JP2007017072A - ショーケースの制御装置及びショーケースの集中制御装置 - Google Patents

ショーケースの制御装置及びショーケースの集中制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 設置環境等に関わらず、ショーケースの庫内温度を設定温度とほぼ同じ温度に制御できるショーケースの制御装置、及び、当該ショーケースの集中制御装置を提供すること。
【解決手段】 蒸発器へ冷媒供給を行う電磁弁14をサーモオン及びサーモオフすることにより、庫内温度を制御するショーケースの制御装置15において、測定された庫内温度から所定測定期間における庫内基準温度を算出する基準温度算出部21と、この庫内基準温度とショーケースの設定温度とを比較し、その結果に基づいて、当該庫内基準温度が設定温度を含む所定範囲内に収まるように、電磁弁14がサーモオフする温度を変更する温度変更部23とを備えることを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、スーパーマーケット等の店舗に設置されるショーケースを制御するショーケースの制御装置、及び当該ショーケースの集中制御装置に関する。
一般に、蒸発器へ冷媒供給を行う電磁弁をサーモオン及びサーモオフすることにより、庫内温度を制御するショーケースが知られている(例えば、特許文献1参照)。この種のショーケースでは、このショーケースの設定温度に対応して電磁弁をサーモオンする温度及びサーモオフする温度が設定され、これらサーモオンする温度及びサーモオフする温度で、上記電磁弁を開閉することによって、庫内温度が設定温度とほぼ同じ温度となるように制御している。
特開2000−97531号公報
しかし、ショーケースの庫内温度は、ショーケースが設置された環境、ショーケースに収容された商品量の多寡、または、ショーケースの個体差などによって大きく影響されるものである。このため、上記のような電磁弁の制御を行う場合であっても、実際の庫内温度と設定温度とが異なることもあり、この場合には、ユーザが所望する庫内温度に至るように、設定温度を微調整する必要があるといった問題があった。
そこで、本発明の目的は、上述した従来の技術が有する課題を解消し、設置環境等に関わらず、ショーケースの庫内温度を設定温度とほぼ同じ温度に制御できるショーケースの制御装置及び当該ショーケースの集中制御装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、蒸発器へ冷媒供給を行う電磁弁をサーモオン及びサーモオフすることにより、庫内温度を制御するショーケースの制御装置において、測定された庫内温度から所定測定期間における庫内基準温度を算出する算出手段と、この庫内基準温度とショーケースの設定温度とを比較し、その結果に基づいて、当該庫内基準温度が設定温度を含む所定範囲内に収まるように、電磁弁がサーモオフする温度を変更する温度変更手段とを備えることを特徴とする。
この場合において、所定測定期間における庫内温度の最高値及び最低値の温度偏差を検出する検出手段を備え、算出手段は、温度偏差の大きさに応じて、庫内基準温度の算出方法を変える構成としても良い。
また、算出手段は、温度偏差が所定の閾値以上の場合には、庫内温度の最低値を含む所定数の温度データを選択し、この選択された温度データに基づいて庫内基準温度を算出する構成としても良い。また、ショーケースは、設定温度及び庫内温度を表示する表示部を備え、温度変更手段がサーモオフする温度を変更した場合であっても、表示部に表示される設定温度の変更を禁止する構成としても良い。また、サーモオフする温度の変化量には上限値が設定され、温度変更手段は、この上限値を超えない範囲でサーモオフする温度を変更する構成としても良い。
また、本発明は、複数のショーケースが接続され、各ショーケースの蒸発器へ冷媒供給を行う電磁弁をサーモオン及びサーモオフすることにより、個別に庫内温度を制御するショーケースの集中制御装置において、測定された庫内温度から所定測定期間における庫内基準温度を算出する算出手段と、この庫内基準温度とショーケースの設定温度とを比較し、その結果に基づいて、当該庫内基準温度が設定温度を含む所定範囲内に収まるように、電磁弁がサーモオフする温度を変更する温度変更手段とを備えることを特徴とする。
本発明では、ショーケースの設置環境等に関わらず、このショーケースの庫内温度を設定温度とほぼ同一の温度に制御することができる。
以下、図面に基づき本発明の実施形態を詳述する。図1は、冷却システムの配管構成を示す図である。
冷却システムRSは、図1に示すように、スーパーマーケット等の店舗に複数台(例えば3台)設置されるショーケース10と、これらショーケース10が並列接続される冷凍機11と、冷却システムRSの動作を制御する集中コントローラ(集中制御装置)12とを備える。冷凍機11は、図示しない圧縮機及び凝縮器を備えて構成されており、ショーケース10は、それぞれ、このショーケース10の冷風の吐出温度(以下、庫内温度という)を検出する温度センサ63、蒸発器46、電磁弁14及び膨張弁16を備えて構成される。蒸発器46の入口側は、それぞれ電磁弁14及び膨張弁16を介して冷凍機11の液冷媒配管17に並列接続されるとともに、蒸発器46の出口側は、それぞれ冷凍機11のガス冷媒配管18に並列接続されている。
また、各ショーケース10は、それぞれ当該ショーケース10の動作を制御するコントローラ(制御装置)15を備える。このコントローラ15は、温度センサ63によって測定される庫内温度に応じて電磁弁14を開閉制御し、蒸発器46に冷媒を供給してショーケース10内を冷却する(蒸発器46による冷却運転)。具体的には、設定温度に対応して電磁弁14をサーモオンする温度及びサーモオフする温度が設定され、庫内温度がサーモオンする温度に至ると電磁弁14を開き、サーモオフする温度に至ると当該電磁弁14を閉じるオン−オフ制御を実行する(オフで蒸発器46による冷却運転の停止)。本構成では、サーモオフする温度は、初期値として設定温度と同一の温度に設定されている。
一方、冷凍機11の圧縮機は低圧設定値で制御される。ここで、低圧設定値とは、ディファレンシャルを有するカットイン値とカットアウト値とからなり、カットイン値とは圧縮機の運転が再開される値であり、カットアウト値とは圧縮機の運転が停止される値である。要するに、いずれかのショーケース10の負荷が変動すると冷媒の低圧圧力が変化し、上述のカットイン値、カットアウト値に基づいて圧縮機の運転が制御される。
ショーケース10は、図2に示すように、縦型オープンショーケースであり、断面略コ字状の断熱壁32と、据え付け現場においてこの断熱壁32の両側に取り付けられる側板(図示せず)とを備えて構成されている。断熱壁32の内側には、それぞれ間隔を存して外層仕切板34と内層仕切板36とが取り付けられている。本構成では、断熱壁32と外層仕切板34との間に外層ダクト37が形成され、外層仕切板34と内層仕切板36との間に内層ダクト38が形成されている。また、内層仕切板36の内側には貯蔵室39(庫内)が形成されている。
この貯蔵室39内には、複数段の棚41が架設されるとともに、各棚41の下面前部と貯蔵室39の天井部、及び、庇37内には蛍光灯40が取り付けられている。貯蔵室39の底部にはデックパン42が取り付けられ、このデックパン42の下方には、上記両ダクト37、38に連通した底部ダクト43が形成されている。この底部ダクト43内には、送風機45を内蔵したファンケース44が設置される。
また、貯蔵室39の背方に位置する内層ダクト38内の下部に蒸発器46が縦設され、この内層ダクト38内の上部に温度センサ63が配置される。この温度センサ63は、貯蔵室39内に格納される商品量によっても影響を受けにくい場所に配置されているため、本構成では、温度センサ63が測定した温度を庫内温度として、冷凍機11の運転制御を実行している。また、蒸発器46には霜取りヒータ67が取り付けられており、この霜取りヒータ67は発熱して蒸発器46の着霜を融解するものである。また、本構成では、ショーケース10の庇37の前面に、庫内温度及び設定温度を表示する表示部64が設けられている。この表示部64は、コントローラ15と通信可能に構成されている。
貯蔵室39の前面開口部51の上縁には、外層吐出口52と内層吐出口53が前後に並設されており、外層吐出口52は外層ダクト37に、内層吐出口53は内層ダクト38にそれぞれ連通している。また、開口部51の下縁には、吸込口54が形成され、上記底部ダクト43に連通している。
そして、上記ファンケース44内の送風機45が運転されると、底部ダクト43内の空気は後方の内外層ダクト37、38に向けて吹き出され、外層ダクト37においてはそのまま吹き上げられると共に、内層ダクト38においては蒸発器46と熱交換した後吹き上げられ、開口部51上縁の内外層吐出口52、53から、下縁の吸込口54に向けてそれぞれ吹き出される。
これによって、貯蔵室39の開口部51には、内側の冷気エアーカーテンとそれを保護する外側のエアーカーテンとが形成され、開口部51からの外気の侵入が阻止若しくは抑制されるとともに、内側の冷気エアーカーテンの一部が貯蔵室39内に循環して貯蔵室39内は冷却される。そして、これらの冷気などは吸込口54から底部ダクト43に帰還し、送風機45に再び吸い込まれることになる。
次に、ショーケース10のコントローラ15について説明する。
コントローラ15は、電磁弁14を開閉させる弁駆動制御部(検出手段)20と、温度センサ63が測定した庫内温度に基づいて、庫内基準温度を算出する基準温度算出部(算出手段21と、上記庫内基準温度と設定温度とを比較する比較部22と、この比較した結果に基づいて、サーモオフする温度を変更する温度変更部(温度変更手段)23とを備える。
弁駆動制御部20は、温度センサが測定した温度を所定時間(本実施形態では1分)ごとにサンプリングして記憶するメモリ(記憶手段)を備えており、このメモリには、ユーザが設定した設定温度と、この設定温度に対応するサーモオン及びサーモオフする温度とが記憶されている。
弁駆動制御部20は、所定測定期間(本実施形態では10分間)ごとに記憶した庫内温度のデータを基準温度算出部21に出力する。この基準温度算出部21は、入力された庫内温度に基づいて、庫内基準温度を算出し、その算出結果を比較部22に出力する。この比較部22は、入力された庫内基準温度と、弁駆動制御部20のメモリから読み出した設定温度とを比較し、その結果を温度変更部23へと出力する。この温度変更部23は、上記比較結果に応じて、電磁弁14をサーモオフする温度を変更し、この変更した温度を弁駆動制御部20へと出力する。この弁駆動制御部20は、新たに入力されたサーモオフする温度に基づいて、電磁弁14の開閉制御を行う。また、弁駆動制御部20は、庫内温度及び設定温度を表示部64に出力する。
次に、温度変更動作について説明する。
まず、弁駆動制御部20は、所定測定期間(本実施形態では10分)において、測定された庫内温度の上限温度(最高値)と下限温度(最低値)との差を検出し(ステップS1)、この検出した偏差温度が所定基準温度(本実施形態では5℃)以上であるか否かを判別する(ステップS2)。
この判別において、偏差温度が5℃以上の場合(ステップS2;Yes)には、基準温度算出部21は、メモリに記憶した温度データの中で、温度の低いものから所定数(本実施形態では3つ)を選択し、この選択したデータに基づいて庫内基準温度を算出する(ステップS3)。具体的には、選択された3つの温度の平均値を算出し、この平均温度を庫内基準温度とする。このように、偏差温度が大きい場合には、この偏差温度の変動が激しく、動作が不安定になるため、下方のデータに基づいて庫内基準温度を算出する。
一方、偏差温度が5℃以上でない場合(ステップS2;No)には、基準温度算出部21は、記憶した温度データの平均値から庫内基準温度を算出する(ステップS4)。このように、基準温度算出部21は、偏差温度の大きさに応じて、庫内基準温度の算出方法を変えるため、ショーケースの冷却状態を的確に把握することができる。このため、この庫内基準温度を用いて、庫内温度を制御することにより、当該庫内温度をより細かく制御することができる。
続いて、比較部22は、上記ステップS3またはステップS4で算出した庫内基準温度と、弁駆動制御部20のメモリから読み出された設定温度とを比較し、当該庫内基準温度が設定温度以下であるか否かを判別する(ステップS5)。この判別において、庫内基準温度が設定温度以下である場合(ステップS5;Yes)には、温度変更部23は、電磁弁14がサーモオフする温度を所定制御温度(本実施形態では、0.5℃)上げて(ステップS6)、処理をステップS10に移行する。
一方、庫内基準温度が設定温度以下でない場合(ステップS5;No)には、比較部22は、この庫内基準温度と設定温度との偏差温度が所定基準温度(例えば、1℃)以上であるか否かを判別する(ステップS7)。この判別において、上記偏差温度が1℃以上である場合(ステップS7;Yes)には、温度変更部23は、電磁弁14がサーモオフする温度を所定制御温度(本実施形態では、0.5℃)下げて(ステップS8)、処理をステップS10に移行する。本構成では、温度変更部23が変化させる上記サーモオフする温度の変化量(すなわち所定制御温度)には、上限値が設けられており、ショーケースの負荷を急激に変化させることなく、庫内温度を円滑に制御することができる。
一方、上記偏差温度が1℃以上でない場合(ステップS7;No)には、比較部22によって、庫内温度が設定温度と略同一に冷却されていると判定されるため、電磁弁14をサーモオフする温度の変更を禁止して(ステップS9)、処理をステップS10に移行する。
続いて、弁駆動制御部20は、上記ステップS6、ステップS8またはステップS9によって、設定されたサーモオフする温度に基づいて、電磁弁14の開閉を制御(ステップS10)するとともに、処理をステップS1に戻し、次の所定測定期間における温度変更動作を行う。
本実施形態では、測定された庫内温度から所定測定期間における庫内基準温度を算出する基準温度算出部21と、この庫内基準温度とショーケース10の設定温度とを比較し、その結果に基づいて、当該庫内基準温度が設定温度を含む所定範囲内に収まるように、電磁弁14がサーモオフする温度を変更する温度変更部23とを備えるため、ショーケース10の設置環境等に関わらず、このショーケース10の庫内温度を設定温度とほぼ同一の温度に制御することができる。
また、本実施形態では、所定測定期間における庫内温度の最高値及び最低値の温度偏差を検出し、この温度偏差の大きさに応じて、庫内基準温度の算出方法を変える構成としているため、ショーケースの冷却状態を的確に把握することができる。このため、この庫内基準温度を用いて、庫内温度を制御することにより、当該庫内温度をより細かく制御することができ、ショーケース10の設置環境等に関わらず、このショーケース10の庫内温度を設定温度とほぼ同一の温度に制御することができる。
また、本実施形態によれば、温度変更部23が電磁弁14のサーモオフする温度を変更した場合であっても、表示部64に表示される設定温度の変更を禁止する。これによれば、電磁弁14のサーモオフする温度を変更して庫内温度制御がなされる場合であっても、外見上は変化がないため、ユーザの混乱を避けて、操作性の容易化を図ることができる。
また、本実施形態によれば、電磁弁14がサーモオフする温度の変化量には上限値が設定され、温度変更部23は、この上限値を超えない範囲でサーモオフする温度を変更するため、ショーケースの負荷が急激に変化することがなく、ショーケース10の庫内温度を円滑に設定温度と同じ温度に制御することができる。
以上、一実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。例えば、本実施形態では、各ショーケース10のコントローラ15が、個別に、サーモオフする温度を変更する制御を行う構成について説明したが、これに限るものではなく、冷却システムRSの動作を集中して制御する集中コントローラ12が、各ショーケースのサーモオフする温度を変更する構成としても良い。この構成によれば、各ショーケースのコントローラが上記制御機能を備えない場合であっても、当該各ショーケースの庫内温度を設定温度とほぼ同じ温度に制御することができるため、例えば、各ショーケースの製造メーカーが異なっている場合であっても、制御プログラムを変更することによって、容易に温度管理を行うことができる。
また、本実施形態では、所定測定期間として10分周期でサーモオフする温度を変更して、庫内温度を設定温度とする構成について説明したが、これに限るものではなく、この所定測定期間は、30分、1時間、1時間30分、2時間周期など使用状況に応じて適宜選択可能である。また、本実施形態では、庫内温度を測定する所定間隔を1分間に設定しているが、これも適宜変更可能である。
冷却システムの配管構成を示す図である。 冷却システムを構成するショーケースの一実施例の縦断側面図である。 ショーケースのコントローラの制御ブロック図である。 温度変更動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10 ショーケース
11 冷凍機
12 集中コントローラ(集中制御装置)
14 電磁弁
15 コントローラ(制御装置)
20 弁駆動制御部
21 基準温度算出部(算出手段)
23 温度変更部(温度変更手段)
46 蒸発器
63 温度センサ
64 表示部
RS 冷却システム

Claims (6)

  1. 蒸発器へ冷媒供給を行う電磁弁をサーモオン及びサーモオフすることにより、庫内温度を制御するショーケースの制御装置において、
    測定された庫内温度から所定測定期間における庫内基準温度を算出する算出手段と、
    この庫内基準温度と前記ショーケースの設定温度とを比較し、その結果に基づいて、当該庫内基準温度が前記設定温度を含む所定範囲内に収まるように、前記電磁弁がサーモオフする温度を変更する温度変更手段と、を備えることを特徴とするショーケースの制御装置。
  2. 前記所定測定期間における前記庫内温度の最高値及び最低値の温度偏差を検出する検出手段を備え、
    前記算出手段は、前記温度偏差の大きさに応じて、前記庫内基準温度の算出方法を変えることを特徴とする請求項1に記載のショーケースの制御装置。
  3. 前記算出手段は、前記温度偏差が所定の閾値以上の場合には、前記庫内温度の最低値を含む所定数の温度データを選択し、この選択された温度データに基づいて前記庫内基準温度を算出することを特徴とする請求項1または2に記載のショーケースの制御装置。
  4. 前記ショーケースは、前記設定温度及び前記庫内温度を表示する表示部を備え、
    前記温度変更手段が前記サーモオフする温度を変更した場合であっても、前記表示部に表示される前記設定温度の変更を禁止することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のショーケースの制御装置。
  5. 前記サーモオフする温度の変化量には上限値が設定され、前記温度変更手段は、この上限値を超えない範囲で前記サーモオフする温度を変更することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のショーケースの制御装置。
  6. 複数のショーケースが接続され、各ショーケースの蒸発器へ冷媒供給を行う電磁弁をサーモオン及びサーモオフすることにより、個別に庫内温度を制御するショーケースの集中制御装置において、
    測定された庫内温度から所定測定期間における庫内基準温度を算出する算出手段と、
    この庫内基準温度と前記ショーケースの設定温度とを比較し、その結果に基づいて、当該庫内基準温度が前記設定温度を含む所定範囲内に収まるように、前記電磁弁がサーモオフする温度を変更する温度変更手段とを備えることを特徴とするショーケースの集中制御装置。

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