JP2007034722A - 携帯端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】 煩わしいキー操作をすることなく、簡単な操作により携帯端末に搭載されている電子財布の残高を確認できるようにする。
【解決手段】 近距離無線通信を行なう非接触型ICカード部が本体に内蔵若しくは着脱可能に組み込まれた携帯端末であって、携帯端末本体が振られていることを検出する振動検出部25と、上記非接触型ICカード部による電子財布の残高情報を記憶する残高情報記憶部19と、金額の区分と報知方法が対応づけられて記憶される設定記憶部13を備える。そして、振動検出部25で検出される振動の動きが電子財布の残高を報知することを要求する動きである場合、残高情報記憶部19に記憶されている残高情報の金額に応じた報知方法、例えば金額に応じて音を変えて残高を報知する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、非接触型ICカードによる電子財布機能を備えた携帯電話端末などに適用して好適な携帯端末に関する。
近年、交通機関の乗車券、会員証や社員証、店舗での代金決済手段用のカード等として、非接触型のICカードの利用が急速に広まっている。非接触型のICカードは、近接したリーダ/ライタとの間で無線通信を行って、認証処理を行なうので、カードケースや財布などの中に入れたままで使用でき、磁気カードなどに比べて使い勝手がよい。
一方、このような非接触型のICカード(あるいはICカードと同等の機能の回路部品)を、携帯用の電子機器に内蔵させて、これらの電子機器を使用して、同様の認証や決済を行なえるようにすることが提案されている。
例えば、非接触型ICカード機能を内蔵し、電子財布(電子マネーともいう)の機能を持った携帯電話端末が数多く実用化されている。電子財布は、入出金や決済機能、利用履歴や個人情報の記憶機能などの各種機能を有している。この電子財布を利用することにより、店舗での現金のやり取りが減少して利便性が向上する。
ところで、電子財布は、例えばリーダ/ライタと近距離無線通信を行ない、予め現金をチャージ(積み増し)しておく必要がある。当然のことながら、電子財布で支払いをするたびに残高が減るので、店舗で買い物をする前に電子財布の残高を確認しておく必要がある。
例えば、残高を知る方法としては、月末に利用者へ送付されてくる利用履歴通知書やサービスサイトへのアクセスにより利用履歴、残高等を知る方法がある。また、携帯電話端末に搭載されているアプリケーションで残高を確認することができるものもある。
さらには、携帯電話端末の利用者が店舗等で商品を購入し、当該携帯電話端末の非接触ICカードを介して購入代金の支払いがなされたとき、店舗側通信機(リーダ/ライタ)が利用者の携帯電話端末に電子メールで利用明細情報を送信する技術も提案されている(例えば、特許文献1参照。)。これによれば、利用者は、電子マネーを利用後に利用明細にて素早く残高を知ることができるので、次の買い物前に残高を把握しておくことができる。
特開2004−227463号公報(図2参照)
しかしながら、急いでいるときやおおよその残高を素早く知りたいときには、携帯電話端末をキー操作して、サービスサイトへアクセスしたり、携帯電話端末に搭載されたアプリケーションで確認するのは、煩わしい作業である。また、特許文献1に記載の技術では、商品を購入しないと残高を知ることができないので、やはり急いでいるときやおおよその残高を素早く知りたいという要求に答えられるものではない。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、煩わしいキー操作をすることなく、簡単な操作により携帯端末に搭載されている電子財布の残高を確認できるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、近距離無線通信を行なう非接触型ICカード部が本体に内蔵若しくは着脱可能に組み込まれた携帯端末であって、携帯端末本体が振られていることを検出する振動検出部と、上記非接触型ICカード部による電子財布の残高情報を記憶する残高情報記憶部と、金額の区分と報知方法が対応づけられて記憶される設定記憶部と、上記振動検出部で検出される振動の動きが電子財布の残高を報知することを要求する動きである場合、上記残高情報記憶部に記憶されている残高情報の金額に応じた報知方法で電子財布の残高を報知させるように制御する制御部とから構成する。
上述の構成によれば、急いで買い物をしたいときなどに、煩わしいキー操作をすることなく、携帯端末を振るという簡単な操作により、携帯端末に内蔵された電子財布の残高報知要求を行なうことができる。
本発明によれば、急いで買い物をしたいときなどに、煩わしいキー操作をすることなく、携帯端末を振るという簡単な操作により、携帯端末に内蔵された電子財布の大まかな残高を素早く確認することができる。
以下、本発明の一実施の形態例について、図1〜図4を参照しながら説明する。
図1A,Bは、本発明の一実施の形態例に係る携帯電話端末を示した図であり、Aは上下筐体を開いた状態、Bは上下筐体を閉じた状態を表す。本発明の携帯端末を、携帯電話端末に適用し、利用者が携帯電話端末に与える特定の振動・動きをトリガにして、残高確認が行われるように実装している。
図1Aに示すように、携帯電話端末100の筐体は、上部筐体1a、下部筐体1bとこれらを回動可能に接続するヒンジ部1cから構成された、いわゆる折り畳み型あるいはクラムシェル型といわれる開閉方式のものである。携帯電話端末100の上部筐体1a及び下部筐体1bを開いた状態において、上部筐体1aの正面にディスプレイ(表示部)31とレシーバ5が配置されている。一方、下部筐体1bの正面にはジョグ・シャトル・ダイヤルや押しボタン等が複数配置され操作手段として機能する操作部33と、マイクロフォン(マイク)8が配置されている。携帯電話端末100の上部筐体内部には、この端末本体の物理的な動きを検出するための加速度センサ(振動検出部)25が内蔵されている。
図1Bに示すように、携帯電話端末100を閉じた状態において、上部筐体1aの裏面にはディスプレイ(表示部)32、LED(Light Emitting Diode)35、スピーカ24が配置されている。ディスプレイ32は、サブディスプレイとして機能し、例えば電子メールの着信や非接触ICカード部による電子財布の残高等を表示する。
なお、携帯電話端末100の構造は図1に示すものに限るものではなく、いわゆるスライド型、リボルバー型、又は1つの筐体から構成されているスティック型などであってもよいことは勿論である。
図2は、電子財布付きの携帯電話端末100のブロック構成例を示すものである。本実施の形態の携帯電話端末100は、無線電話システムの基地局(図示略)と無線通信を行なうための無線電話通信用のアンテナ1と、それに接続する無線送受信部2を備え、基地局との間で無線通信を行なうことができる。アンテナ1で受信された信号は無線送受信部2に入力され、ここで一定のビットレートのデジタルデータに変換され、誤り訂正処理等を施された後、音声データと通信データに分けられる。
通話時における通話相手の音声データは、音声復号部3に入力され伸張などの処理をしてD/Aコンバータ(図示略)を経由しアナログ信号へ変換される。アナログ音声信号はレシーバアンプ4にてレシーバ5を駆動するために必要な電力に増幅され、レシーバアンプ4から増幅されたアナログ音声信号がレシーバ5へ入力され、レシーバ5より空気中へ放音される。
また、利用者の音声は、マイク8により集音され、マイクアンプ7にて必要なレベルまで増幅される。増幅された音声信号は音声符号化部6において、A/Dコンバータ(図示略)によりデジタル信号に変換され、圧縮等の処理が行われて無線送受信部2に入力される。そして、アンテナ1を経由して基地局へ送信され、通話相手の端末へと送られる。
一方、無線送受信部2で分けられた通信データは、通信データ復号部9へ入力されて、所定の復号処理が行われる。例えば受信した通信データがオーディオ信号である場合、通信データ復号部9で復号された後、中央処理装置(制御部)であるCPU(Central Processing Unit)16の制御により、CPUバス14を通じて、RAM(Random Access Memory)に一時保持される。そして、CPU16の制御によりオーディオ信号である通信データがオーディオ信号処理部22に送られ、D/Aコンバータ(図示略)でアナログ信号に変換され、スピーカアンプ23で増幅されてスピーカ24より放音される。
また、通信データ符号化部10は、携帯電話端末100から外部へ通信データを送信する際に、所定の処理を行なうものである。通信データ符号化部10に入力された通信データは、圧縮、あるいは誤り訂正用の冗長データ等が付加された後、無線送受信部2へ送られ、アンテナ1から基地局へ送信される。
また、携帯電話端末100は、不揮発性メモリのROM(Read Only Memory)11、随時アクセス可能なRAM(Random Access Memory)12、電気的書込み消去可能なEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)13を備えている。
ROM11は、CPU16が処理すべきプログラムを全て記憶している。RAM12は、CPU16がROM11のプログラムに従って所定の制御又はデータの処理を行なう場合、処理の過程で一時的に発生するデータ等を記憶する。EEPROM13は、利用者が操作部5cを操作して入力した電子財布の残高の報知方法についての設定条件等を記憶する設定記憶部として機能するメモリである。
CPU16は、携帯電話端末全体の制御を司る制御部として機能し、例えば、CPUバス14と接続されている入出力ポートI/O15を経由して、表示すべき内容が含まれた映像データをディスプレイ31、若しくはディスプレイ32へ送信する。また、操作部33からI/O15を介して入力された信号を処理する。また、I/O15を経由して制御信号をLED34へ送信し、LED34の発光(点灯・点滅)を制御する。データI/F35は、携帯電話端末100と外部機器とのI/F(インターフェース)に使用される。
なお、通常、携帯電話端末100の操作部33の各キー下部には発光ダイオード(LED)が埋め込まれているので、CPU16によりこれら発光ダイオードの発光を制御するようにしてもよい。
CPU16と接続されている加速度センサ(振動検出部)25は、割り込み、加速度の数値を伝えるためのインターフェースである。利用者が携帯電話端末を振ったときなどにその動き、すなわち携帯電話端末の加速度の大きさと向きを検出して、その情報をCPU16に送信する。
この加速度センサ25は、携帯電話端末が物理的に動いたときに掛かる加速度を検知する。加速度センサ25は例えば2軸のものを用いることができる。2軸のうち一方を重力加速度と同じ向き(鉛直方向)、もう一方を重力加速度と直交する向き(水平方向)に配置する。加速度センサ25は、検知した加速度の大きさに応じて、例えばPWM(Pulse Width Modulation)信号に変換して加速度データを出力する。加速度センサ25のPWM信号出力が、加速度0g(g;重力加速度)のときデューティー比50%とし、検知した加速度の大きさ・向きによってデューティー比を増減するようにする。
上記加速度センサ25は、2軸の加速度センサを用いているが、3軸の加速度センサを適用することもできる。また、検出した加速度に応じて出力する信号をPWM信号としたが、携帯電話端末100にかかる物理的な動きの加速度を所定の信号に変換して検出できればよく、アナログ信号などその他種々の信号形態が適用できる。
CPU16は、例えばキャプチャ・タイマ機能(インプット・キャプチャ機能)により加速度センサ25から出力されたPWM信号の加速度データを受け取って解析を行ない、携帯電話端末100の動作パターンを識別する。加速度データを取得したCPU16は、取得した加速度データの水平方向及び鉛直方向の加速度と、水平方向及び鉛直方向の加速度の比により、携帯電話端末100がどの方向にどれくらい動いたかを計算する。そして、計算結果から携帯電話端末100が所定の動作をしたかどうか、すなわち残高報知処理を要求されたものかどうかを判別する。
なお、携帯電話端末100を振るパターン(振り方)は、残高報知を要求していることを判別できるものであればよいので、種々のパターンが考えられる。また、携帯電話端末100の筐体を開いているとき及び閉じているときそれぞれにおいて、残高報知を要求していることを検出することができるものとする。
また、携帯電話端末100は、カード通信アンテナ20、カード通信制御部18及びカード通信メモリ部(残高情報記憶部)19から構成される非接触型ICカード部21を備えている。カード通信アンテナ20を介し店舗に設置されたリーダ/ライタと無線通信を行なうことで、金銭授受が行われる。非接触型ICカード部21のカード通信制御部18は、専用のインターフェース部17を介してCPU16と接続され、CPU16との間で入出金情報、残高情報、個人認証情報(ID)等をやり取りする。入出金情報、残高情報、個人認証情報等は、カード通信制御部18に接続されたカード通信メモリ部19に記憶される。
なお、本例の非接触型ICカード部21は、携帯電話端末100本体に内蔵としているが、携帯電話端末100と着脱可能な構成としてもよい。
ここで、EEPROM13に記憶される残高報知方法の設定条件について説明する。図3は、残額の金額の区分と報知方法を対応づけた電子財布残高報知方法設定テーブルの一例を示したものである。金額のしきい値を設定して残高Nの金額に応じて複数の区分に分類し、その区分毎に報知方法、すなわち、音、LEDの発光パターン、ディスレプイへの表示等を定義する。
例えば、一例として残高に応じて次のように残高報知時の音を変えられるようにする。まず、残高がほとんどないか全くない場合を想定した設定をする。例えば残高が0円から99円の間の場合(図3;N≦A−1)、携帯電話端末100を振ったときに「ブー」という音を鳴らし、買い物ができないことを示す音が鳴るようにする。このとき「ブー」という音が鳴る音楽データのファイルとして、ファイル1を選択して設定する。
次に、残高はあるが残り少ないので速やかに電子財布の補充をした方がよい場合を想定した設定を行なう。例えば、残高が100円から999円の間の場合(図3;A≦N≦B−1)、携帯電話端末100を振ったときに「ピピピピ」と注意を促す音が鳴るようにする。このとき「ピピピピ」という音が鳴る音楽データのファイルとして、ファイル2を選択して設定する。
また、残高は十分にあるが、そろそろ都合のよいときに電子財布を補充しておいた方がよい場合を想定した設定をする。例えば、残高が1,000円から4,999円の間の場合(図3;B≦N≦C−1)、携帯電話端末100を振ったときに「チャリンチャリン」とコインの音が鳴るようにする。このとき「チャリンチャリン」という音が鳴る音楽データのファイルとして、ファイル3を選択して設定する。
さらに、残高が十分にあり、当分電子財布の補充を考えなくてよい場合を想定した設定を行なう。例えば、5,000円以上残高がある場合(図3;C≦N)、携帯電話端末100を振ったときに「ジャラジャラ」とゲーム機からコインが大量に出てくるときの音が鳴るようにする。このとき「ジャラジャラ」という音が鳴る音楽データのファイルとして、ファイル4を選択して設定する。
勿論、上記金額のしきい値は、携帯電話端末100の利用者が自由に設定できるものとする。また、音についても携帯電話端末100に予めプリセットしてある音や、携帯電話システムを利用してダウンロードした着信音などを携帯電話端末100の利用者が好みに応じて自由に設定することができる。
利用者による設定の方法の一例としては、携帯電話端末100の設定メニューの中に、「電子財布残高報知」という項目を設け、例えば「音でお知らせ」項目をオンに設定し、金額のしきい値を操作部33の数字キーで入力して、そのしきい値の間のときに鳴らしたい音を、EEPROM13のファイルから選ぶようにする。しきい値を何通り設定するかも所有者の好みで選べるようにする。
また、音だけでなく、LEDの発光パターン、ディスプレイへの表示による残高報知についても設定することができる。この場合は、音により残高報知する場合と同様に設定し、そのしきい値の間のときに点灯又は点滅させたいパターン、及び表示内容を示すファイルを選び設定する。
また、ある範囲(区分)における残高を報知しなくてもよいように設定することもできる。例えば、図3の例では、LEDの発光パターン及びディスプレイへの表示において、残高がC≦Nの範囲の場合、残高報知処理がオフに設定されている。CPU16は残高がこの範囲のときは残高の報知処理を行わない。
次に、電子財布残高報知方法設定テーブルに基づいたCPU16による残高報知処理について、図4のフローチャートを参照して説明する。この例では、音による残高報知処理について説明する。
まず、CPU16は、EEPROM13にアクセスして、電子財布残高報知方法設定テーブルの残高表示音設定がオンになっているかどうかを判断する(ステップS201)。そして、オンに設定されているときは、加速度センサ25からの信号を監視して携帯電話端末100が振られるのを待つ(ステップS202)。
CPU16は加速度センサ25で検出された加速度データを分析して、携帯電話端末100が振られたと判断すると、カード通信メモリ部19から残高情報(残高N)を読み出し(ステップS203)、どのしきい値の間(区分)に入るのかを判断する。なお、ステップS201とステップS202の処理は、逆であってもよい。
この判断処理について、図3に示した電子財布残高報知方法設定テーブルを利用して説明する。例えば図3において、A,B,Cはそれぞれ、100円、1,000円、5,000円に設定されているものとする。まず、残高Nが99円以下であるかどうかを判断する(ステップS204)。残高Nが99円以下である場合、ファイル1の音楽データを再生して、例えば「ブー」という音を鳴らす(ステップS205)。
上記ステップS204の判断処理において、残高Nが99円より多い場合には、次に、残高Nが100円以上かつ999円以下であるかどうかを判断する(ステップS206)。残高Nがこの範囲内である場合、ファイル2の音楽データを再生し、例えば「ピピピピ」という音を鳴らす(ステップS207)。
上記ステップS206の判断処理において、残高Nが999円より多い場合には、次に、残高Nが1,000円以上かつ4,999円以下であるかどうかを判断する(ステップS208)。残高Nがこの範囲内である場合、ファイル3の音楽データを再生し、例えば「チャリンチャリン」という音を鳴らす(ステップS209)。各音を一定時間鳴らした後、音を鳴らすのを止めて残高報知処理を終了する。
上記ステップS208の判断処理において、残高Nが4,999円より多い場合、ファイル4の音楽データを再生し、例えば「ジャラジャラ」という音を鳴らして(ステップS210)、処理を終了する。
上述した構成の本実施の形態例によれば、例えば、急いで買い物をしたいときに、煩わしいキー操作をすることなく、携帯電話端末を振るという簡単な操作により、携帯電話端末に内蔵された電子財布の大まかな残高を素早く確認することができる。
また、携帯電話端末に内蔵された電子財布のおおよその残高を音により報知するようにした場合、あたかも本物の財布のように、振ったときの音で利用者に残高を知らせることができる。
本実施の形態例における残高報知方法は、音による報知の他に、LED(表示器)の発光パターン、またディスレプレイへの残高表示により報知できるようにしている。例えば、図4のフローチャートのように、「ブー」という音、「ピピピピ」という音、「チャリンチャリン」という音、「ジャラジャラ」という音を鳴らして残高を報知した場合、自分が持っている携帯電話端末100の電子財布の残高が他人に知られてしまう可能性があり、防犯上好ましくない。
そこで、LEDの発光パターン、あるいはディスプレイへの表示により残高を報知するようにすれば、電子財布のおおよその残高を他人に知られることなく確認することができる。なお、音による報知の際に、例えば「ブー」という音などのブザー音に代えて、ダウンロードした着信音などにより残高を報知することによっても、他人に電子財布の残高を知られるのを防止できる。
また、上記ディスプレイへの残高表示の際には、おおよその残高表示をキャラクターなど何らかの静止画又は動画で表示してもよいし、勿論残高の金額を直接表示してもよい。また、残高の表示を、携帯電話端末100のサブ表示部のディスプレイ32に表示するようにした場合には、携帯電話端末100を閉じた状態でも残高を確認することができるので、便利である。勿論、携帯電話端末100を開いた状態で、携帯電話端末100を振って残高報知を要求し、メイン表示部のディスプレイ31に残高を表示させるようにしてもよい。
また、本発明は、携帯端末として携帯電話端末100に適用したが、これに限定されるものではなく、例えば小型のモバイルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)等の携帯機器に適用するなど、その他本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の変形、変更が可能であることは勿論である。
本発明の一実施の形態例に係る携帯電話端末を示した図であり、Aは上下筐体を開いた状態、Bは上下筐体を閉じた状態を表す。 本発明の一実施の形態例に係る携帯電話端末のブロック構成を示した図である。 本発明の一実施の形態例に係る電子財布残高表示方法設定テーブルである。 本発明の一実施の形態例に係る中央処理装置による残高表示処理を示したフローチャートである。
符号の説明
13…EEPROM、16…CPU(中央処理装置)、18…カード通信制御部、19…カード通信メモリ部、20…カード通信アンテナ、21…非接触型ICカード部、24…スピーカ、25…加速度センサ、31,32…ディスプレイ、34…LED、100…携帯電話端末

Claims (5)

  1. 近距離無線通信を行なう非接触型ICカード部が本体に内蔵若しくは着脱可能に組み込まれた携帯端末であって、
    携帯端末本体が振られていることを検出する振動検出部と、
    前記非接触型ICカード部による電子財布の残高情報を記憶する残高情報記憶部と、
    金額の区分と報知方法が対応づけられて記憶される設定記憶部と、
    前記振動検出部で検出される振動の動きが前記電子財布の残高を報知することを要求する動きである場合、前記残高情報記憶部に記憶されている残高情報の金額に応じた報知方法で前記電子財布の残高を報知させるように制御する制御部と
    を備えることを特徴とする携帯端末。
  2. 前記制御部は、前記設定記憶部に記憶されている特定の金額の区分においては前記電子財布の残高を報知しないよう設定されている場合、前記残高が前記特定の金額の区分に該当するときは前記残高の報知を行わない
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  3. スピーカを備え、
    前記制御部は、前記残高情報記憶部に記憶されている残高情報の金額が、前記設定記憶部に記憶されている金額の区分のいずれに該当するかを判別し、前記報知方法として、前記残高情報の金額が該当する区分に対応する音を前記スピーカから出力させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  4. 表示部を備え、
    前記制御部は、前記残高情報記憶部に記憶されている残高情報の金額が、前記設定記憶部に記憶されている金額の区分のいずれに該当するかを判別し、前記報知方法として、前記残高情報の金額が該当する区分に対応する表示内容を前記表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  5. 表示器を備え、
    前記制御部は、前記残高情報記憶部に記憶されている残高情報の金額が、前記設定記憶部に記憶されている金額の区分のいずれに該当するかを判別し、前記報知方法として、前記残高情報の金額が該当する区分に対応する点灯パターンで前記表示器を点灯させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
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