JP2007016709A - ゼンマイ駆動機構 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】巻き締められたゼンマイばね11が伸びる際に発する駆動力を、出力軸4から回転運動として取り出すことのできるゼンマイ駆動機構において、ゼンマイばね11を巻き締めることによって上記の駆動力を蓄えることができ、この駆動力の放出により回転運動がなされる駆動手段1と、出力軸へ上記の回転運動を伝達する伝達手段2と、上記の伝達に当たり、回転運動を増減速可能な調速手段3とを備えたものであり、上記の各手段1〜3に加え、駆動手段1の回転運動を受けて、一定周期毎にステップ動作をなすことのできるステップ手段5を備えたことを特徴とする、ゼンマイ駆動機構を提供する。
【選択図】 図1
Description
また、このゼンマイばね11と一体に駆動ギア13が設けられている。本例では、この駆動ギア13として平歯車が用いられており、上記の駆動力を受けて回転運動をする。
本例における伝達手段2及び調速手段3は、種々の径を有するギアが組み合わされたものとされている。具体的には、各々小径のギアと大径のギアとが一体とされたものであって、第1伝達ギア21、第2伝達ギア22、第3伝達ギア23の3つのギアからなる。ここで、入力側のギアは小径、出力側のギアは大径とされており、駆動ギア13、第1伝達ギア21、第2伝達ギア22、第3伝達ギア23、出力軸4の順に回転運動が伝達されるうちに増速される。
このステップ動作ギア54と表示板55との連動は、両者を固定してしまうものでもよいが、この例では、ラチェット構造などの介在により、ステップ動作ギア54が図示反時計回りの回転をしている際には連動するが、表示板55だけを図示反時計回りの回転させてもステップ動作ギア54が連動しないものとされている。
なお、本例では、後述する制動手段6との関係で、ステップ動作ギア54とは別に表示板55が設けられたものとしたが、これに限られず、ステップ動作ギア54の表面に直接、上記の表示55a,55b,55cが付されたものであっても良い。
まず、運転開始時は図4(A)に示す状態である。この際、表示板55はステップ動作ギア54のステップ動作R1に連動して、図示矢印方向にステップ動作R2をなす。この際には制動部材62の噛合部62bと第3伝達ギア23とは離れている。また、表示板55の表示は通常段階表示55c(青色)から事前案内表示55b(黄色)へと順次移行する。
11 ゼンマイばね
13 駆動ギア
2 伝達手段
3 調速手段
4 出力軸
5 ステップ手段
51 第1伝達ギア
52 ステップ発生ギア
52a 従動ギア
52b 部分ギア
53 第2伝達ギア
54 ステップ動作ギア
55a 最終段階表示
55b 事前案内表示
55c 通常段階表示
6 制動手段
61 カム
62 制動部材
62a 受動部
62b 噛合部
62c 支点
Claims (5)
- 巻き締められたゼンマイばね(11)が伸びる際に発する駆動力を、出力軸(4)から回転運動として取り出すことのできるゼンマイ駆動機構において、
ゼンマイばね(11)を巻き締めることによって上記の駆動力を蓄えることができ、この駆動力の放出により回転運動がなされる駆動手段(1)と、
出力軸へ上記の回転運動を伝達する伝達手段(2)と、
上記の伝達に当たり、回転運動を増減速可能な調速手段(3)とを備えたものであり、
上記の各手段(1〜3)に加え、駆動手段(1)の回転運動を受けて、一定周期毎にステップ動作をなすことのできるステップ手段(5)を備えたことを特徴とする、ゼンマイ駆動機構。 - 上記各手段(1〜3)の回転運動の伝達がギアによりなされたものであり、
上記のステップ手段(5)は、少なくとも、部分ギア(52b)とステップ動作ギア(54)とを備えたものであって、
部分ギア(52b)は、駆動手段(1)の回転運動の伝達を受けて回転するものであり、
かつ、部分ギア(52b)が1回転するうちの所定範囲でのみ、ステップ動作ギア(54)に回転運動の伝達がなされるものであることを特徴とする、請求項1に記載のゼンマイ駆動機構。 - 上記のステップ手段(5)は、第1伝達ギア(51)と、ステップ発生ギア(52)と、第2伝達ギア(53)と、上記ステップ動作ギア(54)との各ギアにより構成されたものであって、
上記の順で各ギアが噛み合うことで、回転運動の伝達がなされるものであり、
ステップ発生ギア(52)は、従動ギア(52a)と上記の部分ギア(52b)とを備え、各ギア(52a,52b)が連動するものであり、
従動ギア(52a)は全周に歯が形成されており、
部分ギア(52b)は、上記一定周期毎のステップ動作に対応して、第2伝達ギア(53)と噛み合う範囲にのみ歯が形成されており、
ステップ動作ギア(54)は、このステップ動作ギア(54)の動作と連動して、駆動手段(1)の累積回転回数が所定値に達したことを示す表示(55a,55b,55c)をなすものであり、この表示(55a,55b,55c)は、ステップ動作ギア(54)の上記回転運動の伝達による回転と共に、順次移動するものであり、
第1伝達ギア(51)は、駆動手段(1)においてゼンマイばね(11)の駆動力を受けて回転運動する駆動ギア(13)の回転運動を、ステップ発生ギア(52)のうちの従動ギア(52a)に伝達するものであり、
第2伝達ギア(53)は、ステップ発生ギア(52)の回転運動を、上記の部分ギア(52b)の歯と噛み合った際にのみ、ステップ動作ギア(54)に伝達するものであることを特徴とする、請求項2に記載のゼンマイ駆動機構。 - 制動手段(6)が設けられたものであって、
上記の制動手段(6)は、ステップ動作ギア(54)と少なくとも一方の回転方向において連動するカム(61)と、
カム(61)と、駆動手段(1)、伝達手段(2)、調速手段(3)のいずれかの一部とを直接的あるいは間接的に連結する制動部材(62)とを備えたものであり、
制動部材(62)は、上記のように駆動ギア(13)の累積回転回数が所定値に達した際に、上記のカム(61)によって移動させられることで、上記手段(1〜3)の一部に対し、制動作用を及ぼすことを特徴とする、請求項2または3に記載のゼンマイ駆動機構。 - 上記の制動部材(62)の、一端に上記のカム(61)に押圧される受動部(62a)が、他端に伝達手段(2)を構成する伝達ギアの歯に噛み合うことのできる歯を有する噛合部(62b)が、中間に支点(62c)が設けられたことを特徴とする、請求項4に記載のゼンマイ駆動機構。
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JP2005199852A JP4576300B2 (ja) | 2005-07-08 | 2005-07-08 | ゼンマイ駆動機構 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009144732A (ja) * | 2006-08-09 | 2009-07-02 | Tai-Her Yang | スプリング装置 |
JP2011168359A (ja) * | 2010-02-17 | 2011-09-01 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 鉄塔用点検装置及び点検システム |
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2005
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