JP2007020366A - 回転電機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】回転子1の少なくとも一方の軸方向端面に回転子1の回転軸である軸線CAを中心に設けられた穴部5と、この穴部5が設けられた回転子1の少なくとも一方の軸方向端面位置に回転子1の回転バランス調整のために折り曲げられる調整部8aを有したバランス調整部材8が設けられたものであり、回転バランス調整のために折り曲げられた前記調整部8aが前記穴部5の内部に収容されているものである。
【選択図】図1
Description
また適切なタップの個数については言及されておらず、前記バランスグルマには予め多数のタップが設けられており、更に、ねじ形状の重りをバランス調整に使用する構造に加え、ボルトを用いてバランスグルマを回転子の軸方向端面に螺着する構造をしているために、バランスグルマが設けられた回転子の軸方向の全長が延びてしまうという欠点があった。
図1(a)は、この発明による回転電機を構成する回転子の一例として、例えば車両の電動パワーステアリング装置用ブラシレスモータが有した回転子の軸方向の部分断面図である。図1(b)は図1(a)の鉄心の右側面図である。図2は図1(a)のII−II断面を表した径方向断面図である。図3(a)は回転子の保護カバー付近の軸方向の部分断面図である。図3(b)は図3(a)の左側面に設けられる保護カバーの正面図である。図4(a)は回転子のバランス調整部材が一体形成された保護カバー付近の軸方向の部分断面図である。図4(b)は図4(a)の右側面に設けられる前記保護カバーの正面図である。図1(a)において、回転子1はシャフト2に固定されており、更に回転子1には鉄心3及び鉄心3よりも径大の段部4が設けられている。また図1(a)及び図1(b)に示すように、回転子1が回転バランスを保持したまま回転可能となるような1つの貫通していない穴部5が鉄心3の反段部側の軸方向端面に設けられている。この穴部5の形状の中心は軸線CAに一致しているため、穴部5が設けられた回転子1の回転バランスは保持されている。尚、図1(a)及び図1(b)に示されている穴部5の形状は円形状であるが、回転子1の回転バランスが保持される円形状以外の形状を持つ穴部を構成することも可能である。以下、このように回転子1の回転バランスを保持しつつ回転子1の軸方向端面に設けられた穴部を、「軸線を中心に設けられた穴部」と呼ぶ。また、図1に図示していないが、回転子1の外側に空隙を保持して固定子が近接している。
本実施の形態では、この発明による回転電機の一例として、回転子を構成する鉄心に設けられた穴部の内部にバランス調整部材が固定された構造を有す回転電機について説明する。
図5(a)は、この発明による回転電機を構成する回転子の一例として、例えば車両の電動パワーステアリング装置用ブラシレスモータが有した回転子の軸方向の部分断面図である。図5(b)は図5(a)の鉄心3の右側面図である。図5(c)は図5(a)の右側面に設けられるバランス調整部材の正面図である。図5(d)は図5(a)の右側面に設けられる保護カバーの正面図である。尚、以下図中において実施の形態1と同一の部分には同一符号を付して説明は省略する。
本実施の形態では、この発明による回転電機の一例として、回転子を構成する鉄心に設けられた穴部の内部にバランス調整部材が固定された構造を有す回転電機について説明する。
図6はバランス調整部材の正面図である。以下図中において実施の形態1または実施の形態2と同一の部分には同一符号を付して説明は省略する。
図6に示すように、調整部9aの先端部9gを太くすることで、先端部9gの重量を増加させ、調整部9aの重心位置を先端部9g側に位置させることができる。そのため、調整部9aを折り曲げた際にバランス調整部材9の重心位置を大きく移動させることが可能になるため、バランス調整部材9が設けられている回転子1の回転バランス調整幅を大きくすることが可能となる。
本実施の形態では、この発明による回転電機の一例として、回転子を構成する鉄心に設けられた穴部の内部にバランス調整部材が固定された構造を有す回転電機について説明する。
図7はバランス調整部材の正面図である。以下図中において実施の形態1乃至実施の形態3と同一の部分には同一符号を付して説明は省略する。
図7のBに示すように、調整部11aの第一先端部11cを第二先端部11dの折り曲げ方よりも大きく内周面9bに向けて折り曲げ、また図示しないが第一先端部11b及び第二先端部11dを内周面9bに向けて同一方向に折り曲げるなど、折り曲げ方を各々で任意に調整することができる。このように、バランス調整部材を有す回転子1のバランス調整をより細やかに行うことが可能となる。
本実施の形態では、この発明による回転電機の一例として、回転子を構成する鉄心の少なくとも一方の軸方向端面にバランス調整部材が固定された構造を有す回転電機について説明する。
図8(a)は回転子の軸方向部分断面図である。図8(b)は図8(a)の鉄心3の右側面図である。尚、以下図中において実施の形態1乃至実施の形態4と同一の部分には同一符号を付して説明は省略する。
図8(a)及び図8(b)に示すように、貫通していない穴部51が軸線CAを中心として複数設けられ、折り曲げられた調整部8aの各々は複数設けた穴部51のいずれか一の内部に収容されている構造としたものである。
本実施の形態では、この発明による回転電機の一例として、回転子を構成する鉄心の少なくとも一方の軸方向端面にバランス調整部材が固定された構造を有す回転電機について説明する。
図9(a)は回転子の軸方向部分断面図である。図9(b)は図9(a)の鉄心の右側面図である。尚、以下図中において実施の形態1乃至実施の形態5と同一の部分には同一符号を付して説明は省略する。
前述の実施の形態5では、軸線CAを中心に貫通していない穴部51を複数設け、そこに折り曲げられた調整部8aの各々が収容される場合について説明したが、図9(a)及び図9(b)に示すように、軸線CAを中心に反段部側の軸方向端面から段部4側に貫通している複数個の穴部52を設け、その中に折り曲げられた調整部8aの各々を収容する構造にしたものである。
この場合においても実施の形態5と同等の効果が得られることに加え、鉄心3の重量を削減したことにより回転子1の慣性力を抑制した回転電機を得ることができる。
本実施の形態では、この発明による回転電機の一例として、回転子を構成する鉄心の双方の軸方向端面にバランス調整部材が固定された構造を有し、尚且つ保護カバーを使用しない回転電機について説明する。
図10(a)は回転子の軸方向部分断面図である。図10(b)は図10(a)の右側面に設けられるバランス調整部材の正面図である。図10(c)は図10(a)の左側面に設けられるバランス調整部材の正面図である。尚、以下図中において実施の形態1乃至実施の形態6と同一の部分には同一符号を付して説明は省略する。
調整部12dは前記直線L上に配設されているため、適切な調整部12dを選択し折曲部12cの部分から軸方向に折り曲げることによりアンバランス位置の効率的なバランス調整が可能となる。尚、バランス調整部材12の軸線CAからの径を鉄心3の径よりも大に形成したため、段部4及びバランス調整部材12の径方向端部12gにより、磁石6の軸方向のずれを防ぐことができる。
実施の形態1乃至実施の形態7においては、固定子の内側に回転子が設けられているインナロータ型の回転電機に適用した場合について説明したが、以下では固定子の外側に回転子が設けられているアウターロータ型の回転電機にこの発明を適用した場合について説明する。
図11は、この発明による回転電機を構成する回転子の一例を示しており、図11(a)は回転子の軸方向部分断面図である。図11(b)は図11(a)の右側面に設けられるバランス調整部材の正面図である。図12は図11(a)のXII−XII断面を表した径方向断面図である。尚、以下図中において実施の形態1乃至実施の形態7と同一の部分には同一符号を付して説明は省略する。
Claims (12)
- シャフトに固定された回転子と、
この回転子の少なくとも一方の軸方向端面に軸線を中心に設けられた穴部と、
回転子の回転バランス調整のために折り曲げられる調整部を有したバランス調整部材と、
を備え、
前記調整部は、回転バランス調整のために折り曲げられた際に前記穴部の内部に収容されている
ことを特徴とする回転電機。 - バランス調整部材は、調整部が折り曲げられていないときは回転する際の重心が軸線に一致している
ことを特徴とする請求項1記載の回転電機。 - バランス調整部材は、板状に形成されており、穴部が設けられた回転子の少なくとも一方の軸方向端面に固定される
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の回転電機。 - バランス調整部材は、回転子に固定された磁石の角部を覆う保護カバーと一体形成されている
ことを特徴とする請求項3に記載の回転電機。 - 調整部は、穴部とこの穴部が設けられた回転子の軸方向端面とで形成された角部を支点として折り曲げられる
ことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の回転電機。 - バランス調整部材は、筒状に形成されており、穴部の径方向内周面に固定される
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の回転電機。 - バランス調整部材は、凸形状の突起部を外周面に有する
ことを特徴とする請求項6に記載の回転電機。 - 調整部は、その重心位置が該調整部の先端部側に位置するように形成されている
ことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか一に記載の回転電機。 - 調整部は、二つに分岐した形状でもって成る
ことを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか一に記載の回転電機。 - 調整部は、折曲部を有し、その幅は前記調整部の先端方向部分の幅と比し狭く形成される
ことを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか一に記載の回転電機。 - 調整部は、穴部の径方向内周面に沿うように折り曲げられている
ことを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか一に記載の回転電機。 - 調整部は、回転子の側面に複数設けられている磁石の境界と軸線とを結んだ直線上に配設されている
ことを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれか一に記載の回転電機。
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