JP2007031023A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数のモータやクラッチ機構等を用いることなく、簡易且つ低コストな構成で側面排出ローラの駆動及び停止を切換可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】 側面排出ローラ18aの回転軸30に固定される駆動入力ギヤ31には駆動力を伝達する第1ギヤ32及び第2ギヤ33が連結されている。第2ギヤ33は中心軸34に対しスラスト方向に摺動自在に外挿されるアイドルギヤであり、圧縮バネ35により矢印C′方向に付勢されている。第2ギヤ33は、圧縮バネ35の付勢力と、用紙排出トレイ19に突設される突起部36の圧接力とにより、駆動入力ギヤ31と第1ギヤ32との連結を解除して駆動入力ギヤ31への駆動力伝達を遮断する第1の位置と、駆動入力ギヤ31及び第1ギヤ32に連結され駆動入力ギヤ31に駆動力を伝達する第2の位置とに選択的に配置される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、複写機、プリンタ等の画像形成装置に関し、特に本体上部への排出や胴内排出以外に装置側面へのシート排出が可能であり、用紙後処理装置や排出トレイ等を装置側面に装着可能な画像形成装置に関する。
従来の画像形成装置の概略構成を図6に示す。1は画像形成装置であり、ここでは一例としてデジタル複合機を示している。画像形成装置1では、コピー動作を行う場合、複合機本体内の画像形成部2において、帯電ユニット3により時計回り(図の矢印A方向)に回転する感光体ドラム4が一様に帯電され、画像読取部5で読み取られた原稿画像データに基づく露光ユニット(レーザ走査ユニット等)8からのレーザビームにより感光体ドラム4上に静電潜像が形成され、現像ユニット7により静電潜像に現像剤(以下、トナーという)が付着されてトナー像が形成される。この現像ユニット7へのトナーの供給はトナーコンテナ6から行われる。
上記のようにトナー像が形成された感光体ドラム4に向けて、用紙9が給紙機構10から給紙ローラ11、用紙搬送路12及びレジストローラ対13を経由して画像形成部2に搬送され、この画像形成部2において転写ローラ14により感光体ドラム4の表面に形成されたトナー像が用紙9に転写される。そして、トナー像が転写された用紙9は感光体ドラム4から分離され、定着部15に搬送されてトナー像が定着される。トナー像が用紙に転写された後に感光体ドラム4の表面に残ったトナー(残留トナー)は、クリーニング装置16により除去される。
定着部15を通過した用紙9は、複数方向に分岐した分岐部17において搬送方向が振り分けられる。用紙の片面のみに画像を形成する場合は、用紙9はそのまま画像面が上向き(以下、フェイスアップという)の状態で側面排出ローラ対18を通過して側面排出口25から用紙排出トレイ19上に排出されるか、或いは分岐部17によって用紙搬送路20に振り分けられ、搬送ローラ対21を経て胴内排出ローラ対22より画像面を下向き(以下、フェイスダウンという)にして胴内排出トレイ23上に排出される。用紙搬送路20、搬送ローラ対21及び胴内排出ローラ対22は、用紙の搬送方向を切り換えるスイッチバック装置としても機能する。
一方、用紙の両面に画像を形成する場合は、定着部15を通過した用紙9は分岐部17で用紙搬送路20に振り分けられる。そして、用紙後端部が分岐部17を通過した後、搬送ローラ対21及び胴内排出ローラ対22を逆回転させて搬送方向を切り換えた後、分岐部17において今度は両面記録路24に振り分けられ、画像の形成されていない面を上に向けて画像形成部2へ再搬送される。再搬送された用紙9は、画像形成部2において次の画像が形成され、定着部15に搬送されてトナー像が定着された後、側面排出ローラ対18或いは胴内排出ローラ対22より装置外部に排出される。
また、図示しないが、感光体ドラム4の表面の残留電荷を除去する除電装置がクリーニング装置16の下流側に設けられている。さらに、給紙機構10は、画像形成装置1に着脱自在に取り付けられ、用紙を収納する複数の給紙カセット10a、10b、10cと、その上方に設けられるスタックバイパス(手差しトレイ)10dとを備えてなり、これらは用紙搬送路12を介して感光体ドラム4及び現像ユニット7等からなる画像形成部2に繋がっている。
このような画像形成装置においては、装置側面へ排紙するための側面排出ローラ対18は、用紙排出トレイ19、或いは用紙排出トレイ19に代えて、用紙の綴じ処理や穴開け処理等を行う用紙後処理装置等が装置側面にオプションで装着される場合にのみ排出機構としての役割を果たすものである。しかし、側面排出ローラ対18は、通常、搬送ローラ対21、胴内排出ローラ対22等の他の被回転部材と同じ駆動源で回転しており、用紙排出トレイ19や用紙後処理装置等のオプション装置が装着されていない状態においても側面排出ローラ対18は回転することとなる。
また、側面排出ローラ対18は側面排出口25の近傍に配置されている。そのため、オプション装置を使用しない場合には、ユーザが回転中の側面排出ローラ対18に直接手を触れることができ、側面排出ローラ対18と側面排出口25との隙間に手指を挟んで怪我をするおそれがあった。
このような問題点を解決するためには、例えば特許文献1に開示されているように、装置内部に複数のモータを搭載し、側面排出ローラ対18を胴内排出ローラ対22や他の搬送ローラ対とは別駆動とする構成として、オプション装置を装着する場合のみ側面排出ローラ対18を駆動させる方法が考えられる。
しかしながら、特許文献1の方法では、モータが複数個必要となるため画像形成装置の大型化や重量増を招き、コスト面においても不利となる。また、クラッチ機構等を用いて側面排出ローラ対18の駆動を制御する方法も考えられるが、駆動機構の複雑化、部品点数の増加によりコストアップに繋がってしまう。
特開平8−2767号公報
本発明は、上記問題点に鑑み、複数のモータやクラッチ機構等を用いることなく、簡易且つ低コストな構成で側面排出ローラの駆動及び停止を切換可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、画像が出力されたシートを装置外部に搬送する複数の用紙搬送路と、該用紙搬送路に沿って設けられる複数の搬送ローラと、装置側面に開口する側面排出口と、該側面排出口にシートを搬送する前記用紙搬送路に沿って前記側面排出口の近傍に設けられ、装置内部の他の搬送ローラと同一の駆動手段により回転する側面排出ローラ対と、を備え、前記側面排出口にオプション装置を装着可能な画像形成装置において、前記側面排出ローラ対の駆動入力ギヤには、前記駆動手段からの駆動力を伝達するギヤ列が連結されており、前記ギヤ列を構成するいずれかのギヤを、前記駆動入力ギヤへの駆動力伝達を遮断する第1の位置と、前記駆動入力ギヤへの駆動力伝達を可能とする第2の位置とに選択配置されるアイドルギヤとしたことを特徴としている。
また本発明は、上記構成の画像形成装置において、前記アイドルギヤは、前記オプション装置の脱着操作に連動して前記第1の位置又は前記第2の位置に配置されることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の画像形成装置において、前記アイドルギヤは、中心軸に対しスラスト方向に摺動自在且つ回転自在に挿入され、スラスト方向に沿って前記第1の位置と前記第2の位置とに選択配置されるとともに、付勢手段により前記第1の位置方向に付勢されており、前記オプション装置の装着に伴い、前記オプション装置に突設された突起部の先端に形成された傾斜面が前記アイドルギヤに当接しながら摺動することにより、前記アイドルギヤを前記付勢手段の付勢力に抗して前記第2の位置に配置することを特徴としている。
また本発明は、上記構成の画像形成装置において、前記アイドルギヤは、装置本体に回動可能に支持される可動レバーに回転自在に付設されるとともに、前記可動レバーに連結された付勢手段により前記第1の位置方向に付勢されており、前記オプション装置の装着に伴い、前記オプション装置に突設された突起部が前記可動レバーに当接しながら摺動することにより、前記可動レバーを回動させて前記アイドルギヤを前記付勢手段の付勢力に抗して前記第2の位置に配置することを特徴としている。
また本発明は、上記構成の画像形成装置において、前記オプション装置は、用紙排出トレイ、用紙後処理装置、及びインサータから選択されるいずれか1つであることを特徴としている。
本発明の第1の構成によれば、側面排出口を使用しない場合はアイドルギヤを第1の位置に配置して側面排出ローラ対の駆動を停止することができるため、側面排出ローラ対が装置内部の他の搬送ローラと同一の駆動手段により回転する構成であっても、側面排出ローラ対と側面排出口との隙間に手指を挟んで怪我をするおそれがなくなる。また、複数のモータやクラッチ機構等を用いる必要がないため、駆動機構を簡素化、低コスト化することができる。
また、本発明の第2の構成によれば、上記第1の構成の画像形成装置において、オプション装置の着脱に連動して側面排出ローラ対を駆動又は停止することができ、オプション装置の装着時に側面排出ローラ対を駆動し忘れたり、オプション装置の非装着時に側面排出ローラ対を停止し忘れたりするおそれがなくなる。
また、本発明の第3の構成によれば、上記第2の構成の画像形成装置において、アイドルギヤが中心軸に対しスラスト方向に摺動自在且つ回転自在に挿入され、スラスト方向に沿って第1の位置と第2の位置とに選択配置されるとともに、付勢手段により第1の位置方向に付勢される構成とし、オプション装置に突設された突起部の傾斜面を、アイドルギヤに当接しながら摺動させてアイドルギヤを移動可能とすることにより、簡単な構成で側面排出ローラ対を駆動又は停止することができ、複雑な構成の駆動手段を設ける必要がないためコスト面でも有利となる。
また、本発明の第4の構成によれば、上記第2の構成の画像形成装置において、アイドルギヤが回動可能に支持された可動レバーに回転自在に付設されるとともに、可動レバーに連結された付勢手段により第1の位置方向に付勢される構成とし、オプション装置に突設された突起部を可動レバーに当接しながら摺動させて可動レバーを回動し、アイドルギヤを移動可能とすることにより、簡単な構成で側面排出ローラ対を駆動又は停止することができ、複雑な構成の駆動手段を設ける必要がないためコスト面でも有利となる。
また、本発明の第5の構成によれば、上記第1乃至第4のいずれかの構成の画像形成装置において、側面排出口に装着されるオプション装置を、用紙排出トレイ、用紙後処理装置、インサータのうちの1つとすることにより、ユーザの使用するオプション装置の種類に関係なく側面排出ローラ対を駆動又は停止することができる。
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の側面排出口周辺の概略構成を示す側面図である。従来例の図6と共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。側面排出ローラ対18は、図示しない駆動手段により用紙排出方向(図1では反時計回り)に回転する側面排出ローラ18aと、側面排出ローラ18aに圧接されて従動回転する排出コロ18bとから構成されている。側面排出ローラ18aの回転軸30には図示しないモータからの駆動力を入力する駆動入力ギヤ31が固定されている。
駆動入力ギヤ31には第1ギヤ32及び第2ギヤ33が連結されており、第1ギヤ32及び第2ギヤ33は駆動入力ギヤ31に駆動力を伝達するギヤ列を構成する。本実施形態においては、第2ギヤ33を、スラスト方向(図の紙面方向)に移動可能に構成し、オプション装置の着脱に連動して駆動入力ギヤ31への駆動力の伝達及び遮断を切換可能としている。
図2及び図3は、第1実施形態の画像形成装置において側面排出ローラ対の駆動機構を上方向から見た部分平面図であり、図2は側面排出ローラ対18の駆動が遮断された状態、図3は側面排出ローラ対18が駆動可能な状態をそれぞれ示している。図2及び図3を用いて、オプション装置の着脱に応じて駆動入力ギヤ31へ駆動力が伝達及び遮断される機構について詳細に説明する。なお、ここではオプション装置として、用紙をフェイスアップ状態で排出するための用紙排出トレイ19(図6参照)を用いることとする。
図2に示すように、第2ギヤ33は中心軸34に対しスラスト方向(図の矢印CC′方向)に摺動自在且つ回転自在に外挿されるアイドルギヤであり、圧縮バネ35により矢印C′方向に付勢されている。なお、圧縮バネ35に代えて、引っ張りバネや板バネ、トーションバネ等の他のバネや、バネ以外の弾性部材を用いることもできる。第2ギヤ33は、円筒状の本体部33aの外周面にギヤ歯33bが設けられ、本体部33aの一端にはバネ受け33cが設けられている。バネ受け33cは、駆動入力ギヤ31及び第1ギヤ32間の距離よりも大きく形成されており、圧縮バネ35の付勢力による第2ギヤ33の矢印C′方向への飛び出しを防止する抜け止め機構としての役割も備えている。
第2ギヤ33は、圧縮バネ35の付勢力と、用紙排出トレイ19に突設される突起部36の圧接力とにより、駆動入力ギヤ31と第1ギヤ32との連結を解除して駆動入力ギヤ31への駆動力伝達を遮断する位置(以下、第1の位置という)と、駆動入力ギヤ31及び第1ギヤ32に連結され駆動入力ギヤ31に駆動力を伝達する位置(以下、第2の位置という)とに選択的に配置される。なお、図2では用紙排出トレイ19が装着されておらず、第2ギヤ33が第1の位置に配置された状態を示している。
図2の状態から側面排出口25(図1参照)に用紙排出トレイ19が装着されると、用紙排出トレイ19に突設された突起部36が装置本体側面の開口部(図示せず)を通じて装置内部に挿入される。そして、突起部36の挿入に伴い先端に形成された傾斜面36aが第2ギヤ33の頭部33dに当接しながら水平方向(矢印B方向)に摺動することにより、頭部33dが傾斜面36aに乗り上げ、圧縮バネ35を矢印C方向に圧縮しながら第2ギヤ33を矢印C方向に移動させる。頭部33dの先端は丸みを帯びた形状となっており、突起部36の挿入を円滑にするとともに、第2ギヤ33が回転する際の突起部36との摩擦を低減する。
用紙排出トレイ19の装着が完了すると、図3のように、第2ギヤ33の頭部33dが突起部36の側面に完全に乗り上げた状態となり、第2ギヤ33は図2の矢印C方向に所定量移動して第2の位置に配置される。一方、用紙排出トレイ19を取り外すと、図3の状態から突起部36が図2の矢印B′方向に移動し、頭部33dから離脱する。そして、圧縮バネ35が図2の矢印C′方向に伸長して図2の状態に戻り、第2ギヤ33は再び第1の位置に配置される。
以上説明したような機構により、用紙排出トレイ19が装着されていない図2においては第2ギヤ33を第1の位置に配置して側面排出ローラ18aの駆動を停止するとともに、図2の状態から用紙排出トレイ19を挿入していくと、第2ギヤ33が図3の矢印C方向に移動し、図3のように第2の位置に配置されて側面排出ローラ18aに駆動力を伝達可能とする。
従って、用紙排出トレイ19を使用しない時は、側面排出ローラ対18は常に停止しているため、側面排出ローラ対18が装置内部の他の搬送ローラと同一の駆動手段により回転する構成であっても、側面排出ローラ対18と側面排出口25との隙間に手指を挟んで怪我をするおそれがなくなる。
なお、ここでは側面排出口25側から見て、ギヤ列が側面排出ローラ対18の右側に配置されている場合について説明したが、ギヤ列が左側に配置される場合についても全く同様に説明される。その場合、図2の構成とは逆に、第2ギヤ33の付勢方向を矢印C方向とし、突起部36が第2ギヤ33の左側から頭部33dに当接して第2ギヤ33を矢印C′方向に圧接するような構成とすれば良い。
また、第2ギヤ33の配置を切り換える際に駆動入力ギヤ31又は第1ギヤ32と干渉してギヤ歯が破損するのを防ぐため、用紙排出トレイ19の装着及び取り外し操作は画像形成装置の駆動を停止した状態で行われる。
図4及び図5は、本発明の第2実施形態に係る画像形成装置の側面排出口周辺の概略構成を示す側面図であり、図4は側面排出ローラ対18の駆動が遮断された状態、図5は側面排出ローラ対18が駆動可能な状態をそれぞれ示している。第1実施形態の図1と共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。図4及び図5を用いて、オプション装置の着脱に応じて駆動入力ギヤ31へ駆動力が伝達及び遮断される機構について詳細に説明する。なお、第1実施形態と同様に、オプション装置として用紙排出トレイ19(図6参照)を用いることとする。
本実施形態においては、第1ギヤ32の中心軸37を支点として回動可能に設けられた可動レバー38に第2ギヤ33を付設し、可動レバー38の回動により第2ギヤ33を第1の位置と第2の位置とに選択配置する構成としている。可動レバー38は、中心軸37から略反対方向に延設される第1アーム部38a及び第2アーム部38bから成り、第2ギヤ33は第1アーム部38aの先端に回転自在に支持されている。
また、第1ギヤ32及び第2ギヤ33は、可動レバー38の位置に関係なく互いに噛み合うように配置されている。第1アーム部38aには引っ張りバネ39の一端が連結されており、引っ張りバネ39の他端は図示しない装置本体内部に固定されている。なお、引っ張りバネ39に代えて、圧縮バネや板バネ、トーションバネ等の他のバネや、バネ以外の弾性部材を用いることもできる。
可動レバー38は、引っ張りバネ39の付勢力と、用紙排出トレイ19に突設される突起部36の圧接力とにより矢印DD′方向に回動し、第2ギヤ33を第1の位置と第2の位置とに選択的に配置する。なお、図4では用紙排出トレイ19が装着されておらず、第2ギヤ33が第1の位置に配置された状態を示している。
図4の状態から側面排出口25に用紙排出トレイ19が装着されると、用紙排出トレイ19に突設された突起部36が、装置本体側面の開口部40を通じて装置内部に挿入される。そして、突起部36の水平方向(矢印B方向)への挿入に伴い、第2アーム部38bの先端が突起部36に乗り上げ、引っ張りバネ39を伸長しながら可動レバー38を矢印D方向に回動させる。第2アーム部38bの端部は丸みを帯びた形状となっており、突起部36の挿入を円滑にしている。
用紙排出トレイ19の装着が完了すると、図5のように、第2アーム部38bの先端が突起部36の上面に完全に乗り上げた状態となり、第2ギヤ33は第1アーム部38aと共に第1ギヤ32の周囲を図4の矢印D方向に所定量回動して、駆動入力ギヤ31と噛み合う第2の位置に配置される。一方、用紙排出トレイ19を取り外すと、図5の状態から突起部36が図4の矢印B′方向に移動し、第2アーム部38bから離脱する。そして、引っ張りバネ39が縮んで可動レバー38は図4の状態に戻り、第2ギヤ33は第1アーム部38aと共に第1ギヤ32の周囲を図4の矢印D′方向に所定量回動して再び第1の位置に配置され、駆動入力ギヤ31との連結が解除される。
以上説明したような機構により、用紙排出トレイ19が装着されていない図4においては第2ギヤ33を第1の位置に配置して側面排出ローラ18aの駆動を停止するとともに、図4の状態から用紙排出トレイ19を挿入していくと、第2ギヤ33が可動レバー38の回動に伴い図3の矢印D方向に移動し、図5のように第2の位置に配置されて側面排出ローラ18aに駆動力を伝達可能とする。
従って、第1実施形態と同様に、用紙排出トレイ19を使用しない時は、側面排出ローラ対18は常に停止しているため、側面排出ローラ対18が装置内部の他の搬送ローラと同一の駆動手段により回転する構成であっても、側面排出ローラ対18と側面排出口25との隙間に手指を挟んで怪我をするおそれがなくなる。また、用紙排出トレイ19の脱着操作に連動して第2ギヤの配置を切り換えて側面排出ローラ対18を停止又は駆動可能とするため、第2ギヤの配置の切り換えを忘れることがなくなる。
さらに、第2ギヤ33と第1ギヤ32とは第1アーム部38aで連結されており、第2ギヤ33と駆動入力ギヤ31とはスラスト方向に対し垂直に接触又は離間する。従って、第1実施形態のように第2ギヤ33と第1ギヤ32又は駆動入力ギヤ31とが干渉してギヤ歯が破損するおそれがないため、画像形成装置の駆動を継続したまま用紙排出トレイ19の脱着操作を行うことができる。なお、本実施形態における可動レバー38の形状や回動支点の位置、或いは引っ張りバネ39による付勢方向等、第2ギヤ33の駆動機構の構成は一例であり、ギヤ列の配置等に応じて適宜設計変更することができる。
その他、本発明は上記各実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば上記各実施形態において、第2ギヤ33の配置を手動で切り換える構成としても良いが、第2ギヤ33を第1の位置に配置したままオプション装置を装着したり、第2の位置に配置したままオプション装置を取り外したりする可能性があるため、上述したような用紙排出トレイ19の脱着操作に連動して配置を切り換える構成とすることが好ましい。
また、上記各実施形態では、駆動入力ギヤ31に連結される第2ギヤ33をアイドルギヤとし、第1及び第2の位置に選択配置可能としているが、第2ギヤ33に代えて第1ギヤ32をアイドルギヤとして移動可能に構成しても良い。また、ここでは第1ギヤ32及び第2ギヤ33の2枚のギヤでギヤ列を構成しているが、3枚以上のギヤを用いても良い。即ち、駆動入力ギヤ31とモータの駆動軸との間に連結され、駆動入力ギヤ31に駆動力を伝達するギヤ列のうち、任意のギヤをアイドルギヤとすることができる。
また、上記各実施形態では、オプション装置として用紙排出トレイ19を装着した構成についてのみ説明したが、例えば用紙の穴開け処理や閉じ処理を行う用紙後処理装置や合紙の供給源として用いられるインサータを装着する場合についても全く同様に適用できるのはもちろんである。このとき、各オプション装置に突設される突起部の位置及び形状を共通にしておけば、オプション装置の種類に関係なく側面排出ローラ対18の駆動及び停止を切換可能となる。
本発明は、画像が出力されたシートを装置外部に搬送する複数の用紙搬送路と、該用紙搬送路に沿って設けられる複数の搬送ローラと、装置側面に開口する側面排出口と、該側面排出口にシートを搬送する用紙搬送路に沿って側面排出口の近傍に設けられ、装置内部の他の搬送ローラと同一の駆動手段により回転する側面排出ローラ対とを備え、側面排出口にオプション装置を装着可能な画像形成装置において、側面排出ローラ対の駆動入力ギヤには、駆動手段からの駆動力を伝達するギヤ列が連結されており、ギヤ列を構成するいずれかのギヤを、駆動入力ギヤへの駆動力伝達を遮断する第1の位置と、駆動入力ギヤへの駆動力伝達を可能とする第2の位置とに選択配置されるアイドルギヤとする。
これにより、側面排出口を使用しない場合はアイドルギヤを第1の位置に配置して側面排出ローラ対の駆動を停止することができるため、側面排出ローラ対が装置内部の他の搬送ローラと同一の駆動手段により回転する構成であっても、側面排出ローラ対と側面排出口との隙間に手指を挟んで怪我をするおそれのない画像形成装置を提供することができる。また、オプション装置の着脱に連動して側面排出ローラ対を駆動又は停止する構成とすれば、側面排出ローラ対を停止したままオプション装置を装着したり、側面排出ローラ対を駆動したままオプション装置を取り外したりすることがなくなる。
また、アイドルギヤが中心軸に対しスラスト方向に摺動自在且つ回転自在に挿入され、スラスト方向に沿って第1の位置と第2の位置とに選択配置されるとともに、付勢手段により第1の位置方向に付勢される構成とし、オプション装置に突設された突起部の傾斜面がアイドルギヤに当接しながら摺動する構成とすれば、簡便且つ低コストで側面排出ローラ対の駆動又は停止を切換可能な画像形成装置となる。
また、回動可能に支持された可動レバーを設け、アイドルギヤが可動レバーに回転自在に付設されるとともに、可動レバーに連結された付勢手段により第1の位置方向に付勢される構成とし、オプション装置に突設された突起部が可動レバーに当接しながら摺動して可動レバーを回動する構成とすれば、簡便且つ低コストで側面排出ローラ対の駆動又は停止を切換可能な画像形成装置となる。
また、側面排出口に装着される用紙排出トレイ又は用紙後処理装置又はインサータに共通の突起部を設けておけば、ユーザの使用するオプション装置の種類によらず側面排出ローラ対の駆動又は停止が可能となる。
は、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の側面排出口周辺の概略構成を示す側面図である。 は、第1実施形態の画像形成装置において、オプション装置が装着されていない状態を示す側面排出ローラ対の駆動機構の部分平面図である。 は、第1実施形態の画像形成装置において、オプション装置が装着された状態を示す側面排出ローラ対の駆動機構の部分平面図である。 は、本発明の第2実施形態に係る画像形成装置において、オプション装置が装着されていない状態を示す側面排出ローラ対の駆動機構の部分側面図である。 は、第2実施形態に係る画像形成装置において、オプション装置が装着された状態を示す側面排出ローラ対の駆動機構の部分側面図である。 は、従来の画像形成装置の全体構成を示す概略断面図である。
符号の説明
1 画像形成装置
12、20 用紙搬送路
18 側面排出ローラ対
19 用紙排出トレイ(オプション装置)
22 胴内排出ローラ対
24 両面記録路(用紙搬送路)
25 側面排出口
30 回転軸
31 駆動入力ギヤ
32 第1ギヤ
33 第2ギヤ(アイドルギヤ)
34 回動支点
35 圧縮バネ(付勢手段)
36 突起部
36a 傾斜面
38 可動レバー
38a 第1アーム部
38b 第2アーム部
39 引っ張りバネ(付勢手段)

Claims (5)

  1. 画像が出力されたシートを装置外部に搬送する複数の用紙搬送路と、該用紙搬送路に沿って設けられる複数の搬送ローラと、装置側面に開口する側面排出口と、該側面排出口にシートを搬送する前記用紙搬送路に沿って前記側面排出口の近傍に設けられ、装置内部の他の搬送ローラと同一の駆動手段により回転する側面排出ローラ対と、を備え、前記側面排出口にオプション装置を装着可能な画像形成装置において、
    前記側面排出ローラ対の駆動入力ギヤには、前記駆動手段からの駆動力を伝達するギヤ列が連結されており、前記ギヤ列を構成するいずれかのギヤを、前記駆動入力ギヤへの駆動力伝達を遮断する第1の位置と、前記駆動入力ギヤへの駆動力伝達を可能とする第2の位置とに選択配置されるアイドルギヤとしたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記アイドルギヤは、前記オプション装置の脱着操作に連動して前記第1の位置又は前記第2の位置に配置されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記アイドルギヤは、中心軸に対しスラスト方向に摺動自在且つ回転自在に挿入され、スラスト方向に沿って前記第1の位置と前記第2の位置とに選択配置されるとともに、付勢手段により前記第1の位置方向に付勢されており、
    前記オプション装置の装着に伴い、前記オプション装置に突設された突起部の先端に形成された傾斜面が前記アイドルギヤに当接しながら摺動することにより、前記アイドルギヤを前記付勢手段の付勢力に抗して前記第2の位置に配置することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記アイドルギヤは、装置本体に回動可能に支持される可動レバーに回転自在に付設されるとともに、前記可動レバーに連結された付勢手段により前記第1の位置方向に付勢されており、
    前記オプション装置の装着に伴い、前記オプション装置に突設された突起部が前記可動レバーに当接しながら摺動することにより、前記可動レバーを回動させて前記アイドルギヤを前記付勢手段の付勢力に抗して前記第2の位置に配置することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記オプション装置は、用紙排出トレイ、用紙後処理装置、及びインサータから選択されるいずれか1つであることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014170172A (ja) * 2013-03-05 2014-09-18 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP2016043615A (ja) * 2014-08-25 2016-04-04 キヤノン株式会社 画像形成装置及びその制御方法、プログラム
JP2019001570A (ja) * 2017-06-12 2019-01-10 株式会社リコー 給紙装置及び、画像形成装置

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