JP2007037782A - X線コンピュータ断層撮影装置 - Google Patents

X線コンピュータ断層撮影装置 Download PDF

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Abstract

【課題】被検体を走査して得られたデータに基づいて画像データを心電同期再構成法のもとで再構成するX線コンピュータ断層撮影装置において、心電同期再構成に対して最適な心拍位相を特定すること。
【解決手段】X線コンピュータ断層撮影装置は、被検体から投影データを収集するためにX線管101とX線検出器102とを有し、得られた投影データと心拍情報に基づいて被検体内部の画像を生成するX線コンピュータ断層撮影装置において、複数の心拍位相に対応する動き量をそれぞれ求めるものであり、投影データに対して加算処理を行って心拍位相間での動き量を求め、動き量に基づいて動きの少ない心拍位相を決定するための処理を行う位相決定部207とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、X線で被検体を走査し、得られた投影データに基づいて画像データを心電同期再構成法のもとで再構成するX線コンピュータ断層撮影装置に関する。
X線コンピュータ断層撮影装置は、被検体を透過したX線の強度に基づいて、被検体についての情報を画像により提供するものであり、疾病の診断、治療や手術計画等を初めとする多くの医療行為において重要な役割を果たしている。
X線コンピュータ断層撮影装置を使った動きの速い特に心臓検査では、画像の時間分解能の向上が重要な課題の一である。その課題に対する主要な対処法としては、ハーフ再構成法と、心電同期再構成法との併用がある。周知のとおり、この方法は、操作者が指定した心臓の動きの位相(心拍位相)を中心として、X線管が180°+α(αは扇状X線のファン角)の範囲を回転する間に収集されたハーフ投影データセットを切り出し、切り出したハーフ投影データセットから、いわゆるパーカーによる2次元の重み係数マップを用いた2次元フィルタ(以下単にフィルタという)により、360°範囲のフル投影データセットを生成し、360°範囲のフル投影データセットから画像データを再構成する。なお、心拍位相とは、R波から次のR波までの不定期間を0〜100%で規格化し、当該期間の位置を%で表現したものをいう。
CTでは、画像再構成の原理上、360°の回転に要する時間、又はハーフ再構成であっても(180°+α)の回転に要する時間が実質的な時間分解能として制約される。従ってこの実質的な時間分解能のなかで起きる心臓の拍動の大きさに起因するボケ等による画質の低下が避けられない。
多くの場合、心拍位相を最適位相に指定すること、つまり心拍位相を中心とした実質的な時間分解能の時間幅における心臓の動きが最も少ない心拍位相を指定することは困難であった。
特開平2004−175440公報
本発明の第1局面は、被検体から投影データを収集するためにX線管とX線検出器とを有し、前記投影データと心拍情報に基づいて被検体内部の画像を生成するX線コンピュータ断層撮影装置において、前記投影データに基づいて複数の心拍位相に対応する動き量を求める演算部と、前記動き量に基づいて、特定の心拍位相を決定するための処理を行う特定心拍位相決定部とを備える。
本発明の第2局面は、被検体から投影データを収集するためにX線管とX線検出器とを有し、前記投影データと心拍情報に基づいて被検体内部の画像を生成するX線コンピュータ断層撮影装置において、前記投影データから、第1の心拍位相に対応する画像の生成に必要とされる第1の投影データセットと、第2の心拍位相に対応する画像の生成に必要とされる第2の投影データセットと、前記第1の投影データセットと前記第2の投影データセットの差分の和を求める手段と、前記和に基づいて、特定の心拍位相を決定するための処理を行う特定心拍位相決定部とを具備する。
本発明の第3局面は、被検体から投影データを収集するためにX線管とX線検出器とを有し、前記投影データと心拍情報に基づいて被検体内部の画像を生成するX線コンピュータ断層撮影装置において、前記収集された投影データを記憶する記憶部と、前記記憶部から特定の心拍位相に対応する投影データセットを切り出す投影データセット切り出し部と、画像再構成用の重み係数の差分と、前記投影データセットに基づいて、動き量を求める演算手段と、前記動き量に基づいて、特定の心拍位相を決定するための処理を行う特定心拍位相決定部とを具備する。
本発明の第4局面は、被検体から投影データを収集するためにX線管とX線検出器とを有し、前記投影データと心拍情報に基づいて被検体内部の画像を生成するX線コンピュータ断層撮影装置において、前記投影データに基づいて、心拍位相が相違する複数の画像を再構成する画像再構成部と、前記複数の画像から、心拍位相が相違する複数の差分画像を発生する差分画像発生部と、前記複数の差分画像に基づいて、複数の心拍位相に対応する動き量を求める動き量演算部と、前記動き量に基づいて、特定の心拍位相を決定するための処理を行う特定心拍位相決定部とを具備する。
本発明によれば、被検体を走査して得られたデータに基づいて画像データを心電同期再構成法のもとで再構成するX線コンピュータ断層撮影装置において、心電同期再構成に対して最適な心拍位相を特定することができる。
以下、図面を参照して本発明によるX線コンピュータ断層撮影装置の実施形態を説明する。なお、X線コンピュータ断層撮影装置には、X線管と放射線検出器とが1体として被検体の周囲を回転する回転/回転(ROTATE/ROTATE)タイプと、リング状に多数の検出素子がアレイされ、X線管のみが被検体の周囲を回転する固定/回転(STATIONARY/ROTATE)タイプ等様々なタイプがあり、いずれのタイプでも本発明を適用可能である。ここでは、現在、主流を占めている回転/回転タイプとして説明する。また、1スライスの断層像データを再構成するには、被検体の周囲1周、約360°分の投影データ(フル再構成法)が、またハーフ再構成法でも180°+α(α;ファン角)分の投影データが必要とされる。本実施形態では、動きの速い心臓等の撮影に有効なハーフ再構成法を採用する。また、入射X線を電荷に変換するメカニズムは、シンチレータ等の蛍光体でX線を光に変換し更にその光をフォトダイオード等の光電変換素子で電荷に変換する間接変換形と、X線による半導体内の電子正孔対の生成及びその電極への移動すなわち光導電現象を利用した直接変換形とが主流である。X線検出素子としては、それらのいずれの方式を採用してもよいが、ここでは、前者の間接変換形として説明する。また、近年では、X線管とX線検出器との複数のペアを回転リングに搭載したいわゆる多管球型のX線コンピュータ断層撮影装置の製品化が進み、その周辺技術の開発が進んでいる。本発明では、従来からの一管球型のX線コンピュータ断層撮影装置であっても、多管球型のX線コンピュータ断層撮影装置であってもいずれにも適用可能である。ここでは、一管球型として説明する。
図1は本実施形態に係るX線コンピュータ断層撮影装置の構成を示している。このX線コンピュータ断層撮影装置は、被検体に関する投影データを収集するために構成された架台装置1を有する。架台装置1は、X線管101とX線検出器102を有する。X線検出器102は、典型的には、心臓領域をカバーする例えば64列のマルチスライス型(多列型)が採用される。しかし、X線検出器102は、シングルスライス型(一列型)であってもよい。
X線管101とX線検出器102は、架台駆動装置105により回転駆動されるリング状の回転フレーム103に搭載される。ここでは、回転フレーム103の回転軸をZ軸と定義する。Z軸を中心とした回転座系において、X線管101の焦点からX線検出器102の検出面中心を結ぶZ軸に直交する軸をX軸と定義する。Y軸はZ軸とX軸とにともに直交する。
回転フレーム103の中央部分は筐体とともに開口される。撮影時には、その開口部に寝台装置3の天板302上に載置された被検体Pが挿入される。被検体Pの心電図を検出するために、被検体Pには心電計106が装着される。なお、心電計106は、被検体Pの生体信号を計測するための装置として装備されている。
X線管101の陰極−陽極間には高圧発生装置104から管電圧(高電圧)が印加され、またX線管101のフィラメントには高圧発生装置104からフィラメント電流が供給される。管電圧の印加及びフィラメント電流の供給によりX線管101の陽極のターゲットからX線が発生される。
X線検出器102は、各々が例えば0.5mm×0.5mmの正方の受光面を有する複数のX線検出素子を有する。例えば916個のX線検出素子がチャンネル方向(Y軸に近似)に配列される。この列がスライス方向(Z軸)に例えば64列並設される。
一般的にDAS(data acquisition system)と呼ばれているデータ収集装置107は、検出器102からチャンネルごとに出力される信号を電圧信号に変換し、増幅し、さらにディジタル信号に変換する。このデータ(純生データともいう)は架台外部の計算機本体2に供給される。計算機本体2の前処理部202は、データ収集装置107から出力されるデータ(純生データ)に対して感度補正等の補正処理を施す。前処理された純生データは一般的に生データと称する。ここでは、純生データと生データを総称して「投影データ」とする。
投影データは、データ収集時のX線管101の回転角度を表すビュー(VIEW)、チャンネル番号、列番号及び天板302の位置を表す各コードを関連付けられ、心電計106の心電図データとともにに計算機本体2の投影データ記憶部203に記憶される。尚、本実施形態では、ヘリカルスキャンにより得られた投影データを処理する場合について説明するが、本発明はダイナミックスキャンに適用することもできる。
計算機本体2は、上記前処理部202及び投影データ記憶部203とともに、スキャン制御部201、画像再構成処理部206、最適位相決定部207、画像記憶部209、表示部210、システム制御部212を有する。画像再構成処理部206は、心電計106により計測された心電の情報とX線検出器102により検出された投影データに基づいて心電同期再構成を行うものである。再構成処理部206は、設定された心拍位相に対応する複数心拍の投影データを合成して再構成することによりその心拍位相に対応する画像を表示する。 最適位相決定部207は、本実施形態において重要な構成要素であり、以下にその詳細を説明する。最適位相決定部207は、実際的には後述する流れ図上で説明する様々な手段をコンピュータに実現させるためのX線コンピュータ断層撮影装置のためのプログラムとして提供される。最適位相決定部207は、マウスやキーボード等の図示しない操作入力部を介して操作者が選択可能な第1又は第2のモードで動作して、最適位相、つまり最も心臓動き(拍動)が少ない心拍位相又はその心拍位相に最も近似的な位相を近い位相を決定する。第1のモードでは、再構成画像を扱い、第2のモードでは、再構成前の投影データを扱って最適位相を決定する。なお、位相は、ここでは、典型的な“%”表記で説明するが、R波を基準としたmsec(ミリ秒)による表記を採用してもよい。
以下第1、第2のモードを順番に説明する。
図2には第1のモードによる最適位相を決定するための一連の動作が示されている。まず、システム制御部212の制御のもとで、例えば操作者によりスキャノグラム、MPR像又は他の撮影装置で取得された画像上で図4(a)に示す参照スライス位置が心臓を横切るように指定され、その位置でスキャニングが心電波形の取得とともに実行される(S11)。それにより少なくとも一心拍にわたる期間の投影データが収集され、投影データ記憶部203に記憶される。スキャンが終了し、続いて最適位相決定部207の動作が開始される。
まず、心拍位相を単に識別するための変数nが1に初期化される(S12)。もちろん、変数nは説明の便宜上の変数であり、実際にプログラム上でどのように実現するかは完全に任意である。例えば、心拍周期を2%間隔で分割したとき、nは0、1、2、3、・・・49、50となり、それぞれ心拍位相0%、2%、4%、6%、・・・98%、100%に対応する。
システム制御212のもとで、心拍位相0%を中心とした(180°+α)分の投影データセットが投影データ記憶部203から画像再構成処理部206に読み出される(S13)。換言すると、図3に示すように、S11のスキャニングで収集された時間軸上の一連のデータ(時間軸とチャンネル軸とに配列するとサイノグラムと通称されるデータ)から、心拍位相0%を中心とした(180°+α)分の投影データセットPnが切り出される。なお、投影データセットとは、1枚の画像を再構成するのに必要とされる投影データの集合として定義され、上記のようにハーフ再構成法のもとでは、特定位相を中心とした(180°+α)の角度範囲の中にある投影データであり、一方、フル再構成法のもとでは、特定位相を中心とした(360°)の角度範囲の中にある投影データである。本実施の形態では、1つの心拍期間のデータを切り出している例で説明するが、その心拍位相に対応する複数の異なる心拍期間の投影データを合成して、1画像を生成するための投影データを構成するようにしても良い。
この投影データセットPnは、ハーフ再構成用であるので、部分的に欠落している。画像再構成処理部206において、一般的な手法により、投影データセットPnを、いわゆるパーカーによる2次元の重み係数マップを用いた2次元フィルタ(以下単にフィルタという)を通すことにより、360°分のフル投影データFPnを発生する(S14)。
フル投影データFPnに基づいて画像再構成処理部206では画像(断層画像)Tnが生成される(S15)。この画像(断層画像)Tnのデータは、画像記憶部209に記憶される。尚、スライス方向における画像の厚さは任意に変更することが可能である。指定された厚さに応じてスライス方向の隣接した複数の画像を加算処理することにより、その厚さに対応する画像を構成してから後述の処理を行うようにしても良い。
なお、この最適位相決定処理における再構成画像は、当該処理で決定された最適位相に従って生成される実際の診断のための再構成画像とは、明らかにマトリクスサイズが小さい。マトリクスサイズが小さいことには、撮影FOVの全域を再構成FOVとする場合においては解像度が低いこと、又は同じ解像度であっても、撮影FOVの後述する一部領域(関心領域ROI)を再構成FOVとして拡大再構成(ズーミング再構成)をすることが含まれる。
次に、最適位相決定部207では、画像記憶部209に記憶されている画像Tnのデータから、2位相前の画像Tn-2のデータを差分して、差分画像Xnを生成する(S16)。ここでは、2%間隔で投影データセットを切り出し、画像を再構成しているので、位相差4%の画像どうしで差分することになる(図4参照)。最適位相をできるだけ高精度で正確に決定するには、1乃至2%の高い時間分解能(短い間隔)で画像を再構成することが必要とされ、その一方で、心臓の動きをある程度顕在化させるには、3乃至6%、好ましくは4又は5%の位相差が必要とされる。2%の間隔で画像を再構成し、差分については2フレームの間隔を離すことで、高い時間分解能を得ることと、心臓の動きをある程度顕在化させることを両立させることができる。もちろん、4%の時間分解能で画像を再構成し、隣接フレーム間で差分するようにしてもよい。この場合、時間分解能は2%の場合の半分に低下してしまうが、心臓の動きをある程度顕在化させることができる。画像再構成の間隔と、差分間隔とをどのように組み合わせるかは、被検体の心拍数等に応じて操作者が任意に決めるべきである。
S16で生成された差分画像Xnを構成する全ての画素についてその絶対値の総和が、心臓の動き量を表す指標値として、最適位相決定部207において計算される。なお、差分画像Xnを構成する全画素の絶対値総和に限定されず、図6、図7に示すように、差分画像Xnの一部領域(局所領域)として典型的には操作者により画像上に指定された冠状動脈を含む関心領域内の複数画素の絶対値総和であってもよい。また、単純に絶対値総和ではく、二乗和であってもよい。
S13〜S17の一連の処理は、S18及びS19を経て、変数nが心拍期間の最終値(50)に達するまで繰り返される。それにより、図4に示すように、1心拍期間に対して、2%の間隔で51枚の差分画像X0〜X50が求められ、その差分画像X0〜X50それぞれにから絶対値総和ST0〜ST50が求められる。図4(a)は、スライス方向に沿ったCT断層画像を表している。図4(b)は、各位相におけるCT断層画像を表している。図4(c)は、2つの位相に対応するCT断層画像の差分画像及びその差分画像の画素値の和(動き量)を求める式を表している。図4(d)は、動き量の値に応じて画像の濃淡又は色を変えて、各位相における動き量の値を表した、モーションライン画像を表している。図4(e)は、各スライス位置に対応する複数のモーションラインを、スライス位置に対応付けて表示したモーションマップ画像を表している。
図5には絶対値総和ST0〜ST50の時間変化を表している。最適位相決定部207は、この絶対値総和の時間変化の情報を作成し、表示部210に表示するようにしても良い。また、図6、図7に示した関心領域内の画素値の絶対値総和の時間変化の情報を作成し、図8に示すように、表示部210に表示するようにしても良い。
最適位相決定部207では、絶対値総和ST0〜ST50の中から、最も振動の動きが小さい状況に対応する単一の絶対値総和を選択する(S20)。ここでは、最適位相決定部207は、最も値の低い絶対値総和STmを選択する。この最も値の低い絶対値総和STmは、画像Tmと画像Tm-2に由来しており、つまり1心拍周期の中で、(2×(m−2))%の心拍位相から、(2×(m))%の心拍位相までの間が最も心臓の動きが小さかった、又はそれに最も近かったことを意味している。最適位相決定部207は、例えば、
{(2×(m−2))%+(2×m)%}/2
を最適な心拍位相として決定する(S21)。それに限定されず、最適位相決定部207は、(2×(m−2))%を最適位相として決定しても良いし、(2×m)%}/2を最適位相として決定しても良い。
また、上記図5又は図8に示した表示部210に表示された絶対値総和の時間変化から、操作者が入力装置を介して手動で最適と考える心拍位相を指定するようにしてもよい。
このように最適な位相として決定された心拍位相は、システム制御部212において、メインの心電同期再構成法において活用される。その決定された心拍位相に対応する複数の各スライスのCT断層画像が再構成され、その3次元的な画像データに基づいて画像を表示することができる。
なお、上記第1モードにおいては、S17で計算した差分画像Xnの画素絶対値の総和STnの最小値を選択したが、図9に示すように、この絶対値総和STnの時間変化(図5)に対して、適当な区間長で移動平均を求め(S22)、その移動平均値の最小値を最適位相として決定するようにしても良い。区間長としては、ハーフの心電再構成法としての実質的な時間分解能が好ましいと言える。典型的には、当該移動平均の区間長は、(180°+α)分の投影データセットの時間長に設定される。
次に、第2のモードについて説明する。上述したように、第1のモードでは、投影データセットから画像を再構成したが(図12(a)参照)、第2のモードでは、画像を再構成することなく、再構成前の投影データ(生データ)を扱って最適位相を決定するものである。
図10には、第2のモードによる最適位相決定手順を示している。図10において、図2と同じステップには同じ符号を付して説明は省略する。S14において生成された360°分の投影データセットFPnが、画像記憶部209に記憶される。
最適位相決定部207では、画像記憶部209に記憶されている投影データから、1画像を再構成するのに必要な投影データセットを複数生成し、その投影データセット中の各投影データの差分を求め、その差分投影データの集まりである投影データセットを求める。ここでは、360°分の投影データセットFPnと、2位相前の投影データセットFPn-2のデータとを生成し、ビュー及びチャンネルを合わして差分して、差分投影データセットYnを生成する(S31)。
S31で生成された差分投影データセットYnを構成する全ての差分投影データ(各ビュー,各チャンネル番号に対応する差分投影データ)の値の絶対値の総和が、心臓の動き量を表す指標値として、最適位相決定部207において計算される(S33)。なお、差分投影データセットYnを構成する差分投影データの値の絶対値総和に限定されず、他の方法で動き量を表す値を求めても良い。例えば、関心領域ROIに対応する幅領域(図11では例えば200mmの幅の領域)に限局して当該総和を計算するようにしても良い。また、単純に絶対値総和ではく、二乗和であってもよい。
最適位相決定部207では、絶対値総和ST′0〜ST′50の中から、最も振動の動きが小さい状況に対応する単一の絶対値総和ST′mを選択する(S33)。ここでは、最適位相決定部207は、最も値の低い絶対値総和ST′mを選択する。この最も値の低い絶対値総和ST′mは、投影データセットPm、Pm-2に由来しており、つまり1心拍周期の中で、(2×(m−2))%の心拍位相から、(2×(m))%の心拍位相までの間が最も心臓の動きが小さかった、又はそれに最も近かったことを意味している。最適位相決定部207は、例えば、
{(2×(m−2))%+(2×m)%}/2
を最適な心拍位相として決定する(S21)。それに限定されず、最適位相決定部207は、(2×(m−2))%を最適位相として決定しても良いし、(2×m)%}/2を最適位相として決定しても良い。
このように再構成画像ではなく、再構成処理前の投影データに対する処理で最適位相を決定することにより、処理工数の大幅な削減が図られ得る。
なお、本第2モードにおいても、第1モードの図9のS22と同様に、総和ST′nの時間変化を区間長で移動平均を求め、その移動平均値の最小値を最適位相として決定するようにしても良い。
本第2モードの処理工数はさらに削減されることができる。上記説明では、図12(b)に示すように、ハーフ再構成法に従って、投影データセットPnを、いわゆるパーカーによる2次元の重み係数マップ(Parker)を用いた2次元フィルタを通すことにより、360°分のフル投影データFPnを発生し、2位相ずれたフル投影データFPnとフル投影データFPn-2との間で差分をしている。
発明者らは、2位相ずれたハーフ投影データPnとハーフ投影データPn-2との間の多くの部分が共通していることに着目した(図12(c)参照)。ハーフ投影データPnとハーフ投影データPn-2との間の位相差(ここでは4%)に従って2つの同一のパーカーマップをシフトした上で差分する(図12(d))。それにより生成された新規なパーカーマップSP(差分画像を得るための重み係数マップ)を、ハーフ投影データPnとハーフ投影データPn-2とを合成した範囲の投影データ、換言すると、ハーフ投影データPnを、その直前に収集した位相差4%に相当する角度範囲の投影データとともに一群のデータとして読み出し、その一群の投影データに対して、新規なパーカーマップSPを適用することで(図12(e)参照)、図10、図11と同等の結果を得ることができる。 この方法では、データ読み出し回数を1/2に減らすことができる。また、差分処理をパーカーマップ上で事前に行うことにより、乗算演算処理の工数を削減することができる。つまり、この方法では、(180°+α)+{差分対象の位相差(例えば4%)に相当する角度}の投影データを読み出して、それに対して予め生成された新規なパーカーマップSPを重畳(convolute)することで、図2、図9、図10と同等の結果を達成することができる。
360°分の投影データから画像再構成をするいわゆるフル再構成法において、最適位相決定処理の高速化のために、図13に示すように処理を行っても良い。例えば4%の位相差に相当する角度(時間)だけシフトした隣り合う一対の360°分の投影データセットを、4%の位相差に相当する角度(時間)だけシフトしビューを揃えて差分する。一対の360°分の投影データセットの中央部分は共通であるので、この部分の差分はゼロ値となる。つまり、前後各々で4%ずつシフトした領域だけ差分として残存することになる。この共通部分のビューのデータを除いた前後に残存する領域に限局して画素の絶対値総和の計算を行うことにより、心臓の動き量を求めても良い。 また、高速化のために、図14に示すように、ハーフ投影データPnを部分的に間引くようにしても良い。典型的には、ビュー単位で間引くものであるが、チャンネル単位で間引くようにしても、さらにはビューとチャンネルとに関して間引くようにしても良い。
図12(e)の方法、さらにそれに間引き処理を併用することにより、図15に示すように、最適位相決定のためのスキャニング期間中に、その投影データの収集と並行して即時的(動的)に差分投影データYの総和(心臓の動き量を表す指標値)を次々と計算することができる。差分投影データYの総和についてスキャン後にR波との同期処理を行う。それにより、最適位相決定のためのスキャニングの終了とともに、心臓の動き量を表す指標値の計算が終了しているので、終了後短時間のうちに、最適な心拍位相を決定することができる。この方法は特にダイナミックスキャンを行う場合にリアルタイム性を向上することができ有用である。
又、上述の第2のモードでは再構成前の投影データに基づいて動き量を求めたが、スライス方向に複数の投影データを重み付け加算して、スライス方向に所定の厚みを与えた動き量を求めるようにしても良い。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の実施形態によるX線コンピュータ断層撮影装置の構成を示す図。 本実施形態の第1モード(画像差分)による最適心拍位相の決定処理手順を示す図。 図2のS13〜S17の補足図。 図2のS13〜S19の補足図。 図2のS20を補足するための差分画像の絶対値総和の時間変化(心拍位相の変化)の一例を示す図。 本実施形態の第1モードにおいて処理範囲を関心領域(冠状動脈)に限局する例を示す図。 図6の関心領域を差分画像上で示す図。 図7の関心領域内の差分画像画素値の絶対値総和の時間変化(心拍位相の変化)で示す図。 図2の第1モードの変形例を示す図。 本実施形態の第2モード(生データ差分)による最適心拍位相の決定処理手順を示す図。 図10のS13,S14,S31,S32の補足図。 本実施形態の第2モードの高速化のための変形例に関する補足説明図。 本実施形態の第2モードの高速化のための変形例に関する補足説明図。 本実施形態の第2モードの高速化のための他の変形例に関する補足説明図。 図12、図13、図14の高速化による最適心拍位相決定のリアルタイム処理に関する補足説明図。
符号の説明
1…架台装置、2…計算機本体、3…寝台装置、101…X線管、102…X線検出器、103…回転フレーム、104…高圧発生装置、105…架台駆動装置、106…心電計、107…データ収集装置、201…スキャン制御部、202…前処理部、203…投影データ記憶部、206…画像再構成処理部、207…最適位相決定部、209…画像記憶部、210…表示部、212…システム制御部。

Claims (16)

  1. 被検体から投影データを収集するためにX線管とX線検出器とを有し、前記投影データと心拍情報に基づいて被検体内部の画像を生成するX線コンピュータ断層撮影装置において、
    前記投影データに基づいて複数の心拍位相に対応する動き量を求める演算部と、
    前記動き量に基づいて、特定の心拍位相を決定するための処理を行う特定心拍位相決定部とを備えることを特徴とするX線コンピュータ断層撮影装置。
  2. 前記特定心拍位相決定部は、心拍位相と前記動き量を対応付けた情報を表示するものであることを特徴とする請求項1記載のX線コンピュータ断層撮影装置。
  3. 前記動き量演算部は、前記動き量を時間軸に沿って移動平均することを特徴とする請求項1記載のX線コンピュータ断層撮影装置。
  4. 前記動き量演算部は、再構成処理前の投影データの差分値に基づいて前記動き量を求めるものであることを特徴とする請求項1記載のX線コンピュータ断層撮影装置。
  5. 前記動き量演算部は、スライス方向に複数列の投影データを加算し、その結果に基づいて前記動き量を求めるものであることを特徴とする請求項1記載のX線コンピュータ断層撮影装置。
  6. 前記演算部は、前記投影データの収集と並行して前記動き量の演算を行うように構成され、且つ、前記特定心拍位相決定手段は、その求めた動き量と前記心拍情報とを対応付けて心拍位相の決定を行うように構成されたことを特徴とする請求項1記載のX線コンピュータ断層撮影装置。
  7. 被検体から投影データを収集するためにX線管とX線検出器とを有し、前記投影データと心拍情報に基づいて被検体内部の画像を生成するX線コンピュータ断層撮影装置において、
    前記投影データから、第1の心拍位相に対応する画像の生成に必要とされる第1の投影データセットと、第2の心拍位相に対応する画像の生成に必要とされる第2の投影データセットと、前記第1の投影データセットと前記第2の投影データセットの差分の和を求める手段と、
    前記和に基づいて、特定の心拍位相を決定するための処理を行う特定心拍位相決定部とを具備することを特徴とするX線コンピュータ断層撮影装置。
  8. 前記投影データセット切り出し部は、前記心拍位相の2乃至6%範囲から選択された間隔で複数の投影データセットを切り出すことを特徴とする請求項7記載のX線コンピュータ断層撮影装置。
  9. 前記投影データセット切り出し部は、前記心拍位相が2%の間隔で複数の投影データセットを切り出すことを特徴とする請求項7記載のX線コンピュータ断層撮影装置。
  10. 前記差分投影データセット発生部は、前記心拍位相の2乃至6%範囲から選択された間隔離れた一対の投影データセットを差分して差分投影データセットを発生することを特徴とする請求項7記載のX線コンピュータ断層撮影装置。
  11. 前記差分値の和は、前記差分投影データセット上の一部領域を対象とすることを特徴とする請求項7記載のX線コンピュータ断層撮影装置。
  12. 前記差分投影データセット発生部は、前記複数の投影データセット各々からデータを間引き、間引いた複数の投影データセットから前記複数の差分投影データセットを発生することを特徴とする請求項7記載のX線コンピュータ断層撮影装置。
  13. 前記投影データの収集と並行して、前記投影データセット切り出し部は前記投影データセットを切り出し、前記差分投影データセット発生部は前記切り出された投影データセットから前記差分投影データセットを発生することを特徴とする請求項7記載のX線コンピュータ断層撮影装置。
  14. 被検体から投影データを収集するためにX線管とX線検出器とを有し、前記投影データと心拍情報に基づいて被検体内部の画像を生成するX線コンピュータ断層撮影装置において、
    前記収集された投影データを記憶する記憶部と、
    前記記憶部から特定の心拍位相に対応する投影データセットを切り出す投影データセット切り出し部と、
    画像再構成用の重み係数の差分と、前記投影データセットに基づいて、動き量を求める演算手段と、
    前記動き量に基づいて、特定の心拍位相を決定するための処理を行う特定心拍位相決定部とを具備することを特徴とするX線コンピュータ断層撮影装置。
  15. 被検体から投影データを収集するためにX線管とX線検出器とを有し、前記投影データと心拍情報に基づいて被検体内部の画像を生成するX線コンピュータ断層撮影装置において、
    前記投影データに基づいて、心拍位相が相違する複数の画像を再構成する画像再構成部と、
    前記複数の画像から、心拍位相が相違する複数の差分画像を発生する差分画像発生部と、
    前記複数の差分画像に基づいて、複数の心拍位相に対応する動き量を求める動き量演算部と、
    前記動き量に基づいて、特定の心拍位相を決定するための処理を行う特定心拍位相決定部とを具備することを特徴とするX線コンピュータ断層撮影装置。
  16. 前記再構成された画像上の一部の領域を処理領域として設定する設定処理部を備え、
    前記動き量は、前記設定処理部により設定された一部の処理領域に対応する差分画像の画素値を加算処理することにより求められるものであることを特徴とする請求項15記載のX線コンピュータ断層撮影装置。
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