JP2007025208A - 画像形成装置及びプログラム - Google Patents

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慎吾 笹見
Shinya Tanigami
進也 谷上
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健一 細井
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Abstract

【課題】複数の利用者が共用で画像形成を行なう場合でも画像形成後の記録紙の取り違えることのない画像形成装置及び画像形成システムを提供する。
【解決手段】画像形成装置101は、操作部30からの利用者情報を付した画像形成指示を受け付け、当該画像形成指示と不揮発メモリ123に格納された画像形成指示の履歴とに応じてFNS60における画像形成後の記録紙の排出状態の変更を指示する。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置及びプログラムに関する。
従来、記録紙に画像を形成する複写機、プリンタ又はファクシミリ等の画像形成装置は、画像形成後の記録紙を排出する排出トレイを備え、画像形成指示(ジョブ)に応じて複数部数出力する場合に印刷部数毎に排出トレイへの記録紙の排出位置を変更することで、各部の識別を容易にするものがある。また、画像形成装置には、複数の排出トレイを備えるものがあり、ジョブ毎に排出先を切り替えることで、各ジョブで画像形成される記録紙の識別を容易にするものが知られている。
上述した画像形成装置は、一人の利用者が単独で使用する場合はどの排出トレイに排出されてもすべてが一人の利用者によるものであるため、ジョブ毎に識別できる分、使い勝手を向上させることができた。しかし、複数の利用者が使用する場合は、自分が画像形成を指示した結果の記録紙がどこに排出されるのか不明であるため、例えジョブ毎に識別できたとしても未だに使いづらいものであった。
一つの画像形成装置を複数の利用者が利用した場合に各ジョブで画像形成される記録紙の識別を容易にする技術としては、複数の排紙トレイのそれぞれに利用者を割り当てて、異なる利用者からの指示による画像形成後の記録紙が同じ排紙トレイに重複して排出されることを防止するものがある(特許文献1を参照)。
特開2004−155536号公報
しかしながら、上記技術においても、装置に設けられた排出トレイの数よりも利用者の数が多い場合は重複して排出されて区別できなくなる虞があり、十分とは言えなかった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、複数の利用者が共用で画像形成を行なう場合でも画像形成後の記録紙の取り違えることのない画像形成装置及び画像形成システムを提供することである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、当該装置を利用する利用者を特定する識別情報を予め格納する利用者情報管理手段と、前記識別情報を付して画像形成を行なう指示を出力する画像形成指示手段と、前記画像形成指示手段による画像形成後の記録媒体を排出トレイへ出力する出力手段と、前記画像形成指示手段により出力される指示の履歴を記憶する記憶手段と、前記画像形成指示手段により出力される指示と前記記憶手段に記憶された指示の履歴とにおける識別情報を比較した結果に応じて前記排出トレイへの出力状態を指示する出力状態指示手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記識別情報は、利用者が属するグループを特定する情報であることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記排出トレイへの出力状態の指示は、前記画像形成後の記録媒体の排紙トレイにおける排出位置の変更であることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の発明において、前記排出トレイへの出力状態の指示は、前記画像形成後の記録媒体の向きの変更であることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の発明において、前記排出トレイへの出力状態の指示は、前記画像形成後の記録媒体に関連付けてシート体の添付であることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の発明に示した主要な機能を実現させるためのプログラムを提供する。
本発明によれば、複数の利用者が共用で画像形成を行なう場合でも画像形成後の記録媒体の取り違えることのない画像形成装置を提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
まず、本実施形態における構成の概略について説明する。
図1は、本発明である画像形成装置101の断面図である。
画像形成装置101は、図1に示すように、画像読取部20、操作部30、プリンタ部40、給紙ユニット50及びFNS60(フィニッシャー)により構成される。画像読取部20は、プリンタ部40の上部に配置され、自動読取部70及び原稿画像操作露光部23を備える。自動読取部70は、原稿トレイに載置された原稿を搬送機構により搬送して原稿画像操作露光部23の方へ送り出す。また、自動読取部70は、特に図示しないCdSセルを備え、載置された原稿の位置・サイズ検出を行なう。原稿画像操作露光部23は、搬送された原稿(又は原稿台に載置された原稿)に光源からの光を照射し、その反射光をCCD21(Charge-Coupled Device)により電気信号(アナログ画像信号)に変換して出力する。
操作部30は、コピースタートキー、選択キー、決定キー、数値入力用のテンキー等を備え、これらキー操作信号を出力する。また、操作部30は、LCD31(Liquid Crystal Display)等の表示画面を備え、その表示画面を覆うように設けられたタッチパネルを有し、電磁気誘導磁気歪式、感圧式等の座標読み取り原理でタッチ指示された座標を検出し、検出した座標を操作信号として出力する。
プリンタ部40は、紙などである記録媒体Pに画像を形成する画像形成部41、定着部47及び記録媒体Pの搬送を行なう複数のローラなどにより構成される。
画像形成部41は、ポリゴンミラーによりレーザビームを像担持体(感光体ドラム)上に走査して静電潜像を形成する露光部401、像担持体412、当該像担持体412を帯電させる帯電部413、像担持体412上にトナーを付着させる現像部414、像担持体412に付着したトナーにより記録媒体P上にトナー画像を形成する転写部415、像担持体412の周面上に残ったトナーをクリーニングするクリーニング部416により構成される。
定着部47は、記録媒体Pに対し、熱定着処理を実行することにより、トナー画像を記録媒体Pに定着させる。
給紙ユニット50は、手差しなどにより記録媒体Pを供給する手差し部51、各種サイズの記録媒体Pを収容するカセット52、53、大量の記録媒体Pを格納可能な大容量カセット54及び搬送ローラ等により構成され、指定されたサイズの記録媒体Pをプリンタ部40に搬送する。
FNS60は、プリンタ部40から出力される画像形成後の記録媒体Pに対して、パンチ穴開け、ステイプル、折り込み、挿入トレイ64に載置されたシート体P2の挿入などの加工を加工部62で施し、後述する処理に応じた排紙トレイ63a、63bの何れかのトレイの所定位置へ加工後の記録媒体Pを出力する。なお、排紙トレイ63a、63bへの記録媒体Pの出力は、当該トレイの移動や記録媒体Pの搬送経路の調整により、記録媒体Pのトレイ上への出力位置の調整(オフセット出力)や記録媒体Pの縦横/裏表の向きの変更が可能な構成である。また、シート体P2は、色紙や厚紙などの容易に識別可能なものであればいずれであってよく、その挿入は画像形成後の記録媒体Pの前後いずれか又は両方であってよい。
図2は、画像形成装置101の機能的構成を模式的に示すブロック図である。
画像形成装置101は、図2に示すように、前述した画像読取部20、操作部30、プリンタ部40、給紙ユニット50、FNS60及び自動読取部70の各部を統括制御する制御本体部10を備え、LANIF19を介してLAN(Local Area Network)などの通信回線に接続するPC(Personal Computer)等の情報機器と相互に情報の送受信が可能に接続する。このため、画像形成装置101は、画像形成装置101の画像読取部20で読み取る原稿に基づいた画像形成以外に、PCからのデータに基づいた画像形成も可能な構成である。
制御本体部10は、画像制御部11、ROM121、RAM122、不揮発メモリ123、読取処理部13、圧縮IC14(Integrated Circuit)、DRAM制御IC15、画像メモリ16、伸長IC17、書込処理部18及びLANIF19から構成される。
画像制御部11は、CPU(Central Processing Unit)等から構成され、ROM121(Read Only Memory)に格納されている各種制御プログラムや処理プログラムに従い、RAM122(Random Access Memory)を作業領域として不揮発メモリ123に格納された設定情報を元にした処理を行なうことで、画像形成装置101の各部の動作を集中制御する。具体的には、操作部30やLANIF19から送られる指示(ジョブ)に応じて起動するプリンター、スキャナー、コピー等を行なう処理プログラムに従い、読取制御部22、操作制御部32、プリンタ制御部42、FNS制御部61及びADF制御部71に制御信号を出力し、ジョブ毎の各種条件の設定を受け付けて、複写、印刷、画像データの読み取り等の制御を行なう。
不揮発メモリ123は、具体的にはEEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)又はフラッシュメモリ(Flash ROM)などの不揮発性の半導体メモリやHD(Hard Disc)である。この不揮発メモリ123が格納する情報は、画像形成指示(ジョブ)の履歴情報、名前やユニークな番号で識別可能な画像形成装置101を利用する利用者毎の設定情報、給紙ユニット50におけるカセットの数やそのカセットに格納された記録媒体Pのサイズ構成及びFNS60における排出トレイの数やその構成などの画像形成装置101の装置構成に関する情報である。
読取処理部13は、CCD21から入力されるアナログ画像信号に、アナログ処理、シェーディング処理等の各種処理を施した後、A/D変換を行なってデジタル画像データを生成する。生成された画像データは、圧縮IC14に出力される。圧縮IC14は、入力された画像データに圧縮処理を施してDRAM制御IC15に出力する。
DRAM制御IC15は、画像制御部11からの指示に従って、圧縮IC14による画像データの圧縮処理及び伸長IC17による圧縮画像データの伸張処理を制御するとともに、画像メモリ16への画像データの入出力制御を行なう。例えば、画像読取部20により読み取られた画像データの保存が指示されると、CCD21から入力された画像データの圧縮処理を圧縮IC14により実行させて、圧縮画像データを画像メモリ16の圧縮メモリ161に格納させる。また、圧縮メモリ161に格納された圧縮画像データの印刷指示が出力されると、圧縮メモリ161から圧縮画像データを読み出し、伸長IC17により伸張処理を実行させてページメモリ162に格納させる。さらに、ページメモリ162に格納された被圧縮画像データの印刷が指示されると、ページメモリ162から被圧縮データを読み出して書込処理部18に出力する。
画像メモリ16は、DRAM(Dynamic RAM)から構成される圧縮メモリ161、ページメモリ162を備える。圧縮メモリ161は圧縮画像データを格納するためのメモリであり、ページメモリ162は印刷前に印刷対象の非圧縮画像データを一時的に格納するためのメモリである。伸長IC17は、入力される圧縮画像データに伸張処理を施す。
次に、画像制御部11が行なう、画像形成指示に応じて記録媒体Pに画像形成し、当該画像形成後(後処理後)の記録媒体Pを排出する処理について図3〜図7を参照して説明する。
図3(a)は、画像形成を指示した利用者に基づいて画像形成後の記録紙を排出する排出処理を示すフローチャートであり、図3(b)は、画像形成を指示した利用者が属するグループに基づいて画像形成後の記録紙を排出する排出処理を示すフローチャートであり、図4は、区別処理を示すフローチャートであり、図5は、画像形成指示時のタッチパネル画面を例示する図であり、図6は、ユーザ/グループ情報の選択又は設定時のタッチパネル画面を例示する図であり、図7(a)は、ユーザに基づいて排出する排出処理における排出トレイ毎の区別設定のタッチパネル画面を例示する図であり、図7(b)は、グループに基づいて排出する排出処理における排出トレイ毎の区別設定のタッチパネル画面を例示する図である。
画像形成装置101における画像形成指示(ジョブ)は、図5に示すように、操作部30のタッチパネル画面に表示されたステータス領域W11、ジョブ領域W12、設定領域W13、倍率設定領域W14、出力サイズ設定領域W15及び応用設定領域W16からなる設定画面から各種設定が行なわれ、コピースタートキーなどの画像形成開始を指示するボタンの押下により、その設定された条件で生成されて画像制御部11へ出力される。
ステータス領域W11は、画像形成装置101の各種ステータスを表示する領域である。ジョブ領域W12は、ジョブの中から一つのジョブを選択して画像形成条件の設定/管理画面の表示を指示する領域である。設定領域W13は、ステイプルやソートなどのFNS60による出力形態、両面の選別又はコピーの濃度などを設定する領域である。倍率設定領域W14は読み取った原稿や印刷すべき画像データの画像形成時における倍率を設定する領域である。出力サイズ設定領域W15は、画像形成する記録媒体Pのサイズを選択して設定する領域である。
応用設定領域W16は、ジョブに対して、予め設定された利用者毎の設定情報を選択して付加するボタンB161、出力(排紙)の設定を行なうボタンB162及びその他の設定を行なうボタンB163から構成される。なお、ボタンB161の選択による利用者毎の設定情報の付加が無い場合は、標準利用者として選択が有った場合の利用者と区別される構成であっても良い。
応用設定領域W16において、ボタンB161が選択された場合は、図6に示すように、ステータス領域W11、ユーザ選択領域W21、編集指示領域W22及び指示領域W23からなる画面が操作部30のタッチパネル画面に表示される。ユーザ選択領域W21は予め設定された利用者とその利用者毎の設定情報を一覧表示してジョブに関する利用者を選択指示する領域であり、編集指示領域W22は新たな利用者の追加やユーザ選択領域W21で選択された利用者の設定情報の変更又は削除を指示する領域であり、指示領域W23は全カウンタのリセットやこの画面での設定を終了して前の画面(図5を参照)に戻る指示を行なう領域である。
ユーザ選択領域W21に表示される予め設定された利用者とその利用者毎の設定情報は、利用者毎に名前やユニークな番号で識別可能に設定する「No.ユーザ名」の各データに対して、所属するグループを示す「グループ」、FNS60における排出先を示す「排紙先」、複写・印刷・画像読み取り指示による各カウント数を示す「コピーカウント」・「プリンタカウント」・「スキャナカウント」、及び各カウント数の上限であり当該利用者が利用できる限界を示す「リミット」からなる。なお、「No.ユーザ名」に「標準」という名称で登録されたデータは、前述したボタンB161の選択による利用者毎の設定情報の付加が無い場合の標準利用者の設定である。
また、応用設定領域W16において、ボタンB162が選択された場合は、図7に示すように、ステータス領域W11、ユーザ/グループに基づく排紙設定である場合の排出処理における排出トレイ毎の区別設定を指示する区別設定領域W31、及び標準状態へのリセットや設定を確定/キャンセルして前の画面に戻る指示を行なう指示領域W32からなる画面が操作部30のタッチパネル画面に表示される。区別設定領域W31は、ボタンB311、B312でユーザ又はグループの選択を行なうユーザ/グループ選択領域W311と、そのユーザ又はグループの選択毎に各排出トレイのオフセット出力を行なう「オフセット」・用紙回転を行なう「用紙回転」・挿入トレイ64からのシート体P2を搬送して行なう「色紙挿入」などによる区別処理の設定を行なうトレイ別設定領域W312とからなる。なお、図7(a)はボタンB312によりユーザが選択された画面であり、図7(b)はボタンB311によりグループが選択された画面である。
画像制御部11は、上述したタッチパネル画面で選択された項目に応じて利用者を識別する情報や設定情報を含むジョブを生成し、コピースタートキーなどの画像形成開始を指示するボタンの押下によりそのジョブを確定したジョブとしてRAM122の作業領域へ格納し、当該ジョブに基づいて、読取制御部22、ADF制御部71への指示による原稿の読み込みを行ない、プリンタ制御部42、61への指示により給紙ユニット50から記録媒体Pを搬送して画像形成と後処理を行ない、排紙トレイに後処理後の記録媒体Pを出力する。
画像形成後の記録媒体Pの排出処理において、画像制御部11は、図3(a)に示すように、今回のジョブで設定された利用者情報を取得し(ステップS11)、FNS60に備えられた排紙トレイが複数存在するか否かを判定する(ステップS12)。
排紙トレイが複数存在する場合(ステップS12:YES)、画像制御部11は、今回のジョブで設定された利用者情報の「排出先」を参照し(ステップS13)、その結果の排出トレイを今回排出する排出トレイに設定し(ステップS14)、不揮発メモリ123に格納されたジョブの履歴情報から前回その排出トレイに排出した利用者を参照し(ステップS15)、その前回の利用者と今回の利用者とが一致するか否かを判定する(ステップS16)。
次いで、画像制御部11は、前回の利用者と今回の利用者が一致する場合(ステップS16:YES)はそのままステップS14で設定した排出トレイに記録媒体Pを排出し(ステップS18)、ジョブの履歴を今回のジョブに関する情報を含めたものに更新して(ステップS19)終了する。なお、画像制御部11は、前回の利用者と今回の利用者が一致しない場合(ステップS16:NO)はステップS14で設定した排出トレイに関して後述する区別処理を実行して(ステップS17)、区別処理で設定した排出設定で記録媒体Pを排出し(ステップS18)、同様にジョブの履歴を更新して(ステップS19)終了する。
また、画像制御部11は、排紙トレイが複数存在しない場合(ステップS12:NO)、不揮発メモリ123に格納されたジョブの履歴情報から前回の利用者を参照して(ステップS20)、その前回の利用者と今回の利用者とが一致するか否かを判定し(ステップS21)、一致する場合(ステップS21:YES)は前述したステップS18に移行し、そのまま排出トレイに記録媒体Pを排出してジョブの履歴を更新して終了する。また、画像制御部11は、一致しない場合(ステップS21:NO)は前述したステップS17に移行し、区別処理を実行して区別処理で設定した排出設定で記録媒体Pを排出してジョブの履歴を更新して終了する。
ステップS17の区別処理において、画像制御部11は、図4に示すように、利用者(ユーザ)に基づく排紙設定である場合の排出トレイ毎の区別設定(図7(a)を参考)を参照し(ステップS51)、設定されている排出トレイと参照した区別設定とに基づいてオフセット、用紙回転又は色紙挿入のいずれの区別処理を行なうかを判定する(ステップS52)。
次いで、画像制御部11は、オフセットの場合は排出トレイにおけるオフセット値、すなわち記録媒体Pの出力位置の変更(ステップS53)、用紙回転の場合は記録媒体Pの縦横/表裏などの用紙排出方向を変更(ステップS54)、又は色紙挿入の場合はシート体P2を挿入する設定に変更し(ステップS55)、その変更した値で排出設定を更新して(ステップS56)終了する。
以上のように、画像形成装置101は、操作部30からの利用者情報を付した画像形成指示を受け付け、当該画像形成指示と不揮発メモリ123に格納された画像形成指示の履歴とを元に、今回の画像形成指示に基づいて排出先として設定された排出トレイにおける前回の画像形成指示を行なった利用者が今回の利用者と異なる場合にFNS60における画像形成後の記録紙の排出トレイへの排出状態を変更する構成である。このため、複数の利用者が共用で画像形成を行なう場合でも画像形成後の記録媒体Pを取り違える虞がない。
また、画像形成装置101は、複数ある排出トレイの中で同一のトレイに対して異なる利用者が画像形成後の記録媒体Pを排出する場合や、排出トレイが一つである場合に区別処理を行なう構成であるため、複数の利用者が同一のトレイを利用せざるを得ない場合においても画像形成後の記録媒体Pを取り違えることを防止することができる。
また、同一の排出トレイへ異なる利用者が画像形成後の記録紙を排出する場合の区別としては、記録媒体Pの出力位置の変更、記録媒体Pの縦横/表裏などの用紙排出方向の変更、色紙などのシート体P2の挿入などで行うことができる。
<変形例>
前述した図3(a)における処理は、図3(b)に示すように、画像形成を指示した利用者が属するグループに基づいて画像形成後の記録紙を排出する処理であり、今回のジョブで設定された利用者情報におけるグループと不揮発メモリ123に格納されたジョブの履歴情報におけるグループとに基づく処理(ステップS31〜S41)であってよい。
具体的には、図3(b)で示した処理は、前述した図3(a)の処理のうちで、ステップS13、S20を今回のジョブで設定されたグループを元にして行ない(ステップS33、S40)、ステップS21における判断を前回のグループと今回のグループとを比較して行なう(S41)構成に変更したものである。
以上のように、画像形成装置101は、このグループに基づく排出処理により、予め登録されたグループ毎に記録媒体Pの排出先や位置を区別することができる。
また、画像形成装置101は、図3(b)に示した処理のステップS36を利用者別で行うことで、先ずグループに基づく排出設定を行ない更に個別の利用者に基づく排出設定を行なう構成であってよい。この場合は、同一グループ内で利用者が異なる場合でも、排出トレイへの出力状態が変更され、取り違える虞がない。
なお、本実施の形態における記述は、本発明の一例を示すものであり、これに限定しない。本発明における画像形成装置101の細部構成及び細部動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。例えば、本実施の形態では、単体の装置構成である画像形成装置101を例に説明したが、制御本体部10が管理サーバ、画像読取部20が画像読取装置、操作部30が操作端末、プリンタ部40が画像形成装置又はFNS60がFNS装置(後処理装置)などであるシステム構成であってもよい。
また、本実施の形態では画像形成指示は操作部30から行なわれる構成を示したが、LANに接続するPCにおいて前述したタッチパネル画面と同様な指示画面を表示し、その画面に応じて入力される指示に基づいた画像形成指示による構成、つまり、外部機器からの利用者情報を付したプリンタ指示により画像形成を行なう形態であってよい。
また、画像形成装置101のタッチパネル画面による利用者の選択は、指紋、顔、ICや磁気カードなどによる人物認証装置の認証結果に応じて認証された利用者情報を選択する構成であってもよい。
本発明である画像形成装置101の断面図である。 本発明である画像形成装置101の機能的構成を模式的に示すブロック図である。 (a)は、画像形成を指示した利用者に基づいて画像形成後の記録紙を排出する排出処理を示すフローチャートであり、(b)は、画像形成を指示した利用者が属するグループに基づいて画像形成後の記録紙を排出する排出処理を示すフローチャートである。 区別処理を示すフローチャートである。 画像形成指示時のタッチパネル画面を例示する図である。 ユーザ/グループ情報の選択又は設定時のタッチパネル画面を例示する図である。 (a)は、ユーザに基づいて排出する排出処理における排出トレイ毎の区別設定のタッチパネル画面を例示する図であり、(b)は、グループに基づいて排出する排出処理における排出トレイ毎の区別設定のタッチパネル画面を例示する図である。
符号の説明
101 画像形成装置
10 制御本体部
11 画像制御部(出力状態指示手段)
121 ROM
122 RAM
123 不揮発メモリ(利用者情報管理手段、記憶手段)
13 読取処理部
14 圧縮IC
15 DRAM制御IC
16 画像メモリ
161 圧縮メモリ
162 ページメモリ
17 伸長IC
18 書込処理部
19 LANIF
20 画像読取部
21 CCD
22 読取制御部
23 原稿画像操作露光部
30 操作部(画像形成指示手段)
31 LCD
32 操作制御部
40 プリンタ部
401 露光部
41 画像形成部
412 像担持体
413 帯電部
414 現像部
415 転写部
416 クリーニング部
47 定着部
42 プリンタ制御部
50 給紙ユニット
51 手差し部
52、53 カセット
54 大容量カセット
60 FNS(出力手段)
61 FNS制御部(出力状態指示手段)
62 加工部
63a、63b 排紙トレイ
64 挿入トレイ
70 自動読取部
71 ADF制御部
P 記録媒体
P2 シート体
B161〜B163、B311、B312 ボタン
W11 ステータス領域
W12 ジョブ領域
W13 設定領域
W14 倍率設定領域
W15 出力サイズ設定領域
W16 応用設定領域
W21 ユーザ選択領域
W22 編集指示領域
W23 指示領域
W31 区別設定領域
W311 ユーザ/グループ選択領域
W312 トレイ別設定領域
W32 指示領域

Claims (6)

  1. 当該装置を利用する利用者を特定する識別情報を予め格納する利用者情報管理手段と、
    前記識別情報を付して画像形成を行なう指示を出力する画像形成指示手段と、
    前記画像形成指示手段による画像形成後の記録媒体を排出トレイへ出力する出力手段と、
    前記画像形成指示手段により出力される指示の履歴を記憶する記憶手段と、
    前記画像形成指示手段により出力される指示と前記記憶手段に記憶された指示の履歴とにおける識別情報を比較した結果に応じて前記排出トレイへの出力状態を指示する出力状態指示手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記識別情報は、利用者が属するグループを特定する情報であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記排出トレイへの出力状態の指示は、前記画像形成後の記録媒体の排紙トレイにおける排出位置の変更であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記排出トレイへの出力状態の指示は、前記画像形成後の記録媒体の向きの変更であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記排出トレイへの出力状態の指示は、前記画像形成後の記録媒体に関連付けてシート体の添付であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 画像形成装置のコンピュータに、
    当該装置を利用する利用者を特定する識別情報を予め格納する利用者情報管理手段と、
    前記識別情報を付して画像形成を行なう指示を出力する画像形成指示手段と、
    前記画像形成指示手段による画像形成後の記録媒体を排出トレイへ出力する出力手段と、
    前記画像形成指示手段により出力される指示の履歴を記憶する記憶手段と、
    前記画像形成指示手段により出力される指示と前記記憶手段に記憶された指示の履歴とにおける識別情報を比較した結果に応じて前記排出トレイへの出力状態を指示する出力状態指示手段と、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018187801A (ja) * 2017-04-28 2018-11-29 株式会社リコー 画像形成装置、画像形成システム、画像形成方法、及びプログラム

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JP2018187801A (ja) * 2017-04-28 2018-11-29 株式会社リコー 画像形成装置、画像形成システム、画像形成方法、及びプログラム

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