックに各色の並列バーのブロ
ックを重ねているので、K色の垂直線とずれの変化する
カラー色の並列バーの重ね合わせによりモワレが発生
し、該モワレによって光学的検出手段による濃度変化の
検出を正確に行なうことができる。この時、チルト補正
され往路で記録されたK色を基準に往復ずれ補正を行な
うことによって、光学的検出手段22によって濃度を検
出する際に、K色の部分は既に濃度が飽和していること
で、重なり部分の濃度向上が無いため、純粋に面積階調
効果が得られ、図19に示すように、濃度変化を効率よ
く検出することができる。従って、チルト補正され往路
で記録されたK色を基準に各色の往復ずれ補正を行なう
ことによって、各色の往復ずれ補正を正確に行なうこと
ができる。
【0064】そして、K色を基準とすることにより、記
録されたパターンの平均濃度が上がり、光源の照度向上
をしても、図20に示すように、光学的検出手段22に
おける受光素子の出力が飽和することがなく、濃度差の
拡大が可能となり、濃度の検出精度が向上し、分光特性
の異なる光源等が必要なくなる。また、各色の往路復路
ともに同一の基準(チルト補正され往路で記録されたK
色)で往復ずれ補正を行なうので、往復ずれ補正を正確
に行なうことができる。
【0065】そして、図5におけるステップ106で往
路のK色を基準にX方向往復印字補正が行なわれると、
ステップ108では、K色を基準にY方向色レジ補正処
理が行なわれる。Y方向色レジ補正は、図21のフロー
チャートに沿って行なわれる。
【0066】すなわち、ステップ100でチルト補正さ
れたK色の並列バーが所定数を1ブロックとして複数ブ
ロック印字される(ステップ300)。なお、上記まで
の処理(ステップ100〜106)では、Y方向に長い
並列バーからなるブロックが印字されてきたが、ここ
で、印字される複数の並列バーのブロックは、X方向に
長い並列バーからなるブロックが印字される。そして、
K色の並列バー間にカラー色の並列バーがブロック毎に
Y方向に4ドットづつずらして印字される(ステップ3
02)。なお、各ブロック毎のずれは、現在の状態を中
央値として、正負に4ドットづつずれるようになってお
り、図8に示すように、±16ドットの調整幅とされて
いる。
【0067】そして、キャリッジ16に搭載された光学
的検出手段22によって、各ブロックの濃度が検出され
(ステップ304)、最も平均濃度の高いブロックが検
出され、該ブロックの画像ずれ量が仮のレジずれ量とし
て設定される(ステップ306)。なお、光学的検出手
段22は、K色に対する各色のずれの違いにより重なる
面積が変化することにより生じる平均濃度の変化を検出
する。
【0068】また、ステップ300と同様にして、K色
の並列バーが所定数を1ブロックとして複数ブロック印
字され(ステップ308)、K色の並列バー間にカラー
色の並列バーがブロック毎に1ドットずらして並列バー
が印字される(ステップ310)。なお、各ブロック毎
のずれは、ステップ308で設定されたレジずれ量を中
央値として、正負に1ドットづつずれるようになってお
り、図8に示すように、±4ドットの調整幅とされてい
る。
【0069】そして、キャリッジ16に搭載された光学
的検出手段22によって、各ブロックの濃度が検出され
(ステップ312)、最も平均濃度の高いブロックが検
出され、該ブロックの画像ずれ量がレジずれ量として設
定される。そして、設定されたレジずれ量分をデータ展
開する際に補正することによって、Y方向の色レジ補正
が行なわれる(ステップ314)。例えば、使用するノ
ズルを選択したり、印字データを入れ替えたりすること
によって色レジ補正を行なうことが可能である。
【0070】なお、カラー色のチルト補正は、各色(C
MY)毎について上記処理を行なうことによってなされ
るが、X方向色レジ補正処理のように、各色の粗調整を
行なってから各色の微調整を行なうようにしてもよい。
【0071】このように、Y方向の色ずれ補正について
もK色を基準に各色の色ずれ補正が行なわれ、画像ずれ
検出調整の処理を終了する。
【0072】なお、上記の実施の形態における画像ずれ
検出調整の処理では、K色及びカラー色の並列バーを記
録する際の濃度について言及しなかったが、それぞれの
並列バーの濃度は、100%でもよいし、それぞれの処
理において、適宜異なるようにしてもよい。
【0073】また、上記の実施の形態における画像ずれ
検出処理のそれぞれの処理において、並列バーをブロッ
ク毎に印字し、それぞれのブロック毎にチルト量、ずれ
量等異なるように印字するようにしたが、ブロック毎に
印字せずに、並列バー毎にチルト量、ずれ量等異なるよ
うに印字するようにしてもよい。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、基
準記録ヘッドの往路走査時に記録した基準並列バーと、
基準記録ヘッドとは別の記録ヘッドの往路及び復路走査
それぞれで記録した並列バーとの位置関係に基づいて、
記録ヘッドの往路及び復路走査の記録位置を調整するの
で、全ての記録ヘッドで記録される画像を記録ヘッドの
往路及び復路において合わせることができ、記録ヘッド
の往復による記録位置の補正を正確に行なうことができ
る、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るカラープリンタの
概略構成を示す斜視図である。
【図2】 各色プリンタヘッドの配列を示す図である。
【図3】 本発明の実施の形態に係るカラープリンタの
制御系を示すブロック図である。
【図4】 プリントヘッドの記録領域を説明する図であ
る。
【図5】 画像ずれの検出調整を示すフローチャートで
ある。
【図6】 K色チルト補正処理を示すフローチャートで
ある。
【図7】 K色チルト補正を説明するための図である。
【図8】 画像ずれの検出調整の一連の流れを示す図で
ある。
【図9】 X方向色レジ補正処理を示すフローチャート
である。
【図10】 X方向色レジ補正のパターンを示す図であ
る。
【図11】 カラーチルト補正処理を示すフローチャー
トである。
【図12】 カラーチルト補正のパターンを示す図であ
る。
【図13】 従来のカラーチルト補正のパターンを示す
図である。
【図14】 光学的検出手段による従来のカラーチルト
補正のパターンの検出出力を示す図である。
【図15】 光学的検出手段による本実施の形態におけ
るカラーチルト補正のパターンの検出出力を示す図であ
る。
【図16】 往復ずれ補正処理を示すフローチャートで
ある。
【図17】 従来の往復ずれ補正のパターンを示す図で
ある。
【図18】 光学的検出手段による従来の往復ずれ補正
のパターンの検出出力を示す図である。
【図19】 光学的検出手段による本実施の形態におけ
る往復ずれ補正のパターンの検出出力を示す図である。
【図20】 照度向上条件(図19に対して略2倍の照
度)での光学的検出手段による本実施の形態における往
復ずれ補正のパターンの検出出力を示す図である。
【図21】 Y方向色レジ補正処理を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
10 カラープリンタ 18 プリントヘッド 18K Kプリントヘッド 18C Cプリントヘッド 18M Mプリントヘッド 18Y Yプリントヘッド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体上を往復走査することによって
    カラー画像を記録する複数の色が異なる記録ヘッドの各
    々の記録位置を調整する画像記録位置調整方法であっ
    て、 前記複数の記録ヘッドのうち予め定めた色の記録ヘッド
    を基準記録ヘッドに定め、該基準記録ヘッドを用いて前
    記記録媒体上に複数の基準並列バーを往路走査時または
    復路走査時に記録し、 前記基準記録ヘッドとは別の記録ヘッドを用いて前記記
    録媒体上に複数の並列バーを往路及び復路走査時のそれ
    ぞれについて記録し、前記基準並列バーと前記並列バー
    の位置関係に基づいて前記複数の記録ヘッドの往路及び
    復路走査時における記録位置を調整することを特徴とす
    る画像記録位置調整方法。
  2. 【請求項2】 前記基準記録ヘッドが黒色の画像を記録
    するための黒用記録ヘッドであることを特徴とする請求
    項1に記載の画像記録位置調整方法。
JP2001228640A 2001-07-27 2001-07-27 画像記録位置調整方法 Expired - Fee Related JP4019659B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001228640A JP4019659B2 (ja) 2001-07-27 2001-07-27 画像記録位置調整方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001228640A JP4019659B2 (ja) 2001-07-27 2001-07-27 画像記録位置調整方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003039761A true JP2003039761A (ja) 2003-02-13
JP4019659B2 JP4019659B2 (ja) 2007-12-12

Family

ID=19061117

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001228640A Expired - Fee Related JP4019659B2 (ja) 2001-07-27 2001-07-27 画像記録位置調整方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4019659B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005088439A (ja) * 2003-09-18 2005-04-07 Seiko Epson Corp 印刷装置、及びそのテストパターン
JP2005305695A (ja) * 2004-04-19 2005-11-04 Noritsu Koki Co Ltd インクジェット式プリント装置及び吐出タイミング補正方法
JP2005305694A (ja) * 2004-04-19 2005-11-04 Noritsu Koki Co Ltd インクジェット式プリント装置及び吐出タイミング補正方法
JP2007021968A (ja) * 2005-07-20 2007-02-01 Mutoh Ind Ltd インクジェットカラープリンタ
JP2011161718A (ja) * 2010-02-08 2011-08-25 Ricoh Co Ltd 記録装置及び制御方法
JP2012504060A (ja) * 2008-09-30 2012-02-16 イーストマン コダック カンパニー マーク付け要素の位置合わせ
JP2012213856A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Brother Industries Ltd インクジェット記録装置及びインクジェットヘッドの傾き検出方法
JP2014104748A (ja) * 2012-11-30 2014-06-09 Seiko Epson Corp インクジェットプリンターのインク吐出タイミング補正方法およびインクジェットプリンター

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09304992A (ja) * 1996-05-13 1997-11-28 Casio Electron Mfg Co Ltd カラー画像形成位置調整装置、及びその調整方法
JPH11291477A (ja) * 1998-04-03 1999-10-26 Canon Inc プリント装置
JP2000052574A (ja) * 1998-08-03 2000-02-22 Hewlett Packard Co <Hp> インクジェットのプリントヘッドを較正するための方法
JP2000127360A (ja) * 1998-10-23 2000-05-09 Canon Inc 記録装置および印字位置補正方法
JP2000190482A (ja) * 1998-12-27 2000-07-11 Copyer Co Ltd インクジェット画像形成装置およびその自動レジストレ―ション方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09304992A (ja) * 1996-05-13 1997-11-28 Casio Electron Mfg Co Ltd カラー画像形成位置調整装置、及びその調整方法
JPH11291477A (ja) * 1998-04-03 1999-10-26 Canon Inc プリント装置
JP2000052574A (ja) * 1998-08-03 2000-02-22 Hewlett Packard Co <Hp> インクジェットのプリントヘッドを較正するための方法
JP2000127360A (ja) * 1998-10-23 2000-05-09 Canon Inc 記録装置および印字位置補正方法
JP2000190482A (ja) * 1998-12-27 2000-07-11 Copyer Co Ltd インクジェット画像形成装置およびその自動レジストレ―ション方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005088439A (ja) * 2003-09-18 2005-04-07 Seiko Epson Corp 印刷装置、及びそのテストパターン
JP4529396B2 (ja) * 2003-09-18 2010-08-25 セイコーエプソン株式会社 印刷装置、テストパターン、及び印刷方法
JP2005305695A (ja) * 2004-04-19 2005-11-04 Noritsu Koki Co Ltd インクジェット式プリント装置及び吐出タイミング補正方法
JP2005305694A (ja) * 2004-04-19 2005-11-04 Noritsu Koki Co Ltd インクジェット式プリント装置及び吐出タイミング補正方法
JP2007021968A (ja) * 2005-07-20 2007-02-01 Mutoh Ind Ltd インクジェットカラープリンタ
JP2012504060A (ja) * 2008-09-30 2012-02-16 イーストマン コダック カンパニー マーク付け要素の位置合わせ
JP2011161718A (ja) * 2010-02-08 2011-08-25 Ricoh Co Ltd 記録装置及び制御方法
JP2012213856A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Brother Industries Ltd インクジェット記録装置及びインクジェットヘッドの傾き検出方法
JP2014104748A (ja) * 2012-11-30 2014-06-09 Seiko Epson Corp インクジェットプリンターのインク吐出タイミング補正方法およびインクジェットプリンター

Also Published As

Publication number Publication date
JP4019659B2 (ja) 2007-12-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3305532B1 (en) Image inspection device, image inspection method, program, and ink jet printing system
US10166765B2 (en) Means for higher speed inkjet printing
JP4055380B2 (ja) 記録位置調整用パターンの形成方法、画像記録位置調整方法及び画像記録装置
JP3654141B2 (ja) 2種類の検査用パターンを使用して行う印刷時の記録位置ずれの調整値の決定
JP2003039793A (ja) 記録位置調整用パターンの形成方法、画像記録位置調整方法、記録位置調整用パターン形成装置及び画像記録装置
WO2022186214A1 (en) Defective nozzle correction mechanism
US7503635B2 (en) Ink jet printing method and ink jet printing apparatus
JP2008509023A5 (ja)
JP5139876B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP2009262457A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP4019659B2 (ja) 画像記録位置調整方法
EP2636529A1 (en) Image processing apparatus, inkjet recording apparatus, and image processing method and program
EP1479519A1 (en) Image recorder
JP2001162912A (ja) 画像ずれ補正方法および画像形成装置
JP7010029B2 (ja) 印刷装置、印刷装置の制御方法、及びプログラム
JP2009000836A (ja) インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法
KR101315457B1 (ko) 이미지 형성장치 및 이 이미지 형성장치의 모터 제어방법
US20220286579A1 (en) Defective nozzle compensation mechanism
US7140710B2 (en) Dot management for an imaging apparatus
JP2011000829A (ja) 画像形成装置、画像形成方法、及びプログラム
JP2005035083A (ja) 記録装置
US11945240B1 (en) Image-adaptive inkjet printhead stitching process
JPH11179939A (ja) 画像処理装置およびその記録制御方法
JP2006305880A (ja) 画像形成装置、その画像形成装置の画像形成モード可変方法
JP2006015678A (ja) インクジェット式プリント装置及び吐出タイミング補正方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040913

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060626

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060704

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060830

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070904

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070917

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101005

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111005

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121005

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121005

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131005

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees