JP2000302316A - 両面粘着テープ貼付器及び両面粘着テープの貼付方法 - Google Patents

両面粘着テープ貼付器及び両面粘着テープの貼付方法

Info

Publication number
JP2000302316A
JP2000302316A JP11114246A JP11424699A JP2000302316A JP 2000302316 A JP2000302316 A JP 2000302316A JP 11114246 A JP11114246 A JP 11114246A JP 11424699 A JP11424699 A JP 11424699A JP 2000302316 A JP2000302316 A JP 2000302316A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
double
adhesive tape
tape
sided adhesive
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11114246A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayasu Takebe
孝康 竹部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANZEN KOGYO KK
Original Assignee
SANZEN KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SANZEN KOGYO KK filed Critical SANZEN KOGYO KK
Priority to JP11114246A priority Critical patent/JP2000302316A/ja
Publication of JP2000302316A publication Critical patent/JP2000302316A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H37/00Article or web delivery apparatus incorporating devices for performing specified auxiliary operations
    • B65H37/002Web delivery apparatus, the web serving as support for articles, material or another web
    • B65H37/005Hand-held apparatus
    • B65H37/007Applicators for applying coatings, e.g. correction, colour or adhesive coatings

Landscapes

  • Adhesive Tape Dispensing Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】比較的簡易な構造で、両面粘着テープを簡単に
貼ることができるようにした両面粘着テープ貼付器を提
供する。 【解決手段】両面粘着テープ貼付器Aは、ケース200
と、ケース200内に内蔵されている両面粘着テープ1
のテープロール体100と、両面粘着テープ1が巻き掛
けられており、両面粘着テープ本体11を被貼付面に貼
付するとき当該部分で両面粘着テープ本体11と剥離テ
ープ12とが分離される転移ローラ3と、転移ローラ3
で分離された剥離テープ12をケース200外に排出す
る排出口40を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、両面粘着テープ貼
付器及び両面粘着テープの貼付方法に関する。更に詳し
くは、比較的簡易な構造で、両面粘着テープを簡単に貼
ることができるようにした両面粘着テープ貼付器及び両
面粘着テープの貼付方法に関する。
【0002】
【従来技術】従来より、ポスターや写真等の貼り付けや
紙工作、または封筒の糊付けなどに両面粘着テープが使
用されている。通常、両面粘着テープは、両面粘着テー
プ本体に剥離テープが張り合わせて構成されており、ロ
ール状に巻回されて紙製のケースに収容されている。ま
た、紙製のケースには両面粘着テープをケース外へ引き
出すための引出口が設けてある。更に、その引出口の近
傍には、必要な長さに両面粘着テープを切断するぎざ状
の切断刃が設けてある。
【0003】そして、両面粘着テープを被貼付面に貼付
する場合には、次のようにして行っていた。 (1)ケースの引出口から、必要な長さの両面粘着テー
プを引き出す。 (2)引き出した両面粘着テープを被貼付面に当てた状
態で、剥離テープの裏面全体を指で滑らせながら押さ
え、両面粘着テープを被貼付面に貼付する。 (3)引出口の近傍に設けてある切断刃で、貼付した両
面粘着テープの終端部を切断し、ケース本体から両面粘
着テープを切り離す。 (4)最後に、貼付した両面粘着テープから剥離テープ
を剥がし、両面粘着テープ本体のみを被貼付面に転移さ
せる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た両面粘着テープの貼付方法では次のような課題があっ
た。即ち、従来の方法では、両面粘着テープを必要な長
さだけ切り離して被貼付面に貼り付けた後、剥離テープ
を両面粘着テープ本体からその都度剥がす必要があっ
た。しかも、剥離テープを剥がすには、爪を立てて剥離
テープの端を摘み上げなくてはならなかったので、作業
性に劣り、使い勝手が悪かった。
【0005】(発明の目的)そこで本発明の目的は、比
較的簡易な構造で、両面粘着テープを簡単に貼ることが
できるようにした両面粘着テープ貼付器及び両面粘着テ
ープの貼付方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に講じた本発明の手段は次のとおりである。第1の発明
にあっては、両面粘着テープ本体と剥離テープを有する
両面粘着テープから両面粘着テープ本体を被貼付面に貼
付するための貼付器であって、ケース内に内蔵されてい
る両面粘着テープと、両面粘着テープが巻き掛けられて
おり、両面粘着テープ本体を被貼付面に貼付するとき当
該部分で両面粘着テープ本体と剥離テープとが分離され
る転移部と、転移部で分離された剥離テープをケース外
に排出する剥離テープ排出部と、を含むことを特徴とす
る、両面粘着テープ貼付器である。
【0007】第2の発明にあっては、両面粘着テープ本
体がケースの内壁面に貼り付かないようにするための手
段を含むことを特徴とする、第1の発明に係る両面粘着
テープ貼付器である。
【0008】第3の発明にあっては、両面粘着テープの
繰り出し動を制動する制動手段を有していることを特徴
とする、第1または第2の発明に係る両面粘着テープ貼
付器である。
【0009】第4の発明にあっては、両面粘着テープの
繰り出し動を制動する制動手段と、転移部で分離された
剥離テープを切断する切断手段と、上記制動手段と切断
手段を作動させる作動手段と、を有し、上記制動手段と
切断手段は連動するよう構成されていることを特徴とす
る、第1または第2の発明に係る両面粘着テープ貼付器
である。
【0010】第5の発明にあっては、両面粘着テープ本
体と剥離テープを有する両面粘着テープから両面粘着テ
ープ本体を被貼付面に貼付する方法であって、ケース内
に内蔵されている両面粘着テープは転移部に巻き掛けら
れており、繰り出された両面粘着テープは、両面粘着テ
ープ本体を被貼付面に貼付するときに上記転移部で両面
粘着テープ本体と剥離テープとに分離され、両面粘着テ
ープ本体は被貼付面側に貼付され、剥離テープはケース
外に排出されることを特徴とする、両面粘着テープの貼
付方法である。
【0011】第6の発明にあっては、転移部で分離され
た剥離テープを切断するときに両面粘着テープの繰り出
し動を制動するようにしたことを特徴とする、第5の発
明に係る両面粘着テープの貼付方法である。
【0012】本発明の「転移部」としては、例えばロー
ラーのように回転可能に形成されたもの、あるいは回転
はしないが良好な滑面を有するものなどが挙げられる。
良好な滑面を有するものの形状としては、例えば円柱形
のように全体が丸みを帯びたもの、あるいは先端側のみ
が丸みを帯びたものが挙げられる。
【0013】「両面粘着テープの繰り出し動を制動する
制動手段」としては、例えば次のようなものが挙げられ
る。なお、本発明に係る制動手段は次に挙げたもののみ
に限定されない。 (イ)ケース自体を可撓性材料で形成し、両面粘着テー
プのロール体をケース外部から間接的に指で押圧する。 (ロ)ケースに可撓性の押圧板を設け、その押圧板を指
で押さえ間接的にロール体を押圧する。 (ハ)ケースに窓を設け、両面粘着テープのロール体を
ケース外部から指で直接的に押圧する。 (ニ)バネなどの弾性部材を利用し、両面粘着テープの
ロール体をその周面側や側面側から押圧する。 (ホ)両面粘着テープのロール体の軸体の側面側と、そ
れと対応するようなケースの内壁面の所要の位置に係合
爪を設け、その係合爪同士の接触による摩擦抵抗を利用
する。 (ヘ)両面粘着テープのロール体の軸体を保持する保持
部に、例えばフェルトなどの摩擦抵抗の大きい材料を被
覆し、ロール体と保持部との摩擦抵抗を利用する。
【0014】(作 用)本発明に係る両面粘着テープ貼
付器は、ケース内に内蔵されている両面粘着テープと、
両面粘着テープを貼付するための転移部を有している。
そして、両面粘着テープ本体を被貼付面に貼付する際
に、両面粘着テープは転移部で両面粘着テープ本体と剥
離テープに分離される。即ち、本発明に係る両面粘着テ
ープ貼付器を使用すれば、両面粘着テープ本体を被貼付
面に貼付する際に、ほぼ同時に両面粘着テープ本体から
剥離テープを剥離することができるので、従来の貼付方
法に比べ、作業性に優れ、両面粘着テープを簡単に貼る
ことができる。また、転移部で両面粘着テープ本体と分
離した剥離テープは、剥離テープ排出部によってケース
外に排出されるので、貼付器内部に、剥離テープを回収
するための装置を必要としない。したがって、両面粘着
テープ貼付器を比較的簡易でコンパクトな構造にするこ
とができる。
【0015】両面粘着テープ本体がケースの内壁面に貼
り付かないようにするための手段を含むものにあって
は、ケースから繰り出される両面粘着テープがケースの
内壁面に触れたとしても、両面粘着テープ本体はケース
内壁面に貼り付かないようになっている。したがって、
両面粘着テープ貼付器の使用中に、両面粘着テープ本体
がケースの内壁面に貼り付いて、両面粘着テープの貼り
付け作業を中断しなければならないといった不都合は起
こらない。
【0016】両面粘着テープの繰り出し動を制動する制
動手段を有しているものにあっては、例えば、転移部で
分離された剥離テープを切断するときに両面粘着テープ
の繰り出し動を制動すれば、両面粘着テープにかかる切
断時の負荷によって、両面粘着テープが追従してケース
外部へ引き出されることを防止できる。また、両面粘着
テープ本体を被貼付面に貼付する際に、その繰り出し動
を制動すれば、両面粘着テープのロール体が勢いで回り
過ぎないように防止できるので、ケース内部で両面粘着
テープが弛むことはない。
【0017】両面粘着テープの繰り出し動を制動する制
動手段と、転移部で分離された剥離テープを切断する切
断手段と、上記制動手段と切断手段を作動させる作動手
段と、を有し、上記制動手段と切断手段は連動するよう
構成されているものにあっては、作動手段によって制動
手段と切断手段をほぼ同時に働かせることができるの
で、剥離テープの切断を効率よく行うことが可能で、全
体として両面粘着テープの貼り付け作業を円滑に行うこ
とができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明を図面に示した実施の形態
に基づき更に詳細に説明する。図1は本発明に係る両面
粘着テープ貼付器の第1の実施の形態を示す分解斜視
図、図2はテープロール体とそれを保持する保持ケース
の分解斜視図である。
【0019】図1を参照する。両面粘着テープ貼付器A
は、両面粘着テープ1が巻回されたテープロール体10
0と、このテープロール体100を収容するケース20
0を備えている。(以下、「両面粘着テープ貼付器」
を、主として「テープ貼付器」と略称して使用する。)
ケース200は、テープロール体100を回転可能に保
持するプラスチック製の保持ケース20と、この保持ケ
ース20を収容する紙製の外装ケース20aを有してい
る。なお、保持ケース20は、図2に示す基板2を組み
立てることによって形成される。
【0020】図2を参照する。両面粘着テープ1は、両
面粘着テープ本体11と剥離テープ12を張り合わせて
構成される(以下、「両面粘着テープ本体」を、主とし
て「粘着テープ本体」と略称して使用する)。粘着テー
プ本体11は、テープ状の基材と、その基材の一方の面
に積層形成されている第1粘着剤層と、他方の面に積層
形成されている第2粘着剤層を備えている(基材,第1
粘着剤層,及び第2粘着剤層、共に図示せず)。そし
て、基材には、一定の間隔(1〜3mm)で切断部11
1が形成されている。以上のような構成により、粘着テ
ープ本体11は、ハサミなどの切断具を使用しなくても
任意の長さで切断可能となっている。
【0021】なお、図2において、粘着テープ本体11
に図示されている切断部111は、粘着テープ本体11
を構成するテープ状の基材に形成されたものとして表し
ている(後述する図3,図6,及び図7についても同様
である)。
【0022】また、テープロール体100を保持ケース
20(基板2)に収容する際には、図1に示すように粘
着テープ本体11の先端側は前もって使用するか、予め
剥がしておく。
【0023】次に、図2を参照して、保持ケース20を
形成する基板2について説明する。基板2は、図2にお
いて左から順に配置された保持板21、正面板22及び
制動板23を有している(以下、基板2の説明におい
て、左右、上下、表裏方向の基準は図2を基にする)。
【0024】保持板21と正面板22の間には折目22
1が、正面板22と制動板23の間には折目222がそ
れぞれ形成されている。また、折目221,222のほ
ぼ中央には長円形の切欠口223,223が設けてあ
り、これにより、基板2は折目221,222で折り曲
がりやすくなっている。
【0025】保持板21は、正方形の薄板体の上方側と
左方側を半円状に切り欠いたような形状をしている。保
持板21のほぼ中央には、テープロール体100の軸芯
10が嵌入れられる保持部24が設けてある。保持部2
4の基部側の周面には、軸芯10の内径よりもやや径大
に形成された段部241が設けてある。この段部241
により、テープロール体100は保持板21の側面に接
しないようになっている。
【0026】また、保持部24の先端寄りには、凹部2
42が周面に沿って連続的に形成されており、この凹部
242に制動板23の先端側が嵌入れられる。そして、
保持部24の凹部242よりも更に先端側には、嵌入れ
られた制動板23を係止するための係止部243が設け
てある。
【0027】制動板23は、右側方のほぼ中央が半円形
状に突出して形成されている。そして、その突出した部
分のほぼ中央には円形の開口部232が形成されてお
り、この開口部232に保持部24が嵌入れられる。開
口部232の表面側の周縁部には、テープロール体10
0の軸芯10に当接する当接段部233が設けられてい
る。この当接段部233により、テープロール体100
は制動板23の側面に接しないようになっている。
【0028】なお、開口部232の径は、保持部24に
設けてある係止部243のそれよりもやや径小に形成さ
れており、制動板23をやや傾けて押し込むことで保持
部24に嵌着できるようになっている。なお、制動板2
3を凹部242に嵌入れた場合、制動板23は係止部2
43に係止され、保持部24から容易に外れないように
なっている。
【0029】保持板21の下端部の右端と制動板23の
下端部の左端には、軸受孔212,234がそれぞれ設
けてある。そして、この軸受孔212,234に、両側
面に軸部31,31を備えた転移部である円柱形状の転
移ローラー3が回転可能に嵌設される。転移ローラー3
は、テープロール体100から供給される両面粘着テー
プ1から、粘着テープ本体11のみを被貼付面(図示せ
ず)に転移させるものである。なお、転移ローラー3
は、基板2によって組み立てられる保持ケース20の下
端側よりも、やや下方に出っ張るようにして取り付けて
ある。
【0030】保持板21の右端側の上方には、案内板2
13が折目221と一定の間隔をおいて並設してある。
そうして、基板2を折り曲げることによって、粘着テー
プ本体11から剥離した剥離テープ12を保持ケース2
0(ケース200)外に排出する剥離テープ排出部であ
る排出口40(図1を参照)が構成される。
【0031】正面板22の上端部にはぎざ状の切断刃2
24が設けてあり、これによって排出口40から排出さ
れる剥離テープ12が切断される。また、正面板22の
下端部には、テープ貼付器Aを使用した際に、被貼付面
(図示せず)と正面板22が直接当たらないように切欠
部225が形成されている。
【0032】更に、正面板22の表面側には、断面三角
形状の突条226,226が平行に並設してある。この
突条226は、両面粘着テープ1の粘着テープ本体11
が正面板22に貼り付かないように防止するためのもの
である。即ち、転移ローラ3に巻き掛けられた両面粘着
テープ1が粘着テープ本体11を有したまま誤って排出
口40の方へ繰り出されたとしても、正面板22に対す
る粘着テープ本体11の接触面積は小さいので、粘着テ
ープ本体11は正面板22の内壁面に貼り付かないよう
になっている。
【0033】保持板21の右端側のやや下寄りには、剥
離テープ12を排出口40にスムーズに案内するための
円柱形の案内棒214が設けてある。また、保持板21
の下端部のやや右寄りには、折目251を介して長方形
の貼付防止板25が設けてある。図1において、この貼
付防止板25の表面側と右側面側(厚み部分)には、断
面三角形状の突条250,250が平行に並設してあ
る。この貼付防止板25は、テープロール体100から
両面粘着テープ1が必要以上に繰り出されて保持ケース
20内で弛んだとしても、外装ケース20aの内部底面
に粘着テープ本体11が貼り付かないように防止するた
めのものである。
【0034】以上のような構成により、両面粘着テープ
1を剥離テープ12側へ反るようにして転移ローラー3
に回し掛けた後、テープロール体100を保持部24に
嵌入れる。そうして、折目221,222,251で基
板2を折り曲げ、案内板213と正面板22、及び案内
棒214と正面板22によって構成される隙間に剥離テ
ープ12を挟み込む。これにより、両面粘着テープ1の
先端側の剥離テープ12は、案内板213,正面板22
及び制動板23によって構成される排出口40から、保
持ケース20の外部へ引き出された状態になる。
【0035】次に、図1を参照して、組み立てられた保
持ケース20を収容する外装ケース20aについて説明
する。外装ケース20aは、保持ケース20を収容でき
る適度な大きさを有した箱体である。外装ケース20a
のうち、転移ローラー3及び排出口40に対応する箇所
には、切欠口201a,202aがそれぞれ形成されて
いる。
【0036】以上のような構成により、保持ケース20
の排出口40から引き出した剥離テープ12を、外装ケ
ース20aの切欠口202aから更に引き出した状態
で、外装ケース20aの底面側から保持ケース20を収
容する。保持ケース20の収容後、外装ケース20aの
底面板203aは接着によって閉じられ、テープ貼付器
Aの組立てが完了する。
【0037】なお、外装ケース20aの底面板203a
に糊代(図示せず)を設けることもできる。また、本実
施の形態では、外装ケース20aは保持ケース20をそ
の底面側から収容するように形成されているが、上面側
あるいは側面側から保持ケース20を収容するように適
宜形成することもできる。
【0038】(作 用)図3は図1に示すテープ貼付器
の使用状態説明図、図4は図3に示すテープ貼付器の転
移ローラー部分を拡大した端面図である。図3,4を参
照して、テープ貼付器Aの作用を説明する。
【0039】テープ貼付器Aを使用して、粘着テープ本
体11を被貼付面6に貼付する際には、次のようにして
行う。まず、テープ貼付器A(ケース200)の両側面
のほぼ中央(テープロール体100の軸芯10が位置す
る所)を手で掴み、テープ貼付器Aを図3に示すような
所要の角度で傾かせながら、被貼付面6に転移ローラー
3を当接させる。そして、転移ローラー3を被貼付面6
に当接させた状態を保ちながら、テープ貼付器Aを矢印
I方向へ引き、テープロール体100から両面粘着テー
プ1を繰り出す。
【0040】テープロール体100から繰り出された両
面粘着テープ1の粘着テープ本体11は、転移ローラー
3に押圧されることによって、剥離テープ12から剥離
しながら被貼付面6に転移される。また、粘着テープ本
体11から剥離した剥離テープ12は、正面板22と案
内棒214の間を通り、排出口40(切欠口202a)
からケース200外部へ排出される。
【0041】粘着テープ本体11を必要な長さまで貼付
したら、次に、指でケース200の両側面のほぼ中央を
押圧する。そうすると、図2で示した制動板23の当接
段部233と保持部24の段部241によって、テープ
ロール体100の軸芯10が挟み込まれ、テープロール
体100の回転が停止する。そして、テープロール体1
00の回転を停止させた状態で、排出口40から排出さ
れた剥離テープ12を切断刃224により切断する。
【0042】以上のように、テープロール体100の回
転を停止させた状態で剥離テープ12を切断すれば、剥
離テープ12が追従して排出部40から引き出されるこ
とはない。
【0043】最後に、テープロール体100の回転を停
止させたまま、テープ貼付器Aを被貼付面6から離脱さ
せ、粘着テープ本体11の貼付終端部を被貼付面6に転
移させる。このように、テープロール体100の回転を
停止させた状態でテープ貼付器Aを離脱するようにすれ
ば、粘着テープ本体11の貼付終端部を両面粘着テープ
1から速やかに分離できる。
【0044】なお、テープ貼付器Aを被貼付面6から離
脱させるときは、テープ貼付器Aを側面側(矢印II方
向)へ倒しながら行うようにする。即ち、粘着テープ本
体11の切断部111は、粘着テープ本体11の長さ方
向に対して直角に形成されているので、テープ貼付器A
を矢印II方向へ倒すことにより、粘着テープ本体11を
切断部111で速やかに分離でき、粘着テープ本体11
の貼付面を美しく仕上げることができる。
【0045】以上のように、テープ貼付器Aを使用すれ
ば、粘着テープ本体11を被貼付面6に貼付する際に、
ほぼ同時に粘着テープ本体11から剥離テープ12を剥
離することができるので、従来の貼付方法に比べ、作業
性に優れ、両面粘着テープ1を簡単に貼ることができ
る。
【0046】また、転移ローラー3で粘着テープ本体1
1と分離した剥離テープ12は、排出口40からケース
200外に排出されるので、テープ貼付器A内部に剥離
テープ12を回収するための装置を必要としない。した
がって、テープ貼付器Aを比較的簡易でコンパクトな構
造にすることができる。
【0047】なお、排出口40から引き出された剥離テ
ープ12の切断時期は、被貼付面6からテープ貼付器A
を離脱させた後に行うこともできるし、排出口40側に
ある程度の長さまで排出してから、まとめて行うことも
できる。
【0048】図4を参照する。上記したように、テープ
貼付器Aのケース200の内部底面側には、突条250
を有する貼付防止板25が設けてある。これにより、ケ
ース200内において、両面粘着テープ1が弛んで貼付
防止板25に触れたとしても(このときの両面粘着テー
プ1を二点鎖線で示す)、接触面がごく小さいので両面
粘着テープ1は正面板22に貼り付くことはない。した
がって、テープ貼付器Aの使用中に、両面粘着テープ1
の貼り付け作業を中断しなければならない、といった不
都合は起こらない。
【0049】図5は本発明に係るテープ貼付器の第2の
実施の形態を示す分解斜視図、図6はテープロール体と
それを保持する保持ケースの分解斜視図である。なお、
第1の実施の形態と同一または同等箇所には同一の符号
を付して示している。また、上記第1の実施の形態で示
してある箇所については、説明を省略し、主に相異点を
説明する。
【0050】テープ貼付器A2の案内板213には、テ
ープロール体100の回転を制動するための板バネ21
6が設けてある。符号217は、板バネ16が撓んでテ
ープロール体100への押圧力をかけやすくするための
押圧棒である。板バネ216は、両面粘着テープ1の巻
き数が減少しても、テープロール体100を所要の力で
押圧できるように適宜設定してある。なお、板バネ21
6は、例えば、合成樹脂、金属あるいはその他の材料で
適宜形成することができる。
【0051】また、制動板23の当接段部233には、
突起状の係合爪235が均等に12箇所設けてある。更
に、テープロール体100の軸芯10の側面のうち、当
接段部233により押圧される側には、同じく突起状の
係合爪101が均等に4箇所設けてある。
【0052】(作 用)図5及び図6を参照して、テー
プ貼付器A2の作用を説明する。なお、第1の実施の形
態で説明した作用のうち同様のものは説明を省略する。
テープロール体100は、案内板213に設けてある板
バネ216によって軸芯10側に常に押圧され、テープ
ロール体100の回転が制動されている。また、制動板
23の当接段部233とテープロール体100の軸芯1
0には係合爪235,101がそれぞれ設けてあり、テ
ープロール体100が回転する際に、それら係合爪23
5,101が互いに接触することにより、テープロール
体100の回転が制動される。
【0053】以上のような構成により、テープロール体
100はその回転が常に制動されているので、粘着テー
プ本体11から剥離された剥離テープ12を切断刃22
4で切断する時に、テープ貼付器A2の側面側を指で押
圧しなくても、剥離テープ12が追従して排出口40か
ら引き出されることはない。また、テープロール体10
0の回転が制動されることによって、テープロール体1
00は勢いで回り過ぎないようになっているので、ケー
ス200内部で両面粘着テープ1が弛むことはない。
【0054】なお、板バネ216のバネ弾性力、及び当
接段部233と軸芯10に設けてられる係合爪235,
101の数は、テープロール体100の大きさ(両面粘
着テープ1の量)や、粘着テープ本体11の粘着力等に
よって適宜設定される。また、本実施の形態では、板バ
ネ216と係合爪235,101を組み合わせて使用し
たが、それぞれ独立して使用することもできる。
【0055】図7は本発明に係るテープ貼付器の第3の
実施の形態を示す分解斜視図である。なお、第1の実施
の形態と同一または同等箇所には同一の符号を付して示
している。また、上記第1の実施の形態で示してある箇
所については、説明を省略し、主に相異点を説明する。
【0056】テープ貼付器Bは、テープロール体100
を回転可能に収容するプラスチック製のケース200b
を有している。ケース200bは保持部24が設けてあ
るケース本体20bと、可撓性を備えたケース蓋23b
を有している。ケース本体20bには、転移ローラー
3、排出口40、案内板213、案内棒214、切欠部
225がそれぞれ設けてある。
【0057】保持板21bの下端側の右端には軸受孔2
15が設けてあり、軸受孔215には案内ローラー7が
回転可能に設けてある。案内ローラー7の周面側には、
断面三角形状の突起71,71が周方向に連続して並設
してある。これにより、両面粘着テープ1への接触面積
を少なくして、案内ローラー7に両面粘着テープ1が貼
り付かないように防止している。
【0058】また、ケース蓋23bのほぼ中央部には、
円形の開口部232が設けてある。更に、ケース蓋23
bには、転移ローラー3の軸部31に対応する軸受孔2
12、案内ローラー7に対応する軸受孔215がそれぞ
れ設けてある。
【0059】(作 用)図8はケース蓋を取り外した状
態の第3の実施の形態に係るテープ貼付器の側面図であ
る。図8を参照して、テープ貼付器Bの作用を説明す
る。なお、第1の実施の形態で説明した作用のうち同様
のものは説明を省略する。
【0060】両面粘着テープ1は、案内ローラー7と転
移ローラー3の間を挿通して繰り出される。したがっ
て、仮に両面粘着テープ1がケース200内で少々弛ん
だとしても(このときの両面粘着テープ1を二点鎖線で
示す)、両面粘着テープ1は案内ローラー7によって下
方側から保持されるので、粘着テープ本体11はケース
20bの内底面に貼り付かないようになっている。
【0061】また、ケース蓋23bは可撓性を有してい
るので、ケース蓋23bを保持部24側へ押圧すること
により、当接段部233でテープロール体100の回転
を制動することができる。
【0062】なお、案内ローラー7を使用せず、ケース
本体20bに第1の実施の形態で示した貼付防止板25
を取り付けることもできるし、案内ローラー7と貼付防
止板25を組み合わせて使用することもできる。これに
ついては、第1の実施の形態で示したテープ貼付器Aに
ついても同様である。
【0063】図9はケース蓋を取り外した状態の第4の
実施の形態に係るテープ貼付器の側面図である。なお、
第3の実施の形態と同一または同等箇所には同一の符号
を付して示している。また、上記第3の実施の形態で示
してある箇所については、説明を省略し、主に相異点を
説明する。
【0064】テープ貼付器B2の案内板213には、テ
ープロール体100の回転を制動するための板バネ21
6が設けてある。また、テープロール体100の軸芯1
0の側面のうち、ケース蓋23bの当接段部233(ケ
ース蓋23b、当接段部233ともに図示せず)と対応
する側には、突起状の係合爪101が均等に4箇所設け
てある。また、図示していないが、ケース蓋23bの当
接段部233には、突起状の係合爪が均等に12箇所設
けてある。
【0065】(作 用)テープ貼付器B2の作用は、第
2の実施の形態で説明したテープ貼付器A2及び第3の
実施の形態で示したテープ貼付器Bの作用と同様である
ため、省略する。
【0066】図10はテープ貼付器の第5の実施の形態
を示す縦端面図であり、テープ貼付器の内部構造を表し
ている。なお、第1の実施の形態と同一または同等箇所
には同一の符号を付して示している。また、上記第1の
実施の形態で示してある箇所については、説明を省略
し、主に相異点を説明する。
【0067】テープ貼付器Cは、プラスチック製のピス
トル型のケース200cを有している。握把部C1の内
部には、円筒状の保持部24cを備えた円形の保持板2
1cが回転可能に設けてあり、保持部24cにはテープ
ロール体100が嵌着してある。なお、テープロール体
100は保持部24cに固定されており、保持板21c
が回転することにより、両面粘着テープ1が繰り出され
るようになっている。
【0068】テープロール体100から繰り出される両
面粘着テープ1は、銃身C2内部を通り、先端の銃口部
C3近傍に設けてある転移ローラー3に回し掛けされ、
照星部C4近傍に設けてある排出口40からケース20
0c外部に排出される。なお、照門C5には孔が開口し
ており、そこに紐などを通すことによって、テープ貼付
器Cをアクセサリーとして鞄などにぶら下げることもで
きる。
【0069】引き金8は軸体81に回転可能に取り付け
られており、引き金8の上端部には、やや湾曲した長円
形の摺動溝82が設けてある。また、銃身C2内には、
棒状のスライドカッター部材9が挿設されており、その
スライドカッター部材9の基端部には、引き金8の摺動
溝82にスライド可能に挿着された突起94が設けてあ
る。
【0070】スライドカッター部材9の先端部には、切
断刃91が設けてある。また、スライドカッター部材9
の先端寄りには、圧縮コイルバネ92を係止する係止部
93,93が設けてあり、圧縮コイルバネ92は銃身C
2の先端側の固定片C21,C21に固定されている。
【0071】引き金8の後方側には、保持板21cの回
転を制動するための制動装置80が設けてある。制動装
置80は、引き金8に取り付けてある押圧棒801と、
保持板21cの回転を制動するストッパー802を備え
ている。押圧棒801には係止部804,804が、ス
トッパー802には押圧受け棒805がそれぞれ設けて
ある。そうして、その係止部804,804と押圧受け
棒805との間に圧縮コイルバネ803が架設され、分
離して設けてある押圧棒801と押圧受け棒805を間
接的に連結している。
【0072】更に、圧縮コイルバネ803は引き金8を
引かない状態で圧縮しており、ストッパー802を常に
ある一定の力で押圧している。これにより、引き金8を
引かない状態においても、テープロール体100はスト
ッパー802によってその回転を制動されている。即
ち、テープ貼付器Cを使用してしない状態においても、
テープロール体100はその自重で回転しないようにな
っているので、両面粘着テープ1はケース200内で弛
むことはない。
【0073】なお、握把部C1に収容されているテープ
ロール体100を随時新しいものと交換できるように、
テープ貼付器Cをカートリッジ構造として形成すること
もできる。
【0074】(作 用)図10を参照して、テープ貼付
器Cの作用を説明する。なお、第1の実施の形態で示し
た作用のうち同様のものは説明を省略する。テープ貼付
器Cの引き金8を引くと、制動装置80の圧縮コイルバ
ネ803が更に圧縮されると共に、押圧棒801が押圧
受け棒805を押圧する。これによって、ストッパー8
02が押圧され保持板21cの回転が停止する。また、
それと同時に、スライドカッター部材9が銃口部C3側
へスライドし、切断刃91によって剥離テープ12が切
断される。
【0075】なお、押圧棒801が押圧受け棒805に
直接当たらなくても、収縮した圧縮コイルバネ803の
伸張によって、保持板21cの回転を停止させるように
形成することもできる。
【0076】また、引き金8を緩めると、制動装置80
の圧縮コイルバネ803の圧縮力が緩み、ストッパー8
02が基の位置に戻る。また、それと同時に、スライド
カッター部材9の先端側に設けてある圧縮コイルバネ9
2の圧縮力が緩み、スライドカッター部材9が基に位置
に戻る。
【0077】このように、テープ貼付器Cを使用すれ
ば、剥離テープ12の切断を効率よく行うことができる
ので、全体として両面粘着テープ1の貼り付け作業を円
滑に行うことが可能である。また、テープ貼付器Cはピ
ストル型に形成されているので、遊び感覚で楽しく貼り
付け作業を行うことができる。なお、引き金8を引いた
際に音が出るような手段を、テープ貼付器Cに設けるこ
ともできる。
【0078】本明細書で使用している用語と表現はあく
まで説明上のものであって、限定的なものではなく、上
記用語、表現と等価の用語、表現を除外するものではな
い。また、本発明は図示の実施の形態に限定されるもの
ではなく、技術思想の範囲内において種々の変形が可能
である。
【0079】
【発明の効果】本発明は上記構成を備え、次の効果を有
する。 (a)本発明に係る両面粘着テープ貼付器を使用すれ
ば、両面粘着テープ本体を被貼付面に貼付する際に、ほ
ぼ同時に両面粘着テープ本体から剥離テープを剥離する
ことができるので、従来の貼付方法に比べ、作業性に優
れ、両面粘着テープを簡単に貼ることができる。また、
転移部で両面粘着テープ本体と分離した剥離テープは、
剥離テープ排出部によってケース外に排出されるので、
貼付器内部に、剥離テープを回収するための装置を必要
としない。したがって、両面粘着テープ貼付器を比較的
簡易でコンパクトな構造にすることができる。
【0080】(b)両面粘着テープ本体がケースの内壁
面に貼り付かないようにするための手段を含むものにあ
っては、ケースから繰り出される両面粘着テープがケー
スの内壁面に触れたとしても、両面粘着テープ本体はケ
ース内壁面に貼り付かないようになっている。したがっ
て、両面粘着テープ貼付器の使用中に、両面粘着テープ
本体がケースの内壁面に貼り付いて、両面粘着テープの
貼り付け作業を中断しなければならないといった不都合
は起こらない。
【0081】(c)両面粘着テープの繰り出し動を制動
する制動手段を有しているものにあっては、例えば、転
移部で分離された剥離テープを切断するときに両面粘着
テープの繰り出し動を制動すれば、両面粘着テープにか
かる切断時の負荷によって、両面粘着テープが追従して
ケース外部へ引き出されることを防止できる。また、両
面粘着テープ本体を被貼付面に貼付する際に、その繰り
出し動を制動すれば、両面粘着テープのロール体が勢い
で回り過ぎないように防止できるので、ケース内部で両
面粘着テープが弛むことはない。
【0082】(d)両面粘着テープの繰り出し動を制動
する制動手段と、転移部で分離された剥離テープを切断
する切断手段と、上記制動手段と切断手段を作動させる
作動手段と、を有し、上記制動手段と切断手段は連動す
るよう構成されているものにあっては、作動手段によっ
て制動手段と切断手段をほぼ同時に働かせることができ
るので、剥離テープの切断を効率よく行うことが可能
で、全体として両面粘着テープの貼り付け作業を円滑に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る両面粘着テープ貼付器の第1の実
施の形態を示す分解斜視図である。
【図2】テープロール体とそれを保持する保持ケースの
分解斜視図である。
【図3】図1に示すテープ貼付器の使用状態説明図であ
る。
【図4】図3に示すテープ貼付器の転移ローラー部分を
拡大した端面図である。
【図5】本発明に係るテープ貼付器の第2の実施の形態
を示す分解斜視図である。
【図6】テープロール体とそれを保持する保持ケースの
分解斜視図である。
【図7】本発明に係るテープ貼付器の第3の実施の形態
を示す分解斜視図である。
【図8】ケース蓋を取り外した状態の第3の実施の形態
に係るテープ貼付器の側面図である。
【図9】ケース蓋を取り外した状態の第4の実施の形態
に係るテープ貼付器の側面図である。
【図10】テープ貼付器の第5の実施の形態を示す縦端
面図であり、テープ貼付器の内部構造を表している。
【符号の説明】
1 両面粘着テープ 11 粘着テープ本体 111 切断部 12 剥離テープ 100 テープロール体 10 軸芯 101 係合爪 200,200b,200c ケース 20 保持ケース 20a 外装ケース 20b ケース本体 201a,202a 切欠口 203a 底面板 2 基板 21,21b,21c 保持板 22 正面板 23 制動板 23b ケース蓋 24,24c 保持部 25 貼付防止板 250 突条 212 軸受孔 213 案内板 214 案内棒 215 軸受孔 216 板バネ 217 押圧棒 221,222,251 折目 223 切欠口 224 切断刃 225 切欠部 226 突条 232 開口部 233 当接段部 234 軸受孔 235 係合爪 241 段部 242 凹部 243 係止部 235,101 係合爪 3 転移ローラー 31 軸部 40 排出口 6 被貼付面 7 案内ローラー 71 突起 80 制動装置 81 軸体 801 押圧棒 802 ストッパー 803 圧縮コイルバネ 804 係止部 805 押圧受け棒 82 摺動溝 9 スライドカッター部材 91 切断刃 92 圧縮コイルバネ 93 係止部 94 突起 A,A2,B,B2,C テープ貼付器 C1 握把部 C2 銃身 C21 固定片 C3 銃口部 C4 照星部 C5 照門

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両面粘着テープ本体(11)と剥離テープ(1
    2)を有する両面粘着テープ(1)から両面粘着テープ本体
    (11)を被貼付面(6)に貼付するための貼付器であって、 ケース(200)内に内蔵されている両面粘着テープ(1)と、 両面粘着テープ(1)が巻き掛けられており、両面粘着テ
    ープ本体(11)を被貼付面(6)に貼付するとき当該部分で
    両面粘着テープ本体(11)と剥離テープ(12)とが分離され
    る転移部と、 転移部で分離された剥離テープ(12)をケース(200)外に
    排出する剥離テープ排出部と、を含むことを特徴とす
    る、 両面粘着テープ貼付器。
  2. 【請求項2】 両面粘着テープ本体(11)がケース(200)
    の内壁面に貼り付かないようにするための手段を含むこ
    とを特徴とする、 請求項1記載の両面粘着テープ貼付器。
  3. 【請求項3】 両面粘着テープ(1)の繰り出し動を制動
    する制動手段を有していることを特徴とする、 請求項1または2記載の両面粘着テープ貼付器。
  4. 【請求項4】 両面粘着テープ(1)の繰り出し動を制動
    する制動手段と、 転移部で分離された剥離テープ(12)を切断する切断手段
    と、 上記制動手段と切断手段を作動させる作動手段と、を有
    し、 上記制動手段と切断手段は連動するよう構成されている
    ことを特徴とする、 請求項1または2記載の両面粘着テープ貼付器。
  5. 【請求項5】 両面粘着テープ本体(11)と剥離テープ(1
    2)を有する両面粘着テープ(1)から両面粘着テープ本体
    (11)を被貼付面(6)に貼付する方法であって、 ケース(200)内に内蔵されている両面粘着テープ(1)は転
    移部に巻き掛けられており、繰り出された両面粘着テー
    プ(1)は、両面粘着テープ本体(11)を被貼付面(6)に貼付
    するときに上記転移部で両面粘着テープ本体(11)と剥離
    テープ(12)とに分離され、両面粘着テープ本体(11)は被
    貼付面(6)側に貼付され、剥離テープ(12)はケース(200)
    外に排出されることを特徴とする、 両面粘着テープの貼付方法。
  6. 【請求項6】 転移部で分離された剥離テープ(12)を切
    断するときに両面粘着テープ(1)の繰り出し動を制動す
    るようにしたことを特徴とする、 請求項5記載の両面粘着テープの貼付方法。
JP11114246A 1999-04-21 1999-04-21 両面粘着テープ貼付器及び両面粘着テープの貼付方法 Pending JP2000302316A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11114246A JP2000302316A (ja) 1999-04-21 1999-04-21 両面粘着テープ貼付器及び両面粘着テープの貼付方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11114246A JP2000302316A (ja) 1999-04-21 1999-04-21 両面粘着テープ貼付器及び両面粘着テープの貼付方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000302316A true JP2000302316A (ja) 2000-10-31

Family

ID=14632962

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11114246A Pending JP2000302316A (ja) 1999-04-21 1999-04-21 両面粘着テープ貼付器及び両面粘着テープの貼付方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000302316A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1329407A1 (en) * 2002-01-16 2003-07-23 3L-Ludvigsen A/S Device for dispensing two sided adhesive tape pieces and a refill roll for the device
JP2017193406A (ja) * 2016-04-20 2017-10-26 下村 恭一 ローラーのクリーニング方法及びクリーニングロール
EP3988486A1 (en) 2020-10-21 2022-04-27 Fameccanica.Data S.p.A. An apparatus and method for dispensing sections of double-sided adhesive tape

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1329407A1 (en) * 2002-01-16 2003-07-23 3L-Ludvigsen A/S Device for dispensing two sided adhesive tape pieces and a refill roll for the device
WO2003059796A1 (en) * 2002-01-16 2003-07-24 3L-Ludvigsen A/S A device for dispensing two sided adhesive tape pieces and a refill roll for the device
US6945298B2 (en) 2002-01-16 2005-09-20 3L - Ludvigsen A/S Device for dispensing two sided adhesive tape pieces and a refill roll for the device
JP2017193406A (ja) * 2016-04-20 2017-10-26 下村 恭一 ローラーのクリーニング方法及びクリーニングロール
EP3988486A1 (en) 2020-10-21 2022-04-27 Fameccanica.Data S.p.A. An apparatus and method for dispensing sections of double-sided adhesive tape

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI629229B (zh) 用於膠帶(如雙面膠帶)之施用器
US5851348A (en) Dispenser for tags, labels, indexing tabs and the like
US20070193426A1 (en) Adhesive tape dispenser
JPS6397257A (ja) 移着型接着剤のディスペンサ−
JP3505673B2 (ja) 塗布具
EP1322470B1 (en) Substrate processing apparatus having pressed together supply rolls
WO2011080977A1 (ja) テープ送出装置及びテープ貼付器
JP5236494B2 (ja) 保護具を備えたテープディスペンサ
JP2001515443A (ja) テープ分与アプリケータ及び交換テープカートリッジ
JP4099518B1 (ja) テープディスペンサ
JP3747285B2 (ja) 接着テープ転写具
JP2000302316A (ja) 両面粘着テープ貼付器及び両面粘着テープの貼付方法
US6382291B2 (en) Dispenser for self-adhesive material
JP6330191B2 (ja) 修正テープ貼付具
CA2472772C (en) A device for dispensing two sided adhesive tape pieces and a refill roll for the device
JP2003523857A (ja) テープ全体の塗布
JP2997880B2 (ja) 接着テープ用収納ケース
JPS63274596A (ja) 綴り穴補強片貼着器
JP5260412B2 (ja) 両面テープ貼着方法
JPH10330021A (ja) 粘着テ−プ貼付器
JPH09100062A (ja) テープ貼付具
JP2652528B2 (ja) 粘着テープ貼り付け器具
KR200332346Y1 (ko) 접착 테이프
JP2000037991A (ja) 塗布具
JP4353521B2 (ja) テープの巻取器