JPH09132294A - カートリッジの注入孔開口装置 - Google Patents
カートリッジの注入孔開口装置Info
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- JPH09132294A JPH09132294A JP31022695A JP31022695A JPH09132294A JP H09132294 A JPH09132294 A JP H09132294A JP 31022695 A JP31022695 A JP 31022695A JP 31022695 A JP31022695 A JP 31022695A JP H09132294 A JPH09132294 A JP H09132294A
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- cartridge
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 インクカートリッジのインク注入孔を容易且
つ安全に開口することができ、インクカートリッジに対
するインクの補充を簡便に行うことのできるカートリッ
ジの注入孔開口装置を提供すること。 【解決手段】 本発明のカートリッジの注入孔開口装置
は、補充用インクが補充されるインクカートリッジを載
置固定する載置台410と、該載置台410に載置固定
されるインクカートリッジのインク注入孔の真上に位置
する貫通孔420aと、該貫通孔420aに出入自在に
挿入される開口体421とを備え、該開口体421によ
りインク注入孔に嵌合された栓をインクカートリッジ内
に突き出してインク注入孔を開口させるようになしてあ
る。
つ安全に開口することができ、インクカートリッジに対
するインクの補充を簡便に行うことのできるカートリッ
ジの注入孔開口装置を提供すること。 【解決手段】 本発明のカートリッジの注入孔開口装置
は、補充用インクが補充されるインクカートリッジを載
置固定する載置台410と、該載置台410に載置固定
されるインクカートリッジのインク注入孔の真上に位置
する貫通孔420aと、該貫通孔420aに出入自在に
挿入される開口体421とを備え、該開口体421によ
りインク注入孔に嵌合された栓をインクカートリッジ内
に突き出してインク注入孔を開口させるようになしてあ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カートリッジの注
入孔開口装置、詳しくは、インクカートリッジのインク
注入孔を容易且つ安全に開口することができ、インクカ
ートリッジに対するインクの補充を簡便に行うことので
きるカートリッジの注入孔開口装置に関する。
入孔開口装置、詳しくは、インクカートリッジのインク
注入孔を容易且つ安全に開口することができ、インクカ
ートリッジに対するインクの補充を簡便に行うことので
きるカートリッジの注入孔開口装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンター用のインクカ
ートリッジとして、図14に示されるような、内部にイ
ンクを貯蔵し、その外側面から底面に亘って印字ヘッド
アッセンブリー33を有しているインクカートリッジ3
がある。通常、上記インクカートリッジ3内のインクを
使い切ってインクが無くなった場合、新品のインクカー
トリッジに交換するが、該インクカートリッジ3を交換
すると、まだ使用可能な上記印字ヘッドアッセンブリー
33も交換することになり、交換に要するコストが高く
なる。このため、インクを使い切って空になった上記イ
ンクカートリッジ3に補充用インクを充填し直すことも
行われており、以下にその一般的な手順を簡単に説明す
る。
ートリッジとして、図14に示されるような、内部にイ
ンクを貯蔵し、その外側面から底面に亘って印字ヘッド
アッセンブリー33を有しているインクカートリッジ3
がある。通常、上記インクカートリッジ3内のインクを
使い切ってインクが無くなった場合、新品のインクカー
トリッジに交換するが、該インクカートリッジ3を交換
すると、まだ使用可能な上記印字ヘッドアッセンブリー
33も交換することになり、交換に要するコストが高く
なる。このため、インクを使い切って空になった上記イ
ンクカートリッジ3に補充用インクを充填し直すことも
行われており、以下にその一般的な手順を簡単に説明す
る。
【0003】空になった上記インクカートリッジ3への
補充用インクの充填は、該インクカートリッジ3上面に
形成された孔(以下、インク注入孔と言う)31を利用
して行われるが、該インク注入孔31にはプラスチック
製の球状の栓32が嵌合されており、図14(a) に示さ
れるように、該栓32を先の尖ったもので上記インクカ
ートリッジ3内に押し込む。上記栓32はそのまま上記
インクカートリッジ3内に残留するが、該インクカート
リッジ3の使用上特に問題はない。次に、図14(b) に
示されるように、補充用インクが収納されたインク補充
容器5の先端を、上記インク注入孔31から上記インク
カートリッジ3内に挿入して補充用インクを注入充填
し、最後に、図14(c) に示されるように、上記インク
注入孔31にゴム栓等の栓6を嵌合して該インク注入孔
31を封止する。
補充用インクの充填は、該インクカートリッジ3上面に
形成された孔(以下、インク注入孔と言う)31を利用
して行われるが、該インク注入孔31にはプラスチック
製の球状の栓32が嵌合されており、図14(a) に示さ
れるように、該栓32を先の尖ったもので上記インクカ
ートリッジ3内に押し込む。上記栓32はそのまま上記
インクカートリッジ3内に残留するが、該インクカート
リッジ3の使用上特に問題はない。次に、図14(b) に
示されるように、補充用インクが収納されたインク補充
容器5の先端を、上記インク注入孔31から上記インク
カートリッジ3内に挿入して補充用インクを注入充填
し、最後に、図14(c) に示されるように、上記インク
注入孔31にゴム栓等の栓6を嵌合して該インク注入孔
31を封止する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
作業は、不安定な上記インクカートリッジ3を保持しな
がら行わなくてはならず手間のかかる作業であった。ま
た、上記栓32を上記インクカートリッジ3内に押し込
むには力が必要であり、該栓32を該インクカートリッ
ジ3内に押し込んだ直後に勢い余って、該インクカート
リッジ3に指をぶつけて負傷してしまうおそれがあると
いう問題があった。更に、ドリルのような先の尖ったも
のを使用するので、球状の上記栓32を押し込む際に滑
り易く、自分の手を傷つけてしまったり、該インクカー
トリッジ3を損傷してしまうおそれがあるという問題も
あった。
作業は、不安定な上記インクカートリッジ3を保持しな
がら行わなくてはならず手間のかかる作業であった。ま
た、上記栓32を上記インクカートリッジ3内に押し込
むには力が必要であり、該栓32を該インクカートリッ
ジ3内に押し込んだ直後に勢い余って、該インクカート
リッジ3に指をぶつけて負傷してしまうおそれがあると
いう問題があった。更に、ドリルのような先の尖ったも
のを使用するので、球状の上記栓32を押し込む際に滑
り易く、自分の手を傷つけてしまったり、該インクカー
トリッジ3を損傷してしまうおそれがあるという問題も
あった。
【0005】従って、本発明の目的は、インクカートリ
ッジのインク注入孔を容易且つ安全に開口することがで
き、インクカートリッジに対するインクの補充を簡便に
行うことのできるカートリッジの注入孔開口装置を提供
することにある。
ッジのインク注入孔を容易且つ安全に開口することがで
き、インクカートリッジに対するインクの補充を簡便に
行うことのできるカートリッジの注入孔開口装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、補充用インクが補充されるインクカートリッジ3を
載置固定する載置台410と、該載置台410に載置固
定されるインクカートリッジ3のインク注入孔31の真
上に位置する貫通孔420aと、該貫通孔420aに出
入自在に挿入される開口体421とを備え、該開口体4
21によりインク注入孔31に嵌合された栓32をイン
クカートリッジ3内に突き出してインク注入孔31を開
口させることを特徴とするカートリッジの注入孔開口装
置を提供することにより、上記の目的を達成したもので
ある。
は、補充用インクが補充されるインクカートリッジ3を
載置固定する載置台410と、該載置台410に載置固
定されるインクカートリッジ3のインク注入孔31の真
上に位置する貫通孔420aと、該貫通孔420aに出
入自在に挿入される開口体421とを備え、該開口体4
21によりインク注入孔31に嵌合された栓32をイン
クカートリッジ3内に突き出してインク注入孔31を開
口させることを特徴とするカートリッジの注入孔開口装
置を提供することにより、上記の目的を達成したもので
ある。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、上記開口体421の上方側部に凸部4
21bが形成されると共に下端部に突き出し部421a
が形成され、上記貫通孔420aの上端縁の一部に、上
記凸部421bを嵌入可能な凹部420dが形成されて
おり、該凸部421bを該凹部420dに嵌入させて、
上記開口体421の上記突き出し部421aによりイン
ク注入孔31に嵌合された栓32をインクカートリッジ
3内に突き出してインク注入孔31を開口させるように
なしてある、ことを特徴とするカートリッジの注入孔開
口装置を提供するものである。
の発明において、上記開口体421の上方側部に凸部4
21bが形成されると共に下端部に突き出し部421a
が形成され、上記貫通孔420aの上端縁の一部に、上
記凸部421bを嵌入可能な凹部420dが形成されて
おり、該凸部421bを該凹部420dに嵌入させて、
上記開口体421の上記突き出し部421aによりイン
ク注入孔31に嵌合された栓32をインクカートリッジ
3内に突き出してインク注入孔31を開口させるように
なしてある、ことを特徴とするカートリッジの注入孔開
口装置を提供するものである。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の発明において、上記貫通孔420aの上端縁の
一部に、上記凸部421bを収容可能で且つ上記凹部4
20dよりも深さの浅い他の凹部420eが形成されて
いる、ことを特徴とするカートリッジの注入孔開口装置
を提供するものである。
に記載の発明において、上記貫通孔420aの上端縁の
一部に、上記凸部421bを収容可能で且つ上記凹部4
20dよりも深さの浅い他の凹部420eが形成されて
いる、ことを特徴とするカートリッジの注入孔開口装置
を提供するものである。
【0009】請求項4に記載の発明は、インクカートリ
ッジ3を着脱自在に固定する固定装置41と、該固定装
置41に固定されるインクカートリッジ3のインク注入
孔31を開口する開口治具42とからなり、上記固定装
置41は、インクカートリッジ3を安定状態で載置固定
する載置台410と、該載置台410に連設され、イン
クカートリッジ3のインク注入孔31の真上に上記開口
治具42を嵌挿固定する治具嵌挿部411とを備えてお
り、上記開口治具42は、上記治具嵌挿部411に嵌挿
固定される筒状体420と、該筒状体420の貫通孔4
20aに出入自在に挿入される、下端に突き出し部42
1aを有する開口体421とを備えており、該開口体4
21を下方に押圧することにより、上記突き出し部42
1aによりインク注入孔31に嵌め込まれている栓32
をインクカートリッジ3内に突き出してインク注入孔3
1を開口するようになしてあることを特徴とするカート
リッジの注入孔開口装置を提供することにより、上記の
目的を達成したものである。
ッジ3を着脱自在に固定する固定装置41と、該固定装
置41に固定されるインクカートリッジ3のインク注入
孔31を開口する開口治具42とからなり、上記固定装
置41は、インクカートリッジ3を安定状態で載置固定
する載置台410と、該載置台410に連設され、イン
クカートリッジ3のインク注入孔31の真上に上記開口
治具42を嵌挿固定する治具嵌挿部411とを備えてお
り、上記開口治具42は、上記治具嵌挿部411に嵌挿
固定される筒状体420と、該筒状体420の貫通孔4
20aに出入自在に挿入される、下端に突き出し部42
1aを有する開口体421とを備えており、該開口体4
21を下方に押圧することにより、上記突き出し部42
1aによりインク注入孔31に嵌め込まれている栓32
をインクカートリッジ3内に突き出してインク注入孔3
1を開口するようになしてあることを特徴とするカート
リッジの注入孔開口装置を提供することにより、上記の
目的を達成したものである。
【0010】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の発明において、インク注入孔31の開口操作終了後
に、予め供給しておいた替え栓32’をインク注入孔3
1に嵌め込み得るようになしてある、ことを特徴とする
カートリッジの注入孔開口装置を提供するものである。
の発明において、インク注入孔31の開口操作終了後
に、予め供給しておいた替え栓32’をインク注入孔3
1に嵌め込み得るようになしてある、ことを特徴とする
カートリッジの注入孔開口装置を提供するものである。
【0011】請求項6に記載の発明は、固定装置に着脱
自在に固定されたインクカートリッジ3のインク注入孔
31を開口する開口治具であって、筒状体420と開口
体421とからなり、上記筒状体420は、上下方向に
貫通形成された貫通孔420aと該貫通孔420aから
分岐して形成された替え栓供給路420cとを備え、上
記開口体421は、上記貫通孔420aに挿入可能な棒
状体で、その下端にインク注入孔31に嵌合された栓3
2を突き出す突き出し部421aが形成されていること
を特徴とする開口治具を提供するものである。
自在に固定されたインクカートリッジ3のインク注入孔
31を開口する開口治具であって、筒状体420と開口
体421とからなり、上記筒状体420は、上下方向に
貫通形成された貫通孔420aと該貫通孔420aから
分岐して形成された替え栓供給路420cとを備え、上
記開口体421は、上記貫通孔420aに挿入可能な棒
状体で、その下端にインク注入孔31に嵌合された栓3
2を突き出す突き出し部421aが形成されていること
を特徴とする開口治具を提供するものである。
【0012】請求項7に記載の発明は、請求項1〜5の
何れかに記載された発明において、上記載置台410か
ら延設され且つ自由端側先端に係止部413aを有する
カートリッジ固定片413を少なくとも1つ備え、上記
載置台410に載置固定されたカートリッジ3を上記カ
ートリッジ固定片413により係止するようになしてあ
る、ことを特徴とするカートリッジの注入孔開口装置を
提供するものである。
何れかに記載された発明において、上記載置台410か
ら延設され且つ自由端側先端に係止部413aを有する
カートリッジ固定片413を少なくとも1つ備え、上記
載置台410に載置固定されたカートリッジ3を上記カ
ートリッジ固定片413により係止するようになしてあ
る、ことを特徴とするカートリッジの注入孔開口装置を
提供するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、請求項1に記載の発明(以
下、第1発明ともいう)の一実施形態について図面を参
照して説明する。図1は本実施形態を示す斜視図(カー
トリッジ非収納時)であり、図2は本実施形態を示す斜
視図(カートリッジ収納時)であり、図3は本実施形態
における管状部を示す拡大側断面図であり、(a) は開口
体非挿入時、(b) は開口体によるインク注入孔開口時、
(c) は開口体によるインク注入孔再封止時の状態をそれ
ぞれ示している。
下、第1発明ともいう)の一実施形態について図面を参
照して説明する。図1は本実施形態を示す斜視図(カー
トリッジ非収納時)であり、図2は本実施形態を示す斜
視図(カートリッジ収納時)であり、図3は本実施形態
における管状部を示す拡大側断面図であり、(a) は開口
体非挿入時、(b) は開口体によるインク注入孔開口時、
(c) は開口体によるインク注入孔再封止時の状態をそれ
ぞれ示している。
【0014】本実施形態のカートリッジの注入孔開口装
置4は、従来からある図14に示されるようなインクカ
ートリッジ3に補充用インクを補充するのに好適に用い
られるもので、図1に示されるように、補充用インクが
補充されるインクカートリッジ3を載置固定する載置台
410と、該載置台410に載置固定されるインクカー
トリッジ3のインク注入孔31の真上に位置する貫通孔
420aと、該貫通孔420aに出入自在に挿入される
開口体421とを備え、該開口体421によりインク注
入孔31に嵌合された栓32をインクカートリッジ3内
に突き出してインク注入孔31を開口させるようになし
てある。
置4は、従来からある図14に示されるようなインクカ
ートリッジ3に補充用インクを補充するのに好適に用い
られるもので、図1に示されるように、補充用インクが
補充されるインクカートリッジ3を載置固定する載置台
410と、該載置台410に載置固定されるインクカー
トリッジ3のインク注入孔31の真上に位置する貫通孔
420aと、該貫通孔420aに出入自在に挿入される
開口体421とを備え、該開口体421によりインク注
入孔31に嵌合された栓32をインクカートリッジ3内
に突き出してインク注入孔31を開口させるようになし
てある。
【0015】また、本実施形態のカートリッジの注入孔
開口装置4においては、上記開口体421の上方側部に
凸部421bが形成されると共に下端部に突き出し部4
21aが形成され、上記貫通孔420aの上端縁の一部
に、上記凸部421bを嵌入可能な凹部420dが形成
されており、該凸部421bを該凹部420dに嵌入さ
せて、上記開口体421の上記突き出し部421aによ
りインク注入孔31に嵌合された栓32をインクカート
リッジ3内に突き出してインク注入孔31を開口させる
ようになしてある。
開口装置4においては、上記開口体421の上方側部に
凸部421bが形成されると共に下端部に突き出し部4
21aが形成され、上記貫通孔420aの上端縁の一部
に、上記凸部421bを嵌入可能な凹部420dが形成
されており、該凸部421bを該凹部420dに嵌入さ
せて、上記開口体421の上記突き出し部421aによ
りインク注入孔31に嵌合された栓32をインクカート
リッジ3内に突き出してインク注入孔31を開口させる
ようになしてある。
【0016】更に、本実施形態のカートリッジの注入孔
開口装置4においては、上記貫通孔420aの上端縁の
一部に、上記凸部421bを収容可能で且つ上記凹部4
20dよりも深さの浅い他の凹部420eが形成されて
いる。
開口装置4においては、上記貫通孔420aの上端縁の
一部に、上記凸部421bを収容可能で且つ上記凹部4
20dよりも深さの浅い他の凹部420eが形成されて
いる。
【0017】また更に、本実施形態のカートリッジの注
入孔開口装置4においては、上記載置台410から延設
され且つ自由端側先端に係止部413aを有するカート
リッジ固定片413を少なくとも1つ備え、上記載置台
410に載置固定されたカートリッジ3を上記カートリ
ッジ固定片413により係止するようになしてある。
入孔開口装置4においては、上記載置台410から延設
され且つ自由端側先端に係止部413aを有するカート
リッジ固定片413を少なくとも1つ備え、上記載置台
410に載置固定されたカートリッジ3を上記カートリ
ッジ固定片413により係止するようになしてある。
【0018】本実施形態のカートリッジの注入孔開口装
置4について更に詳しく説明する。上記注入孔開口装置
4は、図1に示されるように、固定装置41と上記開口
体421とからなる。上記固定装置41には、上記イン
クカートリッジ3を側方から嵌合させて固定し得る上記
載置台410が形成されている。上記載置台410の内
側面には、該載置台410に載置固定された上記インク
カートリッジ3にガタを発生させないようにするための
突起417,417・・が形成されている。上記載置台
410の真下の底部には、該載置台410上に載置固定
された上記インクカートリッジ3内部の圧力を調整する
圧力調整孔(図示せず)を密着封止するシール材415
が取り付けられていると共に、該載置台410の開口部
側の底部には、上記インクカートリッジ3の上記印字ヘ
ッドアッセンブリー33から漏れ出た補充用インクを吸
収する上記吸収体416が取り付けられている。上記吸
収体416の側方上部には、一対の上記カートリッジ固
定片413,413が、開口部側に向けて延設されてお
り、それらの向かい合う側の内側先端には、上記係止部
413aがそれぞれ形成されている。
置4について更に詳しく説明する。上記注入孔開口装置
4は、図1に示されるように、固定装置41と上記開口
体421とからなる。上記固定装置41には、上記イン
クカートリッジ3を側方から嵌合させて固定し得る上記
載置台410が形成されている。上記載置台410の内
側面には、該載置台410に載置固定された上記インク
カートリッジ3にガタを発生させないようにするための
突起417,417・・が形成されている。上記載置台
410の真下の底部には、該載置台410上に載置固定
された上記インクカートリッジ3内部の圧力を調整する
圧力調整孔(図示せず)を密着封止するシール材415
が取り付けられていると共に、該載置台410の開口部
側の底部には、上記インクカートリッジ3の上記印字ヘ
ッドアッセンブリー33から漏れ出た補充用インクを吸
収する上記吸収体416が取り付けられている。上記吸
収体416の側方上部には、一対の上記カートリッジ固
定片413,413が、開口部側に向けて延設されてお
り、それらの向かい合う側の内側先端には、上記係止部
413aがそれぞれ形成されている。
【0019】また、図3(a) に示されるように、上記載
置台410の上面には、該載置台410に載置固定され
る上記インクカートリッジ3の上記インク注入孔31の
真上に位置する部位に筒部414が突設されており、該
筒部414の内部上下方向に上記貫通孔420aが形成
されている。上記貫通孔420aは、下方に行くにつれ
て内径が小さくなるすり鉢状の形態に形成され、その再
下端部は、上記載置台410に載置固定される上記イン
クカートリッジ3の上記インク注入孔31に接するよう
にされ、該インク注入孔31とほぼ同じ大きさとされて
いる。上記貫通孔420aの上端縁、即ち上記筒部41
4の上端縁の一部が切り欠かれて、上記凹部420dが
下方に向けて形成されており、その隣に該凹部420d
よりも深さの浅い上記他の凹部420eが形成されてい
る。
置台410の上面には、該載置台410に載置固定され
る上記インクカートリッジ3の上記インク注入孔31の
真上に位置する部位に筒部414が突設されており、該
筒部414の内部上下方向に上記貫通孔420aが形成
されている。上記貫通孔420aは、下方に行くにつれ
て内径が小さくなるすり鉢状の形態に形成され、その再
下端部は、上記載置台410に載置固定される上記イン
クカートリッジ3の上記インク注入孔31に接するよう
にされ、該インク注入孔31とほぼ同じ大きさとされて
いる。上記貫通孔420aの上端縁、即ち上記筒部41
4の上端縁の一部が切り欠かれて、上記凹部420dが
下方に向けて形成されており、その隣に該凹部420d
よりも深さの浅い上記他の凹部420eが形成されてい
る。
【0020】上記開口体421は、図1に示されるよう
に、上記筒部414の内径、即ち、上記貫通孔420a
の内径よりもやや小さい円柱部の上方側部に上記凸部4
21bが側方に向けて形成されており、更にその上部に
円盤状の頭部421cが形成されている。また、上記開
口体421の最下端には、上記インク注入孔31に嵌合
された栓32(図8参照)を上記インクカートリッジ3
内に押し出す上記突き出し部421aが形成されてい
る。上記突き出し部421aの下端から上記凸部下端ま
での長さは、上記他の凹部420eの下端から上記貫通
孔420aの下端までの長さにほぼ等しくされ、上記凹
部420dの深さは、上記他の凹部420eの深さより
も、上記栓32を押し込むのに必要なストローク量以上
深くされており、本実施形態の場合は上記凸部421b
の高さとほぼ等しくされている。
に、上記筒部414の内径、即ち、上記貫通孔420a
の内径よりもやや小さい円柱部の上方側部に上記凸部4
21bが側方に向けて形成されており、更にその上部に
円盤状の頭部421cが形成されている。また、上記開
口体421の最下端には、上記インク注入孔31に嵌合
された栓32(図8参照)を上記インクカートリッジ3
内に押し出す上記突き出し部421aが形成されてい
る。上記突き出し部421aの下端から上記凸部下端ま
での長さは、上記他の凹部420eの下端から上記貫通
孔420aの下端までの長さにほぼ等しくされ、上記凹
部420dの深さは、上記他の凹部420eの深さより
も、上記栓32を押し込むのに必要なストローク量以上
深くされており、本実施形態の場合は上記凸部421b
の高さとほぼ等しくされている。
【0021】本実施形態のカートリッジの注入孔開口装
置4を用いて、上記インクカートリッジ3の上記インク
注入孔31を開口させる手順、及び該注入孔31を再度
封止する手順を簡単に説明する。尚、本実施形態のカー
トリッジの注入孔開口装置4に収納されるインクカート
リッジは、図14に示される上記インクカートリッジ3
と同様に構成されており、その詳しい説明を省略する。
置4を用いて、上記インクカートリッジ3の上記インク
注入孔31を開口させる手順、及び該注入孔31を再度
封止する手順を簡単に説明する。尚、本実施形態のカー
トリッジの注入孔開口装置4に収納されるインクカート
リッジは、図14に示される上記インクカートリッジ3
と同様に構成されており、その詳しい説明を省略する。
【0022】まず、図2に示されるように、上記固定装
置41の上記載置台410に上記インクカートリッジ3
を側方から挿入して載置させる。このとき、上記インク
カートリッジ3は、該インクカートリッジ3の形状に合
わせて予め形成された上記載置台410によりその全体
が保持されると共に、一対の上記カートリッジ固定片4
13,413の上記係止部413a,413aによりそ
の下方部が係止され、全体として上記載置台410内に
確実に固定される。また、上記インクカートリッジ3の
下部に設けられた上記内圧調整孔(図示せず)を上記シ
ール材415により密着封止し、インクの自重による該
内圧調整孔からのインク漏れを防止し得るようになして
あると共に、上記印字ヘッドアッセンブリー33下面の
印字ヘッド部が上記吸収体416に接するようになり、
インク補充中に該印字ヘッドアッセンブリー33から漏
れ出たインクが該吸収体416に吸収されて周囲を汚損
しないようになしてある。
置41の上記載置台410に上記インクカートリッジ3
を側方から挿入して載置させる。このとき、上記インク
カートリッジ3は、該インクカートリッジ3の形状に合
わせて予め形成された上記載置台410によりその全体
が保持されると共に、一対の上記カートリッジ固定片4
13,413の上記係止部413a,413aによりそ
の下方部が係止され、全体として上記載置台410内に
確実に固定される。また、上記インクカートリッジ3の
下部に設けられた上記内圧調整孔(図示せず)を上記シ
ール材415により密着封止し、インクの自重による該
内圧調整孔からのインク漏れを防止し得るようになして
あると共に、上記印字ヘッドアッセンブリー33下面の
印字ヘッド部が上記吸収体416に接するようになり、
インク補充中に該印字ヘッドアッセンブリー33から漏
れ出たインクが該吸収体416に吸収されて周囲を汚損
しないようになしてある。
【0023】次に、上記開口体421を、上記筒部41
4内の上記貫通孔420aに挿入する。上記貫通孔42
0aに挿入された上記開口体421先端の上記突き出し
部421aは、上記インク注入孔31に嵌合された上記
栓32上に位置する。この状態から、上記凹部420d
の位置と上記凹部421bの位置とを合わせて上記開口
体421の上記頭部421cを下方に押すと、図3(b)
に示されるように、該凹部420dの位置と該凹部42
1bの位置とが合わせられているため、上記突き出し部
421aが上記貫通孔420aの下端から突き出され、
該突き出し部421aにより上記インク注入孔31に嵌
合された上記栓32が上記インクカートリッジ3内に押
し込まれる。このとき、上記開口体421は、上記筒部
414内の上記貫通孔420aによりその挿入が案内さ
れ、ブレることなく垂直下方に押下することができるた
め、上記インク注入孔31の開口に無駄な力を必要とせ
ずに、確実に行うことができる。
4内の上記貫通孔420aに挿入する。上記貫通孔42
0aに挿入された上記開口体421先端の上記突き出し
部421aは、上記インク注入孔31に嵌合された上記
栓32上に位置する。この状態から、上記凹部420d
の位置と上記凹部421bの位置とを合わせて上記開口
体421の上記頭部421cを下方に押すと、図3(b)
に示されるように、該凹部420dの位置と該凹部42
1bの位置とが合わせられているため、上記突き出し部
421aが上記貫通孔420aの下端から突き出され、
該突き出し部421aにより上記インク注入孔31に嵌
合された上記栓32が上記インクカートリッジ3内に押
し込まれる。このとき、上記開口体421は、上記筒部
414内の上記貫通孔420aによりその挿入が案内さ
れ、ブレることなく垂直下方に押下することができるた
め、上記インク注入孔31の開口に無駄な力を必要とせ
ずに、確実に行うことができる。
【0024】その後、後述する第2発明の実施形態の注
入孔開口装置4に対して用いるようなインク補充容器
(図12,13参照)を用いてインクを補充する。イン
クの補充が終了したら、上記貫通孔420aの上部から
替え栓を供給すると、該替え栓はすり鉢状の形態により
上記インク注入孔31上に位置される。この状態から、
上記他の凹部420eの位置と上記凸部421bの位置
とを合わせて、上記開口体421の上記頭部421cを
下方に押す。上記頭部421cが下方に押されると、図
3(c) に示されるように、上記他の凹部420eの位置
と上記凸部421bの位置とが合わせられているため、
上記開口体421のストローク量が規制されて上記突き
出し部421aの先端が上記貫通孔420aの下端まで
しか移動せず、該突き出し部421aにより上記インク
注入孔31に上記替え栓が嵌合される。上記インク注入
孔31の封止された上記インクカートリッジ3は再度プ
リンターにセットされて再使用される。
入孔開口装置4に対して用いるようなインク補充容器
(図12,13参照)を用いてインクを補充する。イン
クの補充が終了したら、上記貫通孔420aの上部から
替え栓を供給すると、該替え栓はすり鉢状の形態により
上記インク注入孔31上に位置される。この状態から、
上記他の凹部420eの位置と上記凸部421bの位置
とを合わせて、上記開口体421の上記頭部421cを
下方に押す。上記頭部421cが下方に押されると、図
3(c) に示されるように、上記他の凹部420eの位置
と上記凸部421bの位置とが合わせられているため、
上記開口体421のストローク量が規制されて上記突き
出し部421aの先端が上記貫通孔420aの下端まで
しか移動せず、該突き出し部421aにより上記インク
注入孔31に上記替え栓が嵌合される。上記インク注入
孔31の封止された上記インクカートリッジ3は再度プ
リンターにセットされて再使用される。
【0025】次に、請求項1に記載の発明(第1発明)
の他の実施形態について図面を参照して説明する。尚、
図1〜3に示された実施形態と同様な構成には同一の符
号を付してその詳しい説明を省略する。
の他の実施形態について図面を参照して説明する。尚、
図1〜3に示された実施形態と同様な構成には同一の符
号を付してその詳しい説明を省略する。
【0026】本実施形態の注入孔開口装置4によりイン
ク注入孔31’が開口されるインクカートリッジ3’
は、図5に示されるように、ほぼ直方体の形態を有して
おり、その一隅部に上記インク注入孔31’が形成さ
れ、該インク注入孔31’には鉄製球状の栓が嵌合され
ている。
ク注入孔31’が開口されるインクカートリッジ3’
は、図5に示されるように、ほぼ直方体の形態を有して
おり、その一隅部に上記インク注入孔31’が形成さ
れ、該インク注入孔31’には鉄製球状の栓が嵌合され
ている。
【0027】上記注入孔開口装置4は、図4に示される
ように、固定装置41と上記開口体421とからなる。
上記固定装置41には、上記インクカートリッジ3を側
方から嵌合させて固定し得る上記載置台410が形成さ
れ、その底面は左右に延設されて容易に転倒しないよう
になされている。上記載置台410の一方の下部には、
上記インクカートリッジ3’の表面に形成された突起3
4’が挿入される孔418が形成されている。上記載置
台410の底部には、カートリッジ固定片413が開口
部側に向けて延設されており、その上面先端には上記係
止部413aが形成されている。
ように、固定装置41と上記開口体421とからなる。
上記固定装置41には、上記インクカートリッジ3を側
方から嵌合させて固定し得る上記載置台410が形成さ
れ、その底面は左右に延設されて容易に転倒しないよう
になされている。上記載置台410の一方の下部には、
上記インクカートリッジ3’の表面に形成された突起3
4’が挿入される孔418が形成されている。上記載置
台410の底部には、カートリッジ固定片413が開口
部側に向けて延設されており、その上面先端には上記係
止部413aが形成されている。
【0028】また、図6(a) に示されるように、上記載
置台410の上面には、該載置台410に載置固定され
る上記インクカートリッジ3’の上記インク注入孔3
1’の真上に位置する部位に筒部414が突設され、そ
の内部に上記貫通孔420aが形成されている。上記貫
通孔420aは、すり鉢状の形態に形成され、その再下
端部は上記インク注入孔31’に接するようにされ、該
インク注入孔31’とほぼ同じ大きさとされている。上
記貫通孔420aの上端縁、即ち上記筒部414の上端
縁の一部が切り欠かれて上記凹部420dが形成され、
その反対側には凹部420dよりも深さの浅い上記他の
凹部420eが、該筒部414上端縁のほぼ半周に亘っ
て形成されている。
置台410の上面には、該載置台410に載置固定され
る上記インクカートリッジ3’の上記インク注入孔3
1’の真上に位置する部位に筒部414が突設され、そ
の内部に上記貫通孔420aが形成されている。上記貫
通孔420aは、すり鉢状の形態に形成され、その再下
端部は上記インク注入孔31’に接するようにされ、該
インク注入孔31’とほぼ同じ大きさとされている。上
記貫通孔420aの上端縁、即ち上記筒部414の上端
縁の一部が切り欠かれて上記凹部420dが形成され、
その反対側には凹部420dよりも深さの浅い上記他の
凹部420eが、該筒部414上端縁のほぼ半周に亘っ
て形成されている。
【0029】上記開口体421は、図4に示されるよう
に、上述の図1〜3に示される実施形態における開口体
421と全く同様に形成されている。そして、上記突き
出し部421aの下端から上記凸部下端までの長さは、
上記他の凹部420eの下端から上記貫通孔420aの
下端までの長さにほぼ等しくされ、上記凹部420dの
深さは、上記他の凹部420eの深さよりも、上記イン
ク注入孔31’に嵌合している上記栓を押し込むのに必
要なストローク量以上深くされている。
に、上述の図1〜3に示される実施形態における開口体
421と全く同様に形成されている。そして、上記突き
出し部421aの下端から上記凸部下端までの長さは、
上記他の凹部420eの下端から上記貫通孔420aの
下端までの長さにほぼ等しくされ、上記凹部420dの
深さは、上記他の凹部420eの深さよりも、上記イン
ク注入孔31’に嵌合している上記栓を押し込むのに必
要なストローク量以上深くされている。
【0030】本実施形態のカートリッジの注入孔開口装
置4を用いて、上記インクカートリッジ3’の上記イン
ク注入孔31’を開口させる手順、及び該注入孔31’
を再度封止する手順を簡単に説明する。
置4を用いて、上記インクカートリッジ3’の上記イン
ク注入孔31’を開口させる手順、及び該注入孔31’
を再度封止する手順を簡単に説明する。
【0031】まず、図5に示されるように、上記固定装
置41の上記載置台410に上記インクカートリッジ
3’を側方から挿入して載置させる。このとき、上記イ
ンクカートリッジ3’は、該インクカートリッジ3’の
形状に合わせて予め形成された上記載置台410により
その全体が保持されると共に、上記カートリッジ固定片
413の上記係止部413aによりその下方部が係止さ
れ、全体として上記載置台410内に確実に固定され
る。そして、図1〜3に示される実施形態と同様に、上
記インク注入孔31’に嵌合された上記栓を、上記開口
体421により上記インクカートリッジ3’内に突き出
す。その後、後述する第2発明の実施形態の注入孔開口
装置4に対して用いるようなインク補充容器(図12,
13参照)を用いてインクを補充する。インクの補充が
終了したら、図1〜3に示される実施形態と同様に、上
記インク注入孔31’に替え栓を上記開口体421によ
り嵌合させて、該インク注入孔31’を再度封止する。
上記インク注入孔31’の封止された上記インクカート
リッジ3’は再度プリンターにセットされて再使用され
る。
置41の上記載置台410に上記インクカートリッジ
3’を側方から挿入して載置させる。このとき、上記イ
ンクカートリッジ3’は、該インクカートリッジ3’の
形状に合わせて予め形成された上記載置台410により
その全体が保持されると共に、上記カートリッジ固定片
413の上記係止部413aによりその下方部が係止さ
れ、全体として上記載置台410内に確実に固定され
る。そして、図1〜3に示される実施形態と同様に、上
記インク注入孔31’に嵌合された上記栓を、上記開口
体421により上記インクカートリッジ3’内に突き出
す。その後、後述する第2発明の実施形態の注入孔開口
装置4に対して用いるようなインク補充容器(図12,
13参照)を用いてインクを補充する。インクの補充が
終了したら、図1〜3に示される実施形態と同様に、上
記インク注入孔31’に替え栓を上記開口体421によ
り嵌合させて、該インク注入孔31’を再度封止する。
上記インク注入孔31’の封止された上記インクカート
リッジ3’は再度プリンターにセットされて再使用され
る。
【0032】図1〜3及び図4〜6に示される実施形態
における注入孔開口装置4は何れも、上記インクカート
リッジ3,3’を載置固定する上記載置台410を備
え、該載置台410に該インクカートリッジ3,3’の
上記インク注入孔31,31’の真上に位置するような
上記貫通孔420aが形成されており、上記凸部421
bの位置と上記凹部420dの位置とを合わせて、上記
開口体421により該インク注入孔31,31’に嵌合
されている上記栓32を押し出して該インク注入孔3
1,31’を容易且つ確実に開口することができる。ま
た、上記凸部421bの位置と上記他の凹部420eの
位置とを合わせることにより、上記開口体421のスト
ローク量を規制して、上記インク注入孔31,31’に
上記替え栓32を容易に嵌合させて簡単に該インク注入
孔31,31’を再度封止させることができる。
における注入孔開口装置4は何れも、上記インクカート
リッジ3,3’を載置固定する上記載置台410を備
え、該載置台410に該インクカートリッジ3,3’の
上記インク注入孔31,31’の真上に位置するような
上記貫通孔420aが形成されており、上記凸部421
bの位置と上記凹部420dの位置とを合わせて、上記
開口体421により該インク注入孔31,31’に嵌合
されている上記栓32を押し出して該インク注入孔3
1,31’を容易且つ確実に開口することができる。ま
た、上記凸部421bの位置と上記他の凹部420eの
位置とを合わせることにより、上記開口体421のスト
ローク量を規制して、上記インク注入孔31,31’に
上記替え栓32を容易に嵌合させて簡単に該インク注入
孔31,31’を再度封止させることができる。
【0033】次に、請求項4に記載の発明(以下、第2
発明ともいう)の一実施形態について図面を参照して説
明する。図7〜11は本実施形態を示す縦断面図であ
り、図7は分解状態、図8は栓を押し込む直前の状態、
図9は栓を押し込んだ状態、図10はインク補充容器に
よりインクを補充している状態、図11は替え栓を嵌合
させる直前の状態をそれぞれ示している。尚、図中にお
ける符号は、上述の第1発明の構成と対応する構成には
同一の符号を付した。
発明ともいう)の一実施形態について図面を参照して説
明する。図7〜11は本実施形態を示す縦断面図であ
り、図7は分解状態、図8は栓を押し込む直前の状態、
図9は栓を押し込んだ状態、図10はインク補充容器に
よりインクを補充している状態、図11は替え栓を嵌合
させる直前の状態をそれぞれ示している。尚、図中にお
ける符号は、上述の第1発明の構成と対応する構成には
同一の符号を付した。
【0034】本実施形態のカートリッジの注入孔開口装
置4は、上述の第1発明の注入孔開口装置と同様に、従
来からある図14に示されるようなインクカートリッジ
3に補充用インクを補充するのに好適に用いられるもの
で、図7に示されるように、インクカートリッジ3を着
脱自在に固定する固定装置41と、該固定装置41に固
定されたインクカートリッジ3のインク注入孔31を開
口する開口治具42とからなり、上記固定装置41は、
インクカートリッジ3を安定状態で載置固定する載置台
410と、該載置台410に連設され、インクカートリ
ッジ3のインク注入孔31の真上に上記開口治具42を
嵌挿固定する治具嵌挿部411とを備えており、上記開
口治具42は、上記治具嵌挿部411に嵌挿固定される
筒状体420と、該筒状体420の貫通孔420aに出
入自在に挿入される、下端に突き出し部421aを有す
る開口体421とを備えており、該開口体421を下方
に押圧することにより、上記突き出し部421aにより
インク注入孔31に嵌め込まれている栓32をインクカ
ートリッジ3内に突き出してインク注入孔31を開口す
るようになしてある。
置4は、上述の第1発明の注入孔開口装置と同様に、従
来からある図14に示されるようなインクカートリッジ
3に補充用インクを補充するのに好適に用いられるもの
で、図7に示されるように、インクカートリッジ3を着
脱自在に固定する固定装置41と、該固定装置41に固
定されたインクカートリッジ3のインク注入孔31を開
口する開口治具42とからなり、上記固定装置41は、
インクカートリッジ3を安定状態で載置固定する載置台
410と、該載置台410に連設され、インクカートリ
ッジ3のインク注入孔31の真上に上記開口治具42を
嵌挿固定する治具嵌挿部411とを備えており、上記開
口治具42は、上記治具嵌挿部411に嵌挿固定される
筒状体420と、該筒状体420の貫通孔420aに出
入自在に挿入される、下端に突き出し部421aを有す
る開口体421とを備えており、該開口体421を下方
に押圧することにより、上記突き出し部421aにより
インク注入孔31に嵌め込まれている栓32をインクカ
ートリッジ3内に突き出してインク注入孔31を開口す
るようになしてある。
【0035】また、本実施形態のカートリッジの注入孔
開口装置4においては、インク注入孔31の開口操作終
了後に、予め供給しておいた替え栓32’をインク注入
孔31に嵌め込み得るようになしてある。
開口装置4においては、インク注入孔31の開口操作終
了後に、予め供給しておいた替え栓32’をインク注入
孔31に嵌め込み得るようになしてある。
【0036】本実施形態のカートリッジの注入孔開口装
置4について更に詳しく説明する。上記注入孔開口装置
4は、図7に示されるように、上記固定装置41と上記
開口治具42とからなる。上記固定装置41は、下方に
上記インクカートリッジ3の形状に合わせて予め形成さ
れた上記載置台410を有している。上記載置台410
の内部は段状に形成されており、上記インクカートリッ
ジ3を載置したときに上記印字ヘッドアッセンブリー3
3の底面を浮かした状態とするようになしてあり、該載
置台410の最底部には該印字ヘッドアッセンブリー3
3から漏れ出たインクを吸収する吸収体416が、上述
の第1発明の実施形態における注入孔開口装置と同様に
配設されている。
置4について更に詳しく説明する。上記注入孔開口装置
4は、図7に示されるように、上記固定装置41と上記
開口治具42とからなる。上記固定装置41は、下方に
上記インクカートリッジ3の形状に合わせて予め形成さ
れた上記載置台410を有している。上記載置台410
の内部は段状に形成されており、上記インクカートリッ
ジ3を載置したときに上記印字ヘッドアッセンブリー3
3の底面を浮かした状態とするようになしてあり、該載
置台410の最底部には該印字ヘッドアッセンブリー3
3から漏れ出たインクを吸収する吸収体416が、上述
の第1発明の実施形態における注入孔開口装置と同様に
配設されている。
【0037】上記載置台410の上記最底部の反対側の
上端には、首部412が立設されており、その上端に上
記治具嵌挿部411が片持ち状に形成されている。上記
治具嵌挿部411及び上記首部412は、上記開口治具
42を該治具嵌挿部411の上記嵌挿口411aに嵌挿
したときに、該開口治具42の下端が上記インクカート
リッジ3の上記インク注入孔31上に位置するように形
成されている。上記嵌挿口411aは円形に形成されて
おり、上記治具嵌挿部411の下端には、該嵌挿口41
1aの中心に向けて鍔状の上記受部411bが形成され
ている。また、上記首部412に隣接してカートリッジ
固定片413が立設されている。上述の第1発明の実施
形態における注入孔開口装置と同様に、上記カートリッ
ジ固定片413は、その上方を自由端として弾性変形可
能に形成されており、該自由端先端に上記インクカート
リッジ3の一部を係止する係止部413aを有してい
る。
上端には、首部412が立設されており、その上端に上
記治具嵌挿部411が片持ち状に形成されている。上記
治具嵌挿部411及び上記首部412は、上記開口治具
42を該治具嵌挿部411の上記嵌挿口411aに嵌挿
したときに、該開口治具42の下端が上記インクカート
リッジ3の上記インク注入孔31上に位置するように形
成されている。上記嵌挿口411aは円形に形成されて
おり、上記治具嵌挿部411の下端には、該嵌挿口41
1aの中心に向けて鍔状の上記受部411bが形成され
ている。また、上記首部412に隣接してカートリッジ
固定片413が立設されている。上述の第1発明の実施
形態における注入孔開口装置と同様に、上記カートリッ
ジ固定片413は、その上方を自由端として弾性変形可
能に形成されており、該自由端先端に上記インクカート
リッジ3の一部を係止する係止部413aを有してい
る。
【0038】上記開口治具42は、上述したように、上
記筒状体420と上記開口体(以下、杆体とも言う)4
21とを備えている。上記筒状体420は、上記嵌挿口
411aの内径よりやや小さい外径を有する主部分と、
該主部分の側方から斜め上方に形成された副部分とから
なり、上記主部分の内部には上記貫通孔420aが形成
されており、上記副部分には上記替え栓供給路420c
が形成されている。上記貫通孔420a及び上記替え栓
供給路420cは、上記インクカートリッジ3の上記イ
ンク注入孔31に嵌合されている球状の上記栓32の直
径よりやや大きい内径を有しており、該替え栓供給路4
20cの下端は、該貫通孔420aの中央部に連結され
ている。上記主部分の下端は、その外径が上記受部41
1bの内径よりやや小さくなるようにされており、その
外径の変化する部分に上記段部420bが形成されてい
る。また、上記貫通孔420aの上部円周の一部には、
ほぼ直方体形状の凹部420dが形成されている。
記筒状体420と上記開口体(以下、杆体とも言う)4
21とを備えている。上記筒状体420は、上記嵌挿口
411aの内径よりやや小さい外径を有する主部分と、
該主部分の側方から斜め上方に形成された副部分とから
なり、上記主部分の内部には上記貫通孔420aが形成
されており、上記副部分には上記替え栓供給路420c
が形成されている。上記貫通孔420a及び上記替え栓
供給路420cは、上記インクカートリッジ3の上記イ
ンク注入孔31に嵌合されている球状の上記栓32の直
径よりやや大きい内径を有しており、該替え栓供給路4
20cの下端は、該貫通孔420aの中央部に連結され
ている。上記主部分の下端は、その外径が上記受部41
1bの内径よりやや小さくなるようにされており、その
外径の変化する部分に上記段部420bが形成されてい
る。また、上記貫通孔420aの上部円周の一部には、
ほぼ直方体形状の凹部420dが形成されている。
【0039】上記杆体421は、上記貫通孔420aの
内径よりもやや小さい外径を有する棒状体で、下端には
上記インクカートリッジ3の上記インク注入孔31の内
径よりもやや小さい外径を有する上記突き出し部421
aが形成されると共に、上端には該杆体421を下方に
押し込むときに押される頭部421cが形成されてい
る。また、上記頭部421c下方円周の一部には、上記
凹部420d内に収まる大きさの凸部421bが形成さ
れている。上記突き出し部421a下端から上記凸部4
21b下端までの長さは、上記筒状体420の上記貫通
孔420aの長さに等しくされ、上記凸部421bの高
さ及び上記突き出し部421aの長さは、上記インク注
入孔31に嵌合している上記栓32を押し込むのに必要
なストローク量以上とされている。
内径よりもやや小さい外径を有する棒状体で、下端には
上記インクカートリッジ3の上記インク注入孔31の内
径よりもやや小さい外径を有する上記突き出し部421
aが形成されると共に、上端には該杆体421を下方に
押し込むときに押される頭部421cが形成されてい
る。また、上記頭部421c下方円周の一部には、上記
凹部420d内に収まる大きさの凸部421bが形成さ
れている。上記突き出し部421a下端から上記凸部4
21b下端までの長さは、上記筒状体420の上記貫通
孔420aの長さに等しくされ、上記凸部421bの高
さ及び上記突き出し部421aの長さは、上記インク注
入孔31に嵌合している上記栓32を押し込むのに必要
なストローク量以上とされている。
【0040】また、本実施形態のカートリッジの注入孔
開口装置4に好適に用いられるインク補充容器について
も説明する。上記インク補充容器は、図12及び図13
に示されるように、上記容器本体1と上記ノズル本体2
とからなる。上記容器本体1は、全体が合成樹脂により
一体的に成形されている。上記容器本体1下部の上記ノ
ズル嵌合部11は、円盤状部分と円筒状部分とが結合さ
れた形態を有しており、該円盤状部分の中央に上記イン
ク供給口11aが設けられ、該円筒状部分の内側面に上
記ノズル本体2の上記結合部21を嵌合させるための凸
条11cが形成されている。上記ノズル嵌合部11内部
は上記嵌合凹部11bとして形成されている。
開口装置4に好適に用いられるインク補充容器について
も説明する。上記インク補充容器は、図12及び図13
に示されるように、上記容器本体1と上記ノズル本体2
とからなる。上記容器本体1は、全体が合成樹脂により
一体的に成形されている。上記容器本体1下部の上記ノ
ズル嵌合部11は、円盤状部分と円筒状部分とが結合さ
れた形態を有しており、該円盤状部分の中央に上記イン
ク供給口11aが設けられ、該円筒状部分の内側面に上
記ノズル本体2の上記結合部21を嵌合させるための凸
条11cが形成されている。上記ノズル嵌合部11内部
は上記嵌合凹部11bとして形成されている。
【0041】上記容器本体1上部の上記容器12は、透
明あるいは半透明とされて該容器12に収容されている
補充用インクの量が一目で分かるようになしてあり、そ
の外側に該補充用インクの量を計りとるための目盛り1
2aが設けられていることが望ましい。また、上記容器
12は、弾性変形してスクイズ(容器に外圧を加えて容
器内部の液体をノズルから吐出させること)し得るよう
になしてあることが望ましい。
明あるいは半透明とされて該容器12に収容されている
補充用インクの量が一目で分かるようになしてあり、そ
の外側に該補充用インクの量を計りとるための目盛り1
2aが設けられていることが望ましい。また、上記容器
12は、弾性変形してスクイズ(容器に外圧を加えて容
器内部の液体をノズルから吐出させること)し得るよう
になしてあることが望ましい。
【0042】上記ノズル本体2も、全体が合成樹脂によ
り一体的に形成されている。上記ノズル本体2の上部に
は、上記嵌合凹部11bと嵌合する上記結合部21が形
成されており、該結合部21は上方に行くにつれてやや
先細りとなる円筒状の形態を有している。上記結合部2
1の外側面には、上記凸条11cとかみ合って、該結合
部21を上記結合凹部11bに嵌合させる凸条21bが
形成されている。上記結合部21の内部は、上記液量調
整室21aが形成されており、スポンジ等の上記多孔質
体23が嵌挿されている。上記結合部21がやや先細り
の形態とされているため、上記嵌合凹部11bに嵌合さ
せ易く且つ上記多孔質体23を保持し易くなっている。
り一体的に形成されている。上記ノズル本体2の上部に
は、上記嵌合凹部11bと嵌合する上記結合部21が形
成されており、該結合部21は上方に行くにつれてやや
先細りとなる円筒状の形態を有している。上記結合部2
1の外側面には、上記凸条11cとかみ合って、該結合
部21を上記結合凹部11bに嵌合させる凸条21bが
形成されている。上記結合部21の内部は、上記液量調
整室21aが形成されており、スポンジ等の上記多孔質
体23が嵌挿されている。上記結合部21がやや先細り
の形態とされているため、上記嵌合凹部11bに嵌合さ
せ易く且つ上記多孔質体23を保持し易くなっている。
【0043】上記結合部21の下方には上記把持部25
が形成されており、上記カートリッジの注入孔開口装置
を持つ際に該把持部25を持つことにより上記容器12
に外圧を加えずに済み、上記ノズル22の上記先端22
aからのインク垂れを防止し得るようになしてある。上
記把持部25の更に下方には上記ノズル22が形成され
ており、その上記先端22aは、上記インクカートリッ
ジ3の上記インク注入孔31の内径よりも細く形成さ
れ、該インク注入孔31に挿入し易いように斜めに切断
された形状とされている。上記液量調整室21aから上
記先端22aに亘って上記インク通路24が形成されて
いる。
が形成されており、上記カートリッジの注入孔開口装置
を持つ際に該把持部25を持つことにより上記容器12
に外圧を加えずに済み、上記ノズル22の上記先端22
aからのインク垂れを防止し得るようになしてある。上
記把持部25の更に下方には上記ノズル22が形成され
ており、その上記先端22aは、上記インクカートリッ
ジ3の上記インク注入孔31の内径よりも細く形成さ
れ、該インク注入孔31に挿入し易いように斜めに切断
された形状とされている。上記液量調整室21aから上
記先端22aに亘って上記インク通路24が形成されて
いる。
【0044】上記嵌合凹部11bに上記結合部21が嵌
合されて、上記カートリッジの注入孔開口装置が図13
に示されるように組み立てられると、上記容器12−上
記インク供給口11a−上記液量調整室21a−上記イ
ンク通路24とインクの吐出経路が形成され、該吐出経
路上の該液量調整室21aにおいて上記多孔質体23が
配置される。尚、図中26は、上記カートリッジの注入
孔開口装置の不使用時に上記先端22aに被せられて補
充用インクの乾燥を防止するキャップである。
合されて、上記カートリッジの注入孔開口装置が図13
に示されるように組み立てられると、上記容器12−上
記インク供給口11a−上記液量調整室21a−上記イ
ンク通路24とインクの吐出経路が形成され、該吐出経
路上の該液量調整室21aにおいて上記多孔質体23が
配置される。尚、図中26は、上記カートリッジの注入
孔開口装置の不使用時に上記先端22aに被せられて補
充用インクの乾燥を防止するキャップである。
【0045】本実施形態のカートリッジの注入孔開口装
置4及び図12,13に示されるインク補充容器を用い
て、上記インクカートリッジ3にインクを補充する好ま
しい手順を簡単に説明する。尚、本実施形態のカートリ
ッジの注入孔開口装置4に収納されるインクカートリッ
ジは、図14に示される上記インクカートリッジ3と同
様に構成されており、その詳しい説明はここでは省略す
る。
置4及び図12,13に示されるインク補充容器を用い
て、上記インクカートリッジ3にインクを補充する好ま
しい手順を簡単に説明する。尚、本実施形態のカートリ
ッジの注入孔開口装置4に収納されるインクカートリッ
ジは、図14に示される上記インクカートリッジ3と同
様に構成されており、その詳しい説明はここでは省略す
る。
【0046】先ず、図7に示されるように、上記固定装
置41の上記載置台410に空の上記インクカートリッ
ジ3を載置する。このとき、上記インクカートリッジ3
は、該インクカートリッジ3の形状に合わせて予め形成
された上記載置台410によりその下方が保持されると
共に、上記カートリッジ固定片413の上記係止部41
3aによりその上方の一部が係止され、全体として上記
固定装置41上に確実に固定される。また、上記インク
カートリッジ3の下部に設けられた上記印字ヘッドアッ
センブリー33が下方に置かれた上記吸収体416に接
するようになり、インク補充中に該印字ヘッドアッセン
ブリー33から漏れ出たインクは該吸収体416に吸収
されて周囲を汚損しないようになしてある。
置41の上記載置台410に空の上記インクカートリッ
ジ3を載置する。このとき、上記インクカートリッジ3
は、該インクカートリッジ3の形状に合わせて予め形成
された上記載置台410によりその下方が保持されると
共に、上記カートリッジ固定片413の上記係止部41
3aによりその上方の一部が係止され、全体として上記
固定装置41上に確実に固定される。また、上記インク
カートリッジ3の下部に設けられた上記印字ヘッドアッ
センブリー33が下方に置かれた上記吸収体416に接
するようになり、インク補充中に該印字ヘッドアッセン
ブリー33から漏れ出たインクは該吸収体416に吸収
されて周囲を汚損しないようになしてある。
【0047】次に、上記開口治具42を、図8に示され
るように、上記固定装置41の上記治具嵌挿部411に
嵌挿する。このとき、上記筒状体420の上記段部42
0bが、上記治具嵌挿部411の上記受部411bに当
接し、該筒状体420の下端が上記インクカートリッジ
3の上面と接するようになる。また、上記開口治具42
の下端は、上記インクカートリッジ3の上記インク注入
孔31上に位置する。そして、上記筒状体420の上記
貫通孔420aに嵌挿された上記杆体421先端の上記
突き出し部421aは、上記インク注入孔31に嵌合さ
れた上記栓32上に位置する。
るように、上記固定装置41の上記治具嵌挿部411に
嵌挿する。このとき、上記筒状体420の上記段部42
0bが、上記治具嵌挿部411の上記受部411bに当
接し、該筒状体420の下端が上記インクカートリッジ
3の上面と接するようになる。また、上記開口治具42
の下端は、上記インクカートリッジ3の上記インク注入
孔31上に位置する。そして、上記筒状体420の上記
貫通孔420aに嵌挿された上記杆体421先端の上記
突き出し部421aは、上記インク注入孔31に嵌合さ
れた上記栓32上に位置する。
【0048】図8に示される状態から、上記筒状体42
0の上記凹部420dの位置と上記杆体421の上記凹
部421bの位置とを合わせ、該杆体421の上記頭部
421cを下方に押す。上記頭部421cが下方に押さ
れると上記凹部420dの位置と上記凹部421bの位
置とが合わせられているため、上記突き出し部421a
が上記筒状体420の下端よりも突出し、図9に示され
るように、該突き出し部421aにより上記インク注入
孔31に嵌合された上記栓32が上記インクカートリッ
ジ3内に押し込まれる。また、上記杆体421は、上記
筒状体420及び上記治具嵌挿部411により保持され
ており、垂直下方にブレることなく押すことができるた
め、上記インク注入孔31の開口に無駄な力を必要とせ
ず確実に行うことができる。
0の上記凹部420dの位置と上記杆体421の上記凹
部421bの位置とを合わせ、該杆体421の上記頭部
421cを下方に押す。上記頭部421cが下方に押さ
れると上記凹部420dの位置と上記凹部421bの位
置とが合わせられているため、上記突き出し部421a
が上記筒状体420の下端よりも突出し、図9に示され
るように、該突き出し部421aにより上記インク注入
孔31に嵌合された上記栓32が上記インクカートリッ
ジ3内に押し込まれる。また、上記杆体421は、上記
筒状体420及び上記治具嵌挿部411により保持され
ており、垂直下方にブレることなく押すことができるた
め、上記インク注入孔31の開口に無駄な力を必要とせ
ず確実に行うことができる。
【0049】次に、図10に示されるように、上記イン
ク補充容器の上記ノズル22を上記インク注入孔31に
挿入する。上記容器12内の補充用インクは、その自重
により上記ノズル22の上記先端22aから滴下しよう
とするが、上記多孔質体23によりその多くの孔の中に
保持されて該先端22aから容易に滴下しないようにな
る。そして、上記容器12をスクイズし、該容器12内
の補充用インクを上記インクカートリッジ3内に注入す
る。
ク補充容器の上記ノズル22を上記インク注入孔31に
挿入する。上記容器12内の補充用インクは、その自重
により上記ノズル22の上記先端22aから滴下しよう
とするが、上記多孔質体23によりその多くの孔の中に
保持されて該先端22aから容易に滴下しないようにな
る。そして、上記容器12をスクイズし、該容器12内
の補充用インクを上記インクカートリッジ3内に注入す
る。
【0050】このとき、上記ノズル22の上記先端22
aの上下方向の位置は、上記把持部25の下端が上記受
部411bに当接することにより自動的に好ましい位置
となるようになされており、挿入し過ぎて上記インク注
入孔31を塞いで中の空気が抜けずに補充用インクを注
入し難くなってしまったり、補充用インクの逆流を誘発
してしまったり、挿入量が足りなくて補充用インクを上
記インクカートリッジ3の表面に垂らして汚損してしま
うのを防止している。また、注入される補充用インク
は、その吐出経路上の上記多孔質体23が抵抗となりそ
の流量が調節される。補充用インクの流量が調節される
ため、補充用インクの流量が多すぎて上記インク注入孔
31から補充用インクが逆流するのを有効に防止するこ
とができる。
aの上下方向の位置は、上記把持部25の下端が上記受
部411bに当接することにより自動的に好ましい位置
となるようになされており、挿入し過ぎて上記インク注
入孔31を塞いで中の空気が抜けずに補充用インクを注
入し難くなってしまったり、補充用インクの逆流を誘発
してしまったり、挿入量が足りなくて補充用インクを上
記インクカートリッジ3の表面に垂らして汚損してしま
うのを防止している。また、注入される補充用インク
は、その吐出経路上の上記多孔質体23が抵抗となりそ
の流量が調節される。補充用インクの流量が調節される
ため、補充用インクの流量が多すぎて上記インク注入孔
31から補充用インクが逆流するのを有効に防止するこ
とができる。
【0051】上記インクカートリッジ3へのインク注入
時に該インクカートリッジ3内の補充用インクが目視し
得ないような場合は、上記容器12の側面に形成された
上記目盛り12aを用いて、該インクカートリッジ3内
に注入されたインクの量を確認することができる。この
ため、補充用インクの上記インクカートリッジ3への注
入のし過ぎを防止することができる。
時に該インクカートリッジ3内の補充用インクが目視し
得ないような場合は、上記容器12の側面に形成された
上記目盛り12aを用いて、該インクカートリッジ3内
に注入されたインクの量を確認することができる。この
ため、補充用インクの上記インクカートリッジ3への注
入のし過ぎを防止することができる。
【0052】インクの補充が終了したら、上記インク補
充容器を上記治具嵌挿部411から抜き、図11に示さ
れるように、再び上記開口治具42を治具嵌挿部411
に嵌挿する。そして、上記開口治具42の上記筒状体4
20の上記替え栓供給路420cに上記替え栓32’を
入れる。上記開口治具42の上記杆体421を上方に引
き上げて上記替え栓32’を上記筒状体420の上記貫
通孔420aに落とし込み、該替え栓32’を上記イン
ク注入孔31上に位置させる。
充容器を上記治具嵌挿部411から抜き、図11に示さ
れるように、再び上記開口治具42を治具嵌挿部411
に嵌挿する。そして、上記開口治具42の上記筒状体4
20の上記替え栓供給路420cに上記替え栓32’を
入れる。上記開口治具42の上記杆体421を上方に引
き上げて上記替え栓32’を上記筒状体420の上記貫
通孔420aに落とし込み、該替え栓32’を上記イン
ク注入孔31上に位置させる。
【0053】この状態から、上記頭部421cを回転さ
せて上記筒状体420の上記凹部420dの位置と上記
杆体421の上記凸部421bの位置とを合わせない
で、該杆体421の上記頭部421cを下方に押す。上
記頭部421cが下方に押されると上記凹部420dの
位置と上記凸部421bの位置とが合わせられていない
ため、上記杆体421のストローク量が規制されて上記
突き出し部421aが上記筒状体420の下端までしか
移動せず、該突き出し部421aにより上記インク注入
孔31に上記替え栓32’が嵌合される。上記インク注
入孔31の封止された上記インクカートリッジ3は再度
プリンターにセットされて再使用される。
せて上記筒状体420の上記凹部420dの位置と上記
杆体421の上記凸部421bの位置とを合わせない
で、該杆体421の上記頭部421cを下方に押す。上
記頭部421cが下方に押されると上記凹部420dの
位置と上記凸部421bの位置とが合わせられていない
ため、上記杆体421のストローク量が規制されて上記
突き出し部421aが上記筒状体420の下端までしか
移動せず、該突き出し部421aにより上記インク注入
孔31に上記替え栓32’が嵌合される。上記インク注
入孔31の封止された上記インクカートリッジ3は再度
プリンターにセットされて再使用される。
【0054】本実施形態のカートリッジの注入孔開口装
置4は上述の如く構成されており、本実施形態のカート
リッジの注入孔開口装置4によれば、上記固定装置41
の上記載置台410に空の上記インクカートリッジ3を
載置保持させると共に該固定装置41の上記治具嵌挿部
411に上記開口治具42を嵌挿させると、上記インク
カートリッジ3を確実に固定することができると共に、
上記開口治具42の上記筒状体420の下端を上記イン
ク注入孔31上に自動的に位置決めすることができ、該
インク注入孔31の開口作業を安定した状態で行うこと
ができ、手などを怪我するおそれなく簡便に行うことが
できる。
置4は上述の如く構成されており、本実施形態のカート
リッジの注入孔開口装置4によれば、上記固定装置41
の上記載置台410に空の上記インクカートリッジ3を
載置保持させると共に該固定装置41の上記治具嵌挿部
411に上記開口治具42を嵌挿させると、上記インク
カートリッジ3を確実に固定することができると共に、
上記開口治具42の上記筒状体420の下端を上記イン
ク注入孔31上に自動的に位置決めすることができ、該
インク注入孔31の開口作業を安定した状態で行うこと
ができ、手などを怪我するおそれなく簡便に行うことが
できる。
【0055】また、本実施形態のカートリッジの注入孔
開口装置4によれば、上記筒状体420に設けられた上
記替え栓供給路420cを用いることによって、いった
ん開口された上記インク注入孔31を再度上記替え栓3
2’により封止し直すのを簡便に行うことができる。ま
た、このとき、上記凹部420d及び上記凸部421b
を設けることにより、上記インク注入孔31を開口する
ときと封止するときとの上記杆体421のストローク量
をそれぞれ適当な量に規制することを容易に行うことが
できる。
開口装置4によれば、上記筒状体420に設けられた上
記替え栓供給路420cを用いることによって、いった
ん開口された上記インク注入孔31を再度上記替え栓3
2’により封止し直すのを簡便に行うことができる。ま
た、このとき、上記凹部420d及び上記凸部421b
を設けることにより、上記インク注入孔31を開口する
ときと封止するときとの上記杆体421のストローク量
をそれぞれ適当な量に規制することを容易に行うことが
できる。
【0056】更に、上記開口治具42を上記固定装置4
1とを分割して、該開口治具42を該固定装置41の上
記治具嵌挿部411に嵌挿するようになしてあるため、
上記インクカートリッジ3を該固定装置41の上記載置
台410に容易に載置することができる。また、上記開
口治具42を取り外した状態で上記インク補充容器を用
いた際には、上記治具嵌挿部411の上記受部411b
により該インク補充容器の上下方向の位置決めを行っ
て、インクの補充が行い難くなったり、補充用インクが
逆流したりするのを防止することができる。
1とを分割して、該開口治具42を該固定装置41の上
記治具嵌挿部411に嵌挿するようになしてあるため、
上記インクカートリッジ3を該固定装置41の上記載置
台410に容易に載置することができる。また、上記開
口治具42を取り外した状態で上記インク補充容器を用
いた際には、上記治具嵌挿部411の上記受部411b
により該インク補充容器の上下方向の位置決めを行っ
て、インクの補充が行い難くなったり、補充用インクが
逆流したりするのを防止することができる。
【0057】また、本実施形態のカートリッジの注入孔
開口装置4に好適に用いられる上記インク補充容器は上
述のように構成されており、該インク補充容器によれ
ば、補充用インクの吐出経路上に上記液量調整室21a
を設け且つ該液量調整室21aに上記多孔質体23を嵌
挿することにより、上記ノズル22の上記先端22aを
下方に向けて上記インクカートリッジ3の上記インク注
入孔31に近づけた際に、該多孔質体の多くの孔に補充
用インクを保持して、上記先端22aから該補充用イン
クが垂れてしまうのを防止することができる。
開口装置4に好適に用いられる上記インク補充容器は上
述のように構成されており、該インク補充容器によれ
ば、補充用インクの吐出経路上に上記液量調整室21a
を設け且つ該液量調整室21aに上記多孔質体23を嵌
挿することにより、上記ノズル22の上記先端22aを
下方に向けて上記インクカートリッジ3の上記インク注
入孔31に近づけた際に、該多孔質体の多くの孔に補充
用インクを保持して、上記先端22aから該補充用イン
クが垂れてしまうのを防止することができる。
【0058】また、上記インク補充容器によれば、補充
用インクの注入時には、上記多孔質体23が該補充用イ
ンクの流れに対して抵抗となり、該抵抗により注入され
る補充用インクの液量が調節されるため上記インク注入
孔31からの補充用インクの逆流を防止することができ
る。この結果、上記インクカートリッジ3を保持してい
る手や該インクカートリッジ3自体等を汚損することな
く補充用インクの充填を行うことができる。また、上記
把持部25を把持可能なため、上記容器12に外圧を加
えることなく取り扱うことができ、上記容器12内部の
補充用インクが上記ノズル22から垂れてしまうのを更
に防止することができる。
用インクの注入時には、上記多孔質体23が該補充用イ
ンクの流れに対して抵抗となり、該抵抗により注入され
る補充用インクの液量が調節されるため上記インク注入
孔31からの補充用インクの逆流を防止することができ
る。この結果、上記インクカートリッジ3を保持してい
る手や該インクカートリッジ3自体等を汚損することな
く補充用インクの充填を行うことができる。また、上記
把持部25を把持可能なため、上記容器12に外圧を加
えることなく取り扱うことができ、上記容器12内部の
補充用インクが上記ノズル22から垂れてしまうのを更
に防止することができる。
【0059】尚、図7〜図11に示された上述の第2発
明の実施形態の開口装置4は、上記貫通孔420aが分
離可能な形態を有する上記筒状体420に形成されては
いるが、第1発明の実施形態の一つでもあり、図1〜3
及び図4〜6に示される第1発明の実施形態と同様な作
用・効果を有することはいうまでもない。即ち、図7〜
図11に示された開口装置4によっても、上記凸部42
1bの位置と上記凹部420dの位置とを合わせて、上
記開口体421により該インク注入孔31に嵌合されて
いる上記栓32を押し出して該インク注入孔31を容易
且つ確実に開口することができ、上記凸部421bの位
置と上記凹部420dの位置とを合わせないことにより
上記開口体421のストローク量を規制して、上記イン
ク注入孔31に上記替え栓32を容易に嵌合させて簡単
に該インク注入孔31を再度封止させることができる。
尚、図7〜11に示される実施形態においては、図1〜
3及び図4〜6に示される実施形態における上記他の凹
部420eの様な凹部は形成されておらず、上記インク
注入孔31の再封止時に、上記貫通孔420aの上端縁
と上記凸部421bとを直接当接させることにより上記
開口体(杆体)421のストローク量を規制するように
なしてある。
明の実施形態の開口装置4は、上記貫通孔420aが分
離可能な形態を有する上記筒状体420に形成されては
いるが、第1発明の実施形態の一つでもあり、図1〜3
及び図4〜6に示される第1発明の実施形態と同様な作
用・効果を有することはいうまでもない。即ち、図7〜
図11に示された開口装置4によっても、上記凸部42
1bの位置と上記凹部420dの位置とを合わせて、上
記開口体421により該インク注入孔31に嵌合されて
いる上記栓32を押し出して該インク注入孔31を容易
且つ確実に開口することができ、上記凸部421bの位
置と上記凹部420dの位置とを合わせないことにより
上記開口体421のストローク量を規制して、上記イン
ク注入孔31に上記替え栓32を容易に嵌合させて簡単
に該インク注入孔31を再度封止させることができる。
尚、図7〜11に示される実施形態においては、図1〜
3及び図4〜6に示される実施形態における上記他の凹
部420eの様な凹部は形成されておらず、上記インク
注入孔31の再封止時に、上記貫通孔420aの上端縁
と上記凸部421bとを直接当接させることにより上記
開口体(杆体)421のストローク量を規制するように
なしてある。
【0060】本発明〔第1及び第2発明〕は上記実施形
態に制限されるものではなく、例えば、上記実施形態に
おいて、上記開口体(杆体)421は、円形横断面を有
するように形成されたが、正方形等の多角形横断面を有
するように形成して上記凹部420dと上記凸部421
bとの位置合わせ(あるいは位置をずらすこと)を容易
に行い得るようになしてもよい。また、上記カートリッ
ジ固定片413や上記吸収体416は、形成あるいは配
設されるのが好ましいが、必ずしも必要ではない。その
他の点に関しても、本発明の趣旨を逸脱しない限り、適
宜変更可能である。
態に制限されるものではなく、例えば、上記実施形態に
おいて、上記開口体(杆体)421は、円形横断面を有
するように形成されたが、正方形等の多角形横断面を有
するように形成して上記凹部420dと上記凸部421
bとの位置合わせ(あるいは位置をずらすこと)を容易
に行い得るようになしてもよい。また、上記カートリッ
ジ固定片413や上記吸収体416は、形成あるいは配
設されるのが好ましいが、必ずしも必要ではない。その
他の点に関しても、本発明の趣旨を逸脱しない限り、適
宜変更可能である。
【0061】
【発明の効果】本発明のカートリッジの注入孔開口装置
によれば、インクカートリッジのインク注入孔を容易且
つ安全に開口することができ、インクカートリッジに対
するインクの補充を簡便に行うことができる。
によれば、インクカートリッジのインク注入孔を容易且
つ安全に開口することができ、インクカートリッジに対
するインクの補充を簡便に行うことができる。
【図1】第1発明のカートリッジの注入孔開口装置の一
実施形態を示す斜視図(カートリッジ非収納時)であ
る。
実施形態を示す斜視図(カートリッジ非収納時)であ
る。
【図2】第1発明のカートリッジの注入孔開口装置の一
実施形態を示す斜視図(カートリッジ収納時)である。
実施形態を示す斜視図(カートリッジ収納時)である。
【図3】第1発明のカートリッジの注入孔開口装置の一
実施形態における管状部を示す拡大側断面図であり、
(a) は開口体非挿入時、(b) は開口体によるインク注入
孔開口時、(c) は開口体によるインク注入孔再封止時の
状態である。
実施形態における管状部を示す拡大側断面図であり、
(a) は開口体非挿入時、(b) は開口体によるインク注入
孔開口時、(c) は開口体によるインク注入孔再封止時の
状態である。
【図4】第1発明のカートリッジの注入孔開口装置の他
の実施形態を示す斜視図(カートリッジ非収納時)であ
る。
の実施形態を示す斜視図(カートリッジ非収納時)であ
る。
【図5】第1発明のカートリッジの注入孔開口装置の他
の実施形態を示す斜視図(カートリッジ収納時)であ
る。
の実施形態を示す斜視図(カートリッジ収納時)であ
る。
【図6】第1発明のカートリッジの注入孔開口装置の他
の実施形態における管状部を示す拡大側断面図であり、
(a) は開口体非挿入時、(b) は開口体によるインク注入
孔開口時、(c) は開口体によるインク注入孔再封止時の
状態である。
の実施形態における管状部を示す拡大側断面図であり、
(a) は開口体非挿入時、(b) は開口体によるインク注入
孔開口時、(c) は開口体によるインク注入孔再封止時の
状態である。
【図7】第2発明のカートリッジの注入孔開口装置の一
実施形態を示す縦断面図(分解状態)である。
実施形態を示す縦断面図(分解状態)である。
【図8】第2発明のカートリッジの注入孔開口装置の一
実施形態を示す縦断面図(栓を押し込む直前の状態)で
ある。
実施形態を示す縦断面図(栓を押し込む直前の状態)で
ある。
【図9】第2発明のカートリッジの注入孔開口装置の一
実施形態を示す一部省略縦断面図(栓を押し込んだ状
態)である。
実施形態を示す一部省略縦断面図(栓を押し込んだ状
態)である。
【図10】第2発明のカートリッジの注入孔開口装置の
一実施形態を示す縦断面図(インク補充容器によりイン
クを補充している状態)である。
一実施形態を示す縦断面図(インク補充容器によりイン
クを補充している状態)である。
【図11】第2発明のカートリッジの注入孔開口装置の
一実施形態を示す一部省略縦断面図(替え栓を嵌合させ
る直前の状態)である。
一実施形態を示す一部省略縦断面図(替え栓を嵌合させ
る直前の状態)である。
【図12】第2発明のカートリッジの注入孔開口装置の
一実施形態分解状態を示す一部断面側面図である。
一実施形態分解状態を示す一部断面側面図である。
【図13】第2発明のカートリッジの注入孔開口装置の
一実施形態に好適に用いられるインク補充容器の組立状
態を示す一部断面側面図である。
一実施形態に好適に用いられるインク補充容器の組立状
態を示す一部断面側面図である。
【図14】従来行われていた、インクカートリッジに補
充用インクを補充する際の一般的な手順を示しており、
(a) はインク注入孔の栓を押し込む直前の状態、(b) は
従来のインク補充容器をインク注入孔に挿入する直前の
状態、(c) はインクの補充後にインク注入孔にゴム栓を
嵌合させる直前の状態をそれぞれ示している。
充用インクを補充する際の一般的な手順を示しており、
(a) はインク注入孔の栓を押し込む直前の状態、(b) は
従来のインク補充容器をインク注入孔に挿入する直前の
状態、(c) はインクの補充後にインク注入孔にゴム栓を
嵌合させる直前の状態をそれぞれ示している。
3,3’ インクカートリッジ 31,31’ インク注入孔 32 栓 32’ 替え栓 4 カートリッジの注入孔開口装置 41 固定装置 410 載置台 411 治具嵌挿部 411a 嵌挿口 411b 受部 42 開口治具 420 筒状体 420a 貫通孔 420b 段部 420c 替え栓供給路 421 開口体(杆体) 421a 突き出し部
Claims (7)
- 【請求項1】 補充用インクが補充されるインクカート
リッジ3を載置固定する載置台410と、該載置台41
0に載置固定されるインクカートリッジ3のインク注入
孔31の真上に位置する貫通孔420aと、該貫通孔4
20aに出入自在に挿入される開口体421とを備え、
該開口体421によりインク注入孔31に嵌合された栓
32をインクカートリッジ3内に突き出してインク注入
孔31を開口させることを特徴とするカートリッジの注
入孔開口装置。 - 【請求項2】 上記開口体421の上方側部に凸部42
1bが形成されると共に下端部に突き出し部421aが
形成され、上記貫通孔420aの上端縁の一部に、上記
凸部421bを嵌入可能な凹部420dが形成されてお
り、該凸部421bを該凹部420dに嵌入させて、上
記開口体421の上記突き出し部421aによりインク
注入孔31に嵌合された栓32をインクカートリッジ3
内に突き出してインク注入孔31を開口させるようにな
してある、請求項1に記載のカートリッジの注入孔開口
装置。 - 【請求項3】 上記貫通孔420aの上端縁の一部に、
上記凸部421bを収容可能で且つ上記凹部420dよ
りも深さの浅い他の凹部420eが形成されている、請
求項1又は2に記載のカートリッジの注入孔開口装置。 - 【請求項4】 インクカートリッジ3を着脱自在に固定
する固定装置41と、該固定装置41に固定されるイン
クカートリッジ3のインク注入孔31を開口する開口治
具42とからなり、 上記固定装置41は、インクカートリッジ3を安定状態
で載置固定する載置台410と、該載置台410に連設
され、インクカートリッジ3のインク注入孔31の真上
に上記開口治具42を嵌挿固定する治具嵌挿部411と
を備えており、 上記開口治具42は、上記治具嵌挿部411に嵌挿固定
される筒状体420と、該筒状体420の貫通孔420
aに出入自在に挿入される、下端に突き出し部421a
を有する開口体421とを備えており、該開口体421
を下方に押圧することにより、上記突き出し部421a
によりインク注入孔31に嵌め込まれている栓32をイ
ンクカートリッジ3内に突き出してインク注入孔31を
開口するようになしてあることを特徴とするカートリッ
ジの注入孔開口装置。 - 【請求項5】 インク注入孔31の開口操作終了後に、
予め供給しておいた替え栓32’をインク注入孔31に
嵌め込み得るようになしてある、請求項4に記載のカー
トリッジの注入孔開口装置。 - 【請求項6】 固定装置に着脱自在に固定されたインク
カートリッジ3のインク注入孔31を開口する開口治具
であって、筒状体420と開口体421とからなり、上
記筒状体420は、上下方向に貫通形成された貫通孔4
20aと該貫通孔420aから分岐して形成された替え
栓供給路420cとを備え、上記開口体421は、上記
貫通孔420aに挿入可能な棒状体で、その下端にイン
ク注入孔31に嵌合された栓32を突き出す突き出し部
421aが形成されていることを特徴とする開口治具。 - 【請求項7】 上記載置台410から延設され且つ自由
端側先端に係止部413aを有するカートリッジ固定片
413を少なくとも1つ備え、上記載置台410に載置
固定されたカートリッジ3を上記カートリッジ固定片4
13により係止するようになしてある、請求項1〜5の
何れかに記載のカートリッジの注入孔開口装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31022695A JPH09132294A (ja) | 1995-09-06 | 1995-11-29 | カートリッジの注入孔開口装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22951495 | 1995-09-06 | ||
JP7-229514 | 1995-09-06 | ||
JP31022695A JPH09132294A (ja) | 1995-09-06 | 1995-11-29 | カートリッジの注入孔開口装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09132294A true JPH09132294A (ja) | 1997-05-20 |
Family
ID=26528837
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31022695A Pending JPH09132294A (ja) | 1995-09-06 | 1995-11-29 | カートリッジの注入孔開口装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09132294A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0884187A2 (en) * | 1997-06-12 | 1998-12-16 | Mitsubishi Pencil Corporation of America | Device for making a hole in an ink cartridge |
KR20040045999A (ko) * | 2002-11-26 | 2004-06-05 | 주식회사 인트 | 잉크 리필을 위한 칼라프린터 카트리지용 받침장치 |
JP2007044936A (ja) * | 2005-08-09 | 2007-02-22 | Oomu Denki:Kk | インクカートリッジ及び該インクカートリッジのインクタンク用スタンド |
US8061824B2 (en) | 2000-02-16 | 2011-11-22 | Seiko Epson Corporation | Ink cartridge for ink jet recording apparatus, connection unit and ink jet recording apparatus |
JP2015112724A (ja) * | 2013-12-09 | 2015-06-22 | セイコーエプソン株式会社 | インク供給機構及びインク供給方法、液滴吐出装置 |
-
1995
- 1995-11-29 JP JP31022695A patent/JPH09132294A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0884187A2 (en) * | 1997-06-12 | 1998-12-16 | Mitsubishi Pencil Corporation of America | Device for making a hole in an ink cartridge |
EP0884187A3 (en) * | 1997-06-12 | 2000-03-29 | Mitsubishi Pencil Corporation of America | Device for making a hole in an ink cartridge |
US8061824B2 (en) | 2000-02-16 | 2011-11-22 | Seiko Epson Corporation | Ink cartridge for ink jet recording apparatus, connection unit and ink jet recording apparatus |
US8585192B2 (en) | 2000-02-16 | 2013-11-19 | Seiko Epson Corporation | Ink cartridge for ink jet recording apparatus, connection unit and ink jet recording apparatus |
KR20040045999A (ko) * | 2002-11-26 | 2004-06-05 | 주식회사 인트 | 잉크 리필을 위한 칼라프린터 카트리지용 받침장치 |
JP2007044936A (ja) * | 2005-08-09 | 2007-02-22 | Oomu Denki:Kk | インクカートリッジ及び該インクカートリッジのインクタンク用スタンド |
JP2015112724A (ja) * | 2013-12-09 | 2015-06-22 | セイコーエプソン株式会社 | インク供給機構及びインク供給方法、液滴吐出装置 |
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