JP4698335B2 - 非接触icカード装置及びプログラム - Google Patents

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この発明は、カードリーダライタ付き外部機器との間で非接触通信によって交信を行う非接触ICカード装置(非接触ICカードあるいは非接触ICカード機能付き携帯端末装置)及びプログラムに関する。
近年、電子乗車券データ、電子定期券データを記憶した非接触ICカードを自動改札機で読み取らせることによって改札の通過を可能とした技術が普及してきている。この場合、非接触ICカードと自動改札機との間で非接触通信が確実に行われたことを通過者(利用者)に知らせるために、自動改札機は、報知音(単一音)を発生出力したり、その表示部に金額データなどを表示出力するようにしている。
更に、従来では、非接触ICカード機能を携帯電話装置に搭載することで、電子乗車券、電子定期券として自動改札機を通過可能とした技術も公開されている(特許文献1参照)。また、カードリーダライタ付き外部機器との間で非接触通信が行われたことを報知する携帯電話の技術も公開されている(特許文献1参照)。
特開2004−048251号公報 特開2003−60748号公報
しかしながら、上述のように自動改札機側で報知を行う技術では、常に固定的に決められている音が発生されるだけであることから、多数の改札機が並列されているような場合に、各改札機から報知音が発生されると、自己の通過に伴う報知音なのかを区別することができなくなるほか、自動改札機の表示部には予め決められた内容(金額データ、定期有効期限など)が表示されるに過ぎず、自由度に欠けるという問題があった。また、上述した携帯電話側で報知を行う技術では、発光ダイオードを点滅表示させたり、アラーム音を発生させたり、バイブレーション報知が行われるだけであり、自動改札機のように、比較的大型な機器に備えられている報知機能に比べて、報知効果も限られてしまう。
この発明の課題は、カードリーダライタ付き外部機器との間で非接触通信によって交信を行う非接触ICカード装置において、任意の報知用データをカードリーダライタ付き外部機器から出力できるようにすることである。
請求項1記載の発明は、カードリーダライタ付き外部機器との間で非接触通信によって交信を行う非接触ICカード装置であって、任意の報知用データを記憶する報知用データ記憶手段と、カードリーダライタ付き外部機器との間での非接触通信によって正常に処理が完了したか否かを判別する判別手段と、この判別手段によって正常に処理が完了したことが判別された際に、前記カードリーダライタ付き外部機器から前記報知用データを出力させるために前記報知用データ記憶手段の内容を読み出してカードリーダライタ付き外部機器に送信する送信手段とを具備したことを特徴とする。
更に、コンピュータに対して、上述した請求項1記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項6記載の発明)。
なお、請求項1記載の発明は次ぎのようなものであってもよい。
前記カードリーダライタ付き外部機器との間での非接触通信によってデータ更新を行う更新手段を設け、この更新手段によってデータ更新が行われた際に、前記判別手段は、そのデータ更新内容が所定条件を満たしたか否かを判別し、所定条件を満たした内容であれば、前記送信手段は、報知用データを読み出してカードリーダライタ付き外部機器に送信する(請求項2記載の発明)。
この場合、前記データ更新内容は、電子バリュの更新内容であり、この電子バリュでの支払い内容が所定金額以上であるか否かで前記所定条件を満たしたか否かを判別するようにしてもよい(請求項3記載の発明)。
また、前記データ更新内容は、電子バリュの更新内容であり、この電子バリュでの支払い後の残高が所定金額以下であるか否かで前記所定条件を満たしたか否かを判別するようにしてもよい(請求項4記載の発明)。
なお、「電子バリュ」とは、電子マネーのほか、例えば、金銭的な価値があるサービスポイントなどであっもよい。
前記報知用データ記憶手段は、複数の条件別に報知用データをそれぞれ記憶し、前記判別手段は、カードリーダライタ付き外部機器との間での非接触通信の際に、この非接触通信が前記複数の条件の何れかに該当するか否かを判別し、前記送信手段は、何れかの条件に該当する場合に報知用データを読み出してカードリーダライタ付き外部機器に送信する(請求項5記載の発明)。
請求項1記載の発明によれば、任意の報知用データが記憶されている状態において、カードリーダライタ付き外部機器との間での非接触通信によって正常に処理が完了した際に、この報知用データを読み出してカードリーダライタ付き外部機器に送信するようにしたから、任意の報知用データをカードリーダライタ付き外部機器から出力させることができる。すなわち、固定的な報知ではなく、所有者毎に異なる報知内容での報知が可能となり、自己に対する報知なのかを容易に区別することができる。
請求項2記載の発明によれば、上述した請求項1記載の発明と同様の効果を有するほか、カードリーダライタ付き外部機器との間での非接触通信によってデータ更新が行われた際に、そのデータ更新内容が所定条件を満たしたか否かを判別し、所定条件を満たした内容であれば、報知用データを読み出してカードリーダライタ付き外部機器に送信するようにしたから、データ更新に応じた報知が可能となる。
ここで、データ更新内容は、電子バリュ(例えば、電子マネー)の更新内容であり、この電子バリュでの支払い内容が所定金額以上であるか否かで所定条件を満たしたか否かを判別するようにしたから(請求項3記載の発明)、買い物時にその支払い金額に応じた報知、つまり、高額支払いであることを報知させることが可能となる。
また、データ更新内容は、電子バリュの更新内容であり、この電子バリュでの支払い後の残高が所定金額以下であるか否かで所定条件を満たしたか否かを判別するようにしたから(請求項4記載の発明)、残高が少なくなったことを報知させることが可能となる。
請求項5記載の発明によれば、上述した請求項1記載の発明と同様の効果を有するほか、複数の条件別に報知用データがそれぞれ記憶されている状態において、カードリーダライタ付き外部機器との間での非接触通信の際に、この非接触通信が複数の条件の何れに該当するか場合には報知用データを読み出してカードリーダライタ付き外部機器に送信するようにしたから、例えば、曜日別に報知用データを記憶しておけば、報知内容によって現在曜日を知ることができる。
以下、図1〜図6を参照して本発明の実施例を説明する。
図1は、非接触ICカード装置として適用した非接触ICカード機能付き携帯電話装置の基本的な構成要素を示したブロック図である。
この携帯電話装置CPは、折り畳み式、スライド式、回転式などのように2つの筐体が開閉可能に取り付けられた構成となっており、電話機能、メール機能などのほか、非接触ICカード機能が備えられている。この非接触ICカード機能は、カードリーダライタ付き外部機器との間で非接触通信によって交信を行うもので、電子乗車券機能、電子定期券機能、電子バリュ(電子マネー)支払い機能として利用可能なものである。
CPU1は、記憶部2内の各種のプログラムに応じてこの携帯電話装置CPの全体動作を制御する中央演算処理装置である。記憶部2は、不揮発性メモリ(内部メモリ)であり、例えば、フラッシュメモリなどによって構成され、プログラム領域とデータ領域とを有し、このプログラム領域には、後述する図4及び図5に示す動作手順に応じて本実施例を実現するためのプログラムが格納されている。記録メディア3は、着脱自在な可搬型メモリで、撮影画像データ、各種のデータ、プログラムを外部供給するもので、例えば、スマートメディア、ICカードなどによって構成されている。メモリ4は、ワーク領域を有する内部メモリで、例えば、DRAM(Direct Random Access Memory)、SDRAM(Synchronous DRAM)などによって構成されている。
電話通信部5は、アンテナ5Aに接続された送受信デュプレクサの受信側から信号を取り込んで受信ベースバンド信号に復調したのちに、音声データを音声スピーカ6から出力させる。また、電話通信部5は、音声マイク7から入力された音声データを送信ベースバンド信号に符号化したのちに、送受信デュプレクサの送信側に与えられてアンテナ5Aから発信出力させる。一方、電子メール機能、インターネット接続によって電話通信部5を介して受信した表示データは、メイン表示部8から表示出力される。
メイン表示部8は、文字データ、画像データ、各種のメッセージなどを高品位に表示する液晶表示装置などであり、このメイン表示部8のほか、装置本体の背面部にはサブ表示部9が設けられており、現在日時、簡易なメッセージ、アイコンなどが表示される。報知部10は、着信報知などの報知用のスピーカ、LED(発光ダイオード)、振動モータを備え、電話・メール着信時には着信報知を行ったり、警告アラームなどの報知時にも駆動される。キー操作部11は、押しボタン式の各種のキーを備え、ダイヤル入力、文字入力、コマンド入力などを行うもので、CPU1は、キー操作部11からのキー入力信号に応じた処理を実行する。
非接触ICカード処理部12は、電子乗車券機能、電子定期券機能、電子バリュ(電子マネー)支払い機能を構成するもので、メモリ部12A、コイルアンテナ部12Bを有し、カードリーダライタ付き外部機器(駅構内に設置されている自動改札機あるいは店舗などで会計用として設置されている取引端末)21との間で微弱電波によってデータの送受信を行う。メモリ部12Aは、電子マネー残高、定期券データ、利用履歴などを記憶管理する。コイルアンテナ部12Bは、電波を送受信すると共に、受信電波によって電磁誘導される起電力を非接触IC処理部12の動作電力とするもので、非接触ICカード処理部12は、コイルアンテナ部12Bからの起電力に基づいて動作可能な状態となる。ここで、カードリーダライタ付きの外部機器21と非接触ICカード処理部12(携帯電話装置)との間で非接触通信が開始されると、CPU1は、乗車券利用、定期券利用、電子バリュでの支払いに応じた処理を実行すると共に、この処理が正常に完了した際には、自動改札機/取引端末側で報知出力させるための報知用データを読み出して自動改札機/取引端末に送信するようにしている。
図2は、携帯電話装置CP側に設定されている外部報知管理メモリ13の内容を示した図である。
この外部報知管理メモリ13は、記憶部2に設定されたもので、「電子乗車券」、「電子定期券」、「電子バリュ」の種別に対応して「報知条件」、「報知用データ」の各項目を記憶管理する構成となっている。ここで、「報知条件」は、対応する「報知用データ」を読み出してカードリーダライタ付き外部機器21から出力させるための条件を示している。すなわち、「電子乗車券」の「報知条件」には、乗車料金を電子バリュで支払った際に、現在の電子バリュ残高が少なくなったか否かを判定するための判定用の金額(例えば、500円)が設定されており、現在の残高がこの金額以下となり、残高が少なくなったことを条件として、対応する「報知用データ」が読み出されてカードリーダライタ付きの外部機器21に送信される。
また、「電子定期券」の「報知条件」には、曜日別設定の有無がセットされており、設定無しを条件として、対応する「報知用データ」が読み出され、また、設定の有りを条件として、七曜日に対応する「報知用データ」のうち、現在曜日対応の「報知用データ」が読み出されてカードリーダライタ付きの外部機器21に送信される。また、「電子バリュ」の「報知条件」には、買い物時に電子バリュで支払った金額が所定金額(例えば、1万円)以上かを判定するための判定用の金額が設定されており、この金額以上の高額支払いを条件として、対応する「報知用データ」が読み出されるが、高額支払いではない場合に、今回の支払いによって残高が少なくなったか否かを判定するための判定用の金額(例えば、500円)が設定されており、現在の残高がこの金額以下となり、残高が少なくなったことを条件として、対応する「報知用データ」が読み出されてカードリーダライタ付きの外部機器21に送信される。
「報知用データ」は、報知音データ、報知表示データから構成され、「報知音データ」は、例えば、単一音(ピー)、連続音(ピッ、ピッ)などからなり、その音階変化、強弱変化などによる利用者固有の報知音である。また、「報知表示データ」は、例えば、背景画像、背景色を変更したり、記号、図形などを付加するための表示データであり、利用ユーザの好みに応じて任意に設定されたものである。この場合、携帯電話装置CP内に設定されている待ち受け画像を報知表示データとして兼用するようにしてもよく、待ち受け画像が曜日毎に設定されている場合には、曜日対応の待ち受け画像を曜日対応の報知表示データとしてもよい。また、記録メディア3から外部供給された報知音データ、報知表示データを設定したり、予め用意されている各種の報知音データ、報知表示データの中から任意のデータを選択して設定してもよく、その入力設定の仕方は任意である。
図3は、カードリーダライタ付き外部機器21である自動改札機GTの基本的な構成要素を示したブロック図である。
自動改札機GTは、改札出口側の通路に設置されたもので、携帯電話装置CPの非接触ICカード処理部12との間で非接触通信を行うカードリーダライタ22のほか、CPU23、記憶部24、ゲート制御部25、大型表示部26、報知部27などを備えた構成となっている。CPU23は、ゲート制御部25を介して通路遮断用のゲートの開閉状態を監視しながらそのクローズ/オープンを制御する。大型表示部26は、利用客が通過中に金額データ、定期有効期限などの表示内容を十分に視読可能な大型表示画面を有する構成で、CPU23は、携帯電話装置CPから報知表示データを受信した際に、この報知表示データを一時的に案内表示させる。
報知部27は、報知スピーカとその駆動系を有する構成で、CPU23は、携帯電話装置CPから報知音データを受信した際に、この報知音データを一時的に案内出力させる。なお、自動改札機GT側において、この報知表示データ、報知音データを出力させる時間は、例えば、1〜2秒程度の短い時間であるが、通過者がゲートを通過し終わるまで報知出力するようにしてもよい。つまり、報知時間は、固定的に決められている時間に限らず、通過時間などによって変動する時間であってもよい。
なお、図3はカードリーダライタ付き外部機器21として自動改札機GTの構成要素について示し、取引端末の構成要素については、図示省略したが、この取引端末にもCPU、記憶部、大型表示部、報知部などを有し、その基本構成は同様である。
次ぎに、この実施例における携帯電話装置CPの動作概念を図4〜図6に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。すなわち、記録媒体のほかに、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用してこの実施例特有の動作を実行することもできる。
図4及び図5は、電源投入に伴って実行開始される非接触ICカード機能付き携帯電話装置CPの全体動作を示したフローチャートであり、図6は、改札の出口側に設置されている自動改札機GTの全体動作を示したフローチャートである。
先ず、携帯電話装置CPは、待ち受け状態で所定の待ち受け画像を読み出して表示出力させている状態において(図3のステップA1)、電話あるいはメールの着信有無をチェックし(ステップA2)、電話着信あるいはメール着信を検出すると、報知部10を駆動させるなどの着信処理を実行する (ステップA3)。また、着信無しの検出時には(ステップA2でNO)、非接触通信の開始を検出したかをチェックしたり(ステップA4)、何らかのキーが操作されたかをチェックしながら(ステップA5)、待受け画面に戻る(ステップA1)。
いま、携帯電話装置CP側で、何らかのキー操作が行われた場合(ステップA5でYES)、報知用データの設定を指示する操作であるかをチェックする(ステップA6)。ここで、その他のキーが操作された場合には、この操作キー対応の処理(ダイヤル入力、メール作成などの処理)に移るが(ステップA7)、報知用データの設定を指示する操作が行われた場合には、ステップA8に移り、外部報知管理メモリ13に対して報知音データ、報知表示データを任意に設定したり、報知条件を任意に設定する処理が行われる。
一方、自動改札機GT側では、非接触ICカード(携帯電話装置CP)を検出すると(図6のステップB1)、乗車券利用か定期券利用かを問い合わせる改札種別の要求を当該非接触ICカードに対して送信する(ステップB2)。
ここで、携帯電話装置CPは、カードリーダライタ付き外部機器21との非接触通信によってその通信開始を検出すると(図3のステップA4でYES)、当該カードリーダライタ付き外部機器21から送信されて来る種別要求を受信する(ステップA9)。そして、図5のフローに移り、自動改札機GTからの要求か(ステップA10)、取引端末からの電子バリュでの支払い要求かをチェックし(ステップA28)、自動改札機GTからの要求であれば、更に、定期券データのセット有無に基づいて乗車券利用か定期券利用かの判別を行い(ステップA11)、乗車券利用であれば(ステップA11でNO)、自動改札機GTのカードリーダライタ22に乗車券の利用であることを示す応答を送信する(ステップA12)。
自動改札機GT側では、この乗車券応答を受信すると(図6のステップB3でNO)、今回の利用区間に基づいて乗車料金を算出して(ステップB4)、非接触ICカード(携帯電話装置CP)側に送信する(ステップB5)。
携帯電話装置CPは、その非接触ICカード処理部12が乗車料金を受信すると(図5のステップA13)、現在の電子バリュ残高を読み出して乗車料金と比較し(ステップA14)、乗車料金の支払いは可能か、つまり、乗車料金以上の残高が在るかをチェックする(ステップA15)。ここで、残高不測であれば(ステップA15でNO)、最初のステップA1に戻り、待受け状態となる。
また、現在の残高で乗車料金を支払うことが可能であれば(ステップA15でYES)、支払い可を示すOK応答を送信したのち(ステップA16)、残高から乗車料金を減算して残高更新を行うと共に(ステップA17)、更新後の残高をチェックし(ステップA18)、所定金額(例えば、500円)以下か、つまり、残高が少なくなったかを調べ(ステップA19)、所定金額以下であれば、外部報知管理メモリ13から「乗車券」対応の「報知音データ、報知表示データ」を読み出して自動改札機GT側に送信する(ステップA20)。
自動改札機GT側では、携帯電話装置CPから支払い可を示すOK応答を受信しなければ(図6のステップB6でNO)、ゲート制御部24を介してゲートをクローズさせたのち(ステップB7)、最初のステップB1に戻るが、OK応答を受信すると(ステップB6でYES)、ゲートをオープンさせる(ステップB13)。この場合、携帯電話装置CP側からの「報知音データ」を受信すると(ステップB14でYES)、その報知部27を駆動して「報知音データ」を発生出力させ(ステップB15)、「報知表示データ」を受信すると(ステップB16でYES)、その表示部26を駆動して「報知表示データ」を表示出力させる(ステップB17)。
また、定期券利用であれば(ステップA11でYES)、自動改札機GTに対して定期券利用であることを示す応答を送信すると共に(ステップA21)、この定期券の区間データを自動改札機GTに送信する(ステップA22)。
自動改札機GT側では、携帯電話装置CPから定期券利用であることを示す定期券応答を受け取ると(ステップB3でYES)、その区間データを受信し(ステップB8)、定期券の有効期限内の利用かを判定すると共に、区間内の利用かを判定する(ステップB9)。ここで、有効期限から外れたり、利用可能な区間から外れている場合には(ステップB10でNO)、ゲートをクローズさせるが(ステップB11)、有効期限内で区間内の利用であれば、正規な定期券利用であることを示すOK応答を携帯電話装置CP側に送信すると共に(ステップB12)、ゲートをオープンさせる(ステップB13)。
携帯電話装置CP側では、正規な定期券利用であることを示すOK応答を受信した場合には(ステップA23でYES)、外部報知管理メモリ13をアクセスして定期券対応の「報知用データ」が設定されているかを調べる(ステップA24)。ここで、OK応答が無い場合(ステップA23でNO)あるいはOK応答を受信しても該当する「報知用データ」が設定されていなければ(ステップA24でNO)、最初のステップA1に戻って待受け状態となるが、該当する「報知用データ」が設定されていれば、定期券対応の「報知条件」を参照し、曜日別設定の有無を調べる(ステップA25)。
いま、携帯電話装置CPは、外部報知管理メモリ13を検索した結果、曜日別設定がセットされていなければ(ステップA25でNO)、それに対応する「報知音データ、報知表示データ」を読み出して自動改札機GT側に送信するが(ステップA26)、曜日別設定がセットされていれば、七曜日に対応する「報知用データ」の中から現在曜日に対応する「報知音データ、報知表示データ」を読み出して自動改札機GT側に送信する(ステップA27)。
この場合、自動改札機GT側では、携帯電話装置CPからの「報知音データ」を受信すると(ステップB14でYES)、その報知部27を駆動して「報知音データ」を発生出力させ(ステップB15)、「報知表示データ」を受信すると(ステップB16でYES)、その大型表示部26を駆動して「報知表示データ」を表示出力させる(ステップB17)。
他方、携帯電話装置CP側では、自動改札機GTからの要求ではなく、電子バリュ支払い要求でもなければ(ステップA10及びA28でNO)、その他の処理として、例えば、スポーツチケットの支払いなどの処理に移るが(ステップA19)、店舗内の取引端末からの電子バリュ支払い要求であれば、当該取引端末から送信されて来た支払い金額データを受信し(ステップA30)、現在の電子バリュ残高を読み出して支払い金額と比較し(ステップA31)、支払いは可能か、つまり、支払い金額以上の残高が在るかをチェックし(ステップA32)、残高不測であれば(ステップA32でNO)、最初のステップA1に戻り、待受け状態となるが、支払い可能であれば、残高から支払い金額を減算して残高更新を行う(ステップA33)。
そして、今回の支払い金額は、所定金額(例えば、1万円)以上の高額支払いかをチェックし(ステップA34)、高額支払いの場合には、対応する報知音データ、報知表示データを外部報知管理メモリ13から読み出して取引端末側に送信する(ステップA37)。また、高額支払いではなければ、更新後の残高をチェックし(ステップA18)、所定金額(例えば、500円)以下か、つまり、残高が少なくなったかを調べ(ステップA35)、所定金額以下であれば、外部報知管理メモリ13から対応する「報知音データ、報知表示データ」を読み出して取引端末側に送信する(ステップA37)。この場合、取引端末側では、図5のステップB14〜B17と同様に、携帯電話装置側から送信されて来た「報知音データ、報知表示データ」を出力する報知処理が実行される。
以上のように、この実施例において携帯電話装置CPは、外部報知管理メモリ13に任意の「報知用データ」が設定されている状態において、その非接触ICカード処理部12とカードリーダライタ付き外部機器21側との間での非接触通信によって正常に処理が完了した際に、外部報知管理メモリ13から「報知用データ」を読み出してカードリーダライタ付き外部機器21側に送信するようにしたから、任意の報知用データをカードリーダライタ付き外部機器21側から出力させることができる。すなわち、固定的な報知ではなく、所有者毎に異なる報知内容での報知が可能となり、自己に対する報知なのかを容易に区別することができる。
携帯電話装置CPは、電子バリュでの支払い金額が所定金額以上であるか否かを判別し、所定金額以上であれば、報知用データを読み出してカードリーダライタ付き外部機器21に送信するようにしたから、高額支払いであることを報知させることが可能となる。また、携帯電話装置CPは、カードリーダライタ付き外部機器21との間での非接触通信によって電子バリュの残高が更新された際に、更新後の残高が所定金額以下かを判別し、所定金額以下であれば、報知用データを読み出してカードリーダライタ付き外部機器21に送信するようにしたから、残高が少なくなったことを報知させることが可能となる。
また、外部報知管理メモリ13に曜日別に報知用データがそれぞれ設定されている状態において、携帯電話装置CPは、カードリーダライタ付き外部機器21との間での非接触通信の際に、外部報知管理メモリ13から現在曜日対応の報知用データを読み出してカードリーダライタ付き外部機器21に送信するようにしたから、外部機器21側での報知内容によって現在曜日を知ることができる。
なお、上述した実施例においては、携帯電話装置CPからカードリーダライタ付き外部機器21に送信して当該外部機器側で報知出力させる「報知音データ」、「報知表示データ」は、自己を識別可能であれば、基本的にはどのような内容であってもよいが、公衆内での報知のため、公序良俗などを考慮して一定の制限を付与するようにしてもよい。
また、上述した実施例においては、「報知音データ」、「報知表示データ」を任意に設定可能としたが、携帯電話装置CP毎に異なる内容の「報知音データ」、「報知表示データ」を予めメーカ側で固定的に設定したものであってもよい。
その他、上述した実施例においては、非接触ICカード装置として、非接触ICカード機能付きの携帯電話装置CPに適用した場合を示したが、例えば、非接触ICカード機能付きのPDA・電子カメラ・電子腕時計・音楽再生機などの携帯端末装置であっても同様に適用可能であり、更に、非接触ICカード自体であってもよい。
一方、コンピュータに対して、上述した各手段を実行させるためのプログラムコードをそれぞれ記録した記録媒体(例えば、CD−ROM、フレキシブルディスク、RAMカード等)を提供するようにしてもよい。すなわち、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードを有する記録媒体であって、カードリーダライタ付き外部機器との間での非接触通信によって正常に処理が完了したか否かを判別する機能と、正常に処理が完了したことが判別された際に、前記カードリーダライタ付き外部機器から前記報知用データを出力させるために報知用データを読み出してカードリーダライタ付き外部機器に送信する機能と、を実現させるためのプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体を提供するようにしてもよい。
非接触ICカード装置として適用した非接触ICカード機能付き携帯電話装置の基本的な構成要素を示したブロック図。 携帯電話装置CP側に設定されている外部報知管理メモリ13の内容を示した図。 カードリーダライタ付き外部機器21である自動改札機GTの基本的な構成要素を示したブロック図。 電源投入に伴って実行開始される非接触ICカード機能付き携帯電話装置CPの全体動作を示したフローチャート。 図4に続く、フローチャート。 改札の出口側に設置されている自動改札機GTの全体動作を示したフローチャート。
符号の説明
1、23 CPU
2、24 記憶部
3 記録メディア
11 キー操作部
12 非接触ICカード処理部
13 外部報知管理メモリ
21 カードリーダライタ付き外部機器
22 カードリーダライタ
26 大型表示部
27 報知部
CP 携帯電話装置
GT 自動改札機

Claims (6)

  1. カードリーダライタ付き外部機器との間で非接触通信によって交信を行う非接触ICカード装置であって、
    任意の報知用データを記憶する報知用データ記憶手段と、
    カードリーダライタ付き外部機器との間での非接触通信によって正常に処理が完了したか否かを判別する判別手段と、
    この判別手段によって正常に処理が完了したことが判別された際に、前記カードリーダライタ付き外部機器から前記報知用データを出力させるために前記報知用データ記憶手段の内容を読み出してカードリーダライタ付き外部機器に送信する送信手段と、
    を具備したことを特徴とする非接触ICカード装置。
  2. 前記カードリーダライタ付き外部機器との間での非接触通信によってデータ更新を行う更新手段を設け、この更新手段によってデータ更新が行われた際に、前記判別手段は、そのデータ更新内容が所定条件を満たしたか否かを判別し、所定条件を満たした内容であれば、前記送信手段は、報知用データを読み出してカードリーダライタ付き外部機器に送信する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の非接触ICカード装置。
  3. 前記データ更新内容は、電子バリュの更新内容であり、この電子バリュでの支払い内容が所定金額以上であるか否かで前記所定条件を満たしたか否かを判別する、
    ようにしたことを特徴とする請求項2記載の非接触ICカード装置。
  4. 前記データ更新内容は、電子バリュの更新内容であり、この電子バリュでの支払い後の残高が所定金額以下であるか否かで前記所定条件を満たしたか否かを判別する、
    ようにしたことを特徴とする請求項2記載の非接触ICカード装置。
  5. 前記報知用データ記憶手段は、複数の条件別に報知用データをそれぞれ記憶し、前記判別手段は、カードリーダライタ付き外部機器との間での非接触通信の際に、この非接触通信が前記複数の条件の何れかに該当するか否かを判別し、前記送信手段は、何れかの条件に該当する場合に報知用データを読み出してカードリーダライタ付き外部機器に送信する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の非接触ICカード装置。
  6. コンピュータに対して、
    カードリーダライタ付き外部機器との間での非接触通信によって正常に処理が完了したか否かを判別する機能、
    正常に処理が完了したことが判別された際に、前記カードリーダライタ付き外部機器から前記報知用データを出力させるために報知用データを読み出してカードリーダライタ付き外部機器に送信する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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