JP2007040995A - ガス検出方法及びガス検出装置 - Google Patents

ガス検出方法及びガス検出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】温度及び突然の波長の変化に対しての依存度の低いガス検出方法及び装置の提供。
【解決手段】ガス検出装置は少なくとも1つの面発光レーザ光源1及び測定すべきガスを含んだ試料室4を通過した光線を検出する少なくとも1つの光センサ8を含んで構成されている。光センサ8による検出信号は直接か又は微分演算器25において時間による微分をされてから、各ロックイン増幅器19、20へ入力され、そこから2つ異なった2f検出信号、即ち測定信号SMI、SMAとして出力される。ここで、fは光源の波長変調した周波数である。2つの測定信号の比が正確なガス濃度を与える。ガス検出では、レーザ光源の変調周波数fの2倍の周波数2fにおける少なくとも第一及び第二の変調基準信号S2f0、S2f1を用いる。2f変調基準信号を用いることにより、絶対強度の測定、即ちレーザの温度変化又はモードホッピングに依存しない結果が得られるので、従来の技術よりも優れている。更に、測定精度がガス濃度に依存しない利点も有している。
【選択図】図6

Description

本発明は、国際公開2005/026705A1号パンフレットに開示したような特に低コストの赤外線(IR)によるガス検出に関する。
公開された特許文献1に記載されているように、ガス検出方法及びガス検出装置は、波長変調した面発光レーザ(VCSEL)又は分布帰還レーザ(DFBレーザ)を光源とし、波長の変調が直接にレーザ光源の出力強度の変調に結びついているとの事実を利用している。従って、ガス吸収線を中心に波長を交互に走査すると、ガスを通過して検出器に入射する光の強度は、レーザ光源の強度に関連する第1の変調及びガス吸収に関連する第2の変調を示す。従って、周知の検出法及び装置は、波長変調したレーザ光源による初期光信号を提供することになる。
光源は、検出すべきガスの吸収線近辺において、与えられた初期周波数(f)における交流変調信号によって変調した初期光信号を提供する。濃度を検出すべきガスを受ける検出域周辺に光センサを配置する。光センサは検出域を通過した初期光信号により生成された光信号を受信する。次いで、受信した光信号の時間により微分した値に比例する検出信号が生成される。更に、与えられた周波数(f)における第一の変調基準信号を生成する第一の手段及び与えられた周波数の倍の周波数(2f)における第二の変調基準信号を生成する第二の手段も開示されている。検出信号と第一の基準信号との積を時間によって積分して、初期光信号の強度の関数であり、ガス濃度には殆ど依存しない第一の測定信号を得る。更に、検出信号と第二の基準信号との積に時間によって積分して、ガス吸収の関数であり、与えられた初期周波数における初期光信号の強度変調には殆ど依存しない第二の測定信号を得る。第二の測定信号を第一の測定信号で除することにより、ガスの濃度又は存在に関連する最終の測定信号を得る。このガス検出方法及び装置は、1つにレーザ光源に対し単一のセンサユニットしか必要としない利点がある。ガス濃度を正確に決定するのに必要な全ての情報は、測定すべきガス試料を通過した後に、センサユニットで受信した光信号の微分値に比例する検出信号を処理することにより得られる。
第一及び第二の変調基準信号は初期光信号の強度変化と同位相である。この周知の技術を用いて、検出信号を時間によって微分し、微分された信号を2−チャネルのロックイン増幅器に入力する。第一のチャネルは変調周波数f上で作動し、出力信号はレーザ電流の関数としての光出力の勾配に比例する。第二のチャネルは2倍の変調周波数2f上で作動し、レーザ光線を照射されたガス濃度に比例する出力信号を得る。レーザ強度の変化は、ほこり、凝縮物、ゴミなどの光路の光学的劣化によるとの前提に基づくと、周波数fにおける測定信号はレーザ強度に関する情報を含むので、周波数2fにおける測定信号の周波数fにおける測定信号に対する比率は、レーザ出力には依存しない絶対ガス濃度を与える。この前提は下記の2つの条件においてのみ成り立つ。
1.レーザにはモードホッピングは生じない、すなわち波長の急変はない。もし、そのようなモードホッピングが生じたら、レーザの直流電流を変化させて波長を再調整するが、その代わりにレーザの出力が変化する。面発光レーザに関しては、周波数fにおける信号により測定した勾配を必ずしも変更する必要はない。分布帰還(DFB)レーザの場合には、レーザの出力は完全に直流電流に比例するが、レーザの出力値が変化しても周波数fにおいて同じ信号が生成される。
2.レーザの温度を精度よく安定させる。レーザの温度が変化すると、波長が変化するので、ガス吸収線に波長を合わせるようにレーザの直流電流の再調整が必要となる。そのような電流の変更は、1項で述べたようにレーザの出力を変化させる。
特許文献1に述べた方法に関しては、周波数fにおける変調基準信号に基づく信号はガス吸収線の中心付近に、ガス吸収に比例する勾配を示す。高ガス濃度では、レーザの直流電流の誤差が周波数fにおける変調基準信号に影響するので、測定精度はレーザの直流電流の精度に依存する。電流が変動すると、レーザ信号が変動し、その効果はガス濃度と共に増加する。このことは、先行技術による方法及び装置では、レーザの温度制御への要求度が高くする必要な場合があり、熱を十分に考慮して取付けることが必要となる。DFBレーザ及び面発光レーザはその熱収支が極めて異なっているので、直流電流の調整に常時に必要なガス吸収線の追跡と併せて温度追跡も行う必要がある。
国際公開2005/026705A1号パンフレット
上記を鑑みて、本発明の目的は、温度及び突然の波長の変化への依存度の低いガス検出の可能性を提供することである。
上記課題は、下記のように構成した方法及び装置により解決される。
(1)波長変調したレーザ光源により初期光信号を生成させ、初期周波数において前記初期光信号の波長変調するため、濃度を測定すべきガスの吸収線を中心に走査される交流変調信号を生成させ、ガス吸収線を中心とした走査により時間的に強度変化する前記初期光信号をガス検出域を通過させ、前記ガス検出域を通過してガス濃度により強度の変化した前記初期光信号は測定光信号として検出手段により受信され、前記測定光信号よりの検出信号と、所定の振幅レベル及び前記初期光信号の強度変化と所定の位相関係を有する所定の初期周波数における第一の変調基準信号との積を時間によって積分し、前記初期光信号の強度の関数である第一の測定信号を生成させ、前記測定光信号よりの前記検出信号と、所定の振幅及び前記初期光信号の強度の変化の所定の位相関係を有する初期周波数の2倍の周波数における第二の変調基準信号との積を時間によって積分することにより、ガス吸収の関数であるが前記初期周波数おける前記初期光信号の強度には殆ど依存しない第二の測定信号を生成させ、前記第二の測定信号を前記第一の測定信号で除することにより、前記検出手段へ入射した光強度には依存しないガス濃度に関する最終測定信号を算出させる工程を含んで構成するガス検出方法であって、前記初期周波数の2倍の周波数において、前記初期光信号に対して45°の位相角を有する前記第一の変調基準信号を生成させ、前記第二の変調基準信号の振幅とは異なる振幅レベル1と0の間で前記第一の変調基準信号を振動させ、受信した前記測定光信号を微分せず検出信号とし、該検出信号と前記第一の変調基準信号との積を第一の測定信号として算出させることを特徴とするガス検出方法。
(2)前記初期周波数の2倍の周波数において、前記初期光信号に対して前記第一の変調基準信号と同一の位相相関を有する前記第二の変調基準信号を生成させ、振幅レベル1と−1の間で前記第二の変調基準信号を振動させ、前記測定光信号より直接に受信した前記検出信号と前記第二の変調基準信号との積を第二の測定信号として算出させることを特徴とする前記(1)に記載のガス検出方法。
(3)前記初期周波数の2倍の周波数において、前記初期光信号の強度変化と全く同じ位相である第二の変調基準信号を生成させ、前記測定光信号の時間による微分値にほぼ比例する検出信号を生成させ、前記検出信号と前記第二の変調基準信号との積を第二の測定信号として生成することを特徴とする前記(1)に記載のガス検出方法。
(4)前記検出信号と、前記初期周波数において前記初期光信号との強度変化と全く同位相である第三の変調基準信号との積を算出し、その積を時間によって積分することによって、前記初期光信号の強度の関数である第三の測定信号を生成させ、前記検出信号と、前記初期光信号の強度変化と全く同位相であり前記初期周波数の2倍の周波数における第二の変調基準信号との積を算出し、その積を時間によって積分することによって、ガス吸収の関数であるが前記初期周波数における前記初期光信号の変調強度には殆ど依存しない第二の測定信号を生成させ、前記第一の測定信号と前記第三の測定信号を相関させ、相関させた信号と前記第二の測定信号との比率を生成させることを特徴とする前記(1)に記載のガス検出方法。
(5)初期光信号を生成させる少なくとも1つの波長変調したレーザ光源、測定すべきガスを受容する検出域、測定すべきガスの吸収線を中心に初期周波数において波長変調して、前記初期光信号を時間によって強度変化させるように、直流電流信号を定める直流電源制御手段及び前記初期周波数における交流電流信号を定め、ガス吸収線を中心に前記初期光信号の光強度を交互に走査するための交流電源制御手段、前記検出域を通過した前記初期光信号の強度変化を含んでいる測定光信号を受信し且つ受信した前記測定光信号の強度変化に比例する検出信号を発信する検出域周辺に配置したセンサ、前記検出信号から前記検出域のガス濃度に関する信号を生成させる下記の処理手段:前記測定光信号の時間による微分値にほぼ比例する前記検出信号を生成させる手段;定められた第三の周波数において前記初期光信号と全く同一位相の第三の変調基準信号を生成する生成手段;前記初期周波数の2倍の周波数において前記初期光信号と全く同一位相の第二の変調基準信号を生成する第二の生成手段;前記第三の変調基準信号と前記検出信号との積を算出し、その積を時間によって積分して、前記初期光信号の強度の関数であり、ガス濃度には殆ど依存しない第三の測定信号を生成させる第三の手段;及び前記第二の変調基準信号と前記検出信号との積を算出し、その積を時間によって積分して、ガス吸収の関数であり、前記初期周波数における前記初期光信号の強度変調には殆ど依存しない第二の測定信号を生成する第二の手段と、を含んで構成されるガス検出装置であって、前記初期周波数の2倍の周波数において、前記初期光信号に対して45°の位相角を有する前記第一の変調基準信号を生成させ且つその前記第一の変調基準信号を振幅レベル1と0の間で振動させるのに適した第一の生成手段、前期光センサから受信した前記測定光信号を微分しないで検出信号とし、該検出信号と前記第一の変調基準信号との積を算出し、前記初期光信号の強度の関数であり、ガス濃度には殆ど依存しない第一の測定信号として生成させる第一の手段、前記第一の測定信号を前記第三の測定信号と相関させる処理装置及び、前記第二の測定信号を、処理装置から受信した相関された測定信号で除し、ガスの有無又はガス濃度に関する信号を生成させる演算装置を備えていることを特徴とするガス検出装置。
本発明により、温度及び突然の波長への依存性の低いガス検出方法及び装置を提供することが可能となった。
本発明によれば初期周波数の2倍の周波数における第一の変調基準信号はそれぞれの手段により生成され、その第一の変調基準信号は初期光信号に対し45°の位相角を有する。第一の変調基準信号は振幅レベル1と0の間の振幅で振動し、第二の変調基準信号の振幅レベルとは異なっている。最終的には、測定結果としての光信号から受けた検出信号と第一の変調基準信号との積が算出される。
このように、第一の変調基準信号は、周波数f上ではなく、振幅レベル及び第一の変調基準信号と初期周波数との間の位相変移角45°において僅かに変調した2f変調基準信号を用いて、周波数2f上において測定される。時間による微分によって得られる位相と同一の位相を有する初期信号を提供することが必要である。更に、初期光信号の強度の関数である第一の測定信号が生成されるように、検出信号を微分せずに直接にロックイン増幅器に入力する。得られる信号は、ガス吸収(即ち、レーザと検出器の間の光線の劣化も含む)の無い場合に検出器によって得られる光強度に直接に比例する。
第一の2f変調基準信号を用いると、絶対強度の測定が可能となり、そのため温度が異なってもレーザがモードホッピングしても同じ結果が得られるので、従来の技術よりも利点がある。更に、測定精度がガス濃度に依存しないことも利点である。
本発明では、ガス検出の特殊な応用において、最終測定信号を安定的に得るために、第一の2f変調基準信号及びその信号処理を他の処理と組み合わせることが可能である。別の実施例においては、初期周波数fの2倍の周波数において第二の変調基準信号を生成させることにより、第一及び第二の変調基準信号は初期光信号と同一位相の相関関係を有することになる。従って、両信号ともレーザ光源の交流変調信号に対して45°の位相角を有している。更に、第二の変調基準信号は振幅レベル1と−1の間を振動する。第二の測定信号を生成させるために、測定された光信号から直接に得た検出信号と第二の変調基準信号との積が、ロックイン増幅器により算出される。最終測定信号は上述の比率により得られる。この実施例では、2f変調基準信号に基づいて、測定された光信号から直接に得られた検出信号を用いて得られた第一及び第二の測定信号より、最終信号が得られる。
本発明による好適な実施例では、第二の変調基準信号は初期周波数fの2倍の周波数において生成され、これにより第二の変調基準信号が初期光信号の強度変化と全く同一の位相となる。検出手段によって生成された検出信号は、測定光信号の時間による微分値にほぼ比例し、この検出信号と第二の変調基準信号との積が第二測定信号として生成される。この信号処理により、レーザの温度及び突然の波長の変動に依存しない最良の結果が得られる。この実施例においても、最終測定信号は、2f変調基準信号に基づいた第一及び第二の測定信号により得られるが、ガス吸収の関数である第二の測定信号は、検出信号の時間による微分値を用いて得られる。
更に、電子部品の数が多い別の実施例においては、初期光信号の強度の関数である2つの測定値を生成させるために、周波数f及び2fにおける2つの変調基準信号が用いられる。第一の2f変調基準信号に基づく第一の測定信号に加えて、初期光信号の強度の関数である第三の測定信号を生成させることにより、このことが実現する。検出信号と初期周波数fにおける第三の変調基準信号との積を算出し、この積を時間により積分することにより、第三の測定信号が得られる。第二の測定信号は、検出信号と、初期周波数fの2倍の周波数における第二の2f変調基準信号との積を算出し、この積を時間により積分することにより得られる。第三及び第二の変調基準信号は初期光信号の強度の変動と全く同一位相であり、双方の測定信号に対する検出信号は測定した光信号の時間による微分値にほぼ比例する。第一及び第三の測定信号を相関させ、第二の測定信号と第一及び第三の測定信号とを相関させた信号との比率が最終測定信号として得られる。
以下、図面を用いて本発明の特徴及び長所を説明するが、図面に示された実施例に限定されるものではない。
以下、信号処理に関して、特許文献1に述べた先行技術とは異なる点について詳細に述べる。本明細書に記載していない信号処理に関する内容は特許文献1に含まれている。
以前、特許文献1に述べたように、レーザ光源は直流電流により操作され、その波長はガス吸収線の中心に正確に一致する。交流変調信号のサイクル毎にレーザの波長がガス吸収線を完全に走査するように、この電流は周波数f及び振幅において絶えず変調される。図1は、検出すべきガスの検出域で受信する初期光信号Sとして得られるレーザ出力と時間の関係を示す。図2は、ガスの存在下で検出器に入射した光の強度と時間の関係を示し、検出器のガス吸収信号Sはガス濃度に比例する。ここでは変調用の波形として三角波を選択したが、波形は測定には重要ではなく、実際には正弦波の方が電子的には扱い易い。
図6ないし図8には本発明によるガス検出装置の3つの実施例を示す。ハウジング6のレーザヘッドに配置された1つのレーザ光源1(複数のレーザ光源及びセンサでもよい)が実施例の共通部品である。更に、既に周知のことであるが、提供する光の波長の中心をガス吸収線の中心と一致させるように、電流を正確に決めるために少なくとも1つのガスを満たした密閉セルをレーザ光源に備えて、レーザヘッドを構成してもよい。最終的には、レーザヘッドは温度測定手段11に電気的に接続された温度センサ12を含んで構成されている。ハウジングは、ガス注入口5を有する試料室又はガス検出域4を有しており、レーザ光源1よりのレーザ光線はガス検出域を通過する。光センサ8はレーザ光線を受信し、ガス検出域4におけるガス濃度による初期光Sの強度の変化も含んでいるガス吸収信号Sを出力する。その変化は光に強度に直接に比例する。少なくとも1つの測定信号が生成されるように、通常、検出信号SD0としてのガス吸収信号Sは、少なくとも1つのロックイン増幅器に直接に入力される。
図6ないし図8のガス検出装置はレーザ光源1への電力供給手段3及びレーザ光源1を制御する直流電流信号を規定する直流電源制御手段13も含んで構成されている。交流処理手段14は、ガス吸収線を中心に交互に走査するように与えられた基準周波数fにおいて交流変調信号を定だめる交流電源制御手段15を含んで構成されている。先行技術から周知のように、変調基準信号は交流変調信号から生成される。交流処理手段14は、更に、初期周波数の2倍の周波数に第一の変調基準信号S2f0を生成する信号生成手段17を含んで構成されており、第一の変調基準信号は初期光信号に対し45°の位相角を有し、第二の変調基準信号の振幅レベルとは異なった振幅レベル1と0の間を振動する。
図6の実施例では、初期基準周波数fの2倍の周波数上の第一の変調基準信号S2f0及び第二の変調基準信号S2f1の2つの変調基準信号が生成される。第二の変調基準信号は信号生成手段16により生成される。図3に示すように、双方の基準信号は、第二の変調信号に対してのみ交流変調信号と同相の相関を有している。二つの基準信号の差異は振幅レベルにある。第二の変調基準信号Sf21はレベル1とレベル−1の間の矩形振動であり、一方、第一の変調基準信号Sf20はレベル1とレベル0の間の矩形振動である。
本発明によれば、これらの第一及び第二の変調基準信号S2f0、S2f1はそれぞれのロックイン増幅器20、19へと入力される。入力された変調基準信号と、プレアンプ23を通ってロックイン増幅器19、20へと入力される光センサ8からの検出信号SD0との積が算出され、交流変調信号の数周期分が積分される。
第一のロックイン増幅器20はガス吸収に依存しない第一の測定信号SMIを生成する。図4に示すように第一の変調基準信号S2f0との積はガス吸収に関する情報を含んでいる検出器の信号SD0(=S)の一部を削除する効果がある。このように、時間による積分は直流レーザに関する情報は削除されず、出力信号は光センサ8で認識される初期光信号Sの時間平均であり、ガス吸収の中心における信号Sの1/2に等しい。このチャネルはロックイン検出ではなく、検出信号の一部の時間平均に相当する。第二のロックイン増幅器19においては、位相角45°における2fロックイン検出に相当し、光強度の交流成分並びに変調周波数に関する振動は削除される。結果は図5に示す測定信号SMAであり、ガス濃度に比例し、光センサ8で認識されるガス吸収のピーク値の中心におけるレーザ強度Sに完全に比例する。先行技術の出願では、同じ結果が検出信号の時間による微分で得られていたが、位相角は異なっている。
最終的な測定信号はレーザ強度には依存しないSMA/SMIとして得られる。
直流電流レベルが直線的に変化する場合には、予備段階において、第二の測定信号S2f1はその極大値を検出することにより直流電流信号を定めるのに用いることもできる。装置がレーザ光源用に極めて正確な温度制御を備えている場合には、この予備段階は行わなくてもよいことに留意すべきである。
温度の変動によるレーザの出力変化は補償され且つガス吸収のピークを追跡する限り、レーザの状態の急変は補償されることがこの方法の主要な利点である。先行技術においては、測定精度はガス濃度には依存しなかった。従って、本発明では温度追跡も加える必要はなく、ガス検出装置のコスト減らすことになる。
図7に示す実施例において、生成手段16は、初期光信号Sの強度の変動と正確に同位相の第二の変調基準信号S2fを生成する。微分演算器25は、光センサ8より生成した光信号の時間による微分値に比例する検出信号SD1を生成する。微分演算器25はプレアンプ23と連結され、一方、プレアンプ24は初期光信号Sの強度の変動を含んでいる検出器信号Sを提供する。(微分した検出信号との積により得られる)図7の実施例の第二の測定信号SMAと、(微分しない検出信号との積により得られる)図6の実施例の第二の測定信号SMAとは、ガス濃度が低い場合にのみ微分された第二の測定信号SMAが微分していない第二の測定値SMAよりも遥かに大きいという点が異なっているので、本実施例でもほぼ満足すべき結果が得られている。
図8に示す実施例では、3つのロックイン増幅器19、20、21及び交流電流処理手段14内の追加の信号生成手段18を用いることにより、第一、第二の測定信号SMI、SMAに加えて第三の信号SMI1を生成させることも可能である。信号生成手段18は、初期周波数fにおける第三の変調基準信号Sを生成し、それを時間で積分する。その積分値は初期光信号Sの強度変化と正確に同相である。第三の測定信号SMI1は、微分演算器25による検出信号SD1の微分値と第三の変調基準信号Sとの積を算出することにより生成される。第三の測定信号SMI1は、先行技術に記載されているように、初期光信号Sの強度の関数であり、従ってレーザ光源の温度に依存する。第一の測定信号SMIは絶対強度を示すのに対し、第三の測定信号SMI1は初期光信号の強度の傾きを示すので、2つの測定信号SMI及びSMI1により更に多くの情報が得られる。2つの測定信号SMI及びSMI1よりの追加情報を利用して、演算装置22に連結している相関手段26により第一及び第三の測定信号SMI、SMI1を相関させて相関測定信号SMICを算出し、第二の測定信号SMAを相関測定信号SMICで除して最終の測定信号結果が得られるようになる。
試料室に入射するレーザ光線強度を示す図 ガス吸収後に検出器に入射するレーザ光線の強度を示すグラフ 交流変調信号及び2f変調基準信号の時間変化を示すグラフ 測定された光信号に直接に比例する検出信号と第一の変調基準信号との積を示すグラフ 測定された光信号に直接に比例する検出信号と第二の変調基準信号との積を示すグラフ 測定されたた光信号に直接に比例する検出信号のみを用いた本発明によるガス検出装置の第一の実施例の模式原理図 測定された光信号に直接に比例する検出信号及び測定された光信号の微分値に直接に比例する検出信号を用いた本発明によるガス検出装置の第二の実施例の模式原理図 測定された光信号に直接に比例する検出信号及び測定された光信号の微分値に直接に比例する検出信号を用いて、第一及び第二の2f変調基準信号並びに第三のf変調基準信号を提供する本発明によるガス検出装置の第三の実施例の模式原理図。
符号の説明
1 レーザ光源
3 電力供給手段
4 ガス検出域(試料室)
6 ハウジング
8 光センサ
11 温度測定手段
12 温度センサ
13 直流電源制御手段
14 交流処理手段
15 交流電源制御手段
16、17、18 信号生成手段
19、20、21 ロックイン増幅器
22 演算装置
23、24 プレアンプ
25 微分演算器
26 相関手段
初期光信号
ガス吸収信号
D0 検出信号
2f0 第一の変調基準信号
2f1 第二の変調基準信号
第三の変調基準信号
MI 第一の測定信号
MA 第二の測定信号
MI1 第三の測定信号
MIC 相関測定信号

Claims (5)

  1. 波長変調したレーザ光源(1)により初期光信号(S)を生成させ、
    初期周波数(f)において初期光信号(S)の波長変調するため、濃度を測定すべきガスの吸収線を中心に走査される交流変調信号を生成させ、
    ガス吸収線を中心とした走査により時間的に強度変化する初期光信号(S)をガス検出域(4)を通過させ、
    ガス検出域(4)を通過して、ガス濃度により強度の変化した初期光信号(S)は測定光信号(S)として検出手段(8)により受信され、
    測定光信号(S)よりの検出信号(SD0、SD1)と、所定の振幅レベル及び初期光信号(S)の強度変化と所定の位相関係を有する所定の初期周波数における第一の変調基準信号(S、S2f0)との積を時間によって積分し、初期光信号(S)の強度の関数である第一の測定信号(SMI)を生成させ、
    測定光信号(S)よりの検出信号(SD0、SD1)と、所定の振幅及び初期光信号(S)の強度の変化の所定の位相関係を有する初期周波数の2倍の周波数における第二の変調基準信号(S2f、S2f1)との積を時間によって積分することにより、ガス吸収の関数であるが初期周波数(f)における初期光信号(S)の強度には殆ど依存しない第二の測定信号(SMA)を生成させ、
    第二の測定信号(SMA)を第一の測定信号(SMI)で除することにより、検出手段(8)へ入射した光強度には依存しないガス濃度に関する最終測定信号を算出させる工程を含んで構成するガス検出方法であって、
    初期周波数(f)の2倍の周波数において、初期光信号(S)に対して45°の位相角を有する第一の変調基準信号(S2f0)を生成させ、
    第二の変調基準信号(S2f1)の振幅とは異なる振幅レベル1と0の間で第一の変調基準信号(S2f0)を振動させ、
    受信した測定光信号(S)を微分せず検出信号(SD0)とし、該検出信号と第一の変調基準信号(S2f0)との積を第一の測定信号(SMI)として算出させることを特徴とするガス検出方法。
  2. 初期周波数(f)の2倍の周波数において、初期光信号(S)に対して第一の変調基準信号(S2f0)と同一の位相相関を有する第二の変調基準信号(S2f1)を生成させ、
    振幅レベル1と−1の間で第二の変調基準信号(S2f1)を振動させ、
    測定光信号(S)より直接に受信した検出信号(SD0)と第二の変調基準信号(S2f1)との積を第二の測定信号(SMA)として算出させることを特徴とする請求項1に記載のガス検出方法。
  3. 初期周波数(f)の2倍の周波数において、初期光信号(S)の強度変化と全く同じ位相である第二の変調基準信号(S2f)を生成させ、
    測定光信号(S)の時間による微分値にほぼ比例する検出信号(SD1)を生成させ、
    検出信号(SD1)と第二の変調基準信号(S2f)との積を第二の測定信号(SMA)として生成することを特徴とする請求項1に記載のガス検出方法。
  4. 検出信号(SD1)と、初期周波数(f)において初期光信号(S)との強度変化と全く同位相である第三の変調基準信号(S)との積を算出し、その積を時間によって積分することによって、初期光信号(S)の強度の関数である第三の測定信号(SMI1)を生成させ、
    検出信号(SD1)と、初期光信号(S)の強度変化と全く同位相であり初期周波数(f)の2倍の周波数における第二の変調基準信号(S2f)との積を算出し、その積を時間によって積分することによって、ガス吸収の関数であるが初期周波数(f)における初期光信号(S)の変調強度には殆ど依存しない第二の測定信号(SMA)を生成させ、
    第一の測定信号(SMI)と第三の測定信号(SMI1)を相関させ、相関させた信号SMICと第二の測定信号(SMA)との比率を生成させることを特徴とする請求項1に記載のガス検出方法。
  5. 初期光信号(S)を生成させる少なくとも1つの波長変調したレーザ光源(1)、
    測定すべきガスを受容する検出域(4)、
    測定すべきガスの吸収線を中心に初期周波数(f)において波長変調して、初期光信号(S)を時間によって強度変化させるように、直流電流信号を定める直流電源制御手段(13)及び初期周波数(f)における交流電流信号を定め、ガス吸収線を中心に初期光信号(S)の光強度を交互に走査するための交流電源制御手段(15)、
    検出域(4)を通過した初期光信号(S)の強度変化を含んでいる測定光信号(S)を受信し且つ受信した測定光信号(S)の強度変化に比例する検出信号(SD0、SD1)を発信する検出域周辺に配置したセンサ(8)、
    検出信号(SD0、SD1)から検出域(4)のガス濃度に関する信号を生成させる下記の処理手段(16〜26):測定光信号(S)の時間による微分値にほぼ比例する検出信号(SD1)を生成させる手段(25);定められた第三の周波数において初期光信号(S)と全く同一位相の第三の変調基準信号(S)を生成する生成手段(18);初期周波数(f)の2倍の周波数において初期光信号(S)と全く同一位相の第二の変調基準信号(S2f)を生成する第二の生成手段(16);第三の変調基準信号(S)と検出信号(SD1)との積を算出し、その積を時間によって積分して、初期光信号(S)の強度の関数であり、ガス濃度には殆ど依存しない第三の測定信号(SMI1)を生成させる第三の手段(21);及び第二の変調基準信号(S2f)と検出信号(SD1)との積を算出し、その積を時間によって積分して、ガス吸収の関数であり、初期周波数(f)における初期光信号(S)の強度変調には殆ど依存しない第二の測定信号(SMA)を生成する第二の手段(19)と、
    を含んで構成されるガス検出装置であって、
    初期周波数(f)の2倍の周波数において、初期光信号(S)に対して45°の位相角を有する第一の変調基準信号(S2f0)を生成させ且つ第一の変調基準信号(Sf20)を振幅レベル1と0の間で振動させるのに適した第一の生成手段(17)、
    光センサ(8)から受信した測定光信号(S)を微分しないで検出信号(SD0)とし、該検出信号と第一の変調基準信号(S2f0)との積を算出し、初期光信号(S)の強度の関数であり、ガス濃度には殆ど依存しない第一の測定信号(SMI)として生成させる第一の手段(20)、
    第一の測定信号(SMI)を第三の測定信号(SMI1)と相関させる処理装置(26)及び、
    第二の測定信号(SMA)を、処理装置(26)から受信した相関された測定信号(SMIC)で除し、ガスの有無又はガス濃度に関する信号を生成させる演算装置(22)を備えていることを特徴とするガス検出装置。
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