JPH08281964A - インクカートリッジへのインク補充装置 - Google Patents

インクカートリッジへのインク補充装置

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JPH08281964A
JPH08281964A JP9355795A JP9355795A JPH08281964A JP H08281964 A JPH08281964 A JP H08281964A JP 9355795 A JP9355795 A JP 9355795A JP 9355795 A JP9355795 A JP 9355795A JP H08281964 A JPH08281964 A JP H08281964A
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JP
Japan
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ink
cartridge
container
ink cartridge
lid
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Application number
JP9355795A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Matsui
利彦 松井
Nobuo Iizuka
宣夫 飯塚
Keizo Takahashi
敬蔵 高橋
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インクカートリッジに対するインクの補充を
容易に行えると共に、その補充に際して周囲を汚損する
惧れのないインク補充装置を提供すること。 【構成】 インクカートリッジ1を収納するカートリッ
ジ収納部21と、インク容器3を収納する容器収納部2
2と、カートリッジ収納部21の上部に開閉自在に配さ
れた蓋部23と、蓋部23の内面に設けられたインク吐
出口24と、インク吐出口24とインク容器3とを連通
する連通管25と、インク容器3内のインクを連通管2
5を介してインク吐出口24に送りだす機構とを備えた
インク補充装置2であって、カートリッジ収納部21に
インクカートリッジ1を収納させ且つ容器収納部22に
インク容器3を収納させて蓋部23を閉め、蓋部23を
閉めた状態でインク容器3内のインクを送りだす機構を
作動させてインク容器3内のインクをインクカートリッ
ジ1内に補充するようになしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクカートリッジへ
のインク補充装置、詳しくは、インクカートリッジに対
するインクの補充を容易に行えると共に、その補充に際
して周囲を汚損する惧れのないインクカートリッジへの
インク補充装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンター用のインクカ
ートリッジとして、図9に示されるような、内部にイン
クを貯蔵し、その外側面から底面に亘って形成された印
字ヘッドアッセンブリー13を有するインクカートリッ
ジ1がある。通常、上記インクカートリッジ1内のイン
クを使い切ってインクが無くなった場合、新品のインク
カートリッジに交換するが、該インクカートリッジ1を
交換すると、インクだけでなく該インクカートリッジ1
の本体自体も交換することになり、交換に要するコスト
が高くなる。このため、インクを使い切って空になった
上記インクカートリッジ1に補充用インクを充填し直す
ことも行われており、以下にその一般的な手順を簡単に
説明する。
【0003】先ず、補充用インクの充填に先立って、充
填時における上記印字ヘッドアッセンブリー13からの
インク漏れを防止するために、該印字ヘッドアッセンブ
リー13にテープを貼り付ける。空になった上記インク
カートリッジ1への補充用インクの充填は、該インクカ
ートリッジ1上面に形成された孔(以下、インク注入孔
と言う)11を利用して行われるが、該インク注入孔1
1にはプラスチック製の球体が嵌合栓として嵌合されて
おり、図9(a) に示されるように、該嵌合栓を先の尖っ
たもので上記インクカートリッジ1内に押し込む。上記
嵌合栓はそのまま上記インクカートリッジ1内に残留す
るが、該インクカートリッジ1の使用上特に問題はな
い。
【0004】次に、図9(b) に示されるように、補充用
インクが収納されたスポイト状又は注射器状の注入器5
の先端を、上記インク注入孔11から上記インクカート
リッジ1内に挿入して補充用インクを注入充填する。そ
して最後に、図9(c) に示されるように、上記インク注
入孔11にゴム栓6を嵌合して該インク注入孔11を封
止する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
作業は上記インクカートリッジ1を保持しながら行わな
くてはならず手間のかかる作業であった。また、上記嵌
合栓を上記インクカートリッジ1内に押し込むには力が
必要であり、また、ドリルのような先の尖ったものを使
用するので、手を怪我し易いという問題もある。更に、
インクの注入に際して、注入器5の先端からインクが漏
れたり、上記印字ヘッドアッセンブリー13からインク
が染み出したり、上記インク注入孔11からインクが逆
流したりして周囲を汚損するという問題もあった。
【0006】従って、本発明の第1の目的は、インクカ
ートリッジに対するインクの補充を容易に行えると共
に、その補充に際して周囲を汚損する惧れのないインク
カートリッジへのインク補充装置を提供することにあ
る。
【0007】また、本発明の第2の目的は、上記第1の
目的に加えて、インクカートリッジに対するインクの補
充時に、インクカートリッジのインク注入孔に嵌合され
ている嵌合栓を容易に開栓でき、且つインクの補充後に
該インク注入孔を容易に封止することができるインクカ
ートリッジへのインク補充装置を提供することにある。
【0008】更に、本発明の第3の目的は、上記第2の
目的に加えて、インクカートリッジに対してインクを補
充すると同時にインクカートリッジ内の空気を円滑に該
インクカートリッジ外に排出して円滑にインクの補充を
行うことができ、且つインクの補充後は該インクカート
リッジ内のインクが漏れださないようにインク注入孔を
容易且つ確実に封止することができるインクカートリッ
ジへのインク補充装置を提供することにある。
【0009】また更に、本発明の第4の目的は、上記第
1〜3の何れかの目的に加えて、インクカートリッジに
対するインクの補充時に、印字ヘッドアッセンブリーか
ら漏れ出るインクを吸収することができるインクカート
リッジへのインク補充装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、インクカートリッジ1を収納するカートリッジ収納
部21と、補充用インク容器3を収納するインク容器収
納部22と、上記カートリッジ収納部21の上部に開閉
自在に配された蓋部23と、該蓋部23の内面に設けら
れたインク吐出口24と、該インク吐出口24と補充用
インク容器3とを連通する連通管25と、補充用インク
容器3内のインクを上記連通管25を介して上記インク
吐出口24に送りだす機構とを備えたインクカートリッ
ジへのインク補充装置であって、上記カートリッジ収納
部21にインクカートリッジ1を収納させ且つ上記イン
ク容器収納部22にインクの充填された補充用インク容
器3を収納させた状態下において上記蓋部23を閉め、
該蓋部23を閉めた状態下で上記機構を作動させること
により補充用インク容器3内のインクがインクカートリ
ッジ1内に補充されるようになしてあることを特徴とす
るインクカートリッジへのインク補充装置を提供するこ
とにより、上記第1の目的を達成したものである。
【0011】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載のインクカートリッジへのインク補充装置におい
て、上記吐出口24に栓体4が取り付けられており、該
栓体4は、上記蓋部23を閉めることによりインクカー
トリッジ1のインク注入孔11に嵌合された嵌合栓12
を押し出して該インク注入孔11に嵌合され、インクを
インクカートリッジ1内に補充した後に上記蓋部23を
開くと、上記インク注入孔11に嵌合された状態下に該
インク注入孔11を封止するようになしてあるインクカ
ートリッジへのインク補充装置を提供することにより、
上記第2の目的を達成したものである。
【0012】更に、請求項3に記載の発明は、請求項2
に記載のインクカートリッジへのインク補充装置におい
て、上記栓体4が、中央にスリット41aを有する弾性
栓41と、該弾性栓41を嵌着固定すると共に上記スリ
ット41aに連通する透孔42aを有する注液筒42と
からなる、インクカートリッジへのインク補充装置を提
供することにより、上記第3の目的を達成したものであ
る。
【0013】また更に、請求項4に記載の発明は、請求
項1〜3の何れかに記載のインクカートリッジへのイン
ク補充装置において、上記カートリッジ収納部21の下
部に、ポリマー吸収体を収納する箱体26がスライド自
在に設けられているインクカートリッジへのインク補充
装置を提供することにより、上記第4の目的を達成した
ものである。
【0014】
【作用】本発明のインクカートリッジへのインク補充装
置によれば、該インク補充装置のカートリッジ収納部に
空のインクカートリッジを収納保持させると共に、該カ
ートリッジ収納部上部に設けられた蓋部を閉めると、補
充用インク容器と連通するインク吐出口が自動的に上記
インクカートリッジのインク注入孔の位置にセットさ
れ、該インクカートリッジを密閉した状態でポンプ機能
を動作させることにより、周囲を汚損することなく容易
にインクを補充することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明のインクカートリッジへのイン
ク補充装置の一実施例について図面を参照して説明す
る。図1〜5は本実施例の外観を示しており、図1はイ
ンクカートリッジ非収納・蓋部閉蓋時の状態、図2はイ
ンク補充前におけるインクカートリッジ非収納・蓋部開
蓋時の状態、図3はインク補充前におけるインクカート
リッジ収納・蓋部開蓋時の状態、図4はインク補充中に
おけるインクカートリッジ収納・蓋部閉蓋時の状態、図
5はインク補充後におけるインクカートリッジ収納・蓋
部開蓋時の状態をそれぞれ示している。
【0016】本実施例のインクカートリッジへのインク
補充装置2は、従来からある図9に示されるようなイン
クカートリッジ1に補充用インクを補充するのに好適に
用いられるもので、図3に示されるように、インクカー
トリッジ1を収納するカートリッジ収納部21と、補充
用インク容器3を収納するインク容器収納部22と、上
記カートリッジ収納部21の上部に開閉自在に配された
蓋部23と、該蓋部23の内面に設けられたインク吐出
口24と、該インク吐出口24と補充用インク容器3と
を連通する連通管25と、補充用インク容器3内のイン
クを上記連通管25を介して上記インク吐出口24に送
りだす機構とを備えている。そして、上記インク補充装
置2は、上記カートリッジ収納部21にインクカートリ
ッジ1を収納させ且つ上記インク容器収納部22にイン
クの充填された補充用インク容器3を収納させた状態下
において上記蓋部23を閉め、該蓋部23を閉めた状態
下で上記機構を作動させることにより補充用インク容器
3内のインクがインクカートリッジ1内に補充されるよ
うになしてある。
【0017】また、本実施例の上記インク補充装置2に
おいては、上記吐出口24に栓体4が取り付けられてお
り、該栓体4は、上記蓋部23を閉めることによりイン
クカートリッジ1のインク注入孔11に嵌合された嵌合
栓12を押し出して該インク注入孔11に嵌合され、イ
ンクをインクカートリッジ1内に補充した後に上記蓋部
23を開くと、上記インク注入孔11に嵌合された状態
下に該インク注入孔11を封止するようになしてある。
上記栓体4は、中央にスリット41aを有する弾性栓4
1と、該弾性栓41を嵌着固定すると共に上記スリット
41aに連通する透孔42aを有する注液筒42とから
なっている。
【0018】本実施例の上記インク補充装置2について
更に詳しく説明する。尚、本実施例の上記インク補充装
置2に収納されるインクカートリッジは、図9に示され
る上記インクカートリッジ1と同様に構成されており、
その詳しい説明はここでは省略する。
【0019】本実施例の上記インク補充装置2は、図1
〜5に示されるように、全体として箱状の形態を有して
おり、そのほぼ中央で内部が二分割され、一方が上記カ
ートリッジ収納部21、他方が上記インク容器収納部2
2とされている。上記インク容器収納部22に収納され
る上記補充用インク容器3は、特に制限されないが、円
筒形のボトルとして形成されている。上記補充用インク
3の側面は、透明又は半透明の材料で構成され、該側面
に目盛りが形成されて該補充用インク容器3内のインク
の量が容易に確認し得るようになしてある。
【0020】上記カートリッジ収納部21は、該カート
リッジ収納部21内に収納される上記インクカートリッ
ジ1の外形に応じた内部形状を有しており、収納された
該インクカートリッジ1が該カートリッジ収納部21内
で動かないようになしてある。本実施例においては、上
記カートリッジ収納部21内側面に一対の対向する凸部
21a,21a(図2参照)が設けられており、収納さ
れた上記インクカートリッジ1を保持するようになして
ある。また、上記カートリッジ収納部21下部には、ポ
リマー吸収体を収納する箱体26がスライド自在に設け
られている。
【0021】上記インク容器収納部22は、上記補充用
インク容器3の外形に応じてその外側面を保持する一対
の対向する曲面壁22a,22a(図2参照)からな
り、該インク容器収納部22に上方より該補充用インク
容器3を挿入収納させると、該補充用インク容器3が該
曲面壁22a,22aにより保持されるようになしてあ
る。一対の上記曲面壁22a,22a間には、上記補充
用インク容器3の目盛りが容易に目視し得るように該補
充用インク3の側面が露出されている。本実施例におい
ては、上記インク補充装置2と上記補充用インク容器3
とが分離可能に構成されているため、空になった該補充
用インク容器3を上記インク容器収納部22から取り出
して該補充用インク容器3にインクを補充し易くなして
ある。
【0022】上記蓋部23は、その閉蓋時に上記カート
リッジ収納部21の上部開口部全体を覆うように構成さ
れている。上記蓋部23の内面には、上記カートリッジ
収納部21内に収納された上記インクカートリッジ1の
上記インク注入孔11の位置に応じて上記インク吐出口
24が形成されている。上記インク吐出口24の上記蓋
部23表面側から上記補充用インク容器3への間には、
上記連通管25が配設されており、該連通管25は上記
蓋部23の開閉時に変形可能なように構成されている。
本実施例においては、上記連通管25の上記補充用イン
ク容器3側には、手動式の上記機構としてのポンプ機構
が配設されている。尚、上記ポンプ機構は、インク送り
機構として、ポンプ上部43を押圧し、それにより内圧
を付与することにより、上記補充用インク容器3内のイ
ンクを上記インク吐出口24側に送り出すようになして
ある周知のポンプ機構である。
【0023】上記インク吐出口24には、図6に示され
るように、上記栓体4が取り付けられており、該栓体4
は、上述の如く上記弾性栓41と上記注液筒42とから
なる。上記吐出口24の先端にはノズル24aが突出さ
れており、該ノズル24aに上記弾性栓41の上記スリ
ット41a及び上記注液筒42の上記透孔42aが挿通
されている。上記弾性栓41は、その弾性復元力により
上記ノズル24aを挟止しており、この弾性復元力によ
り上記栓体4全体が上記インク吐出口24から落下しな
いように取り付けられている。また、上記栓体4の上記
注液筒42a上端が、上記インク吐出口24の栓体受部
24bに接するように取り付けられている。このとき、
上記スリット41aの上記ノズル24a近傍が弾性変形
して、隙間41a’が形成される。
【0024】本実施例の上記インク補充装置2を用い
て、上記インクカートリッジ1にインクを補充する手順
を簡単に説明する。先ず、図1に示されるように、上記
インク補充装置2にインクの充填された上記補充用イン
ク容器3を収納する。次に、図2に示されるように、上
記蓋部23を開く。このとき、上記蓋部23内面の上記
インク吐出口24には上記栓体4が上述したように取り
付けられている。次に、図3に示されるように、上記カ
ートリッジ収納部21に上記インクカートリッジ1を収
納する。この時、上記インクカートリッジ1は、上記カ
ートリッジ収納部21内面に設けられた上記凸部21
a,21aにより確実に保持されると共に、その下部に
設けられた上記印字ヘッドアッセンブリー13が上記箱
体26内に納まる。
【0025】次いで、図4に示されるように、上記蓋部
23を閉じる。このとき、上記インク吐出口24に取り
付けられた上記栓体4は、図6及び図7に示されるよう
に、上記インクカートリッジ1の上記インク注入孔11
に嵌合された嵌合栓12を押し出して該インク注入孔1
1に嵌合する。即ち、上記蓋部23の閉蓋に伴って、上
記栓体4の上記注液筒42先端が上記嵌合栓12の上部
に接し、該注液筒42の上端が上記インク吐出口24の
上記栓体受部24bにより押され、上記嵌合栓12を押
し出す。このようにして、上記蓋部23の閉蓋に連動し
て、上記インク注入孔11の上記嵌合栓12を簡単に外
すことができ、手などを怪我してしまう惧れがない。
【0026】図4及び図7に示される状態で、上記機構
を駆動し、上記補充用インク容器3内のインクを、上記
連通管25を介して上記インク吐出口24の上記ノズル
24aから上記インクカートリッジ1内に補充する。こ
のとき、上記インクカートリッジ1は、上記カートリッ
ジ収納部21内に密閉された状態で収納されており、イ
ンクにより周囲を汚損する惧れがない。また、上記イン
クカートリッジ1内の空気を上記隙間41a’から排出
しながらインクの注入を行えるため、インクの注入に力
を必要とせず、注入後に該インクカートリッジ内の空気
抜きを行う手間も必要としない。
【0027】最後に、上記インクカートリッジ1へのイ
ンクの補充が終了したら、図5に示されるように上記蓋
部23を開く。このとき、図8に示されるように、上記
栓体4が上記インク注入孔11に嵌合した状態のまま上
記ノズル24aが上記スリット41aから抜ける。上記
ノズル24aが抜けた後の上記スリット41aは上記弾
性栓41の弾性復元力により閉じ、上記栓体4により上
記インク注入孔11が封止された状態となり、注入後に
該インク注入孔11にゴム栓等を嵌合させる手順が省略
できる。上記印字ヘッドアッセンブリー13〜漏れ出た
インクは、上記箱体26内のポリマー吸収体に吸収され
る。また、上記箱体26は、引き出して交換可能となっ
ている。
【0028】この後、上記インクカートリッジ1を上記
カートリッジ収納部21から取り出し、再びプリンター
にセットして使用すればよい。再度、上記インクカート
リッジ1が空になったときは、上述の手順によりインク
を補充すればよいが、2度目以降は上記栓体4を予め上
記インク吐出口24に取り付けておく必要はなく、該イ
ンクカートリッジ1に嵌合された状態の上記栓体4が再
度利用できる。
【0029】本実施例の上記インク補充装置2は上述の
ように構成されており、本実施例の上記インク補充装置
2によれば、上記蓋部23を閉めると、上記インク吐出
口24が自動的に上記インク注入孔11の位置にセット
され、該インクカートリッジ1を密閉した状態でインク
を補充することができるため、周囲を汚損することなく
容易にインクを補充することができる。
【0030】本発明は上記実施例に制限されるものでは
なく、例えば、上記機構は、補充用インク容器3内のイ
ンクをインク吐出口24側に送り出し得る構造のもので
あればよく、この種の通常のものを用いることができ
る。また、上記実施例においては、上記インク容器収納
部22と上記補充用インク容器3を別体に設けたが、該
インク容器収納部22に該補充用インク容器3を一体的
に取り付けた形態としてもよい。その他の点に関して
も、本発明の趣旨を逸脱しない限り、適宜変更可能であ
る。
【0031】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、インク
カートリッジに対するインクの補充を容易に行えると共
に、その補充に際して周囲を汚損する惧れがない。
【0032】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載された発明による上記効果に加えて、インクカー
トリッジに対するインクの補充時に、インクカートリッ
ジのインク注入孔に嵌合されている嵌合栓を容易に開栓
でき、且つインクの補充後に該インク注入孔を容易に封
止することができる。
【0033】請求項3に記載の発明によれば、請求項2
に記載された発明による上記効果に加えて、インクカー
トリッジに対してインクを補充すると同時にインクカー
トリッジ内の空気を円滑に該インクカートリッジ外に排
出して円滑にインクの補充を行うことができ、且つイン
クの補充後は該インクカートリッジ内のインクが漏れだ
さないようにインク注入孔を容易且つ確実に封止するこ
とができる。
【0034】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
〜3の何れかに記載された発明による上記効果に加え
て、インクカートリッジに対するインクの補充時に、印
字ヘッドアッセンブリーから漏れ出るインクを吸収する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクカートリッジへのインク補充装
置の一実施例の外観を示す斜視図(インクカートリッジ
非収納・蓋部閉蓋時)である。
【図2】本発明のインクカートリッジへのインク補充装
置の一実施例の外観を示す斜視図(インクカートリッジ
非収納・蓋部開蓋時:インク補充前)である。
【図3】本発明のインクカートリッジへのインク補充装
置の一実施例の外観を示す斜視図(インクカートリッジ
収納・蓋部開蓋時:インク補充前)である。
【図4】本発明のインクカートリッジへのインク補充装
置の一実施例の外観を示す斜視図(インクカートリッジ
収納・蓋部閉蓋時:インク補充中)である。
【図5】本発明のインクカートリッジへのインク補充装
置の一実施例の外観を示す斜視図(インクカートリッジ
収納・蓋部開蓋時:インク補充後)である。
【図6】(a) は本発明のインクカートリッジへのインク
補充装置の一実施例におけるインク吐出口及び栓体と、
インクカートリッジのインク注出孔とを示す拡大断面図
(蓋部閉蓋直前)である。(b) は(a) におけるA−A線
断面図である。
【図7】本発明のインクカートリッジへのインク補充装
置の一実施例における、インク吐出口及び栓体と、イン
クカートリッジのインク注出孔とを示す拡大断面図(蓋
部閉蓋直後)である。
【図8】(a) は本発明のインクカートリッジへのインク
補充装置の一実施例におけるインク吐出口及び栓体と、
インクカートリッジのインク注出孔とを示す拡大断面図
(蓋部開蓋直後)である。(b) は(a) におけるB−B線
断面図である。
【図9】従来行われていた、インクカートリッジに補充
用インクを補充する際の一般的な手順を示しており、
(a) はインク注入孔の嵌合栓を押し込む直前の状態、
(b)は補充用インクの注入器をインク注入孔に挿入する
直前の状態、(c) はインクの補充後にインク注入孔にゴ
ム栓を嵌合させる直前の状態をそれぞれ示している。
【符号の説明】
1 インクカートリッジ 11 インク注入孔 12 嵌合栓 2 (インクカートリッジへの)インク補充装置 21 カートリッジ収納部 22 インク容器収納部 23 蓋部 24 インク吐出口 25 連通管 26 箱体 3 補充用インク容器 4 栓体 41 弾性栓 41aスリット 42 注液筒 42a透孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクカートリッジ1を収納するカート
    リッジ収納部21と、補充用インク容器3を収納するイ
    ンク容器収納部22と、上記カートリッジ収納部21の
    上部に開閉自在に配された蓋部23と、該蓋部23の内
    面に設けられたインク吐出口24と、該インク吐出口2
    4と補充用インク容器3とを連通する連通管25と、補
    充用インク容器3内のインクを上記連通管25を介して
    上記インク吐出口24に送りだす機構とを備えたインク
    カートリッジへのインク補充装置であって、 上記カートリッジ収納部21にインクカートリッジ1を
    収納させ且つ上記インク容器収納部22にインクの充填
    された補充用インク容器3を収納させた状態下において
    上記蓋部23を閉め、該蓋部23を閉めた状態下で上記
    機構を作動させることにより補充用インク容器3内のイ
    ンクがインクカートリッジ1内に補充されるようになし
    てあることを特徴とするインクカートリッジへのインク
    補充装置。
  2. 【請求項2】 上記吐出口24に栓体4が取り付けられ
    ており、該栓体4は、上記蓋部23を閉めることにより
    インクカートリッジ1のインク注入孔11に嵌合された
    嵌合栓12を押し出して該インク注入孔11に嵌合さ
    れ、インクをインクカートリッジ1内に補充した後に上
    記蓋部23を開くと、上記インク注入孔11に嵌合され
    た状態下に該インク注入孔11を封止するようになして
    ある、請求項1に記載のインクカートリッジへのインク
    補充装置。
  3. 【請求項3】 上記栓体4が、中央にスリット41aを
    有する弾性栓41と、該弾性栓41を嵌着固定すると共
    に上記スリット41aに連通する透孔42aを有する注
    液筒42とからなる、請求項2に記載のインクカートリ
    ッジへのインク補充装置。
  4. 【請求項4】 上記カートリッジ収納部21の下部に、
    ポリマー吸収体を収納する箱体26がスライド自在に設
    けられている、請求項1〜3の何れかに記載のインクカ
    ートリッジへのインク補充装置。
JP9355795A 1995-04-19 1995-04-19 インクカートリッジへのインク補充装置 Pending JPH08281964A (ja)

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