JP2007038982A - プリテンショナ機構を備えたシートベルト装置の取付け構造 - Google Patents

プリテンショナ機構を備えたシートベルト装置の取付け構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 格別な保護部材やカバーを必要とせず、部品点数が少なく簡単な構造で、プリテンショナ機構の取付け部周辺の強度を保持するとともにプリテンショナ機構および関連部材の組付け性を良好に保持し、さらにはシートベルトの装着および非装着時の操作性を良好に保持することが可能なプリテンショナ機構を備えたシートベルト装置の取付け構造を提供することにある。
【解決手段】 本発明は、シートベルト10の一端を車体に固定するための係止部のラップアンカ14に、ガス発生装置14bと筒状のシリンダ部14cとを有するプリテンショナ機構を備えたシートベルト装置1の取付け構造であって、シリンダ部14c、または該シリンダ部14cとガス発生装置14bを、ピラー20と該ピラー20の室内側を覆うピラートリム30との間に配置している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車や、産業車両、建設機械等の座席にシートベルトを備えた車両に適用され、車両の衝突等の緊急時にシートベルトを引き締める手段であるプリテンショナ機構を係止部に備えたシートベルト装置の車体への取付け構造に関する。
車両の衝突等の緊急発生時に、車両の乗員を座席に拘束するシートベルト装置の帯状安全ベルト(シートベルト)の中には、ガス発生装置およびシリンダ部におけるピストンとの共働作用によりシートベルトの張力を増大させてベルトを瞬時に引き締め、乗員に対するベルトの緩みを無くすことにより、乗員の拘束性能を高める機構、所謂プリテンショナ機構を備えたものがある。
このプリテンショナ機構は、ガス圧などを利用して瞬時にベルトを車体側に引き込むことにより、ベルトの緩みを取り、ベルトを乗員の体に密着させ、拘束性能を高めるように構成されている。
一般的にガス圧を利用したプリテンショナ機構は、例えば特許文献1に開示されているように、ガス発生装置と、発生したガスの圧力により移動するピストンを収容する筒状のシリンダとを備え、衝突等の車両の緊急状態を検知するセンサの信号をハーネスおよびコネクタを介してガス発生装置に伝達することにより、ガス発生装置を作動させ、ベルトにワイヤ等を介して連結されたピストンがガス発生装置からのガス圧によりシリンダ内を移動することによってベルトを引き込む構造となっている。
上記プリテンショナ機構は、シートベルト装置の構成部品のうち、例えばベルトの巻取り装置、バックル、ラップアンカ(腰外アンカ)部などの、主にベルトを車体へ固定する箇所に設けられている。
また、特許文献2においては、フロアパネル上にダミーフロアを設置し、該ダミーフロアの下に、ガス発生器や電気信号を伝送するコネクタとともに、プリテンショナ機構のシリンダ部を寝かせた状態で配置することにより、乗降時の乗員の足などの外力や降雨時の水から当該プリテンショナ機構の構成部材を保護するように構成されている。
特許第2501075号公報 特開2005−81886号公報
しかしながら、上述した従来の技術にあっては、次のような問題点を有している。
すなわち、特許文献1の技術にあっては、衝突等の車両の緊急状態を検知するセンサの信号をハーネスおよびコネクタを介してガス発生装置に伝達することにより、ガス発生装置を作動させ、ベルトにワイヤ等を介して連結されたピストンがガス発生装置からのガス圧によりシリンダ内を移動することによってベルトを引き込むように構成されたプリテンショナ機構そのものが提供されているにとどまり、プリテンショナ機構の車体側への取付構造については開示されていなかった。
また、特許文献2の技術にあっては、ガス発生器や電気信号を伝送するコネクタとともにプリテンショナ機構のシリンダ部を寝かせた状態で配置することにより、乗降時の乗員の足などの外力や降雨時の水から前記プリテンショナ機構の構成部材を保護するように構成されてはいるが、ダミーフロアを別個に設けなければならず、またダミーフロア設置のためのスペースを必要とし、装置が複雑で大型となるおそれがあった。
さらに、プリテンショナ機構を車両室内の床面の下に配置しなければならないため、プリテンショナ機構の車両上下方向への取付け範囲が制限されるという不具合を有していた。
本発明はこのような実状に鑑みてなされたものであって、その目的は、格別な保護部材やカバーを必要とせず、部品点数が少なく簡単な構造で、プリテンショナ機構の取付け部周辺の強度を保持するとともにプリテンショナ機構および関連部材の組付け性を良好に保持し、さらにはシートベルトの装着および非装着時の操作性を良好に保持することが可能なプリテンショナ機構を備えたシートベルト装置の取付け構造を提供することにある。
上記従来技術の有する課題を解決するために、本発明は、シートベルトの一端を車体に固定するための係止部に、ガス発生装置と該ガス発生装置に連結された筒状のシリンダ部とを有するプリテンショナ機構を備えたシートベルト装置の取付け構造において、前記シリンダ部、または該シリンダ部と前記ガス発生装置を、車両側部を構成するピラーと該ピラーの室内側を覆う内装部材との間に配置している。
本発明において、具体的には、次のように構成するのが好ましい。
(1)前記シリンダ部は、前記ピラーの上下方向にほぼ沿うように配置されている。
(2)前記シリンダ部の先端部は、固定手段を介して前記ピラーに固定されている。
(3)前記シリンダ部は、前記シートベルトの巻取り手段であるリトラクタを取付けるリトラクタ取付け穴に架け渡すように配置されている。
(4)前記係止部は前記ピラーに固定され、前記係止部とともに前記シリンダ部が前記内装部材で覆われている。
(5)前記リトラクタを固定するための補強部材は前記ピラーに設けられ、前記係止部は前記補強部材の設置範囲内に固定されている。
また、本発明において、前記内装部材の下部には一端を開口したスリット部が設けられ、前記係止部に連結した前記シートベルトは前記スリット部を通して車室内側に導かれ、前記シートベルトの連結範囲は車室内側に露出されて配置されている。
本発明において、具体的には、次のように構成するのが好ましい。
(1)前記内装部材の下部には、車両幅方向の外側に対向する凹部が設けられ、前記内装部材の前記係止部における前記ピラーへの固定部を覆う位置の表面から前記凹部の底面につながる面上には、前記スリット部が設けられている。
(2)前記スリット部における上部側の終縁の位置は、前記シートベルト装置を装着しない状態の前記係止部に連結したワイヤが通る線上に設けられているとともに、前記スリット部の先端は、少なくとも前記ワイヤの径よりも大きい円弧形状に形成されている。
(3)前記スリット部の車両前後方向後側に位置する縁部の途中には凸形状部が設けられ、該凸形状部は、前記シートベルト装置を装着した状態の前記係止部に連結したワイヤが通る線上に設けられ、前記凸形状部の先端は、少なくとも前記ワイヤの径よりも大きい円弧形状に形成されている。
(4)前記スリット部の下端開口部から上端の終縁までの縁部のライン、前記終縁から前記凸形状部までの縁部のライン、または前記凸形状部から前記下端開口部までの縁部のラインの少なくともいずれかは、前記スリット部内側に凸となる円弧形状に形成されている。
上述の如く、本発明に係るプリテンショナ機構を備えたシートベルト装置の取付け構造は、シートベルトの一端を車体に固定するための係止部に、ガス発生装置と該ガス発生装置に連結された筒状のシリンダ部とを有するものであって、前記シリンダ部、または該シリンダ部と前記ガス発生装置を、車両側部を構成するピラーと該ピラーの室内側を覆う内装部材との間に配置しているので、プリテンショナ機構が、乗員の乗降時の足による外力や雨天時における水の影響を受けるおそれが無くなり、保護用のカバーなどを別途設ける必要も無く、簡単かつ低コストの構造で信頼性の高いプリテンショナ機構を備えたシートベルト装置を得ることができる。
また、プリテンショナ機構を備えた前記係止部は、サイドシルなどのドア開口部より下方に取付け位置が制限されるということは無く、センターピラーなどのピラーに沿って自由に上下方向の位置を設定することが可能となるので、係止部であるラップアンカのレイアウトの自由度を高めることができる。
本発明によれば、前記シリンダ部は、前記ピラーの上下方向にほぼ沿うように配置されているので、ドアの開口面積を広げるためにセンターピラーを細くした場合でも、シリンダ部をセンターピラー内に収めることが可能となり、プリテンショナ機構を備えたシートベルト装置の車両前後方向の配置スペースをコンパクトにすることができる。
また、本発明によれば、前記シリンダ部の先端部は、固定手段を介して前記ピラーに固定されているので、シリンダ部の取付け剛性が増し、車体走行の震動などでシリンダ部が振れてピラーや内装材に当たり、異音が発生するのを防止することができる。
さらに、本発明によれば、前記シリンダ部は、前記シートベルトの巻取り手段であるリトラクタを取付けるリトラクタ取付け穴に架け渡すように配置されているので、取付け穴を設けたことによるピラーの強度低下をシリンダ部の固定により補強する効果を得ることができる。
そして、本発明によれば、前記係止部は前記ピラーに固定され、前記係止部とともに前記シリンダ部が前記内装部材で覆われているので、係止部用のカバーを別途設ける必要が無く、部品点数を低減できるとともに、上下方向の係止部のレイアウトの自由度をさらに高めることが可能となる。
しかも、本発明によれば、前記リトラクタを固定するための補強部材(リンフォース)は前記ピラーに設けられ、前記係止部は前記補強部材の設置範囲内に固定されているので、リトラクタの取付け強度を向上させるための補強部材が係止部の補強を兼ねることとなり、係止部用の補強部材を別途設ける必要がなく、係止部の強度低下を伴うことなく、構造が簡単化されるとともに、部品点数を低減できる。
また、本発明によれば、前記内装部材(ピラートリム)の下部には、一端を開口したスリット部が設けられ、前記係止部に連結した前記シートベルトは前記スリット部を通して車室内側に導かれ、前記シートベルトの連結範囲は車室内側に露出されて配置されているので、シートベルトあるいはカバーで覆われたシートベルトを、内装部材のピラートリムの下方からスリット部の開口部を通して容易にスリット部に差し込めることになり、シートベルト装置をピラーに取付けた後に、ピラートリムを上方から差し込むようにしてピラーに取付けることができる。これにより、組付け性を低下させること無く、内装部材内にプリテンショナ機構を備えた係止部のラップアンカを配置することができる。
さらに、本発明において、前記内装部材(ピラートリム)の下部には、車両幅方向の外側に対向する凹部が設けられ、前記内装部材の前記係止部における前記ピラーへの固定部を覆う位置の表面から前記凹部の底面につながる面上には、前記スリット部が設けられているので、スリット部を車両前後方向の前方を向く面に配置することが可能となり、装着時に前方に向けて引き出されるシートベルトの方向を途中で屈折させることのない位置に該スリット部を配置でき、これにより装着時におけるシートベルトの配索を好ましい状態に保持することができる。しかも、前記凹部を設けることにより、シートベルトとピラーが最も接近しやすくなり、動きが大きい箇所での、ピラートリムとシートベルトとの干渉を回避あるいは軽減させることができる。
また、本発明において、前記スリット部における上部側の終縁の位置は、前記シートベルト装置を装着しない状態の前記係止部に連結したワイヤが通る線上に設けられているとともに、前記スリット部の先端は、少なくとも前記ワイヤの径よりも大きい円弧形状に形成され、あるいは、前記スリット部の車両前後方向後側に位置する縁部の途中には凸形状部が設けられ、該凸形状部は、前記シートベルト装置を装着した状態の前記係止部に連結したワイヤが通る線上に設けられ、前記凸形状部の先端は、少なくとも前記ワイヤの径よりも大きい円弧形状に形成されているので、シートベルト装着時および収納時の両方において、ワイヤの配索ラインを折れ曲がることなく直線状に保持することができる。
さらに、本発明によれば、前記スリット部の下端開口部から上端の終縁までの縁部のライン、前記終縁から前記凸形状部までの縁部のライン、または前記凸形状部から前記下端開口部までの縁部のラインの少なくともいずれかは、前記スリット部内側に凸となる円弧形状に形成されているので、スリット部の幅を極力細くすることが可能となり、スリット部の内部を見え難くすることができ、外観品質を向上させることができる。
要するに本発明によれば、乗員の乗降時の足などによる外力や、雨天時の水の影響を防止するための保護部材やカバーを必要とすることなく、また、シートベルト装置における係止部(ラップアンカ)の取付けのための補強を必要とせず、ピラー(センターピラー)のリトラクタの取付けのための取付け穴形成部分の強度を向上させることができる。
また、本発明によれば、内装部材(ピラートリム)の組付け性を損なうことなく、コンパクトに、ピラー(センターピラー)内にプリテンショナ機構を収めることができ、上下方向における係止部のレイアウトの自由度を高めることができる。さらに、装着時および非装着時の両方において、シートベルトの係止部(ラップアンカ)側のラインを理想的な状態に保つことができ、シートベルトと内装部材との干渉も回避できる。
以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態に係るプリテンショナ機構を備えた車両のシートベルト装置の取付け構造を示す分解斜視図である。
図1におけるシートベルト装置1は、座席15に着座した乗員の胸部および腰部を同時に拘束する所謂3点式のベルト装置であり、座席15の片側側部にはボルト16aを介してバックル16が取付けられている。そして、シートベルト装置1のベルト(シートベルト)10にはタング13(詳細は後述)が取付けられており、該タング13をバックル16に係合させると、シートベルト装置1は、シートベルト10によって乗員の身体を座席15に拘束するようになっている。
このようなシートベルト装置1は、シートベルト10の一端部に設けられたベルト巻取り手段であるリトラクタ11と、シートベルト10の他端部に設けられた係止部としてのラップアンカ14とを備え、これらリトラクタ11とラップアンカ14との間には、ショルダアンカ12およびタング13がシートベルト10に沿って移動可能に挿通されている。
図2は上記実施形態におけるラップアンカ(係止部)14の拡大斜視図である。
ラップアンカ14は、緊急時にシートベルト10を瞬時に引き込むプリテンショナ機構を備えており、本発明の実施形態のプリテンショナ機構は次のように構成されている。
上記ラップアンカ14は、車体に固定するためのアンカプレート14aを備えており、該アンカプレート14aに穿設された孔14a1にボルト14g等の締結部材を挿通して車体に締結されるようになっている。アンカプレート14aには、その一部を上方へ延長して形成した取付け端部14a2が設けられており、この取付け端部14a2にはガス発生装置14bが取付けられているとともに、ガス発生装置14bには筒状のシリンダ14cが連結されている。そして、このシリンダ14cは、センターピラー20の上下方向にほぼ沿うように配置されている。
上記シリンダ14c内には、ガス圧で移動する図示しないピストンが往復動可能に収納されており、該ピストンに連結されたワイヤ14dは、アンカプレート14aと共締めした滑車(図示省略)を経由して、アンカプレート14aの取付け端部14a2と別の端部に位置しながら斜め上方へ延びる支持端部14a3に支持されている。シリンダ14cの上部には、ラップアンカ14を車体側のセンターピラー20に取付けるためのブラケット(固定手段)14fが設けられている。
また、上記ワイヤ14dは、先端がループ状に形成されており、図1で示すように、このループ状部14zにシートベルト10の端部を挿通して縫合することにより、当該ワイヤ14dとシートベルト10とを連結している。ワイヤ14dの露出部は、図3に示すような布または樹脂からなるカバー14eで覆われている。
さらに、上記ガス発生装置14bには、車両の衝突を検知するセンサ(図示省略)からの検出信号を入力するためのハーネス35およびコネクタ32を結線する挿入口14b1が設けられている。
このような基本構成のプリテンショナ機構を備えたラップアンカ14に、車両の衝突を検知するセンサからの信号が、ハーネス35およびコネクタ32を介して入力されると、ガス発生装置14bが作動してガスを発生し、発生したガスの圧力によりシリンダ14c内のピストン(図示省略)がシリンダ14c内を該シリンダ14cの先端側(図2の上方)に向かって移動することにより、ワイヤ14dをシリンダ14c内に引っ張り込み、このワイヤ14dに引かれてシートベルト10が引っ張られる。
かかる動作により、乗員の腰部に配索されたシートベルト10が引き締められ、乗員に密着して、衝突による乗員の前方への移動を拘束することになる。
次に、図1に戻ると、シートベルト10が挿通されるショルダアンカ12は、センターピラー20の上方にボルト等の締結部材により締結部中心回りに回動可能に取付けられている。
また、上記座席15に対してラップアンカ14と反対側の箇所には、腰外アンカであるバックル16が配置されており、該バックル16にタング13を係止することにより、乗員はシートベルト装置1を装着することが可能となっている。
このシートベルト装置1の装着状態において、ショルダアンカ12からタング13にかけて位置する範囲のシートベルト10は、乗員の胸部を肩から腰にかけて斜めに配索されて主に乗員の上体を拘束し、タング13からラップアンカ14にかけて位置する範囲のシートベルト10が乗員の腰部の位置に車両幅方向に配索されることにより、乗員の腰部を拘束するようになっている。
図1において、上記シートベルト10を繰り出しあるいは引き込むリトラクタ11は、車体側部に立設するセンターピラー20の下部に開設したリトラクタ取付け穴21に挿入され、架け渡すように配置された状態で、ボルト3などの締結部材によって前記センターピラー20の壁面に固定されるようになっている。更に、リトラクタ11の上部は、スクリュー4などの締結部材で固定されていても良い。
上記センターピラー20の取付け穴21の下側は、補強部材であるリンフォース20aを重ねて配置することにより、リトラクタ11に掛かる負荷に耐えられるよう、取付け強度の向上がなされている。そして、係止部のアンカプレート14aは、リンフォース20aの設置範囲内に固定されている。
次に、本発明の実施形態に係るシートベルト装置1の車体への取付け構造について説明する。
図4は上記実施形態におけるシートベルト装置の車体への取付け状態を示す部分正面図で、内装部材のピラートリムを除去しかつベルトを省略して示す図である。
図4において、上記リトラクタ11は、センターピラー20の取付け穴21に挿入され、ボルト3およびスクリュー4でセンターピラー20の壁面に固定されており、リトラクタ11のセンターピラー20との取付け部20b(図1および図4参照)の周辺下部に前記ラップアンカ14をボルト14g等の締結部材で固定している。上記のように、取付け穴21周辺のリトラクタ11及びアンカプレート14aの取付け箇所は、図1に示すように、リトラクタ11の取付け強度を向上するためのリンフォース20aが配置されているため、ラップアンカ14用として別途補強部材を追加する必要はない。
さらに、図4に示すように、ラップアンカ14にガス発生装置14bを介して連結されたシリンダ14cは、センターピラー20の上下方向(長手方向)にほぼ沿った形で立てて配置されている。このようにシリンダ14cを立てて配置することにより、特許文献2にて提供されている従来技術のような、シリンダを床に沿って寝かせて配置する場合に比べて、車両前後方向の配置スペースをコンパクトにすることが可能になり、ドアの開口面積を広げるためにセンターピラー20を細くした場合でも、シリンダ14cをセンターピラー20内に収めることが可能となる。
また、上記シリンダ14cは、センターピラー20に開設されたリトラクタ11の取付け穴21の上を通して、上下方向に架け渡すように配置され、シリンダ14cの上部をセンターピラー20にブラケット14fを介してボルト14h等の締結部材で固定することにより、取付け穴21を設けたことによるセンターピラー20の強度低下を防止し、補強する効果を得ることができる。
しかも、ブラケット14fおよびボルト14hによるシリンダ14cの先端の車体への固定により、車体走行の震動等によってシリンダ14cが振れて、センターピラー20や後述の内装部材に当たり、異音が発生するのを防止する効果も同時に得ることができる。
なお、この実施形態では、図1に示すように、ガス発生装置14bの挿入口14b1に結線する車体側からのハーネス35を、リトラクタ11の取付け穴21を通して引き出して結線するようにしている。このことにより、従来技術のような床面に配置したプリテンショナ機構とともにハーネスを保護する保護部材を省略することができる。
次に、本発明の実施形態の取付け構造では、以上のようにしてシートベルト装置1をセンターピラー20に取付けた後、図1に示すように、センターピラー20の室内側を内装部材であるピラートリム30で覆っている。したがって、プリテンショナ機構を備えたラップアンカ14もリトラクタ11と共に、当該ピラートリム30で覆われることになる。
このように、ラップアンカ14をリトラクタ11の付近のセンターピラー20に固定して、ピラートリム30で覆うことにより、従来技術のように床面にプリテンショナを配置する場合に比べて、乗員の乗降時の足による外力や、雨天時の水の影響を受ける心配が無く、保護用のカバーなどを別途設ける必要が無くなる。
また、サイドシルなどのドア開口部よりも下方に取付け位置が制限されることも無く、センターピラー20に沿って自由に上下方向の位置を設定可能となることから、ラップアンカ14のレイアウトの自由度を高めることができる。
一方、図5はピラートリムのセンターピラーへの取付け部の部分拡大側面図である。
上記ピラートリム30は、図5に示すように、センターピラー20の形状に合わせて、下方へ行くに従って若干幅が広がる形状に形成されている。このピラートリム30の下端部にはスリット31が形成されており、このスリット31にラップアンカ14のカバー14e(図3参照)で覆われた範囲のシートベルト10を挿通することにより、シートベルト10は車両室内側に導かれ、当該シートベルト10の連結範囲は車両室内側に露出されて配置されることになる。
上記スリット31は、開口部31sにて下端側を開放した形状に形成されており、これにより、シートベルト10またはカバー14eを容易にピラートリム30の下から差し込めるようにしている。したがって、シートベルト装置1をセンターピラー20に取付けた後に、ピラートリム30を上から差し込むようにセンターピラー20に取付けることが可能となり、組付け性を低下させること無く、ピラートリム30内にプリテンショナ機構を備えた係止部であるラップアンカ14を配置せしめることができる。
上記ピラートリム30の下部には、車両幅方向の外側に対向する凹形状部30zが、ラップアンカ14のプリテンショナ機構を構成するシリンダ14cおよびガス発生装置14bを覆う箇所よりも車両前方側に設けられており、該凹形状部30zの底面からシリンダ14c等を覆うピラートリム30の表面にかけてつながる面上には、スリット31が設けられている。
このような形状にピラートリム30を形成してスリット31を設けることにより、スリット31を車両前後方向の前方を向く面に配置することが可能となる。その結果、装着時(図5のラインL1)に車両前方に向けて引き出されるシートベルト10の方向を、途中で屈折させることのない位置にスリット31を配置でき、装着時のシートベルト10の配索に内装部材であるピラートリム30が影響を及ぼすことを防止できる。
また、上記凹形状部30zを設けることにより、シートベルト10とセンターピラー20が最も接近しやすく、動きが大きい箇所での、ピラートリム30との干渉を軽減させる効果も得られる。
さらに、この実施形態では、上記スリット31の縁部の車両前方側にピラートリム30の内側へ折り返した片部31aが設けられている。この片部31aの存在により、装着時(ラインL1)に車両前方に引かれたシートベルト10のカバー14eが保護され、スリット31のエッジでカバー14eが傷付くのを防止できる。
また、この実施形態では、図5に示すように、スリット31の上方における終縁31bの位置が、シートベルト装置1を装着しない状態(図5のラインL2)のカバー14e内部のワイヤ14dが通る線上(図5のW2)に設けられ、当該終縁31bの先端は、少なくともワイヤ14dの径よりも大きい円弧形状に形成されている。
さらに、スリット31の車両前後方向後側に位置する縁部の途中には、凸形状部31cが設けられている。この凸形状31c部は、シートベルト装置1を装着した状態(図5のラインL1)のカバー14e内部のワイヤ14dが通る線上(図5のW1)に設けられ、その先端は、少なくともワイヤ14dの径よりも大きい円弧形状に形成されている。
したがって、上記スリット31はヨットの帆のような三角形状となっている。これにより、シートベルト装着時と収納時の両方において、カバー14e内部のワイヤ14dの配索ラインを折れ曲がることなく保持することができる。更に、スリット31の下端開口部31sから終縁31bまでの縁部のライン31d、終縁31bから凸形状部31cまでの縁部のライン31e、および凸形状部31cから下端開口部31sまでの縁部のライン31fがスリット31の内側に凸となる円弧形状に形成されていることにより、スリット31の幅を極力細くすることができ、スリット31の内部が見えにくいようになっている。
以上のように、本発明の実施形態によれば、乗員の乗降時の足などによる外力や、雨天時の水の影響を防ぐための保護部材やカバーを必要とすることなく、また、ラップアンカ14の取付けのための補強を必要とせず、センターピラー20のリトラクタ11の取付けのための穴部の強度を向上させることができる。
また、内装部材であるピラートリム30の組付け性を損なうことなく、コンパクトにセンターピラー20内にラップアンカ14のプリテンショナ機構を収めることができ、上下方向におけるラップアンカ14のレイアウトの自由度を高めることができる。また、装着時および非装着時の両方において、シートベルト10のラップアンカ14側のベルトのラインを理想的な状態に保つことができ、シートベルト10とピラートリム30との干渉も回避することができる。
以上、本発明の実施の形態につき述べたが、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形および変更が可能である。
本発明の実施形態に係るプリテンショナ機構を備えた車両のシートベルト装置の取付け構造を示す分解斜視図である。 上記実施形態におけるラップアンカ(係止部)を示す拡大斜視図である。 上記実施形態におけるワイヤのカバー部およびラップアンカを示す要部側面図である。 上記実施形態におけるシートベルト装置の車体への取付け状態を示すものであって、内装部材を除去しかつベルトを省略した部分正面図である。 上記実施形態におけるピラートリムのセンターピラーへの取付け部を示す部分拡大側面図である。
符号の説明
1 シートベルト装置
10 シートベルト
11 リトラクタ
12 ショルダアンカ
13 タング
14 ラップアンカ(係止部)
14a アンカプレート
14b ガス発生装置
14c シリンダ
14d ワイヤ
14e カバー
14f ブラケット
15 座席
16 バックル
20 センターピラー
20a リンフォース(補強部材)
21 リトラクタ取付け穴
30 ピラートリム(内装部材)
30z 凹形状部
31 スリット
31c 凸形状部
31s スリットの開口部
32 コネクタ
35 ハーネス

Claims (11)

  1. シートベルトの一端を車体に固定するための係止部に、ガス発生装置と該ガス発生装置に連結された筒状のシリンダ部とを有するプリテンショナ機構を備えたシートベルト装置の取付け構造において、前記シリンダ部、または該シリンダ部と前記ガス発生装置を、車両側部を構成するピラーと該ピラーの室内側を覆う内装部材との間に配置したことを特徴とするプリテンショナ機構を備えたシートベルト装置の取付け構造。
  2. 前記シリンダ部は、前記ピラーの上下方向にほぼ沿うように配置されていることを特徴とする請求項1に記載のプリテンショナ機構を備えたシートベルト装置の取付け構造。
  3. 前記シリンダ部の先端部は、固定手段を介して前記ピラーに固定されていることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載のプリテンショナ機構を備えたシートベルト装置の取付け構造。
  4. 前記シリンダ部は、前記シートベルトの巻取り手段であるリトラクタを取付けるリトラクタ取付け穴に架け渡すように配置されていることを特徴とする請求項3に記載のプリテンショナ機構を備えたシートベルト装置の取付け構造。
  5. 前記係止部は前記ピラーに固定され、前記係止部とともに前記シリンダ部が前記内装部材で覆われていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のプリテンショナ機構を備えたシートベルト装置の取付け構造。
  6. 前記リトラクタを固定するための補強部材は前記ピラーに設けられ、前記係止部は前記補強部材の設置範囲内に固定されていることを特徴とする請求項5に記載のプリテンショナ機構を備えたシートベルト装置の取付け構造。
  7. 前記内装部材の下部には一端を開口したスリット部が設けられ、前記係止部に連結した前記シートベルトは前記スリット部を通して車室内側に導かれ、前記シートベルトの連結範囲は車室内側に露出されて配置されていることを特徴とする請求項5または6のいずれかに記載のプリテンショナ機構を備えたシートベルト装置の取付け構造。
  8. 前記内装部材の下部には、車両幅方向の外側に対向する凹部が設けられ、前記内装部材の前記係止部における前記ピラーへの固定部を覆う位置の表面から前記凹部の底面につながる面上には、前記スリット部が設けられていることを特徴とする請求項7に記載のプリテンショナ機構を備えたシートベルト装置の取付け構造。
  9. 前記スリット部における上部側の終縁の位置は、前記シートベルト装置を装着しない状態の前記係止部に連結したワイヤが通る線上に設けられているとともに、前記スリット部の先端は、少なくとも前記ワイヤの径よりも大きい円弧形状に形成されていることを特徴とする請求項7または8のいずれかに記載のプリテンショナ機構を備えたシートベルト装置の取付け構造。
  10. 前記スリット部の車両前後方向後側に位置する縁部の途中には凸形状部が設けられ、該凸形状部は、前記シートベルト装置を装着した状態の前記係止部に連結したワイヤが通る線上に設けられ、前記凸形状部の先端は、少なくとも前記ワイヤの径よりも大きい円弧形状に形成されていることを特徴とする請求項7または8のいずれかに記載のプリテンショナ機構を備えたシートベルト装置の取付け構造。
  11. 前記スリット部の下端開口部から上端の終縁までの縁部のライン、前記終縁から前記凸形状部までの縁部のライン、または前記凸形状部から前記下端開口部までの縁部のラインの少なくともいずれかは、前記スリット部内側に凸となる円弧形状に形成されていることを特徴とする請求項9または10のいずれかに記載のプリテンショナ機構を備えたシートベルト装置の取付け構造。
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