JP2007022802A - テープカッター装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、粘着テープの先端部が非接着面に形成されているため、手に粘着テープが貼り付くことがなく、指紋の跡もなく、接着面の接着力の低下を防止して、しかも使用された粘着テープの剥離作業も楽に行うことができるテープカッター装置を得るにある。
【解決手段】設置された巻き粘着テープを任意の長さで切断するように形成されたカッター本体において、この粘着テープを引き出すことによって、カッターホルダが可動し、これにより前記カッターホルダが固定支持具より開くように形成され、前記粘着テープを刃にて切断することによって、前記カッターホルダが前記固定支持具方向へ移動するように形成され、前記粘着テープの先端部が非接着面になるように形成されたテープカッター装置を構成している。
【選択図】 図1
【解決手段】設置された巻き粘着テープを任意の長さで切断するように形成されたカッター本体において、この粘着テープを引き出すことによって、カッターホルダが可動し、これにより前記カッターホルダが固定支持具より開くように形成され、前記粘着テープを刃にて切断することによって、前記カッターホルダが前記固定支持具方向へ移動するように形成され、前記粘着テープの先端部が非接着面になるように形成されたテープカッター装置を構成している。
【選択図】 図1
Description
本発明は粘着テープの先端部が非接着面になることのできるテープカッター装置に関する。
従来、テープカッター装置は設置された巻き粘着テープを引き出すのに粘着テープの先端部分の非接着面と接着面を手で引いて粘着テープを所用長さに切断して使用していたことが考えられている。
しかしながら、従来のテープカッター装置では、手に粘着テープの接着面が貼り付いて容易に剥がすことが出来なかったり、接着面に指紋の跡がくっきりと残ったり、更に貼り付いた部分の接着面の接着力が低下してその部分が付かなくなったり、そして使用された粘着テープを剥すのに大変な労力を強いられたりするといった欠点があった。
特開 2004−345767 特開 2005−67807
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、粘着テープの先端部が非接着面に形成されているため、手に粘着テープが貼り付くことがなく、指紋の跡もなく、接着面の接着力の低下を防止して、しかも使用された粘着テープの剥離作業も楽に行う事ができることを提供することを目的としている。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるだろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するために、本発明は設置された巻き粘着テープを任意の長さで切断するように形成されたカッター本体において、この粘着テープを引き出すことによって、カッターホルダが可動し、これにより前記カッターホルダが固定支持具より開くように形成され、前記粘着テープを刃にて切断することによって、前記カッターホルダが前記固定支持具方向へ移動するように形成され、前記粘着テープの先端部が非接着面になるように形成されたテープカッター装置を構成している。
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
(1)粘着テープの先端部が非接着面であるため、粘着テープを任意の長さに切断して使用しても手に粘着テープが貼り付くことのなく使用することができる。
(1)粘着テープの先端部が非接着面であるため、粘着テープを任意の長さに切断して使用しても手に粘着テープが貼り付くことのなく使用することができる。
(2)前記(1)によって、粘着テープの接着面の接着力を損なうことなく使用することができる。
(3)前記(1)によって、粘着テープの接着面に指紋の跡が付かずに使用することができる。
(4)前記(1)によって、使用された粘着テープの剥離作業を楽に行うことができる。
(5)請求項2も前記(1)〜(4)と同様な効果が得られる。
(6)請求項3も前記(1)〜(4)と同様な効果が得られる。
以下、図面に示す実施するための最良の形態により、本発明を詳細に説明する。
図1ないし図6の第1の実施するための最良の形態において、1は本発明のテープカッター装置であって、カッター本体2に設置された巻き粘着テープ3とホイル4とを回転自在に保持することのできるように形成されたテープ保持具5と前記粘着テープ3を引き出すことによって、前記ホイル4も回動し、これにより支持部材13に接続されている接続部材6(接続部材6は、図5および図6にて示すように、接続部材6と調整部材14と係止具15を用いて接続部材6としての長さを調整するような方法でも良い)が押し出され、これに接続されている前記カッターホルダ7が可動して固定支持具8より開いて行き、前記カッターホルダ7が、ロック部材9にロックされてカッターホルダ7の開きが止まる。前記粘着テープ3を任意の長さにて、下に押しさげるようにして前記カッターホルダ7に形成されている刃10によって切断すると前記カッターホルダ7が下に押されてロック部材9のロックが外れ、板バネ、スプリング、押しバネ、ウレタンゴムなどの弾性部材11によって、前記カッターホルダ7が前記固定支持具8の方向に移動して、カッターホルダ7と固定支持具8の口が閉じた時、図2にて示すように、前記粘着テープ3の先端部12の外側が非接着面3Aになり前記粘着テープ3の前記先端部12を手16にて摘まむ様にして前記粘着テープ3を引き出し、これを繰り返し使用するように構成されている。
上記構成のテープカッター装置1は、カッター本体2に設置された粘着テープ3を任意の長さにて使用するとき、この粘着テープ3の先端部12の非接着面3Aを手16で摘まむようにして前記粘着テープ3を刃10にて切断使用するため、前記粘着テープ3が手16に貼り付くことがなく、前記粘着テープ3の接着面3Bに指紋の跡が残ることがなく、接着力の低下を防止して、しかも使用された粘着テープ3の剥離作業をも楽に行うことができる。
{発明を実施するための異なる形態}
{発明を実施するための異なる形態}
次に図7ないし図15に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。尚、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当たって、前記本発明の第1の実施するための最良の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
図7ないし図12の本発明の第2の実施するための形態において、前記本発明の第1の実施するための最良の形態と主に異なる点はカッターホルダ7と固定支持具8との間に蛇腹式、ゴム、シリコンゴム、などで形成された復元力のある空気収納体17を形成した点で、こうすることにより、粘着テープ3を刃10にて切断すると前記カッターホルダ7が前記固定支持具8の方向に移動すると前記空気収納体17が圧縮され、この空気収納体17に形成された吹き出し口18より吹き出された空気の圧力によって、前記粘着テープ3の先端部12の外側が非接着面3Aになるため、このように形成したテープカッター装置1にしても、前記本発明の第1の実施するための最良の形態と同様な作用効果が得られる。
図13ないし図15の本発明の第3の実施するための形態において、前記本発明の第2の実施するための形態と主に異なる点は、カッターホルダ7と固定支持具8に突起部20を形成した点であり、前記本発明の第2の実施するための形態と同様な作用効果が得られる。
本発明は事務用品を製造する産業で利用される。
1:テープカッター装置 2:カッター本体
3:粘着テープ 3A:非接着面
3B:接着面 4:ホイル
5:テープ保持具 6:接続部材
7:カッターホルダ 8:固定支持具
9:ロック部材 10:刃
11:弾性部材 12:先端部
13:支持部材 14:調整部材
15:係止具 16:手
17:空気収納体 18:吹き出し口
20:突起部
3:粘着テープ 3A:非接着面
3B:接着面 4:ホイル
5:テープ保持具 6:接続部材
7:カッターホルダ 8:固定支持具
9:ロック部材 10:刃
11:弾性部材 12:先端部
13:支持部材 14:調整部材
15:係止具 16:手
17:空気収納体 18:吹き出し口
20:突起部
Claims (3)
- 設置された巻き粘着テープを任意の長さで切断するように形成されたカッター本体において、この粘着テープを引き出すことによって、カッターホルダが可動し、これにより前記カッターホルダが固定支持具より開くように形成され、前記粘着テープを刃にて切断することによって、前記カッターホルダが前記固定支持具方向へ移動するように形成され、前記粘着テープの先端部が非接着面になるよう形成され備えてなることを特徴とするテープカッター装置。
- 設置された巻き粘着テープを任意の長さで切断するように形成されたカッター本体において、この粘着テープを引き出すことによって、カッターホルダが可動し、これにより前記カッターホルダが固定支持具より開くように形成され、前記粘着テープを刃にて切断することによって、前記カッターホルダが前記固定支持具方向へ移動するように形成され、これによって前記カッターホルダと前記固定支持具の間に形成され復元力のある空気収納体の吹き出し口より吹き出される空気の圧力によって、前記粘着テープの先端部が非接着面になるよう形成され備えてなることを特徴とするテープカッター装置。
- 設置された巻き粘着テープを任意の長さで切断するように形成されたカッター本体において、この粘着テープを引き出すことによって、突起部が形成されたカッターホルダが可動し、これにより前記カッターホルダが、突起部を形成した固定支持具より開くように形成され、前記粘着テープを刃にて切断することによって、前記カッターホルダが固定支持具方向へ移動し、これによって前記カッターホルダと前記固定支持具の間に形成され、復元力のある空気収納体の吹き出し口より吹き出される空気の圧力によって、前記粘着テープの先端部が非接着面になるように形成され備えてなることを特徴とするテープカッター装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005228785A JP2007022802A (ja) | 2005-07-11 | 2005-07-11 | テープカッター装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005228785A JP2007022802A (ja) | 2005-07-11 | 2005-07-11 | テープカッター装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007022802A true JP2007022802A (ja) | 2007-02-01 |
Family
ID=37784072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005228785A Pending JP2007022802A (ja) | 2005-07-11 | 2005-07-11 | テープカッター装置 |
Country Status (1)
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Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011016665A (ja) * | 2009-09-21 | 2011-01-27 | Shinichi Koyano | 摘まむことのできる折り返しをつくるテープカッター |
CN103395652A (zh) * | 2013-07-31 | 2013-11-20 | 河南科技大学第一附属医院 | 一种医用透明胶带盒 |
JP2019131348A (ja) * | 2018-01-31 | 2019-08-08 | 和夫 村山 | 片折れテープカッターおよび片折れテープの形成方法 |
KR102024720B1 (ko) * | 2019-04-25 | 2019-09-25 | 주식회사 모텍스 | 접착테이프 디스펜서 |
KR102122888B1 (ko) * | 2019-04-25 | 2020-06-15 | 주식회사 모텍스 | 접착테이프 디스펜서 |
KR102158517B1 (ko) * | 2019-07-08 | 2020-09-22 | 주식회사 모텍스 | 접착테이프 디스펜서 |
KR102169939B1 (ko) * | 2019-07-08 | 2020-10-26 | 주식회사 모텍스 | 접착테이프 디스펜서 |
JP7507556B2 (ja) | 2019-12-20 | 2024-06-28 | 株式会社フジクラ | 光ファイバ巻回用ボビン |
-
2005
- 2005-07-11 JP JP2005228785A patent/JP2007022802A/ja active Pending
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