JP2007031563A - 低速電子線用蛍光体 - Google Patents

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Abstract

【課題】
赤色蛍光体としてSrTiO3:Pr,Alを用いても輝度寿命特性に優れる低速電子線用蛍光体および蛍光表示管を提供する。
【解決手段】
低速電子線用蛍光体は、金属元素で一部置換されたSrおよびTiの酸化物からなる母体にPrおよびAlが付活されてなり、上記金属元素は、Inを必須成分として低速電子線用蛍光体全体に対して 0.01〜3 mol%含有し、SnおよびSiから選ばれた少なくとも1つとを含み、また、低速電子線用蛍光体全体に対して、Prが 0.05〜5 mol%、Alが 0.2〜70 mol%、それぞれ付活されている。
【選択図】 図3

Description

本発明は低速電子線用蛍光体に関し、特に赤色蛍光体(主成分SrTiO3:Pr,Al)の母体、発光中心、および添加剤を用いた低速電子線用蛍光体に関する。
オーディオ、家電製品、計測器、医療機器などの表示部に所定のパターン情報あるいはグラフィック情報を表示する自発光型の表示素子として蛍光表示管が多用されている。
これら蛍光表示管に用いられる蛍光体の中で、従来タイプの赤色蛍光体((Zn,Cd)S:Ag,Cl)はカドミウム(Cd)を含んでいる。そのため、環境保全を図るためにCdを含まない低速電子線用赤色蛍光体が切望されており、近年、多くの蛍光体が開発されている。例えば、マグネシウム(Mg)、ストロンチウム(Sr)、カルシウム(Ca)、バリウム(Ba)から選択された一種類の元素とチタン(Ti)の酸化物からなる母体に3族元素が添加された蛍光体の表面に、酸化物からなり上記蛍光体をカーボン系ガスから保護する保護膜が形成された蛍光体(特許文献1参照)、SrTiO3 を母体とする蛍光体にPtO2 とRuOPtO2 の中から選ばれた少なくとも一つの物質を添加した蛍光体(特許文献2参照)、SrTiO3 を母体とする蛍光体表面に導電性酸化物が被覆され、この導電性酸化物表面に白金族酸化物を撒布状に付着させた蛍光体(特許文献3参照)またはゼオライト粒子を配合した蛍光体(特許文献4参照)、アルカリ土類金属とTiの酸化物からなる母体に希土類元素および3属元素を添加させた蛍光体(特許文献5参照)、アルカリ土類金属と酸化物からなる母体の表面に保護膜が形成された蛍光体(特許文献6参照)、高抵抗の蛍光体と低抵抗の蛍光体とを混合して2kv以下の陽極電圧で加速された電子の射突によって発光させる蛍光体(特許文献7参照)、SrTiO3 を母体とする蛍光体に酸化作用のある物質を添加した蛍光体(特許文献8参照)、SrTiO3 を母体とする蛍光体の表面にダイヤモンド状カーボン膜を形成した蛍光体(特許文献9参照)、SrTiO3 を母体とする蛍光体に4b族元素を添加した蛍光体(特許文献10参照)、SrTiO3 を母体とする蛍光体にSiO2 を除くSiを含む物質からなる膜を被覆した蛍光体(特許文献11参照)等が開示されている。
しかしながら、Cdを含まない低速電子線用赤色蛍光体としてのSrTiO3:Pr,Alは、時間の経過とともに発光輝度の低下割合が大きく、蛍光体の輝度寿命が短いという問題がある。特に励起電圧が 15V をこえる動作環境下では極端に輝度寿命が短くなる。
酸化物からなる保護膜を形成したり、PtO2 等を添加したりすることにより、蛍光体寿命は向上するが実用上十分でない。また、赤色蛍光体としてのSrTiO3:Pr,Alを用いた二種類以上混合タイプの低速電子線用蛍光体では、SrTiO3:Pr,Alの蛍光体寿命が原因で色相変化を起こしたり、発光むらの原因となったりして、実用に耐えうる蛍光体寿命が得られていない。
特許第2746186号 特許第2904106号 特開2004−75907号 特開2004−75908号 特開平8−85788号 特開平8−283709号 特開平9−87618号 特開平9−255952号 特開平10−261371号 特開平10−273658号 特開平10−279933号
本発明は、赤色蛍光体としてSrTiO3:Pr,Alを用いても輝度寿命特性に優れる低速電子線用蛍光体を提供することを目的とする。
本発明の低速電子線用蛍光体は、金属元素で一部置換されたSrおよびTiの酸化物からなる母体にプラセオジム(Pr)およびアルミニウム(Al)が付活されてなり、上記金属元素は、インジウム(In)と、スズ(Sn)およびシリコン(Si)から選ばれた少なくとも1つとを含む金属元素であることを特徴とする。
また、上記Inは低速電子線用蛍光体全体に対して 0.01〜3 mol%含有することを特徴とする。また、低速電子線用蛍光体全体に対して、上記Prが 0.05〜5 mol%、上記Alが 0.2〜70 mol%、それぞれ付活されていることを特徴とする。
本発明の低速電子線用蛍光体は、上記母体表面にSnまたはアンチモン(Sb)の酸化物からなる表面保護膜を有することを特徴とする。この場合、上記表面保護膜を、低速電子線用蛍光体全体に対して 0.1〜0.6 重量%含有することを特徴とする。
本発明の蛍光表示管は、陰極より発生した低速電子線を陽極基板上に形成された上記低速電子線用蛍光体に照射して該蛍光体を発光させる蛍光表示管であることを特徴とする。
本発明の低速電子線用蛍光体は、金属元素で一部置換されたSrおよびTiの酸化物からなる母体を有するので、輝度寿命が向上する。
また、上記蛍光体の表面にSnまたはSbの酸化物からなる表面保護膜を形成している蛍光体は、表面保護膜を形成していない蛍光体よりも数十%寿命を伸ばすことができる。
赤の色純度に優れ、Cdを含まない、低速電子線用赤色蛍光体(SrTiO3:Pr,Al)の発光輝度が時間の経過とともに低下する原因について本発明者が研究したところ、カソード材料の酸化バリウムが蛍光体表面に飛散して堆積し、さらに電子線照射により堆積した酸化バリウムが分解することで生成したバリウムイオンが赤色蛍光体を還元・変質させていると考えられるに至った。すなわち、カソード材料から飛散して堆積した酸化バリウムが式(1)に示すように電子線でバリウムイオンに分解する。
式(1): BaO → Ba2+ + O2-
このバリウムイオン(Ba2+)により、赤色蛍光体(SrTiO3:Pr,Al)が式(2)に示すように還元・変質する。
式(2): SrTiO3:Pr,Al + xBa2+ → SrTiO(3-x):Pr,Al + xBaO
母体材料として、インジウム(In)と、スズ(Sn)およびシリコン(Si)から選ばれた少なくとも1つとを含む金属元素で一部置換されたSrおよびTiの酸化物からなる母体にプラセオジム(Pr)およびアルミニウム(Al)が付活されることにより、上記還元・変質反応が起き難い組成になっているものと考えられ、カソード材料からのエミッションに殆ど影響することなく、赤色蛍光体の輝度寿命特性を向上できることがわかった。
本発明に使用できる低速電子線用蛍光体は、In含有母体を有する蛍光体である。
In含有母体の好ましい例として、Inを含む金属がInのみの場合を例示すると、Sr(1-x)InxTiO(6+x)/2:Pr,Al、またはSrTi(1-x)Inx(6-x)/2:Pr,Alで表わされる。x はいずれも0より大きく、1より小さい数字である。なお、前者はTi:1 グラム当量に対するInの配合割合をx グラム当量とした場合であり、後者はSr:1 グラム当量に対するInの配合割合をx グラム当量とした場合である。
母体材料として、Srの一部を置換できる金属としては、In単体、InおよびSn、InおよびSi、InおよびSnおよびSiが挙げられる。
上記金属元素の中で、Inは低速電子線用蛍光体全体に対して 0.01〜3 mol%含有する。好ましくは 0.1〜0.5 mol%である。 0.01 mol%未満では輝度寿命が向上せず、3 mol%をこえると輝度の初期値が低下する。
本発明に使用できる付活剤としては、PrおよびAlが挙げられる。また、PrおよびAlに加えて、Inを付活することが輝度寿命向上に寄与するので好ましい。付活剤をPr、AlおよびIn系とすることにより、SrTiO3 母体の場合であっても輝度寿命が向上する。
付活剤の付活量は、低速電子線用蛍光体全体に対して、Prが 0.05〜5 mol%、好ましくは 0.1〜0.5 mol%、Alが 0.2〜70 mol%、好ましくは 10〜20 mol%、Inが 0.01〜3 mol%、好ましくは 0.1〜0.5 mol%である。付活量がこの範囲であると、発光輝度の初期値が低下することを防ぎ、輝度寿命が向上するので、低速電子線用赤色蛍光体として特性のバランスのとれた蛍光体が得られる。
本発明の低速電子線蛍光体は、その表面に表面保護膜を設けることができる。表面保護膜を設けることにより蛍光体の寿命をさらに延長することができる。表面保護膜としては、SnおよびSbから選ばれた少なくとも1つの金属元素の酸化物膜を挙げることができる。
また、保護膜の被覆量は、低速電子線用蛍光体全体に対して 0.1〜0.6 重量%、好ましくは 0.2〜0.4 重量%である。保護膜の被覆量が 0.1 重量%未満であると、寿命延長の効果が低く、0.6 重量%をこえると発光輝度が得られない。
本発明の低速電子線用赤色蛍光体には導電性酸化物を配合することが好ましい。導電性酸化物としてはSn、Ti、Zn、W、In、Nbなどの酸化物単体または複合導電性酸化物が挙げられる。好ましくはSnO2、TiO2、ZnO、WO3、In23、ITOを例示できる。導電性酸化物を配合することにより、入射電子線のチャージアップを防ぐための導電性が付与される。
本発明の低速電子線用赤色蛍光体は、母体を形成する金属元素の化合物、例えば酸化物、炭酸塩等を所定の割合で秤量し、均一に混合した後、所定温度、例えば 1300℃程度で焼成することにより得られる。
In量は母体中のSrの一部を置換する量として秤量する。すなわち、配合されるIn量(In換算量)だけSr量(Sr換算量)を減少させる。Sr換算量としてのIn量を配合することで安定した母体が形成できる。
本発明の赤色蛍光体は、印刷方法等、周知の方法を用いて陽極基板に形成される。
例えば、印刷ペーストは、バインダー樹脂を含み、上記製造方法で得られた低速電子線用赤色蛍光体と、導電性酸化物とを配合してペースト状とする。バインダー樹脂としては印刷性に優れるエチルセルローズ等を使用できる。
印刷ペーストを用いて陽極パターン上にスクリーン印刷、乾燥、焼成する工程を経て陽極基板が得られる。
本発明の蛍光表示管について図1、図2および図3により説明する。図1は蛍光表示管の断面図を、図2および図3は蛍光表示管を構成する蛍光体層の部分拡大断面図であり、図2は蛍光体の表面保護膜を設けない場合を、図3は蛍光体の表面保護膜を設ける場合を、それぞれ示す。
図1に示すように蛍光表示管1は、陽極基板7と、この陽極基板7上方にグリッド8と陰極9とを設け、フェースガラス10およびスペーサガラス11を用いて封着して真空引きして形成される。陰極9より発生した低速電子線が陽極基板7上の蛍光体層6に射突して発光する。
陽極基板7は、ガラス基板2上に銀を主成分とする導電性ペーストを印刷塗布法により、またはアルミニウムの薄膜法により配線層3を形成した後、スルーホール4aを除くほぼ全面にわたって低融点フリットガラスペーストの印刷塗布法により絶縁層4を形成し、このスルーホール4aを介して電気的に接続された陽極電極5をグラファイトペーストの印刷塗布法により形成する。この陽極電極5上に、蛍光体層6を印刷塗布法より塗布したのち約 500℃で焼成して陽極基板7が得られる。
陰極9は、タングステンのフィラメント線(極細線)上にアルカリ土類金属の炭酸塩(Ba,Sr,Ca)CO3 をバインダーとともに電着塗布し、蛍光表示管の組み立て最終段階において、真空中で約 1000℃に通電加熱して上記炭酸塩を分解することにより(Ba,Sr,Ca)Oが形成される。電子放出源はタングステン・フィラメント線上で一部が還元され、活性化されたBaOであり、BaOの安定化のためにSrO、CaOが適量配合されている。
図2に示すように蛍光体層6は、In含有母体を有する蛍光体粒子6aの表面にIn23 粒子6bが被覆されたものであり、陽極電極5上に形成される。
蛍光体の表面保護膜を設ける場合は図3に示すように、蛍光体層6は、In含有母体を有する蛍光体粒子6aの表面にIn23 粒子6bが被着されたものであり、かつ、これら6aおよび6b全体の表面をコーティングする形でSnO2 保護膜6cが形成されている。
実施例1
SrCO3 (1-x) mol、TiO2 1 mol、In23 x/2 mol、PrCl3 0.002 mol、Al(OH)3 0.15 molを秤量し、湿式振動混合にて原料を混合した後、乾燥して混合原料粉体を得る。
混合原料粉体をアルミナ製坩堝に充填し、1300℃で 6 時間焼成してSr(1-x)TiInx(6+x)/2 :Pr,Al蛍光体を得た。
上記蛍光体とIn23、印刷用ビークルを混合し、印刷用蛍光体ペーストを作製し、蛍光表示管の陽極上にスクリーン印刷塗布した後、通常の蛍光表示管工程で管球化を行なった。得られた蛍光表示管の初期輝度および輝度半減時間を測定した。結果を表1に示す。
Figure 2007031563
表1に示すように、In量が 0.01〜3 mol%の場合には実用的な輝度(従来比 60%以上)を維持し、かつ寿命を大幅に伸ばすことができる。
蛍光表示管としての評価基準は、輝度半減時間として表される寿命が従来品と比較して、本願発明の半減時間/従来品の半減時間=1をこえる値であること、本願発明の輝度が従来品の 60%以上あることが実用上重要である。In量が 0.01〜3 mol%の範囲内にて、In単体でSrを置換する場合は、この評価基準を十分に満たしている。
実施例2
実施例1の蛍光体に、母体材料としてInを含まない蛍光体と同程度の初期輝度になるように、SnO2 表面膜を施し、実施例1と同様に管球化を行なった。得られた蛍光表示管の初期輝度および輝度半減時間を測定した。結果を表2に示す。
Figure 2007031563
表2に示すように、In量が低速電子線用蛍光体全体に対して 0.01〜3 mol%の場合には実用的な輝度を維持し、かつ寿命を大幅に伸ばすことができる。
実施例3
母体にSnおよびInを含み、付活剤としてPrおよびAlを用いた赤色蛍光体に、SnO2 表面膜またはSb25 表面膜を被覆し、実施例1と同様に管球化を行なった。得られた蛍光表示管の初期輝度および輝度半減時間を測定した。結果を表3に示す。
なお、母体にSnおよびInを含まない赤色蛍光体にもSnO2 表面膜またはSb25 表面膜を被覆し、実施例1と同様の方法で蛍光表示管を作製し、その初期輝度および輝度半減時間を測定した。結果を表3に示す。
Figure 2007031563
表3に示すように、母体にSnおよびInを含み、かつ、Snの酸化物またはSbの酸化物でコーティングした低速電子線用蛍光体は、実用的な輝度を維持し、さらに寿命を伸ばすことができる。
なお、SnおよびInに代えて、SiおよびInとする以外は、実施例3と同一の条件で赤色蛍光体を作製し、管球化を行ない蛍光表示管の初期輝度および輝度半減時間を測定した結果、SnおよびInの結果と略同一の結果が得られた。SnとSiとは共に周期律表上4属の元素であるためと考えられる。しかし、Si以外の他の4属元素を用いたところ、輝度寿命は向上しなかった。
本発明の低速電子線用蛍光体は、蛍光体母体または発光中心にInを含有するため、輝度寿命特性に優れるので、Cdを含まない実用的な赤色蛍光体が得られ、蛍光表示管に好適に利用できる。また、Sn、またはSbの酸化物からなる保護膜で低速電子線用蛍光体粒子表面をコーティングすることにより、さらに寿命を延長できる。
蛍光表示管の断面図である。 表面保護膜を設けない場合の蛍光体層の部分拡大断面図である。 表面保護膜を設ける場合の蛍光体層の部分拡大断面図である。
符号の説明
1 蛍光表示管
2 ガラス基板
3 配線層
4 絶縁層
5 陽極電極
6 蛍光体層
6a In含有母体を有する蛍光体粒子またはIn付活蛍光体粒子
6b In23 粒子
6c SnO2 保護膜
7 陽極基板
8 グリッド
9 陰極
10 フェースガラス
11 スペーサガラス

Claims (6)

  1. 金属元素で一部置換されたSrおよびTiの酸化物からなる母体にPrおよびAlが付活されてなる低速電子線用蛍光体であって、
    前記金属元素は、Inと、SnおよびSiから選ばれた少なくとも1つとを含む金属元素であることを特徴とする低速電子線用蛍光体。
  2. 前記Inは低速電子線用蛍光体全体に対して 0.01〜3 mol%含有することを特徴とする請求項1記載の低速電子線用蛍光体。
  3. 低速電子線用蛍光体全体に対して、前記Prが 0.05〜5 mol%、前記Alが 0.2〜70 mol%、それぞれ付活されていることを特徴とする請求項1記載の低速電子線用蛍光体。
  4. 前記母体表面にSnまたはSbの酸化物からなる表面保護膜を有することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項記載の低速電子線用蛍光体。
  5. 前記表面保護膜を、低速電子線用蛍光体全体に対して 0.1〜0.6 重量%含有することを特徴とする請求項4記載の低速電子線用蛍光体。
  6. 陰極より発生した低速電子線を陽極基板上に形成された蛍光体に照射して該蛍光体を発光させる蛍光表示管において、前記蛍光体が請求項1ないし請求項5のいずれか1項記載の低速電子線用蛍光体であることを特徴とする蛍光表示管。
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