JP2007018782A - フラットケーブル - Google Patents

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Abstract

【課題】 同軸ケーブル間のピッチ精度を良好に保持し、複雑で面倒な接続を容易且つ確実に行うことができるフラットケーブルを提供することにある。
【解決手段】 同軸ケーブル10の電気的接続のためのケーブル端末処理部分における中間部分に、シート50bがケーブル全幅に亘って帯状に残留形成されている。これにより、ケーブル端末処理によってフラットケーブル100の端部にて露出される複数本の同軸ケーブル10は、それらの中間部分が帯状に残留形成されたシート50bに固定されているので、フラットケーブル100の端部においてバラバラになり難く、同軸ケーブル間のピッチ精度を良好に保持することができ、複雑で面倒な電気的な接続を容易且つ確実に行うことができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数本の同軸ケーブルがシート上に並列配置されたフラットケーブルに関する。
中心導体を誘電体層により覆い、この誘電体層の外周を導体素線からなるシールド層により覆い、更に、このシールド層の外周を外被(ジャケット)により覆って構成される同軸ケーブルは、一般的に知られ、高周波用の伝送線として広く使用されている。近年、該同軸ケーブルの細径化が進み、例えば、中心導体の直径が0.1mm以下で、同軸ケーブルの外周径が約0.35mm程度の極めて細い同軸ケーブルが、小型のノート型パソコンや携帯用電話機等の電子機器に使用されるようになっている。
これらの電子機器では、例えば、ノート型パソコンの液晶表示部と本体部とを電気的に接続する為に複数本の同軸ケーブルが使用され、これらの配線・接続が複雑なものとなっている。このように複雑な接続を容易且つ確実に行う手段として、複数本の同軸ケーブルを同一平面上で平行に保持して構成されるフラットケーブルが提案されている(特許文献1参照)。
特開2004−273333号公報
上述した従来のフラットケーブルにおける同軸ケーブルの端部は、先端から第1の所定長さの範囲において外周側絶縁被覆(外被)及びシールド層が剥がされて内周側絶縁被覆(誘電体層)が露出されて圧接部が形成され、この圧接部の内端から第2の所定長さの範囲において先端側に所定幅の外周側絶縁被覆(外被)を残して外周側絶縁被覆(外被)が剥がされて接地接続部が形成されている。
このような構成のフラットケーブルによれば、接地接続部において露出するシールド層は、先端側に所定幅を有して残された外周側絶縁被覆(外被)により保持されるので、シールド層を形成する多数の横巻き極細電線がバラバラにほぐれてしまうことを防止することができる。ところが、フラットケーブルの端部において複数本の同軸ケーブル相互間ではバラける可能性が高く、同軸ケーブル間に形成されるピッチ間隔の正確な保持が困難となり、フラットケーブルの先端にコネクタを圧接接続するときの接続信頼性や、シールド層をグランド接続するときの接続信頼性が低下するという問題がある。例えば、フラットケーブルの先端を等間隔で並んだコネクタの圧接ピンに接続する場合に、個々の同軸ケーブルがバラバラになると、圧接ピンに同軸ケーブルを挿入する作業が著しく困難になり、最悪の場合には圧接ピンから脱落して導通不良を引き起こすという問題がある。
本発明は、上記のような種々の課題に鑑みなされたものであり、本発明の目的は、上記した種類のフラットケーブルの複雑で面倒な端末処理を行う際、フラットケーブルに用いられる複数本の同軸ケーブル間のピッチ精度を良好に保持し、さらに、各同軸ケーブルの外部導体のバラけを防止すると共に、各同軸ケーブルの先端部においても、各同軸ケーブルを所定位置に保持でき、ピッチ精度も保持でき、複雑で面倒な接続を容易且つ確実に行うことができるフラットケーブルを提供することにある。
上記目的達成のため、本発明のフラットケーブルは、複数本の同軸ケーブルの少なくとも端部がシート上に並列固定配置されたフラットケーブルであって、前記同軸ケーブルの電気的接続のための前記フラットケーブル端末処理部分における中間部分に、前記シートが前記フラットケーブル全幅に亘って帯状に残留形成されていることを特徴としている。これにより、フラットケーブル端末処理によってフラットケーブルの端部にて露出される複数本の同軸ケーブルは、それらの中間部分が帯状に残留形成されたシートに固定されているので、フラットケーブルの端部において各同軸ケーブルがバラバラになり難く、同軸ケーブル間のピッチ精度を良好に保持することができ、複雑で面倒な電気的な接続を容易且つ確実に行うことができる。
前記帯状シート上の前記同軸ケーブルは、ケーブル端末処理が施されていないことを特徴としている。これにより、露出される複数本の同軸ケーブルの帯状シート部分における外被は当該帯状シートに固定された状態に保たれるので、当該同軸ケーブルをフラットケーブルの端部において纏めておくことができる。
前記帯状シートと前記フラットケーブル先端との間は、前記同軸ケーブルの誘電体層あるいは前記誘電体層と中心導体が露出し、前記帯状シートと前記フラットケーブル端末処理部分の処理端部との間は、前記同軸ケーブルのシールド層が露出していることを特徴としている。これにより、シールド層を形成する多数の横巻き極細導体素線がバラバラにほぐれてしまうことを防止することができる。
前記帯状シートと前記フラットケーブル端末処理部分の処理端部との間に、一括接地するため、前記シールド層に一括接続するための金属バーが接合されていることを特徴としている。これにより、金属バーを、帯状シートとフラットケーブル端末処理部分の処理端部との間に、その間のガイド的機能により、容易に所定位置に配設でき、シールド層の接地接続を容易且つ確実に行うことができる。
以下、本発明に係るフラットケーブルの実施形態について説明する。なお、以下に説明する実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明に係るフラットケーブルの実施形態を示す平面図、図2は、そのA−A線断面図、図3は、フラットケーブルを構成する同軸ケーブルの断面を示す拡大図、図4は、フラットケーブルの一先端側面を示す拡大図である。このフラットケーブル100は、図1及び図2に示すように、複数本の同軸ケーブル10が所定のピッチ間隔を持って並列配置され、その両端部がラミネートシート50上にそれぞれ固定配置されている。すなわち、各同軸ケーブル10は、電気的接続のためのフラットケーブル端末処理部分Kの処理端部の内側に沿って、ケーブル全幅に亘って短冊状のラミネートシート50aが固着され、当該フラットケーブル端末処理部分Kにおける中間部分に、フラットケーブル全幅に亘って帯状のラミネートシート50bが固着されている。
同軸ケーブル10は、図3に示すように、複数本の導体を撚り合わせて作られた中心導体11の周囲に絶縁材料から成る誘電体層12を形成し、この誘電体層12の外周に複数本の導体素線を横巻きに設けてシールド層13を形成し、更にシールド層13の外周に絶縁材料から成る外被14を形成して構成されている。この同軸ケーブル10は、例えば直径が0.15mm〜0.5mm程度と極めて細い径となっている。誘電体層12及び外被14の材料としては、例えばテトラフルオロエチレン/パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(以下、「PFA」という)が用いられる。
ラミネートシート50は、図2に示すように、ベース層52と融着層51との二層構造となっている。ベース層52は、例えば多孔質ポリテトラフルオロエチレン(以下、「EPTFE」という)膜を厚さ30μm〜100μmに加工した極薄のシートである。EPTFE膜は、原材料のポリテトラフルオロエチレン(以下、「PTFE」という)を延伸加工することにより得ることができ、微細な連続多孔質構造を有するフッ素樹脂膜である。EPTFE膜は、耐熱性、耐薬品性、耐候性等に優れた特性を有し、厚さ30μm〜100μmの極薄シートに加工しても耐久性に優れると共に、柔軟性に富み、可撓性が極めて良好である。
融着層51は、ベース層52の同軸ケーブル10を固定する側に形成され、例えばテトラフルオロエチレン/ヘキサフルオロプロピレン共重合体(以下、「FEP」という)から成る厚さ10μm〜50μmの融着層である。FEPから成る融着層51は、熱融着により、PFAから成る同軸ケーブル10の外被14と、EPTFEから成るベース層52とを容易に融着し固定することが可能である。また、熱融着による固定により、融着固定後にラミネートシート50の一部にレーザー加工を施し、その部分を剥離することができる。
ここで、フラットケーブル100について図4を参照して更に詳しく説明すると、各同軸ケーブル10の両端部は、電気的接続のためのケーブル端末処理が施されている。すなわち、フラットケーブル先端から所定距離d1の部分は、ラミネートシート50、外被14、シールド層13及び誘電体層12が剥がされて中心導体11が露出されている。更に、この中心導体11の元から所定距離d2の部分は、ラミネートシート50、外被14及びシールド層13が剥がされて誘電体層12が露出されている。更に、この誘電体層12の元から所定距離d3の部分は、ラミネートシート50及び外被14が剥がされてシールド層13が露出されている。
そして、シールド層13の元から内側の部分は、フラットケーブル全幅に亘る短冊状のラミネートシート50aが外被14に固着された状態で残留形成されている。更に、シールド層13の先端近傍の部分も、フラットケーブル全幅に亘る帯状のラミネートシート50bが外被14に固着された状態で残留形成されている。
このような構成のフラットケーブル100によれば、短冊状のラミネートシート50aと帯状のラミネートシート50bの間において露出するシールド層13は、シールド層13の先端側に所定幅を有して残された外被14により保持されているので、シールド層13を形成する多数の横巻き極細導体素線がバラバラにほぐれてしまうことを防止することができる。更に、フラットケーブル100の端部における複数本の同軸ケーブル10は、帯状のラミネートシート50bにより保持されているので、同軸ケーブル相互間でバラけることは無く、所定位置に保持することができると共に、同軸ケーブル間に形成されるピッチ間隔を正確に保持することができ、中心導体11にコネクタのコンタクトに信号線接続するときの接続信頼性、及び接続作業を容易にすることができ、各同軸ケーブル10のシールド層13にグランドバーを一括接続して接地接続するときの接続信頼性及び作業容易性を高めることができる。
図5は、上記フラットケーブル100の加工処理過程を示す図である。なお、図5では、フラットケーブル100の一端側のみを示すが、他端側も同様に加工処理される。先ず、図5(A)に示すように、矩形状のラミネートシート50の融着層51側(図示では裏面側)に各同軸ケーブル10を端部を揃えた状態で並列配置し、ラミネートシート50の融着層51と各同軸ケーブル10の外被14とを融着固定する。
次に、図5(B)に示すように、レーザー加工機等を用いて短冊状のラミネートシート50aと帯状のラミネートシート50bを形成する。すなわち、フラットケーブル先端から見て所定距離(フラットケーブル端末処理を行う部分の距離)の位置からフラットケーブル先端側に向かって所定幅w1でフラットケーブル全幅に亘って例えば炭酸ガスレーザー加工を行い、所定幅w1の部分のラミネートシート50及び各同軸ケーブル10の外被14を除去する。これにより、短冊状のラミネートシート50aを形成することができるとともに、所定幅w1の部分の各同軸ケーブル10のシールド層13を露出させることができる。
その際、同時に、その所定幅w1の部分の先端側から帯状のラミネートシート50bの幅wbを空けてフラットケーブル先端側に向かって所定幅w2でフラットケーブル全幅に亘って例えば炭酸ガスレーザー加工を行い、所定幅w2の部分のラミネートシート50及び各同軸ケーブル10の外被14を除去する。これにより、帯状のラミネートシート50bを形成することができるとともに、所定幅w2の部分の各同軸ケーブル10のシールド層13を露出させることができる。そして、帯状のラミネートシート50bの先端側の縁に沿ってフラットケーブル全幅に亘って例えばYAGレーザー加工を行い、各同軸ケーブル10のシールド層13を切断する。
次に、図5(C)に示すように、フラットケーブル先端側のラミネートシート50cを引き抜くことにより、各同軸ケーブル10の先端、すなわち帯状のラミネートシート50bより先端側の外被14及びシールド層13を取り除くことができる。これにより、帯状のラミネートシート50bより先端側の各同軸ケーブル10の誘電体層12を露出させることができる。
そして、図5(D)に示すように、フラットケーブル先端から見て所定距離の位置からフラットケーブル先端側に向かって所定幅w3でフラットケーブル全幅に亘って例えば炭酸ガスレーザー加工を行い、所定幅w3の部分の各同軸ケーブル10の誘電体層12を除去して中心導体11を露出させる。以上により、上記フラットケーブル100が完成する。
更に、図5(E)に示すように、短冊状のラミネートシート50aと帯状のラミネートシート50bの間に露出している各同軸ケーブル10のシールド層13において、2枚の金属製、例えば錫メッキリン青銅で成る略板状のグランドバー30で上下から挟み、グランドバー30と各同軸ケーブル10のシールド層13を一括接続してハンダ付けなどで堅固に固着したフラットケーブルとして提供するようにしても良い。
その場合には、帯状のラミネートシート50bとフラットケーブル端末処理部分の処理端部との間のシールド層13が外被14あるいは帯状のラミネートシート50bで挟まれており、シールド層13上にグランドバー30を固着する場合には、ケーブル長手方向に位置ずれせず、またはんだを加熱して溶融した場合にも、ケーブル長手方向に位置ずれせず、シールド層13上のグランドバー30の固着位置がずれて寸法不良を引き起こしたりすることなく、グランドバー30の固着位置精度の高いフラットケーブルを提供できる。
以上のような形態にすることによって、同軸ケーブル10間のピッチ間隔の変動を抑えることができるので、複数本の同軸ケーブル10の信号線接続や接地接続等の電気的処理を一括で簡易に行うことができる。なお、上記実施形態は、片面ラミネートシート構造であるが、もう1枚別のラミネートシート50を用意し、同軸ケーブル10の上下から挟んで融着固定する両面ラミネートシート構造とすることもできる。さらに、ラミネートシート50をケーブル端部にのみ融着した構造であるが、ラミネートシート50をケーブル全長に亘って融着した構造であっても同様に適用することができる。
なお、本実施形態に係るフラットケーブル100において、グランドバー30によって固定される同軸ケーブル10の本数は、特に制限はない。例えば、携帯用電話機では20本〜50本程度の同軸ケーブルから成るフラットケーブルが使用されているが、ノート型パソコン用ではさらに多数本の同軸ケーブルから成るフラットケーブルが使用されており、何れにも本実施形態に係るフラットケーブル100を適用することができる。
次に、本発明の実施例について説明する。
[実施例]
直径25μmの導体を7本撚った中心導体11の外周に約50μm厚のPFAからなる誘電体層12を設け、この誘電体層12の外周に径が30μmの導体素線を20本巻回して外部導体層としての横巻のシールド層13を形成し、このシールド層13の外周に約35μm厚のPFAから成る外被14を設けた極細同軸ケーブル10を40本、ケーブルピッチ0.4mmとなるように、EPTFEで形成された厚さ80μmのラミネートシート50a、50bで片面のみ固定させてフラットケーブル100を作成した。このようなフラットケーブル100によれば、端末処理して各同軸ケーブルの中心導体11を、例えばコネクタのコンタクト等に信号線接続及び接地接続する際に、各同軸ケーブル10がバラバラになることを防止することができ、上記接続作業を容易且つ確実に行うことができた。
以上、本発明の実施形態と実施例について説明したが、本発明に係るフラットケーブル100は、複数本の同軸ケーブル10の少なくとも端部がラミネートシート50上に並列固定配置されており、同軸ケーブル10の電気的接続のためのフラットケーブル端末処理部分における中間部分に、ラミネートシート50bがケーブル全幅に亘って帯状に残留形成されている。すなわち、ケーブル端末処理によってフラットケーブル100の端部にて露出される複数本の同軸ケーブル10は、各中間部分が帯状に残留形成されたラミネートシート50bに固定されているので、フラットケーブル100の端部において各同軸ケーブルがバラバラになり難く、同軸ケーブル間のピッチ精度を良好に保持することができ、複雑で面倒な電気的な接続を容易且つ確実に行うことができる。
また、帯状のラミネートシート50b上の各同軸ケーブル10は、当該外被14が帯状のラミネートシート50bに固定された状態に保たれ、各同軸ケーブル10をフラットケーブル100の端部において纏めておくことができる。また、帯状のラミネートシート50bとフラットケーブル先端との間は、各同軸ケーブル10の誘電体層12と中心導体11が露出し、帯状のラミネートシート50bとフラットケーブル端末処理部分の処理端部との間は、各同軸ケーブル10のシールド層13が露出しているので、当該シールド層13を形成する多数の横巻き極細導体素線がバラバラにほぐれてしまうことを防止することができる。また、帯状のラミネートシート50bとフラットケーブル端末処理部分の処理端部との間に、一括接地するため、シールド層13に一括接続するための金属製のグランドバー30が接合されているので、シールド層13の接地接続を容易且つ確実に行うことができる。
なお、本発明の範囲は上述した実施形態や実施例に限定されることはなく、特許請求の範囲の記載に反しない限り、他の様々な実施形態に適用可能である。
本発明に係るフラットケーブルは、携帯電話機やパソコン等の電子機器で使用される他、自動車等の分野においても適用が可能である。
本発明に係るフラットケーブルの実施形態を示す平面図である。 図1のフラットケーブルのA−A線断面図である。 図1のフラットケーブルを構成する同軸ケーブルの断面を示す拡大図である。 図1のフラットケーブルの一先端側面を示す拡大図である。 図1のフラットケーブルの加工処理過程を示す図である。
符号の説明
10 同軸ケーブル、11 中心導体、12 誘電体層、13 シールド層、14 外被、30 グランドバー、50、50a、50b ラミネートシート、51 融着層、52 ベース層、100 フラットケーブル

Claims (4)

  1. 複数本の同軸ケーブルの少なくとも端部がシート上に並列固定配置されたフラットケーブルであって、
    前記同軸ケーブルの電気的接続のための前記フラットケーブル端末処理部分における中間部分に、前記シートが前記フラットケーブル全幅に亘って帯状に残留形成されていることを特徴とするフラットケーブル。
  2. 前記帯状シート上の前記同軸ケーブルは、ケーブル端末処理が施されていないことを特徴とする請求項1に記載のフラットケーブル。
  3. 前記帯状シートと前記フラットケーブル先端との間は、前記同軸ケーブルの誘電体層あるいは前記誘電体層と中心導体が露出し、前記帯状シートと前記フラットケーブル端末処理部分の処理端部との間は、前記同軸ケーブルのシールド層が露出していることを特徴とする請求項1又は2に記載のフラットケーブル。
  4. 前記帯状シートと前記フラットケーブル端末処理部分の処理端部との間に、一括接地するため、前記シールド層に一括接続するための金属バーが接合されていることを特徴とする請求項3に記載のフラットケーブル。
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