JP2007029420A - 遊技機 - Google Patents

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定男 井置
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Abstract

【課題】 奥行き感のある演出を行い、遊技球の転動や、始動口への入賞率の変化に支障を来さない遊技機を提供する。
【解決手段】 変動表示装置10が、表示装置本体20の表示部21が臨む表示用開口部31を有し、遊技盤1の裏面側に取り付けられる制御ベース30と、遊技盤1の前面側に取り付けられ、表示用開口部31を介して表示部21を視認可能とする窓用開口部61を有する本体ベース60と、制御ベース30と本体ベース60の間に配設される透明板90とを備える構成とし、演出用可動部材(第1柱部材32、第2柱部材73、上部可動部材69,70、上部柱部材71)を変動表示装置10の開口部の上辺及び左右両側に配設し、左右に配設される第1,第2柱部材を上下に2分割し、透明板90よりも奥手側の第1柱部材32については下部32bを可動部とし、透明板90よりも手前側の第2柱部材73については上部を可動部73bとする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、パチンコ機などの遊技機に関する。
従来のパチンコ機などの遊技機としては、遊技領域が形成された遊技盤に、複数の表示領域で複数の図柄の変動表示を行う変動表示ゲームを表示する表示部を有する変動表示装置と、該変動表示装置の下方に配設され、前記遊技領域を流下する遊技球を入賞可能な始動口とを備え、前記始動口への遊技球の入賞を条件として前記変動表示ゲームを実行するものが普及している。
変動表示装置は、前面に表示部が形成され、裏面側から遊技盤に取り付けられる表示装置本体と、この表示装置本体の表示部を視認可能とする開口部を有する前面構成部材とを備える。ここで、前面構成部材は、いわゆるセンターケースと呼ばれる部品を構成する部材である。このセンターケースには、特許文献1に見られるように、前記表示部での表示内容に関連して作動する可動演出部材が設けられる機種がある。
また通常は、前記センターケースの開口部の底辺部(前記始動口の上方)に、遊技球が転動可能な遊技球転動面が形成され、遊技領域を流下する遊技球が、前記センターケース内に流入すると、いわゆる球見せのために前記遊技球転動面で転動した後、前記始動口内又は前記始動口の近くに流下する構成となっている。
そして、このセンターケースに配設される可動演出部材は、前記開口部の周囲に形成される周囲壁部内の比較的手前側に配設され、表示部側(内側)へ作動することで、表示部及び可動演出部材を含んで表示領域として装飾を行っていた。また、手前側から奥手側に向かって、可動演出部材、駆動力伝達部材を収納した台座部、電気的駆動源の順に配設することで、省スペース化を図っていた。
特開2004−105513号公報
しかし、上記のようなセンターケースにおける可動演出部材は、単独で設けられた可動演出部材が、一定の動きしかしないので、表示部における遊技の興趣を向上させることは困難であるという問題があった。さらには、可動演出部材は手前側のみに配設されるので、奥行き感のある演出を行うことができなかった。
また、近年のセンターケースの大型化に伴い、可動演出部材も大型化をはかるようになり、大型化した可動演出部材を、臨場感や迫力のある演出効果を目的として手前側(遊技者側)に配設するようにすると、センターケース内に流入して前記遊技球転動面を転動する遊技球の動きに影響を及ぼし、可動演出部材によって始動口への入賞率に変化が起こるという問題がある。
そこで本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、奥行き感のある演出を行いつつ、遊技球の転動や、始動口への入賞率の変化に支障を来さない遊技機を提供することを目的とする。
本願請求項1に記載の遊技機は、遊技領域が形成された遊技盤に、複数の表示領域で複数の図柄の変動表示を行う変動表示ゲームを表示する表示部を有する変動表示装置と、該変動表示装置の下方に配設され、前記遊技領域を流下する遊技球が入賞可能な始動口と、を備えた遊技機において、
前記変動表示装置は、
表示部が形成された表示装置本体と、
該表示装置本体が配設され、該表示装置本体の表示部が臨む表示用開口部を有し、前記遊技盤の裏面側に取り付けられる制御ベースと、
前記遊技盤の前面側に取り付けられ、前記制御ベースの表示用開口部を介して前記表示装置本体の表示部を視認可能とする窓用開口部を有する本体ベースと、
前記制御ベースと前記本体ベースの間に前記窓用開口部を覆うように配設される透明板と、
前記表示部に表示される表示内容に関連して作動する演出用可動部材と、を備え、
前記本体ベースには、前記窓用開口部の底辺部に、遊技球が転動可能な遊技球転動面を形成し、
前記演出用可動部材は、
前記制御ベースの表示用開口部内の一側に取り付けられ、該表示用開口部の中央方向に作動する第1柱部材と、
前記本体ベースの窓用開口部内の一側に取り付けられ、該窓用開口部の中央方向に作動する第2柱部材と、
前記本体ベースの窓用開口部内の上辺に取り付けられ、該窓用開口部の中央方向に作動可能な上部可動部材と、
該上部可動部材の後方に取り付けられ、当該上部可動部材と連動して、前記窓用開口部の中央方向へ作動可能な上部柱部材と、からなり、
前記第1柱部材は、上下2分割に構成され、上側を前記制御ベースに固定される第1固定部とするとともに、下側を前記表示用開口部の中央方向に作動して、前記遊技球転動面を転動する遊技球に影響を与え得る第1可動部とし、
前記第2柱部材は、上下2分割に構成され、下側を前記本体ベースに固定される第2固定部とするとともに、上側を前記窓用開口部の中央方向に作動して、前記遊技球転動面を転動する遊技球に影響を与え得ない第2可動部とし、
前記第1柱部材及び第2柱部材のうち、前記第1可動部を有する第1柱部材を前記透明板の奥手側に配設するとともに、前記第2可動部を有する第2柱部材を前記透明板の手前側に配設したことを特徴とする遊技機。
ここで、「変動表示装置」は、いわゆるセンターケースを含む概念として表記している。
なお、本発明の好ましい態様として、例えば請求項2記載のように、前記透明板が、前記本体ベースの上部可動部材と前記上部柱部材との間に配設され、前記上部柱部材が、前記透明板の奥手側に配設され、前記上部可動部材が前記透明板の手前側に配設されている構成としてもよい。
また、例えば請求項3記載のように、前記制御ベースには、
装飾用オブジェクトと、
前記表示用開口部の側縁に、前記装飾用オブジェクトを収納可能な収納空部と、を設け、
前記本体ベースには、前記窓用開口部の側縁であり、前記装飾用オブジェクトを収納した収納空部が臨む位置に装飾用開口部を形成し、
前記装飾用開口部を介して、前記収納空部に収納された装飾用オブジェクトを視認可能にした構成としてもよい。
また、例えば請求項4記載のように、前記本体ベースには、
前記遊技領域を流下する遊技球を取り込み可能なワープ入口と、
該ワープ入口から取り込んだ遊技球を、前記遊技球転動面へ排出する球排出口と、
該球排出口から排出された遊技球を、前記始動口へ誘導するワープ出口と、を設け、
前記透明板の下辺には、遊技球が手前側から奥手側に通過可能な球通過口を形成し、
前記球通過口と前記ワープ出口とを前記本体ベースの裏面側で連通させ、前記遊技球転動面を転動した遊技球を、前記球通過口と前記ワープ出口を介して、前記始動口へ誘導する構成としてもよい。
請求項1に記載の遊技機によれば、演出用可動部材を、変動表示装置の開口部の上辺及び左右両側に配設したので、遊技の進行において最も遊技者が注目をする変動表示装置(表示部周縁)の装飾効果を高めるとともに、遊技の興趣を向上させることができる。
また、変動表示装置内に配設される演出用可動部材のうち、左右に配設される第1,第2柱部材を上下に2分割して構成し、透明板よりも奥手側に配設される第1柱部材については下部を可動部とし、透明板よりも手前側に配設される第2柱部材については上部を可動部としたので、これら演出用可動部材の動きによって奥行き感のある斬新な演出を行うことができる。また、本体ベースと制御ベースのそれぞれに演出用可動部材を配設し、ユニット化して構成したので、複雑な構造や煩雑な作業を行うことなく、装飾効果の高い演出用可動部材を取り付けることができる。
またさらに、可動部を下部とした第1柱部材(可動部の上下位置が遊技球に影響を与え得る位置となっている柱部材)が透明板の奥手側に配設されているので、この第1柱部材が遊技球の動きや転動方向に影響を与えず、始動口への入賞率に変化を起こすことを防止できるとともに、この演出用可動部材(即ち第1柱部材)の可動部に遊技球が衝突することによる可動部の破損、及び、この演出用可動部材の駆動機構の動きに反する(遊技球衝突による)力による駆動機構の摩耗、劣化を防止することができる。
また、請求項2に記載の遊技機によれば、変動表示装置内の上辺部に配設される演出用可動部材のうち、上部柱部材が、透明板の奥手側に配設され、上部可動部材が透明板の手前側に配設されている。このため、これら演出用可動部材の動きによっても奥行き感のある演出を行うことができる。また、上部柱部材が遊技球の動きや転動方向に影響を与えず、始動口への入賞率に変化を起こすことを防止できるとともに、この上部柱部材に遊技球が衝突することによる上部柱部材の破損、及び、上部柱部材の駆動機構の動きに反する(遊技球衝突による)力によるこの駆動機構の摩耗、劣化を防止することができる。また、上部柱部材を、仮に透明板の手前側に配設していると遊技球に影響を与え得る位置まで、大きく作動させることが可能となり、上部柱部材のダイナミックな動きによる演出効果向上が図れる効果もある。
また、請求項3に記載の遊技機によれば、制御ベースの収納空部に収納された装飾用オブジェクトを、本体ベースの装飾用開口部を介して視認可能としたので、大型化する変動表示装置内の横方向のスペースを無駄に使用することなく、装飾効果の高い演出を行うことができるとともに、奥手側に配設される制御ベースに装飾用オブジェクトを収納する収納空部を形成し、手前側に配設される本体ベースに該収納空部に収納される装飾用オブジェクトを視認可能な装飾用開口部を形成したので、より簡単な構造で、従来にない奥行き感のある装飾、演出が可能となる。
また請求項4に記載の遊技機によれば、本体ベースに取り付けられる透明板に球通過口を形成し、該球通過口を通過した遊技球を、ワープ出口から始動口へ誘導することで、遊技球の転動、動きを最後まで遊技者に視認可能にするので遊技者に不安感を与えることを防止できるとともに、いわゆるステージである遊技球転動面にワープ出口としての開口を設ける必要がないので、変動表示装置に自由な装飾を施すことが可能となる。
以下、本発明の実施の形態として、パチンコ装置に適用した場合の形態例を、図面を参照して説明する。
A.遊技機の正面構成
図1は本形態例のパチンコ機の遊技盤を示す正面図である。図1において、符号1は遊技盤であり、前面の略円形領域がガイドレール2で囲まれることにより遊技領域3が形成されている。
遊技盤1には、アウト球流入口4、変動表示装置10、普通電動役物タイプの始動口(始動入賞口)11、変動入賞装置12、普図始動ゲート13、一般入賞口14、特図表示器15、普図表示器16、多数の障害釘(図示省略)などが設けられている。この場合、変動表示装置10は、いわゆるセンターケースを含む概念であり、この変動表示装置10の周囲の部分(後述する本体ベース40と制御ベース30)が、いわゆるセンターケースを構成する。また特図表示器15は、変動表示装置10での後述する特図の変動表示に同期した変動表示を、7セグメントの表示器で行ういわゆる本特図の表示器である。
変動表示装置10は、数字や文字などの識別情報(場合により特図という)を表示可能な表示部21(画面)が形成された表示装置本体20(例えば、液晶表示装置)を備え(図2に示す)、複数列の特図を表示可能である。例えば、左側と中央と右側に特図を縦3列に表示し、各列において数字や文字等よりなる特図を停止状態で表示(停止表示)したり、あるいは変動状態(例えば、縦方向にスクロールする状態)で表示(即ち、変動表示)したりすることが可能である。また、変動表示装置10の表示部には、上記特図とは別個に背景画像やキャラクタ画像などの演出用又は情報報知用の画像が表示可能である。
また、変動入賞装置12は、後述する大当りになったことを条件として開放される大入賞口12aを有する装置である。
また、始動口11は、後述するように特図の始動口として機能する入賞口であり、入賞口としての開口部分の開度を変化させる開閉部材11aを有する。この始動口11は、変動表示装置10の中央部下方に配置されている。
B.変動表示装置10の構成
次に、本例の変動表示装置10の構成について、図2〜図8を参照して説明する。
(全体構成)
まず、図2によって変動表示装置10の全体構成を説明する。図2は、変動表示装置10の分解斜視図である。
変動表示装置10は、前述の表示装置本体20と、該表示装置本体20が配設され、該表示装置本体20の表示部21が臨む表示用開口部31を有し、遊技盤1の裏面側に取り付けられる制御ベース30と、遊技盤1の前面側に取り付けられ、制御ベース30の表示用開口部31を介して表示装置本体20の表示部21を前面から視認可能とする窓用開口部61を有する本体ベース60と、これら制御ベース30と本体ベース60の間に窓用開口部61の裏面側を覆うように配設される透明板90と、を備える。
ここで、表示装置本体20は、制御ベース30の表示用開口部31にその表示部21が臨むように配設されている。また、透明板90は、本体ベース60の裏面側に取り付けられ、本体ベース60の窓用開口部61(センターケース内の手前側)と制御ベース30の表示用開口部31(センターケース内の奥手側)の間を区画する隔壁となっている。この透明板90の下辺には、遊技球が手前側から奥手側に通過可能な球通過口91が形成され、この球通過口91を除くそれ以外の部分では、遊技球がこの透明板90よりも奥手側に流入できない構成となっている。
なお本例の場合、本体ベース60と制御ベース30によって構成されるセンターケースは、装飾的には、表示部21に表示されるキャラクタが住む民家を表現している。
(本体ベースの構成)
次に、図3〜図6によって本体ベース60の構成を説明する。図3は、本体ベース60の正面側からの斜視図(演出用可動部材の作動状態)、図4は、本体ベース60の裏面からの分解図である。また図5は、本体ベース60の裏面図であり、(a)は後述する演出用可動部材の常態(非作動状態)を示し、(b)は演出用可動部材の作動状態を示す。また図6(a)は、後述する第2柱部材73の正面側からの拡大斜視図、図6(b)は、第2柱部材73の裏面からの分解斜視図である。
本体ベース60は、表示装置本体20の表示部21の前面周囲を囲むように、遊技盤1を構成する基板(いわゆるベニア)に前面側から取り付けられる部材であり、図3に示すように、内側の窓用開口部61の底部に、遊技球が転動可能な遊技球転動面62(いわゆる球見せ用のステージ)が形成されている。
また、本体ベース60の左側部には、遊技球を本体ベース60内に誘導する筒状のワープ誘導部64が設けられ、その入口には民家の郵便箱を模したワープ入口65が、その出口には球排出口66が形成されている。このワープ入口65は斜め上方(本体ベース60の外側)に向かっており、球排出口66は斜め下方(本体ベース60の内側)に向かっている。このワープ入口65には、本体ベース60の上に流下して左に流れ落ちた遊技球等が、図示しない障害釘に当って、ある程度の確率で流入するようになっている。また、このように流入した遊技球は、球排出口66から、遊技球転動面62上に流下する構成となっている。なお、本体ベース60内には、上記ワープ誘導部64を経由しない遊技球が流入して遊技球転動面62上に流下する構成となっていてもよい。例えば、本体ベース60の左側に流れ落ちた遊技球が、図示しない障害釘に当って、ある程度の確率で本体ベース60内に流入する構成としてもよい。
また遊技球転動面62は、遊技球が円滑に転動可能なように、上面が全体として水平よりも若干湾曲しており、中央部が僅かに盛り上がった形状となっていて、中央部の真中には、前記球通過口91を介して遊技球を透明板90の奥手側に案内する案内溝67が形成されている。案内溝67は、奥に向かって下方に傾斜しており、遊技球転動面62に流下した遊技球は、ある程度の確率でこの案内溝67内にはまって奥側に流れ、前記球通過口91を介して透明板90の奥手側に流入する。
本体ベース60の下端中央(始動口11の真上位置)には、ワープ出口68が形成されている。前記球通過口91を介して透明板90の奥手側に流入した遊技球は、後述する連通部36(図7(a))を経由して、このワープ出口68から排出され、始動口11へ誘導される(即ち、高確率で始動口11に流入する)構成となっている。なお、遊技球転動面62に流下し、案内溝67に案内されなかった遊技球は、遊技球転動面62の前端縁から下方に流下するが、この場合は、始動口11に入賞する確率は比較的低い。また、ワープ出口68の裏面側下辺には、図4に示すような球受け部68aが突出状態に形成され、後述する連通部36で折り返した遊技球が、この球受け部68a上に流下することによってワープ出口68内に裏面側から導入され、ワープ出口68の前面側から排出される構成となっている。
また、本体ベース60の窓用開口部61内の上辺部前面側における左右両側には、図3に示すように、上部可動部材69と上部可動部材70が設けられている。これら上部可動部材69,70は、全体として前記民家の屋根を模した形状となっており、窓用開口部61の中央方向に揺動可能となっている。即ち、左側の上部可動部材69は、図3に示すように、左端側を揺動中心として右端側が下方に移動するように正面から見て時計回りに揺動可能となっている。一方、右側の上部可動部材70は、図3に示すように、右端側を揺動中心として左端側が下方に移動するように正面から見て反時計回りに揺動可能となっている。
また、本体ベース60の上部可動部材69の裏面側(後方)には、この上部可動部材69と連動して大きく揺動する上部柱部材71が設けられている。この上部柱部材71は、通常時は(常態では)図5(a)に示すように、水平状態になっていて窓用開口部61よりも上方に位置して正面から視認できない構成となっており、作動状態では図5(b)に示すように、先端が下方に移動するように大きく揺動して、先端が窓用開口部61の略中央に位置し、正面から視認できて目立つ状態となる。
なお、前記透明板90は、本体ベース60の上部可動部材69,70と上部柱部材71との間に配設され、上部柱部材71は、透明板90の奥手側に配設され、上部可動部材69,70は透明板90の手前側に配設されている
また、本体ベース60の窓用開口部61の右側部の斜め前面側には、屋根からの雨だれとそれを受けるバケツを模した飾り72が設けられている(図1及び図2に示す)。そして、この飾り72の斜め後方には、本体ベース60の窓用開口部61内の右側に取り付けられ、窓用開口部61の中央方向に揺動可能な第2柱部材73が設けられている(図3等に示す)。この第2柱部材73は、前記民家の右側の柱を模した形状のものであり、上下2分割に構成され、下側が本体ベース60に固定される第2固定部73aとされ、上側が窓用開口部61の中央方向に揺動して、前記遊技球転動面62を転動する遊技球に影響を与え得ない第2可動部73bとなっている。即ち、第2可動部73bは、図3に示すように、上端側を揺動中心として下端側が左方に移動するように正面から見て時計回りに揺動可能となっている。しかし、この第2可動部73bは、遊技球転動面62よりも十分高い位置にあるため、遊技球転動面62上に流下して転動したり跳ねたりする遊技球に接触する可能性が無く、遊技球の流れに対して重力に反するような変化を与えない。
なお、上記第2柱部材73は、後述する制御ベース30の第1柱部材32(図2)と対比させて奥行き感を出すために、透明板90よりも手前側に配設されている。また、この第2柱部材73と、上部可動部材69,70と、上部柱部材71とは、表示部21に表示される表示内容に関連して作動する演出用可動部材(本体ベース60に設けられた演出用可動部材)である。
また、図3に示す如く、本体ベース60の右端部には(即ち、窓用開口部61の右側の側縁には)、後述する制御ベース30の収納空部34(装飾用オブジェクト33を収納した部分)が臨む位置に装飾用開口部74が形成されている。
次に、本体ベース60の裏面側の構成を説明する。
図4に示すように、本体ベース60の裏面側の上辺部には、裏面側に開口した屋根駆動機構収納部75が設けられ、この屋根駆動機構収納部75の裏面側開口を覆うように屋根駆動機構裏面部材76が取り付けられ、さらにこの屋根駆動機構裏面部材76の裏面側に駆動機構カバー77が取り付けられる構成となっている。
図4及び図5に示すように、屋根駆動機構収納部75の左右両側には、上部可動部材69や上部柱部材71を駆動する歯車機構78と、上部可動部材70を駆動する歯車機構79とが、それぞれ設けられている。屋根駆動機構収納部75と屋根駆動機構裏面部材76の間の左右両側には、それぞれモータ取付部80,81が設けられている。このモータ取付部80,81に取り付けられたモータ(図示省略)によって、各歯車機構78,79を介して、上部可動部材69や上部柱部材71、或いは上部可動部材70が駆動される構成となっている。
なお、屋根駆動機構収納部75の下端縁における左右両側の2箇所には、中心にビス穴が形成された透明板取付部82が設けられている。そして、前述の透明板90の上端縁の左右2箇所には、上記透明板取付部82に対応する取付穴92が形成され、図4に示すように、この取付穴92を貫通して前記透明板取付部82のビス穴に挿入されるビス93(例えば、ビス穴にねじ込まれるネジ)によって、透明板90が本体ベース60に取り付けられる構成となっている。なお、上記透明板取付部82は、前後方向において、上部可動部材69,70と上部柱部材71の間の位置に設けられ、これによって既述したように、透明板90が上部可動部材69,70と上部柱部材71の間の位置に配置されている。
また図5,6に示すように、第2柱部材73の裏面側には、第2柱駆動機構収納部83が設けられている。この第2柱駆動機構収納部83内には、図5に示すように、上端側の位置に第2柱駆動機構84が設けられ、この第2柱駆動機構84の下方位置に第2柱駆動用ソレノイド(図示省略)が配設されている。この第2柱駆動用ソレノイドによって、第2柱駆動機構84を介して、第2柱部材73の第2可動部73bが駆動される構成となっている。
なお、上記第2柱駆動用ソレノイドは、図6(b)に示すソレノイド取付部材85によって取り付けられる。また、第2柱駆動機構84は、図6(b)に示す回転軸84aと、レバー84bと、ソレノイド連結部材84cとよりなる。回転軸84aは、第2可動部73bの揺動中心に一体成形された軸である。レバー84bは、第2柱駆動機構収納部83に対して揺動可能に設けられ、その基端部(揺動中心の位置)で回転軸84aに連結され、その先端部(揺動中心から離れた位置)には突起84dが設けられたものである。ソレノイド連結部材84cは、第2柱駆動用ソレノイドに取り付けられて上下動する部材であり、前記突起84dが摺動可能にはめ込まれる長穴84eが形成された部材である。この第2柱駆動機構84によれば、第2柱駆動用ソレノイドの上下動が、長穴84eと突起84dの相対運動によって回転運動に変換され、これによりレバー84bが揺動し、これに伴って第2可動部73bが揺動する。
(制御ベースの構成)
次に、制御ベース30の構成を説明する。図7(a)は、制御ベース30の斜視図(第1柱部材32の作動状態)、図7(b)は、後述する第1柱部材32の斜視図(作動状態)、図7(c)は、第1柱部材32の裏面図(作動状態)である。
制御ベース30は、表示装置本体20を内側後部に収納する部材であり、遊技盤1を構成する基板(いわゆるベニア)に裏面側から取り付けられ、本体ベース60の後方に接合された状態に配置される部材である。
この制御ベース30の表示用開口部31の左側部には、図2や図7(a)に示すように、表示用開口部31の中央方向に揺動可能な第1柱部材32が設けられている。この第1柱部材32は、前記民家の左側の柱を模した形状のものであり、上下2分割に構成され、上側が制御ベース30に固定される第1固定部32aとされ、下側が表示用開口部31の中央方向に揺動する第1可動部32bとなっている。即ち、第1可動部32bは、図7(a)や(b)に示すように、下端側を揺動中心として上端側が右方に移動するように正面から見て時計回りに揺動可能となっている。しかし、この第1可動部32bを含む第1柱部材32は、透明板90よりも奥手側に配設されているため、遊技球転動面62上に流下して転動したり跳ねたりする遊技球に接触する可能性が無く、遊技球の流れに変化を与えない。
なお、上記第1柱部材32は、表示部21に表示される表示内容に関連して作動する演出用可動部材(制御ベース30に設けられた演出用可動部材)である。この第1柱部材32の第1可動部32bは、上下方向の配置位置としては、遊技球転動面62に流下する遊技球に影響を与え得る、即ち、第1可動部32bの作動によって、第1可動部32bが遊技球を予期せぬ方向へ弾いてしまう位置になり得る。しかし実際には、第1可動部32bは透明板90よりも奥手側に配設されているため、この第1可動部32bの作動範囲に遊技球が流入することはなく、この第1可動部32bが遊技球に接触して、遊技球の流れを変化させる可能性はない。
また、図7(a)等に示す如く、制御ベース30の右端部には(即ち、表示用開口部31の右側の側縁には)、装飾用オブジェクト33(前記民家の庭木などを模したもの)が収納された収納空部34が形成されている。この収納空部34内の装飾用オブジェクト33は、前述した本体ベース60の装飾用開口部74を介して、正面から視認可能となっている。
また、第1柱部材32の裏面側には、図7(c)に示すように、第1柱駆動機構収納部35が取り付けられる。この第1柱駆動機構収納部35内には、第1柱駆動機構(詳細説明省略)と第1柱駆動用ソレノイド(図示省略)が配設されている。この第1柱駆動用ソレノイドによって、第1柱駆動機構を介して、第1柱部材32の第1可動部32bが駆動される構成となっている。
また、制御ベース30の下辺部の前面側中央には、図7(a)等に示すように、連通部36が形成されている。この連通部36は、前述した透明板90の球通過口91を、裏側で本体ベース60のワープ出口68に連通させる折り返し流路である。即ち、球通過口91から透明板90の奥手側に流入した遊技球は、この連通部36の奥面に当たって落下して手前側に折り返すように流れ、本体ベース60のワープ出口68から遊技盤前面側に排出され、既述したように始動口11に向かって遊技領域を流下する構成となっている。
C.演出用可動部材の動作
次に、演出用可動部材の動作について、図8により説明する。図8は、変動表示装置10の正面図であり、図8(a)は演出用可動部材の常態を示し、図8(b)は演出用可動部材の作動状態を示す。
各演出用可動部材(制御ベース30に設けられた第1柱部材32、本体ベース60に設けられた第2柱部材73、上部可動部材69,70、及び上部柱部材71)は、常態では図8(a)に示すように、前記民家の正常な屋根や柱を表現する状態となっている。ところが、作動常態では、既述したように各演出用可動部材が作動し、これによって図8(b)に示すように、前記民家が壊れて崩れるような状態を表現する。そしてこの際、各演出用可動部材のうちの一部(第1柱部材32、及び上部柱部材71)が透明板90の奥手側に配置され、残りが透明板90の手前側に配置されることによって、奥行き感のある立体的な民家が表現され、高い演出効果が得られる。
D.遊技の概要
次に、本形態例のパチンコ機で行われる遊技の概要や遊技の流れについて説明する。
まず、遊技開始当初の時点(或は遊技開始前の時点)では、客待ち状態(デモ中)となっており、変動表示装置10の画面(表示部21)には客待ち画面(動画又は静止画)が表示される。
そして、ガイドレール2を介して遊技領域3に打込まれた遊技球が、始動口11に入賞すると(即ち、特図の始動入賞があると)、変動表示装置10の画面において特図の変動表示が行われて、変動表示ゲームが行われる。
なお、打ち込まれた遊技球は、打ち込んだ位置によっては、ワープ誘導部64によってセンターケース内(本体ベース60内)に導入され、前述の遊技球転動面62に流下する。
そして、この変動表示ゲームの停止表示態様(変動表示により導出された特図の組合せ)が特定の態様(例えば、「3、3、3」などのゾロ目)であれば、大当りと呼ばれる特典が遊技者に付与される。なお制御上は、例えば始動入賞があったことを条件として、大当り乱数の値が抽出記憶されて、この抽出記憶された乱数値と予め設定された判定値とが判定時に比較判定され、この比較判定結果に基づいて、予め大当りとするか否かが決定され、この決定に応じて上記変動表示ゲームが開始される。また、変動表示ゲームの停止表示態様が特定の態様(例えば、「7、7、7」などのゾロ目)であれば、上記大当りになるとともに、大当り遊技後(後述する開放動作後)に、大当りになる確率を高める制御が行われる状態(確率変動状態)となる。
この大当りになると、変動入賞装置12の大入賞口12aが、規定時間(例えば、30秒)を越えない範囲内において、例えば10個入賞までの期間だけ一時的に開放される開放動作が行われる。そしてこの開放動作は、例えば、15ラウンドまで行われる。また、この大当たり状態では、大当たり状態を演出したり大当たりラウンド数などを遊技者に報知するための大当たり画面の表示が、変動表示装置10の画面で実行される。
また、上記特図の変動表示ゲーム中又は大当り中に、始動口11にさらに遊技球が入賞したときには、図示省略した特図記憶表示器で特図始動記憶表示が行われて例えば4個まで記憶され、変動表示ゲーム又は大当りが終了した後に、その記憶(即ち、始動記憶)に基づいて上記特図の変動表示ゲームが繰り返されたり、客待ち状態に戻ったりする。
即ち、変動表示ゲームが大当たりで終了すれば大当たり状態に移行し、変動表示ゲームがはずれで終了し始動記憶があれば再度変動表示ゲームが実行され、変動表示ゲームがはずれで終了し始動記憶がなければ客待ち状態に戻り、大当たりが終了して始動記憶があれば再度変動表示ゲームが実行され、大当たりが終了して始動記憶がなければ客待ち状態に戻る流れとなっている。
一方、遊技中に、遊技球が普図始動ゲート13を通過したときは、普図表示器16による普図の変動表示ゲームが行われる。そして、この変動表示ゲーム結果(停止した普図)が所定の態様であれば、普図当りと呼ばれる遊技価値(特典)が付与される。
この普図当りになると、始動口11の一対の開閉部材11aが逆ハの字に開いた開放状態に、例えば0.5秒程度保持される遊技が行われる。これにより、始動口11に遊技球が入賞し易くなり、その分、特図の変動表示ゲームの実施回数が増えて大当りになる可能性が増す。
また、上記普図の変動表示ゲーム中に、普図始動ゲート13にさらに遊技球が入賞したときには、図示省略した普図記憶表示器で普図始動記憶表示が実行されて例えば4個まで記憶され、普図の変動表示ゲームの終了後に、その記憶に基づいて上記普図の変動表示ゲームが繰り返される。
なお、以上説明したような遊技の流れにおいて、どの状態において前述の演出用可動部材の動作を実行するかは、特に限定されるものではない。例えば特図が大当りした状態を演出するために、特図の大当り後に前述の演出用可動部材の動作が実行されてもよいし、特図が大当りする可能性を予告するために、特図の大当り前に前述の演出用可動部材の動作が実行されてもよい。或いは、例えば確率変動状態を演出するために、確率変動状態への移行後に前述の演出用可動部材の動作が実行されてもよいし、確率変動状態に移行する可能性を予告するために、確率変動状態への移行前に前述の演出用可動部材の動作が実行されてもよい。或いは、大当り状態が途中で中断してしまった(いわゆるパンクしてしまった)ことを演出するために、前述の演出用可動部材の動作を実行してもよい。
以上説明した本例の遊技機によれば、演出用可動部材を変動表示装置の開口部の上辺及び左右両側に配設したので、遊技の進行において最も遊技者が注目をする変動表示装置10(表示部21の周縁)の装飾効果を高めるとともに、遊技の興趣を向上させることができる。
また、変動表示装置10内に配設される演出用可動部材のうち、左右に配設される第1柱部材32,第2柱部材73を上下に2分割して構成し、透明板90よりも奥手側に配設される第1柱部材32については下部32bを可動部とし、透明板90よりも手前側に配設される第2柱部材73については上部73bを可動部としたので、これら演出用可動部材(第1柱部材32,第2柱部材73)の動きによって奥行き感のある斬新な演出を行うことができる。また、本体ベース60と制御ベース30のそれぞれに演出用可動部材を配設し、ユニット化して構成したので、複雑な構造や煩雑な作業を行うことなく、装飾効果の高い演出用可動部材を取り付けることができる。
またさらに、可動部32bを下部とした第1柱部材32(可動部の上下位置が遊技球に影響を与え得る位置となっている柱部材)が透明板90の奥手側に配設されているので、この第1柱部材32が遊技球の動きや転動方向に影響を与えず、始動口11への入賞率に変化を起こすことを防止できるとともに、この演出用可動部材(即ち第1柱部材32)の可動部32bに遊技球が衝突することによる可動部32bの破損、及び、この演出用可動部材(可動部32b)の駆動機構の動きに反する(遊技球衝突による)力による駆動機構(第1柱駆動機構や第1柱駆動用ソレノイド)の摩耗、劣化を防止することができる。
また、本例の遊技機によれば、変動表示装置10内の上辺部に配設される演出用可動部材のうち、上部柱部材71が、透明板90の奥手側に配設され、上部可動部材69,70が透明板90の手前側に配設されている。このため、これら演出用可動部材(上部柱部材71、上部可動部材69,70)の動きによっても奥行き感のある演出を行うことができる。また、上部柱部材71が遊技球の動きや転動方向に影響を与えず、始動口への入賞率に変化を起こすことを防止できるとともに、この上部柱部材71に遊技球が衝突することによる上部柱部材71の破損、及び、上部柱部材71の駆動機構の動きに反する(遊技球衝突による)力によるこの駆動機構(前述の歯車機構78やそのモータ)の摩耗、劣化を防止することができる。また、上部柱部材71を、仮に透明板90の手前側に配設していると遊技球に影響を与え得る位置まで、大きく作動させることが可能となり、上部柱部材71のダイナミックな動きによる演出効果向上が図れる効果もある。
また本例によれば、制御ベース30の収納空部34に収納された装飾用オブジェクト33を、本体ベース60の装飾用開口部74を介して視認可能としたので、大型化する変動表示装置10内の横方向のスペースを無駄に使用することなく、装飾効果の高い演出を行うことができるとともに、奥手側に配設される制御ベース30に装飾用オブジェクト33を収納する収納空部34を形成し、手前側に配設される本体ベース60に該収納空部34に収納される装飾用オブジェクト33を視認可能な装飾用開口部74を形成したので、より簡単な構造で、従来にない奥行き感のある装飾、演出が可能となる。
また本例によれば、本体ベース60に取り付けられる透明板90に球通過口91を形成し、該球通過口91を通過した遊技球を、ワープ出口68から始動口11へ誘導することで、遊技球の転動、動きを最後まで遊技者に視認可能にするので遊技者に不安感を与えることを防止できるとともに、いわゆるステージである遊技球転動面62にワープ出口としての開口を設ける必要がないので、変動表示装置10に自由な装飾を施すことが可能となる。
なお、本発明は上述した形態例に限られず、各種の変形や応用があり得る。
例えば、上記形態例では、透明板90の球通過口91は、表示部21の表示に重なっていないが、例えば図9に示すように、球通過口91が表示部21の表示と重なる構成として、さらなる装飾、演出効果の向上を図ってもよい。
また、第1柱部材と第2柱部材が左右の同じ側に配置されていてもよいし、各演出用可動部材は、必ずしも全て同時に作動する態様に限定されない。
また、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
パチンコ機の遊技盤を示す正面図である。 変動表示装置の分解斜視図である。 本体ベースの正面側からの斜視図(演出用可動部材の作動状態)である。 本体ベースの裏面からの分解図である。 本体ベースの裏面図であり、(a)は演出用可動部材の常態を示す図、(b)は演出用可動部材の作動状態を示す図である。 (a)は、第2柱部材の正面側からの拡大斜視図、(b)は、第2柱部材の裏面からの分解斜視図である。 (a)は、制御ベースの斜視図、(b)は、第1柱部材の斜視図(作動状態)、(c)は、第1柱部材の裏面図(作動状態)である。 変動表示装置の正面図であり、(a)は演出用可動部材の常態を示す図、(b)は演出用可動部材の作動状態を示す図である。 別形態例の変動表示装置を示す図である。
符号の説明
1 遊技盤
3 遊技領域
10 変動表示装置
11 始動口
20 表示装置本体
21 表示部
30 制御ベース
31 表示用開口部
32 第1柱部材(演出用可動部材)
32a 第1固定部
32b 第1可動部
33 装飾用オブジェクト
34 収納空部
60 本体ベース
61 窓用開口部
62 遊技球転動面
65 ワープ入口
66 球排出口
68 ワープ出口
69,70 上部可動部材(演出用可動部材)
71 上部柱部材(演出用可動部材)
73 第2柱部材(演出用可動部材)
73a 第2固定部
73b 第2可動部
74 装飾用開口部
90 透明板
91 球通過口

Claims (4)

  1. 遊技領域が形成された遊技盤に、複数の表示領域で複数の図柄の変動表示を行う変動表示ゲームを表示する表示部を有する変動表示装置と、該変動表示装置の下方に配設され、前記遊技領域を流下する遊技球が入賞可能な始動口と、を備えた遊技機において、
    前記変動表示装置は、
    表示部が形成された表示装置本体と、
    該表示装置本体が配設され、該表示装置本体の表示部が臨む表示用開口部を有し、前記遊技盤の裏面側に取り付けられる制御ベースと、
    前記遊技盤の前面側に取り付けられ、前記制御ベースの表示用開口部を介して前記表示装置本体の表示部を視認可能とする窓用開口部を有する本体ベースと、
    前記制御ベースと前記本体ベースの間に前記窓用開口部を覆うように配設される透明板と、
    前記表示部に表示される表示内容に関連して作動する演出用可動部材と、を備え、
    前記本体ベースには、前記窓用開口部の底辺部に、遊技球が転動可能な遊技球転動面を形成し、
    前記演出用可動部材は、
    前記制御ベースの表示用開口部内の一側に取り付けられ、該表示用開口部の中央方向に作動する第1柱部材と、
    前記本体ベースの窓用開口部内の一側に取り付けられ、該窓用開口部の中央方向に作動する第2柱部材と、
    前記本体ベースの窓用開口部内の上辺に取り付けられ、該窓用開口部の中央方向に作動可能な上部可動部材と、
    該上部可動部材の後方に取り付けられ、当該上部可動部材と連動して、前記窓用開口部の中央方向へ作動可能な上部柱部材と、からなり、
    前記第1柱部材は、上下2分割に構成され、上側を前記制御ベースに固定される第1固定部とするとともに、下側を前記表示用開口部の中央方向に作動して、前記遊技球転動面を転動する遊技球に影響を与え得る第1可動部とし、
    前記第2柱部材は、上下2分割に構成され、下側を前記本体ベースに固定される第2固定部とするとともに、上側を前記窓用開口部の中央方向に作動して、前記遊技球転動面を転動する遊技球に影響を与え得ない第2可動部とし、
    前記第1柱部材及び第2柱部材のうち、前記第1可動部を有する第1柱部材を前記透明板の奥手側に配設するとともに、前記第2可動部を有する第2柱部材を前記透明板の手前側に配設したことを特徴とする遊技機。
  2. 前記透明板は、前記本体ベースの上部可動部材と前記上部柱部材との間に配設され、前記上部柱部材は、前記透明板の奥手側に配設され、前記上部可動部材は前記透明板の手前側に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記制御ベースには、
    装飾用オブジェクトと、
    前記表示用開口部の側縁に、前記装飾用オブジェクトを収納可能な収納空部と、を設け、
    前記本体ベースには、前記窓用開口部の側縁であり、前記装飾用オブジェクトを収納した収納空部が臨む位置に装飾用開口部を形成し、
    前記装飾用開口部を介して、前記収納空部に収納された装飾用オブジェクトを視認可能にしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記本体ベースには、
    前記遊技領域を流下する遊技球を取り込み可能なワープ入口と、
    該ワープ入口から取り込んだ遊技球を、前記遊技球転動面へ排出する球排出口と、
    該球排出口から排出された遊技球を、前記始動口へ誘導するワープ出口と、を設け、
    前記透明板の下辺には、遊技球が手前側から奥手側に通過可能な球通過口を形成し、
    前記球通過口と前記ワープ出口とを前記本体ベースの裏面側で連通させ、前記遊技球転動面を転動した遊技球を、前記球通過口と前記ワープ出口を介して、前記始動口へ誘導する構成としたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の遊技機。
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