JP2007027326A - 有機電界効果トランジスタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 電流値が大きく、かつ同一の有機半導体を用いてp・nチャネル双方の有機電界効果トランジスタを提供する。
【解決手段】 OFET1は、最下層となるゲート電極2と、n形シリコンからなるn−Si(シリコン)層3と、SiO(二酸化シリコン)層4と、電荷発生層としてのV(五酸化バナジウム)層5と、有機半導体層としてのCuPc(銅フタロシアニン)層6と、最上層となるソース電極7及びドレイン電極8とを積層して構成されている。V層5に生じた正孔がCuPc層6に注入されることによりその移動度を向上させることができる。また、正のゲート電圧Vgを印加することで動作させることができるため、nチャネルのFETとして動作させることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、有機半導体を用いた有機電界効果トランジスタに関する。
近年、有機電界発光素子(OLED)が実用段階を迎えている。OLEDは、有機物を用いていることから軽量・柔軟であり、折り曲げや着用が可能なディスプレイなども提案されている。このようなデバイスの実現には駆動用のトランジスタが必要であるが、OLEDと同様に軽量・柔軟であることが必要である。このため、有機電界効果トランジスタ(OFET)の研究が盛んに進められている(例えば、特許文献1,特許文献2)。
特許文献1では、基板上に形成されたゲート電極の上に、ゲート絶縁層と、p形半導体材料である銅フタロシアニン等からなる第1半導体層とn形半導体材料であるフッ化銅フタロシアニンとからなる第2半導体層と、ソース・ドレイン電極が形成された保護層とを積層して構成される有機電界効果トランジスタが開示されている。
また、特許文献2では、基板上に形成されたゲート電極の上に、ゲート絶縁層と、銅フタロシアニンからなる第1半導体層と亜鉛フタロシアニンとからなる第2半導体層と、ソース・ドレイン電極が形成された保護層とを積層して構成される有機電界効果トランジスタが開示されている。
特開2004−235624号公報 特開2004−266267号公報
最近の報告では、ペンタセンなどを用いることでアモルファスシリコン程度の移動度を持つ素子が報告されてきている。ここで、移動度は素子の動作速度や電流値に関係する値である。これまでのOFETにおいて、一般にはキャリヤ濃度や移動度はそれほど高いものは得られておらず、そのため素子動作時のドレイン電流値も大きくない。
そこで本発明は上記問題点に鑑み、動作時ドレイン電流値の大きい有機電界効果トランジスタを提供することを目的とする。
また、OFETにおいてはpチャネルおよびnチャネルFETを作製するにあたって、それぞれ適宜p形またはn形の有機半導体材料を選択する必要があった。そこで本発明は上記問題点に鑑み、p形またはn形一方のみの有機半導体により、nチャネルまたはpチャネルFETとしての動作が可能なOFETを提供することを目的とする。
本発明における請求項1では、ゲート電極と、有機半導体からなる有機半導体層と、ゲート電極と有機半導体層とを絶縁する絶縁層と、ドレイン電極及びソース電極から構成される有機電界効果トランジスタにおいて、正孔(ラジカルカチオン)または伝導電子(ラジカルアニオン)を生成する電荷発生層を前記有機半導体層に密接させて設けている。
また本発明における請求項2の有機電界効果トランジスタでは、前記絶縁層と前記有機半導体層との間に前記電荷発生層を備えている。
このようにすると、電荷発生層に生じた電荷が有機半導体層に注入される。すなわち、正のゲート電圧を印加することで正孔、負のゲート電圧を印加することで電子が有機半導体層に注入される。この時有機半導体層がp形であっても、正のゲート電圧で正孔を有機半導体層に注入することでFET動作させることができるため、外部回路から見た場合あたかもnチャネルのFETとして動作させることができる。
本発明における請求項3の有機電界効果トランジスタでは、前記絶縁層と前記電荷発生層との間に前記有機半導体を備えている。
このようにすると、ゲート電圧の印加により電荷発生層に生じた電荷が有機半導体層に注入される。すなわち、有機半導体層のキャリヤ濃度が大きくなり、大きなドレイン電流を得ることができる。
本発明における請求項4の有機電界効果トランジスタでは、前記ドレイン電極及び前記ソース電極と、前記有機半導体層又は前記電荷発生層との間に、アルカリ金属イオン、アルカリ土類金属イオンおよび希土類金属イオンのうち、少なくとも1種類を含む化合物、または単体からなる薄膜を備えている。
このようにすると、ドレイン電極及びソース電極と有機半導体層または電荷発生層との間に挿入した、アルカリ金属イオン、アルカリ土類金属イオンおよび希土類金属イオンのうち、少なくとも1種類を含む化合物、または単体の薄膜は、ソースまたはドレイン電極から有機半導体層または電荷発生層へ電子または正孔を効率よく注入・注出する。また、上述したものと同様に電荷発生層に生じた電子または正孔がゲート電圧により有機半導体層に注入される。これらの手法は有機半導体層のキャリヤ濃度を向上させるための効果的な手段であり、大きなドレイン電流値を得ることができる。
本発明における請求項5の有機電界効果トランジスタでは、抵抗率が1.0×10Ω・cm以上の絶縁性物質を電荷発生層に用いている。これにより、電荷発生層によって常に導通状態になることはなく、良好なFET動作をさせることができる。
本発明における請求項6の有機電界効果トランジスタでは、電荷発生層の膜厚を有機半導体層の膜厚よりも小さくしている。これによって、FET動作させるにあたって大きなゲート電圧を必要としない。
本発明における請求項7の有機電界効果トランジスタでは、2種類以上の物質の混合もしくは積層で形成され、かつ内部で生成された電子または正孔がゲート電圧により前記有機半導体層に注入される電荷発生層を備えている。これによって、1種類の物質よりも効率よく電子または正孔を発生・注入させることができる。
本発明における請求項8または9の有機電界効果トランジスタでは、アルカリ金属イオン、アルカリ土類金属イオンおよび希土類金属イオンのうち、少なくとも1種類を含む化合物、または単体の薄膜が電荷発生層と有機半導体の間に挿入または有機半導体に含有されている。このようにすると、電荷発生層に生じた電子または正孔が有機半導体層に注入されやすくなる。
本発明の請求項1,2によると、同一の有機半導体を用いてp・nチャネル双方の有機電界効果トランジスタを提供できる。すなわち、n形の有機半導体でpチャネル動作が可能な有機電界効果トランジスタ、およびp形の有機半導体でnチャネル動作が可能な有機電界効果トランジスタを提供することができる。
また本発明の請求項3,4,7,8によると、ドレイン電流値が大きい有機電界効果トランジスタを提供することができる。
本発明の請求項5,6によると、FET動作に関する性能を向上させることができる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明における有機電界効果トランジスタの好ましい実施例を説明する。
本実施例では電荷発生層にVを使用しているが、電圧を印加すると電子または正孔が発生する電荷発生作用を持つ材料、例えば特開2003−045676号公報、あるいは特開2003−272860号公報に記載されている材料などであれば、電荷発生層として用いることができる。電荷発生層は、具体的には、例えば有機半導体層を酸化し得る物質TCNQ(テトラシアノキノジメタン),4F−TCNQ(テトラフルオロ−テトラシアノキノジメタン),塩化第2鉄などや、絶縁性物質では五酸化バナジウムなどが挙げられる。また、当該材料から選択された2種類以上の物質の混合もしくは積層で形成されていてもよい。また、電荷発生層には、抵抗率が1.0×10Ω・cm以上の絶縁性物質を用いるのが好ましい。この場合には、電荷発生層によって常に導通状態になることはなく、良好なFET動作をさせることができる。
図1は、本実施例におけるOFETの構成例を示したものである。このOFET1は、最下層となるゲート電極2と、n形シリコンからなるn−Si(シリコン)層3と、絶縁層としてのSiO(二酸化シリコン)層4と、電荷発生層としてのV(五酸化バナジウム)層5と、有機半導体層としてのCuPc(銅フタロシアニン)層6と、最上層となるソース電極7及びドレイン電極8とを積層して構成されている。具体的な製造方法としては、ゲート電極2が設けられたn−Si層3となるn形Siウエハの表面を酸化して厚さ100nmのSiO層4を形成し、このSiO層4の表面に真空蒸着法で、厚さ20nmのV層5と厚さ70nmのCuPc層6とを積層状態に堆積し、そして、端子材料としての金をソース電極7,ドレイン電極8としてCuPc層6の上に堆積することによりOFET1となる。V層5の膜厚は、CuPc層6の膜厚よりも小さくなっており、これによって、FET動作させるにあたって大きなゲート電圧を必要としない。なお、ソース電極7,ドレイン電極8がCuPc層6の下に堆積されていても良い。
ゲート電極2に正のゲート電圧Vgを印加すると、ドレイン−ソース間を流れるドレイン電流Idsが増大し電界効果トランジスタ(FET)として作用する。このような動作は電荷発生の機能を持つV層5から、有機物であるCuPc層6に正孔が注入されることに基づくと考えられる。
次に、上記構成を有するOFET1の動作について図3に基づき説明する。
OFET1が動作しないバイアスの無い状態では、CuPc層6は電気的に中性になっている。OFET1に正のゲート電圧Vgが印加されると、V層5からCuPc層6へ正孔が注入される。当該正孔によりCuPc層6の導電率が向上し、大きなドレイン電流を誘導することができる。一方、V層5には電子が蓄積されるので、この電子をドレイン電流として流出することもできる。すなわち、OFET1にV層5を設けることによりそのドレイン電流及び増幅度が向上する。なお、V層5に生じた正孔がCuPc層6に注入されやすくするため、アルカリ金属イオン、アルカリ土類金属イオンおよび希土類金属イオンのうち、少なくとも1種類を含む化合物又は単体からなる薄膜をV層5とCuPc層6との間に挿入するか、またはCuPc層6にこれらを含有させるのが好ましい。
図4(a)は、OFET1からV層5を除去したOFETにおいて、負のゲート電圧Vgを印加した場合のドレイン−ソース電圧Vdsに対するドレイン電流Idsの値をグラフにした静特性である。同図から、ドレイン電流Idsは、ゲート電圧Vgの増加と共に直線的に増加し、やがて飽和に至るのが分かる。なお、ゲート電圧Vgに対するドレイン電流Idsの値の平方根が図4(b)のグラフに描かれており、その電界効果移動度が曲線の傾きから計算されている。ここでは電界効果移動度μの値が約2.5×10−4cm/Vsと見積もられる。
これに対して、様々な正のゲート電圧Vgで操作されたOFET1のドレイン−ソース電圧Vdsに対するドレイン電流Idsの値をグラフにしたものが図5(a)である。V層5を有するOFET1では、ゲート電圧Vgを正としたにもかかわらず、V層5がない場合の特性を示す図4(a)に比べ、ドレイン電流Idsの値が大きく増加している。なお、ゲート電圧Vgに対するドレイン電流Idsの値の平方根が図5(b)のグラフに描かれており、その電界効果移動度が曲線の傾きから計算される。この場合、電界効果移動度μの値が約3.6×10−3cm/Vsと見積もられる。
CuPcを用いた一般的なOFET(OFET1においてV層5を除去したOFET)では、負のゲート電圧Vgを印加することでCuPc層6とSiO層4の界面付近にCuPcの正孔を集めることでpチャネルのFETとして動作させる。本発明のOFET1では、正のゲート電圧Vgを印加することで動作しており、外部からはnチャネルのFETとして動作しているように観測される。有機物の多くはp形動作するためnチャネルのFETの報告は少ないが、回路構成上nチャネル動作のFETは重要である。また、動作時のドレイン電流はV層5を挿入することで飛躍的に向上している。
本実施例の変形例として、図2のような構成のOFETとすることもできる。本変形例のOFET1では、図1のOFET1におけるV層5とCuPc層6の位置を入れ替えた構造になっている。すなわち、本変形例のOFET1は、最下層となるゲート電極2と、n−Si層3と、SiO層4と、CuPc層6と、V層5と、最上層となるソース電極7及びドレイン電極8とを積層して構成されている。
OFET1に負のゲート電圧Vgが印加されると、V層5からCuPc層6へ正孔が注入される。当該正孔によりCuPc層6の導電率が向上し、大きなドレイン電流を誘導することができる。すなわち、OFET1にV層5を設けることによりそのドレイン電流及び増幅度が向上する。
また、ドレイン電極8及びソース電極7とV層5との間に、アルカリ金属イオン、アルカリ土類金属イオンおよび希土類金属イオンのうち、少なくとも1種類を含む化合物又は単体からなる薄膜を挿入すると、ソース電極7又はドレイン電極8からV層5へ正孔または電子が効率よく注入される。
この変形例において、ドレイン電極8およびソース電極7はV層5とCuPc層6の間にあっても良い。
これらの手法は有機半導体層のキャリヤ濃度を向上させるための効果的な手段であり、大きなドレイン電流値を得ることができる。
以上のように本実施例では、ゲート電極2と、有機半導体からなる有機半導体層としてのCuPc層6と、ゲート電極2とCuPc層6とを絶縁する絶縁層としてのSiO層4と、ドレイン電極8及びソース電極7から構成される有機電界効果トランジスタとしてのOFET1において、正孔または電子を生成する電荷発生層としてのV層5をCuPc層6に密接させて設けている。
また本実施例のOFET1は、SiO層4とCuPc層6との間にV層5を備えている。
このようにすると、V層5に生じた電荷がCuPc層6に注入される。すなわち、正のゲート電圧Vgを印加することで正孔、負のゲート電圧−Vgを印加することで電子がCuPc層6に注入される。この時CuPc層6がp形であっても、正のゲート電圧Vgで正孔をCuPc層6に注入することでFET動作させることができるため、外部回路から見た場合あたかもnチャネルのFETとして動作させることができる。
さらに本実施例のOFET1は、ゲート電極2とCuPc層6とを絶縁するSiO層4を設けると共に、ドレイン電極8及びソース電極7とCuPc層6との間にV層5を備えている。
また本実施例のOFET1は、ドレイン電極8及びソース電極7とV層5との間に、アルカリ金属イオン、アルカリ土類金属イオンおよび希土類金属イオンのうち、少なくとも1種類を含む化合物、または単体からなる薄膜を備えている。
このようにすると、V層5に生じた正孔がゲート電圧VgによりCuPc層6に注入される。また、ドレイン電極8及びソース電極7とV層5の間に挿入した、アルカリ金属イオン、アルカリ土類金属イオンおよび希土類金属イオンのうち、少なくとも1種類を含む化合物、または単体の薄膜は、ソースまたはドレイン電極8からV層5へ正孔を効率よく注入する。これらの手法はCuPc層6のキャリヤ濃度を向上させるための効果的な手段であり、大きなドレイン電流値を得ることができる。
さらに本実施例のOFET1は、抵抗率が1.0×10Ω・cm以上の絶縁性物質を電荷発生層に用いている。これにより、電荷発生層によって常に導通状態になることはなく、良好なFET動作をさせることができる。
また本実施例のOFET1は、V層5の膜厚をCuPc層6の膜厚よりも小さくしている。これによって、FET動作させるにあたって大きなゲート電圧Vgを必要としない。
さらに本実施例のOFET1は、1種類または2種類以上の物質の混合もしくは積層で形成され、かつ内部で生成された正孔または電子がゲート電圧により前記有機半導体層に注入される電荷発生層を備えている。これによって、1種類の物質よりも効率よく正孔または電子を発生・注入させることができる。
また本実施例のOFET1は、アルカリ金属イオン、アルカリ土類金属イオンおよび希土類金属イオンのうち、少なくとも1種類を含む化合物、または単体の薄膜が電荷発生層と有機半導体の間に挿入または有機半導体に含有されている。このようにすると、電荷発生層に生じた正孔または電子が有機半導体層に注入されやすくなる。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更可能である。OFET1の構成材料や素子構造は、様々な変形例が考えられる。特に電荷発生層が、同種もしくは異なる種類の有機半導体層で挟持され、それぞれの有機半導体層内に正孔または電子がゲート電圧により注入され得る構造であっても構わない。また複数の電荷発生層および有機半導体層を有する構造であっても構わない。
本発明の第1実施例における有機電界効果トランジスタの構造を示す模式図である。 同上、有機電界効果トランジスタの変形例を示す模式図である。 同上、有機電界効果トランジスタの動作原理を示す説明図である。 同上、有機電界効果トランジスタの静特性を示すグラフである。 従来例における有機電界効果トランジスタの静特性を示すグラフである。
符号の説明
1 OFET(有機電界効果トランジスタ)
2 ゲート電極
4 SiO層(絶縁層)
5 V層(電荷発生層)
6 CuPc層(有機半導体層)
7 ソース電極
8 ドレイン電極

Claims (9)

  1. ゲート電極と、有機半導体からなる有機半導体層と、有機半導体層とゲート電極を絶縁する絶縁層と、ドレイン電極及びソース電極から構成される有機電界効果トランジスタにおいて、電子または正孔を生成する電荷発生層を前記有機半導体層に密接させて設けたことを特徴とする有機電界効果トランジスタ。
  2. 前記絶縁層と前記有機半導体層との間に前記電荷発生層を備え、前記有機半導体層にドレイン電極及びソース電極を設けたことを特徴とする請求項1記載の有機電界効果トランジスタ。
  3. 前記絶縁層と前記電荷発生層との間に前記有機半導体を備え、前記電荷発生層にドレイン電極及びソース電極を設けたことを特徴とする請求項1記載の有機電界効果トランジスタ。
  4. 前記ドレイン電極および前記ソース電極と、前記有機半導体層又は前記電荷発生層との間に、アルカリ金属イオン、アルカリ土類金属イオンおよび希土類金属イオンのうち、少なくとも1種類を含む化合物、または単体からなる薄膜を備えたことを特徴とする請求項2又は請求項3記載の有機電界効果トランジスタ。
  5. 前記電荷発生層は抵抗率が1.0×10Ω・cm以上の絶縁性物質からなることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の有機電界効果トランジスタ。
  6. 前記電荷発生層は、その膜厚が前記有機半導体層の膜厚より小さいものであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の有機電界効果トランジスタ。
  7. 前記電荷発生層は、2種類以上の物質の混合もしくは積層で形成されたものであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の有機電界効果トランジスタ。
  8. 前記電荷発生層と前記有機半導体層との間に、アルカリ金属イオン、アルカリ土類金属イオンおよび希土類金属イオンのうち、少なくとも1種類を含む化合物、または単体からなる薄膜を有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の有機電界効果トランジスタ。
  9. 前記有機半導体層は、アルカリ金属イオン、アルカリ土類金属イオンおよび希土類金属イオンのうち、少なくとも1種類を含む化合物、または単体を含有するものであることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の有機電界効果トランジスタ。
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