JP2007044225A - 遊技機構成情報取得方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 遊技機の製造工程において、回路基板に搭載された記録媒体の識別情報を、回路基板のコネクタを介して取得する際に、コネクタの破損を抑制できる遊技機構成情報取得方法を提供する。
【解決手段】 遊技機管理装置が、遊技機の遊技結果に影響を及ぼすプログラムを記録した記録媒体を回路基板に組み付けた際に、記録媒体から読み取った記録媒体識別情報と、回路基板に付随するタグから読み取った回路基板識別情報とを取得して記憶部に記録する手順と、記録媒体が搭載された回路基板を遊技機に組み付けた後で、前記のタグから読み取った回路基板識別情報を再び取得すると、この回路基板識別情報に対応する記録媒体識別情報を記憶部から検索して、当該遊技機の遊技機識別情報と対応付けて、回路基板識別情報および記録媒体識別情報を対応付けて記憶部に記録する手順とを含んで実行する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、遊技機の製造工程において、遊技機の遊技結果に影響を及ぼすプログラムが記録された記録媒体の識別情報および、この記録媒体を搭載する回路基板の識別情報を、遊技機の識別情報に対応させて取得する遊技機構成情報取得方法に関する。
パチンコ遊技機や回胴式遊技機(スロットマシン)等の遊技機には、各種制御基板や電源ユニット等の複数のユニットが組み込まれて構成されているが、従来、このような遊技機の製品出荷後のユニットの流通経路を把握するため、遊技機の製造工程において各ユニットの識別番号を記録したID(Identification)タグ等を各ユニットに取り付け、製品出荷後にそのコードを用いて、個々のユニットを特定するという提案がなされている(例えば、特許文献1参照)。
また、遊技機業界では不正防止の観点から、風営法施行規則の2004年改正に伴い、遊技機製造業者への管理義務が強化されるため、遊技機の確率制御を司るプログラムが記録された記録媒体であるROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)を内蔵したCPU(Central Processing Unit)(以下、便宜上、単にCPUと呼ぶ)や、このCPUを搭載した回路基板である主基板の流通管理を厳格に行なう必要があり、遊技機の製造段階におけるCPUおよび主基板の管理を厳密に行なうことが非常に重要となっている。
ところで、遊技機のCPUは、内部のROMにそのCPUに固有な識別情報であるCPU識別情報を記録しており、このCPU識別情報によりCPUの管理が行なわれている。このCPU識別情報は、主基板にCPUが搭載された状態で、主基板のコネクタから専用の治具を用いて読み取られる。
また、製造者が管理する製造工場において組み立てられ、所定の検査に合格した遊技機には検査済みであることを示す証紙が、所定の位置に貼付され、この証紙に記載された証紙番号が、以降の当該遊技機の固体識別番号として用いられる。すなわち、遊技機に貼付される証紙は、遊技機の検査合格証を兼ねているため、遊技機が完成した後に発行されることになる。
特開2004−30008号公報(段落0013−0027,図1)
遊技機の管理に、特許文献1に記載の製品情報管理システムのようなシステムを適用するためには、遊技機の固体識別番号と、CPUに記録されたCPU識別情報や各ユニットの識別番号を対応付けて記録する必要がある。
そのため、従来は、遊技機が完成して証紙番号が発行された後で、CPU識別情報や、各ユニットの識別番号等を読み取って対応付けを行なっていた。
しかしながら、前述のように、CPU識別情報は、遊技機に取り付けられた状態の主基板のコネクタから読み取ることになり、取り扱い性が悪いため、CPU識別番号を読み取るためのコネクタを破損する可能性があるとともに、遊技機への組み付けが終了してからCPUの故障が判明することがあり、製造工程が煩雑になるという問題点があった。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたのであり、遊技機の製造工程において、回路基板に搭載された記録媒体の識別情報を、回路基板のコネクタを介して取得する際に、コネクタの破損を抑制でき、併せて製造工程の煩雑化を抑制できる遊技機構成情報取得方法を提供することを目的とする。
前述した課題を解決するためなされた本発明に係る、遊技機構成情報取得方法は、遊技機管理装置が、遊技機の遊技結果に影響を及ぼすプログラムを記録した記録媒体を、回路基板に組み付けた際に、記録媒体から記録媒体用読取装置が読み取った記録媒体識別情報と、回路基板に付随するタグからタグ用読取装置が読み取った回路基板識別情報とを取得して記憶部に記録する手順と、記録媒体が組み付けられた回路基板を遊技機に組み付けた後で、回路基板に付随するタグからタグ用読取装置が読み取った回路基板識別情報を再び取得すると、取得した回路基板識別情報に対応する録媒体識別情報を記憶部から検索して、当該遊技機の遊技機識別情報と対応付けて、取得した回路基板識別情報および検索した録媒体識別情報を対応付けて記憶部に記録する手順とを含んで実行することを特徴としている。
この遊技機構成情報取得方法によると、回路基板を遊技機に組み付ける前に、記録媒体に記録された記録媒体識別情報を読み取って、その後、遊技機識別情報と対応付けて遊技機管理装置に記録することができる。
本発明の他の形態については後述する実施形態の中で詳しく説明する。
本発明によれば、主基板ユニットの組み立て時に、CPU識別情報と主基板ユニットを識別する情報を対応付けて格納しておくことができ、これにより、遊技機の組み立てが完了してからCPU識別情報を取得する必要がないため、主基板上に構成されるCPU識別情報を取得するためのコネクタの破損を抑制することができる。併せて、遊技機の組み立て前に記録媒体を検査することができるため、記録媒体の組み換えが容易となり、製造工程の煩雑化を抑制することができる。
以下、添付した図面を参照しつつ、本発明の好適な実施形態に係る遊技機構成情報取得方法について説明する。
本実施形態の遊技機構成情報取得方法では、遊技機の製造段階において、遊技機の確率制御を司るプログラムおよびこのCPUに固有な識別情報であるCPU識別情報(特許請求の範囲の記録媒体識別情報に相当)が記録されたROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)等の記録媒体が内蔵されたCPU(以下、便宜上、以下、単にCPUと呼ぶ)を、このCPUが搭載される回路基板である主基板を内包する主基板ユニットに組み込む際に、CPU識別情報と、主基板ユニットに貼付されたIDタグに記録されたタグID(特許請求の範囲の回路基板識別情報に相当)とを対応付けて記録し、この主基板ユニットを遊技機に組み付けた後で、遊技機に固有な遊技機識別情報と、CPU識別情報および前述のタグIDを対応付けて記録する。
なお、本実施形態では、風営法等の法規制により仕様に規制のあるパチンコ遊技機を例示するが、本発明に係る遊技機の例としては、この他に、一般にスロットマシン(パチスロ)と呼ばれる回胴式遊技機や、アーケード用のゲーム機等、制御装置(主基板)により制御され、遊技機を介して遊技者と営業者との間に、利害関係をともなうものを指している。
(パチンコ遊技機の構成)
以下、本実施形態では、遊技機として、パチンコ遊技機を例にして説明する。そのため、次に、パチンコ遊技機の構成について詳細に説明する。
図1は、本実施形態における管理対象の遊技機の一例であるパチンコ遊技機の前面側における基本的な構造を示す正面図である。図1に示したパチンコ遊技機10は、主に遊技機枠と遊技盤4とから構成される。
パチンコ遊技機10の遊技機枠は、外枠1、前枠2、ガラス扉3、上受け皿5、下受け皿6および発射装置ハンドル7を含んで構成される。外枠1は、開口部分を有する方形状の枠体であり、ホール等のパチンコ遊技機10を設置すべき位置にて固定される。前枠2は、外枠1の開口部分に整合する枠体であり、外枠1へ開閉可能に取り付けられる。
ガラス扉3は、前枠2へ開閉可能に取り付けられる。このガラス扉3の右下部の内側には、製造工程において、このパチンコ遊技機10が製品検査に合格した場合に発行される証紙が貼付される証紙貼付位置21が設けられ、証紙貼付位置21のさらに下部には、このパチンコ遊技機10の筐体を識別するタグIDが記録されたIDタグ20が貼付されている。
また、後述する賞球タンク14(図2参照)に貯留され払出ユニット13から払い出された賞球は、所定の流路を経由して上受け皿5または下受け皿6に供給される。上受け皿5は、遊技球の貯留、発射レール(不図示)への遊技球の送り出し、下受け皿6への遊技球の抜き取り等の機構を有する。下受け皿6は、遊技球の貯留、抜き取り等の機構を有する。遊技者が発射装置ハンドル7を回動させると遊技球が発射される。
パチンコ遊技機10の遊技盤4には、遊技部品として図柄表示装置8、第1種始動入賞口(以下、「始動口」という)9、大入賞口19等が設けられる。図柄表示装置8は、例えば、その画面に第1種特別図柄と呼ばれる図柄(以下、「特別図柄」という)と、特別図柄に連動する装飾図柄を変動させながら表示する。ここで、特別図柄は、始動口9への遊技球の落入を契機として行われる抽選の結果に応じて大当たりを発生させるか否かを示すための図柄であり、装飾図柄は、抽選の結果を視覚的に演出するための図柄である。図柄表示装置8は、例えば液晶ディスプレイで構成される。大入賞口19は、特別図柄が特定の態様にて停止したときに「大当たり」として開放状態となる横長方形状の入賞口である。
次に、図2は、パチンコ遊技機10の背面側における基本的な構造を示す背面図である。図2を参照して、パチンコ遊技機10の背面側における基本的な構造を説明する(適宜、図1参照)。
主基板ユニット11は、パチンコ遊技機10の全体動作を制御する主基板を内包したユニットであり、この主基板は、特に始動口9へ入賞したときの抽選等、遊技動作全般を処理する。液晶ユニット12は、主基板ユニット11による抽選結果に応じて表示内容を変動させて図柄表示装置8に図柄を表示する。払出ユニット13は、各入賞口への入賞に応じて賞球タンク14から供給される遊技球を上受け皿5へ払い出す。払出制御基板ユニット15は、払出ユニット13による払出動作を制御する払出制御基板を内包している。発射装置16は、上受け皿5の貯留球を、発射装置ハンドル7の操作量に応じた強さで、遊技領域へ1球ずつ発射する。発射制御基板ユニット17は、発射装置16の発射動作を制御する発射制御基板を内包している。電源ユニット18は、パチンコ遊技機10の各部へ電力を供給する。
なお、図2に示した、パチンコ遊技機10を構成する各ユニットには、それぞれ固有なタグIDを記憶したIDタグ20が貼付されている。また、外枠1の右下部および主基板ユニット11の中央部分には、製造工程において、このパチンコ遊技機10が製品検査に合格した場合に発行される証紙が貼付される証紙貼付位置21が設けられ、前述のガラス扉3の右下部の内側に設けられた証紙貼付位置21(図1参照)と合わせて、製品検査に合格すると、3箇所に検査合格を示す証紙が貼付される。
これらの証紙には、パチンコ遊技機10ごとの識別番号となる証紙番号(特許請求の範囲の遊技機識別情報に相当)が3枚同一に記載されており、製造工程を経てホール等に出荷されるパチンコ遊技機10は、以後、この証紙番号を用いて識別することができる。
(主基板ユニットの構成)
次に、パチンコ遊技機10の確率制御を司るプログラムおよびCPU識別情報が記録された記録媒体を内蔵したCPUを搭載した主基板ユニット11の構成について詳しく説明する。ここで、図3は、主基板ユニット11の構成を示す分解斜視図である。図3に示した主基板ユニット11は、CPU160が搭載された主基板150と、パチンコ遊技機10の背面側に固定され、主基板150を収納するベース部119と、ベース部119を覆うカバー部120とから主に構成される。
CPU160が搭載される回路基板である主基板150は、例えば、ガラスエポキシ系樹脂に配線がプリントされたプリント基板をベース体として、前述のCPU160を始めとするI/O用、ドライバ用等のIC(Integrated Circuit)や抵抗(不図示)、コネクタ152などの各種電子部品が実装され、このコネクタ152を介してパチンコ遊技機10の電気装置と配線接続することにより、この電気装置を適宜制御可能となっている。さらに主基板150にはCPU160固有のコードや、CPU160に内蔵されたROMに記憶されたプログラム、チェックサム等を読み出し可能なチェック用接続端子151、主基板150を識別するためのタグIDが記憶されたIDタグ20が設けられている。なお、前述のように、ここでいうタグIDは、特許請求の範囲の回路基板識別情報に相当している。
ベース部119およびカバー部120は、透明または半透明な樹脂板により形成され、全体として内部に収納された主基板150が、外部から判別可能なように形成されている。ベース部119には、図示しないネジ等によりパチンコ遊技機10の背面側に固定され(図2参照)、主基板150を収納するために、周囲を枠状に形成した主基板収納部121と、左側面および下部側面から張り出したそれぞれ4つのベース側固定部123と、上部側面に設けられた2箇所の係止穴125とが形成されている。また、カバー部120には、左側面および下部側面から張り出したそれぞれ4つのカバー側固定部122と、上部面の端部から円弧状に突出した2箇所の係止片124とが形成されている。
カバー部120の係止片124がベース部119の係止穴125を貫通して係合することで、ベース部119およびカバー部120の上端部分が係止される。
また、カバー側固定部122は、内径が、図示しない止めネジの頭部の直径よりも小さい円筒形状であり、この止めネジを、カバー側固定部122を貫通させてベース側固定部123にねじ込むことで、カバー側固定部122とベース側固定部123とは固着される。さらに、製造工程において、この主基板ユニット11を搭載するパチンコ遊技機10が製品検査に合格した場合に発行される証紙が貼付される証紙貼付位置21が設けられ、その左下部には、固有のタグIDを記録したIDタグ20が貼付されている。
カバー側固定部122を貫通してベース側固定部123にねじ込まれる止めネジは、止めネジを締める方向である時計周り方向の一方向にのみトルクがかかるように頭部が形成されたワンウェイネジであり、これにより、一度、カバー側固定部122とベース側固定部123とを固着すると、止めネジを緩めることはできなくなる。また、主基板ユニット11において、カバー側固定部122とベース側固定部123とを固着する際には、すべてで8箇所ある固定部(122、123)のうち、左側の1箇所および下側の1箇所を止めネジを用いて固着する。したがって、主基板ユニット11から主基板150を取り外すためには、2組の固定部(122,123)を破断する必要がある。これにより、主基板ユニット11の開封を目視にて確認することができ、主基板150やCPU160のすり替えによる不正を防止することができる。
以上のように構成された主基板ユニット11は、CPU160を取り付けた主基板150を、ベース部119の主基板収納部121に固定して、係止穴125に係止片124を係合させ、左側面および下部側面の1箇所ずつカバー側固定部122を貫通させて止めネジをベース側固定部123にねじ込むことで組み立てられる。
このような前提にあって、パチンコ遊技機10では、この製造や回収を効率よく行なうために、各部を適宜ユニット化して組み立て、管理等が行なわれるようになっている。
具体的には、図4に示すように、1台のパチンコ遊技機10を、遊技機本体100X、枠ユニットとしてユニット100A、遊技盤ユニットとしてユニット100B、主基板ユニット11としてユニット100Cのように、区分して管理する。そして、遊技機本体100X、ユニット100A、100B、100C(以下、ユニット100として総称する)のそれぞれには、IDタグ20x,20a,20b,20c(以下、IDタグ20として総称する)が貼付されている。ここで、IDタグ20は、例えばIDタグ20の製造時に固有のタグIDが記録され、アンテナが内蔵された非接触ICチップであり、非書換型のものが望ましい。また、タグIDの類推を防ぐために、各IDタグ20に記録されるタグIDとユニット100との間には相関がないことが望ましい。このようなIDタグ20を用いることで、データの単一性、システムの信頼性が向上し、情報の改ざんを防止することもできる。また、書換不可能なIDタグ20を用いることで、IDタグ20の書き換えによる不正なユニット100の正規化や、これを予防する措置を講ずることなくセキュリティ性を高めることができる。
(遊技機の製造工程の概要)
次に、パチンコ遊技機10の製造工程における概略的な流れについて、製造工程の説明図である図5を参照しつつ説明する(適宜、図1ないし図4参照)。なお、以下で説明するパチンコ遊技機10の製造工程において、パチンコ遊技機10のユニット100の構成を示す遊技機構成情報の取得は、遊技機構成情報取得システムによりなされるが、この遊技機構成情報取得システムの詳細については後述する。
前述のように、パチンコ遊技機10は、複数のユニット化された部品(ユニット100)を組み合わせて構成されている。そのため、まず、主基板ユニット11およびその他のユニット100については、主基板製造工場Sおよびユニット工場(U1〜Un)において、それぞれユニット化までの製造を行い、CPU160については、部品としてCPU製造工場Cにおいて製造される(a)。
ここで、主基板ユニット11の場合、主基板製造工場Sにて、IC、抵抗、コンデンサ、コネクタ、CPUソケット等の電子部品を回路基板に実装して、半田付けが行なわれて主基板150が形成され、所定の検査の後、図3に示したように、ベース部119およびカバー部120からなるケーシング内に収容して仮止めする工程までが行なわれることで、主基板ユニット11として出荷される。
また、CPU160のROMには、CPU製造工場Cにおいて、パチンコ遊技機10の制御プログラムが書き込まれており、さらに、このROM内部には、制御プログラムの種類(パチンコ遊技機10の機種名)、書込日、書込装置の機種、書込担当者等の情報を記録しておくことも可能である。
そして、ユニット化されたユニット100、主基板ユニット11およびCPU160は、パチンコ遊技機10の製造業者が管理する製造工場Pに納入される(b)。なお、納入される主基板ユニット11以外の各ユニット100には、ユニット工場(U1〜Un)の管理者等により、予め固有のタグIDを記録したIDタグ20が貼付されており、ユニット工場(U1〜Un)の管理者は、納入したユニット100に関する情報と合わせて、当該ユニット100に貼付されたIDタグ20に記録されたタグIDの情報を製造工場Pの管理者等に受け渡しておく。これらの情報を取得した製造工場Pの管理者等は、後述する遊技機管理装置(図6参照)にこの情報を記録しておく。なお、このとき記録される情報の詳細等については後述する。
次に、製造工場Pに納入された(b)主基板ユニット11およびCPU160は、主基板ユニット組立工程(c)において、製造工場Pの作業者により、主基板150へのCPU160の実装がなされて、主基板ユニット11が完成する。これはCPU160については、厳格な管理が必要とされるため、輸送時等のリスクを回避するためのものである。また、主基板ユニット11が完成すると、主基板ユニット11の所定の位置には、製造工場Pの作業者によりIDタグ20が貼付される。このIDタグ20には、固有の識別情報であり、主基板識別情報となるタグIDが記録されており、このIDタグ20に記録されたタグIDと、CPU160に記録されたCPU識別番号とは、取りまとめられて主基板構成情報として、後述する遊技機管理装置に記録される。なお、主基板ユニット組立工程(c)の詳しい手順と、主基板構成情報の取得手順の詳細については後述する。
そして、主基板ユニット11およびユニット100は、組立工程(d)にてパチンコ遊技機10に組み立てられる。ここで、使用済みの中古のパチンコ遊技機10から回収された再使用可能なユニット100が、図示しない回収工場にて分別されて入荷されて(i)、リユース倉庫(j)に保管されている場合には、これを再利用(k)して、新規のパチンコ遊技機10の組み立てに供することもある。
次に、組立工程(d)で組み立てられたパチンコ遊技機10は、製品検査工程(e)において、所定の検査が実施され、この検査に合格すると、一旦、倉庫(f)に保管される。そして、遊技場からの出荷要請があると、パチンコ遊技機10は、製造工場Pから遊技場への出荷前に、再度、目視検査が実施され、パチンコ遊技機10ごとに検査合格証である証紙が発行され、この証紙が各パチンコ遊技機10の所定の証紙貼付位置21(図1,2参照)に貼付される証紙貼付工程(g)が行なわれる。
この証紙貼付工程(g)では、貼付される証紙に記載された当該パチンコ遊技機10に一意な番号である証紙番号をキー情報として、このパチンコ遊技機10を構成する各ユニット100に貼付されたIDタグ20に記録されたタグIDを読み取って、パチンコ遊技機10ごとに取りまとめられて、後述する遊技機管理装置に、遊技機構成情報として記録される。
そして、証紙貼付工程(g)において、証紙が貼付され、遊技機構成情報が記録されたパチンコ遊技機10は、その後、出荷要求に応じて運送業者等の手により、図示しない遊技場に出荷される(h)。
次に、製造工場Pから、運送業者等の手により、遊技場に出荷(h)されたパチンコ遊技機10は、設置担当者により設置作業が行われ、所定期間(3ヶ月〜12ヶ月)の遊技に供されて、回収工場に回収されて、所定の検査の後、再利用可能なユニット100については、リユース倉庫(j)に送られて、組立工程(d)に供される(k)。
なお、回収工場に回収されたパチンコ遊技機10に搭載されるCPU160については、製造者の管理のもと廃棄が義務付けられているため、別途分離されて製造工場Pにて廃棄される。
以上のような過程を経てパチンコ遊技機10が、製造工場Pで組み立てられて遊技場に出荷されるとともに、パチンコ遊技機10を構成するCPU160、主基板ユニット11およびその他のユニット100を識別する情報が取りまとめられて、遊技機管理装置に記録される。
(システム構成)
次に、前述したパチンコ遊技機10の製造工程において、パチンコ遊技機10を構成するユニット100を識別する情報を取りまとめて記録する遊技機構成情報取得システムについて、図6に示した本実施形態の遊技機構成情報取得システムの構成を示すブロック図を参照しつつ詳細に説明する(適宜、図1ないし図5参照)。
図6に示した遊技機構成情報取得システムは、パチンコ遊技機10の製造者である遊技機製造会社内に設置された遊技機管理装置200および管理者用端末210がLAN(Local Area Network)220を介して接続され、さらにLAN220と、製造工場Pの主基板ユニット組立工程(c)に設置される第1ローカルサーバ230および第2ローカルサーバ231と、製品検査工程(e)に設置される第3ローカルサーバ232とが通信ネットワーク網240を介して接続されて構成される。
(遊技機管理装置)
遊技機管理装置200は、遊技機製造業者である遊技機製造会社等に設置され、パチンコ遊技機10を構成するCPU160、主基板ユニット11および各ユニット100に関する情報を記録し、各パチンコ遊技機10を構成するユニット100等の組み合わせを示し、製造工程以降のパチンコ遊技機10の流通管理等で利用する遊技機構成情報を記録する装置である。
図6に示すように、遊技機管理装置200は、記憶装置201および処理装置202を具備し、CPUやメモリを含む一般的なコンピュータにより具現される。記憶装置201は、メモリ等であり、処理装置202はCPU等である。記憶装置201には、遊技機構成情報d1(図7参照)、CPU対応情報d2(図8参照)、主基板対応情報d3(図9参照)、主基板構成情報d4(図10参照)、ユニット対応情報d5(図11参照)および位置対応情報d6(図12参照)が記録されている。なお、遊技機構成情報d1、CPU対応情報d2、主基板対応情報d3、主基板構成情報d4、ユニット対応情報d5および位置対応情報d6のデータ構造については後述する。
(管理者用端末)
管理者用端末210は、パチンコ遊技機10や、パチンコ遊技機10を構成するユニット100のリサイクルを管理する担当者が、遊技機管理装置200からの情報活用等に使用する端末であり、メモリやマイクロプロセッサを搭載したパーソナルコンピュータ等により具現される。
(ローカルサーバ、IDタグ用読取装置、CPU用読取装置)
第1ローカルサーバ230および第3ローカルサーバ232には、IDタグ用読取装置250が接続され、第2ローカルサーバ231には、CPU用読取装置260が接続されている。第1ローカルサーバ230および第3ローカルサーバ232に接続されたIDタグ用読取装置250は、パチンコ遊技機10の各ユニット100に貼付されたIDタグ20との通信を行い、そのIDタグ20に予め記録されている固有IDであるタグIDを読み取るようになっている。また、IDタグ用読取装置250は、図示しない、IDタグ用読取装置250を駆動する電源部や、タイムスタンプを発行する時計手段、IDタグ用読取装置250に固有のリーダIDを記録した記憶部や、IDタグ20から読み取ったタグID等を、第1ローカルサーバ230または第3ローカルサーバ232に送信するデータ送信手段や、動作確認用の情報表示部等を含んで構成される。
このように構成されたIDタグ用読取装置250を用いることで、IDタグ20からタグIDを読み取って第1ローカルサーバ230または第3ローカルサーバ232に送信する際に、このIDタグ用読取装置250に固有のリーダIDおよび読み取った時間を示すタイムスタンプを合わせて送信することができる。
また、第2ローカルサーバ231に接続されたCPU用読取装置260は、主基板150にCPU160が搭載された状態で、主基板150のチェック用接続端子151(図3参照)にCPU用読取装置260を接続することで、主基板150を介して、CPU160の内部に記録されたCPU識別情報を読み取り可能に構成されている。また、CPU用読取装置260は、図示しない、CPU用読取装置260を駆動する電源部や、タイムスタンプを発行する時計手段、CPU用読取装置260に固有のリーダIDを記録した記憶部や、CPU160から読み取ったCPU識別情報等を、第2ローカルサーバ231に送信するデータ送信手段や、動作確認用の情報表示部等を含んで構成される。CPU160からCPU識別情報を読み取って、第2ローカルサーバ231に送信する際に、このCPU用読取装置260に固有のリーダIDおよび読み取った時間を示すタイムスタンプを合わせて送信することができる。なお、CPU用読取装置260は、特許請求の範囲の記録媒体用読取装置に相当している。
第1ローカルサーバ230および、これに接続されるIDタグ用読取装置250と、第2ローカルサーバ231および、これに接続されるCPU用読取装置260とは、製造工場Pの主基板ユニット組立工程(c)が実行される場所に設置され、第3ローカルサーバ232および、これに接続されるIDタグ用読取装置250は、製造工場Pの製品検査工程(e)が実行される場所に設置されている。
なお、本実施形態では、IDタグ用読取装置250およびCPU用読取装置260がタイムスタンプを送信することとしたが、IDタグ用読取装置250およびCPU用読取装置260が接続される第1ローカルサーバ230、第2ローカルサーバ231または第3ローカルサーバ232が、IDタグ用読取装置250またはCPU用読取装置260からタグIDまたはCPU識別情報を取得した時刻でタイムスタンプを送信する構成としてもよい。
(遊技機構成情報)
次に、遊技機管理装置200の記憶装置201に記録された遊技機構成情報d1について説明する。遊技機構成情報d1には、図7に示すように、1つのレコードを1台のパチンコ遊技機10に対応させて、パチンコ遊技機10の製品検査工程(e)における検査合格証である証紙に記載され、そのパチンコ遊技機10の識別番号である「証紙番号」の項目に対応付けて、主基板ユニット11に貼付されたIDタグ20に記録されたタグIDである「主基板」の項目と、そのパチンコ遊技機10を構成する主基板ユニット11および複数のユニット100に貼付されたIDタグ20に記録されたタグIDとが、ユニット100の種類ごとに記録されている。また、「CPU」の項目には、CPU160に固有なCPU識別情報が記録されている。図7に示した遊技機構成情報d1は、製造工場Pにおいて、パチンコ遊技機10に証紙を貼付する証紙貼付工程(d)で紐付けられて生成され、遊技機管理装置200に記録されたものである。
なお、「証紙番号」の項目は特許請求の範囲の遊技機識別情報に相当する。
(CPU対応情報)
次に、遊技機管理装置200の記憶装置201に記録されたCPU対応情報d2について説明する。CPU対応情報d2は、CPU製造工場Cの管理者により遊技機管理装置200に登録される情報であり、納入された各CPU160の仕様に関する情報や、製造に関する情報が記録されている。CPU対応情報d2には、図8に示すように、CPU160の内部に記録された「CPU識別情報」の項目に対応付けて、そのCPU160の「型式番号」の項目と、そのCPU160が製造された「工場名」の項目と、そのCPU160が製造された「製造年月日」の項目と、そのCPU160が製造工場Pに入荷した日付である「入荷日」の項目とを含んで構成されている。ここで「入荷日」の項目は、製造工場Pの担当者が、管理者用端末210から入力することや、主基板ユニット組立工程(c)において、CPU用読取装置260を用いて、CPU160の内部に記録されたCPU識別情報を読み取った日付を入力することもできる。
(主基板対応情報)
次に、遊技機管理装置200の記憶装置201に記録された主基板対応情報d3について説明する。主基板対応情報d3は、主基板製造工場Sの管理者により遊技機管理装置200に登録される情報であり、納入された各主基板ユニット11の仕様に関する情報や、製造に関する情報が記録されている。主基板対応情報d3は、図9に示すように、主基板ユニット11の「製造番号」の項目に対応付けて、主基板ユニット11に貼付されるIDタグ20に記録された「タグID」の項目と、その主基板ユニット11の「型式番号」の項目と、その主基板ユニット11が製造された「工場名」の項目と、その主基板ユニット11が製造された「製造年月日」の項目とを含んで構成される。
ここで「タグID」の項目は、主基板ユニット組立工程(c)において、IDタグ用読取装置250を用いて、主基板ユニット11に貼付されたIDタグ20に記録されたタグIDが記録されたものであり、この「タグID」を記録する手順は後述する。
(主基板構成情報)
次に、遊技機管理装置200の記憶装置201に記録された主基板構成情報d4について説明する。主基板構成情報d4は、主基板ユニット組立工程(c)において、主基板150にCPU160を組み込んだ際に、IDタグ用読取装置250が読み取った、主基板ユニット11に貼付されたIDタグ20に記録されたタグIDと、CPU用読取装置260が読み取った、CPU160の内部に記録されたCPU識別情報とを対応させて記録したものである。主基板構成情報d4は、図10に示すように、主基板ユニット11に貼付されたIDタグ20に記録された「タグID」の項目と、IDタグ用読取装置250の「リーダID(a)」の項目と、IDタグ用読取装置250が送信したタイムスタンプが記録された「読取日時(a)」の項目と、CPU160の内部に記録された「CPU識別番号」の項目と、CPU用読取装置260の「リーダID(b)」の項目と、CPU用読取装置260が送信したタイムスタンプが記録された「読取日時(b)」の項目とから構成される。
なお、主基板構成情報d4の生成手順については後述する。
(ユニット対応情報)
次に、遊技機管理装置200の記憶装置201に記録されたユニット対応情報d5について説明する。ユニット対応情報d5は、ユニット製造工場(U1〜Un)の管理者により遊技機管理装置200に登録される情報であり、納入された各CPU100の仕様に関する情報や、製造に関する情報が記録されている。ユニット対応情報d5は、図11に示すように、各ユニット100に貼付されたIDタグ20に記録された「タグID」の項目に対応付けて、そのユニット100の名称である「ユニット名」の項目と、そのユニット100が製造された「工場名」の項目と、そのユニット100の「製造年月日」の項目と、そのユニット100が、製造工場Pに入荷した日付である「入荷日」の項目とを含んで構成されている。ここで「入荷日」の項目は、製造工場Pの担当者が、管理者用端末210から入力することや、ユニット100の入荷時の検品場所に、図示しないIDタグ用読取装置を別途に設けて、各ユニット100に貼付されたIDタグ20を読み取り、このときのタイムスタンプの情報を「入荷日」として記録してもよい。
(位置対応情報)
次に、遊技機管理装置200の記憶装置201に記録された位置対応情報d6について説明する。図12に示すように、位置対応情報d6は、IDタグ用読取装置250またはCPU用読取装置260から送られる「リーダID」に対応させて、「位置ID」の項目と、この位置IDに対応する「工程名」の項目と、このリーダIDを有するIDタグ用読取装置250またはCPU用読取装置260が接続された第1ローカルサーバ230、第2ローカルサーバ231または第3ローカルサーバ232のアドレスである「接続情報」の項目とを記録して構成される。位置対応情報d6に記録された情報は、製造工場Pの管理者が予め、遊技機管理装置200に記録しておいたものである。なお、位置対応情報d6の「接続情報」の項目は、第1ローカルサーバ230、第2ローカルサーバ231または第3ローカルサーバ232のアドレス以外にも、管理者用端末210や、図示しないその他の端末のアドレスを記録しておくことも可能である。
(遊技機管理装置の処理)
次に、前述した遊技機構成情報取得システムにおける遊技機管理装置200の処理について、図5に示したパチンコ遊技機10の製造工程と対応させつつ説明する(適宜、図6ないし図12参照)。
はじめに、ユニット工場(U1〜Un)において組み立てられた各ユニット100は、パチンコ遊技機10の製造業者が管理する製造工場Pに納入される(b)。
ここで、製造工場Pに納入される各ユニット100には、ユニット工場(U1〜Un)の管理者等により、予め固有のタグIDを記録したIDタグ20が貼付されており、ユニット工場(U1〜Un)の管理者は、納入するユニット100に関する情報と合わせて、当該ユニット100に貼付されたIDタグ20に記録されたタグIDの情報を、製造工場Pの管理者等に受け渡しておく。これらの情報を取得した製造工場Pの管理者等は、遊技機管理装置200にユニット対応情報d5(図11参照)としてこれらの情報を記録しておく。
また、主基板製造工場Sで組み立てられた主基板ユニット11およびCPU製造工場Cで製造されたCPU160も、パチンコ遊技機10の製造業者が管理する製造工場Pに納入される(b)。
ここで、製造工場Pに納入されるCPU160には、各CPU160に固有な識別情報であるCPU識別情報が記録されており、CPU製造工場Cの管理者は、納入するCPU160に関する情報と合わせて、当該CPU160に記録されたCPU識別情報を、製造工場Pの管理者等に受け渡しておく。これらの情報を取得した製造工場Pの管理者等は、遊技機管理装置200にCPU対応情報d2(図8参照)としてこれらの情報を記録しておく。
さらに、製造工場Pに納入される主基板ユニット11は、前述のように、主基板150をベース部119およびカバー部120によりケーシングして(図3参照)、仮止めされた状態で納品され、主基板製造工場Sの管理者は、納入する主基板ユニット11に関する情報を、製造工場Pの管理者等に受け渡しておく。この情報を取得した製造工場Pの管理者等は、遊技機管理装置200に主基板対応情報d3(図9参照)としてこれらの情報を記録しておく。なお、この段階では主基板ユニット11にIDタグ20は貼付されていないため、図9に示した主基板対応情報d3のうち「タグID」の項目は記録されていない。
次に、製造工場Pに入荷したCPU160および主基板ユニット11は、主基板ユニット組立工程(c)において、主基板150にCPU160を組み付けて、主基板ユニット11を完成させる。
ここで、図13は、主基板ユニット組立工程(c)の詳細な手順を説明する図面である。図13に示した説明図を参照しつつ、主基板ユニット組立工程(c)について詳細に説明する。
はじめに、製造工場Pの作業者は、主基板製造工場Sから入荷した主基板ユニット11から、主基板150を取り出す(イ)。そして、取り出した主基板150にCPU160を装着し(ロ)、ふたたび、カバー部120およびベース部119によりケーシングを行って、止めネジによりケーシングを封止して、カバー部120の前面の所定位置に、固有な識別情報であるタグIDが記録されたIDタグ20を貼付することで、主基板ユニット11の本組立を行なう(ハ)。
そして、製造工場Pの作業者は、IDタグ用読取装置250を、貼付したIDタグ20にかざして、このIDタグに記録されたタグIDを読み取り、CPU用読取装置260をカバー部120の開口部から露出したチェック用接続端子151に接続してCPU160に記録されたCPU識別情報を読み取ることでそれぞれ取得し(ニ)、これらの識別情報を対応付けて主基板構成情報d4(図10参照)として遊技機管理装置200に記録する。
次に、前述の識別情報取得(ニ)の手順における遊技機管理装置200の動作について、図14に示した遊技機管理装置200の動作を説明するフローチャートを参照しつつ、詳しく説明する。
まず、完成した主基板ユニット11に貼付されたIDタグ20に記録されたタグIDを読み取るために、製造工場Pの作業者は、図6に示した第1ローカルサーバ230に接続されたIDタグ用読取装置250を、IDタグ20にかざす。この作業者の動作により、IDタグ用読取装置250は、主基板ユニット11に貼付されたIDタグ20に記録されたタグIDを読み取り、このIDタグ用読取装置250に固有なリーダIDと、タグIDを読み取った時刻であるタイムスタンプとを合わせて第1ローカルサーバ230に送信する。そして、IDタグ用読取装置250から、タグID、リーダIDおよびタイムスタンプを取得した第1ローカルサーバ230は、通信ネットワーク網240を介して遊技機管理装置200にこれらの情報を送信する。
そして、第1ローカルサーバ230から、タグID、リーダIDおよびタイムスタンプを取得した(ステップS101)遊技機管理装置200は、位置対応情報d6から、ステップS101で取得したリーダIDに対応する位置名および接続情報を抽出する(ステップS102)。そして、遊技機管理装置200は、主基板対応情報d3(図9参照)の一覧画面(不図示)を作成して、ステップS102で抽出した接続情報を用いて第1ローカルサーバ230に送信する(ステップS103)。
遊技機管理装置200から送信された主基板対応情報d3の一覧画面を取得した第1ローカルサーバ230は、この一覧画面を図示しないディスプレイ装置等に表示し、製造工場Pの作業者は、この一覧画面を見て、主基板対応情報d3の中から、タグIDを読み取った主基板ユニット11の製造番号と一致するレコードを選択する。製造工場Pの作業者が、主基板対応情報d3の特定のレコードを選択すると、第1ローカルサーバ230は、どのレコードが選択されたかを示す選択情報を遊技機管理装置200に送信する。
次に、選択情報を取得した遊技機管理装置200は、選択された主基板対応情報d3のレコードの「タグID」の項目に、ステップS101で取得したタグIDを記録する(ステップS104)。そして、主基板構成情報d4(図10参照)に、ステップS101で取得したタグIDをキー情報とするレコードを新規に作成して(ステップS105)、この作成したレコードの「リーダID(a)」および「読取日時(a)」の項目に、ステップS101で取得したリーダIDおよびタイムスタンプをそれぞれ記録する(ステップS106)。
次に、完成した主基板ユニット11に取り付けられたCPU160に記録されたCPU識別情報を読み取るために、製造工場Pの作業者は、図6に示した第2ローカルサーバ231に接続されたCPU用読取装置260を、完成した主基板ユニット11のカバー部120から露出したチェック用接続端子151に接続する。この作業者の動作により、CPU用読取装置260は、主基板150を介してCPU160の内部に記録されたCPU識別情報を読み取り、このCPU用読取装置260に固有なリーダIDと、CPU識別情報を読み取った時間であるタイムスタンプとを合わせて第2ローカルサーバ231に送信する。そして、CPU用読取装置260から、CPU識別情報、リーダIDおよびタイムスタンプを取得した第2ローカルサーバ231は、通信ネットワーク網240を介して遊技機管理装置200にこれらの情報を送信する。
そして、第2ローカルサーバ231から、CPU識別情報、リーダIDおよびタイムスタンプを取得した(ステップS107)遊技機管理装置200は、位置対応情報d6から、ステップS107で取得したリーダIDに対応する位置名および接続情報を抽出する(ステップS108)。そして、遊技機管理装置200は、CPU対応情報d2(図8参照)に、ステップS107で取得したCPU識別情報に対応するレコードがあるか否かを判定する(ステップS109)。
ここで、CPU対応情報d2に対応するレコードがある場合(ステップS109で'Yes'の場合)、ステップS105で作成され、対応するレコードの「CPU識別情報」、「リーダID(b)」および「読取日時(b)」の項目に、ステップS107で取得したCPU識別情報、リーダIDおよびタイムスタンプをそれぞれ記録する(ステップS110)。
一方、CPU対応情報d2に対応するレコードがない場合(ステップS109で'No'の場合)、ステップS108で抽出した接続情報を用いて、第2ローカルサーバ231に、CPU対応情報に対応するレコードがない旨の情報を送信して(ステップS111)、第2ローカルサーバ231は、受信したこの情報を、図示しないディスプレイ装置に表示する。
以上の手順により、主基板対応情報d3の「タグID」の項目が記録されるとともに、主基板構成情報d4が作成される。
図5に戻って、主基板ユニット組立工程(c)で完成した主基板ユニット11と、ユニット工場(U1〜Un)から入荷したユニット100と、リユース倉庫(j)に保管されたユニット100とは、組立工程(d)において、作業者によりパチンコ遊技機10に組み立てられ、製品検査工程(e)に送られて所定の検査が行なわれる。この製品検査工程(e)において検査に合格したパチンコ遊技機10は、遊技場からの出荷要請があるまで倉庫(f)で保管される。そして、遊技場からの出荷要請があると、出荷対象のパチンコ遊技機10は証紙貼付工程(g)に送られ、再度、目視検査が行なわれ、この目視検査に合格すると、検査合格証である証紙が発行され、作業者は、図1に示したガラス扉3の右下部の内側、図2に示した外枠の右下部および主基板ユニット11の中央部の証紙貼付位置21に、それぞれ発行された証紙を貼付する。この3枚の証紙には同一の証紙番号が記載されており、以後、このパチンコ遊技機10を流通過程において、この証紙番号が、パチンコ遊技機10を識別する識別番号として用いられる。
また、証紙貼付工程(g)において、製造工場Pの作業者は、製品検査工程(e)において、検査に合格して証紙番号が付されたパチンコ遊技機10を構成する主基板ユニット11およびその他のユニット100に貼付されたIDタグ20に、第3ローカルサーバ232に接続されたIDタグ用読取装置250をそれぞれかざすことで、パチンコ遊技機10を構成する主基板ユニット11およびその他のユニット100の識別情報であるタグIDを取りまとめて遊技機構成情報d1として遊技機管理装置200が記録する。
ここで、図15は、遊技機管理装置200が、遊技機構成情報d1を作成する手順を説明するフローチャートである。図15に示したフローチャートを参照しつつ、遊技機構成情報d1を作成する際の遊技機管理装置200の動作について説明する。
はじめに、製造工場Pの作業者は、第3ローカルサーバ232に、遊技機構成情報d1の作成対象となるパチンコ遊技機10の証紙に記載された証紙番号を入力し、第3ローカルサーバ232は、この証紙番号を通信ネットワーク網240を介して遊技機管理装置200に送信する。この証紙番号を取得した(ステップS201)遊技機管理装置200は、遊技機構成情報d1に、証紙番号をキー情報とするレコードを新規に作成する(ステップS202)。なお、パチンコ遊技機10を構成するユニット100の組み合わせは、予め遊技機管理装置200に登録されている。
次に、製造工場Pの作業者は、証紙番号を入力したパチンコ遊技機10の主基板ユニット11を含む任意のユニット100に貼付されたIDタグ20に、第3ローカルサーバ232に接続されたIDタグ用読取装置250をかざす。この作業者の動作により、IDタグ用読取装置250は、主基板ユニット11またはその他のユニット100に貼付されたIDタグ20に記録されたタグIDを読み取り、このIDタグ用読取装置250に固有なリーダIDと、タグIDを読み取った時間であるタイムスタンプとを合わせて第3ローカルサーバ232に送信する。そして、IDタグ用読取装置250から、タグID、リーダIDおよびタイムスタンプを取得した第3ローカルサーバ232は、通信ネットワーク網240を介して遊技機管理装置200にこれらの情報を送信する。
次に、第3ローカルサーバ232から、タグID、リーダIDおよびタイムスタンプを取得した(ステップS203)遊技機管理装置200は、位置対応情報d6から、ステップS203で取得したリーダIDに対応する位置名および接続情報を抽出する(ステップS204)。そして、遊技機管理装置200は、ユニット対応情報d5(図11参照)または主基板構成情報d4(図10参照)に、ステップS203で取得したタグIDに対応するユニット100があるか否かを判定する(ステップS205)。ここで、タグIDに対応するユニットがない場合は(ステップS205で'No'の場合)、ステップS204で抽出した接続情報を用いて、第3ローカルサーバ232に、対応するユニット100がない旨の情報を送信する(ステップS206)。この情報を受信した第3ローカルサーバ232は、図示しないディスプレイ装置にこの情報を表示して作業者に警告する。
一方、タグIDに対応するユニット100がある場合は(ステップS205で'Yes'の場合)、ユニット対応情報d5および主基板構成情報d4を参照して、このタグIDに対応するユニット100が主基板ユニット11であるか否かを判定する(ステップS207)。ここで、タグIDに対応するユニット100が、主基板ユニット11である場合(ステップS207で'Yes'の場合)、このタグIDに対応する主基板構成情報d4のレコードを抽出して(ステップS208)、抽出したレコードの「タグID」および「CPU識別情報」の項目を、遊技機構成情報d1のステップS202で作成したレコードの「主基板」および「CPU」の項目に記録する(ステップS209)。
一方、タグIDに対応するユニット100が、主基板ユニット11ではない場合(ステップS207で'No'の場合)、ユニット対応情報d5から当該タグIDに対応する「ユニット名」を抽出して、この「ユニット名」と一致する遊技機構成情報d1の項目に、タグIDを記録することで、遊技機構成情報d1の対応するユニット100の項目にタグIDを記録する(ステップS210)。
次に、遊技機管理装置200は、遊技機構成情報d1の当該レコードのすべての項目に、タグIDが記録されたか否かを判定して(ステップS211)、すべての項目にタグIDが記録されていない場合は(ステップS211で'No'の場合)、ステップS203に戻って、次のタグIDの取得を行なう。また、すべての項目にタグIDが記録されている場合は(ステップS211で'Yes'の場合)、そのまま処理を終了する。
以上の手順により、遊技機構成情報d1が生成されて、遊技機管理装置200に記録される。また、この手順において、遊技機構成情報d1に記録されるCPU識別情報は、予め遊技機管理装置200に記録された主基板構成情報d4に記録されたものを用いるため、主基板ユニット11がパチンコ遊技機10に組み込まれた状態で読み取りを行なう必要がないため、チェック用接続端子151に無理な力が加わることがなく、主基板150の破損を防止することができる。また、以上の手順で作成された遊技機構成情報d1により、各パチンコ遊技機10を構成するユニット100をそれぞれ特定することができ、パチンコ遊技機10の厳格な流通管理およびリサイクル管理に供することができる。
次に、証紙貼付工程(g)において証紙が貼付され、遊技機構成情報d1が作成されパチンコ遊技機10は、その後、出荷要求に応じて運送業者等の手により遊技場に出荷される(h)。
その後、遊技場に出荷されたパチンコ遊技機10は、設置担当者により設置作業が行われ、所定期間(3ヶ月〜12ヶ月)の遊技に供され、遊技場Hにおいて、当該パチンコ遊技機10の入れ替えが必要と判断された場合は、当該パチンコ遊技機10と入れ替えて新しいパチンコ遊技機10を設置する設置担当者等により撤去され、リサイクルを行なうために、運送業者等の手により、回収工場に搬送されることで回収される。
また、回収工場では、再利用可能なユニット100の選別が行なわれ、再利用可能と判断されたユニット100は、再び、製造工場Pに入荷して(i)、リユース倉庫(j)に保管されて、組立工程(d)に供される(k)。
以上、説明した本発明の実施形態に係る遊技機構成情報取得方法によると、パチンコ遊技機10の組み立て前に、CPUを識別するCPU識別情報と、主基板ユニットを識別するタグIDとを対応させて記録し、この記録された情報を用いて遊技機構成情報d1を作成することができ、出荷直前に決定される証紙番号に応じた証紙の貼り付け作業が行われる証紙貼付工程(g)時に、主基板150に搭載されたCPU160のCPU識別情報を読み取るチェック用接続端子151と、CPU用読取装置260とを接続することなく、主基板ユニット11に貼付されたIDタグ20に記録されたタグIDから、CPU識別情報を取得することができるので、チェック用接続端子151を破損させることによる出荷直前のトラブルを抑止することができる。
また、主基板ユニット組立工程(c)において、CPU識別情報を読み取ることで、CPU160の故障を主基板ユニット組立工程(c)において検査することが可能であり、主基板ユニット11が、パチンコ遊技機10に組み付けられた状態で、CPU160を検査する場合に比べて、CPU160の故障時の対応が容易となる。
また、本発明は前述した実施形態に限定されることなく、様々に変形して実施することが可能である。例えば、前述した遊技機構成情報取得システムを、遊技機の製造管理、流通管理またはリサイクル管理等を行なうシステムの一部として組み込むことも可能である。
また、本実施形態では、IDタグ20を、主基板ユニット11を含む各ユニット100に貼付する例を説明したが、二次元コード等のコードを各ユニット100に貼付して、IDタグ用読取装置250を、コードリーダに置き換えて実施することも可能である。
また、本実施形態では、遊技機の一例としてパチンコ遊技機10を説明したが、主基板ユニット11を用いて主基板150が取り付けられる遊技機は、パチンコ遊技機10に限られず、例えば回胴式遊技機等であってもよい。
さらに、前述した実施形態では、IDタグ用読取装置250またはCPU用読取装置260が送信したリーダIDに基づいて、位置対応情報d6に記録された接続情報を抽出し、この接続情報を用いて第2ローカルサーバ231または第3ローカルサーバ232にエラーを示す情報を送信する構成としたが、例えば、タグIDの送信元のアドレスに、エラーを示す情報を送信することや、エラーを示す情報を遊技機管理装置200に表示させることもできる。
したがって、本発明は前述した実施形態に限定されることなく特許請求の範囲に記載された技術的思想により定められる。
パチンコ遊技機の前面側における基本的な構造を示す正面図である。 パチンコ遊技機の背面側における基本的な構造を示す背面図である。 主基板ユニットの構成を示す分解斜視図である。 パチンコ遊技機の概略構成を示す図面である。 パチンコ遊技機の製造工程の概略例を示す説明図である。 遊技機構成情報取得システムの構成を示すブロック図である。 遊技機構成情報に含まれる情報の例を示す図面である。 CPU対応情報に含まれる情報の例を示す図面である。 主基板対応情報に含まれる情報の例を示す図面である。 主基板構成情報に含まれる情報の例を示す図面である。 ユニット対応情報に含まれる情報の例を示す図面である。 位置対応情報に含まれる情報の例を示す図面である。 主基板ユニット組立工程における手順を示す説明図である。 主基板ユニット組立工程における遊技機管理装置の処理手順を示すフローチャートである。 証紙貼付工程における遊技機管理装置の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 パチンコ遊技機
11 主基板ユニット
100 ユニット
150 主基板
151 チェック用接続端子
160 CPU
200 遊技機管理装置
240 通信ネットワーク網
250 IDタグ用読取装置
260 CPU用読取装置

Claims (3)

  1. 遊技機の遊技結果に影響を及ぼすプログラムおよび固有な識別情報である記録媒体識別情報を記録した記録媒体から、前記記録媒体識別情報を読み取る記録媒体用読取装置と、前記遊技機に組み込まれ、前記記録媒体を有する回路基板に付随するタグから、このタグに記録された固有の識別情報である回路基板識別情報を読み取るタグ用読取装置とが、前記遊技機を特定する遊技機識別情報に対応付けて、当該遊技機に搭載された前記回路基板の前記回路基板識別情報、および当該回路基板に搭載された前記記録媒体の前記記録媒体識別情報を少なくとも記録した記憶部を有する遊技機管理装置に接続されて構成される遊技機管理システムにおける遊技機構成情報取得方法であって、
    前記遊技機管理装置が、
    a)前記記録媒体を前記回路基板に組み付けた際に、前記記録媒体から前記記録媒体用読取装置が読み取った前記記録媒体識別情報と、前記回路基板に付随するタグから前記タグ用読取装置が読み取った前記回路基板識別情報とを取得して記憶部に記録する手順と、
    b)前記記録媒体が組み付けられた前記回路基板を前記遊技機に組み付けた後で、前記回路基板に付随するタグから前記タグ用読取装置が読み取った前記回路基板識別情報を再び取得すると、取得した回路基板識別情報に対応する前記記録媒体識別情報を前記記憶部から検索して、前記遊技機の前記遊技機識別情報と対応付けて、取得した前記回路基板識別情報および検索した前記記録媒体識別情報を対応付けて前記記憶部に記録する手順と、
    を含んで実行すること、
    を特徴とする遊技機構成情報取得方法。
  2. 前記遊技機は前記回路基板を含む複数のユニットから構成され、前記複数のユニットには、各ユニットに固有なユニット識別情報を記録したタグがそれぞれ付随し、
    c)前記遊技機管理装置が、前記ユニットを前記遊技機に組み付けた後で、前記ユニットに付随するタグから前記タグ用読取装置が読み取った前記ユニット識別情報を取得すると、前記遊技機の前記遊技機識別情報に対応付けて、取得した前記ユニット識別情報をさらに前記記憶部に記録する手順を含んで実行すること、
    を特徴とする請求項1に記載の遊技機構成情報取得方法。
  3. 前記記録媒体用読取装置は、前記回路基板に前記記録媒体が組み付けられた状態で、前記回路基板上に構成された接続端子を介して、前記記録媒体識別情報を読み取り可能に構成され、
    前記手順a)において、前記記録媒体用読取装置は、前記回路基板に前記記録媒体が組み付けられた状態で、前記記録媒体識別情報を読み取ること、
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機構成情報取得方法。
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