JP2007027727A - フルシリサイド化ゲートmosfetの形成方法及び該方法により得られるデバイス - Google Patents

フルシリサイド化ゲートmosfetの形成方法及び該方法により得られるデバイス Download PDF

Info

Publication number
JP2007027727A
JP2007027727A JP2006190584A JP2006190584A JP2007027727A JP 2007027727 A JP2007027727 A JP 2007027727A JP 2006190584 A JP2006190584 A JP 2006190584A JP 2006190584 A JP2006190584 A JP 2006190584A JP 2007027727 A JP2007027727 A JP 2007027727A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor material
gate
gate electrode
layer
dielectric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006190584A
Other languages
English (en)
Inventor
Jorge Adrian Kittl
ジョージ・エイドリアン・キットル
Anne Lauwers
アンネ・ラウウェルス
Anabela Veloso
アナベラ・ヴェロソ
Anil Kottantharayil
アニル・コッタンタライル
Dal Marcus Johannes Henricus Van
マルクス・ヨハネス・ヘンリクス・ファン・ダル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Interuniversitair Microelektronica Centrum vzw IMEC
Koninklijke Philips NV
Texas Instruments Inc
Original Assignee
Interuniversitair Microelektronica Centrum vzw IMEC
Koninklijke Philips Electronics NV
Texas Instruments Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from EP05447277A external-priority patent/EP1744351A3/en
Application filed by Interuniversitair Microelektronica Centrum vzw IMEC, Koninklijke Philips Electronics NV, Texas Instruments Inc filed Critical Interuniversitair Microelektronica Centrum vzw IMEC
Publication of JP2007027727A publication Critical patent/JP2007027727A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)
  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)

Abstract

【課題】フルシリサイド(FUSI)ゲートを有するMOSFETデバイスの製造方法を提供する。
【解決手段】この方法は、FUSIとソース及び/又はドレイン領域へのコンタクトとの間の短絡形成を防止するのに使用可能である。特に、この方法は、ゲート誘電体の上方に膨張体積を形成する。上記体積は、フルシリサイド化ゲートを実質的に含むように設計される。
【選択図】図3a

Description

本発明は、半導体プロセス技術及びデバイスに関する。特に、本発明は、金属と半導体材料との間の反応によって形成された金属ゲート電極を備えた半導体デバイスに関する。
MOSFET(金属酸化膜シリコン電界効果トランジスター)デバイスは、ゲート電極、ゲート誘電体、及び、基板上又は基板内に形成されたチャネルを備える。上記ゲート誘電体は、ゲート電極電位が上記チャネルの伝導性を変調することができるように、上記ゲート電極に上記チャネルを誘電体的(dielectrically)に連結する。半導体ゲート電極を金属ゲート電極に取り替える傾向がある。金属ゲート電極には、シート抵抗を減少し、半導体ゲート空乏効果を除去し、仕事関数を接合領域のドーピングから独立して制御するという長所がある。
金属ゲート電極は、金属を有する半導体ゲート電極のフルシリサイド(FUSI)によって形成することができる。半導体ゲート電極は、ポリシリコン・ゲート電極であってもよい。上記金属は、タングステン(W)のような耐熱金属、白金(Pt)のような貴金属、ニッケル(Ni)のような貴金属に近い金属、チタン(Ti)のような遷移金属、又は、それらのいずれかの組み合わせであってもよい。このシリサイドプロセスの間に、上記ゲート電極は、ケイ素化合物(シリサイド)に変換される。
様々な製造方法及び材料は、半導体ゲート電極のフルシリサイドを用いて、FUSIゲートMOSFETデバイスを形成するために存在する。W. Maszara 等は、「Transistors with Dual Work Function Metal Gates by Single Full Silicidation (FUSI) of Polysilicon gates(ポリシリコン・ゲートの単一のフルシリサイド(FUSI)による2つの仕事関数金属ゲートを備えたトランジスター)」IEDM 会報 2002 P367-370、において、FUSIゲートを形成するためのニッケル・ケイ素化合物の使用を開示している。
このアプローチによれば、MOSFETデバイスのFUSIゲートは、シリサイド金属としてニッケルを用いて、単一のシリサイドステップの間に形成される。FUSIゲートの仕事関数は、どのニッケル・ケイ素化合物相がシリサイド工程中に形成されるかを決める堆積したままの(as-deposited)ニッケル層の厚さを変化することにより調整することができる。
米国特許6,905,922は、FUSIゲートMOSFETデバイスを製造する方法を開示する。この方法によれば、半導体ゲート電極、ソース/ドレイン領域、及びゲート電極側のスペーサーを備えるMOSFETデバイスは、誘電層で覆われている。上記半導体ゲート電極からこの誘電層を取り除くことによって、ケイ素化合物の形成を可能とするため、金属が半導体材料の上に堆積可能である。
M. A. Nicolet 等による「VLSI electronics: Microstructure Science, Vol. 6 (VLSIエレクトロニクス:マイクロ構造サイエンス 6巻)」 監修者:N. G. Einspruch及びG. B. Larrabee、Academic Press, ニューヨーク、1983, 第6章、455〜459頁、から知られるように、半導体材料1と金属2との間の反応によりケイ素化合物3を形成するとき、ケイ素化合物によって占められた体積は、半導体材料1により占められた体積より大きいかもしれない。この現象は、体積膨張が本質的に一次元の膨張であり、ケイ素化合物層3の厚さtSILが、堆積したままの(as-deposited)半導体層1の厚さtSCよりも大きいことを示す大きな構造のための図1に示されている。
米国特許6,905,922 「Transistors with Dual Work Function Metal Gates by Single Full Silicidation (FUSI) of Polysilicon gates」IEDM 会報 2002 P367-370。 「VLSI electronics: Microstructure Science, Vol. 6」 監修者:N. G. Einspruch及びG. B. Larrabee、Academic Press, ニューヨーク、1983, 第6章、455〜459頁。
フルシリサイド化ゲートを形成するときに、ケイ素化合物は、スペーサー上に延在するかもしれない。これは、図2に示すように、フルシリサイド化ゲート電極3とコンタクト17との間に、ソース/ドレイン領域の方へ短絡を形成可能である。図2で見られるように、フルシリサイド化ゲート3は、スペーサー14を超えて延在し、ソース12及び/又はドレイン13領域と部分的にオーバーラップする。従って、コンタクトを有するゲート電極のソース及び/又はドレイン領域への短絡を防ぐ、フルシリサイド化ゲートMOSFETデバイスを製造するための、複雑さの低い方法が必要である。
本発明は、フルシリサイド化ゲート電極を有する少なくとも一つのMOSFETデバイスの製造方法を提供するもので、以下のステップを備える:
ゲート誘電体及びゲート電極からなるゲートスタックを設け、ここで、上記ゲート電極は厚さtを有し、上記ゲート誘電体に接するゲート電極の少なくとも一部分は、半導体材料にて形成され、及び上記ゲートスタックのサイドウォールは、誘電性層により包まれる;
上記ゲート誘電体に接する上記半導体材料の層厚さtSCを得るため、部分的に上記ゲート電極を除去し;
上記半導体層上の少なくとも一つのシリサイド金属の層を堆積し; そして
厚さtSILを有するシリサイドを形成するため上記半導体層をフルシリサイドする、
ここで、t及びtSCは、関係t ≧tSIL=tSC(1+b)に従い選択され、ここで(1+b)はシリサイドの体積膨張係数である。
好ましくは、上記ゲートスタックのサイドウォールを包む上記誘電性層は、スペーサーである。
好ましくは、上記スペーサーは、上記ゲートスタックのサイドウォールに対する誘電材料の共形層を堆積し、そして上記誘電材料を異方性にエッチバックすることにより形成される。
本発明に係る方法では、上記ゲート電極を部分的に除去するステップは、厚さtSCを有する上記半導体層を得るため、半導体材料を薄くするステップを備えることができる。
好ましくは、本発明の方法では、上記半導体材料はシリコンである。
好ましくは、本発明の方法では、上記シリサイド金属はニッケルである。
好ましくは、本発明の方法では、上記ゲート誘電体に接していない上記ゲート電極の部分は、上記半導体材料に関して選択的に除去可能な材料にて形成される。
好ましくは、本発明の方法では、上記ゲート電極を部分的に除去するステップは、上記半導体材料を露出するために、上記ゲート誘電体に接していない上記部分を選択的に除去することを備えている。
好ましくは、本発明の方法では、上記ゲート誘電体に接していない上記部分は、SixGey(つまり、シリコン・ゲルマニウム合金)にて形成される。
本発明の方法では、上記半導体材料をフルシリサイドするステップは、実質的に全ての上記半導体材料をケイ素化合物に変換するためにサーマルバジェット(thermal budget)を提供するステップ、及び反応しないいずれの金属をも除去するステップを備えることができる。
あるいは、上記半導体材料をフルシリサイドするステップは、部分的に上記半導体材料をケイ素化合物に変換するために第1サーマルバジェットを提供するステップ、反応しないいずれの金属をも除去するステップ、及び上記半導体材料のケイ素化合物への変換を完了するための第2サーマルバジェットを提供するステップを備えることができる。
フルシリサイド化ゲート電極を有するMOSFETデバイスを製造するための本発明の方法は、また、以下のステップを備える方法とすることもできる:
厚さtSCを有する半導体材料を備える(あるいは、からなる)電極ゲートを設け、;
上記半導体材料上に誘電性のサイドウォールを有し、及びそれに整列された容器を形成し、ここで上記容器は、高さtCOを有し、;
上記半導体材料上に少なくとも一つのシリサイド金属の層を堆積し; そして
厚さtSILを有するケイ素化合物を形成するため上記半導体材料をフルシリサイドする、
ここで、tCO及びtSCは、関係tCO ≧(b.tSC)に従い選択され、
ここで、tSIL / tSC =(1+b)は、形成されたケイ素化合物の体積膨張係数である。
好ましくは、上記半導体材料は、シリコンである。
好ましくは、上記シリサイド金属は、ニッケルである。
上記半導体材料をフルシリサイドするステップは、実質的に全ての半導体材料をシリサイドに変換するためのサーマルバジェットを提供するステップと、反応しないいずれの金属をも除去するステップとを備えることができる。
あるいは、上記半導体材料をフルシリサイドするステップは、上記半導体材料を部分的にケイ素化合物に変換するために第1サーマルバジェットを提供するステップと、反応しないいずれの金属をも除去するステップと、上記半導体材料のケイ素化合物への変換の完了のための第2サーマルバジェットを提供するステップとを備えることができる。
例示的な実施形態は、図面を参照して示される。ここに示された実施形態及び図は、限定的であるというよりむしろ例示である。各図において、同様の構成部分には同じ数字を付している。
フルシリサイド化ゲート電極を有する少なくとも一つのMOSFETデバイスを製造する方法を記載する。
一例において、ゲート誘電体及びゲート電極のゲートスタックが設けられる。ゲート電極は、厚さtを有し、そのサイドウォールに沿って誘電性層にて包まれる。上記ゲート誘電体に接するゲート電極の少なくとも一部分は、半導体材料にて形成される。上記ゲート電極の一部は、厚さtSCを有する半導体材料の層を形成するために除去される。少なくとも一つのシリサイド金属を備える層は、この半導体層上に堆積され、この半導体層は、厚さtSILを有するケイ素化合物を形成するためにフルシリサイドされる。寸法t及びtSCは、関係t≧tSIL=tSC(1+b)、ここで(1+b)は形成されたケイ素化合物の体積膨張係数である、に従い選択される。上記ゲートスタックは、ゲート誘電体上にゲート電極を形成することにより形成され、サイドウォール・スペーサーは、このゲートスタックに対向して位置して形成される。
他の例において、完全なゲート電極は、半導体材料に形成され、このゲート電極の一部は、厚さtSCを有する半導体層へ半導体材料を薄くすることにより除去される。
他の例において、ゲート電極は2つの部分から成る。一つの部分は、ゲート誘電体に接しており、半導体材料から形成される。この部分は、厚さtSCを有している。他の部分は、ゲート誘電体に接しておらず、半導体の接触部分に関して選択的に除去可能な材料に形成される。この接触しない部分は、厚さtSCを有する接触部分が残るように選択的に除去される。
他の例において、フルシリサイド化ゲート電極を有するMOSFETデバイスを製造する方法が開示される。
その方法は、厚さtSCを有する半導体のゲートを設けることと; この半導体ゲート上に誘電性のサイドウォールを有し、それに整列し、高さtCOを有する容器を形成することと; 上記半導体ゲート上に少なくとも一つのシリサイド金属の層を堆積することと; 上記半導体ゲートをフルシリサイドし、ケイ素化合物が厚さtSILを有すること、とを含む。高さtCO及び厚さtSCは、関係tCO ≧(tSC b)に従い選択され、ここで、tSIL / tSC =(1+b)は、形成されたケイ素化合物の体積膨張係数である。
一例において、上記容器は、tSILに等しい又はtSILよりも大きい厚さを有する半導体のゲートを形成すること; この半導体のゲートに対向するサイドウォール・スペーサーを形成すること; 及び厚さtSCを有する半導体ゲートを得るために上記半導体のゲートを薄くすること、により形成可能である。
他の例において、上記容器は、半導体のゲートに関して選択的に除去可能な半導体ゲートの上に材料を積み重ねること; この積み重ね層に対向するサイドウォール・スペーサーを形成すること; 及び厚さtSCを有する半導体ゲートを得るために積み重ねられた部分を除去すること、により形成可能である。
好ましくは、上記ケイ素化合物を形成するために用いられる半導体材料及びシリサイド金属は、それぞれシリコンとニッケルである。
本発明の文脈において、「ケイ素化合物(シリサイド)」、「シリサイドされた、シリサイド化」、「シリサイドする」の用語は、金属とシリコンとの間の反応を示すが、しかしシリコンに限定されることを意図するものではない。例えば、金属と、ゲルマニウム(Ge)又は他の適切な半導体材料との反応もまた、シリサイドすると呼ぶことができる。
本発明の構成では、用語「メタルリッチ・ケイ素化合物」は、上記金属と上記半導体との間の反応に起因する材料を指し、ここで、半導体と金属との比は、1より大きい。
図1は、厚さtSCを有し少なくとも一つの半導体材料を備える第1層1、及び厚さtMOを有し少なくとも一つの金属2を備える第2層を積み重ねた二次元の模式的な断面を示す。実質的に、全体の半導体層1がシリサイドすることで消費されるように、金属層2の厚さ及び半導体層1の厚さは選択される。
上記半導体層は、シリコン、ゲルマニウム、シリコン・ゲルマニウム、又はそれらの組み合わせを備えることができる。
上記金属層は、タングステン(W)のような耐熱金属、白金(Pt)のような貴金属、ニッケル(Ni)のような貴金属に近い金属、チタン(Ti)、コバルト(Co)、パラジウム(Pd)のような遷移金属、又は、それらのいずれかの組み合わせを備えることができる。
このスタック1、2に十分な熱エネルギーを供給したとき、実質的に、全ての半導体材料1は、厚さtSILを有し両材料の合金からなる金属層3(点線の領域)を形成する金属2と反応するであろう。
この熱エネルギーは、技術的によく知られた、急速熱処理(RTP)、スパイク・アニール、及びレーザー・アニールのような、1つ又は2つの熱処理工程にて供給可能である。
いかなる過剰金属も、合金層3に選択的に移すことができる。この合金層3もケイ素化合物層として知られている。
この合金層3の体積は、大きな薄い層に関して、つまりtSIL>tSCにて図1に示すように、第1層1の体積よりも大きくなり得る。
合金層3の体積が半導体材料の層1に対して増加する度合いは、半導体材料1と合金層3を形成するのに使用される金属2との選択、及び上記合金層が成長するケイ素化合物相に依存する。このことは、M.A.Nicolet等による「VLSI electronics : Microstructure Science, 第6巻」監修者:N. G. Einspruch及びG. B. Larrabee、Academic Press, ニューヨーク、1983, 第6章、455〜459頁、から知られている。
厚さのこの増加は、ケイ素化合物層3の金属含有量に比例する。ニッケル2及びシリコン1間の反応により形成されるニッケルシリサイド3の例において、厚さ比率(tSIL / tSC)=(1+b)にて表現される膨張は、NiSiに関する約1.1(b=0.1)から、NiSiに関する約1.63(b=0.63)まで、及びNiSiに関する約2.15(b=1.15)まで増加する。NiSiの場合、ゲート電極の厚さは、係数約2.15まで増加し、一方、PtSiの場合では、体積は、係数約1.7まで増加する。従って、厚さtSC=100nmであるシリコン層が、NiSi又はPtSiシリサイドを形成したときに完全に消費されたならば、結果としてケイ素化合物層は、それぞれ215nm、170nmの厚さtSILを有するであろう。
メタルリッチ・ケイ素化合物がpMOSFETデバイス用のフルシリサイド化ゲート電極を形成するために好ましく使用されるように、体積膨張により引き起こされる電気的短絡の問題は、pMOSFETデバイスに関してより顕著である。W.Maszara等は、「Transistors with Dual Work Function Metal Gates by Single Full Silicidation (FUSI) of Polysilicon gates」IEDM 会報 2002 P367-370 にて開示する。この全体、ニッケル・ケイ素化合物を形成するために組み合わせられるべき多結晶シリコン及びニッケルは、参考文献として本願に組み込まれる。堆積されるニッケルの量に依存して、NiSi、NiSi、NiSi、Ni31Si12、及びNiSi相のような、種々の相を得ることができる。
図3aから図3dは、フルシリサイドMOSFETを製造する方法を示す。
MOSFETデバイス4は、図3aに示されるように設けられ、ゲート電極6と、基板7からゲート電極6を分離するゲート誘電体5を備える。
ゲート電極6は、半導体材料1から形成され、厚さtSCを有する。
容器9は、ゲート電極6の露出表面の上方に生成される。この容器9は、ゲート電極6により、及び、少なくともゲート電極6を包みかつゲート電極6上から高さtまで延在する誘電性の層8のスタック又は誘電性の層の壁により、規定される。
図3bに示されるように、体積(9+1)は、基板7の反対側に開口を有し、誘電性の層8及びゲート誘電体5が隣接して生成される。この体積(9+1)は、高さt=tSC+tCOを有し、半導体材料1で単に部分的に満たされる。ゲート電極6の露出表面において、一又は複数のシリサイド金属2が堆積される。この金属層2は、厚さtMOを有する。
図3cでは、金属層は、単に部分的に容器9を満たす。しかしながら、金属層2は、また、容器9を完全に満たしてもよいし、容器9より入れ過ぎてもよい。
十分な熱エネルギーの供給により、金属2及び半導体材料1は、反応し、ケイ素化合物3を形成する。
このケイ素化合物3は、一つの若しくは二つの工程のシリサイド処理を使用して形成可能である。
一つの工程のシリサイド処理では、実質的に全ての半導体材料1がケイ素化合物に変換される間に、一つの熱処理工程だけ(例えば、急速熱処理(RTP)による)が行なわれる。続いて、反応しないいずれの難溶性の金属2も除去するため、選択的な湿式エッチングが実行される。
一つの工程のシリサイド処理では、半導体材料1の全て又は一部分は、第1熱処理工程においてケイ素化合物に変換される。続いて、反応しないいずれの難溶性の金属2も除去するため、選択的な湿式エッチングが実行される。その後、第1熱工程の間にて完全なケイ素化合物が形成されない場合に、実質的に全ての半導体材料1をケイ素化合物3に変換するように、又は、第1熱処理工程の間にてフルシリサイド化ゲート電極が得られた場合に、ケイ素化合物相を変更するように、第2熱処理工程においてシリサイド反応が継続される。
誘電性層8による制限により、体積膨張は、本質的に基板7から遠ざかる方向における膨張である。
図3dに示すように、このように形成されたケイ素化合物3は、厚さtSILを有する。容器9の寸法及び体積(9+1)は、実質的に、全てのケイ素化合物3が体積(9+1)内に含まれるように選択される。ケイ素化合物3の露出表面10は、誘電性層8の露出表面11のレベルに等しい、又はそのレベルより低い。
好ましくは、半導体層1のフルシリサイド中に金属2が消費されるよりもより多くの金属2が供給される。好ましくは、十分な金属2が全ての半導体材料1を実質的にケイ素化合物3に変換するのに利用できることを保証するために必要なものより過剰の約10%の金属が堆積される。この過剰又は反応しない金属は、シリサイドした後に選択的に除去される。
図3eでは、ケイ素化合物3の露出表面10は、誘電性層8の露出表面11のレベルより下のレベルである。
頂部の反応しない金属(tME)は、フルシリサイド化ゲート電極3の上部表面を露出して、選択的に除去される。
いくつかの例は本発明を示すために含まれている。即ち、約170nm(tMO)のニッケルが約100nm(tSC)のポリシリコン上に堆積される場合、約215nm(tSIL)のNiSiがフルシリサイド後に形成されるか、又は、約109nm(tMO)のニッケルが約100nm(tSC)のポリシリコン上に堆積される場合、約163(tSIL)のNiSiがフルシリサイド後に形成される。
ケイ素化合物の含有物を得るために、容器9を正確な大きさに規定するため、以下の関係が得られる。即ち、
=tSC+tCO ≧ tSIL=tSC(1+b) [1]
CO ≧ b tSIL [2]
ここで、(1+b)は、形成されたケイ素化合物の体積膨張係数であり、(b.tSC)は、半導体層の厚さtSCを超えるケイ素化合物層の厚さである。
上で説明したように、bの値は、金属及び半導体材料の選択、並びに形成されるケイ素化合物相によって決定される。
図3aから図3dに示されるMOSFETデバイス4では、基板7に垂直な寸法だけが、容器9の大きさ、そしてその結果の体積(9+1)を示すためのパラメータとして使用される。この例において、基板7と平行な面における容器9の領域は、容器9のサイドウォールがゲート電極6のサイドウォールに整列するように、ゲート電極6の領域に等しい。好ましくは、ケイ素化合物は、膨張係数(1+b)が1より大きい状態で形成される。
図4aから図4eは、処理フローの例を模式的に示す。図4aは、ゲート電極6; ゲート電極6と基板7との間のゲート誘電体5; ゲート電極6とゲート誘電体5とのスタックに隣接する誘電性材料8に形成されるサイドウォール・スペーサー14; 並びにゲートスタック6,5に整列されサイドウォール・スペーサー14の真下に延在するソース接合領域12及びドレイン接合領域13を備える基板7上に形成されるMOSFETデバイス4を示す。図4aに示されるトランジスター4は、バルクトランジスター、又は複合ゲート・トランジスター(MuGFET)のような、いずれかのタイプの金属酸化膜半導体電界効果トランジスター(MOSFET)になりえる。
ゲート誘電体5は、シリコン酸化物、シリコン窒化酸化物、又はハフニウム酸化物、ケイ酸ハフニウムのような高k−誘電体(つまり、k>3、9)であり得る。ゲート電極6は、シリコン、シリコン・ゲルマニウム、又はゲルマニウムのような半導体材料1から形成される。
図4aに示すように、MOSFETデバイス4のゲート電極6は、多結晶シリコン又は多結晶のSixGeyのような単一の半導体材料1にて好ましくは形成される。
基板7は、シリコン又はゲルマニウム・ウエハーのようなバルク半導体基板、又は、絶縁体上のシリコン(SOI)若しくは絶縁体内のゲルマニウム(GeOI)のような絶縁体上の半導体の基板が可能である。
ゲート電極6及びゲート誘電体5のゲートスタックに横付けのサイドウォール・スペーサー14は、共形層を堆積すること、若しくはゲートスタックを覆う誘電材料8の層の積み重ねを堆積することにより、又は、技術的に知られるように、ゲート電極6が露出するまで、この誘電性層を異方性エッチングすることにより、好ましくは形成される。
典型的には、シリコン酸化物、シリコン窒化酸化物、又は炭化ケイ素の材料は、共形に堆積され、及び、反応性イオンエッチング(RIE)又はエッチングプラズマのようなドライエッチングを使用してエッチングされる。
サイドウォール・スペーサー14の高さtSPは、ゲートスタック5、6の高さにより決定される。つまり、tSP=tOX+t。体積(9+1)は、ゲート電極6に隣接してサイドウォール・スペーサー14を生成することにより形成される。体積(9+1)は、表面としてスペーサー14、及びゲート電極6に隣接したゲート誘電体5の側面を有する。体積(9+1)は、ゲート電極6の材料で完全に満たされる。図4aに示されるMOSFETデバイスは、いずれの当業者にも知られており十分に理解されるように、標準的な半導体プロセスによって製造することができる。
図4bでは、誘電性層のスタック15は、MOSFETデバイスを覆い堆積される。この誘電性層のスタック15は、ゲート電極6が露出するまで、化学機械的ポリッシング(CMP)により平面化される。
図4cで、ゲート電極6は、所定厚さtSCを有する半導体層が残り、高さtCOを有する容器9が生成されるまで、半導体材料の選択的なエッチング・バックによって部分的に薄くされる。体積(9+1)の大きさを決める一つの方法を以下に示す。[1]t=tSC+tCOの関係、及び[2]tCO ≧ b tSCの関係に従い、体積高さtは、所望の厚さtSILを有し実質的にスペーサー14内に含まれるフルシリサイド化ゲート電極3を得るために決定される。
形成されるケイ素化合物を選択することにより、堆積膨張係数(1+b)は、決定される。次に、スペーサー高さは、tSP=t+tOXで定義される。約2nm以下のゲート誘電体厚さtOXを有するデバイスに関して、体積(9+1)の高さを決定するとき、厚さtOXを無視することもできる。つまり、tSP=tとなる。必要とされるスペーサーの高さは、堆積されたままの半導体層1の厚さを決定する。選択されたケイ素化合物の厚さtSIL及び体積(9+1)の高さtに関して、残るべきものである半導体層の厚さtSCを決定することができる。つまり、tSC = tSIL /(1+b)、及び、従って、堆積されたままの層tCOを薄くする。
図4dでは、金属2の層が堆積される。この金属2の層は、厚さtMOを有する。
図4eでは、半導体材料1及び金属2は、厚さtSILを有するケイ素化合物3を形成するように反応した。規定の厚さtSCに達するまでゲート電極1を適切に薄くすることにより、ケイ素化合物の体積膨張bを吸収可能な容器9が形成される。つまり、tCO ≧ b tSCである。図4eに示されるように、FUSIゲート電極6は、サイドウォール・スペーサー14内に完全に含まれている。つまり、t = tSC+tCO > tSIL = tSC(1+b)である。
図5aから図5cは、他の例の処理フローを模式的に示す。
図5aに示されるMOSFETデバイス4は、そのゲート電極6がそれぞれ厚さtCO、tSCを有する2つの層16、1のスタックを備える点で、図4aに示されるMOSFETデバイス4と異なる。これらの厚さは、上述した手順に従って、又は上記関係[1]及び[2]を用いることによって決定することができる。
それらの層16、1は、異なった材料にて形成され、露出する層16が選択的に除去可能なように選択される。ゲート誘電体5に接する層は、少なくとも一つの半導体材料1から成る。一方、露出する層16は、接触部分1に関して選択的に除去することができる誘電体又は半導体材料であることが可能である。
ゲート電極6は、当業者に知られているように、基板7上に所望の層のスタック16、1を一様に堆積することにより、及びゲート電極6を形成するように、層の上記スタックをパターニングすることにより、形成することができる。
任意に、ソース領域12及びドレイン領域13は、層1が影響されないことに注意するならば、ケイ素化合物15となることが可能である。ゲート電極16の露出した層は、誘電材料(例えば窒化ケイ素、酸化ケイ素、及び炭化ケイ素)のような、金属2と反応しない材料から構成されるか、又はシリコン・ゲルマニウム又はゲルマニウムのような半導体材料から形成されるが、ソース12及びドレイン13上にシリサイド領域15を形成するとき、部分的にのみ消費されるように大きさが規定される。この工程の間に、ゲート電極6に形成されたケイ素化合物は、層1には延在しない。
図5bでは、誘電性層のスタック15は、MOSFETデバイス上に堆積される。この誘電性層のスタック15は、ゲート電極6が露出するまで、化学機械的ポリッシング(CMP)により平面化される。この誘電性層のスタック15は、フルシリサイドゲート電極を形成するとき、ソース12及びドレイン13をマスクする。
図5cで、ゲート電極6の最上層16は、半導体層1が露出するように、選択的に除去される。好ましくは、最上層16は、シリコン・ゲルマニウムから形成され、一方、下層1は、多結晶シリコンから形成される。所定の厚さtSCを有する半導体層1が残り、所定の高さtCOを有する容器9が生成されるように、ドライエッチング処理がシリコン・ゲルマニウム・プラグ16を除去するために用いられる。
図5dでは、厚さtMOを有する材料2の層が基板上に一様に堆積される。
好ましくは、この層はニッケル層である。
好ましくは、MOSFETデバイス4は、MOSFETデバイス4がpMOSFETである場合にメタルリッチのフルシリサイドゲート電極3を形成するために、及びMOSFETデバイス4がnMOSFETである場合にメタルリッチの部分的シリサイドゲート電極を形成するために、急速熱処理(RTP)のような第1熱処理工程にて、加熱される。
反応しない金属は除去され、図5eに示されるMOSFETデバイス1を生成する。
部分的にシリサイドされたnMOSFETのゲート電極6が完全にシリサイドされるようになる、急速熱処理(RTP)のような第2熱処理工程により、シリサイド処理は、完了する。
図1は、ケイ素化合物の形成に関連した体積膨張を模式的に示す。 図2は、フルシリサイド化ゲートの形成時に発生可能な問題を模式的に示す。 図3aは、一例による、フルシリサイドされたMOSFETを製造する方法を示す模式的な断面図である。 図3bは、一例による、フルシリサイドされたMOSFETを製造する方法を示す模式的な断面図である。 図3cは、一例による、フルシリサイドされたMOSFETを製造する方法を示す模式的な断面図である。 図3dは、一例による、フルシリサイドされたMOSFETを製造する方法を示す模式的な断面図である。 図3eは、一例による、フルシリサイドされたMOSFETを製造する方法を示す模式的な断面図である。 図4aは、一例による、処理フローを示す模式的な断面図である。 図4bは、一例による、処理フローを示す模式的な断面図である。 図4cは、一例による、処理フローを示す模式的な断面図である。 図4dは、一例による、処理フローを示す模式的な断面図である。 図4eは、一例による、処理フローを示す模式的な断面図である。 図5aは、別の例による、処理フローを示す模式的な断面図である。 図5bは、別の例による、処理フローを示す模式的な断面図である。 図5cは、別の例による、処理フローを示す模式的な断面図である。 図5dは、別の例による、処理フローを示す模式的な断面図である。 図5eは、別の例による、処理フローを示す模式的な断面図である。
符号の説明
2…シリサイド金属、5…ゲート誘電体、6…ゲート電極、
14…サイドウォールスペーサ。

Claims (12)

  1. フルシリサイド化ゲート電極を有する少なくとも一つのMOSFETデバイスを製造する方法であって、
    ゲート誘電体及びゲート電極からなるゲートスタックを設け、ここで、上記ゲート電極は厚さtを有し、上記ゲート誘電体に接する上記ゲート電極の少なくとも一部分は、半導体材料にて形成され、及び上記ゲートスタックのサイドウォールは、誘電性層により包まれ;
    上記ゲート誘電体に接する上記半導体材料の層厚さtSCを得るため、部分的に上記ゲート電極を除去し;
    上記半導体層上の少なくとも一つのシリサイド金属の層を堆積し; そして
    厚さtSILを有するシリサイドを形成するため上記半導体層をフルシリサイドする、
    ここで、t及びtSCは、関係t ≧tSIL=tSC(1+b)に従い選択され、ここで(1+b)はシリサイドの体積膨張係数である。
  2. 上記ゲートスタックのサイドウォールを包む上記誘電性層は、スペーサーである、請求項1記載の製造方法。
  3. 上記スペーサーは、上記ゲートスタックの上記サイドウォールに対して誘電性材料の共形層を堆積し、その後上記誘電性材料(8)を異方性にエッチバックすることで形成される、請求項2記載の製造方法。
  4. 上記ゲート電極を部分的に除去する工程は、厚さtSCを有する上記半導体層を得るため半導体材料を薄くする工程を備える、請求項1から3のいずれかに記載の製造方法。
  5. 上記半導体材料はシリコンである、請求項1から4のいずれかに記載の製造方法。
  6. 上記シリサイド金属はニッケルである、請求項1から5のいずれかに記載の製造方法。
  7. 上記ゲート誘電体に接触していない上記ゲート電極の一部は、上記半導体材料に対して選択的に除去可能な材料にて形成される、請求項1から6のいずれかに記載の製造方法。
  8. 上記ゲート電極を部分的に除去する工程は、上記半導体材料を露出するため、上記ゲート誘電体に接触していない上記一部を選択的に除去する工程を備える、請求項7記載の製造方法。
  9. 上記ゲート誘電体に接触していない上記一部は、SixGeyにて形成される、請求項7又は8記載の製造方法。
  10. 上記半導体材料をフルシリサイドする工程は、実質的に全ての上記半導体材料をケイ素化合物に変換するようにサーマルバジェットを供給する工程と、反応しないいずれの金属をも除去する工程とを備える、請求項1から9のいずれかに記載の製造方法。
  11. 上記半導体材料をフルシリサイドする工程は、部分的に上記半導体材料をケイ素化合物へ変換するように第1サーマルバジェットを供給する工程と、反応しないいずれの金属をも除去する工程と、上記半導体材料のケイ素化合物への変換を完了するための第2サーマルバジェットを供給する工程とを備える、請求項1から9のいずれかに記載の製造方法。
  12. 厚さtSCを有する半導体材料を備える(あるいは、からなる)電極ゲートを設け;
    上記半導体材料上に誘電性のサイドウォールを有し、及びそれに整列された容器を形成し、ここで上記容器は、高さtCOを有し;
    上記半導体材料上に少なくとも一つのシリサイド金属の層を堆積し; そして
    厚さtSILを有するケイ素化合物を形成するため上記半導体材料をフルシリサイドする、各工程を備え、
    ここで、tCO及びtSCは、関係tCO ≧(b.tSC)に従い選択され、
    ここで、tSIL / tSC =(1+b)は、形成されたケイ素化合物の体積膨張係数である、
    フルシリサイド化ゲート電極を有するMOSFETデバイスの製造方法。
JP2006190584A 2005-07-11 2006-07-11 フルシリサイド化ゲートmosfetの形成方法及び該方法により得られるデバイス Pending JP2007027727A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US69804605P 2005-07-11 2005-07-11
EP05447277A EP1744351A3 (en) 2005-07-11 2005-12-09 Method for forming a fully silicided gate MOSFET and devices obtained thereof

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007027727A true JP2007027727A (ja) 2007-02-01

Family

ID=37788005

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006190584A Pending JP2007027727A (ja) 2005-07-11 2006-07-11 フルシリサイド化ゲートmosfetの形成方法及び該方法により得られるデバイス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007027727A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8653579B2 (en) 2010-06-30 2014-02-18 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor storage device
US9053962B2 (en) 2012-07-03 2015-06-09 Fujitsu Semiconductor Limited Semiconductor device and fabrication process thereof

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11284179A (ja) * 1998-03-30 1999-10-15 Sony Corp 半導体装置およびその製造方法
JP2001168059A (ja) * 1999-12-03 2001-06-22 Matsushita Electronics Industry Corp 半導体装置及びその製造方法
WO2004057659A1 (en) * 2002-12-20 2004-07-08 Koninklijke Philips Electronics N.V. Method of manufacturing a semiconductor device and semiconductor device obtained with such a method
JP2005524243A (ja) * 2002-04-30 2005-08-11 アドバンスト・マイクロ・ディバイシズ・インコーポレイテッド シリサイドを使用する金属ゲート電極およびこれを形成する方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11284179A (ja) * 1998-03-30 1999-10-15 Sony Corp 半導体装置およびその製造方法
JP2001168059A (ja) * 1999-12-03 2001-06-22 Matsushita Electronics Industry Corp 半導体装置及びその製造方法
JP2005524243A (ja) * 2002-04-30 2005-08-11 アドバンスト・マイクロ・ディバイシズ・インコーポレイテッド シリサイドを使用する金属ゲート電極およびこれを形成する方法
WO2004057659A1 (en) * 2002-12-20 2004-07-08 Koninklijke Philips Electronics N.V. Method of manufacturing a semiconductor device and semiconductor device obtained with such a method

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8653579B2 (en) 2010-06-30 2014-02-18 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor storage device
US9053962B2 (en) 2012-07-03 2015-06-09 Fujitsu Semiconductor Limited Semiconductor device and fabrication process thereof

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7491635B2 (en) Method for forming a fully silicided gate and devices obtained thereof
CN105895694B (zh) 堆叠的全环栅FinFET及其形成方法
JP5015446B2 (ja) 二重の完全ケイ化ゲートを形成する方法と前記方法によって得られたデバイス
JP4299791B2 (ja) Cmosデバイスのゲート構造を作製する方法
TWI485848B (zh) 半導體裝置及其製造方法
US8614434B2 (en) MOSFET with a nanowire channel and fully silicided (FUSI) wrapped around gate
JP4144884B2 (ja) Cmosトランジスタの製造方法
CN109427776A (zh) 用于半导体器件的自对准结构、半导体结构及其形成方法
TW200931666A (en) High performance MOSFET
JP2013511852A (ja) FinFETとトライゲートデバイス用のラップアラウンド型コンタクト
TW200832618A (en) Semiconductor structure
TW201013758A (en) Semiconductor device and method for making semiconductor device having metal gate stack
JP2006054423A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2007019129A (ja) 半導体装置の製造方法及び半導体装置
JP2023532974A (ja) スタックゲート構造
TW201244003A (en) Memory device having buried bit line and vertical transistor and fabrication method thereof
CN103579314B (zh) 半导体器件及其制造方法
TWI511286B (zh) 具有縮減長度之汲極和源極區及與其毗鄰之受力介電材料的soi電晶體
JP2007214436A (ja) 半導体装置の製造方法および半導体装置
US10229984B2 (en) Gap fill of metal stack in replacement gate process
US7704838B2 (en) Method for forming an independent bottom gate connection for buried interconnection including bottom gate of a planar double gate MOSFET
JP2007027727A (ja) フルシリサイド化ゲートmosfetの形成方法及び該方法により得られるデバイス
US8530972B2 (en) Double gate MOSFET with coplanar surfaces for contacting source, drain, and bottom gate
TW200303587A (en) Method of forming different silicide portions on different silicon-containing regions in a semiconductor device
CN104681535B (zh) 半导体器件的接触件结构

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20090213

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20090213

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20100408

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20100408

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120419

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20120424

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20120710

A602 Written permission of extension of time

Effective date: 20120713

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

A02 Decision of refusal

Effective date: 20121106

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02