JP6069855B2 - 携帯端末装置、セキュリティ管理方法、およびプログラム - Google Patents
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特許文献2は、セキュリティレベルを変更してはいるものの、このセキュリティレベルの変更は、携帯電話機と外部装置との近距離無線通信が不可となった状態にならなければ実行されない。つまり、携帯電話機とユーザー間の距離との関係からすれば、特許文献2も、セキュリティ機能の実行が、携帯電話機とユーザーとの距離が一定以上であるか否かの二者択一の判断によるものであることに変わりはない。
例えば、ユーザーと携帯端末装置との距離がさほど遠くないような状態であるとしても、ユーザと携帯端末装置が互いに別の部屋に存在しているなど、ユーザが携帯端末装置を監視できない状況となることは、当然に考えられる。このような状況において携帯端末の不正使用や盗み見などが行われた場合、上記特許文献1と特許文献2の技術によって適切にセキュリティ機能を実行させることは難しい。
前記無線通信部による通信状態を検出する通信状態検出部と、前記通信状態検出部が検出した通信状態に応じて、複数のセキュリティレベルから特定のセキュリティレベルを設定するセキュリティレベル設定部と、設定された前記セキュリティレベルに応じて決められた処理を制限するセキュリティ制御部と、を備え、前記通信状態検出部は、一定時間内における通信品質の変化回数を前記通信状態として検出し、前記セキュリティレベル設定部は、通信品質の変化回数の区分を示す通信変化量区分のそれぞれ対して異なるセキュリティレベルが対応付けられている情報を参照し、前記通信状態検出部によって検出された前記通信品質の変化回数に対応する前記セキュリティレベルを判定し、判定したセキュリティレベルを前記セキュリティ制御部に対して設定する。
図1は、本発明の実施形態における通信システムの構成例を示している。本実施形態の通信システムは、携帯端末装置100と無線通信装置200を備える。
携帯端末装置100は、ここではいわゆるスマートフォンといわれる携帯電話を想定している。また、無線通信装置200は腕時計を想定しており、携帯端末装置100の所有者であるユーザーが身につけるべきものである。なお、本発明はこれに限られず、例えば、無線通信装置200は、腕時計でなくても、ユーザが身につけている通信端末であればよい。
携帯端末装置100と無線通信装置200は、所定の近距離無線通信方式により無線通信を行う。携帯端末装置100は、この無線通信における通信状態(例えば、携帯端末装置100と無線通信装置200との通信品質)を検出している。なお、通信状態は、具体的には受信電界強度や受信信号のエラーレートなどに基づいて検出することができる。例えば、受信電界強度やエラーレートは、通信距離に応じて変化するものである。そして、ユーザーが無線通信装置200を常に身につけていることを前提とすれば、受信電界強度やエラーレートは、携帯端末装置100とユーザー間の距離を示しているものとしてみることができる。
例えば、携帯端末装置100は、現在時刻がセキュリティレベルを強化すべき時間帯である場合にセキュリティレベルを高くするように変更する。
また、携帯端末装置100は、位置情報または周囲の音声に基づいて周囲環境が公共の場であるか否かについて判定する。周囲環境が公共の場である場合、例えば覗き見されたり、置き忘れなどした場合にはすぐに盗難や不正使用されてしまう可能性が高く、比較的危険な状態であると考えることができる。そこで、周囲環境が公共の場である場合、携帯端末装置100はセキュリティレベルを高くするように変更する。
さらにまた、携帯端末装置100は、一定以上にユーザーから離れていると判断されるときになんらかの操作が行われたことを検出した場合に、通信状態に応じて設定されたセキュリティレベルを高くするように変更する。ユーザーから離れているのに操作が行われたということは、第三者が携帯端末装置100を操作していることになり、危険な状態であるといえる。
そして、携帯端末装置100は、上記のようにセキュリティレベルを変更したのに応じて、この変更後のセキュリティレベルにしたがって機能を制限した状態を設定する。
表示部111は、制御部101の制御に応じて所定の画像を表示する。なお、この表示部111のハードウェアとしては、例えば液晶ディスプレイなどを採用することができる。
時計部112は、例えば水晶発振子などを備えて成り、現在時刻を計時する。
測位部114は、現在位置を測位して位置情報を出力する。この測位部114には、例えばGPS(Global Positioning System)に対応した測位装置を採用することができる。
この図に示す制御部101は、通信状態検出部121、セキュリティレベル設定部122、時間帯判定部123、周囲環境判定部124、動き判定部125、セキュリティ制御部126を備える。
具体的に説明すると、セキュリティレベル設定部122は、セキュリティレベル制御部126に対してセキュリティレベルを設定するにあたり、記憶部102のセキュリティテーブル記憶領域130に記憶されているセキュリティテーブルを参照する。
図4(a)の場合、セキュリティレベル「0」は受信電界強度E1以上の区分に対応する。セキュリティレベル「1」は受信電界強度E1未満、E2以上(E1>E2)の区分に対応する。セキュリティレベル「2」は受信電界強度E2未満、E3以上(E2>E3)の区分に対応する。セキュリティレベル「3」は受信電界強度E3未満の区分に対応する。
受信電界強度は、携帯端末装置100と、ユーザに身につけられている無線通信装置200との距離に応じて変化する。つまり、受信電界強度が低くなるということは、携帯端末装置100が無線通信端末200(ユーザー)から離れていくこととなり、それだけ第三者による不正使用の可能性が高くなっていくことを意味する。そこで、セキュリティテーブル131としては、受信電界強度が低くなる(つまり、携帯端末装置100が無線通信端末200が遠ざかる)のに応じてセキュリティレベルを段階的に高くして設定している。
受信電界強度変化量は、携帯端末装置100とユーザに身につけている無線通信装置200との距離についての単位時間における変化を示す。したがって、受信電界強度変化量が検出されるということは、例えば1つには、第三者が、近づいているにせよ遠ざかっているにせよ、携帯端末装置100を持って移動している状態である可能性がある。あるいは、ユーザーが携帯端末装置100を置き忘れたまま移動しようとしている状態である可能性がある。そして、受信電界強度変化量が多ければ多いほど、上記のように第三者が携帯端末装置100を持って移動している状態、または、ユーザーが携帯端末装置100を置き忘れたまま移動しようとしている状態が顕著であることになる。つまり、いずれにせよ、携帯端末装置100が不正使用され得る危険な状態であると推定できる。このような理由から、セキュリティテーブル131Aとしては、受信電界強度変化量が多くなるのに応じてセキュリティレベルを段階的に高くしているものである。
例えば、セキュリティレベル設定部122は、検出された受信電界強度EがE1未満の通信状態区分に含まれると特定したのであれば、携帯端末装置100に適用すべきものとして、セキュリティレベル「0」を設定する。
また、セキュリティレベル設定部122は、検出された受信電界強度EがE1未満、E2以上の通信状態区分に含まれると特定したのであれば、セキュリティレベル「1」を設定する。
また、セキュリティレベル設定部122は、検出された受信電界強度EがE2未満、E3以上の通信状態区分に含まれると特定したのであれば、セキュリティレベル「2」を設定する。
また、セキュリティレベル設定部122は、検出された受信電界強度EがE3未満の通信状態区分に含まれると特定したのであれば、セキュリティレベル「3」を設定する。
なお、強化時間帯は、1日において携帯端末装置100が不正使用される可能性が高いとされる時間帯を考慮して任意に設定されればよい。一例として、人との接触の多い日中における所定の時間帯を強化時間帯とすることが考えられる。また逆に、夜間において携帯端末装置100の盗難や盗み見などが発生しやすいと想定される状況であれば、夜間における所定の時間帯を強化時間帯とすることも考えられる。
測位部114により測定された位置情報に基づく場合、周囲環境判定部124は、測位部114により測定された位置情報を、記憶部102の地図データ記憶領域140に記憶されている地図データと照合する。これにより、上記位置情報が示す位置、つまり、現在の携帯端末装置100の位置が、例えば駅構内、公共施設、商業施設、さらには公共交通機関の車内などの公共の場のエリアに含まれているか否かについて判定する。ここで、位置情報の示す位置が公共の場のエリアに含まれているのであれば、周囲環境判定部124は、携帯端末装置100の周囲環境が公共の場であると判定する。
また、マイクロフォン107により集音された周囲の音声に基づく場合、周囲環境判定部124は、マイクロフォン107により集音された周囲の音声の音声データを入力して解析を行うことで、公共の場における音声であるか否かを判定する。このためには、例えば入力した音声データの波形や周波数特性を、公共の場における音声の波形パターンや周波数特性などのパターンと比較してその一致度を求めるようにすればよい。ここで、入力した音声データが公共の場における音声であると判定されたのであれば、周囲環境判定部124は、携帯端末装置100の周囲環境が公共の場であると判定する。
このセキュリティレベル設定部122は、時間帯判定部123による時間帯についての判定結果に基づいて、セキュリティレベル設定部122により設定されたセキュリティレベルを所定段階高くするように変更する。一例として、セキュリティレベル設定部122は、現在時刻が強化時間帯であると判定された場合に、セキュリティレベル設定部122によって設定されている現在のセキュリティレベルを1つ高いレベルに変更するものとする。
つまり、例えば動き判定部125により携帯端末装置100が動いていると判定されたときに設定されていたセキュリティレベルが「1」以上であったとする。この状態は、ユーザから或る程度以上離れた場所で第三者が携帯端末装置100を持っていると推定でき、したがって、第三者による不正使用や盗難が発生する可能性が高いといえる。そこで、この場合のセキュリティレベル設定部122は、上記セキュリティレベル設定部122による設定後のセキュリティレベルを、例えば最高の「3」に変更する。なお、これは一例であって、必ずしも最高のセキュリティレベルにまで高く設定する必要はない。
つまり、セキュリティレベル設定部122は、操作部110に対する操作が行われたことを判定した場合、さらにセキュリティレベルが「1」以上か否かについて判定する。セキュリティレベルが「1」以上のときに操作が行われたということは、ユーザーから離れたところで第三者が不正使用のために携帯端末装置100に対する操作を行っている非常に危険な状態である捉えることができる。そこで、この場合にも、セキュリティレベル設定部122は、上記セキュリティレベル設定部122による設定後のセキュリティレベルを、例えば最高の「3」に変更する。
例えば、送話ができないように機能を制限するとした場合には、呼び出しの操作が行われたとしても、セキュリティ制御部126は、この操作に応じて送受信部103が呼び出しを実行しないように制御する。また、例えば送受信されたメールの閲覧を禁止するように機能を制限することとした場合には、セキュリティ制御部126は、メール閲覧のための操作が行われたとしても、この操作に応じてメール閲覧画面が表示されないように制御する。
まず、セキュリティレベル「0」は、ユーザーが携帯端末装置100を所持しているか、所持していなくともすぐ近くに置いている状態であり、セキュリティのための機能制限を設定する必要が無い状態に対応しているものとする。したがって、セキュリティレベル「0」が設定されている場合、セキュリティ制御部126は、特に機能を制限しないものとする。例えば、セキュリティレベル「0」では、携帯端末装置100に対する情報や操作の入力は、すべてのアプリケーションについて可能とする。また、携帯端末装置100からの情報の出力もすべてのアプリケーションについて可能とする。
通信状態としての受信電界強度の一定時間における変化量が一定以上であるということは、前述のように、第三者が携帯端末装置100を所持して移動している、または、ユーザーが携帯端末装置100を置き忘れてどこかに移動している可能性が高い状態といえる。そこで、セキュリティ制御部126は、上記の報知条件が満たされる場合には、報知部115により警告を報知させて、盗難の防止を図るものである。
なお、例えば、測位部114により測定された位置情報が示す位置の一定時間における変化量も、受信電界強度の一定時間における変化量と同様に、一定時間内における携帯端末装置100の移動の速度を示す。そこで、上記受信電界強度に代えて、位置情報が示す位置の一定時間における変化量を報知条件に適用することも考えられる。
(ステップST1)
制御部101において、通信状態検出部121は、通信状態を検出する。具体的に、通信状態検出部121は、無線通信装置200との通信に応じて無線通信部109から出力される受信信号に基づいて、通信状態を示す情報としての受信電界強度を検出する。または、通信状態検出部121は、上記受信信号に基づいて、通信状態としての一定時間における受信電界強度変動量を検出する。
セキュリティレベル設定部122は、上記ステップST1により検出された通信状態、つまり、受信電界強度または受信電界強度変化量が、図4(a)または図4(b)に示したセキュリティテーブル131、131Aにおける規定されている通信状態区分あるいは通信変化量区分のうちいずれの区分に含まれるのかを特定する。そして、セキュリティテーブル131、131Aにおいて各区分に対応付けられているセキュリティレベル「0」〜「3」のうち、特定した区分に対応付けられているセキュリティレベルを、携帯端末装置100に適用すべきセキュリティレベルとして設定する。ここで、セキュリティレベルとして設定するとは、セキュリティレベル設定部122がセキュリティレベル制御部126に対して、適用すべきセキュリティレベルを示す制御信号を出力する処理であってもよく、セキュリティレベル設定部122に内蔵されている記憶領域に適用すべきセキュリティレベルを示す情報を書き込むよう指示する制御信号を出力する処理であってもよい。あるいは、適用すべきセキュリティレベルとして、セキュリティレベル設定部122が内蔵する記憶領域に一時的に記憶させる処理であってもよい。
時間帯判定部123は、時計部112から入力した現在時刻が予め定められた強化時間帯に含まれているか否かについて判定する。現在時刻が強化時間帯に含まれていないと判定した場合、時間帯判定部123は、ステップST5に進む。
上記ステップST3において現在時刻が強化時間帯に含まれていると判定された場合、セキュリティレベル設定部122は、ステップST2により設定されたセキュリティレベルについて、1段階高いセキュリティレベルに変更する。
次に、周囲環境判定部124は、前述のように測位部114の位置情報またはマイクロフォン107により集音された音声に基づいて、周囲環境が公共の場であるか否かについて判定する。周囲環境が公共の場でないと判定した場合、周囲環境判定部124は、ステップST7に進む。
上記ステップST5において周囲環境が公共の場であると判定された場合、セキュリティレベル設定部122は、現在において設定されているセキュリティレベルについて、1段階高いセキュリティレベルに変更する。
次に、動き判定部125は、動きセンサ113の検出信号に基づいて携帯端末装置100が動いている状態にあるか否かについて判定する。携帯端末装置100が動いている状態にあると判定された場合はステップST9に進む。
上記ステップST7において携帯端末装置100が動いていない状態にあると判定された場合、セキュリティレベル設定部122は、操作部110に対するなんらかの操作が行われたか否かについて判定する。操作部110に対する操作が行われていないと判定した場合、セキュリティレベル設定部122はステップST11に進む。これに対して操作部110に対する操作が行われたと判定した場合は、ステップST9に進む。
セキュリティレベル設定部122は、現在設定されているセキュリティレベルが一定以上であるか否かについて判定する。具体例として、ここではセキュリティレベルが「1」以上であるか否かについて判定することとしている。
なお、セキュリティレベルが「1」以上ではない、つまり、セキュリティレベルが「0」であると判定した場合、セキュリティ制御部126はステップST11に進む。
上記ステップST9によりセキュリティレベルが「1」以上であると判定された場合、セキュリティレベル設定部122は、最高のセキュリティレベルを設定する。ここでは図4の例に対応してセキュリティレベル「3」を設定することとしている。
セキュリティ制御部126は、上記ステップST1〜ST10までの処理によって設定されている現在のセキュリティレベルにしたがったセキュリティ状態を設定するための制御を実行する。
次に、セキュリティ制御部126は、通信状態が報知条件を満足しているか否かについて判定する。ここでの報知条件の具体例としては、前述のように受信電界強度の一定時間における変化量が予め定めた一定値以上であることとしている。
なお、上記報知条件を満足していないと判定した場合、セキュリティ制御部126は、ステップST1に戻る。
上記ステップST12において報知条件を満足したと判定した場合、セキュリティ制御部126は報知部115を制御して警告を報知させる。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組合せで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
Claims (9)
- 外部の無線通信装置と無線通信を実行する無線通信部と、
前記無線通信部による通信状態を検出する通信状態検出部と、
前記通信状態検出部が検出した通信状態に応じて、複数のセキュリティレベルから特定のセキュリティレベルを設定するセキュリティレベル設定部と、
設定された前記セキュリティレベルに応じて決められた処理を制限するセキュリティ制御部と、
を備え、
前記通信状態検出部は、一定時間内における通信品質の変化回数を前記通信状態として検出し、
前記セキュリティレベル設定部は、
通信品質の変化回数の区分を示す通信変化量区分のそれぞれ対して異なるセキュリティレベルが対応付けられている情報を参照し、前記通信状態検出部によって検出された前記通信品質の変化回数に対応する前記セキュリティレベルを判定し、判定したセキュリティレベルを前記セキュリティ制御部に対して設定する、
ことを特徴とする携帯端末装置。 - 前記セキュリティレベル設定部は、
前記通信状態検出部が検出した通信状態に応じて、前記決められた処理の制限が解除された状態を示す前記セキュリティレベルを設定し、
前記セキュリティ制御部は、
前記決められた処理の制限が解除された状態を示す前記セキュリティレベルが設定されている場合、前記決められた処理の制限が解除された状態に制御することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。 - 前記セキュリティレベル設定部は、
前記携帯端末装置の置かれている状況を示す情報に基づき、前記セキュリティ制御部に設定された前記セキュリティレベルを変更する
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の携帯端末装置。 - 前記セキュリティレベル設定部は、
現在時刻が予め定められた時間帯に含まれるか否かについての判定結果に基づき、前記セキュリティ制御部に設定された前記セキュリティレベルを変更する、
ことを特徴とする請求項3に記載の携帯端末装置。 - 前記セキュリティレベル設定部は、
集音された周囲の音声に基づいて判定された周囲環境が公共の場であるか否かの判定結果に基づき、前記セキュリティ制御部に設定された前記セキュリティレベルを変更する、
ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の携帯端末装置。 - 前記セキュリティレベル設定部は、
携帯端末装置が移動しているか否かの判定結果に基づいて、前記セキュリティ制御部に設定された前記セキュリティレベルを変更する、
ことを特徴とする請求項3から請求項5のうちいずれか一項に記載の携帯端末装置。 - 警告を発する報知部をさらに備え、
前記セキュリティ制御部は、
前記通信状態検出部によって検出された通信状態が予め決められた通信状態となっていた場合、前記報知部から警告を発するよう制御する
ことを特徴とする請求項1から請求項6のうちいずれか一項に記載の携帯端末装置。 - 携帯端末装置が、
外部の無線通信装置と無線通信を実行する無線通信ステップと、
前記無線通信の通信状態を検出する通信状態検出ステップと、
検出された前記通信状態に応じて、複数のセキュリティレベルから特定のセキュリティレベルを設定するセキュリティレベル設定ステップと、
前記セキュリティレベル設定ステップにおいて設定された前記セキュリティレベルに応じて決められた処理を制限するセキュリティ制御ステップと、
を備え、
前記通信状態検出ステップでは、一定時間内における通信品質の変化回数を前記通信状態として検出し、
前記セキュリティレベル設定ステップでは、通信品質の変化回数の区分を示す通信変化量区分のそれぞれ対して異なるセキュリティレベルが対応付けられている情報を参照し、
前記通信状態検出ステップによって検出された前記通信品質の変化回数に対応する前記セキュリティレベルを判定し、判定したセキュリティレベルを前記セキュリティ制御ステップに対して設定する、
ことを特徴とするセキュリティ管理方法。 - コンピュータを、
外部の無線通信装置と無線通信を実行する無線通信手段、
前記無線通信手段による通信状態を検出する通信状態検出手段、
前記通信状態検出手段が検出した通信状態に応じて、複数のセキュリティレベルから特定のセキュリティレベルを設定するセキュリティレベル設定手段、
設定された前記セキュリティレベルに応じて決められた処理を制限するセキュリティ制御手段、
として機能させ、
前記通信状態検出手段は、一定時間内における通信品質の変化回数を前記通信状態として検出し、
前記セキュリティレベル設定手段は、通信品質の変化回数の区分を示す通信変化量区分のそれぞれ対して異なるセキュリティレベルが対応付けられている情報を参照し、前記通信状態検出手段によって検出された前記通信品質の変化回数に対応する前記セキュリティレベルを判定し、判定したセキュリティレベルを前記セキュリティ制御手段に対して設定する、
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