JP2007024381A - 冷却貯蔵庫 - Google Patents

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Abstract


【課題】 ダクトの取り付けを簡単にできるようにする。
【解決手段】 冷却ダクト40の底面に左右一対の取付板43が立設され、各上縁の前後2箇所に掛止部が形成される。前側の掛止部45Fは後方を向いた鈎形で、後側の掛止部45Rには奥狭まりの溝47が切られる。天井壁15Aの窓孔28に嵌着された左右の窓枠51に、前後の突部が一体的に形成される。前側の突部52Fには前側の掛止部45Fが上方から掛止可能で、掛止面53Fは後方下りとされる。後側の突部52Rは後側の掛止部45Rの溝47が前方から嵌合可能で、前端側が先窄まりに形成され、掛止面53Rは逆に前方下りとされる。冷却ダクト40の前壁44に、ねじ56が止められる取付座55が形成される。冷却ダクト40の掛止部45F,45Rが突部52F,52Rに掛止されて仮保持された状態で、前縁側の2箇所のみがねじ56で止められる。
【選択図】 図8

Description

本発明は、冷却貯蔵庫における冷却用ダクトの取付構造に関する。
縦型冷蔵庫の一例として、特許文献1に記載されたものが知られている。このものは、前面開口の断熱箱体からなる貯蔵庫本体の天井壁に窓孔が開口されるとともに、断熱性のユニット台の上面側に圧縮機等の冷凍装置を、下面側に冷却器をそれぞれ取り付けたユニットが設けられて、そのユニット台が窓孔の上面を塞いで載置される。一方、貯蔵庫本体内の天井部には、ドレンパンを兼ねた冷却用のダクトが窓孔の下面側を覆うようにして張設されることにより冷却器室が形成され、その中に上記の冷却器と庫内ファンとが収納される。
そして冷却運転時には、庫内空気が例えばダクトの手前側から冷却器室内に吸い込まれ、冷却器を通過することで生成された冷気が奥側から庫内に吹き出されることによって庫内が冷却され、一方適宜に行われる除霜運転時には、ダクトがドレンパンとして機能して除霜水を受け、ダクトの奥縁等に突設された排水路から、貯蔵庫本体の壁面に形成された排水用通路を通って庫外に排水されるようになっている。
特開平3−274370号公報
ところで従来、ダクトを取り付ける部分の構造は、ダクトの周縁部を、庫内の天井面における窓孔の孔縁部に当て、全周にわたり複数箇所でねじ止めするようにしていた。
すなわち従来構造では、ねじ止めの箇所が多いことに加え、実際のねじ止めの作業は、ダクトに設けられたねじの挿通孔を、対応する天井面のねじ孔に位置合わせした状態で一方の手でダクトを押さえながら、もう一方の手でドライバを持ってねじを回す必要があるため、取り付けの作業がしにくいという問題があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、ダクトの取り付けを簡単にできるようにするところにある。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、前面開口の断熱箱体からなる貯蔵庫本体の天井壁には窓孔が開口され、冷却器を下面側に取り付けた断熱性のユニット台が前記窓孔の上面を塞いで載置されるとともに、前記貯蔵庫本体内の天井部には、前記窓孔の下面側を覆うようにしてダクトが張設されることで前記冷却器を収納した冷却器室が形成され、この冷却器室内で生成された冷気が庫内に循環供給されるようにした冷却貯蔵庫において、前記ダクトには掛止部が設けられているとともに、前記窓孔の周面には合成樹脂製の窓枠が嵌着されて、この窓枠には前記ダクトの掛止部が掛止可能な被掛止部が一体形成されている構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記ダクトの手前の端縁側には、庫内の天井面にねじ止め可能な取付部が設けられているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記掛止部は、前記ダクトの左右両側で前後一組ずつが備えられ、ともに前後いずれか一方に突出した略鈎状に形成されているとともに、前記窓枠の左右の面には前記被掛止部が前後一組ずつ対応して設けられ、この被掛止部が突部とされているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項3に記載のものにおいて、前記前後の掛止部のうちの少なくともいずれか一方が、対応する突部を上下に挟持可能となっているところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項3または請求項4に記載のものにおいて、前記前後の突部では、対応する前記掛止部を掛止する掛止面が前後方向において互いに逆勾配の傾斜面に形成されているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
ダクトは、掛止部が窓枠の被掛止部に掛止されることで仮保持され、そののち例えば庫内の天井面にねじ止めすることで固定される。ダクトを位置決めして仮保持できるから、両手を利用できるか、せいぜいダクトに片手を軽く添える程度でねじの締め付け作業を行うことができ、その上ねじ止めする箇所も少数に抑えることができるから、ねじ止めの作業自体も容易にかつ短時間に行える。もってダクトの取り付けが簡単となり、その上、ダクトを仮保持する被掛止部を窓枠に一体形成したから、部品点数の増加が抑えられ、安価に対応することが可能となる。
<請求項2の発明>
ダクトが仮保持されたのち、その手前側の縁部に設けられた取付部を庫内の天井面にねじ止めすることで固定される。ねじ止めする箇所は、ダクトの手前の端縁側といった貯蔵庫本体の前面開口に近い側のみの少数箇所であるから、ねじ止めの作業がきわめて簡単となる。
<請求項3の発明>
ダクトは、前後の掛止部が対応する突部の前方または後方にある状態で窓孔に対して下方から差し込まれ、所定量差し込まれたのち後方または前方に移動させることにより、前後の掛止部がそれぞれ対応する突部に掛止されて仮保持される。
<請求項4の発明>
前後の掛止部の少なくとも一方が、対応する突部を上下両側から挟んでいるから、例えば当該冷却貯蔵庫の輸送時や、冷却運転時等の振動の影響を受けてダクトががたつくのが抑えられる。
<請求項5の発明>
例えば、掛止部を突部に掛止する作業をしやすくしようとすれば、掛止面をダクトの移動方向に沿って上り勾配とすることが有効であるが、両掛止面とも上り勾配とすると、ダクトがずり落ちやすいと言える。そこで、一方の掛止面は逆の下り勾配とすると、前後の掛止部が対応する突部に掛止された限りは、ずり落ちることはない。この逆勾配の掛止面を、例えば前面開口に近い側といった、掛止作業が比較的しやすい方に設定しておくことにより、全体として掛止作業を比較的簡単に行えるようにした上で、ダクトを手を放しても落下しない仮保持状態に留め置くことができる。
<実施形態>
以下、本発明の一実施形態を図1ないし図16に基づいて説明する。
図1において、符号10は冷蔵庫本体であって、内箱11と外箱12との間に発泡樹脂等からなる断熱材13が充填された前面開口の縦長の断熱箱体から構成されており、4本の脚14で支持されているとともに、内部が貯蔵室15となっている。貯蔵室15内には、棚受部材16を介して棚網17が多段に設置できるようになっている。貯蔵室15の前面の開口部18には、断熱扉19が揺動開閉可能に装着されている。
冷蔵庫本体10の上面には、上面開放の機械室21が設けられ、その中に冷凍装置22が設置されている。冷凍装置22は、圧縮機23、凝縮器24及び凝縮器ファン24A等を備え、断熱性の基台25上に取り付けられてユニット化されている。一方、貯蔵室15の天井壁15Aには方形状の窓孔28が開口され、その窓孔28を塞ぐようにしてユニットの基台25が取り付けられている。
貯蔵室15の天井部分における窓孔28の下面側には、詳しくは後記するように、冷却ダクト40が張設され、その上方に冷却器室30が形成されている。冷却ダクト40の底面は、奥縁(図1の右側)に向けて下り勾配となるように形成され、手前側の領域に吸込口32が開口されているとともに、奥縁と貯蔵室15の背面壁15Bとの間に吹出口33が形成されている。
冷却器室30内では、冷却器26(蒸発器)が基台25の下面に取り付けられ、また庫内ファン35が吸込口32に嵌められて装備されている。冷却器26は上記した冷凍装置22と冷媒配管で循環接続され、周知の冷凍サイクルを構成している。そして、冷凍装置22(圧縮機23)を運転しつつ庫内ファン35を駆動すると、貯蔵室15の室内空気が庫内ファン35によって吸込口32から冷却器室30内に吸引され、その空気が冷却器26を流通する間に熱交換によって冷気が生成され、その冷気が吹出口33から貯蔵室15の奥面に沿うようにして吹き出され、貯蔵室15内に冷気が循環供給される。また、庫内サーミスタ36(図2参照)により庫内温度が検知され、庫内温度に応じて冷凍装置22の運転と停止とが制御されて、庫内温度が略一定の冷却温度に維持されるようになっている。
また、冷却器26等に付着した霜を除去するために、適宜に除霜運転が行われる。そのため、冷却器26には除霜ヒータ(図示せず)が装備されるとともに、冷却器26の下面にはドレンパン75が配設されている。除霜運転は、除霜ヒータに通電して冷却器26を加熱することにより行われ、除霜水はドレンパン75で受けられたのち、冷蔵庫本体10の背面壁15B内に設けられた排水用通路38を通って庫外に排水されるようになっている。
続いて、除霜水の排水部分の構造を詳細に説明する。
冷却ダクト40はABS樹脂等の合成樹脂製であって、図4及び図5に示すように、平面略方形の皿状に形成されており、ただし左右の側壁41は、手前側(図4の左側)から奥側に向けて次第に背が高くなるように形成され、後記するように、同側壁41の上縁が水平姿勢をなすように取り付けられ、その取付状態において、冷却ダクト40の底面42が奥縁に向けて下り勾配となった傾斜姿勢を取るようになっている。
冷却ダクト40の底面42には、左右の側壁41から所定寸法内側に入った位置において、左右一対の取付板43が立ち上がって形成されている。両取付板43は、左右の側壁41と同じく、手前側から奥側に向けて次第に背が高くなるように形成され、全体としては、側壁41よりも若干背が高くなっている。
各取付板43の上縁には、前後2箇所の位置において掛止部45が形成されている。前側(図4の左側)の掛止部45Fは、後方を向いた鈎形に形成され、その掛止縁46Fは後方に向けて下り勾配となっている。後側の掛止部45Rには、後縁に開口した溝47が切られており、この溝47は溝の奥に向けて幅が次第に狭くなり、掛止縁46Rとなる溝47の上縁は、上記した前側の掛止部45の掛止縁46Fとは逆に、前方に向けて下り勾配となっている。なお、後側の掛止部45Rにおける溝47が切られた後部を含め、取付板43の後部側の所定領域48が、他の部位と比べて厚肉部とされている(図5参照)。
また、正面から見た右側の取付板43には、前側の掛止部45Fの形成位置の下方内側に、庫内ファン35のリード線35Bを保持するパースロック49(図3参照)の装着位置が設けられている。
冷蔵庫本体10の天井壁15Aに形成された窓孔28には、図6に示すように、前後左右の各周面に合成樹脂製の窓枠50,51が嵌着されている。そのうち左右の窓枠51の内面には、上記した冷却ダクト40の前後の掛止部45F,45Rが掛止される突部52F,52Rが一体的に形成されている。両突部52F,52Rはともに、図7及び図8に示すように、取付板43の板厚の3倍程度の厚さ寸法と、掛止縁46の2倍程度の長さ寸法を持った前後方向にやや細長い形状に形成されている。前側の突部52Fには、前側の掛止部45Fが上方から掛止可能とされ、その上面である掛止面53Fは、掛止縁46Fに倣って後方に向けて下り勾配となった傾斜面とされている。後側の突部52Rは、後側の掛止部45Rの溝47が前方から嵌ることが可能で、溝47の形状に倣い、前端側が先窄まりに形成されており、その上面である掛止面53Rは、前側の突部52Fの掛止面53Fとは逆に、前方に向けて下り勾配となった傾斜面とされている。
したがって冷却ダクト40は、前後の掛止部45F,45Rがそれぞれ前後の突部52F,52Rよりも前方に外れた位置において、左右の取付板43が、天井壁15Aの窓孔28における左右の窓枠51の内面に沿って下方から入れられる。冷却ダクト40の前壁44並びに左右の側壁41の上縁が、窓孔28の下面側における前縁から左右の側縁にわたって当たるまで押し上げられると、各掛止部45F,45Rの掛止縁46F,46Rが、対応する突部52F,52Rの上方に至るから、引き続いて冷却ダクト40を奥側に押し込むと、図8に示すように、後側の掛止部45Rの溝47が後側の突部52Rに前方から嵌って、同掛止部45Rの掛止縁46Rが掛止面53Rに掛止されるとともに、前側の掛止部45Fの掛止縁46Fが前側の突部52Fの掛止面53Fに掛止される。
ここで、後側の掛止部45Rは、庫内の奥側にあって突部52Rに掛止し辛いとも言えるが、後側の掛止部45Rには、溝奥(前方)が幅狭となった溝47が形成され、この溝47が、前端側が先窄まりとなった突部52Rに手前側から嵌められるのであるから、ガイドされつつ簡単に嵌められ、すなわち簡単に掛止することができる。ただ、後側の突部52Rの掛止面53Rが前下がりとなっているため、掛止部45Rは前方にずり落ちやすいと言えるが、前側の掛止部45Fを掛止する突部52Fの掛止面53Fは、逆に後下がりの傾斜面となっているから、前後の掛止部45F,45Rを対応する突部52F,52Rに掛止したのちは、手を放しても冷却ダクト40が落ちることはない。前側の突部52Fに対しては、ガイド機能は期待できないが、掛止部45Fを上から引っ掛けるだけでよく、しかも貯蔵室15の前面の開口部18に近い位置にあるから、掛止部45Fを突部52Fに掛止する作業も比較的簡単に行える。
また、後側の掛止部45Rは、溝47の上下両縁が対応する突部52Rを上下に挟んだ状態にあり、例えば当該冷蔵庫の輸送時や、冷却運転の際に振動を受けた場合にも、冷却ダクト40ががたつくことが抑制される。
なお、冷却ダクト40の左右の側壁41等が、窓孔28の下面側における左右の側縁等に当たった場合に、掛止部45の掛止縁46と、対応する突部52の掛止面53との間に、上下方向に1mm程度の隙間cが開く設定としておくと、例えば天井壁15Aが膨張した場合等にも掛止を担保し得る、いわゆる余裕度が得られる。
再び図4及び図5において、冷却ダクト40の前縁部には、その左右両端部に寄った2箇所に取付座55が形成されている。この取付座55は、冷却ダクト40の前壁44の上縁と面一の高さに形成され、ねじ56の挿通孔57が開口されている。一方、窓孔28の下面側における前側の縁部には、同ねじ56が螺合されるねじ孔(図示せず)が対応して形成されている。
冷却ダクト40の底面における手前側の領域には、上記した吸込口32が左右に2個の並んで形成されている。吸込口32の回りには、四隅に位置するようにして取付座59が設けられおり、庫内ファン35はケーシング35Aの四つ角が取付座59に嵌められ、図3に示すように、対角の2位置がねじ60で止められることで固定されている。また、吸込口32の側縁部には、リベット孔61が図示3箇所開口されている。
各吹込口32の手前側の縁部には、左右一対ずつ固定片63が冷却ダクト40の底面から直角に立ち上がって形成されており、特に正面から見た各左側の固定片63Aが、ケーシング35Aの側面に弾性的に当接可能となっている。したがって、各庫内ファン35から引き出されたリード線35Bは、図2に示すように、それぞれ固定片63Aとケーシング35Aの外面との間で挟持され、それぞれ右側に延出されたのち、図3に示すように、4本揃って一番の右側の固定片63Bに一巻きされ、そののちパースロック49で保持されて機械室21側に向けて導出される。
係る構造としたことにより、リード線35Bが庫内ファン35に巻き込まれるおそれがなく、また固定片63Bに一巻きしたことでストレインリリーフ機能が果たされ、機械室21側からリード線35Bが引っ張られた場合にも、モータ側の接続端に負荷が加わることが回避される。
冷却ダクト40は言い換えると、奥縁側が最深部となっており、図5に示すように、奥壁65における幅方向の中央よりも正面から見て少し左側に寄った位置に、排水路67が形成されている。なお、奥壁65は、左右の端部から排水路67の形成位置に向かうに従い、僅かではあるが奥側に突出するような傾斜姿勢に形成されている。排水路67は、図12に示すように、底部側が円弧状となったU字形断面の溝状に形成されており、奥側に向けて先下がりの姿勢で形成されている。より詳細には、図4に示すように、排水路67の底壁は、冷却ダクト40の底面42と同じ傾斜で連続して形成されている。一方、側壁は、その付け根側に冷却ダクト40の奥壁65と同じ高さの上部ストッパ69が形成され、その先が一段低くなるように形成され、さらに先端の角の部分には、斜めに切除された逃がし部68が形成されている。また、排水路67の内底壁の先端側には、長さ方向に沿った背の低い2本のリブ70が立てられているとともに、最先端部は、急角度で下方に向けて曲げられている。外底壁におけるリブ70の少し後方位置には、小幅の下部ストッパ71が形成されている。
冷却ダクト40の底面42上には、除霜水を受けるドレンパン75が載置されている。このドレンパン75はアルミニウム板製であって、全体としては、図3及び図9に示すように、冷却ダクト40の底面42における左右の取付板43の間で、かつ前壁44から少し奥に入った位置から奥壁65に対して所定間隔を開けた近接位置に至る領域に収まるほぼ方形状に形成されている。ただし、ドレンパン75の前部側では、上記した庫内ファン35を逃がす切欠部76が形成されており、この前部側を図示3箇所でリベット77等で締結することにより(図3参照)、所定位置に張られるようになっている。
ドレンパン75は、冷却ダクト40の傾斜に倣って張られるために、必然的に奥縁側が最深部となり、その奥縁に奥壁79が形成される一方、図9に示すように、同奥壁79における幅方向の中央から少し左側に寄った位置に、すなわち冷却ダクト40の排水路67と対応した位置に排水口80が形成されている。詳細には、奥壁79はドレンパン75の奥縁部を直角に起こすことで、冷却ダクト40の奥壁65とほぼ同じ高さ寸法を持って形成されているとともに、同奥壁79は、短い左奥壁79Aと長い右奥壁79Bとに分断されている。さらに、図10に示すように、左右両奥壁79A,79Bの分断端は、それぞれ下側のほぼ半分の高さ部分で所定寸法切除され、これにより排水口80が形成されている。この排水口80は、冷却ダクト40の排水路67とほぼ同幅を有している。
奥壁79全体としては、冷却ダクト40の奥壁65に倣い、左右の端部から排水口80の形成位置に向かうに従い、僅かではあるが奥側に突出するような傾斜姿勢に形成されている。これにより、ドレンパン75の奥壁79と冷却ダクト40の奥壁65との間に、所定間隔を開けた装着空間82が全幅にわたって形成されている。
左右の奥壁79A,79Bの上縁には、それぞれ左端または右端から分断端の少し手前の位置にわたり、フランジ83が奥側に直角曲げして形成されており、このフランジ83が、上記した冷却ダクト40とドレンパン75の奥壁65,79同士の間に形成された装着空間82の上面を覆うようになっている。
また、上記した排水口80の上縁からは、細長いカバー85が奥側に向けて突設されている。このカバー85は、同じくアルミニウム板製であって、図10及び図12に示すように、伏コ字形断面で排水路67内に緊密に嵌る幅を有しており、基端側を排水口80のほぼ上半分に嵌めて溶接により固定されている。
すなわち、ドレンパン75が冷却ダクト40の底面42の所定位置に張られると、排水口80の上縁から突設されたカバー85が、排水路67の中央高さ位置よりも少し上方位置に嵌って、カバー85と排水路67の底面との間に十分な流通断面を確保しつつ排水路67の上面開口を塞ぐ。またカバー85の先端は、図3に示すように、排水路67の先端よりも控えた位置、例えば側壁に設けられた逃がし部68の手前の位置まで達している。
上記したドレンパン75の奥壁79からカバー85にわたってコードヒータ90が配線されるようになっている。コードヒータ90は、ヒータ線をシリコンゴムで被覆した形状であり、その両端には、接続部91を介して被覆電線からなるリード線92が引き出されている。
コードヒータ90の配線態様の一例は、以下のようである。図11に示すように、まずコードヒータ90の一端が、右奥壁79B(同図では左側)の外面における右端のほぼ中央高さ位置に配されて、同右奥壁79Bの外面に沿って排水口80に向けて配線される。続いて図9に示すように、カバー85の上面における右側縁に沿って先端側に向けて配線され、カバー85の先端から突出したところでUターンされて、反対の左側縁に沿って基端側に向けて配線される。次に、再び図11に示すように、左奥壁79Aの外面における中央高さ位置を左端(同図では右端)まで配線される。コードヒータ90の他端から引き出されたリード線92は左端で上方にUターンされたのち、左奥壁79Aから右奥壁79Bにわたる外面の上部位置に沿って配線される。
上記のように配線された状態で、粘着面を備えたアルミ箔94により奥壁79A,79Bの外面並びにカバー85の上面に貼り付けられる。ただし、カバー85の上面の先端から突出したU字状の折り返し部93は、排水路67の先端部の上方において浮いた状態で配されることになる。また、両リード線92は、揃って右奥壁79Bの端部から引き出されるようになっている。
上記した冷却ダクト40の排水路67が、冷蔵庫本体10の背面壁15B内に形成された排水用通路38と接続されている。この排水用通路38は背面壁15B内において上部位置から下面に開口して縦向きに形成されており、その上部位置には、図16に示すように、フランジ95A付きの接続口95の一端が接続され、フランジ95Aが内箱12に固定されて、他端が背面壁15Bの内面に開口している。したがって排水路67の先端側が、接続口95を通って排水用通路38内に進出可能とになっている。
なお排水用通路38の下端部には、図示しないドレンホースが接続され、排水溝等の排水箇所に導かれている。
また、断熱扉19の開閉や冷却運転に伴って貯蔵室15内が負圧に傾いた場合に、排水用通路38を通って外気が貯蔵室15内に逆流しないように、排水路67の差し込み部分を塞ぐパッキン97が備えられている。このパッキン97は、シリコーンゴム等のゴム製であって、図13及び図15に示すように、冷却ダクト40の排水路67における全長の約2/3にわたる基端部分の外周に嵌る筒状本体部98を備えており、排水路67の断面形状に整合して、上面部が平面で、底部側が円弧状をなすU字形断面に形成されている。
筒状本体部98の先端の外周縁からは、ラッパ状に広がった密着環99が形成されている。ただし密着環99は、筒状本体部98に対して軸線が傾いていて、図15に示すように、先下がりの排水路67に嵌装された場合に、密着環99の開口面が鉛直姿勢を取るようになっている。
また基端側では、上面部の外面側からひれ部100が突設されているとともに、底部では、下部ストッパ71を逃がす逃がし溝101が切り込み形成されている。
パッキン97は、U字形同士が合うようにしてその姿勢が整えられ、排水路67の先端に対して基端側から緊密に挿入され、下部ストッパ71が逃がし溝101に進入しつつ押し込まれる。図15に示すように、筒状本体部98の上面部の基端側の面が上部ストッパ69に、また逃がし溝101の奥端が下部ストッパ71にそれぞれ当たったところで押し込みが停止され、このとき密着環99の開口が鉛直姿勢を取る。
パッキン97が装着された状態で、排水路67が接続口95内に正規量挿入されると、密着環99が弾性変形しつつ接続口95における背面壁15Bの内面への開口縁に押し付けられて密着し、排水路67の差し込み部分がシールされるようになっている。
続いて、本実施形態の作用を説明する。
冷却ダクト40の組み付け並びに取り付けは、以下のようにして行われる。まず、ドレンパン75に対してコードヒータ90が配線される。繰り返すと、コードヒータ90は、正面から見た右奥壁79Bの外面に沿って配線されたのちカバー85の上面に至り、そこで折り返されたのち左奥壁79Aの外面に沿って配線され、リード線92ともどもアルミ箔94によって貼り付けられる。なお、カバー85の上面での折り返し部93は、カバー85の先端から突出して浮いた状態にある。また両リード線92は、右奥壁79Bの端部からまとめて引き出される。
このようにコードヒータ90が配線装着されたドレンパン75が、冷却ダクト40の所定位置に載置される。このときドレンパン75の裏面には、図3の鎖線に示すように、周縁部から少し内方に入った位置において長方形状にコーキング材103が塗布され、冷却ダクト40の底面に対して押し付けられる。ドレンパン75は、その前端側の上面に伝熱プレート105が重ねられたのち、前端側の図示3箇所にリベット77が打ち込まれて固定される。なお伝熱プレート105は、図2に示すように、後縁側に設けられた接触部106が冷却器26の下面に接触することにより、除霜運転時において加熱された冷却器26の熱を庫内ファン35の取付位置付近まで伝導し、ケーシング35A等の着霜を融かすことに機能する。
上記したドレンパン75の取り付けに伴い、ドレンパン75の排水口80から突設されたカバー85が、図12に示すように、排水路67の中央高さ位置よりも少し上方位置に嵌り、その下に十分な流通断面を確保しつつ排水路67の上面開口を塞ぐ。またカバー85の先端が、排水路67の先端よりも控えた位置に留まることで、カバー85の先端から突出したコードヒータ90におけるU字状の折り返し部93が、排水路67の先端部の上方において浮いた状態で配される。ドレンパン75の奥壁79の外面に配線されたコードヒータ90は、冷却ダクト40の奥壁65との間に構成された装着空間82内に収納され、その装着空間82の上面は、奥壁79の上縁に形成されたフランジ83で塞がれる。コードヒータ90の両リード線92は、図2に示すように、揃って冷却ダクト40の右側壁41と右側の取付板43との間を通り、前縁に導出される。なお、そののち機械室21側に導出される。
また、排水路67における基端側(全長の約2/3の領域)の外周には、既述した要領でパッキン97が緊密に嵌着される。
それとともに、冷却ダクト40の吸込口32にはそれぞれ庫内ファン35が載置され、対角の2位置でねじ60で止められて固定される。各庫内ファン35のリード線35Bは、固定片63Aの内側に挟まれたのち、4本揃って一番の右側の固定片63Bに一巻きされ、パースロック49で保持されて導出される。
このように、冷却ダクト40に対してドレンパン75、パッキン97並びに庫内ファン35が装着されたら、図16に示すように、冷却ダクト40が貯蔵室15の天井壁15Aにおける窓孔28の下面側に取り付けられる。
それには、同図の矢線に示すように、冷却ダクト40に立てられた左右の取付板43の前後の掛止部45F,45Rが、それぞれ左右の窓枠51に形成された前後の突部52F,52Rよりも前方(図16の左側)に外れた位置において、排水路67を接続口95に差し込みながら、左右の取付板43が左右の窓枠51の内面に沿って下方から入れられる。冷却ダクト40の前壁44並びに左右の側壁41の上縁が、窓孔28の下面側における前縁から左右の側縁にわたって当たるまで押し上げられると、各掛止部45の掛止縁46が、対応する突部52の上方に至るから、引き続いて冷却ダクト40を奥側に押し込むと、図8に参照して示すように、後側の掛止部45Rの溝47が後側の突部52Rに案内されつつ嵌って、掛止縁46Rが掛止面53Rに掛止され、また前側の掛止部45Fの掛止縁46Fが前側の突部52Fの掛止面53Fに掛止されて仮保持される。ここで、前後の突部52F,52Rの掛止面53F,53Rが互いに逆向きの傾斜面とされているから、前後の掛止部45F,45Rを対応する突部52F,52Rに掛止したのちは、手を放しても冷却ダクト40が落ちることはない。
このように冷却ダクト40が仮保持されることに伴い、排水路67が冷蔵庫本体10の背面壁15Bに開口された接続口95を通って排水用通路38内に挿入され、また、パッキン97の密着環99が接続口95における背面壁15Bの内面への開口縁に押し付けられて密着し、排水口80の差し込み部分がシールされる。
最後に、冷却ダクト40の前縁側に設けられた2箇所の取付座55の挿通孔57にねじ56を通し、天井壁15Aのねじ孔に螺合して締め付けることにより冷却ダクト40が固定され、冷却ダクト40の取り付けが完了する。
既述したように、冷却運転の途中で適宜に除霜運転が行われ、この除霜運転の際に、コードヒータ90に対して通電される。
除霜運転は、冷却器26に設けられた除霜ヒータ(図示せず)に通電して加熱することで行われ、冷却器26等に付着した霜が溶けて除霜水となってドレンパン75上に滴下し、その底面の傾斜に倣って奥壁79まで流下するとともに、奥壁79の傾斜に沿って排水口80まで流れ、同排水口80から冷却ダクト40の排水路67を通って背面壁15Bの排水用通路38に流入される。排水用通路38に流入した除霜水は、同排水用通路38中を流下したのち、ドレンホースを介して所定の排水箇所に排水される。
この除霜運転の間、冷却器26等から霜の塊が落下し、それがドレンパン75の奥壁79に流下して当たったまま残る可能性があるが、その塊は、奥壁79の裏側に配されたコードヒータ90の熱で融かされ、除霜水となって速やかに排水口80から排水路67へと排出される。また、ドレンパン75の奥壁79は、冷気の吹出口33側に配されているため、奥壁79自身にも着霜する可能性があるが、その着霜もコードヒータ90の熱で融かされて、除霜水となって排出される。
また、霜の塊が、排水口80から排水路67に排出されたのち、同排水路67内に留まる可能性もあるが、排水路67の上面を覆って装着されたカバー85の上面には、コードヒータ90の途中位置が折り返して配線され、それにより実質的に2本が配線されているから、同コードヒータ90により排水路67内が加熱され、留まった塊も融かされて流される。
一方、カバー85上には冷却運転中に着霜する可能性があるが、カバー85はその先端が排水路67の先端よりも控えて設けられる一方、カバー85上には上記のようにコードヒータ90が折り返して配線され、U字状の折り返し部93がカバー85の先端から突出して、排水路67の底面から浮いた状態となっているから、カバー85上に着霜があった場合は、コードヒータ90の熱で融かされてカバー85上を傾斜に倣って流下したのち、先端から排水路67に滴下して排出される。
なお、カバー85を含む排水路67の基端側の大部分がパッキン97の筒状本体部98で覆われていて、コードヒータ90の熱が逃げにくくなっているから、霜の塊や霜がより融かしやすくなる。
除霜運転が終了すると、冷却運転が再開されるが、上記の除霜運転の間に、ドレンパン75の奥壁79や排水路67内に霜の塊が残ろうとした場合や、先の冷却運転時にできた奥壁79やカバー85への着霜が、コードヒータ90の熱で溶かされてすべて排出されるから、冷却運転が再開して冷却ダクト40すなわちドレンパン75の奥縁側が低温雰囲気となっても、凍結が生じるおそれがない。
以上のように本実施形態によれば、冷却ダクト40は、左右の取付板43にそれぞれ設けられた前後の掛止部45F,45Rを、窓枠51の突部52F,52Rに掛止することで仮保持できるから、ねじ56を止める作業がしやすい。しかもねじ56を止める箇所は、前面の開口部18に近い冷却ダクト40の前縁に設けられた取付座55であって、2箇所だけで良いから、ねじ止めの作業自体も容易にかつ短時間に行える。その結果、冷却ダクト40の取り付けがきわめて簡単となる。
冷却ダクト40の取り外しについても、上記とは逆に、前縁の2箇所のねじ56を外したのち、冷却ダクト40を手前に引いて掛止を外せば、下方に取り外すことができる。したがってメンテナンス等において、冷却ダクト40の取り外し、再取り付けを行う場合にも、簡単に行うことができる。その上、冷却ダクト40を仮保持する突部52F,52Rを窓枠51に一体形成したから、部品点数の増加が抑えられ、安価に対応することができる。
また、後側の掛止部45Rは、対応する突部52Rを上下両側から挟んだ状態にあり、しかも同掛止部45R付近は厚肉に形成されているから、例えば当該冷蔵庫の輸送時や、冷却運転時等の振動の影響を受けて冷却ダクト40ががたつくこと、ひいてはねじ56の締結部分が緩む等が防止される。
なお後側の掛止部45Rは、突部52Rを上下に挟持することを意図しているため、溝47内に突部52Rを嵌める構造としている。このような構造では、特に後側の掛止部45Rは庫内の奥深い位置にあることも手伝って、嵌めにくいと言える。そのため、溝47、突部52Rともに前狭まりの形状として、ガイド機能を持たせている。
これは一方で、後側の突部52Rの掛止面53Rが前下がりであるために、後側の掛止部45Rが前方にずり落ちやすいと言える。そこで本実施形態では、前側の突部52Fでは、掛止面53Fを逆に後下がりの傾斜面としている。そのため、前後の掛止部45F,45Rを対応する突部52F,52Rに掛止したのちは、手を放しても冷却ダクト40が落ちることはない。この前側の突部52Fに対しては、ガイド機能は期待はできないが、掛止部45Fを上から引っ掛けるだけでよく、しかも前面の開口部18に近い位置にあるから、掛止部45Fを突部52Fに掛止する作業も比較的簡単に行える。
したがって全体としては、冷却ダクト40を仮保持するべく掛止作業を比較的簡単に行えるようにした上で、冷却ダクト40を手を放しても落下しない仮保持状態に確実に留め置くことができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、後側の掛止部が対応する突部を上下に挟持する構造としたが、前後とも上方から掛止するだけとしてもよく、そのようなものも本実施形態に含まれる。
(2)冷却ダクトの掛止作業の簡易性を優先するのであれば、前後の突部の掛止面をともに、ガイドできるように前下がりの傾斜面としてもよい。
(3)前後の掛止部をともに前方を向いた略鈎状に形成し、両掛止部が対応する突部の後方に外れた姿勢で冷却ダクトを下方から差し込み、そののち冷却ダクトを手前側に移動させて両掛止部を突部に掛止させる構造としてもよい。
(4)左右の掛止部が、冷却ダクトの後縁側に1個ずつ設けられた構造であってもよい。この場合でも、冷却ダクトは位置決めされて掛止できるから、せいぜい冷却ダクトに片手を軽く添えて押さえる程度でねじの締め付け作業を行うことができ、その結果冷却ダクトの取り付けが簡単に行える。
(5)ダクトの掛止部を掛止するべく窓枠に設ける被掛止部は、溝のような凹部であってもよい。
(6)本発明は冷蔵庫に限らず、冷凍庫、急速凍結庫等、要は貯蔵庫本体内の天井部にダクトを張って、冷却器室を画成する形式の冷却貯蔵庫全般に広く適用することができる。
本発明の一実施形態に係る冷蔵庫の縦断面図 冷却器室付近の拡大断面図 冷却ダクトのアッセンブリの平面図 その分解断面図 冷却ダクトの平面図 冷蔵庫本体の上面の平面図 冷却ダクトの取付構造を示す横断面図 その縦断面図 ドレンパンの平面図 ドレンパンの排水口付近の斜視図 ドレンパンの背面図 排水路の横断面図 パッキンの装着構造を示す一部切欠分解斜視図 冷却ダクトのアッセンブリの縦断面図 その排水路付近の拡大図 冷却ダクトのアッセンブリの取付動作を示す部分縦断面図
符号の説明
10…冷蔵庫本体(貯蔵庫本体) 15A…天井壁 18…開口部 25…基台(ユニット台) 26…冷却器 28…窓孔 30…冷却器室 40…冷却ダクト(ダクト) 43…取付板 44…(冷却ダクト40の)前壁 45F,45R…掛止部 47…溝 51…窓枠 52F,52R…突部(被掛止部) 53F,53R…掛止面 55…取付座(取付部) 56…ねじ

Claims (5)

  1. 前面開口の断熱箱体からなる貯蔵庫本体の天井壁には窓孔が開口され、冷却器を下面側に取り付けた断熱性のユニット台が前記窓孔の上面を塞いで載置されるとともに、前記貯蔵庫本体内の天井部には、前記窓孔の下面側を覆うようにしてダクトが張設されることで前記冷却器を収納した冷却器室が形成され、この冷却器室内で生成された冷気が庫内に循環供給されるようにした冷却貯蔵庫において、
    前記ダクトには掛止部が設けられているとともに、前記窓孔の周面には合成樹脂製の窓枠が嵌着されて、この窓枠には前記ダクトの掛止部が掛止可能な被掛止部が一体形成されていることを特徴とする冷却貯蔵庫。
  2. 前記ダクトの手前の端縁側には、庫内の天井面にねじ止め可能な取付部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の冷却貯蔵庫。
  3. 前記掛止部は、前記ダクトの左右両側で前後一組ずつが備えられ、ともに前後いずれか一方に突出した略鈎状に形成されているとともに、前記窓枠の左右の面には前記被掛止部が前後一組ずつ対応して設けられ、この被掛止部が突部とされていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の冷却貯蔵庫。
  4. 前記前後の掛止部のうちの少なくともいずれか一方が、対応する突部を上下に挟持可能となっていることを特徴とする請求項3記載の冷却貯蔵庫。
  5. 前記前後の突部では、対応する前記掛止部を掛止する掛止面が前後方向において互いに逆勾配の傾斜面に形成されていることを特徴とする請求項3または請求項4記載の冷却貯蔵庫。
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JP2008309441A (ja) * 2007-06-18 2008-12-25 Hoshizaki Electric Co Ltd 冷却貯蔵庫
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JP2014156998A (ja) * 2013-02-18 2014-08-28 Hoshizaki Electric Co Ltd 貯蔵庫

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