JP2007021748A - 連続紙印刷装置 - Google Patents

連続紙印刷装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007021748A
JP2007021748A JP2005202782A JP2005202782A JP2007021748A JP 2007021748 A JP2007021748 A JP 2007021748A JP 2005202782 A JP2005202782 A JP 2005202782A JP 2005202782 A JP2005202782 A JP 2005202782A JP 2007021748 A JP2007021748 A JP 2007021748A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing
page
length
continuous
predetermined length
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005202782A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4764083B2 (ja
Inventor
Kenji Hirai
健嗣 平井
Yoshinori Ochi
義典 祖地
Koji Iiyama
広司 飯山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Printing Systems Ltd
Original Assignee
Ricoh Printing Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Printing Systems Ltd filed Critical Ricoh Printing Systems Ltd
Priority to JP2005202782A priority Critical patent/JP4764083B2/ja
Publication of JP2007021748A publication Critical patent/JP2007021748A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4764083B2 publication Critical patent/JP4764083B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Handling Of Sheets (AREA)

Abstract

【課題】 連続帳票の帳票セットの泣き別れの防止。
【解決手段】 複数枚の連続帳票から成る帳票セットの印刷を行なう連続紙印刷装置において、前記連続帳票の用紙切れを検出する用紙切れ検出部009と、連続帳票の残量が帳票セットの枚数を基に算出される所定長であることを検出する帳票残警告部008とを備え、前記帳票残警告部008が、所定長を検出したとき、頁印刷毎に前記所定長から頁長を減算して残長を求めつつ帳票セット最終の頁まで印刷を行い,セットの頁数分の帳票長と残長を比較して次のセットが印刷可能か否か判定し,可なら次のセットの頁印刷を継続し,否なら頁の印刷を停止し、且つパネル部に警報を発する連続紙印刷装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数枚の連続帳票から成る帳票セットに帳票セット単位のテキスト印刷を行なう連続紙印刷装置に係り、特に連続帳票の最後においても帳票セット単位の印刷を行うことができる連続紙印刷装置に関する。
一般に複数枚の連続帳票から成る帳票セットに印刷を行なう連続紙印刷装置は、例えば3枚の連続帳票で1セットを構成し、この帳票セット単位で各頁に指定されたテキスト印刷を行うものである。従来技術による連続紙印刷装置は、頁単位に帳票切れをチェックして帳票切れを検出したら帳票を排出して搬送を停止し、帳票切れをパネルに表示し、オペレータが印刷済みの帳票を除去して新たに帳票を装填すると、印刷済みの頁の次頁より継続して印刷を再開する機能を備えている。
この従来技術による連続紙印刷装置は、印字ヘッドの近傍に帳票を検出するセンサを設け、このセンサが帳票切れを検出していたため、複数枚の帳票から構成される帳票セットの途中で帳票切れになった場合、印刷していた連続帳票の途中で帳票セットが途切れるために、いわゆる帳票セットの泣き別れが生じていた。
この帳票セットの泣き別れは、帳票セットが折り畳み帳票である場合、泣き別れた前と後の頁で帳票の山谷の順序が合わず山山または谷谷となる場合があり、この泣き別れた帳票を繋げて配布するようなときは、一方の折り畳みの山谷を逆にして畳む手間が繁雑になると言う不具合や、帳票セットがプレプリントしてある帳票にテキスト印刷を行なう場合、帳票の最後に印刷された帳票頁を見て、新たに装填する帳票の帳票頁が最後に印刷された頁の次の頁になるように、帳票先頭にくる帳票頁の幾つかをカットして装填するなどの手間が繁雑になると言う不具合や、帳票セットが折り畳んでプレスしてハガキにする圧着紙などの場合、セット中途で帳票切れが発生しないよう、装填する帳票のページ枚数に印刷する業務頁数を合わせて印刷業務を実行する必要が生じると言う不具合があった。
この不具合を解決する手法として従来技術においては、例えば下記特許文献に記載された如く、帳票重量を測定する手段を設け、一定量の業務の境目において残りの帳票重量が次の業務分の印刷可能かどうか判断し、可能なら印刷を続け不可能なら印刷を止めて帳票セットの泣き分かれを防止する技術が提案されている。
特開平7−68862号公報
前記特許文献記載の連続紙印刷装置は、帳票セット枚数が極めて多量の場合は残帳票重量の検出により帳票セットの泣き別れを防止することができるものの、帳票セットが数枚の場合は微小重量差を検出することが困難であり、このため数頁の帳票セット印刷を大量に繰り返して印刷する1帳票セット内の泣き別れ摘出には不適であると言う不具合があった。
本発明の目的は、前述の従来技術による不具合を除去することであり、1帳票セット内の泣き別れを防止することができる連続紙印刷装置を提供することである。
前記目的を達成するため本発明は、複数枚の連続帳票から成る帳票セットに帳票セット単位のテキスト印刷を行なう連続紙印刷装置において、前記連続帳票の残量が第1の所定長であることを検出する第1のセンサ(用紙切れ検出部)と、前記連続帳票の残量が前記第1の所定長より長い第2の所定長であることを検出する第2のセンサ(帳票残警告部)と、該第2のセンサが検出する所定長を記憶する第1の記憶手段と、前記帳票セットを構成する帳票の枚数を記憶する第2の記憶手段と、オペレータに警報するパネル部とを設け、前記第2のセンサが検出する第2の所定長が、前記第2の記憶手段に記憶された帳票セットの枚数から算出される長さであり、該第2のセンサが第2の所定長を検出したとき、帳票セット長の印刷を行ってから印刷を停止すると共に、前記パネル部に警報を発することを第1の特徴とする。
また本発明は、前記連続紙印刷装置において、前記第2のセンサが第2の所定長になったことを検出したとき,頁印刷毎に第2の所定長から頁長を減算して残長を求めつつ帳票セット最終の頁まで印刷を行い,セットの頁数分の帳票長と残長を比較して次のセットが印刷可能か否か判定し,可なら次のセットの頁印刷を継続し,否なら頁の印刷を停止することを第2の特徴とする。
本発明によれば、数頁を1セットとする帳票を印刷する連続紙印刷装置において、セットの境目で印刷および搬送を停止して帳票切れを表示するため、1セットの中途で帳票の泣き別れが発生しない。従って、帳票が折り畳み帳票である場合、セット内における帳票の山谷の順序は全て正則であり、山谷を逆にして畳む手間は発生しない。プレプリントしてある帳票にテキスト印刷を行なう時、セット単位で帳票が完結しているため、新たに設定する帳票の先頭数頁をカットするなどの手間は発生しない。また、折り畳んでプレスしてハガキにする圧着紙などの場合、装填する帳票のページ枚数に印刷する業務頁を合わせて印刷業務を実行することは不要になる。
以下、本発明による連続紙印刷装置の一実施形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は、本実施形態の連続紙印刷装置を含む印刷システムの概略構成を示す図、図2は本実施形態の連続紙印刷装置で印刷する帳票と頁と帳票セットの関係を示す図、図3は従来技術の連続紙印刷装置の印刷制御部における処理順序を示すフローチャート、図4は本実施形態の連続紙印刷装置の印刷制御部における処理順序を示すフローチャート、図5は本実施形態の帳票搬送における用紙切れ検出部と帳票残警告部を折り畳み帳票例で示す図、図6は本実施形態の帳票搬送における用紙切れ検出部と帳票残警告部をロール紙例で示す図、図7は本実施形態での帳票における頁および帳票セット印刷事例との関係を示す図である。
<構成の説明>
本実施形態の連続紙印刷装置を含むシステム構成は、図1に示す如く、連続帳票に印字すべきテキストデータ等を送信する上位装置001と、該上位装置001とLANインタフェース等により接続され、後述する制御を行うデータ処理部002と、前記上位装置001から送られたテキストデータ等を一時的に格納するデータメモリ003と、オペレータからの指示を入力すると共に各種状況を表示する機能をもつパネル部004と、図示しない連続帳票に対して印刷を行う印刷部006と、該印刷部006に連続帳票を順次繰り出して印刷を行い、該印刷を行った帳票を集積する様に搬送する搬送部007と、該印刷部006の近傍に配置され、連続帳票が用紙切れになることを検出する用紙切れ検出部009と、該用紙切れ検出部009より前記帳票を集積している場所に近い箇所で連続帳票を検出する帳票残警告部008とから構成される。
該用紙切れ検出部009と帳票残警告部008との位置関係は、例えば図5に示す如く、集積した連続帳票401を積層位置402から図示しない搬送機構により印刷ヘッドに搬送し、印刷を行った連続帳票を積層位置403に集積する形式の連続帳票印刷装置の場合、用紙切れ検出部009を印刷ヘッドの手前近傍に配置し、帳票残警告部008を前記印刷前の位置402近傍に配置するものである。
前記した警告部の位置関係は、図5に示すものに限られるものではなく、図6に示す如く、ロール状に巻いた連続帳票501をロール位置502から図示しない搬送機構により印刷ヘッドに搬送し、印刷を行った連続帳票をロール位置503に巻成する形式の連続帳票印刷装置の場合、図示の如く、用紙切れ検出部009を印刷ヘッドの手前に配置し、帳票残警告部008を前記印刷前のロール位置502近傍に配置しても良い。このような装置として、例えば、連続紙印刷装置に対して帳票を供給する前処理装置等がある。連続紙印刷装置と当該前処理装置等の間の搬送パス長は一定であり、当該前処理装置等は自身が帳票切れを検出した時、専用信号線等による通信で帳票残警告部008に通知することにより印刷制御部005が所定長になったことを認識することができる。また、用紙切れ検出部009が検出する帳票切れ検出位置と帳票残警告部008が警告要因を検出する位置との距離は、帳票パスの所定長404に相当し、パス上にある実際の帳票長は、たわみ等を含むため当該所定長404を超えるものである。
前記データ処理部002は、パネル部004が準備表示中のとき、上位装置001が送信したデータをデータメモリ003の受信データバッファ領域に格納する機能と、データメモリ003の受信データバッファ領域内のデータを順次参照し、(a)データが帳票セット用データのとき、帳票セットの印刷データをデータメモリ003の帳票処理領域に印刷順序に従って順次格納すると共に、その頁数と印刷処理用のポインターを格納する機能と、(b)データメモリ003の受信データ領域にあるデータがテキスト頁のとき、データメモリ003の印刷頁バッファに順次格納していく機能と、(c)データメモリ003の印刷頁バッファがテキスト頁を蓄積するとき、データメモリ003の帳票処理領域に帳票が格納されているなら、帳票処理領域にあるポインターが示す帳票の頁とテキスト頁をマージして印刷頁バッファに順次格納し、併せてポインターを更新していく機能と、(d)データメモリ003の印刷頁バッファを見て頁が格納済み且つパネル部004が準備完表示中のとき、定期的に印刷制御部005に頁印刷可能通知を発信する機能を備える。
前記パネル部004は、キーと画面と制御用メモリを含み、オペレータのキー操作に従って準備完を表示する機能と、印刷制御部005の指示に従って帳票切れを表示する機能と、表示内容やキー入力値を制御用メモリに書込み、データ処理部002及び印刷制御部005から制御用メモリの書込み値を読み込む機能と、オペレータがキー操作で設定した所定長404を制御用メモリに記憶する機能(例えばプレプリント帳票帳票にテキスト頁印刷を行なうのに先立って、オペレータがキー操作で設定した帳票セットを構成する頁数を制御用メモリに記憶する機能)とを備える。
前記印刷部006は、印刷制御部005の指示に従ってデータメモリ003の印刷頁バッファより受け渡した頁を搬送中の連続紙に印刷し、当該1頁の印刷を終えると、頁印刷終了を印刷制御部005に報告する機能を有し、前記搬送部007は、印刷制御部005からの搬送準備の指示を受け、給紙元から排紙先に向けて帳票を搬送できる状態にした後、搬送準備を印刷制御部005に報告し、以降、印刷制御部005から指示があると指示された頁長分だけ帳票を搬送する機能と、印刷制御部005から搬送停止の指示を受けたとき、搬送準備状態を解除した後、搬送停止を印刷制御部005に報告する機能を有する。
用紙切れ検出部009は、搬送中の帳票が尽きるのを光学センサにより監視し、帳票が装填中であるか帳票切れであるかを印刷制御部005に対して報告する機能を備える。
本実施形態の対象となる連続帳票は、図2に示す如く、1セット分の2枚の帳票の組合せにより帳票セットを構成するものである。この連続帳票は、帳票1と帳票2の2頁を1セットとする帳票セットが繰り替えして印刷され、且つ、各々の頁に対して順次、テキスト1、2、3、・・・がマージして印刷されるものであり、図示した事例では、帳票1とテキスト1、帳票2とテキスト2、帳票1とテキスト3、帳票2とテキスト4、・・・の順に印刷され、「1帳票セット分の長さ102」が当該セットの帳票の「頁数×頁長101」に等しい関係にある。
本実施形態による連続帳票印刷装置は、当該連続用紙への印刷中に、帳票の残りが、「所定長103」>「1帳票セット分の長さ」となる所定長103になったことを予め検出し、帳票セットの境目104で印刷を止め、そのまま帳票を搬送して帳票切れを表示する様に動作することにより、帳票1と帳票2の境目で帳票切れとせず、帳票2と帳票1の境目(帳票セットの境目)で印刷を停止するものである。
<動作の説明>
次に前述のように構成した本実施形態の連続帳票印刷装置の動作を説明する。
まず、従来技術による連続帳票印刷装置の動作は、図3に示す如く、帳票(用紙)がセットされているか否かの検出(ステップ201)し、準備完を表示パネルに表示(ステップ202)し、搬送準備(ステップ203)を行った後、データ処理部002から頁印刷可能通知を受けたときに搬送部007に搬送準備を指示し、搬送部007から搬送準備の報告を受けて帳票の1頁毎のテキスト印刷(ステップ204)を行う。
このステップ204の印刷動作の詳細は、データメモリ003の印刷頁バッファに1頁以上の頁があるときに一番古い1頁を取り出すと共に搬送部007に印刷する頁長分の搬送指示を行い、印刷部006に印刷指示を出して1頁を出力して前記印刷を行い、印刷部006から1頁の印刷終了の報告を受けたときにデータメモリ003の一番古い1頁を破棄する様に動作し、データメモリ003の印刷頁バッファに1頁分のデータが格納されていないときは、搬送部007を搬送停止命令を発してデータ処理部002からの頁印刷可能通知を待ち、データ処理部002から頁印刷可能通知を受けたとき、データメモリ003の印刷頁バッファにある一番古い1頁を取り出して搬送部007に印刷する頁長分の搬送指示を発すると共に印刷部006に印刷指示を出して1頁を受け渡し、印刷部006から1頁の印刷終了の報告を受けたときにデータメモリ003の一番古い1頁を破棄する様に動作するものであった。
このステップ204による1頁分の印刷が終了した後に本処理は、用紙切れ検出部009により用紙切れを検出(ステップ205)したとき、帳票切れを検出した位置から排紙先の位置までに至る排出用の余白分(図7に示す排出用余白長609に相当)だけ所定長の搬送(ステップ206)を行った後に、搬送部007に搬送停止(ステップ207)を指示し、搬送部007から搬送停止の報告を得たときにパネル部004に帳票切れの表示を指示する様に動作するものであった。
これに対して本実施形態による連続帳票印字装置の印刷制御部005における処理順序は、図4に示す如く、用紙切れ検出部009により連続帳票が装着しているか否かを判定(ステップ201)し、未装填なら装填されるまで待ち、装填済みを検出したとき、帳票残警告部008が警告状態に変化したことを示すフラグ(Flag)を未警告状態の設定(Flag=“0”)/装置固有の所定長404又はパネル部004を用いてオペレータが設定した所定長404をClengthの設定(Clength=警告後の残りの帳票長=所定長)/データメモリ003の帳票処理領域にある帳票セットの頁数又はパネル部004を用いてオペレータが設定した頁数をCountに設定(Count=セット内頁数)を実行(ステップ301)した後、パネル部004に準備完表示(ステップ202)及びデータ処理部002から頁印刷可能の通知を受けて搬送部007に搬送準備(ステップ203)を指示する。
この状態において、本処理手順は、搬送部007から搬送準備の報告を受けることを契機として、最後に印刷した頁が帳票セットの最終頁(Count=“0”)か否かの判定(ステップ302)を行い、該ステップ302により最終頁でないと判定したとき(Nと判定したとき)、1頁分のテキスト印刷(ステップ204)を行った後に用紙残警報の有無を判定(ステップ306)し、用紙残警報がないと判定したときにはフラグが“1”か否かの判定(ステップ308)を行い、ここではフラグが“0”のためにステップ310に移行して前記Countから“1”を減算処理(ステップ310)して前記ステップ302に戻ることにより、帳票セット内の帳票印刷を継続する様に動作する。
前記ステップ310における減算処理(帳票セット枚数を1づつ減算して帳票セットの区切りを検出するための処理)によりCountが“0”になり帳票セットの区切りがステップ302により検出されたとき、本処理手順は、前記Countにセット内頁数を再設定(ステップ303)した後、フラグが“1”でないことを判定し、以降は前記ステップ204に移行して帳票セット内の帳票印刷を継続する。
即ち本実施形態による印刷処理手順は、ステップ302−ステップ204−ステップ306−ステップ308−ステップ310を順次実行することによって帳票セット内の各頁毎に対するテキスト印刷を順次実行し、ステップ302で帳票セットの区切りを検出したときにはCount値の再設定を行って前記ステップ302−ステップ204−ステップ306−ステップ308−ステップ310による帳票セットのテキスト印刷を順次実行する様に動作することによって、通常印刷処理を実行する。
さて、ここで連続帳票印刷が進み、前記帳票残警告部008が連続帳票の残りが所定長になったことを検出したとき、この警報があったことを前記ステップ306が判定し、前記フラグを“1”に設定(ステップ307)し、連続帳票の残長を算出しながら印刷を行う連続帳票最終残印刷処理に移行する。
この連続帳票最終残処理は、前記ステップ307に続いてステップ308がフラグが“1”であることを検出することにより、前記Clengthから1頁分の頁長を減算(ステップ309:Clength=Clength−頁長)し、次いで前記ステップ310によるCount値の減算処理を行ってからステップ302−303によるCount値の再設定を行った後、残りの帳票長に1セットの帳票が収まるか否かの判定(ステップ305)を実行する。このステップ305は、初回では前記ステップ301にて設定した所定長と、2回目以降ではステップ309で求めた警告後の残りの帳票長と、帳票セットの頁数を印刷するのに要する長さが大きいか否かを比較(Clength≧セット内頁数×頁長)することによって判定される。
このステップ305において、残りの帳票長に1セットの帳票が収まると判定されたとき、本処理は、ステップ204により1頁分の印刷を行い、ステップ306−ステップ307−ステップ308−ステップ309−ステップ310を経て帳票の印刷を継続する。
この連続帳票最終残印刷処理において帳票印刷を続行し、前記ステップ305においてClengthより帳票セットの頁数を印刷するのに要する長さが大きいと判定したとき、即ち帳票の残り長さが1帳票セットを印刷する長さがないと判定したとき、本処理は、用紙切れ検出部009が用紙切れを検出するまで帳票の搬送(ステップ311〜312)を行った後、帳票が完全に排出されるまでの所定長の帳票搬送(ステップ206)と、帳票の搬送停止(ステップ207)と、用紙切れの表示(ステップ208)を行って処理を終了する様に動作する。尚、ステップ304においてFlagが“1”、即ち、帳票残警告部008がすでに帳票残所定長を警告済みと判定したとき、直ちにステップ311に進むようにしても、セットの泣き分かれを回避することができる。
また、オペレータがパネル部004の制御用メモリにプレプリント紙の帳票セットの頁数を予め設定し、印刷制御部005が、データメモリ003の帳票処理領域にある帳票セットを構成する頁数の代わりに本頁数を使用すれば、テキスト頁からなる業務データ印刷で4頁1セットのプレプリント帳票帳票を使用した場合も、同様にして泣き別れを回避することができる。
次に前記実施形態による印刷処理と従来技術により印刷処理の例を図7を参照して説明する。図7は、テキスト頁のみの業務データを印刷して帳票切れになった「テキスト印刷結果」601と、続けて帳票を装填して印刷を継続した「テキスト印刷継続結果」610と、テキスト頁と帳票セットの各頁を順次マージする業務データ印刷において帳票切れとなった「帳票とテキストの印刷結果」602と、続けて帳票を装填して印刷を継続した「帳票とテキストの印刷継続結果」611である従来技術の印刷結果二例と、本実施例により、テキスト頁と帳票セットの各頁を順次マージする業務データ印刷においてセットの境目で印刷を終了した「帳票とテキストの印刷結果」603と、続けて帳票を装填して次のセットの先頭頁より印刷を継続した「帳票とテキストの印刷継続結果」612を示す図である。
本例は、帳票セットの頁数は帳票1〜帳票4の4頁とし、帳票1にテキスト頁1をマージして「帳票1とテキスト1」、帳票2にテキスト頁2をマージして「帳票2とテキスト2」、帳票3にテキスト頁3をマージして「帳票3とテキスト3」、帳票4にテキスト頁4をマージして「帳票4とテキスト4」という具合に印刷を行い、続いて、「帳票1とテキスト5」から「帳票4とテキスト8」の4頁という具合に印刷を行うものとする。
まず、従来技術においては、テキスト印刷継続結果」601を行う場合、装置が「テキストn+3」まで印刷し、このときに用紙切れ検出部が用紙切れを検出することにより頁印刷を止めて排出用余白長609分だけ連続帳票を排出し、オペレータが新たに連続帳票を再装填した後に印刷を再開することにより、「テキスト印刷継続結果」610の如く連続帳票の装填用余白長606に続く頁印刷開始位置605から「テキストn+4」の頁印刷を再開していた。同様に、「帳票とテキストの印刷結果」602の場合、装置が「帳票3とテキストn+3」まで印刷を行い、オペレータが新たに連続帳票を再装填した後に印刷を再開することにより、「帳票とテキストの印刷継続結果」611の如く、頁印刷開始位置605から「帳票4とテキストn+4」の頁印刷を再開していた。従って従来技術においては、帳票セットにテキスト印刷を行う場合は、「帳票1とテキストn+1」から「帳票3とテキストn+3」までの1セット分の帳票セット615が泣き別れると言う不具合があった。
これに対して本実施形態においては、「帳票とテキストの印刷結果」603に示す如く、帳票セット613〜の印刷を継続してセット印刷終了位置616以前において帳票残警告部008による警告を検出し、セット印刷終了位置616までの頁(即ち「帳票4とテキストn」)までの印刷を帳票の残長を算出しながら継続し、残長が帳票セット長より短くなったことを検出したとき、印刷した頁の頁長分(符号617)の帳票搬送を繰り返し、最後に用紙切れ検出部による用紙切れ検出に応じて排出用余白長609分だけ連続帳票を排出し、新たにセットされた帳票においては「帳票1とテキストn+1」より頁印刷を開始することによって、「帳票とテキストの印刷結果」603と「帳票とテキストの印刷継続結果」610を得、1セットの帳票セット615の泣き別れを回避することができる。
以上述べた如く本実施形態によれば、数頁を1セットとする帳票を印刷する連続紙印刷装置において、セットの境目で印刷および搬送を停止して帳票切れを表示するため、1セットの中途で帳票の泣き別れが発生しないため、帳票が折り畳み帳票である場合、セット内における帳票の山谷の順序は全て正則であり、山谷を逆にして畳む作業を不要とすることができる。またプレプリントしてある帳票にテキスト印刷を行なう装置においては、セット単位で帳票が完結しているため、新たに設定する帳票の先頭数頁をカットするなどの作業を不要とすることができる。また、折り畳んでプレスしてハガキにする圧着紙などを印刷する装置においては、装填する帳票のページ枚数に印刷する業務頁を合わせて印刷業務を実行することを不要とすることができる。
本発明の一実施形態による連続紙印刷装置を含む印刷システムの概略構成図。 本実施形態による連続紙印刷装置で印刷する帳票と頁と帳票セットの関係を示す図。 従来技術の連続紙印刷装置の印刷制御部における処理順序を示すフローチャート。 本実施形態の連続紙印刷装置の印刷制御部における処理順序を示すフローチャート。 本実施形態の帳票搬送における用紙切れ検出部と帳票残警告部を折り畳み帳票例で示す図。 本実施形態の帳票搬送における用紙切れ検出部と帳票残警告部をロール紙例で示す図。 本実施形態での帳票における頁および帳票セット印刷事例との関係を示す図。
符号の説明
001:上位装置、002:データ処理部、003:データメモリ、004:パネル部、005:印刷制御部、006:印刷部、007:搬送部、008:帳票残警告部、009:用紙切れ検出部、101:頁長、102:帳票1セット分の長さ、103:所定長、104:境目、401:連続帳票、402:積層位置、403:積層位置、404:所定長、501:連続帳票、502:ロール位置、503:ロール位置、605:頁印刷開始位置、606:装填用余白長、609:排出用余白長、615:帳票セット、616:セット印刷終了位置。

Claims (2)

  1. 複数枚の連続帳票から成る帳票セットに帳票セット単位のテキスト印刷を行なう連続紙印刷装置において、
    前記連続帳票の残量が第1の所定長であることを検出する第1のセンサと、前記連続帳票の残量が前記第1の所定長より長い第2の所定長であることを検出する第2のセンサと、該第2のセンサが検出する所定長を記憶する第1の記憶手段と、前記帳票セットを構成する帳票の枚数を記憶する第2の記憶手段と、オペレータに警報する帳票残警報部とを備え、
    前記第2のセンサが検出する第2の所定長が、前記第2の記憶手段に記憶された帳票セットの枚数から算出される長さであり、該第2のセンサが第2の所定長を検出したとき、帳票セット長の印刷を行ってから印刷を停止すると共に、前記帳票残警報部により警報を発することを特徴とする連続紙印刷装置。
  2. 前記第2のセンサが第2の所定長になったことを検出したとき,頁印刷毎に第2の所定長から頁長を減算して残長を求めつつ帳票セット最終の頁まで印刷を行い,セットの頁数分の帳票長と残長を比較して次のセットが印刷可能か否か判定し,可なら次のセットの頁印刷を継続し,否なら頁の印刷を停止することを特徴とする請求項1記載の連続紙印刷装置。
JP2005202782A 2005-07-12 2005-07-12 連続紙印刷装置 Expired - Fee Related JP4764083B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005202782A JP4764083B2 (ja) 2005-07-12 2005-07-12 連続紙印刷装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005202782A JP4764083B2 (ja) 2005-07-12 2005-07-12 連続紙印刷装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007021748A true JP2007021748A (ja) 2007-02-01
JP4764083B2 JP4764083B2 (ja) 2011-08-31

Family

ID=37783147

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005202782A Expired - Fee Related JP4764083B2 (ja) 2005-07-12 2005-07-12 連続紙印刷装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4764083B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8730284B2 (en) 2010-09-02 2014-05-20 Canon Kabushiki Kaisha Printing apparatus and control method thereof
CN111645431A (zh) * 2020-05-25 2020-09-11 厦门墨逦标识科技有限公司 基于格雷码的打印机控制方法及装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0313372A (ja) * 1989-06-13 1991-01-22 Mitsubishi Electric Corp プリンタ装置
JPH0640128A (ja) * 1992-07-22 1994-02-15 Oki Electric Ind Co Ltd プリンタ装置
JPH09109485A (ja) * 1995-10-18 1997-04-28 Fujitsu Ltd プリンタ装置
JP2004067343A (ja) * 2002-08-08 2004-03-04 Seiko Epson Corp ロール紙記録制御方法、記録装置、ロール紙記録制御プログラム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0313372A (ja) * 1989-06-13 1991-01-22 Mitsubishi Electric Corp プリンタ装置
JPH0640128A (ja) * 1992-07-22 1994-02-15 Oki Electric Ind Co Ltd プリンタ装置
JPH09109485A (ja) * 1995-10-18 1997-04-28 Fujitsu Ltd プリンタ装置
JP2004067343A (ja) * 2002-08-08 2004-03-04 Seiko Epson Corp ロール紙記録制御方法、記録装置、ロール紙記録制御プログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8730284B2 (en) 2010-09-02 2014-05-20 Canon Kabushiki Kaisha Printing apparatus and control method thereof
CN111645431A (zh) * 2020-05-25 2020-09-11 厦门墨逦标识科技有限公司 基于格雷码的打印机控制方法及装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4764083B2 (ja) 2011-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4876946B2 (ja) 印刷システム、画像形成装置および後処理装置とプログラム
JP5623194B2 (ja) 記録装置
US9290023B2 (en) Printing apparatus, control method, and storage medium
US9183472B2 (en) Control apparatus, control method, and non-transitory computer-readable storage medium
JP6650720B2 (ja) 記録装置、記録装置の制御方法、及びプログラム
WO2011072554A1 (zh) 打印控制方法及装置
JP4779831B2 (ja) 連続紙印刷装置
WO2009133659A1 (ja) 画像記録装置及び画像記録装置の制御方法
US10384823B2 (en) Image forming apparatus and image forming system with information presentation for resuming printing after occurrence of error
JP2004203550A (ja) 印刷装置
JP2002103758A (ja) 印刷装置およびそのエラー通知方法
JP4764083B2 (ja) 連続紙印刷装置
JP2020116898A (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP4850150B2 (ja) タンデム式連続紙印刷装置およびそのエラーリカバリ方法
JP2007334077A (ja) 画像形成装置
JP2010247523A (ja) ラベルプリンタ及び印刷ページ抜け防止方法
JP5909372B2 (ja) プリンタ装置及びプリンタ装置の制御方法
JP2014221547A5 (ja)
JP2017217815A (ja) 画像処理装置
JP3770002B2 (ja) プリンタ及びその制御方法
JP2008114485A (ja) 印刷装置及び印刷方法
JP2005219333A (ja) 連続紙印刷システム
JP2020114766A (ja) 搬送装置
JP6720025B2 (ja) 画像形成装置
JP2013220588A (ja) 記録装置、記録装置の制御方法、及び、プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080609

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080825

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20081028

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100716

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100727

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100917

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101221

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110204

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110329

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110513

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110607

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110610

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140617

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140617

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees