JP3128237U - ノズル構造体およびインク補充キット - Google Patents
ノズル構造体およびインク補充キット Download PDFInfo
- Publication number
- JP3128237U JP3128237U JP2006008534U JP2006008534U JP3128237U JP 3128237 U JP3128237 U JP 3128237U JP 2006008534 U JP2006008534 U JP 2006008534U JP 2006008534 U JP2006008534 U JP 2006008534U JP 3128237 U JP3128237 U JP 3128237U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- injection nozzle
- nozzle
- nozzle structure
- valve body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
Abstract
【課題】開閉弁を有する容器に液体を再充填するのに適したノズル構造体、および該ノズル構造体を備えて開閉弁を有するインクカートリッジにインクを再充填するのに適したインク補充キットを提供すること。
【解決手段】開閉弁70が配置されたインクカートリッジ60のインク出口64に連接してインクカートリッジ60にインクを再充填するためのノズル構造体10であって、一端22がインク出口64に挿入され開閉弁70の弁体80を移動させて開閉弁70を開く筒状の注入ノズル20と、インクカートリッジ60の外壁62に当接することにより注入ノズル20のインク出口への挿入長さを制限するストッパー30であって、一端22とは別の注入ノズル20の部分26に接続されるストッパー30とを備えるノズル構造体10。
【選択図】図1
【解決手段】開閉弁70が配置されたインクカートリッジ60のインク出口64に連接してインクカートリッジ60にインクを再充填するためのノズル構造体10であって、一端22がインク出口64に挿入され開閉弁70の弁体80を移動させて開閉弁70を開く筒状の注入ノズル20と、インクカートリッジ60の外壁62に当接することにより注入ノズル20のインク出口への挿入長さを制限するストッパー30であって、一端22とは別の注入ノズル20の部分26に接続されるストッパー30とを備えるノズル構造体10。
【選択図】図1
Description
本考案は、ノズル構造体およびインク補充キットに関し、特に開閉弁を有する容器にインクを再充填するのに適したノズル構造体およびインク補充キットに関する。
インクジェットプリンタなどのプリンタ装置においては、液体のインクを被印刷物に噴射してプリントする。プリンタ装置では、特に家庭用の小型プリンタ装置では、インクをインクカートリッジに貯留し、インクカートリッジからプリンタヘッドにインクを供給しつつ、プリントしている。しかし、装置を小型化する必要性から、プリンタの使用頻度を勘案しても、インクカートリッジ自体を小さなものとしており、その容量も限られたものとなっている。そこで、インクカートリッジの交換、あるいは、インクカートリッジへのインクの補充が、しばしば要求されることになる。
一方、インクカートリッジには、プリンタ装置への装着前にインクが流出するのを防止するため、インクの導出路に開閉弁が配置される。一般的には、インクカートリッジをプリンタ装置に装着すると、プリンタ装置に備えられたときにだけインクカートリッジの開閉弁が開く構成となっている。そこで、プリンタ装置のインクカートリッジのインク出口と接続する位置に、開閉弁を開くための治具、典型的には開閉弁の弁体を押す棒状体が設置されているのが典型的である。固定されたプリンタ装置と異なり、インクを補充充填する際にはインクボトルのノズルから直接インクを充填することが多く、インクボトルのノズルで弁体を押して開閉弁を開きつつ、インクを再充填することになる。
しかし、インクボトルのノズルで弁体を押して開閉弁を開くと、弁体を押す位置が一定せず、弁体を押しすぎれば開閉弁の損傷を招き、弁体を押すのが少なければ開閉弁が開かないという不都合を生ずる恐れがあった。そこで本考案は、開閉弁を有する容器に液体を再充填するのに適したノズル構造体、および該ノズル構造体を備え、開閉弁を有するインクカートリッジにインクを再充填するのに適したインク補充キットを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本考案の第1の態様に係るノズル構造体は、例えば図1および図3に示すように、開閉弁70が配置されたインクカートリッジ60のインク出口64に連接して、インクカートリッジ60にインクを再充填するためのノズル構造体10であって、一端22がインク出口64に挿入され、開閉弁70の弁体80を移動させて開閉弁70を開く筒状の注入ノズル20と;インクカートリッジ60の外壁62に当接することにより、注入ノズル20のインク出口への挿入長さを制限するストッパー30であって、一端22とは別の注入ノズル20の部分26に接続されるストッパー30とを備える。
このように構成すると、ストッパーが一端とは別の注入ノズルの部分で接続されているので、ストッパーがインクカートリッジの外壁に当接することによりインク出口に挿入される注入ノズルの長さが制限され、インクカートリッジの開閉弁を損傷することが防止される。なおここで、筒状とは、筒の長手方向に太さが一様でない場合をも含め、段差状に太さが変化しても、滑らかに太さが変化してもよく、その組合せで太さが変化してもよい。
また、本考案の第2の態様に係るノズル構造体は、例えば図1に示すように、第1の態様に係るノズル構造体10において、ストッパー30は、注入ノズル20を囲みインクを貯留する貯留部56を形成する。
このように構成すると、ストッパーが注入ノズルを囲み貯留部を形成するので、インクカートリッジにインクを注入した後に、操作の誤り等によりインクが漏洩した場合においても、インクを貯留部に貯留し、外部に漏洩することを防止できる。
また、本考案の第3の態様に係るノズル構造体は、例えば図1、図2および図3に示すように、第1または第2の態様に係るノズル構造体10において、開閉弁70は、弁体80と、弁体80を収納し、インクが流れる流路を形成する側壁72と、弁体80が当接する弁座76とを有し;側壁72は、弁体80を支持し、弁体80の移動方向に伸縮する弾性を有し;弁体80が、弁座76に当接してインクの流れを封止する位置と、弁座76から離間することによりインクの流れを開放する位置とに移動可能であり;弁体80は、流れを封止する位置から流れを開放する位置に一端22により押される。
このように構成すると、注入ノズルで側壁の弾性に抗して弁体を押し、開閉弁をインクの流れを開放する位置にするので、インク出口に挿入される注入ノズルの長さが制限されることで、側壁の過度の変形による損傷を防止できる。なお、側壁が弁体を支持するとは、必ずしも側壁で直接支持せず、側壁と弁体との間に他の構造を介して支持する場合を含む。
また、本考案の第4の態様に係るノズル構造体は、例えば図1に示すように、第1ないし第3のいずれか一の態様に係るノズル構造体10において、ストッパー30がインクカートリッジに当接する端部32は、注入ノズル20の一端22より所定の長さHだけ注入ノズル20の部分26寄りに形成される。
このように構成すると、インクカートリッジと当接するストッパーの端部が注入ノズルの一端より所定の長さだけ注入ノズルの部分寄りに形成されるので、インク出口に挿入される注入ノズルの長さが所定の長さ以下に制限され、インクカートリッジの開閉弁を損傷することが防止される。
このように構成すると、インクカートリッジと当接するストッパーの端部が注入ノズルの一端より所定の長さだけ注入ノズルの部分寄りに形成されるので、インク出口に挿入される注入ノズルの長さが所定の長さ以下に制限され、インクカートリッジの開閉弁を損傷することが防止される。
また、本考案の第5の態様に係るノズル構造体は、例えば図1に示すように、第1ないし第4のいずれか一の態様に係るノズル構造体10において、ストッパー30は、注入ノズル20の部分26の周囲で注入ノズル20と同方向に延在し、周方向に連続する壁部34を有する。
このように構成すると、ストッパーが注入ノズルの周囲で同方向に延在し、周方向に連続した壁部を有するので、壁部と注入ノズルとで貯留部を形成することができる。
このように構成すると、ストッパーが注入ノズルの周囲で同方向に延在し、周方向に連続した壁部を有するので、壁部と注入ノズルとで貯留部を形成することができる。
また、本考案の第6の態様に係るノズル構造体は、例えば図1に示すように、第5の態様に係るノズル構造体10において、注入ノズル20と壁部34とが、同心に配置される。
このように構成すると、注入ノズルと壁部とが同心に配置されるので、インクカートリッジとノズル構造体との位置が安定する。
このように構成すると、注入ノズルと壁部とが同心に配置されるので、インクカートリッジとノズル構造体との位置が安定する。
また、本考案の第7の態様に係るノズル構造体は、例えば図3に示すように、第5または第6の態様に係るノズル構造体10において、壁部34がインクカートリッジ60に当接する。
このように構成すると、周方向に連続した壁部がインクカートリッジに当接するので、注入ノズルの周囲で均等に当接し、インクカートリッジとノズル構造体との位置が安定する。
このように構成すると、周方向に連続した壁部がインクカートリッジに当接するので、注入ノズルの周囲で均等に当接し、インクカートリッジとノズル構造体との位置が安定する。
また、本考案の第8の態様に係るノズル構造体は、例えば図4に示すように、第1ないし第6の態様のいずれか一の態様に係るノズル構造体110において、ストッパー130は、インクカートリッジの外壁に少なくとも3点で当接する。
このように構成すると、ストッパーがインクカートリッジの外壁に少なくとも3点で当接するので、インクカートリッジとノズル構造体との位置が安定する。
このように構成すると、ストッパーがインクカートリッジの外壁に少なくとも3点で当接するので、インクカートリッジとノズル構造体との位置が安定する。
また、本考案の第9の態様に係るノズル構造体は、例えば図1に示すように、第1ないし第8の態様のいずれか一の態様に係るノズル構造体10において、注入ノズル20と、ストッパー30とが一体に形成される。
このように構成すると、注入ノズルとストッパーとが一体で形成されるので、製造が容易である。
このように構成すると、注入ノズルとストッパーとが一体で形成されるので、製造が容易である。
また、本考案の第10の態様に係るノズル構造体は、例えば図1に示すように、第1ないし第9の態様のいずれか一の態様に係るノズル構造体10において、注入ノズル20が、一端22側より注入ノズル20の部分26側で太く形成される。
このように構成すると、注入ノズルが一端側より注入ノズルの部分側で太く形成されるので、注入ノズルの変形が抑えられる。
このように構成すると、注入ノズルが一端側より注入ノズルの部分側で太く形成されるので、注入ノズルの変形が抑えられる。
また、本考案の第11の態様に係るノズル構造体は、例えば図1に示すように、第10の態様に係るノズル構造体10において、注入ノズル20が、ストッパー30の端部32に相当する位置で段差29を有し、インク出口より太く形成される。
このように構成すると、インクカートリッジに注入ノズルを挿入し、ストッパーがインクカートリッジに当接すると、ストッパーの端部に相当する位置に段差を有しインク出口より太く形成されるので、段差によりインク出口が段差により蓋をされ、インクの漏洩が防止される。なお、ストッパーの端部に相当する位置とは、ストッパーの端部を通り、注入ノズルの軸に垂直な面の面上の位置をいう。
このように構成すると、インクカートリッジに注入ノズルを挿入し、ストッパーがインクカートリッジに当接すると、ストッパーの端部に相当する位置に段差を有しインク出口より太く形成されるので、段差によりインク出口が段差により蓋をされ、インクの漏洩が防止される。なお、ストッパーの端部に相当する位置とは、ストッパーの端部を通り、注入ノズルの軸に垂直な面の面上の位置をいう。
また、本考案の第12の態様に係るノズル構造体は、例えば図3に示すように、第1ないし第11の態様のいずれか一の態様に係るノズル構造体10において、注入ノズル20の一端22に、弁体80と当接したときにインクを流す逃げ24が形成されている。
このように構成すると、注入ノズルの一端に弁体と当接したときにインクを流す逃げが形成されているので、注入ノズルが弁体に当接しても、注入ノズルからインクを流し易い。
このように構成すると、注入ノズルの一端に弁体と当接したときにインクを流す逃げが形成されているので、注入ノズルが弁体に当接しても、注入ノズルからインクを流し易い。
また、本考案の第13の態様に係るノズル構造体は、例えば図3に示すように、第12の態様に係るノズル構造体10において、逃げは、一端22に形成された切欠き24である。
このように構成すると、逃げが一端に形成された切欠きであるので、注入ノズルと弁体とが広い面で当接し、逃げの加工がし易い。
このように構成すると、逃げが一端に形成された切欠きであるので、注入ノズルと弁体とが広い面で当接し、逃げの加工がし易い。
また、本考案の第14の態様に係るノズル構造体は、例えば図5に示すように、第12の態様に係るノズル構造体において、逃げは、一端122の端面を波形とすることで形成される。
このように構成すると、逃げが一端の端面を波形とすることで形成されるので、注入ノズルと弁体との当接する部分が周方向で偏在することなく、注入ノズルの周囲で均等に当接する。
このように構成すると、逃げが一端の端面を波形とすることで形成されるので、注入ノズルと弁体との当接する部分が周方向で偏在することなく、注入ノズルの周囲で均等に当接する。
また、本考案の第15の態様に係るノズル構造体は、例えば図5に示すように、第12の態様に係るノズル構造体において、逃げは、一端322の端面を注入ノズル320の軸方向に対し斜めとすることにより形成される。
このように構成すると、逃げが一端の端面を注入ノズルの軸方向に対し斜めとすることにより形成されるので、逃げを広く確保でき、インクが流れ易いとともに、逃げの加工が容易である。
このように構成すると、逃げが一端の端面を注入ノズルの軸方向に対し斜めとすることにより形成されるので、逃げを広く確保でき、インクが流れ易いとともに、逃げの加工が容易である。
また、本考案の第16の態様に係るノズル構造体は、例えば図1に示すように、第1ないし第15の態様のいずれか一の態様に係るノズル構造体10において、ストッパー30の注入ノズル20と接続する部分から、注入ノズル20と反対側に延在し、インクを収容する容器の開口部と嵌合する嵌合部40を更に備える。
このように構成すると、ノズル構造体が嵌合部を更に備えるので、インクを収容する容器と容易に接続できる。
このように構成すると、ノズル構造体が嵌合部を更に備えるので、インクを収容する容器と容易に接続できる。
また、本考案の第17の態様に係るインク補充キットは、例えば図3に示すように、第16の態様に係るノズル構造体10と、嵌合部40と嵌合する開口部を有する容器90とを備える。
このように構成すると、ストッパーがインクカートリッジの外壁に当接することにより、注入ノズルがストッパーと接続され、インク出口に挿入される注入ノズルの長さが制限され、インクカートリッジの開閉弁を損傷することが防止され、また、インクカートリッジとノズル構造体との位置が安定し易くなるノズル構造体と容器とを備えたインク補充キットとなる。
このように構成すると、ストッパーがインクカートリッジの外壁に当接することにより、注入ノズルがストッパーと接続され、インク出口に挿入される注入ノズルの長さが制限され、インクカートリッジの開閉弁を損傷することが防止され、また、インクカートリッジとノズル構造体との位置が安定し易くなるノズル構造体と容器とを備えたインク補充キットとなる。
また、本考案の第18の態様に係るインク補充キットは、例えば図1に示すように、第17の態様に係るインク補充キットにおいて、嵌合部40と開口部とがねじ締めにより嵌合される。
このように構成すると、嵌合部と開口部とがねじ締めにより嵌合されるので、ノズル構造体と容器との着脱が容易となる。
このように構成すると、嵌合部と開口部とがねじ締めにより嵌合されるので、ノズル構造体と容器との着脱が容易となる。
本考案に係るノズル構造体によれば、注入ノズルがストッパーと接続されているので、ストッパーがインクカートリッジの外壁に当接することによりインク出口に挿入される注入ノズルの長さが制限され、インクカートリッジの開閉弁を損傷することが防止される。
また、本考案に係るインク補充キットによれば、ストッパーがインクカートリッジの外壁に当接することにより、注入ノズルがストッパーと接続され、インク出口に挿入される注入ノズルの長さが制限され、インクカートリッジの開閉弁を損傷することが防止されるノズル構造体と容器とを備えたインク補充キットとなる。
以下、図面を参照して、本考案の実施の形態について説明する。なお、各図において、互いに同一または相当する装置には同一符号を付し、重複した説明は省略する。
図1は、実施の形態としてのノズル構造体10を説明する図で、(a)は正面図、(b)は断面図である。ノズル構造体10は、インクカートリッジ(不図示)にインクを再充填するためのものであり、インクを注入する注入ノズル20と、注入ノズル20の周囲に形成されたストッパー30と、ノズル構造体10をインクボトル(不図示)に接続する嵌合部40とを備える。注入ノズル20とストッパー30とは、注入ノズル20のインクを注入する先端22から離れた、先端(一端)22とは別の注入ノズル20の部分26で接続する。ここでは、接続する部分を注入ノズル20の根元26と称する。嵌合部40は、根元26でストッパー30(注入ノズル20)と接続し、ストッパー30とは反対方向に延在する。
注入ノズル20は、円筒形状に形成され、中をインクが流れ、その先端22からインクカートリッジ(不図示)にインクが注入される。なお、注入ノズル20は円筒形状に形成されているとしたが、図1でも明らかなように、その太さは変化している。すなわち、先端22の近傍では細く一様な太さであるが、ストッパー30の先端32に相当する位置で段差状に太くなり、さらに、徐々に太くなる領域を経て、根元26でストッパー30と接続する。円筒形状には、このように太さが変わる場合を含む。注入ノズル20は、円筒形状であるが、断面は必ずしも円である必要はなく、三角形、四角形、六角形等の多角形、あるいは、楕円、星形でもよく、任意であり、また、一の注入ノズルで断面形状が変化してもよい。これらの断面形状の場合を含めて、筒状とする。なお、円筒形状とするのが、成形し易く好適である。
注入ノズル20には、インクの流路50が形成される。注入ノズル20の先端22には、切欠き24が形成されている。切欠き24は、先端22の一部を欠いたものであり、切欠き24は複数形成されてもよい。また、ノズル構造10では、ストッパー30と接続する根元26を越えて、張出部28が嵌合部40の内部54に延在する。張出部28は注入ノズル20の一部であり、嵌合部40がインクボトル(不図示)と接続されたときに、インクボトルが嵌合部40に深く入り過ぎないように、インクボトルに当接する。なお、張出部28はなくてもよく、周知の他の構造で、インクボトルが嵌合部40に深く入り過ぎないようにしてもよい。
ストッパー30は、根元26で注入ノズル20と接続し、その接続した位置から円筒形の壁部34が注入ノズル20と同心に並行する。ストッパー30(壁部34)の先端32は、注入ノズル20の軸に垂直な面上にあり、注入ノズル20の先端22より所定長さHだけ根元26寄りに位置する。すなわち、注入ノズル20はストッパー30より所定長さHだけ突出している。
根元26の位置でストッパー30と注入ノズル20とが接続し、ストッパー30(壁部34)で注入ノズル20を囲んでいるので、ストッパー30の内側は、注入ノズル20との間で、先端32側で開口した容器状の部分、すなわち貯留部56となっている。
ストッパー30は根元26付近で太くなり、嵌合部40に接続する。嵌合部40は、ストッパー30との接合部からその反対方向に延在する円筒形で、その内面には雌ねじ44が切られている。嵌合部40の内側はインクの流路54となり、注入ノズル20のインクの流路50と連接する。すなわち、嵌合部40の端部42側から、注入ノズル20の先端22へ向けてのインクの流路54、50がノズル構造体10に形成される。
嵌合部40の外面にはローレットが形成される。ローレットが形成されることにより、嵌合部40をインクボトル(不図示)にねじ締めするときに滑らなくて好適である。嵌合部40はその端部42において、厚く形成され、開口部の剛性を高めている。
ノズル構造体10は、典型的にはポリプロピレン等のプラスチック材料で一体に成形される。一体に成形されると製作が容易であるが、注入ノズル20、ストッパー30あるいは嵌合部40を別体として形成してもよい。また、ノズル構造体10は、プラスチック以外の材料で形成されてもよいが、プラスチック材料が軽量で加工性がよく、かつ、インクに湿潤されず、通気性がないのでインク成分の蒸発を防止でき、好適である。
次に図2を参照して、ノズル構造体10を用いてインクを再充填するインクカートリッジ60について説明する。図2は、インクカートリッジ60のインク出口64付近の拡大断面図である。インクカートリッジ60は、外壁62により直方体に囲まれた内部にインクを収容し、インク出口64を通じて、プリンタにインクを供給する。インク出口64には、プリンタに設置していない場合にインクが漏出し、また、インク成分が蒸発することを防止するために開閉弁70が設置される。
開閉弁70は、インク出口64と通ずる流路を形成し、外壁62と接続する基部78と、インクの流路54、50を封止する位置と開放する位置とを移動可能な弁体80と、基部78に接続し、弁体80が収容される空間86を形成する円筒形の側壁72と、側壁72に接続し、弁体80を基部78側に付勢する弁体押え74とを有する。側壁72はゴムのように弾性を有する材料で形成され、図2の上下方向に伸縮する。側壁72の伸縮により弁体押え74が基部78から遠ざかったり近づいたりと移動する。弁体押え74は、中空円板形状で、その中空部はインクの流路となる。なお、側壁72、基部78および弁体押え74は一体で成形されるのが典型であり、すなわち、全体が弾性を有する。この場合には、弁体押え74の変形を抑えるために、弁体押え74に補強板を備えるとよい。
弁体80は、円板状で、弁体押え74により基部78方向に付勢されている。弁体80と弁体押え74との間に複数のスペーサ82が介在し、スペーサ82の配置されない場所で弁体80と弁体押え74との隙間にインクの流路を確保する。なお、このように、弁体押え74およびスペーサ82を介してはいるが、弁体80の位置は側壁72との関係で決まるので、弁体80は側壁72により支持されている。弁体80は、側壁72の弾性のため弁体押え74に押されて基部78に押し付けられ、基部78により形成された流路を封止する。すなわち、基部78の弁体押え74側の面が弁座76となる。弁体80の弁座76に当接する面は、平面でもよいが、より確実に封止するため凸面であることが多い。
開閉弁70は、それ自体では側壁72の弾性力により弁体80を弁座76に押し付けるので、閉じた状態にある。インクカートリッジ60をプリンタ(不図示)に装着すると、プリンタのインク供給口に設置された棒状体がインク出口64に挿入され、弁体80を基部78から離間する方向に押す。弁体80が押される力が、弁体押え74を介して側壁72に伝達され、側壁72が伸びる。側壁72が伸びることにより、弁体80は弁座76から離間し、基部78により形成された流路は開放され、すなわち、インクカートリッジ60内からプリンタへの流路が開通し、インクがプリンタに供給される。
続いて、図3を参照して、適宜図1および図2をも参照して、ノズル構造体10を用いてインクカートリッジ60にインクを再充填する方法について説明する。図3は、ノズル構造体10にインクを収容する容器であるインクボトル90を接続したインク補充キット100を用い、インクカートリッジ60のインク出口64から注入ノズル20を挿入し、インクを再充填している状態を説明する部分断面図である。
インクボトル90は、インクを収容する容器で、開口部(不図示)には、嵌合部40に切られた雌ねじ44と螺合する雄ねじ(不図示)が切られている。すなわち、インクボトル90とノズル構造体10とは、螺合される。よって、容易にインクボトル90にノズル構造体10を着脱でき、かつ、インクの漏れを防止できる。なお、ノズル構造体10とインクボトル90とを接続する方法は、他の周知の方法であってもよい。
インクカートリッジ60をインク出口64が上方を向くように設置する。あるいは、手で持ってもよい。インク補充キット100の注入ノズル20をインク出口64から挿入する。注入ノズル20が挿入されることにより、弁体80が弁座76から離間する方向に押される。そこで、プリンタのインク供給口の棒状体で押された場合と同様に、弁体80が移動し流路が開放され、ノズル構造体10のインク流路54、50からインクカートリッジ60内部へのインク流路、すなわち、インクボトル90内部からインクカートリッジ60内部への流路が開通する。
注入ノズル20を深く挿入しようとすると、ストッパー30がインクカートリッジ60の外壁62に当接し、それ以上挿入できなくなる。すなわち、注入ノズル20は、インクカートリッジ60の外壁62から、ストッパー30の先端32より注入ノズル20の先端22が突出している所定長さH分だけしか挿入されない。すなわち、所定長さHは、注入ノズル20が所定長さHだけ挿入されることにより、弁体80が移動して弁座76から離間してインクの流路が充分に確保され、かつ、弁体80が押され過ぎて側壁72の伸び量が大きくなり過ぎ、開閉弁70に損傷が生じるほどには弁体80が押されない長さである。
ここで、注入ノズル20にはストッパー30の先端32に対応する位置に段差29が設けられている。段差29から先端22よりの注入ノズル20の径は、インク出口64の流路の径と同じか僅かに細い径とされ、段差29でインク出口64の径より太い径とされている。そのために、注入ノズル20はインク出口64に嵌合し、かつ、インク出口64の開口側で注入ノズル20の段差29により蓋をされることになる。したがって、インクの再充填中にインクがインク出口64から漏れることが防止される。
また、ストッパー30が注入ノズル20の周囲の壁部34を有しているので、ストッパー30は注入ノズル20の周囲で均等に外壁62と当接する。したがって、注入ノズル20をインク出口64から挿入した状態で、インク補充キット100とインクカートリッジ60とが互いに傾くことが防止され、安定した状態でインクを再充填することができる。
インクの再充填は、典型的には、インクボトル90を押圧しインクをインクカートリッジ60内に注入し、ある程度注入した後に、インクボトル90の押圧を止め、インクボトル90の弾性により元の形状に復元することで、インクカートリッジ60内の空気をインクボトル90内に吸い出す。この作業を繰り返すことにより、所定量のインクをインクカートリッジ60内に再充填する。
インクの再充填が終了したならば、注入ノズル20をインク出口64に挿入したままで、インクカートリッジ60とインク補充キット100とを上下逆に覆す。そして、注入ノズル20をインク出口64から抜き出し、インク補充キット100をインクカートリッジ60から取り外す。その際に、操作の仕方によっては、インク出口64から1滴あるいは数滴のインクが垂れることがある。垂れたインクは、ノズル構造体10に落下し、ストッパー30と注入ノズル20とにより形成された貯留部56に流れる。よって、垂れたインクが、周囲に飛び散ったり、周辺に流れたりすることが防止され、インクによる汚れを防ぐとができる。
次に図4を参照して、ストッパーの変形例を説明する。図4は、壁部34(図1参照)の代わりに細い棒134を有するストッパー130を備えたノズル構造体110を説明する図で、(a)は正面図、(b)は断面図である。ノズル構造体110は棒134を3本有しているが、1本の棒134は注入ノズル20に隠れて図4では見えない。ノズル構造体110では、ストッパー130は、低い壁部136で注入ノズル20と接続し、壁部136から注入ノズル20と並行して配置される棒134を有する。棒134の先端132は、注入ノズル20の先端22から所定長さHだけ根元26寄りに位置する。
ストッパー130において、棒134の先端132がインクカートリッジ60(図3参照)の外壁62(図3参照)に当接することにより、注入ノズル20のインクカートリッジ60への挿入長さを制限でき、また、ノズル構造体110とインクカートリッジ60との位置関係を安定させることができる。ここで、棒134は、少なくとも3本は備えるのが好ましい。少なくとも3本の棒134を有すると、ストッパー130がインクカートリッジ60(図3参照)の外壁62(図3参照)に当接したときに、ノズル構造体110とインクカートリッジ60とが互いに傾くことが防止され、安定した状態で注入ノズル20をインクカートリッジに挿入し、インクを再充填することができる。なお、棒134は注入ノズル20を中心とした円上で中心角を等しく配置されるのが好ましい。
また、ストッパー130は、低い壁部136を有し、注入ノズル20と接続しているが、壁部136を有さなくてもよい。この場合には、注入ノズル20の根元26が広がり、嵌合部40と接続し、根元26の部分に棒134を立設することになる。しかし、壁部136を有することにより、注入ノズル20と接続する部分に貯留部156が形成される。そのため、インクの再充填が終了した後に、注入ノズル20をインク出口64(図3参照)から抜き出したときに、インクが垂れても、垂れたインクを貯留部156に留め、周囲の汚染を防止することができる。
棒134の断面形状は任意でよく、壁部136に沿った円弧状であってもよい。また、棒134の断面積は一様である必要はなく、例えば先端132に近づくにつれ、細くなる形状としてもよい。ストッパー130が、壁部34(図1参照)に代わり棒134を有することにより、ノズル構造体110を軽量化し、また原材料を節約することができる。
次に、図5を参照して、注入ノズル20の先端22の形状の変形例を説明する。図5は注入ノズル120、220、320の先端122、222、322の形状を説明する部分図である。(a)は、先端122がサイン波形状(波形)の注入ノズル120を示し、(b)は、先端222が三角波(波形)の注入ノズル220を示し、(c)は、先端322が傾斜した注入ノズル320を示す。ここで、サイン波形状も三角波形状も波形の一種であり、サイン波形、三角波形とは、先端122、222を展開したときの形状に基づく。なお、波形というときには、波長や振幅が一様でない波形をも含む。
図5に示すように、注入ノズル120、220、320の先端122、222、322を波形あるいは斜めに形成することにより、切欠き24(図3参照)を形成しなくても、弁体80(図3参照)に当接したときに、インクの流路を確保することができる。波形に形成すると、インクが注入ノズル120、220の先端122、222が弁体80(図3参照)に注入ノズル20の周囲で均等に当接し、かつ、インクが先端122、222から周方向に均等に流れるので、好ましい。また、斜めに形成すると、インクの流路を広く大きく確保できインクが流れ易く、かつ、加工が容易なので、好ましい。
10、110 ノズル構造体
20、120、220、320 注入ノズル
22、122、222、322 (注入ノズルの)先端(一端)
24 切欠き
26 (注入ノズルの)根元(他の部分)
28 張出部
29 段差
30、130 ストッパー
32、132 (ストッパーの)先端
34 壁部
40 嵌合部
42 (嵌合部の)端部
44 雌ねじ
50 インクの流路
54 嵌合部の内部(インクの流路)
56、156 貯留部
60 インクカートリッジ
62 外壁
64 インク出口
70 開閉弁
72 側壁
74 弁体押え
76 弁座
78 基部
80 弁体
82 スペーサ
86 弁体が収容される空間
134 棒
136 壁部
H 所定の長さ
20、120、220、320 注入ノズル
22、122、222、322 (注入ノズルの)先端(一端)
24 切欠き
26 (注入ノズルの)根元(他の部分)
28 張出部
29 段差
30、130 ストッパー
32、132 (ストッパーの)先端
34 壁部
40 嵌合部
42 (嵌合部の)端部
44 雌ねじ
50 インクの流路
54 嵌合部の内部(インクの流路)
56、156 貯留部
60 インクカートリッジ
62 外壁
64 インク出口
70 開閉弁
72 側壁
74 弁体押え
76 弁座
78 基部
80 弁体
82 スペーサ
86 弁体が収容される空間
134 棒
136 壁部
H 所定の長さ
Claims (18)
- 開閉弁が配置されたインクカートリッジのインク出口に連接して、インクカートリッジにインクを再充填するためのノズル構造体であって、
一端が前記インク出口に挿入され、前記開閉弁の弁体を移動させて該開閉弁を開く筒状の注入ノズルと;
前記インクカートリッジの外壁に当接することにより、前記注入ノズルの前記インク出口への挿入長さを制限するストッパーであって、前記一端とは別の前記注入ノズルの部分に接続されるストッパーとを備える;
ノズル構造体。 - 前記ストッパーは、前記注入ノズルを囲みインクを貯留する貯留部を形成する;
請求項1に記載のノズル構造体。 - 前記開閉弁は、前記弁体と、前記弁体を収納し、インクが流れる流路を形成する側壁と、前記弁体が当接する弁座とを有し;
前記側壁は、前記弁体を支持し、前記弁体の移動方向に伸縮する弾性を有し;
前記弁体が、前記弁座に当接してインクの流れを封止する位置と、前記弁座から離間することによりインクの流れを開放する位置とに移動可能であり;
前記弁体は、前記流れを封止する位置から前記流れを開放する位置に前記一端により押される;
請求項1または請求項2に記載のノズル構造体。 - 前記ストッパーが前記インクカートリッジに当接する端部は、前記注入ノズルの前記一端より所定の長さだけ前記注入ノズルの部分寄りに形成される;
請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のノズル構造体。 - 前記ストッパーは、前記注入ノズルの部分の周囲で前記注入ノズルと同方向に延在し、周方向に連続する壁部を有する;
請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のノズル構造体。 - 前記注入ノズルと前記壁部とが、同心に配置される;
請求項5に記載のノズル構造体。 - 前記壁部が前記インクカートリッジに当接する;
請求項5または請求項6に記載のノズル構造体。 - 前記ストッパーは、前記インクカートリッジの外壁に少なくとも3点で当接する;
請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のノズル構造体。 - 前記注入ノズルと、前記ストッパーとが一体に形成される;
請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載のノズル構造体。 - 前記注入ノズルが、前記一端側より前記注入ノズルの部分側で太く形成される;
請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載のノズル構造体。 - 前記注入ノズルが、前記ストッパーの端部に相当する位置で段差を有し、前記インク出口より太く形成される;
請求項10に記載のノズル構造体。 - 前記注入ノズルの前記一端に、前記弁体と当接したときにインクを流す逃げが形成されている;
請求項1ないし請求項11のいずれか1項に記載のノズル構造体。 - 前記逃げは、前記一端に形成された切欠きである;
請求項12に記載のノズル構造体。 - 前記逃げは、前記一端の端面を波形とすることで形成される;
請求項12に記載のノズル構造体。 - 前記逃げは、前記一端の端面を前記注入ノズルの軸方向に対し斜めとすることにより形成される;
請求項12に記載のノズル構造体。 - 前記ストッパーの前記注入ノズルと接続する部分から、前記注入ノズルと反対側に延在し、前記インクを収容する容器の開口部と嵌合する嵌合部を更に備える;
請求項1ないし請求項15のいずれか1項に記載のノズル構造体。 - 請求項16に記載のノズル構造体と;
前記嵌合部と嵌合する開口部を有する容器とを備える;
インク補充キット。 - 前記嵌合部と前記開口部とがねじ締めにより嵌合される;
請求項17に記載のインク補充キット。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006008534U JP3128237U (ja) | 2006-10-20 | 2006-10-20 | ノズル構造体およびインク補充キット |
CNU200720177874XU CN201143793Y (zh) | 2006-10-20 | 2007-10-16 | 喷嘴构件及墨水补充套件 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006008534U JP3128237U (ja) | 2006-10-20 | 2006-10-20 | ノズル構造体およびインク補充キット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3128237U true JP3128237U (ja) | 2006-12-28 |
Family
ID=40080661
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006008534U Expired - Lifetime JP3128237U (ja) | 2006-10-20 | 2006-10-20 | ノズル構造体およびインク補充キット |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3128237U (ja) |
CN (1) | CN201143793Y (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014132640A1 (ja) * | 2013-03-01 | 2014-09-04 | セイコーエプソン株式会社 | インクタンクユニット、インクジェットプリンター、インクタンク |
JP2015020347A (ja) * | 2013-07-19 | 2015-02-02 | セイコーエプソン株式会社 | インクタンクユニット、インクジェットプリンター、インクタンク |
JP2015178280A (ja) * | 2015-06-11 | 2015-10-08 | セイコーエプソン株式会社 | 液体補充容器 |
US9592675B2 (en) | 2010-11-16 | 2017-03-14 | Seiko Epson Corporation | Liquid fill container |
JP2017074695A (ja) * | 2015-10-14 | 2017-04-20 | セイコーエプソン株式会社 | インク収容容器およびインク注出システム |
CN113459674A (zh) * | 2020-03-31 | 2021-10-01 | 佳能株式会社 | 液体补充容器和液体补充结构 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9421781B2 (en) * | 2012-10-15 | 2016-08-23 | Seiko Epson Corporation | Recording apparatus |
US10875314B2 (en) | 2015-10-08 | 2020-12-29 | Sicpa Holding Sa | Secure refill system |
JP6724564B2 (ja) * | 2016-05-31 | 2020-07-15 | セイコーエプソン株式会社 | ボトルセット |
US10350901B2 (en) * | 2016-06-10 | 2019-07-16 | Seiko Epson Corporation | Ink bottle |
CN107487083B (zh) * | 2016-06-10 | 2020-09-22 | 精工爱普生株式会社 | 墨水补充容器 |
-
2006
- 2006-10-20 JP JP2006008534U patent/JP3128237U/ja not_active Expired - Lifetime
-
2007
- 2007-10-16 CN CNU200720177874XU patent/CN201143793Y/zh not_active Expired - Lifetime
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9592675B2 (en) | 2010-11-16 | 2017-03-14 | Seiko Epson Corporation | Liquid fill container |
WO2014132640A1 (ja) * | 2013-03-01 | 2014-09-04 | セイコーエプソン株式会社 | インクタンクユニット、インクジェットプリンター、インクタンク |
JP2015020347A (ja) * | 2013-07-19 | 2015-02-02 | セイコーエプソン株式会社 | インクタンクユニット、インクジェットプリンター、インクタンク |
JP2015178280A (ja) * | 2015-06-11 | 2015-10-08 | セイコーエプソン株式会社 | 液体補充容器 |
JP2017074695A (ja) * | 2015-10-14 | 2017-04-20 | セイコーエプソン株式会社 | インク収容容器およびインク注出システム |
CN113459674A (zh) * | 2020-03-31 | 2021-10-01 | 佳能株式会社 | 液体补充容器和液体补充结构 |
US11701888B2 (en) | 2020-03-31 | 2023-07-18 | Canon Kabushiki Kaisha | Container for liquid replenishment and liquid replenishment structure |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN201143793Y (zh) | 2008-11-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3128237U (ja) | ノズル構造体およびインク補充キット | |
US7887246B2 (en) | Liquid supply device | |
WO2012066757A1 (ja) | 液体注入容器 | |
JPH07195703A (ja) | インク再充填器及びインク再充填方法 | |
US20130004231A1 (en) | Applicator | |
JP7282571B2 (ja) | 液体収容ボトル | |
JP4662527B2 (ja) | 滴下式インク補給器及びインク補給方法と補給キット | |
JP3128334U (ja) | インク補充キット | |
US20100252143A1 (en) | Filling structure of a painting device | |
JP2012214049A (ja) | 筆記具 | |
JP5142015B2 (ja) | 容器装置およびキャップ保持体 | |
JP5719429B2 (ja) | インクカートリッジ充填装置および当該装置を用いたインクカートリッジ充填方法 | |
JP5806051B2 (ja) | 注出キャップ | |
JP7108287B2 (ja) | 水筆ペン | |
JP2013256032A (ja) | 反転式印判 | |
JPH1142447A (ja) | 定量噴射兼連続噴射弁構造体 | |
JPH09132294A (ja) | カートリッジの注入孔開口装置 | |
KR200184648Y1 (ko) | 프린터 카트리지용 잉크 주입장치 | |
JP2005520709A (ja) | インクカートリッジのインクリフィル装置 | |
JPH0650886U (ja) | 直液式筆記具 | |
JP5492580B2 (ja) | レフィール容器 | |
JPH07101071A (ja) | インクジェット装置用インクカートリッジへのインク注入装置 | |
CN211617053U (zh) | 一种墨水补充容器 | |
JP2002308310A (ja) | 容器の中栓 | |
JP2024092148A (ja) | インク補給容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091206 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121206 Year of fee payment: 6 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees | ||
EXPY | Cancellation because of completion of term |