JP2007044936A - インクカートリッジ及び該インクカートリッジのインクタンク用スタンド - Google Patents

インクカートリッジ及び該インクカートリッジのインクタンク用スタンド Download PDF

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Abstract

【課題】 インクカートリッジを交換する際にも、ICチップ等の情報記憶手段を廃棄することなく、インクタンク部分のみを交換することができ、廃棄物の量を減らすことができると共に、一般廃棄物としても廃棄することができ、かつインク残存量の視認できるインクカートリッジを提供する。
【解決手段】 インクジェット記録装置のキャリッジに適合しICチップ等の情報記憶手段15を備えた筺体1と、該筺体1に着脱自在に嵌合されるインクタンク30とから構成されている。インクタンク30は、その大半が筺体1内に収納される大きさに設定されると共に、キャリッジに対する取付用係合部としての取付レバー32を備えている。インクタンク30が筺体1に収納された状態の下で、取付用係合部としての取付レバー32とインク供給筒部31とが筺体1外に突出するものとなされている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、インクジェット記録装置にインクを供給するインクカートリッジ、特にインクジェット記録装置のキャリッジに装着されるインクカートリッジ及び該インクカートリッジのインクタンク用スタンドに関する。
近年、パソコンやデジタルカメラが普及するに従って、インクジェット記録装置(プリンタ)も一般家庭に普及し、インクカートリッジの使用量、廃棄量が増大している。
この種のインクカートリッジには、インクカートリッジの情報、すなわちインクの色の情報、インク現存量の情報等をインクジェット記録装置との間で受け渡す役目を果たすものとしてICチップからなる情報記憶手段が、インクカートリッジから容易に分離し難い態様に取り付けられている。
特開2004−243759号公報(図1)
而して、上記のような重要な情報記憶手段であっても、インクカートリッジのインクが無くなると、インクカートリッジと一緒に廃棄されてしまうことになるが、インクカートリッジからICチップを容易に分離できないために、インクカートリッジを一般廃棄物として廃棄することができなくなっている。
また、インクタンクの外殻は非透明体であるため、インク残存量を視認できない。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、インクを使い切ってインクカートリッジを交換する際にも、ICチップ等の情報記憶手段を廃棄することなく、インクタンク部分のみを交換することができ、廃棄物の量を減らすことができると共に、一般廃棄物としても廃棄することができ、かつインク残存量の視認できるインクカートリッジを提供することを目的とする。また、使用中のインクカートリッジからインクタンクを取り出して再使用のために保持するインクタンク用ホルダーを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明のインクカートリッジは、
インクジェット記録装置のキャリッジに装着され、記録ヘッドにインクを供給するオンキャリッジ型インクカートリッジであって、前記キャリッジに適合する形状に形成された筺体と、該筺体に着脱自在に嵌合されるインクタンクとからなり、インクタンクは、その大半が筺体内に収納される大きさに設定されると共に、キャリッジに対する取付レバーを備え、筺体に収納された状態の下で、取付レバーとインク供給筒部とが筺体外に突出するものとなされている構成を採用する。
請求項2記載の発明のインクカートリッジは、請求項1の構成に加えて、
前記筺体は、一側面及び底面の一部が開放されると共に、一側壁に前記取付レバー基部が挿通する切溝部を備え、インクタンクは、前記開放側面から筺体内に嵌め込まれ、インク供給筒部が開放底面から筺体外に突出する一方、前記取付レバーがその基部を切欠部に挿通されて筺体外に突出されるものとなされている構成を採用する。
請求項3記載の発明のインクカートリッジは、請求項2の構成に加えて、
前記筺体の開放面側の一組の隣り合うコーナー部に、インクタンク抑え片が設けられる一方、インクタン抑え片に対応するインクタンク側壁コーナー部に段落ち部が設けられ、インクタンクが筺体に嵌め込まれた状態の下で、前記段落ち部がインクタンク抑え片内面に当接するものと設定されている構成を採用する。
請求項4記載の発明のインクカートリッジは、請求項2又は請求項3の構成に加えて、 前記インクタンクは、筺体の開放面に対向する非開放面に臨む側面が透明合成樹脂製薄膜により覆われて、インクタンク内部が透視できるものとなされている構成を採用する。
請求項5記載の発明のインクカートリッジは、請求項1の構成に加えて、
前記筺体は、インクタンクを筺体内に収納させるために上面が開放されると共に、インクタンクのインク供給筒部を筺体外に突出させるために底壁に開口が設けられる一方、
インクタンクに、キャリッジに係脱自在に係合する固定用爪が着脱自在に設けられている構成を採用する。
請求項6記載の発明のインクカートリッジは、請求項5の構成に加えて、
筺体とインクタンクとに、インクタンクを筺体内に固定する固定手段が設けられている構成を採用する。
請求項7記載の発明のインクカートリッジは、前記固定手段が、インクタンクから延設された下向き弾性係合片と、筺体外壁に突設され前記弾性係合片に係合する係合用突部とからなる構成を採用する。
請求項8記載の発明のインクカートリッジは、請求項5ないし請求項7のいずれかの構成に加えて、
前記インクタンクが透明合成樹脂体からなる構成を採用する。
請求項9記載の発明のインクカートリッジは、請求項8の構成に加えて、
前記筺体が透明合成樹脂体からなる構成を採用する。
請求項10記載の発明のインクタンク用ホルダーは、インクタンクの取付用係合部が係合する係合用切欠部を備え、インクタンクを拘束状態に保持すると共に、インクタンクのインク供給筒開口を閉塞するインク供給筒受け部が設けられている構成を採用する。
請求項1記載の発明のインクカートリッジは、インクジェット記録装置のキャリッジに適合する形状に形成された筺体と、該筺体に着脱自在に嵌合されるインクタンクとからなるものであるので、インク消費後は、インクタンクのみを交換し、筺体を再使用することができ、廃棄物総量の減量化に寄与する。
また、インクタンクは、一般廃棄物として廃棄することができないICチップ等の情報記憶手段を備えていないので、これを一般廃棄物として廃棄することができ、一般家庭での廃棄処分が行いやすい。
また、インクタンクは、その大半が筺体内に収納される大きさに設定されると共に、キャリッジに対する取付用係合部を備えており、該取付用係合部がレバー状である場合には、インクタンクの筺体への着脱時に着脱操作レバーとして用いることができるので、インクタンクの筺体への着脱操作が行いやすい。
請求項2記載の発明のインクカートリッジは、請求項1記載の発明の奏する効果に加えて、
前記筺体が、一側面及び底面の一部が開放されると共に、一側壁に前記取付レバー基部が挿通する切溝部を備え、インクタンクは、前記開放側面から筺体内に嵌め込まれ、インク供給筒部が開放底面から筺体外に突出する一方、前記取付用係合部がその基部を切欠部に挿通されて筺体外に突出されるものとなされているので、インクタンクの筺体への着脱操作が行いやすい。
請求項3記載の発明のインクカートリッジは、請求項2記載の発明の奏する効果に加えて、
前記筺体の開放面側の一組の隣り合うコーナー部に、インクタンク抑え片が設けられる一方、インクタン抑え片に対応するインクタンク側壁コーナー部に段落ち部が設けられ、インクタンクが筺体に嵌め込まれた状態の下で、前記段落ち部がインクタンク抑え片内面に当接するものと設定されているので、インクタンクが筺体内にしっかりと保持され、確実な印字が保障される。
請求項4記載の発明のインクカートリッジは、請求項2又は請求項3記載の発明の奏する効果に加えて、
前記インクタンクが、弾性を有する合成樹脂体から作成され、筺体の開放面に対向する非開放面に臨む側面が透明合成樹脂製薄膜により覆われインクタンク内部が透視できるものとなされているているので、インクの残存量を視認でき、インクを十分に使い切ることができる。
また、同側面をインクタンクの他の壁体と同様の合成樹脂体から形成する場合に比して、インクタンクのインク容量を増やすことができる。
請求項5記載の発明のインクカートリッジは、請求項1記載の発明の奏する効果に加えて、
前記筺体は、インクタンクを筺体内に収納させるために上面が開放されているので、インクタンクの筺体への収納が行いやすい。
また、インクタンクに、キャリッジに係脱自在に係合する取付用係合部が着脱自在に設けられているので、取付用係合部を外した状態でインクカートリッジをキャリッジに載置した後、取付用係合部をインクタンクに取り付けながらキャリッジに係合させることができ、キャリッジへのインクカートリッジの装着が行いやすくなる。
請求項6記載の発明のインクカートリッジは、請求項5記載の発明の奏する効果に加えて、筺体とインクタンクとに、インクタンクを筺体内に保持する保持手段が設けられているので、インクタンクが筺体内にしっかりと保持され、確実な印字が保障される。
請求項7記載の発明のインクカートリッジは、
前記保持手段が、インクタンクから延設された下向き弾性係合片と、筺体外壁に突設され前記弾性係合片に係合する係合用突部とからなるので、係合操作、固定操作が容易に行え、また製作上も容易である。
請求項8記載の発明のインクカートリッジは、請求項5ないし請求項7の発明の奏する効果に加えて、
前記インクタンクが透明合成樹脂体からなるものであるので、インクの残存量を視認でき、インクを十分に使い切ることができる。
請求項9記載の発明のインクカートリッジは、請求項8記載の発明の奏する効果に加えて、
前記筺体が、透明合成樹脂体からなるものであるので、インクタンクを筺体から取り出すことなく、インクタンクのインク残存量を視認できる。
請求項10記載の発明のインクタンク用スタンドは、請求項5ないし請求項9に記載のインクタンクの取付用係合部が係合する係合用切欠部を備え、インクタンクを拘束状態に保持すると共に、インクタンクのインク供給筒開口を閉塞するインク供給筒受け部が設られているから、使用中のインクカートリッジからインクを消費しきれていないインクタンクを取り出した後、該インクタンクをインク漏れを起こすことなく良好に保持することができ、インクの合理的な使用を可能とする。
以下、この発明を図示実施形態に基づいて、説明する。
図1〜図4は、この発明に係るインクカートリッジの第1実施形態(請求項1,請求項2〜請求項4)を示し、図5〜図10は、第2実施形態(請求項1、請求項5〜請求項9)のインクカートリッジ及びインクタンク用スタンドを示すものである。
先ず、第1実施形態のインクカートリッジ(A)について説明すると、図1は、既存のインクジェット記録装置のキャリッジに適合する形状に形成された筺体(1)とインクタンク(30)との分離状態を示すものである。図2及び図3は、前記筺体(1)にインクタンク(30)が嵌め合わされた状態を示すものである。
筺体(1)は、若干の弾性を有する合成樹脂体からなり、図3に示すように、一側壁()にICチップからなる情報記憶手段(15)が筺体(1)から容易に分離し難い状態で取り付けられている。この筺体(1)の一側面は大きく開放されると共に、底面も一部をインクタンク(50)を下方から支持する底壁部(2)を残して開放されている。
また、この筺体(1)の開放面側の一対のコーナー部であって前記底壁部(2)の一端から立ち上がる側壁(3)に連なる一対のコーナー部に、背壁(5)と並行状に三角形状インクタンク抑え片(10)(10)が突設されている。
さらに、前記底壁部(2)の一端から立ち上がる側壁(3)との対向側壁(4)の高さ方向中間部に該側壁の幅方向に沿う切溝部(12)が設けられている。
インクタンク(30)は、若干の弾性を有する合成樹脂体から作製されており、インク供給部(31)と、キャリッジに対する取付用係合部としての取付レバー(32)とを除く部分の全てが筺体(1)内に収納される大きさであって、その周壁部外面、または周壁部外面に突設されたリブ(34)(34)…が筺体内壁にほぼ当接する大きさに設定されている。
インクタンク(30)の一側壁であって、前記切り溝(12)を有する筺体側壁(4)との対応側壁(35)には、キャリッジに対する取付用係合部としての取付レバー(32)が斜め立ち上がり状に突設されている。この取付レバー(32)の肉厚は、前記切り溝(12)を挿通しうる肉厚に設定されている。また、この側壁(35)には、対応する筺体側壁(4)内面に当接する複数条のリブ(34)(34)(34)が突設されている。
インクタンク(1)の筺体開放面に臨み、インクタン抑え片(10)(10)に対応するインクタンク側壁コーナー部に段落ち部(33)(33)が設けられている。インクタンク(30)が筺体(1)に嵌め込まれた状態の下で、前記段落ち部(33)(33)が、インクタンク抑え片(10)(10)の内面に当接するものと設定されている
インクタンクの底壁(36)には、インク供給筒部(31)が下向きに突設され、インクタンク(30)が、筺体内に収納された状態の下で、前記インク供給部(31)と前記取付レバー(32)とが、筺体外に突出するものとなされている。
インクタンク(30)の、筺体(1)の非開放面に臨む側面は、図4(ロ)に示すように透明合成樹脂製薄膜(39)により覆われてインクタンク(30)内部が透視できるものとなされている。
インクタンク(30)の内部は、複数の仕切壁(37)(37)…によって、インクが収容される複数の空間(38)(38)(38)…に区画されているが、各空間(38)(38)(38)…が適宜連通していることは、従来のインクカートリッジとほぼ同様である。
また、弁蓋(40)内の膜弁(図示省略)の作用によりインクがインク供給部(31)に供給されることも従来のインクカートリッジとほぼ同様であるので、詳細な説明は省略する。
而して、上記構成を有するインクカートリッジ(A)は、図2及び図3に示すように、インクタンク(30)が筺体(1)内に収納された状態で、インクジェット記録装置のキャリッジに装着されて使用されるものであるが、インクタンク(30)は、その周壁部外面又は周壁部外面に突設されたリブ(34)(34)(34)が筺体(1)内壁にほぼ当接する大きさに設定されており、その底壁段部(36a)が、筺体(1)の底壁(2)に支持される一方、段落ち部(33)(33)が筺体(1)の一対のインクタンク抑え片(10)(10)内面に当接しているので、印字時の振動に左右されず、筺体(1)内にしっかりと保持され、好適なインク供給を行える。
また、インクが消費されたことによりインクタンク(30)を交換したい場合や、インクの残存量を視認したい場合には、インクタンク(30)を筺体(1)から取り外すことになるが、その取り外し操作は、容易に行える。
すなわち、片手で筺体(1)をしっかり持って、他方の手で取付けレバー(32)を、図2に矢印で示す方向に強く押し上げると、取付レバー基部(32a)が切溝部(12)から抜け出すと共に、インクタンク(30)が段落ち部側の側壁裏縁を回転軸とするようにして上方に持ち上げられる。この時点では、インクタンク底壁段部(36a)が、筺体底壁(2)上を摺動している状態であるので、インクタンク(30)を取付レバー(32)を操作する手元側に引っ張ることにより、インクタンク(30)を筺体(1)から容易に取り外すことができる。
取り外したインクタンク(30)は、裏面側、すなわち筺体(1)の開放面に対向する非開放面に臨む側面が、透明合成樹脂薄膜(39)により覆われてインクタンク(30)内部が透視できるものとされているので、インクタンク(30)の残存量が視認できる。
また、インクタンク(30)には、ICチップが取り付けられていないので、インクが消費されたインクタンク(30)を一般廃棄物として廃棄することができる。
インクタンクが取り外された筺体(1)へのインクタンク(30)の取付は、上記取り外し操作と逆の操作をすることにより簡単かつ確実に行うことができる。
図5〜図10は、この発明の他の実施形態のインクカートリッジ(B)及びこの実施形態のインクタンク用スタンドを示すものである。
このインクカートリッジの筺体(51)は、インクタンク(80)を筺体内に収納させるために上面が開放されると共に、インクタンク(80)のインク供給筒部(81)を筺体外に突出させるために底壁に開口が設けられている。もとより、筺体(51)は、既存のインクジェット記録装置のキャリッジに適合する形状に形成されているものである。
また、筺体(51)は全体が透明合成樹脂から作製されており、内部に収納されたインクタンク(80)を視認できるものとなされている。該インクタンク(80)も若干の弾性を有する透明合成樹脂から作製されているので、筺体(51)の外からインクタンク(80)内のインク残存量を視認することができる。
筺体(51)内に収納されたインクタンク(80)は、保持手段を介して筺体(51)内に確実に保持されている。この実施形態における保持手段は、インクタンク(80)の蓋体端部から延設された下向き弾性係合片(86)と、筺体外壁(53)に突設され前記弾性係合片(86)に係合する係合用突部(53a)である。
前記弾性係合片(86)の先端部内側に、係合突条(86a)が突設されており、インクタンク(80)を筺体(51)に収納する際に、インクタンク(80)の下降に従って、前記係合突条(86a)が、筺体外壁(53)の係合用突部(53a)を乗り越えてその下側に係合することにより(図7参照)、筺体(51)内からののインクタンク(80)の不本意な抜脱が防止されるものとなされている。
また、インクタンク(80)の上端部であって前記弾性係合片(86)の反対側に、インクジェット記録装置のキャリッジに対する取付用係合部としての固定用爪(60)が着脱自在に設けられている。図中(61)は、固定用爪受け部である。
この固定用爪(60)は、弾性を有する合成樹脂から作製されると共に、先端部に係合用突部(60a)が設けられているもので、この係合用突部(60a)をキャリッジの対応凹部に係合させることによりインクカートリッジ(B)がキャリッジに固定されることになる。
この実施形態のインクカートリッジ(B)は、先の実施形態のインクカートリッジ(A)と同様に、インク使用後のインクタンク(80)を一般廃棄物として廃棄できる。ICチップの取り付けられた筺体(51)は継続して使用できるので、廃棄物の総量を減量することができる等の効果を奏する。
また、固定用爪(60)が着脱自在となされているので、固定用爪(60)を外した状態でインクカートリッジ(B)をキャリッジに載置した後、固定用爪(60)をインクタンク(80)に取り付けながらキャリッジに係合させることができ、インクカートリッジ(B)のキャリッジへの装着が行いやすくなる。
図8〜図10は、このインクカートリッジ(B)のインクタンク(80)を起立状態に保持するために用いられるインクタンク用スタンド(S)を示すものである。
該スタンド(S)は、前記インクタンク(80)の下部が嵌り込む凹部(90)を有すると共に、平坦面に自立するものとなされている。
また、前記インクタンク(80)の固定用爪(60)が係合する係合用切欠部(91)を備えると共に、インクタンク(80)のインク供給筒開口を閉塞するインク供給筒受け部(92)が凹部(90)底壁に設けられている。このインク供給筒受け部(92)に設けられた突部(93)がインク供給筒開口に嵌まり合うものとなされている。
このスタンド(S)を使用することにより、使用中のインクタンク(80)を筺体(51)から取り出して、一時保管しておくことができ、一つの筺体(51)に異なる色のインクを差し替えて使用する場合に便利である。もとより、このスタンド(S)には、インクタンク(80)のインク供給筒開口を閉塞するインク供給筒受け部(92)が設けられているので、インクタンク(80)内のインクの不本意な漏出を防止できる。
この発明に係るインクカートリッジの一実施形態の筺体とインクタンクとの分離状態の斜視図である。 同筺体とインクタンクとの嵌め合わせ状態の斜視図である。 図2の嵌め合わせ状態を裏側からみた斜視図である。 (イ)は、同インクタンクの正面図、(ロ)は、(イ)のIV−IV線断面図である。 この発明に係るインクカートリッジの他の実施形態の筺体とインクタンクとの嵌め合わせ状態の斜視図である。 (イ)は、同インクカートリッジのインクタンクの側面図、(ロ)は、同筺体の側面図である。 (イ)は、インクタンクが筺体に挿入される途上の要部断面図、(ロ)は、筺体に挿入されたインクタンクが、保持手段により保持された状態の要部断面図である。 インクタンクがインクタンク用スタンドに保持された状態の斜視図である。 インクタンクとインクタンク用スタンドとを分離した状態の斜視図である。 図9のIX−IX線断面図である。
符号の説明
A…第1実施形態のインクカートリッジ
B…第2実施形態のインクカートリッジ
S…インクタンク用スタンド
1、51…筺体
10…インクタンク抑え片
12…切溝部
30、80…インクタンク
31、81…インク供給筒部
32…取付レバー(取付用係合部)
33…段落ち部
39…透明合成樹脂薄膜
53a…係合用突部
60…固定用爪(取付用係合部)
86…弾性係合片
91…係合用切欠部
92…インク供給筒受け部

Claims (10)

  1. インクジェット記録装置のキャリッジに装着され、記録ヘッドにインクを供給するオンキャリッジ型インクカートリッジであって、
    前記キャリッジに適合する形状に形成された筺体と、該筺体に着脱自在に嵌合されるインクタンクとからなり、
    インクタンクは、その大半が筺体内に収納される大きさに設定されると共に、キャリッジに対する取付用係合部を備え、筺体に収納された状態の下で、取付用係合部とインク供給筒部とが筺体外に突出するものとなされていることを特徴とするインクカートリッジ。
  2. 前記筺体は、一側面及び底面の一部が開放されると共に、一側壁に前記取付用係合部としての取付レバー基部が挿通する切溝部を備え、
    インクタンクは、前記開放側面から筺体内に嵌め込まれ、インク供給筒部が開放底面から筺体外に突出する一方、前記取付レバーがその基部を切欠部に挿通されて筺体外に突出されるものとなされている請求項1に記載のインクカートリッジ。
  3. 前記筺体の開放面側の一組の隣り合うコーナー部に、インクタンク抑え片が設けられる一方、インクタン抑え片に対応するインクタンク側壁コーナー部に段落ち部が設けられ、インクタンクが筺体に嵌め込まれた状態の下で、前記段落ち部が、インクタンク抑え片の内面に当接するものと設定されている請求項2に記載のインクカートリッジ。
  4. 前記インクタンクは、筺体の前記開放面に対向する非開放面に臨む側面が透明合成樹脂製薄膜により覆われて、インクタンク内部が透視できるものとなされている請求項2又は請求項3に記載のインクカートリッジ。
  5. 前記筺体は、インクタンクを筺体内に収納させるために上面が開放されると共に、インクタンクのインク供給部を筺体外に突出させるために底壁に開口が設けられる一方、
    インクタンクに、キャリッジに対する取付用係合部が着脱自在に設けられている請求項1に記載のインクカートリッジ。
  6. 筺体及びインクタンクに、インクタンクを筺体内に保持する保持手段が設けられている請求項5に記載のインクカートリッジ。
  7. 前記保持手段が、インクタンクから延設された下向き弾性係合片と、筺体外壁に突設され前記弾性係合片に係合する係合用突部とからなる請求項5に記載のインクカートリッジ。
  8. 前記インクタンク及び蓋体が、透明合成樹脂体からなる請求項5ないし請求項7のいずれかに記載のインクカートリッジ。
  9. 前記筺体が、透明合成樹脂体からなる請求項8に記載のインクカートリッジ。
  10. 前記請求項5ないし8に記載のインクタンクを起立状態に保持するスタンドであって、前記インクタンクの取付用係合部が係合する係合用切欠部を備えると共に、インクタンクのインク供給筒開口を閉塞するインク供給筒受け部が設けられていることを特徴とするインクタンク用スタンド。

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