JP2005122505A - 利用可能金額表現装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 実際に現金を持たない場合でも、実際に、現金を持っているときに味わう感覚に近い感覚を与えるように、利用可能金額を表現できる装置を提供することである。
【解決手段】 光、音、振動、電流、磁力あるいは熱のうち、1または複数を用いて、利用可能金額情報を表現するアクチュエータ14と、このアクチュエータを制御するとともに利用可能金額情報を保持した制御部7と、金額に対応させて上記アクチュエータの作動パターンを記憶した記憶部8とを備え、上記制御部は、オン信号が入力されたとき、保持している利用可能金額情報に対応した作動パターンを上記記憶部から抽出し、抽出した作動パターンに応じた制御信号に基づいて上記アクチュエータを制御し、アクチュエータから光、音、振動、電流、磁力あるいは熱のうち、1または複数を出力させる。
【選択図】 図8

Description

この発明は、プリペイドカードの残高や、銀行口座の残高などの金額情報を、感覚的に表現するための装置に関するものである。
現在、鉄道やバスなどの運賃の支払いや、特定の店舗での商品購入などに利用できるプリペイドカードがある。このプリペイドカードには、そのカードでの利用可能金額である残高が記憶されている。そして、このカードを支払いに利用すると、支払金額が残高から差し引かれ、更新された残高がカードに記憶されるようにしている。例えば、商品購入時に、店舗の支払い装置にカードを挿入して利用金額を入力すると、店舗側の支払い装置が、カード残高を読み取るとともに、それを更新して記憶させる。
そして、この残高は、カード表面にプリントされるようにしたものもあるが、表面にプリントしないで、残高照会装置で読み取って表示させるようにしたものもある。
また、携帯電話機やパソコンなどで、自分の銀行口座の残高を確認し、ディスプレイ表示させることもできる。
さらに、携帯電話機などの携帯端末に、上記プリペイドカード機能を付加して、カードの代わりに用いることも考えられている。つまり、携帯端末にプリペイド金額を記憶させて、支払いの度に、その残高を更新していくというものである。
このようにした場合、もともとディスプレイを備えている携帯端末において、そのディスプレイに、携帯端末が記憶している残高を表示させるようにすることは容易に考えられる。
なお、本願発明に関連する技術について、特に、先行技術文献調査は行っていない。
上記のように、利用可能金額を記憶させるとともに、残高の更新が可能な携帯端末は、財布代わりに用いられるようになることが予想される。そして、携帯端末に、記憶している残高データをディスプレイに表示させる機能を備えれば、ユーザーは、いちいち残高照会装置などを利用しなくても、自分の利用可能金額を知ることができる。上記利用可能金額は、ユーザーに取っては、財布の中身に相当する。
また、銀行口座の残高も、ユーザーの利用可能金額と考えることができる。そして、これらの利用可能金額をディスプレイに表示させて、ユーザーに知らせることができる。
一方で、実際に財布を覗いたときや、財布を持ったときには、中に入っている金額が表示されるわけではないので、すぐに正確な金額は分からない。しかし、財布の中を覗けば、だいたいの金額は分かるし、自分の財布を持ったときの厚みや重さの感じから、おおよその金額を感覚的に把握することもできる。
上記のように、実際に現金を持たない場合でも、利用可能金額が、ディスプレイに、単に数字で表示されるだけでは味気ないし、楽しくもない。
この発明の目的は、実際に現金を持たない場合でも、現金を持っているのと同じような感覚を与えるように、利用可能金額を表現できる装置を提供することである。例えば、大金を持っているときの安心や満足、思いの外、残高が少なかったときの驚きなどを、感じさせることができるようにすることである。
第1の発明は、光、音、振動、電流、磁力あるいは熱のうち、1または複数を用いて、利用可能金額情報を表現するアクチュエータと、このアクチュエータを制御するとともに利用可能金額情報を保持した制御部と、金額に対応させて上記アクチュエータの作動パターンを記憶した記憶部とを備え、上記制御部は、オン信号が入力されたとき、保持している利用可能金額情報に対応した作動パターンを上記記憶部から抽出し、抽出した作動パターンに応じた制御信号に基づいて上記アクチュエータを制御し、アクチュエータから光、音、振動、電流、磁力あるいは熱のうち、1または複数を出力させる点に特徴を有する。
第2の発明は、利用可能金額情報に応じた図柄情報を表示するディスプレイと、このディスプレイを制御するとともに利用可能金額情報を保持した制御部と、金額に対応させた図柄情報を記憶した記憶部とを備え、上記制御部は、オン信号が入力されたとき、保持している利用可能金額情報に対応した図柄情報を上記記憶部から抽出し、抽出した図柄情報を上記ディスプレイに表示させる点に特徴を有する。
第3の発明は、利用可能金額情報に応じた図柄情報を表示するディスプレイと、このディスプレイを制御するとともに利用可能金額情報を保持した制御部と、予め設定した単位金額に対応させた図柄情報を記憶した記憶部とを備え、上記制御部は、オン信号が入力されたとき、保持している利用可能金額情報に応じて、上記記憶部に記憶している図柄情報を1または複数組み合わせて上記ディスプレイに表示させる点に特徴を有する。
第4の発明は、上記第3の発明を前提とし、上記記憶部は、予め設定した単位金額毎に対応させて、未計数用図柄情報および計数時用図柄情報を記憶し、上記制御部は、オン信号が入力されたとき、保持している利用可能金額情報に応じて、上記記憶部に記憶している図柄情報のうち未計数用図柄情報を複数組み合わせて上記ディスプレイに表示させるとともに、計数指令信号が入力されたとき、ディスプレイに表示せている未計数用図柄情報に替えて、その未計数用図柄情報に対応する計数時用図柄情報を表示させる点に特徴を有する。
第5の発明は、装置本体に設けるとともにその装置本体の形態を変化させる形態変化手段と、この形態変化手段を制御するとともに利用可能金額情報を保持した制御部と、金額に対応させた形態情報を記憶した記憶部とを備え、上記制御部は、オン信号が入力されたとき、保持している利用可能金額情報と上記記憶部が記憶している形態情報とから、その金額に対応する形態情報に基づいた制御信号を出力して上記形態変化手段を制御し、上記形態変化手段が、装置本体を上記利用可能金額情報に応じた形態にする点に特徴を有する。
第6の発明は、装置本体に設けた支持部に移動可能に取り付けた錘と、この錘を移動するための動力源と、動力源を制御するとともに利用可能金額情報を保持した制御部と、制御部に連係し、装置本体の移動方向を検出する移動方向検出手段と、金額および移動方向に対応した錘の運動情報を記憶した記憶部とを備え、上記制御部は、オン信号が入力されたとき、保持している利用可能金額および移動方向検出手段から入力された移動方向に対応する運動情報に基づいて、上記動力源を制御する制御信号を出力し、上記錘の運動を制御する点に特徴を有する。
第1から第6の発明によれば、現金を持たなくても、その時点で利用できる利用可能金額を、感覚的に把握させることができるようになる。また、ユーザーは、利用可能金額の確認が楽しくなる。
特に、第3、第4の発明によれば、単位金額に対応した図柄情報の数によって、利用可能金額の大小を感覚的に理解することができる。特に、表示させる図柄情報を貨幣の図柄情報にすれば、ユーザーは、実際に現金を持っているような感覚を得られる。
さらに、第4の発明によれば、持っている現金を数える感覚を味わうこともできる。
第5の発明によれば、利用可能金額の大小を、形態の変化によって感じることができるようになるので、例えば、金額が大きいときに、財布の厚みが厚く、金額が小さいときには、薄くなるというような感覚を与えることができる。
第6の発明によれば、装置本体を持ったときに、金額に応じた重さを擬似的に感じさせることができる。
図1〜図3に示す第1実施形態は、携帯電話機1にプリペイドカード機能を備え、携帯電話機1で、入金や支払いができるようにしたシステムの例である。
このシステムは、図1に示すように、管理コンピュータ2と、それに接続した入金装置3と支払い装置4とを備えている。支払い装置4は、このシステムを利用して支払いができる店舗などに設置され、入金装置3は、上記店舗や、それ以外の場所にも設置されている。また、上記管理コンピュータ2は、このシステムを管理する管理者側に設置されていて、予め登録された会員ユーザーのIDに、入金額や支払い金額などを対応付けて記憶している。
このシステムを利用するユーザーは、上記入金装置3を利用して予め現金を入金し、その範囲内で、支払い装置4に対して支払いを行い、買い物などをするというものである。そして、入金装置3に投入された現金は、一旦、管理者が管理し、実際に買い物などが行われたときに、買い物に相当する金額を、管理者側から対象となる店舗へ支払うようにしている。
この第1実施形態の携帯電話機1は、電話機としての機能の外に、図2に示すように、データ入出力部5と、残高記憶部6と、利用可能金額表現部A1とを備えている。上記データ入出力部5と残高記憶部6とは、繰り返し入金可能なプリペイドカードと同じ機能を備えた部分である。
すなわち、入金時には、残高記憶部6が記憶している残高データを、データ入出力部5を介して入金装置3に対して出力し、入金装置3は、携帯電話機1から入力された残高データに、新たに入金された金額を加算して残高を更新する。入金装置3は、更新した残高データを、管理コンピュータ2へ送信するとともに、上記データ入出力部5に対しても出力する。データ入出力部5は、上記残高データを受信し、これを残高記憶部6に記憶させる。
また、支払い時には、ユーザーが、携帯電話機1を支払い装置4に近づけて、データ入出力部5を介して残高記憶部6に記憶している残高データを出力させ、支払い装置4には、支払金額を入力する。支払い装置4は、入力された残高データから支払い金額を差し引いて、残高データを更新し、そのデータを、管理コンピュータ2へ送信するとともに、上記データ入出力部5へ返信する。データ入出力部5は、この更新された残高データを受信し、それを残高記憶部6に記憶させる。
さらに、利用可能金額表現部A1には、上記残高記憶部6に連係した制御部7と、この制御部7に接続し、金額に対応した図柄情報を記憶した記憶部8およびディスプレイ9とを備えている。そして、上記制御部7は、上記残高記憶部6に記憶されている残高、すなわち、この発明の利用可能金額に応じた図柄情報をディスプレイ9に表示させる。つまり、この利用可能金額表現部A1が、この発明の利用可能金額表現装置に当たる。
上記ディスプレイ9は、利用可能金額を表現するだけでなく、携帯電話の電話機能時にも、必要な情報を表示させる、電話機のディスプレイを兼ねている。
また、上記記憶部8には、金額と図柄情報とを対応させたデータが記憶されている。例えば、図3に示すように、予め設定した金額範囲に、それぞれ図柄情報を対応させている。この例では、1000円未満にはアイスクリーム、1000〜10000円には靴下、10000〜50000円にはステーキ、50000〜100000円にはジャケットを対応付けている。
次に、この第1実施形態で、利用可能金額を図柄情報で表示する手順を具体的に説明する。
なお、このシステムを利用するユーザーは、予め、会員登録をし、自分の携帯電話機1に対応するIDが、管理コンピュータ2に登録されていて、さらに、入金装置3で、入金を済ませているものとする。
ユーザーは、実際に現金を持っていないが、予め入金しておいて、現在、いくらぐらい使えるのかを知りたい場合、自分の携帯電話機1を手にとって、特定のボタンを押す。特定のボタンを押すと、そのボタンの押下信号が利用可能金額表現部A1の制御部7に入力され、制御部7が以下の処理を開始する。つまり、上記特定のボタンの押下信号が、この発明のオン信号である。このオン信号を出力するスイッチボタンを、携帯電話機1に特別に設けてもよいし、携帯電話機1の特定のボタンを割り当ててもよい。また、二つ折りの携帯電話機を開いたとき、オン信号が出力されるようにしてもよい。
さらに、携帯電話機1を、小銭入れを振るように振ったときに、にオン信号が出力されるようにしてもよい。
上記オン信号が入力されると、制御部7は、上記残高記憶部6に記憶されている残高データを読み取り、その金額に対応する図柄情報を、上記記憶部8に記憶しているデータから抽出する。そして、制御部7は抽出した図柄情報を、ディスプレイ9に表示させる。例えば、残高が、15000円の場合には、携帯電話機1のディスプレイ9に、15000円に対応する靴下の図柄情報(図3参照)が表示される。ユーザーは、予め、金額と図柄情報との対応関係を知っていれば、表示された図柄情報によって、自分の利用可能金額がおよそいくらなのかを知ることができる。つまり、財布の中をさっと覗いて、手持ち金額を確認するような感じである。
ただし、上記図柄情報表示だけでなく、正確な金額も同時にディスプレイ9に表示させるようにしてもかまわないし、正確な金額は、図柄情報とは別に、表示させるようにしてもかまわない。例えば、ユーザーが、正確な残高だけを知りたい場合には、携帯電話機1の特定のボタンを押すことによって、残高表示要求信号を制御部7に入力するようにし、その信号を受信した制御部7が、上記残高記憶部6のデータを取り込んで、ディスプレイ9に表示させるようにする。
なお、金額範囲や、各金額範囲に対応させる図柄情報は、図3に示す実施形態のものに限らず、どのようなものでもかまわない。
ただし、図柄情報の種類によって、金額の大小やランクの差が感覚的に理解できるようなものを用いることが好ましい。例えば、対応する金額範囲で購入できそうなものの図柄情報や、実際には購入できなくても、象と蟻など、誰でも大小やランクの差を感じられるようなものがよい。
また、対応する図柄情報や、金額の範囲を、ユーザーに設定させるようにしてもよい。
以上のように、第1実施形態では、利用可能金額を、数字ではなく、金額の大小を感覚的に表す図柄情報で表現するようにしたので、ユーザーは、自分の財布を覗いたときのように金額の大小を感じることができる。
この第1実施形態では、利用可能金額情報を残高記憶部6が記憶していて、その金額データを制御部7が読み取るようにしている。つまり、制御部7は、自身と連係した残高記憶部6からデータを読み取ることによって利用可能金額情報を保持するようにしている。しかし、制御部7が利用可能金額情報を保持する方法はこれに限らないし、保持するタイミングも特に限定されない。
例えば、携帯電話機1には、残高記憶部6を備えないで、入金装置3または支払い装置4が演算した残高データを、制御部7が受信してそのまま記憶しておくようにしてもかまわない。また、利用可能金額の表示処理を行う前に、管理コンピュータ2など、外部のデータ記憶部から、残高データを受信するようにしてもかまわない。要するに、利用可能金額を表現する処理を行う時点で、制御部7に利用可能金額情報が保持されていればよい。
なお、上記第1実施形態では、携帯電話機1の残高記憶部6に残高データを記憶するとともに、同じ残高データをユーザーのIDに対応付けて管理コンピュータ2でも記憶しているが、管理コンピュータ2での記憶は、必須ではない。ただし、管理コンピュータ2で、入金、支払いなどの全履歴を記憶しておくようにすれば、ユーザーの利用状況を把握することができるとともに、不正利用があった場合にも、それを発見し易くなる。
図4〜図7に示す第2実施形態は、携帯電話機1のディスプレイに、利用可能金額情報を、単位金額毎に対応する図柄情報で示すようにした例であるが、携帯電話機1の構成や、それを使用するシステムは、第1実施形態と同じなので、以下の説明には、図1,図2も用いる。
そして、記憶部8が記憶している単位金額に対応する図柄情報は、例えば、図4に示すように、紙幣および硬貨の図柄情報である。つまり、10000円には、10000円札、5000円には5000円札、・・・、500円には500硬貨の図柄情報を対応付けている。なお、単位金額の単位は、ここでは、実際に流通している貨幣単位にしているが、どのように設定してもかまわないし、図柄情報も、貨幣に限らない。例えば、設定した単位金額で購入できる商品の図柄情報を用いるようにしてもよい。
また、上記記憶部8は、単位金額に、未計数用図柄情報と、計数時用図柄情報の2種類の図柄情報を対応付けて記憶している(図4参照)。
上記未計数用図柄情報とは、後で詳しく説明するが、ディスプレイ9に貨幣の図柄情報を表示させるだけで、計数しないときの図柄情報であり、計数時用図柄情報とは、表示された貨幣を、ユーザーが数えるときの図柄情報である。
次に、第2実施形態で、利用可能金額情報を表示させる手順を説明する。
なお、携帯電話機1の残高記憶部6には、データ入出力部5を介して残高データが入力され、記憶されているものとする。
まず、ユーザーが、携帯電話機1のスイッチをオンにして、制御部7にオン信号が入力されると、制御部7は、上記残高記憶部6に記憶されている残高データ、すなわち、利用可能金額情報を取り込み、その金額を予め設定された単位金額で表す。単位金額とは、記憶部8に記憶している単位金額のことで、図柄情報に対応した単位である。
例えば、残高データが23820円の場合、23820円=「10000円」×2+「1000円」×3+「500円」×1+「10円」×2であるから、単位金額「10000円」が2、「1000円」が3、・・・、というように、残高データを、単位金額で表すことができる。ただし、同じ金額でも、異なる単位で表すことができる場合には、この実施形態では、大きい方の単位金額を用いることにしている。例えば、10000円は、「1000円」×10や、「5000円」×2ではなく、「10000円」×1とする。
このように、残高データを上記単位金額で置き換えたら、制御部7は、各単位金額に対応する未計数用図柄情報を選択し、それを金額に合わせた個数分、ディスプレイ9に表示させる。つまり、10000円札を2枚、1000円札を3枚、500円硬貨を1枚、100円硬貨を3枚、10円硬貨を2枚、ディスプレイ9に表示させる。このときの画面を図5に示すが、制御部7は、この画面で、複数枚の、未計数用の紙幣の図柄情報を重ねて表示させている。
また、硬貨についても、未計数用図柄情報を表示させている。
図5の画面では、重なっている紙幣の枚数や金額は正確にわからないが、最表面の紙幣の金額は分かるし、枚数が多いか少ないかも、だいたい分かる。また、硬貨も、目で数えることができる。従って、おおよその金額を知ることができる。
また、ディスプレイ9には、上記図柄情報とともに、数えるボタン10と、終了ボタン11とを表示させている。そして、数えるボタン10が押された場合には、画面表示されている貨幣を数える画面が表示されるようにしている。
ただし、図5の画面が表示された状態で、ユーザーが、正確な金額を知る必要がなかった場合には、画面上の終了ボタン11を押すようにし、この終了ボタン11が押されると、終了信号が制御部7へ入力されるようにしている。終了信号が入力された制御部7は、貨幣の図柄情報を表示させた画面を閉じ、図示していない電話機能部が機能して、ディスプレイ9に、待ち受け画面を表示させる。
一方、画面表示された貨幣を計数したいときには、ユーザーは、上記数えるボタン10を押す。なお、上記数えるボタン10や終了ボタン11のように画面に表示されたボタンを押すとは、携帯電話機1の選択キーで必要なボタンを選択してから、決定キーを押すことである。あるいは、画面上のボタンを、携帯電話機1のキーに割り当てておくこともできる。
そして、上記数えるボタン10が押されると、制御部7に対して計数指令信号が入力される。制御部7は、計数指令信号が入力されたら、その時点で表示しいている未計数用図柄情報を、計数時用図柄情報に置き換える図柄情報置き換え処理のスタンバイ状態に入る。この実施形態では、このスタンバイ状態に入ったときに、紙幣を数えるための手指の図柄情報12(図6参照)を新たに画面表示させるようにしている。
制御部7は、この状態から、決定キーが押され、信号が入力されるたびに、画面上の未計数用図柄情報である貨幣の図柄情報を、計数時用図柄情報に置き換えて表示する。
この第2実施形態で用いる計数時用図柄情報は、図4に示すように、紙幣を折り曲げた状態の図柄情報と、輪郭の内側に点線の円を設けた二重線の貨幣の図柄情報である。制御部7は、上記決定キーから信号が入力されるたびに、未計数用図柄情報をひとつずつ対応する計数時用図柄情報に置き換える処理を行う。
例えば、上記決定キーが押されると、制御部7は、図5に示す紙幣の図柄情報のうち、最表面に表示されている未計数用の10000円札の図柄情報を、計数時用の10000円札の図柄情報に置き換え、図6に示す画面を表示する。つまり、10000円札を1枚数えたことになる。このとき、数え終わった金額を表示する金額表示欄13を、画面に設けるようにしてもよい。
このように、決定キーを押して、次々、紙幣を数え、紙幣を数え終わったら、硬貨も数えることができる。ここでは、硬貨の計数時用図柄情報は、輪郭の内側に点線の円が追加されているだけであるが、ユーザーが決定キーを押すたびに、制御部7が、未計数用図柄情報の硬貨を計数時用図柄情報に置き換えるので、図7では、二重線の貨幣が、数え終わった硬貨として表示される。
図7は、ディスプレイ9に表示された紙幣を全て計数し、硬貨は500円玉1枚、100円玉2枚を数え終わった状況を示している。従って、金額表示欄13には、その時点で数え終わった金額である「23700円」が表示されている。
上記のように、この第2実施形態では、利用可能金額情報を、単位金額に対応した図柄情報で表示するようにしているので、金額の大小を、図柄情報の種類だけでなく、図柄情報の数、すなわち、紙幣の枚数や硬貨の枚数として実感することができる。
さらに、図柄情報を、自分で1つ1つ数えることができるので、ユーザーは、実際に、所持金を数えるような感覚を得られる。
特に、この第2実施形態では、単位金額を貨幣の図柄情報で表すようにしているので、本当に現金を持っているように感じることができるが、図柄情報は、貨幣以外のものでもかまわない。例えば、タバコやチョコレートなどを単位金額に対応する図柄情報をとして用いて、利用可能金額情報に応じた個数分その図柄情報を表示させるようにしてもよい。
図8、図9に示す第3実施形態は、携帯電話機1に、データ入出力部5と、残高記憶部6と、利用可能金額表現部A2とを組み込み、この利用可能金額表現部A2が、制御部7と、記憶部8と、バイブレーター14とを備えた例である。そして、利用可能金額表現部A2が、振動によって利用可能金額を表現するようにしている。この第3実施形態において、上記データ入出力部5を介して利用可能金額情報である残高データを残高記憶部6に記憶させる手順は、上記第1、第2実施形態と同じであるが、記憶部8に記憶しているデータや、制御部7の機能が、他の実施形態と異なる。
上記記憶部8は、図9の表のように、金額範囲に対応させて振動パターンを記憶している。振動パターンとは、バイブレーター14が発信する振動の振幅や、振動数のほか、振動の連続時間などのことである。そして、1000円未満、1000〜5000円、・・・、等の各金額範囲にそれぞれ異なる振動パターンを対応付けている。
また、上記バイブレーター14は、上記制御部7によって制御される。
次に、利用可能金額情報を振動によって表現する手順を説明する。
まず、ユーザーが自分の利用可能金額を知りたいとき、所定のスイッチボタンを押すなどして、オン信号が制御部7に入力される。このオン信号が入力されると、制御部7は残高記憶部6が記憶している利用可能金額情報である残高データを取り込んで、その残高データが含まれる金額範囲に対応する振動パターンを特定する。振動パターンを特定したら、制御部7はそのパターンに基づいて制御信号を出力し、バイブレーター14を制御する。これによって、バイブレーター14が、その時点での利用可能金額情報に応じた振動を発生させる。
この振動は、携帯電話機1本体に伝わるので、ユーザーは携帯電話機1本体を手にしていれば、その振動を感じることができる。例えば、金額が大きくなるに従って、振幅を大きくするようにすれば、ユーザーは、振動の強弱によって金額の大小を感じることができる。上記振動パターンは、どのようなものでもかまわないが、金額が大きくなるに従って、強度が大きくなるようにした方が、大きな金額に弱い振動を対応付けるよりも、感覚的に理解しやすい。
この第3実施形態においては、上記バイブレーター14がこの発明のアクチュエータに当たり、振動パターンがこの発明の作動パターンである。そして、利用可能金額の大小を、振動パターンによって表現し、単に金額を表示する場合と比べて、楽しさを感じさせるとともに、利用可能金額の大小を実感できるようにしている。
上記バイブレーター14は、図示しない電話機能部にも連係し、利用可能金額情報を表現するときだけでなく、電話の着信を知らせるために振動を発信するバイブレーターも兼ねている。
また、この発明のアクチュエータとして、上記バイブレーター14の代わりに、発光装置、スピーカーや音源、電源、磁石、ヒーターなどを用いることもできる。これらのアクチュエータを制御部7が制御することによって、利用可能金額情報に応じた作動パターンを出力させ、光、音、電流、磁力、熱によって利用可能金額を表現する。
なお、上記発光装置を用いた場合、作動パターンを作る要素には、光量、光の色のほか、点滅時間などが含まれる。
また、音を用いる場合には、ブザーなどの音源を、制御部7が所定のパターンで制御して音を発生させるほか、記憶部8に記憶している音データを、そのままスピーカーに出力する場合もある。音データとして、例えば、小銭入れの中で硬貨がぶつかり合う音や、紙幣を数えるときの音などを用いて、現金の感じを伝えるようにすることもできる。この場合、携帯電話機1を、小銭入れを振るように振ったときに、制御部7にオン信号が入力されるようにすると、よりリアルな感覚を得られる。
さらに、電流を用いる場合とは、使用可能金額に応じて携帯電話機1のケースに電流を流して、その電気ショックの大小で、金額の大小を表現しようとするものである。
また、磁力で金額を表現する場合とは、携帯電話機1に設けた磁石の磁力を制御して、例えば、外部の充電スタンドなどとの間の磁力による引力を利用可能金額の大きさに対応させるようにするものである。金額が大きいときには、磁力を大きくして、充電スタンドとの引力を大きくし、金額が小さいときには磁力を小さくして、引力を小さくすれば、金額の大小で、財布の重さが変わる感覚を、擬似的に感じさせることができる。
さらに、ヒーターを用いて、利用可能金額の大小を温度差で表現することも考えられる。
いずれの場合も、利用可能金額情報を、数値で示される場合と比べて、面白味があり、ユーザーは、金額の大小を感覚的に理解できるようになる。
図10、図11に示す第4実施形態は、携帯電話機1に組み込んだ制御部7に、吸気ポンプ15と、排気ポンプ16とを接続し、これらを上記制御部7で制御するようにした点が、上記実施形態とは異なる。また、携帯電話機1のケースには、エアを導入することによってその形態が変化可能な空気室17を設けるとともに、この空気室17には吸気口18と排気口19とを設けている。吸気口18には、上記吸気ポンプ15を接続し、排気口19には、上記排気ポンプ16を接続している。
上記各ポンプ15、16には、ポンプを作動させる図示しないモーターを連係し、このモーターを制御部7が制御する。
また、記憶部8には、予め設定した金額範囲毎に、形態情報として、上記吸気ポンプ15または排気ポンプ16の作動時間などのポンプ作動情報を記憶している。この作動情報は、モーターの制御情報を含んでいる。
吸気ポンプ15を作動させると、上記空気室17が二点鎖線で示すように膨らみ、排気ポンプ16を作動させると空気室17がへこむ。このように、各ポンプ15,16の作動が、空気室17の形態変化に対応する。従って、記憶部8に記憶しているポンプ作動情報が、この発明の形態情報に当たる。
この第4実施形態においても、ユーザーが、特定のボタンを押すなどして、オン信号が制御部7に入力されると、制御部7は、残高記憶部6が記憶している残高データを読み込んで、それに対応するポンプ作動情報を、記憶部8が記憶しているデータから特定する。制御部7は、特定したポンプ作動情報に基づいたモーター制御信号を出力してポンプを作動させ、これによって形態を変化させる。つまり、第4実施形態では、上記空気室17と、ポンプ15,16と、モーターとによって、この発明の形態変化手段を構成している。
そして、利用可能金額が大きいときには、上記空気室17を大きく膨らませ、利用可能金額が小さいときには、膨らみを小さくするようにすれば、携帯電話機1を持ったとき、その厚みや膨らみによって、利用可能金額の大小を判断することができる。つまり、現金がたくさん入っているときの財布や、少ししか入っていないときの財布の感覚を擬似的に実現できることになる。
なお、上記携帯電話機1が、この発明の装置本体に当たるが、装置本体は、携帯電話機に限らず、他の携帯端末でも良い。また、装置本体が形態変化部と形態変化手段とを備え、パソコンに接続したマウスなどでもよい。
図12に示す第5実施形態は、形態変化手段が、形状記憶合金製のコイル20と、ヒーター21とからなり、このヒーター21を制御部7が制御するようにした例である。また、上記コイル20が伸縮するとそれに伴って携帯電話機1のケースが膨らんだり、縮んだりするように構成している。例えば、ケースを本体1aとそれに被せた蓋部1bとで構成し、両者の重なり量が、コイル20の伸縮によって変化するようにしている。つまり、コイル20が伸張すれば、ケースの厚みが厚くなり、コイル20が収縮すればケースが薄くなるようにしている。
また、制御部7には、図示していないが、他の実施形態と同様に、残高記憶部6および記憶部8を連係している。記憶部8には、金額に対応した形態情報として、ヒーター21の制御情報が記憶されている。
上記コイル20は、形状記憶合金で形成されていて、高温下で伸張状態に形成し、所定の温度以下で圧縮状態に変形させたものである。そのため、所定温度以上になると、伸張し、その温度以下になると収縮するようになっている。従って、制御部7が、残高記憶部6に記憶している残高データに応じた制御信号に基づいてヒーター21を制御すると、残高に応じて上記コイル20が伸縮し、携帯電話機1のケースの厚みを厚くしたり薄くしたりすることができる。
この第5実施形態においても、ユーザーは、携帯電話機1の形態の変化によって、財布に入っている貨幣の量を擬似的に感じることができるようになる。そして、上記携帯電話機1のケースが、この発明の装置本体であるが、上記第4実施形態と同様に、上記装置本体は、他の携帯端末や、パソコンに接続したマウスであってもかまわない。
図13に示す第6実施形態は、装置本体である携帯電話機1内に、プーリー22と23とを固定し、その間に、ワイヤー24で支持した錘25を取り付けている。上記プーリー22,23がこの発明の支持部にあたる。
また、一方のプーリー22には、この発明の動力源である図示しない駆動モーターを連係し、この駆動モーターによって、プーリー22を、両方向に回転させることができる。上記錘25は、プーリー22の回転方向によって、プーリー22と23との間を往復移動するようにしている。そして、携帯電話機1本体が静止しているときには、上記錘25が、本体中央に位置するようにしている。つまり、携帯電話機1がどこかに置かれて、静止したときに錘25が、中央に位置していなかった場合には、制御部7が駆動モーターを制御して、錘25を中央に位置させる。
また、上記錘25の移動経路両端にストッパ26と27とを設けている。さらに、上記、制御部7には、加速度センサ28を接続するとともに、他の実施形態と同様に、残高記憶部6と記憶部8とを連係させている。
なお、残高記憶部6には、図示しないデータ入出力部を介して、利用可能金額情報が入力され、記憶されるようにしている。
上記加速度センサ28は、この発明の移動方向検出手段であり、携帯電話機1の移動方向を検出してその検出信号を制御部7に対して出力するセンサである。
また、上記記憶部8は、金額範囲に、錘25の移動速度を対応付けて記憶している。例えば、1000円未満のときには移動速度v1、1000〜10000円には、速度v2を対応付け、しかも、金額が大きいほど高速を対応付けて記憶している。
制御部7は、オン信号が入力されたら、上記残高記憶部6から取り込んだ残高データの金額に対応する移動速度を特定するとともに、上記加速度センサ28から入力された移動方向に応じて上記駆動モーターを制御して錘25を移動させる。
この実施形態では、制御部7は、入力された携帯電話機1本体の移動方向と反対方向へ、上記特定した速度で錘25が移動するように駆動モーターの回転方向と速度とを制御するようにしている。
制御部7は、ユーザーが、携帯電話機1をつかんで、一方、すなわち、図の矢印B方向へ移動させたときには、錘25を、本体の移動方向であるB方向とは反対の矢印C方向へ移動させるように、駆動モーターを制御する。しかも、その移動速度は、利用可能金額情報に応じた速度である。
ユーザーが、携帯電話機1本体を持って、一方へ移動させる場合には、通常は、携帯電話機1本体の中央部ではなく、その移動方向先頭側に近い部分を持つことが考えられる。このように、携帯電話機1本体の一端側を持って移動させるときに、内部の錘25が、携帯電話機1本体の移動方向と反対側に移動すると、重心が、他端側に移動することになる。このように、重心が、本体を持っている位置から離れると、近くにあるときよりも重く感じられる。
しかも、錘25が移動してストッパ26や27に突き当たった場合には、衝撃が発生するが、この衝撃は、錘の衝突速度に比例する。そして、この衝突速度である錘25の移動速度は、利用可能金額の大きさに対応しているので、衝撃の大きさによって金額の大小を感じ取ることもできる。
このように、この第6実施形態によれば、装置本体の移動に伴う重心の移動や、衝撃によって、重さや衝撃を感じさせて、現金を持っているときのような感覚を与えることができる。
この第6実施形態において、制御部7へオン信号を入力する手段は、他の実施形態と同様、どのようなものでもかまわないが、携帯電話機1本体を移動させることによって、オン信号が入力されるようにしてもよい。例えば、携帯電話機1本体が移動したときに、その移動方向を上記加速度センサ28が検出して出力する信号が、制御部7に入力されるオン信号を兼ねることもできる。
以上のように、この第6実施形態の装置でも、実際には現金を持っていないのに、利用可能金額情報に対応する現金を持っているのと同じように、感覚的に金額の大小を理解させることができる。
なお、上記第6実施形態では、上記携帯電話機1本体が、この発明の装置本体であるが、上記第4、第5実施形態と同様に、装置本体は、他の携帯端末や、パソコンに接続したマウスなどであってもかまわない。
また、上記第1〜第6の全ての実施形態において、制御部7が、利用可能金額を保持する方法は上記実施形態に限られない。
第1実施形態のシステムの構成図である。 第1実施形態の携帯電話機の機能を説明するためのブロック図である。 第1実施形態の記憶部が記憶しているデータを示した表である。 第2実施形態の記憶部が記憶しているデータを示した表である。 第2実施形態の表示画面を示した図である。 第2実施形態の表示画面の図で、画面上の紙幣を計数している状態を示している。 第2実施形態の表示画面の図で、画面上の紙幣と硬貨を計数している状態を示している。 第3実施形態の携帯電話機の機能を説明するためのブロック図である。 第3実施形態の記憶部が記憶しているデータを示した表である。 第4実施形態の携帯電話機の機能を説明するためのブロック図である。 第4実施形態の形態変化手段部分の断面図である。 第5実施形態の形態変化手段部分の断面図である。 第6実施形態の携帯電話機の機能を説明するためのブロック図である。
符号の説明
1 携帯電話機
7 制御部
8 記憶部
9 ディスプレイ
14 バイブレーター
15 吸気ポンプ
16 排気ポンプ
17 空気室
20 コイル
21 ヒーター
22 プーリー
23 プーリー
25 錘
28 加速度センサ

Claims (6)

  1. 光、音、振動、電流、磁力あるいは熱のうち、1または複数を用いて、利用可能金額情報を表現するアクチュエータと、このアクチュエータを制御するとともに利用可能金額情報を保持した制御部と、金額に対応させて上記アクチュエータの作動パターンを記憶した記憶部とを備え、上記制御部は、オン信号が入力されたとき、保持している利用可能金額情報に対応した作動パターンを上記記憶部から抽出し、抽出した作動パターンに応じた制御信号に基づいて上記アクチュエータを制御し、アクチュエータから光、音、振動、電流、磁力あるいは熱のうち、1または複数を出力させる利用可能金額表現装置。
  2. 利用可能金額情報に応じた図柄情報を表示するディスプレイと、このディスプレイを制御するとともに利用可能金額情報を保持した制御部と、金額に対応させた図柄情報を記憶した記憶部とを備え、上記制御部は、オン信号が入力されたとき、保持している利用可能金額情報に対応した図柄情報を上記記憶部から抽出し、抽出した図柄情報を上記ディスプレイに表示させる利用可能金額表現装置。
  3. 利用可能金額情報に応じた図柄情報を表示するディスプレイと、このディスプレイを制御するとともに利用可能金額情報を保持した制御部と、予め設定した単位金額に対応させた図柄情報を記憶した記憶部とを備え、上記制御部は、オン信号が入力されたとき、保持している利用可能金額情報に応じて、上記記憶部に記憶している図柄情報を1または複数組み合わせて上記ディスプレイに表示させる利用可能金額表現装置。
  4. 上記記憶部は、予め設定した単位金額毎に対応させて、未計数用図柄情報および計数時用図柄情報を記憶し、上記制御部は、オン信号が入力されたとき、保持している利用可能金額情報に応じて、上記記憶部に記憶している図柄情報のうち未計数用図柄情報を複数組み合わせて上記ディスプレイに表示させるとともに、計数指令信号が入力されたとき、ディスプレイに表示せている未計数用図柄情報に替えて、その未計数用図柄情報に対応する計数時用図柄情報を表示させる請求項3に記載の利用可能金額表現装置。
  5. 装置本体に設けるとともにその装置本体の形態を変化させる形態変化手段と、この形態変化手段を制御するとともに利用可能金額情報を保持した制御部と、金額に対応させた形態情報を記憶した記憶部とを備え、上記制御部は、オン信号が入力されたとき、保持している利用可能金額情報と上記記憶部が記憶している形態情報とから、その金額に対応する形態情報に基づいた制御信号を出力して上記形態変化手段を制御し、上記形態変化手段が、装置本体を上記利用可能金額情報に応じた形態にする利用可能金額表現装置。
  6. 装置本体に設けた支持部に移動可能に取り付けた錘と、この錘を移動するための動力源と、動力源を制御するとともに利用可能金額情報を保持した制御部と、制御部に連係し、装置本体の移動方向を検出する移動方向検出手段と、金額および移動方向に対応した錘の運動情報を記憶した記憶部とを備え、上記制御部は、オン信号が入力されたとき、保持している利用可能金額および移動方向検出手段から入力された移動方向に対応する運動情報に基づいて、上記動力源を制御する制御信号を出力し、上記錘の運動を制御する利用可能金額表現装置。
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