JP2007028280A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ジョブの処理状況を示す画付きレポートを出力するメリットを失わずに、画付きレポートの出力による秘密漏洩を防止することのできる画像処理装置を提供する。
【解決手段】生成手段30は、ジョブの処理状況を示すレポートを生成し、判断手段35は、生成されたレポートがそのジョブに係わる画像情報を含む画付きレポートか否かを判断し、画付きレポートの場合は格納手段31に格納し、画なしレポートの場合は自動で印刷出力する。報知手段37は画付きレポートが格納手段31に格納されたことをユーザに報知する。格納された画付きレポートは、ユーザからの出力指示を待って印刷出力される。
【選択図】図1

Description

本発明は、ジョブの処理状況を示すレポートにそのジョブに係わる画像を付した画付きレポートを出力可能な画像処理装置に係わり、特に、画付きレポートの出力による秘密漏洩を防止するための技術に関する。
画像処理装置には、レポートを出力してユーザに画像データに関するジョブの処理状況を知らせる機能を有するものがある。たとえば、ファクシミリ装置では、相手先のファクス番号などを付して画像データの送信結果を記録紙に出力する送信レポート機能などが該当する。
この送信レポート機能には、ある送信レポートがどのジョブに係わるものなのかを直感的に把握できるように、そのジョブで送信した画像を付す画付きレポート機能が備わっているものがある。この画付きレポートには、送信された画像のうち1ページ目の画像が付される場合が多い。
通常、送信レポートは、ジョブが完了したときや一定数のレポートがたまったときに自動的に出力されるので、ユーザが不在の間に出力されることがある。このようなとき、送信レポートに含まれるファクス番号や相手先の名称、送信した画像などを秘密に管理しようと意図している場合には、これらの内容が他人に知られて情報漏洩が生ずるおそれがあった。
そこで、秘密にしたい項目をユーザが事前に選択しておくことで、その項目に係わる情報を伏せ字に変えたレポートを出力する技術が提案されている(たとえば、特許文献1参照。)。
特開2004−199409号公報
画付きレポートの場合には、画像情報が付される部分を空白にすれば、文字を伏せ字にする場合と同様に秘密漏洩を防止する効果が得られるであろう。
しかし、そもそも画付きレポートは、レポートに付された画像を見ることでそのレポートの対象ジョブを直感的に認識できるという効果を期待したものなので、伏せ字のごとく画像部分を空白にして出力すると、画付きレポートとしての本来意義を失ってしまう。このため、事前に選択された項目に係わる情報を秘匿にしたレポートを出力する技術の応用では、画付きレポートのメリットと秘密漏洩の防止とを両立させることはできなかった。
本発明は、上記の問題を解決しようとするものであり、画付きレポートのメリットを失わずに、画付きレポートの出力による秘密漏洩を防止することのできる画像処理装置を提供することを目的としている。
以上の目的は以下のいずれかの構成によって達成される。
(1)ジョブの処理状況を示すレポートであってそのジョブに係わる画像情報を含む画付きレポートを生成する生成手段と、
前記生成手段が生成した画付きレポートを格納する格納手段と、
前記格納手段に格納されている前記画付きレポートに対する出力指示を受け付ける受付手段と、
前記出力指示を受け付けた画付きレポートを出力する出力手段と
を有する
ことを特徴とする画像処理装置。
上記(1)に記載の発明では、生成手段はジョブの処理状況を示す画付きレポートを生成し、この生成された画付きレポートは、所定のタイミングで自動出力されるのではなく、ユーザからの出力指示を待って出力される。
(2)ジョブの処理状況を示すレポートであってそのジョブに係わる画像情報を含む画付きレポートまたは前記画像情報を含まない画なしレポートを生成する生成手段と、
前記生成手段が生成したレポートが画付きレポートであるか画なしレポートであるかを判断する判断手段と、
前記判断手段により、前記生成手段が画付きレポートを生成したと判断された場合に、当該画付きレポートを格納する格納手段と、
前記格納手段に格納されている前記画付きレポートに対する出力指示を受け付ける受付手段と、
前記出力指示を受け付けた画付きレポートを出力する出力手段と
を有する
ことを特徴とする画像処理装置。
上記(2)に記載の発明では、ジョブの処理状況を示すレポートとして画付きレポートと画なしレポートの2種類があり、生成されたレポートが画付きレポートの場合は、一旦、格納手段に格納され、ユーザからの出力指示を待って出力される。
(3)前記判断手段により、前記生成手段が画付きレポートを生成したと判断された場合に、その旨を報知する報知手段を有する
ことを特徴とする(1)もしくは(2)に記載の画像処理装置。
上記(3)に記載の発明では、画付きレポートの存否が報知される。画付きレポートの存否をユーザが自主的に確認しなくて済み、利便性が向上する。
(4)ジョブの処理状況を示すレポートであってそのジョブに係わる画像情報を含む画付きレポートまたは前記画像情報を含まない画なしレポートを生成する生成手段と、
前記生成手段が生成したレポートが画付きレポートであるか画なしレポートであるかを判断する判断手段と、
前記判断手段により、前記生成手段が画付きレポートを生成したと判断された場合に、その旨を報知する報知手段と、
前記画付きレポートに対する出力指示を受け付ける受付手段と、
前記出力指示を受け付けた画付きレポートを出力する出力手段と
を有する
ことを特徴とする画像処理装置。
上記(4)に記載の発明では、ジョブの処理状況を示すレポートとして画付きレポートと画なしレポートの2種類があり、生成されたレポートが画付きレポートの場合は、その旨が報知される。
(5)前記画付きレポートを格納する格納手段を有する
ことを特徴とする(4)に記載の画像処理装置。
(6)前記判断手段により、前記生成手段が画なしレポートを作成したと判断された場合に、前記出力手段は、所定の条件に合致したときに当該画なしレポートを出力する
ことを特徴とする(2)、(4)または(5)のいずれか1つに記載の画像処理装置。
上記(6)に記載の発明では、画なしレポートについては、所定の条件に合致した場合、たとえば、画なしレポートの基となるレポートデータの生成に応じて直ちに出力される。
(7)前記格納手段は、生成されるレポートの内、画付きレポートのみを格納する
ことを特徴とする(1)、(2)、(3)または(5)のいずれか1つに記載の画像処理装置。
上記(7)に記載の発明では、格納手段は画付きレポートのみを格納する。
(8)画付きレポートをユーザ識別情報と関連付けて前記格納手段に格納しておき、
前記受付手段からユーザ識別情報の指定を受け付け、
前記格納手段に格納されている画付きレポートの中から前記指定のユーザ識別情報に関連付けされた画付きレポートに係わるインデックス情報を選択表示する
ことを特徴とする請求項(1)、(2)、(3)または(5)のいずれか1つに記載の画像処理装置。
上記(8)に記載の発明では、格納手段に格納されている多数の画付きレポートのうち、指定のユーザ識別情報に関連付けされた画付きレポートに係わるインデックス情報が抽出されて表示される。たとえば、指定されたユーザに関連付けされた画付きレポートに係わるジョブ番号、ジョブの実行日時などがインデックス情報としてリスト表示される。
(9)前記出力手段は、インデックス情報が選択表示された画付きレポートを出力対象にする
ことを特徴とする(8)に記載の画像処理装置。
上記(9)に記載の発明では、結果的に、指定のユーザ識別情報に関連付けされた画付きレポートが出力対象になる。インデックス情報が選択表示された画付きレポートのすべてを出力対象にしてもよいし、選択表示されたものの中からさらに選択操作を受け付けるようにしてもよい。
(10)前記格納手段は、画像データを格納可能なボックスである
ことを特徴とする(1)、(2)、(3)、(5)、(7)、(8)または(9)のいずれか1つに記載の画像処理装置。
(11)前記ボックスに格納されている画像データにアクセスする際に、そのアクセス権限の有無の認証を必要とする
ことを特徴とする(10)に記載の画像処理装置。
上記(11)に記載の発明では、ボックスへのアクセス権限を認証することで、そのボックス内の画像データは不正なアクセスから保護される。
(12)前記受付手段は、画付きレポートの出力指示を受け付ける際に、その出力指示を出す権限の有無を認証する
ことを特徴とする(1)ないし(11)のいずれか1つに記載の画像処理装置。
上記(12)に記載の発明では、権限なき者による出力指示は拒否される。
(13)さらに、前記受付手段から出力指示を受け付けた場合にのみ前記画付きレポートを出力する第1モードと、出力指示の有無にかかわらず所定の条件で前記画付きレポートを出力する第2モードとの切替設定を行なう設定手段を有する
ことを特徴とする(1)ないし(12)のいずれか1つに記載の画像処理装置
上記(13)に記載の発明では、第1モードに設定すれば画付きレポートの秘匿性を確保でき、秘匿性を問題にしない場合は第2モードに設定することで、いちいち出力指示を出すことなく画付きレポートが自動出力されて利便性が優先される。
本発明に係わる画像処理装置によれば、出力指示を受け付けた画付きレポートを出力するので、ユーザ不在の間に画付きレポートが自動出力されて情報漏洩してしまうことが防止される。また、ユーザは都合のよいときに画付きレポートを出力させることができ、秘密漏洩を防止しつつ画付きレポートのメリットを享受することができる。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係わる画像処理装置10の電気的構成を示している。
画像処理装置10は、公衆回線を介して画像データを送受信するファクシミリ機能、原稿を読み取ってその複製画像を記録紙上に形成する複写機能、読み取った画像データを外部へ出力するスキャナ機能、受信した印刷データに基づいて印刷するプリンタ機能など複数種類の画像処理機能を備えた複合機として構成されている。
画像処理装置10は、その動作を統括制御する制御部としてのCPU(中央演算処理装置)11と、ROM(リード・オンリ・メモリ)12とRAM(ランダム・アクセス・メモリ)13とを主要部とした回路で構成されている。
ROM12は、CPU11が実行するプログラムや各種固定データを記憶している。RAM13は、CPU11がプログラムを実行する際に各種データを一時的に格納するワークメモリや、回転処理などを施すために、画像データを少なくとも1ページ分格納するページメモリとして機能する。
さらに、CPU11には、表示手段20と、操作手段21と、読取手段22と、画像処理手段23と、出力手段24と、通信手段25とが接続されている。
表示手段20は、液晶ディスプレイで構成され、ユーザに各種の案内表示や状態表示を行なう機能を果たす。また、後述する報知手段としての機能を有している。
操作手段21は、各種の操作スイッチと表示手段20の表面を覆うタッチパネルとで構成され、ユーザから各種の操作を受け付ける機能を果たす。
ユーザは、画像処理装置10の使用開始時に操作手段21から所定のユーザID(IDentification)を入力し、必要な場合にはさらにパスワードを入力するようになっている。パスワードは、所定の記憶領域に格納されているデータを出力する権限を認証するための出力認証情報として、ユーザが設定した任意の文字列である。入力されたユーザIDとパスワードとは、RAM13に格納される。
読取手段22は、原稿の画像を読み取って対応する画像データを取り込む機能を果たす。読取手段22は、原稿を照射する光源と、原稿をその幅方向に1ライン分読み取るラインイメージセンサと、ライン単位の読取位置を原稿の長さ方向に移動させる移動手段と、原稿からの反射光をラインイメージセンサに導いて結像させるレンズやミラーからなる光学経路とを備えている。ラインイメージセンサはCCD(Charge Coupled Device)で構成される。ラインイメージセンサが出力するアナログ画像信号はA/D(アナログ/デジタル)変換され、デジタルの画像データとして取り込まれる。
画像処理手段23は、画像データを拡大・縮小する機能や、画像を回転させる機能などを果たす。
出力手段24は、画像データに対応する画像を電子写真プロセスによって記録紙上に形成して印刷出力する機能を果たす。出力手段24は、記録紙の搬送装置と、感光体ドラムと、帯電装置と、レーザーユニットと、現像装置と、転写分離装置と、クリーニング装置と、定着装置とを有するいわゆるレーザープリンタとして構成されている。なお、本発明において「出力」とは、出力手段24による記録紙上への印刷に限らず、表示手段20による表示や、通信手段25による装置外部への転送も含むものである。
通信手段25は、公衆回線を介して画像データを送受信する送信手段および受信手段としての機能を果たす。通信手段25は、ITU−T(International Telecommunication Union Telecommunication standardization sector:国際電気通信連合電気通信標準化セクタ)が勧告T.30で通信規格を定めたG3(Group3)ファクシミリの伝送制御手順に基づいて、各種制御信号と画像データとを送信先端末との間でやり取りするファクシミリ機能を有している。
通信手段25は、さらにイーサネット(登録商標)を介してLAN(Local Area Network)に接続された他のネットワーク接続機器や、プリンタ接続ケーブルやRS−232C(Recommended Standard 232C)などを介して接続されたPC(Personal Computer)などへ画像データを送受信する機能も有している。
画像処理手段23は、さらに送信レポートを印刷出力するための画像データを(以下、送信レポートデータという。)生成する生成手段30としての機能を有している。生成手段30は、画像データの送信ジョブの処理状況に関する情報を有する一方で、画像情報を伴わない画なしレポートと、同じ処理状況に関する情報に、送信ジョブに係わる画像データの1ページ目の画像情報を含む画付きレポートとの2種類の送信レポートデータを生成することができる。
画なしレポートに含まれる情報には、通信完了日時と、送信開始から送信完了までに要した通信時間と、送信ジョブを管理するためのトランザクションナンバーと、相手先ファクス番号と、送信ページ数と、送信完了や送信エラーなどの送信結果となどがある。これらの情報は、CPU11から生成手段30に出力され、生成手段30でラスタライズされたうえで所定の位置に配置されることにより、画なしレポートを印刷出力するための送信レポートデータとなる(以下、画なしレポートデータという。)。
画付きレポートは、画なしレポートに含まれるものと同じ各種の情報と、送信ジョブに係わる画像データの1ページ目の画像情報とから構成される。画付きレポートに含まれる画像情報は、RAM13から生成手段30に出力され、記録紙に所定の大きさで表示されるように拡大・縮小される。そして、CPU11から取得した各種の情報と共に所定の位置に配置されて、画付きレポートを印刷出力するための送信レポートデータとなる(画付きレポートデータという。)。
CPU11には、さらに格納手段31が接続されている。格納手段31は、画像処理装置10を使用する全ユーザの画付きレポートデータを保存する共有の不揮発メモリである。不揮発メモリは、電源をオフにしても記憶内容が保持される書き替え可能なメモリである。画付きレポートデータが格納手段31に格納されると、その画付きレポートデータは、出力待機中であると判断される。そして、画付きレポートが印刷出力されると、画付きレポートデータは、格納手段31から削除される。
格納手段31に格納されている各画付きレポートデータには、そのレポートデータに係わるジョブの実行を指示したユーザを識別するためのユーザ識別情報が関連付けられている。ユーザ識別情報には、ユーザが画像処理装置10の使用開始の際に入力するユーザIDが採用されている。
さらに、格納手段31に格納されている各画付きレポートデータには、画付きレポートの出力指示を出したユーザに対して、その権限の有無を認証するための出力認証情報が登録されている。出力認証情報としては、ユーザがユーザIDの入力の際に必要に応じて入力するパスワードが採用されている。
出力指示は、生成後に出力されないまま格納手段31などに格納されている画付きレポートデータから、所定の出力法で画付きレポートを出力するための指示である。本実施の形態では、出力指示を受け付けると、画付きレポートは出力手段24から印刷出力されるようになっている。
さらに格納手段31は、親展ボックス32としての機能と、パーソナルボックス33としての機能とを有している。
親展ボックス32は、画像データを格納可能なボックスの一種である。画像処理装置には、複数の親展ボックス32が設けられている。各親展ボックス32には、親展ボックス名と、各親展ボックスにアクセスする権限を認証するためのアクセス認証情報であるパスワードとが予め設定されている。さらに、その親展ボックス32が複数ユーザの共有である場合には、その親展ボックスを使用可能なユーザのユーザIDが設定されている。
親展ボックス32には、ファクシミリ機能で外部端末から受信した画像データや、プリンタ機能で画像を印刷するための印刷データなどが格納される。親展ボックス32に格納されている画像データに基づいて画像が印刷出力されると、その画像データは親展ボックス32から削除される。親展ボックス32に登録されている画像データなどについても、そのジョブに係わるユーザIDや、印刷データやファクシミリ受信データなどの区別が可能なインデックス情報が登録されている。
さらに親展ボックス32は、画付きレポートデータを格納する機能を有している。画付きレポートデータは、生成手段30から直接、または、一度格納手段31に格納された後で親展ボックス32に格納される。生成手段30から直接親展ボックス32へ格納された場合には、画付きレポートデータは、格納手段31へ格納されない。また、一度格納手段31に格納された後に親展ボックス32へ格納された場合には、その画付きレポートデータは、格納手段31から削除される。
親展ボックス32に格納されている画付きレポートを取り出すためには、アクセス認証情報を用いてその親展ボックス32にアクセスする権限が認証されなければならない。このため、本実施の形態では親展ボックス32に格納されている画付きレポートデータには、出力認証情報は登録されず、ユーザ識別情報のみが登録されている。
パーソナルボックス33は、画像データを格納可能なボックスの一種である。画像処理装置には、複数のパーソナルボックス33が設けられている。各パーソナルボックス33には、ユーザと関連付けたパーソナルボックス名と、各パーソナルボックス33にアクセスする権限を認証するためのアクセス認証情報であるパスワードとが予め設定されている。パーソナルボックス33に格納される画像データも親展ボックス32と同様に、ファクシミリ通信で受信した画像データや、プリンタ機能で印刷するための画像データが格納される。ただし、親展ボックス32と異なりパーソナルボックス33に格納されている画像データは、別途削除指示を受け付けない限り、画像を印刷出力しても削除されない。
さらに、パーソナルボックス33は、画付きレポートデータを格納する機能を有している。パーソナルボックス33に格納される画付きレポートデータと生成手段30や格納手段31との関係は、親展ボックス32で説明したものと同じなので、説明を省略する。
画付きレポートデータの出力先を親展ボックス32やパーソナルボックス33とする設定は、ジョブ開始時に表示手段20に表示される図示省略のタッチパネルを介してユーザにより行なわれる。
なお、本実施の形態では、親展ボックス32とパーソナルボックス33とは、格納手段31と同一の不揮発メモリの所定の記憶領域として構成したが、別の記憶媒体として構成してもよい。
CPU11は、さらに設定手段34と、判断手段35と、登録手段36と、報知手段37と、受付手段38としての機能を有している。
設定手段34は、印刷出力される送信レポートの種類を設定する機能を果たす。設定手段34は、ユーザからの指示に基づいて画付きレポートまたは、画なしレポートのいずれか一方が生成されるように切替設定を行なう機能を有している。
さらに設定手段34は、画付きレポートが生成されるように設定された場合に、ユーザから出力指示を受け付けた場合にのみ画付きレポートを印刷出力する第1モードと、出力指示の有無にかかわらず所定の条件で画付きレポートを印刷出力する第2モードとの2種類の出力モードを切替設定する機能を果たす。
第1モードが設定された場合には、生成された画付きレポートデータは、格納手段31に格納される。また、ジョブ開始時に画付きレポートデータの格納場所として親展ボックス32やパーソナルボックス33が設定された場合には、それぞれのボックスに格納される。
第2モードが設定された場合には、画付きレポートデータが生成された後、所定の条件に合致した場合、たとえば、レポートデータの生成に応じて直ちに画付きレポートが出力手段24から印刷出力される。
なお、画なしレポートについても、上記の第2モードで画付きレポートを印刷出力する場合と同様に、画なしレポートデータが生成された後、所定の条件に合致した場合、たとえば、レポートデータの生成に応じて直ちに出力手段24から印刷出力される。
生成される送信レポートの種類と、画付きレポートの出力モードとについての切替設定は、表示手段20に表示される図示省略のタッチパネルを介して、ユーザからの設定指示に基づき行なわれる。
なお、第1モードと第2モードとの設定が勝手に切り替えられてしまわないように、これらのモードの切替設定を行なう管理者の権限を認証するように構成してもよい。
また、本実施の形態では、画なしレポートが印刷出力される場合と、画付きレポートが印刷出力される場合とを予め設定しておくように構成したが、ジョブ開始時にユーザが選択するように構成してもよい。これと同様に、第1モードと第2モードとの切替設定もジョブ開始時にユーザが選択できるように構成してもかまわない。
また、第2モードが選択された場合に、画付きレポートが印刷出力される「所定の条件」は、画付きレポート生成後直ちに印刷出力される場合に限られない。たとえば、生成された画付きレポートはまず格納手段31に格納され、格納されている画付きレポートデータ量が格納手段31の記憶容量を超えそうになった場合や、所定時刻毎、所定ジョブ数毎などに印刷出力されるような条件を設定してもよい。さらに、ジョブが正規に完了しなかった場合等のエラーの発生に伴い印刷出力されるようにしてもよい。また、これらの条件を単独で設定する場合に限らず、複数の条件を組み合わせてもよいし、ジョブ開始時にユーザが選択できるようにしてもよい。また、このような場合には、その設定されている時刻やタイミングが近づいたら、特定の表示やランプ、音声などによる警告を発するように構成してもよい。
判断手段35が、生成手段30で生成された送信レポートデータの種類を判断し、制御部としてのCPU11は、その種類と設定手段34での設定内容とに応じて送信レポートデータの格納場所や出力先を決定する機能を果たす。画付き/画なしレポートのいずれが印刷出力されるかについての判断は、設定手段34からこれらの設定内容に関する情報を取得することにより行なわれる。
判断手段35が、画なしレポートデータが生成されたと判断した場合には、制御部としてのCPU11は、所定の条件に合致した場合にレポートデータを出力させる、たとえば、レポートデータの生成に応じて、直ちに生成手段30に対して、その画なしレポートデータを出力手段24へ出力するように指示する機能を果たす。
また判断手段35が、画付きレポートデータが生成されたと判断した場合には、制御部としてのCPU11は、第1モードが設定されている場合と、第2モードが設定されている場合とで生成手段30から画付きレポートデータを出力する出力先を切り替える機能を果たす。
第1モードが設定されている場合には、画付きレポートデータが格納手段31に格納されるように、生成手段30に対して出力先指示がなされる。
また、ジョブ開始時にユーザから画付きレポートデータの格納場所の設定を受け付けた場合には、その設定に基づいて画付きレポートデータが親展ボックス32または、パーソナルボックス33へ出力されるように出力指示がなされる。
第2モードが設定されている場合には、画付きレポートデータを出力手段24へ出力するように出力指示がなされる。
登録手段36は、画付きレポートデータが格納手段31へ格納される際に、その画付きレポートデータとユーザ識別情報や出力認証情報とを関連付けて登録する機能を有している。登録手段36は、ユーザが入力したユーザIDやパスワードをRAM13から取得し、画付きレポートデータのヘッダ部に記録することによって、これらの情報を画付きレポートデータと関連付けて登録することができる。このほか、画付きレポートデータのヘッダ部には、通信完了日時などが記録される。
さらに登録手段36は、画付きレポートデータが親展ボックス32やパーソナルボックス33へ格納される際に、その画付きレポートデータとユーザ識別情報などとを関連付けて登録する機能を有している。登録手段36が画付きレポートデータへ登録する情報の種類とその手法は、出力認証情報が登録されない点と、他の画像データから判別可能なように「画付きレポート」を示す情報が付される点とを除いて格納手段31の場合と同様であるので説明を省略する。
このほか、登録手段36は、親展ボックス32やパーソナルボックス33に格納される印刷データやファクシミリ受信データに対してユーザ識別情報などを登録する機能も有している。これらの画像データに登録される情報としては、その画像データに関連するジョブの種類が判別可能なように、「印刷データ」や「ファクス受信」などを示す情報が登録されるようになっている。
なお、画付きレポートデータに登録するユーザ識別情報や出力認証情報を入力する方式は、ユーザが画像処理装置10の使用開始時に入力する例に限定されない。送信ジョブ開始時にジョブ毎に入力するようにしてもよいし、ユーザ毎に配布した認証カードなどに記憶されている情報を所定の読取機で読み取るようにしてもよい。そのほか、これらの情報を入力するタイミングや手段は特定のものに限定されない。
また、画付きレポートデータとユーザ識別情報や出力認証情報とを関連付けて登録する手法も上述の例に限定されない。たとえば、各画付きレポートデータを識別するレポート識別情報を生成して、この情報とユーザ識別情報などとを関連付けて管理してもよいし、そのほかの手法によって管理してもよい。
報知手段37は、画付きレポートデータが出力待機中であるとして、格納手段31に画付きレポートデータが格納された旨を報知する機能を有している。報知手段37は、判断手段35が生成手段30にて画付きレポートデータが生成されたと判断した場合、もしくは制御部(CPU11)が、格納手段31に画付きレポートデータが格納されていることを検知した場合に、ユーザにその旨を報知するためのアイコンを表示手段20に表示される所定の画面に表示する機能を果たす。
なお、画付きレポートが出力待機中になっている旨の報知は表示手段20にアイコン表示する例に限定されない。たとえば、音声による報知や表示手段20とは別の報知手段となるLED(Light Emitting Diode)ランプの点灯による報知、ユーザに所定の報知メールを発信したり、記録紙に報知内容を印刷したりする場合など、どのようなものでもよい。
また、画付きレポートデータが親展ボックス32やパーソナルボックス33に格納された場合にも、どのボックスに画付きレポートデータが格納されているのかをわかるように報知するように構成してもかまわない。
受付手段38は、格納手段31に格納されている特定の画付きレポートデータについての画付きレポートの出力指示を、操作手段21のタッチパネルを介してユーザから受け付ける機能を有している。
受付手段38は、出力指示を受け付ける際に、出力指示を出したユーザがその画付きレポートの出力指示を出す権限を有しているか否かを認証する機能も果たす。
さらに、受付手段38は、格納手段31に格納されている画付きレポートデータに係わるインデックス情報をリスト表示する機能を有している。インデックス情報は、指定された画付きレポートデータを探すための手がかりとなる情報である。本実施の形態では、インデックス情報としてユーザIDや通信完了日時などが採用されている。
また、受付手段38は、格納手段31に格納されている画付きレポートデータのうち、指定されたユーザIDと関連付けられているものを選択して、その画付きレポートデータに係わるインデックス情報を表示手段20に選択表示する機能も有している。
受付手段38は、ユーザから画付きレポートの選択を受け付けてこれを印刷出力する第1の方式と、ユーザからユーザ識別情報の入力を受け付けてこれに関連付けられている画付きレポートに係わるインデックス情報を選択表示してから出力指示を受け付ける第2の方式との2種類の方式で出力指示を受け付けることができる。
第1の方式で出力指示を受け付ける場合には、格納手段31内の全画付きレポートデータに関するインデックス情報が表示手段20にリスト表示され、表示手段20上のタッチパネルを介して所望の画付きレポートの出力指示が受け付けられる。その後、ユーザから必要に応じて出力認証情報の入力を受け付けると、これらの情報と各画付きレポートのヘッダ部に記録されている情報とが対比される。これらの情報が一致した場合には、そのユーザによる画付きレポートの出力指示が受け付けられ、または認証されて、その画付きレポートが出力手段24から印刷出力される。
一方、第2の方式で出力指示を受け付ける場合には、先にユーザよりユーザ識別情報や出力認証情報が入力される。そして、ヘッダ部のユーザ識別情報が一致し、必要に応じて認証された画付きレポートデータに関するインデックス情報が選択表示手段38により選択表示される。この後、選択表示されたインデックス情報に対応する画付きレポートを出力対象として所望のレポートにつき選択および出力指示を受け付けると、それらの画付きレポートが印刷出力される。
また、受付手段38は、ユーザが親展ボックス32やパーソナルボックス33にアクセスする権限を有しているか否かを確認するための認証を行なう機能も有している。
図2は、画像処理装置10が、送信ジョブに関する送信レポートを生成する際の動作の流れを示している。
はじめに、ユーザからユーザIDやパスワードの設定を受け付け(ステップS101)、送信ジョブや画付きレポートデータの格納場所などの設定を受け付けると(ステップS102)、送信ジョブを実行する(ステップS103)。
続いて、送信レポートデータを生成し(ステップS104)、生成された送信レポートデータが画付きレポートデータであるか否かの設定を確認する(ステップS105)。画付きレポートデータでなかった場合は(ステップS105;N)、所定の条件に合致した場合、たとえば、レポートデータの生成に応じて画なしレポートを印刷出力して(ステップS106)動作を終了する(エンド)。
画付きレポートデータが生成された場合は(ステップS105;Y)、出力モードの設定を確認する(ステップS107)。第1モードが設定されていない場合は(ステップS107;N)、画付きレポートを印刷出力して(ステップS112)動作を終了する(エンド)。
第1モードが設定されている場合は(ステップS107;Y)、画付きレポートデータの格納場所が設定されているか否かを確認する(ステップS108)。格納場所が設定されている場合は(ステップS108;Y)、設定された親展ボックス32またはパーソナルボックス33に画付きレポートデータをユーザIDと関連付けて格納して(ステップS111)動作を終了する(エンド)。
画付きレポートの格納場所が設定されていなければ(ステップS108;N)、画付きレポートデータと、ユーザIDやパスワードとを関連付けて格納手段31に格納する(ステップS109)。そして、画付きレポートが出力待機中になっている旨の表示をして(ステップS110)動作を終了する(エンド)。
画付きレポートが出力待機中となっている場合は、その旨が表示手段20に表示されるので、ユーザはその状態を知ることができる。これにより、画付きレポートが未出力であることに気付かず、ユーザが送信ジョブなどの処理状況を知ることができない事態を防止することができる。
また、画付きレポートと画なしレポートとのいずれが生成されたのかを自動的に判断して生成されたレポートの内、画付きレポートだけを格納手段31や親展ボックス32などに格納するので、ユーザが送信レポートの種類を個別に判断せずに、画付きレポートに記載された画像を秘密にすることができる。また、画なしレポートが生成されたと判断された場合にはそのままレポートが印刷出力されるので、レポートの内容を秘密にする必要のないものについては、過剰な秘密管理によって余計な手間をかけることなくジョブの処理状況を確認することができる。
また、出力指示を受け付けるまで画付きレポートを格納手段31などに格納する第1モードと、出力指示の有無にかかわらず所定の条件で画付きレポートを印刷出力する第2モードとの切替設定ができるようになっているので、ユーザのニーズに応じた設定が可能となる。
また、第2モードの所定の条件を本実施の形態の例に限らず、さまざまな条件を設定できるようにすれば、さらに柔軟な運用が可能となる。たとえば、原則的には画付きレポートデータを格納手段31に格納し、格納手段31の記憶容量がフルになったときなどのやむを得ない場合や、所定の時刻などの画像処理装置10の管理者が立ち会えるような条件で画付きレポートを印刷出力するようにすれば、各ユーザが出力指示をしないため、格納手段31に画付きレポートデータがどんどんとたまっていく事態を防止することができる。
さらに、画付きレポートデータを、親展ボックス32やパーソナルボックス33に格納できるので、全ユーザが共有する格納手段31のメモリ消費量を削減することができる。また、これらのボックスには、予めパスワードが設定されているので、ユーザがいちいちパスワードを設定する場合に比べてパスワード管理が容易になる。
図3は、画付きレポートを選択してから出力指示を行なう第1の方式により画付きレポートを印刷出力する動作の流れを示している。
まず、画付きレポートデータが出力待機中になっているか否かを確認し(ステップS201)、出力待機中の画付きレポートがない場合はそのまま確認動作を繰り返す(ステップS201;N)。出力待機中の画付きレポートがある場合には(ステップS201;Y)、リスト表示指示を受け付けるまで待機する(ステップS202;Nおよび、ステップS201;Y)。
ユーザからリスト表示指示を受け付けると(ステップS202;Y)、出力待機中の全画付きレポートデータのインデックス情報をリスト表示し(ステップS203)、印刷出力する画付きレポートの選択を受け付けて(ステップS204)、画付きレポートの出力指示の有無を確認する(ステップS205)。
所定時間出力指示を受け付けなかったり、キャンセル指示がなされたりして出力指示を受け付けなかった場合には(ステップS205;N)、最初のステップへ戻って待機する(ステップS201へ)。
一方、画付きレポートの出力指示を受け付けた場合には(ステップS205;Y)、印刷出力に認証が必要か否かを確認する(ステップS206)。認証が必要でない場合には(ステップS206;N)、画付きレポートを印刷出力して(ステップS209)、第1の方式により画付きレポートを印刷出力する動作を終了する(エンド)。
認証が必要な場合には(ステップS206;Y)、ユーザからのパスワードの入力を受け付ける(ステップS207)。入力されたパスワードが間違っていたなどの理由で、認証されなかった場合には(ステップS208;N)最初のステップに戻って待機する(ステップS201へ)。一方、認証がなされれば(ステップS208;Y)、画付きレポートを印刷出力して(ステップS209)、第1の方式により画付きレポートを印刷出力する動作を終了する(エンド)。
このように、画付きレポートが、出力指示を受け付けるまで印刷出力されないので、他人に画付きレポートの内容を見られてしまい秘密が漏洩するのを防止できる。また、出力指示を受け付けるにあたって認証を行なうので、パスワードを設定しておけば、権限のないユーザに勝手に画付きレポートを印刷出力されてしまうことがなく、秘密にしたい情報の安全性を向上させることができる。
本実施の形態では、出力指示を受けた画付きレポートを印刷出力する場合について説明したが、たとえば表示手段20に表示出力するように構成してもよい。そして、記録紙に残しておきたい画付きレポートだけを選択して印刷出力し、残りは格納手段31から削除するようにすれば、記録紙やトナーの消費量を節減することができる。
このほか、画付きレポートデータを格納手段31から親展ボックス32やパーソナルボックス33に出力して、後から印刷出力するような選択ができてもよい。また、電子メールやFTP(File Transfer Protocol)などによりネットワークを介して接続されている外部端末に画付きレポートデータを出力できてもよい。このように、認証されたユーザが画付きレポートデータの内容を確認できるものであれば、出力形式は特定の形式に限定されない。
図4は、画付きレポートが選択表示された状態で画付きレポートの出力指示を行なう第2の方式により画付きレポートを印刷出力する際の動作の流れを示している。
まず、画付きレポートデータが出力待機中になっているか否かを確認し(ステップS301)、出力待機中の画付きレポートがない場合はそのまま確認動作を繰り返す(ステップS301;N)。出力待機中の画付きレポートがある場合には(ステップS301;Y)、選択表示指示を受け付けるまで待機する(ステップS302;Nおよび、ステップS301;Y)。
ユーザから選択表示指示を受け付けると(ステップS302;Y)、認証が必要か否かを確認する(ステップS303)。認証が必要でない場合には(ステップS303;N)、ユーザからユーザIDのみの入力を受け付けて(ステップS310)そのユーザIDに対応する画付きレポートに係わるインデックス情報を選択表示するステップへ進む(ステップS306へ)。
認証が必要な場合には(ステップS303;Y)、ユーザからユーザIDとパスワードとの入力を受け付ける(ステップS304)。入力されたパスワードが間違っていたなどの理由で、認証されなかった場合には(ステップS305;N)最初のステップに戻って待機する(ステップS301へ)。一方、認証がなされれば(ステップS305;Y)、入力されたユーザIDに係わる画付きレポートデータのインデックス情報を選択表示する。(ステップS306)。
次に、印刷出力する画付きレポートの選択を受け付けて(ステップS307)、画付きレポートの出力指示を確認する(ステップS308)。所定時間出力指示を受け付けなかったり、キャンセル指示がなされたりして出力指示を受け付けなかった場合には(ステップS308;N)、最初のステップへ戻って待機する(ステップS301へ)。
一方、画付きレポートの出力指示を受け付けた場合には(ステップS308;Y)、画付きレポートを印刷出力して(ステップS309)、第2の方式により画付きレポートを印刷出力する動作を終了する(エンド)。
このように、識別情報としてのユーザIDに関連付けされたインデックス情報を選択表示することで、複数ユーザで共有する格納手段31から自己のジョブに関するものを探す手間を省くことができる。さらに、選択表示された画付きレポートデータを一括して印刷出力する全選択指示ができるようにすれば、画付きレポートの出力指示をするためにユーザにかかる負担を大幅に削減することができる。
また、第1の方式と同様に認証を行なってから画付きデータを印刷出力するので、出力認証情報にパスワードを設定しておけば、権限のないユーザに勝手に画付きレポートを印刷出力されてしまうことがない。
図5は、親展ボックス32や、パーソナルボックス33に格納された画付きレポートデータを印刷出力する際の動作の流れを示している。
はじめに、ボックス番号の入力やボックスアイコンの選択等により親展ボックス32やパーソナルボックス33の選択を受け付けると(ステップS401)、その親展ボックス32やパーソナルボックス33に設定されているユーザIDやパスワードの入力を受け付ける(ステップS402)。
ここで、ユーザの入力したパスワードなどが間違っていたなどの理由で、認証されなかった場合には(ステップS403;N)、そのまま動作を終了する(エンド)。一方、認証がなされれば(ステップS403;Y)、その親展ボックス32やパーソナルボックス33内の各画像データに係わるインデックス情報をリスト表示する(ステップS404)。
次に、印刷出力する画付きレポートの選択を受け付けて(ステップS405)、画付きレポートの出力指示を確認する(ステップS406)。所定時間出力指示を受け付けなかったり、キャンセル指示がなされたりして出力指示を受け付けなかった場合には(ステップS406;N)、そのまま動作を終了する(エンド)。
一方、画付きレポートの出力指示を受け付けた場合には(ステップS406;Y)、選択された画付きレポートを印刷出力して(ステップS407)動作を終了する(エンド)。
このように、親展ボックス32やパーソナルボックス33には、それぞれ固有のパスワードが設定されているので、ボックス内の画付きレポートデータを権限のないユーザに勝手に印刷出力されてしまうことがない。
なお、本実施の形態では親展ボックス32やパーソナルボックス33へのアクセスに認証が必要な場合のみについて説明したが、このような認証を要しないものであってもかまわない。
図6は、画像処理装置10のファクシミリ機能に関する基本画面500の一例を示している。
基本画面500は、実行可能なジョブの内容を案内するメッセージ表示欄501と、送信先のファクス番号を入力するファクス番号入力欄502と、各種の詳細設定を行なう詳細設定欄503と、報知アイコン504と、リスト表示釦505と、選択表示釦506と、ボックス表示釦507とから構成されている。
報知アイコン504は、格納手段31に出力待機中の画付きレポートデータが格納されていることを報知するためのアイコンである。格納手段31に出力待機中の画付きレポートデータがない場合には、報知アイコン504は表示されない。
リスト表示釦505は、格納手段31に格納されている全画付きレポートデータに関するインデックス情報をリスト表示させるリスト表示指示を行なうためのタッチパネル釦である。リスト表示釦505を押すと画面がリスト表示画面に切り替わる。
選択表示釦506は、格納手段31に格納されている画付きレポートデータのうち特定のユーザ識別情報に関連付けされた画付きレポートに係わるインデックス情報を選択表示するためのタッチパネル釦である。選択表示釦506を押すと、選択表示画面に切り替わるための認証ウィンドウが必要に応じて表示される。
ボックス表示釦507は、格納手段31や親展ボックス32を選択する画面を表示するためのタッチパネル釦である。
図7は、出力待機中の全画付きレポートデータに関するインデックス情報をリスト表示するリスト表示画面510の一例を示している。リスト表示画面510は、基本画面500のリスト表示釦505を押すと表示される。
リスト表示画面510は、案内表示欄511と、複数のリスト表示欄518と、スクロールバー519と、プリント釦520と、キャンセル釦521とから構成されている。
案内表示欄511は、リスト表示欄518に表示されるインデックス情報の内容を案内するための表示欄である。案内表示欄511には、番号表示512と、通信完了日時表示513と、状態表示514と、枚数表示515と、ユーザID表示516と、その他情報表示517との各案内表示がされている。これらは、各表示512〜517の下方のリスト表示欄518毎に表示されている情報の内容を案内している。
番号表示512の下方には、格納手段31に格納されている画付きレポートデータの管理番号が、通信完了日時の早い順に通番表示される。通信完了日時表示513の下方には、送信ジョブの通信完了日時が表示される。状態表示514の下方には、画付きレポートが出力「待機中」である旨の表示がされている。枚数表示515の下方には、画付きレポートの出力枚数が表示時されている。ユーザID表示516の下方にはユーザIDが表示されている。その他情報表示517の下方には、出力指示を受け付ける際にパスワード入力が必要な画付きレポートに「Password」の表示がされている。
リスト表示欄518は、格納手段31に格納されている各画付きレポートデータに関するインデックス情報が表示されている。リスト表示欄518には、欄内の左から順に案内表示欄511の各表示512〜517に対応した内容のインデックス情報が表示されている。印刷出力したい画付きレポートに係わるリスト表示欄518のタッチパネルを押すと、図7の上から2段目に表示されているリスト表示欄518のように背景表示の色が切り替わって選択が受け付けられた旨が表わされる。なお、リスト表示欄518は、複数選択することができる。
スクロールバー519は、画面内に表示し切れないリスト表示欄518をスクロール表示するための釦である。
プリント釦520は、選択した画付きレポートの出力指示をするための釦である。プリント釦520を押すとユーザIDやパスワードを入力するためのウィンドウが表示される。キャンセル釦521は、画付きレポートの印刷出力をキャンセルするための釦である。キャンセル釦521を押すと、画付きレポートの印刷出力を行なわずに画面表示が基本画面500に切り替わる。
図8は、第1の方式により出力指示を受け付ける際に表示される認証ウィンドウ530の一例を示している。認証ウィンドウ530は、リスト表示画面510のプリント釦520を押すと、そのリスト表示画面510上に表示される。
認証ウィンドウ530は、ユーザIDを入力するユーザID入力欄531と、パスワードが設定されている場合にそのパスワードを入力するパスワード入力欄532と、認証を実行するためのOK釦533と、認証を取りやめるためのキャンセルボタン534とから構成される。
ユーザID入力欄531にユーザIDを入力して、必要に応じてパスワード入力欄532にパスワードを入力してからOK釦533を押し認証が完了すると、リスト表示画面510で選択したリスト表示欄518に対応する画付きレポートが印刷出力される。キャンセルボタン534を押すと、認証ウィンドウ530が閉じてリスト表示画面510に戻る。
図9は、第2の方式により出力指示を受け付ける際に表示される認証ウィンドウ540の一例を示している。認証ウィンドウ540は、基本画面500の選択表示釦506を押すと、その基本画面500上に表示される。認証ウィンドウ540の構成は、第1の方式で出力指示を受け付ける際に表示される認証ウィンドウ530と同様である。
ユーザID入力欄541にユーザIDを入力し、必要に応じてパスワード入力欄542にパスワードを入力してからOK釦543を押すと、画面表示が選択表示画面に切り替わる。キャンセル釦544を押すと認証ウィンドウ540が閉じて基本画面500に戻る。
図10は、認証されたユーザの画付きレポートデータに係わるインデックス情報を選択表示する選択表示画面550の一例を示している。選択表示画面550は、必要な情報を入力した後に認証ウィンドウ540のOK釦543を押すと表示される。
選択表示画面550は、案内表示欄551と、複数の選択表示欄557と、スクロールバー558と、全選択釦559と、プリント釦560と、キャンセル釦561とから構成されている。また、案内表示欄551には、番号表示552と、通信完了日時表示553と、状態表示554と、枚数表示555と、ユーザID表示556との各案内表示がされている。
選択表示画面550の構成や機能は、図7で説明したリスト表示画面510とほぼ同一である。ただし、選択表示欄557には認証されたユーザに係わる画付きレポートのみについてのインデックス情報が選択表示されている点と、既に認証が済んでいるため「その他情報」としてパスワード入力の要否が表示されていない点と、全ての選択表示欄557を選択するための全選択釦559が表示されている点とが異なる。
特定の選択表示欄557を選択して、または全選択釦559を押して、プリント釦560を押すと選択された画付きレポートが印刷出力される。キャンセルボタン561を押すと画面が基本画面500に切り替わる。
図11は、親展ボックス32やパーソナルボックス33を選択するためのボックス選択画面570である。ボックス選択画面570は、基本画面500のボックス表示釦507を押すと表示される。
ボックス選択画面570は、ユーザに操作案内をする案内メッセージ571と、利用可能な親展ボックスを表示する親展ボックス表示欄572と、同じくパーソナルボックスを表示するパーソナルボックス表示欄574とから構成されている。また、親展ボックス表示欄572内には、各親展ボックス名が付された複数の親展ボックス選択釦573がリスト表示され、パーソナルボックス表示欄574内には、同じくパーソナルボックス名が付された複数のパーソナルボックス選択釦575がリスト表示されている。
ユーザが利用したいボックスの親展ボックス選択釦573またはパーソナルボックス選択釦575を選択すると、アクセス認証情報を入力するためのウィンドウが表示される。
図12は、親展ボックス32やパーソナルボックス33を利用する際に表示される認証ウィンドウ580の一例を示している。認証ウィンドウ580は、図8で説明した認証ウィンドウ530と同一の構成である。ユーザID入力欄581と、パスワード入力欄582とにそれぞれユーザIDとパスワードとを入力してOK釦583を押すと、認証された親展ボックス32やパーソナルボックス33の内容を表示するボックス画面に切り替わる。また、キャンセル釦584を押すとボックス選択画面570の表示に戻る。
図13は、親展ボックス32やパーソナルボックス33に格納されている画像データに係わるインデックス情報を表示するボックス画面590の一例を示している。図13は、代表例として親展ボックス32についてのボックス画面590を示している。ボックス画面590は、必要な情報を入力した後に認証ウィンドウ580のOK釦583を押すと表示される。
ボックス画面590は、案内表示欄591と、複数の格納データ表示欄597と、スクロールバー598と、プリント釦599と、キャンセル釦600とから構成されている。また、案内表示欄591には、番号表示592と、保存日時表示593と、状態表示594と、枚数表示595と、ユーザID表示596との各案内表示がされている。
ボックス画面590の構成や機能は、図7で説明したリスト表示画面510とほぼ同一である。ただし、格納データ表示欄597には画付きレポートデータに限らず親展ボックス32に格納されているさまざまな種類の画像データに係わるインデックス情報が表示されている点と、既に認証済のため「その他情報」としてパスワード入力の要否が表示されていない点とが異なる。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
たとえば、本実施の形態では、格納手段31を構成する記憶媒体として不揮発メモリを用いる場合について説明したが、記憶媒体はこれに限定されない。HDD(Hard Disk Drive)や光ディスクなど、どのような記憶媒体で構成してもよい。また、外付けの記憶媒体であってもよい。
また、画付きレポートは、画像データの形式で格納手段31に格納されなくてもよい。たとえば、ジョブの処理状況を示すデータと処理対象の画像データとを関連付けて別々に格納し、画付きレポート出力の際に出力形式の画像データを生成するようにしてもよい。このようにすれば、ジョブの処理状況を示すデータのみを表示手段20に表示してレポートの内容を確認し、必要な場合だけ画付きレポートを出力し、不要なものはそのまま削除するように構成することもできる。
また、実施の形態では、画像処理装置10が画付きレポートと画なしレポートとの2種類の送信レポートを印刷出力する場合について説明したが、画付きレポートデータのみを印刷出力するものであってもよい。
また、画付きレポートの対象も送信ジョブの処理状況を示すものに限定されず、画像データ受信ジョブの受信レポートでもよい。また、一般に、画像処理装置が実行可能な各種のジョブ、たとえば原稿の画像スキャンや、印刷、Scan To Email、インターネットファクシミリなどの処理状況を示すレポートでもよく、画付きレポートの対象はジョブの種類に限定されない。
また、画付きレポートに付される画像も最初のページに限定されない。全ページが付されるようにしてもよいし、所定の数ページ分が付されてもよい。このほか、1ページ目の画像の上から数センチメートル分を切り取った画像が付されるように構成してもよく、付される画像の形式は特定のものに限定されない。
また、実施の形態ではジョブ毎に画付きレポートを作成するように構成したが、複数ジョブの処理状況をまとめたジョブ履歴にそれぞれのジョブに係わる画像を付したものであってもよい。
また、判断手段35が生成された送信レポートの種類を判断する手法は、画付き/画なしレポートのいずれが出力されるかの設定内容を設定手段34から取得する手法に限定されない。たとえば、生成された送信レポートデータのサイズから判断してもよい。また、生成手段30が画付きレポートデータを作成するためにRAM13から画像データを取得する動作を検知して、画付きレポートデータが生成されたと判断してもよく、特定の手法には限定されない。
また、画付きレポートの出力指示を出す権限の有無を確認するためのパスワードは、画像処理装置10の使用開始時にユーザが任意の文字列を設定する場合に限定されない。たとえば、画像処理装置10のカラーコピー機能の使用可否など、各種機能別の使用権限に応じて各ユーザに予め割り当てられているパスワードを共用するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、生成されたレポートの内、画付きレポートのみを格納手段31に格納するように構成したが、画付きレポートと一緒に画なしレポートも格納手段31に格納し、ユーザからの出力指示を受けて出力するケースを排除するものではない。要するに、守秘性の高い特定のレポートは、ユーザによる出力指示に基づいて出力するようにするものである。それを達成するための1つの態様として、守秘性の高い特定のレポートの存在を報知し、この報知により存在を認識したユーザが守秘性の高い特定のレポートの出力指示を行なうようにする態様を述べた。また、2つ目の態様としては、守秘性の高い特定のレポートについては、一旦、保存させることにより、自動的に出力させないようにする態様を述べた。更に、別の態様としては、守秘性の高い特定のレポートにつき、ユーザが自動で出力しても構わないという設定(一括した出力指示)を行なった場合には、係る設定に基づいて出力される点を述べたが、本発明はこれらに限られるものではない。
本発明の実施の形態に係わる画像処理装置の電気的構成を示すブロック図である。 画像処理装置が送信ジョブに関する送信レポートを生成する際の動作の流れを示す流れ図である。 画付きレポートを選択して出力指示を行なう第1の方式により画付きレポートを印刷出力する際の動作の流れを示す流れ図である。 画付きレポートが選択表示された状態で画付きレポートの出力指示を行なう第2の方式により画付きレポートを印刷出力する際の動作の流れを示す流れ図である。 親展ボックスやパーソナルボックスに格納された画付きレポートを印刷出力する際の動作の流れを示す流れ図である。 本実施の形態に係わる画像処理装置の表示部に表示されるファクシミリ機能に関する基本画面の一例を示す説明図である。 全画付きレポートデータに関するインデックス情報をリスト表示するリスト表示画面の一例を示す説明図である。 第1の方式により出力指示を受け付ける際に表示される認証ウィンドウの一例を示す説明図である。 第2の方式により出力指示を受け付ける際に表示される認証ウィンドウの一例を示す説明図である。 認証されたユーザの画付きレポートデータに係わるインデックス情報を選択表示する選択表示画面の一例を示す説明図である。 親展ボックスやパーソナルボックスを選択するためのボックス選択画面の一例を示す説明図である。 親展ボックスやパーソナルボックスを利用する際に表示される認証ウィンドウの一例を示す説明図である。 親展ボックスやパーソナルボックスに格納されている画像データのインデックス情報を表示するボックス画面の一例を示す説明図である。
符号の説明
10…画像処理装置
11…CPU
12…ROM
13…RAM
20…表示手段
21…操作手段
22…読取手段
23…画像処理手段
24…出力手段
25…通信手段
30…生成手段
31…格納手段
32…親展ボックス
33…パーソナルボックス
34…設定手段
35…判断手段
36…登録手段
37…報知手段
38…受付手段
500…基本画面
501…メッセージ表示欄
502…ファクス番号入力欄
503…詳細設定欄
504…報知アイコン
505…リスト表示釦
506…選択表示釦
507…ボックス表示釦
510…リスト表示画面
511…案内表示欄
512…番号表示
513…通信完了日時表示
514…状態表示
515…枚数表示
516…ユーザID表示
517…その他情報表示
518…リスト表示欄
519…スクロールバー
520…プリント釦
521…キャンセル釦
530…認証ウィンドウ
531…ユーザID入力欄
532…パスワード入力欄
533…OK釦
534…キャンセルボタン
540…認証ウィンドウ
541…ユーザID入力欄
542…パスワード入力欄
543…OK釦
544…キャンセル釦
550…選択表示画面
551…案内表示欄
552…番号表示
553…通信完了日時表示
554…状態表示
555…枚数表示
556…ユーザID表示
557…選択表示欄
558…スクロールバー
559…全選択釦
560…プリント釦
561…キャンセル釦
570…ボックス選択画面
571…案内メッセージ
572…親展ボックス表示欄
573…親展ボックス選択釦
574…パーソナルボックス表示欄
575…パーソナルボックス選択釦
580…認証ウィンドウ
581…ユーザID入力欄
582…パスワード入力欄
583…OK釦
584…キャンセル釦
590…ボックス画面
591…案内表示欄
592…番号表示
593…保存日時表示
594…状態表示
595…枚数表示
596…ユーザID表示
597…格納データ表示欄
598…スクロールバー
599…プリント釦
600…キャンセル釦

Claims (13)

  1. ジョブの処理状況を示すレポートであってそのジョブに係わる画像情報を含む画付きレポートを生成する生成手段と、
    前記生成手段が生成した画付きレポートを格納する格納手段と、
    前記格納手段に格納されている前記画付きレポートに対する出力指示を受け付ける受付手段と、
    前記出力指示を受け付けた画付きレポートを出力する出力手段と
    を有する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. ジョブの処理状況を示すレポートであってそのジョブに係わる画像情報を含む画付きレポートまたは前記画像情報を含まない画なしレポートを生成する生成手段と、
    前記生成手段が生成したレポートが画付きレポートであるか画なしレポートであるかを判断する判断手段と、
    前記判断手段により、前記生成手段が画付きレポートを生成したと判断された場合に、当該画付きレポートを格納する格納手段と、
    前記格納手段に格納されている前記画付きレポートに対する出力指示を受け付ける受付手段と、
    前記出力指示を受け付けた画付きレポートを出力する出力手段と
    を有する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  3. 前記判断手段により、前記生成手段が画付きレポートを生成したと判断された場合に、その旨を報知する報知手段を有する
    ことを特徴とする請求項1もしくは2に記載の画像処理装置。
  4. ジョブの処理状況を示すレポートであってそのジョブに係わる画像情報を含む画付きレポートまたは前記画像情報を含まない画なしレポートを生成する生成手段と、
    前記生成手段が生成したレポートが画付きレポートであるか画なしレポートであるかを判断する判断手段と、
    前記判断手段により、前記生成手段が画付きレポートを生成したと判断された場合に、その旨を報知する報知手段と、
    前記画付きレポートに対する出力指示を受け付ける受付手段と、
    前記出力指示を受け付けた画付きレポートを出力する出力手段と
    を有する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  5. 前記画付きレポートを格納する格納手段を有する
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記判断手段により、前記生成手段が画なしレポートを作成したと判断された場合に、前記出力手段は、所定の条件に合致したときに当該画なしレポートを出力する
    ことを特徴とする請求項2、4または5のいずれか1つに記載の画像処理装置。
  7. 前記格納手段は、生成されるレポートの内、画付きレポートのみを格納する
    ことを特徴とする請求項1、2、3または5のいずれか1つに記載の画像処理装置。
  8. 画付きレポートをユーザ識別情報と関連付けて前記格納手段に格納しておき、
    前記受付手段からユーザ識別情報の指定を受け付け、
    前記格納手段に格納されている画付きレポートの中から前記指定のユーザ識別情報に関連付けされた画付きレポートに係わるインデックス情報を選択表示する
    ことを特徴とする請求項1、2、3または5のいずれか1つに記載の画像処理装置。
  9. 前記出力手段は、インデックス情報が選択表示された画付きレポートを出力対象にする
    ことを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。
  10. 前記格納手段は、画像データを格納可能なボックスである
    ことを特徴とする請求項1、2、3、5、7、8または9のいずれか1つに記載の画像処理装置。
  11. 前記ボックスに格納されている画像データにアクセスする際に、そのアクセス権限の有無の認証を必要とする
    ことを特徴とする請求項10に記載の画像処理装置。
  12. 前記受付手段は、画付きレポートの出力指示を受け付ける際に、その出力指示を出す権限の有無を認証する
    ことを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1つに記載の画像処理装置。
  13. さらに、前記受付手段から出力指示を受け付けた場合にのみ前記画付きレポートを出力する第1モードと、出力指示の有無にかかわらず所定の条件で前記画付きレポートを出力する第2モードとの切替設定を行なう設定手段を有する
    ことを特徴とする請求項1ないし12のいずれか1つに記載の画像処理装置。
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