JP2007016398A - フードロックのセカンダリラッチ構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 過剰力が入力された場合はそれを効果的に逃がしてフードロックの破損を防止する一方、適正な操作力に対してはセカンダリラッチを適正に解除操作できるフードロックのセカンダリラッチ構造を提供する。
【解決手段】 フードロック1のセカンダリラッチ4を回動操作するセカンダリレバー4bに延長レバー4cを設け、該延長レバー4cに、その操作部4dに所定値以上の過剰力Fが作用した際に、該過剰力Fを逃がす方向に空振りさせる空振り手段20を設けることによって、過剰力Fがフードロック1の本体部分に入力するのを防止してフードロック1の破損を防止する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、エンジンフードをロックするフードロックに設けたセカンダリラッチ構造に関する。
自動車のエンジンフードは、その車両前端部と車体側との間に設けたフードロックによって閉止状態を維持するようになっており、フードロックには車室内から開錠操作してエンジンフードを僅かに開けるメインラッチと、僅かに開いたエンジンフードの前縁と車体側との間の隙間から指を差し込んで開錠するセカンダリラッチと、が設けられる。
セカンダリラッチは、フードロックのベースプレートに回動自在に枢支されてエンジンフードの係止孔に係合してロック状態を維持する一方、ロック解除するには、そのセカンダリラッチのセカンダリレバーを指で操作して、セカンダリラッチをロック解除方向に回動するようになっている。
ところが、エンジンフードの前縁部がフロントバンパーの上縁近傍まで延出するタイプの自動車では、エンジンフードの前縁と車体側との間の隙間からセカンダリレバーの操作部までの距離が長くなって指が届かないため、セカンダリレバーを延長してその操作部をエンジンフードの前縁隙間近傍に配置し、その延長したセカンダリレバーを操作することによりセカンダリラッチを開錠できるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開昭59−177484号公報(第2頁、第4図)
しかしながら、かかる従来のフードロックのセカンダリラッチ構造では、セカンダリレバーを延長することにより、セカンダリレバー全体の強度が低くなるため、操作時などに過剰な力が入力されるとレバーが変形し易くなり、セカンダリラッチの解除操作が不能となってしまう。
ところが、長くした前記セカンダリレバーが変形しないように強化すると、てこの原理によりセカンダリラッチの枢支部分やベースプレートへの入力が増大することになり、ひいては、過剰力の入力時にはベースプレートに対するセカンダリラッチの取付部等が破損する恐れがある。
そこで、本発明は過剰な力が入力された場合はこれを効果的に逃がしてフードロックの破損を防止する一方、適正な操作力に対してはセカンダリラッチを適正に解除操作できるフードロックのセカンダリラッチ構造を提供するものである。
本発明のフードロックのセカンダリラッチ構造は、フードロックのベースプレートに回動自在に枢支されてエンジンフードの係止部に係脱するセカンダリラッチを備え、このセカンダリラッチを回動操作するセカンダリレバーに延長レバーを設けたフードロックであって、前記延長レバーに、その操作部に所定値以上の過剰力が作用した際に、該過剰力を逃がす方向に延長レバーを空振りさせる空振り手段を設けたことを最も主要な特徴とする。
本発明によれば、延長レバーに空振り手段を設けて、操作部に所定値以上の過剰力が作用した際にその延長レバーが過剰力を逃がす方向に空振りするので、前記操作部に作用する過剰力がフードロックの本体部分に入力するのを防止してフードロックの破損を防止できる。
また、前記延長レバーはセカンダリレバーから延長できるので、例えばセカンダリレバーとは別体に形成される中間レバーを介在させる場合に比べて構成が大幅に簡素化されるとともに、エンジンフードの前縁部の造形自由度を増すことができる。
更に、前記延長レバーは空振り手段による柔構造をもって延長できるので、全体を剛構造で延長した場合に比べてフードロック全体の強度を高める必要が無くなって重量増を招くことが無く、また、延長レバーの慣性モーメントも小さくして、エンジンフードを閉じた瞬間にセカンダリレバーが振られた場合にも、レバー枢支部分への入力を低減して耐久性を向上することができる。
以下、本発明の実施形態を図面と共に詳述する。
図1〜図5は本発明にかかるフードロックのセカンダリラッチ構造の第1実施形態を示し、図1はフードロックの取付状態を示す車体前部の斜視図、図2はフードロックのセカンダリラッチを示す斜視図、図3は図2中A−A線に沿った断面図、図4は図2中B−B線に沿った拡大断面図、図5はセカンダリレバーによる過剰力の逃がし状態を示す斜視図である。
本発明に適用されるフードロック1は、図1に示すようにエンジンルームEの前縁部に配置されるラジエータコアサポート10の中央部に設けられ、エンジンルームEを開閉するエンジンフード11の閉止状態を施錠するようになっている。
前記フードロック1は、ラジエータコアサポート10に固定したベースプレート2を備え、そのベースプレート2には、エンジンフード11のストライカ12と係脱するメインラッチ3(図2参照)と、エンジンフード11の係止孔13に係脱するセカンダリラッチ4とが設けられる。
メインラッチ3は、車室内から開錠操作することによりロック解除され、エンジンフード11が僅かに開くとセカンダリラッチ4が係止孔13縁に係止してエンジンフード11のそれ以上の開動を抑えるようになっており、セカンダリラッチ4は、僅かに開いたエンジンフード11の前縁隙間から指を差し込んで係止孔13縁との係合を外すことにより、エンジンフード11を上方に開けることができるようになっている。
前記エンジンフード11の前縁部はフロントバンパー14の上縁近傍まで延出して空力特性を向上するようにしており、従って、メインラッチ3をロック解除した際に僅かに開くエンジンフード11の前縁部分の隙間からセカンダリラッチ4までの距離が長くなっている。
前記セカンダリラッチ4は、図2に示すように前記係止孔13に係脱する鉤部4aを上端部に形成するとともに、鉤部4aに対してL字状に折曲した他端部にセカンダリレバー4bを形成してある。このセカンダリラッチ4は前記L字状の折曲部分近傍を支軸5によって前記ベースプレート2に回転自在に枢支して、セカンダリレバー4bを上方に押し上げることにより前記鉤部4aをロック解除方向に回転するようになっている。
前記セカンダリレバー4bは、延長レバー4cを取付けることにより、その操作部4dをエンジンフード11の前縁部近傍まで延長するようになっている。
ここで、本発明にあっては前記延長レバー4cに、その操作部4dに所定値以上の過剰力Fが作用した際に、該過剰力Fを逃がす方向に延長レバー4cを空振りさせる空振り手段20を設けてある。
前記空振り手段20は、所定値未満の入力時にセカンダリレバー4bへの操作力伝達経路を接続する一方、所定値以上の過剰力Fで前記操作力伝達経路を遮断するクリップ21を備えている。
前記延長レバー4cは、弾性力をもって復帰可能な可撓性部材によって長尺の平板状に形成して、その先端部に前記操作部4dを形成してあるとともに、図3に示すように延長レバー4cの基端部4eをセカンダリレバー4bの付け根部分4fにリベット6によって結合してある。
そして、前記クリップ21は、延長レバー4cの中央部両側を幅方向に延長した突出部分22を、図4に示すように下方に外方に凸となるよう円弧状に折り曲げ、更にそれぞれの下端部を内方に凸となるよう円弧状に湾曲させた湾曲部22aを設けて形成し、該湾曲部22aをセカンダリレバー4bの下側両側角部Cに弾発力をもって圧接させてある。
即ち、前記クリップ21は、両側の突出部分22がセカンダリレバー4bを所定の弾発力をもって抱きかかえることにより延長レバー4cをセカンダリレバー4bと一体化させて、前記操作力伝達経路が接続状態となる一方、前記過剰力Fが操作部4dに入力した場合に、図3,図5に示すように前記突出部分22の弾発力に抗してセカンダリレバー4bから離脱して延長レバー4cが撓むことにより、前記操作力伝達経路が遮断状態となる。
以上の構成により本実施形態のセカンダリラッチ構造によれば、セカンダリレバー4bを延長する延長レバー4cに空振り手段20を設けて、セカンダリレバー4bの操作部4dに所定値以上の過剰力Fが作用した際に、図5に示すようにそのセカンダリレバー4bの延長レバー4cが過剰力Fを逃がす方向に変形して空振りするので、前記操作部4dに作用する過剰力Fを逃がしてフードロック1の破損を防止することができる。
このとき、前記延長レバー4cは、過剰力Fを逃がした後は弾性復帰するので、次の適正な操作力によってセカンダリラッチ4の解除操作を適正に行うことができる。
また、前記セカンダリレバー4bは延長レバー4cをもって一体的に長尺に延長できるので、別体となる中間レバーを介在させてセカンダリレバーを延長する場合に比べて構成が大幅に簡素化されるとともに、エンジンフード11の前縁部の造形自由度を増すことができる。
更に、前記セカンダリレバー4bは、空振り手段20を設けたことにより柔構造の延長レバー4cによって延長できるので、従来のように全体を剛構造で延長した場合に比べてフードロック1全体の強度を高める必要が無くなって重量増を招くことが無く、また、セカンダリレバー4bの慣性モーメントも小さくして、エンジンフード11を閉じた瞬間にセカンダリレバー4bが振られた場合にも、セカンダリレバー4bをベースプレート2に枢支する支軸5への入力を低減して耐久性を向上することができる。
また、本実施形態では前記空振り手段20にクリップ21を設けて、所定値未満の入力時にセカンダリレバー4bの操作力伝達経路を接続する一方、所定値以上の過剰力Fで前記操作力伝達経路を遮断するようにしたので、セカンダリレバー4bを延長する延長レバー4cを弾性復帰可能な可撓性部材で形成することができ、空振り手段20の構成を簡素化しつつ過剰力Fの入力時には確実かつ精度良く操作力伝達経路を遮断することができる。
図6は前記第1実施形態の変形例を示す延長レバーの平面図で、この変形例は延長レバー4cを、セカンダリレバー4bに繋がる基端部4eから操作部4dに向かって断面積を小さくしてある。
この変形例では延長レバー4cの断面積を小さくするにあたって、その延長レバー4cの幅wを操作部4dに向かって徐々に減少してある。
従って、この変形例によれば、第1実施形態の効果に加えて、前記操作部4dに過剰力Fが作用した際に、延長レバー4cの断面積が小さくなる操作部4d側を積極的に撓ませることができるため、過剰力Fをフードロック1の本体側により入力し辛くすることができる。
図7,図8は本発明の第2実施形態を示し、前記第1実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとし、図7はフードロックのセカンダリラッチを示す斜視図、図8はエンジンフードの前縁部の断面図である。
本実施形態のセカンダリラッチ構造は、図7に示すように基本的に第1実施形態とほぼ同様に延長レバー4cによってセカンダリレバー4bを延長してあるが、特に本実施形態が第1実施形態と異なるのは、空振り手段20は、延長レバー4cの基端部4eをセカンダリレバー4bに回動自在に取付けるヒンジ7と、延長レバー4cをセカンダリレバー4bに固定する方向に回動付勢する付勢手段としてのリターンスプリング7aと、を設けて構成してある点である。
本実施形態では前記延長レバー4cを第1実施形態と同様に帯状平板で形成してセカンダリレバー4bの上側に配置してあるが、特に本実施形態ではその延長レバー4cを可撓性部材で形成する必要はなく、その延長レバー4cの基端部4eとセカンダリレバー4bの基端部4fとの間に前記ヒンジ7を構成している。
そして、前記リターンスプリング7aを前記ヒンジ7に組み込んで、そのリターンスプリング7aの付勢力が作用する両端部の一方を延長レバー4cの上側に掛止するとともに、他方をセカンダリレバー4bの下側に掛止して、延長レバー4cをセカンダリレバー4bに固定する方向、つまり、延長レバー4cがセカンダリレバー4bの上面に当接する方向に付勢してある。
また、本実施形態では第1実施形態と同様に延長レバー4cにクリップ21を設けてあるが、前記リターンスプリング7aの付勢力の大きさを調整することにより、クリップ21は必ずしも必要とはしない。
また、図8に示すようにエンジンフード11には、その閉止に伴って延長レバー4cを復帰方向に押圧するレバー押圧部15を設けてある。
従って、本実施形態によれば、操作部4dに過剰力Fが作用した際には、クリップ21が離脱し、かつ、リターンスプリング7aの付勢力に抗して延長レバー4cがヒンジ7を中心として上方に回転して前記過剰力Fを逃がすことができ、第1実施形態と同様の効果、つまり、フードロック1の破損を防止できるとともに、構成を簡素化し、かつ、エンジンフード11の前縁部の造形自由度を増すとともに、重量増を避けてフードロック1の耐久性を向上することができる。
勿論、前記リターンスプリング7aは、その付勢力を適正な操作力に対しては延長レバー4cが回転しないように設定してあるとともに、前記過剰力Fを逃がした後は図示する所定の位置に延長レバー4cを復帰させることができる。
また、本実施形態ではエンジンフード11にレバー押圧部15を設けたので、前記リターンスプリング7aの付勢力が小さくて自己復帰力が弱い場合に、エンジンフード11の閉止に伴って前記レバー押圧部15で延長レバー4cを強制的に押し下げて所定の位置に復帰させることができる。
図9は本発明の第3実施形態を示し、前記第1実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとし、図9はフードロックのセカンダリラッチを示す斜視図である。
本実施形態のセカンダリラッチ構造は、図9に示すように基本的に第1実施形態とほぼ同様の構成となるが、特に本実施形態が第1実施形態と異なるのは、所定の剛性を備えたバネ材で延長レバー4cを形成して空振り手段20を構成している点である。
本実施形態ではセカンダリレバー4bは基端部4fから突出する部分を切除しておく一方、前記延長レバー4cを所定太さの断面円形状のバネ鋼で形成し、その基端部4eを前記セカンダリレバー4bの基端部4fに、その基端部4fに形成した切り起こし片4gを加締めて固定するとともに、延長レバー4cの中間部分をコイル状に巻回してスプリング部4hを形成し、かつ、操作部4dは延長レバー4cの先端部を平面三角状に折曲して形成してある。
そして、前記スプリング部4hに撓み方向の所定の弾発力を付与することにより、延長レバー4cの剛性を決定し、操作部4dに作用する過剰力Fに対してはスプリング部4hが大きく撓むことによりその過剰力Fを逃がす一方、適正な操作力に対してはスプリング部4hは小さな撓み量をもって、若しくは撓むことなくセカンダリラッチ4を作動するようにしてある。
従って、本実施形態によれば、操作部4dに過剰力Fが作用した際には、延長レバー4cのスプリング部4hが大きく撓んでその過剰力Fを逃がすことができ、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
図10は本発明の第4実施形態を示し、前記第1実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとし、図10はフードロックのセカンダリラッチを示す斜視図である。
本実施形態のセカンダリラッチ構造は、図10に示すように基本的に第1実施形態とほぼ同様に延長レバー4cによってセカンダリレバー4bを延長するが、特に本実施形態が第1実施形態と異なるのは、空振り手段20は、延長レバー4cをセカンダリレバー4bにこのセカンダリレバー4bの操作方向に相対回転自在に連結し、これら両者間に所定値未満の入力時に延長レバー4cの回転を阻止する一方、所定値以上の過剰力Fで延長レバー4cの回転を許容する付勢手段としてのスプリング8を介在させて構成してある点である。
本実施形態では前記セカンダリレバー4bおよび前記延長レバー4cは、それぞれの板面を立てて配置してあり、延長レバー4cはセカンダリレバー4bの先端部に支軸9を介して上下方向に回転自在に連結されるが、延長レバー4cの基端部4eの下縁に曲折して突設したストッパー10がセカンダリレバー4bの下縁に係止することにより、延長レバー4cの下方向の回転が阻止されるようになっている。
前記スプリング8はコイル状に巻回してその巻回部分を前記支軸9に挿通し、付勢力が作用するスプリング8の一端部8aをセカンダリレバー4bの下縁に掛止するとともに、他端部8bを延長レバー4cの上縁に掛止して、延長レバー4cが下方に回転する方向に付勢してある。
前記スプリング8の付勢力は、操作部4dに作用する過剰力Fに対しては延長レバー4cを大きく上方回転させる一方、適正な操作力に対しては延長レバー4cは僅かに回転し、若しくは回転しないように設定してある。
従って、本実施形態によれば、操作部4dに過剰力Fが作用した際には、延長レバー4cが大きく上方回転してその過剰力Fを逃がすことができ、第1実施形態と同様の効果奏することができる。
ところで、本発明は前記第1〜第4実施形態に例をとって説明したが、これら実施形態に限ることなく本発明の要旨を逸脱しない範囲で他の実施形態を各種採用することができる。
本発明にかかるフードロックの取付状態を示す車体前部の斜視図。 本発明の第1実施形態におけるフードロックのセカンダリラッチを示す斜視図。 図2中A−A線に沿った断面図。 図2中B−B線に沿った拡大断面図。 本発明の第1実施形態におけるセカンダリレバーによる過剰力の逃がし状態を示す斜視図。 本発明の第1実施形態の変形例を示す延長レバーの平面図。 本発明の第2実施形態におけるフードロックのセカンダリラッチを示す斜視図。 本発明の第2実施形態におけるエンジンフードの前縁部の断面図。 本発明の第3実施形態におけるフードロックのセカンダリラッチを示す斜視図。 本発明の第4実施形態におけるフードロックのセカンダリラッチを示す斜視図。
符号の説明
1 フードロック
2 ベースプレート
3 メインラッチ
4 セカンダリラッチ
4b セカンダリレバー
4c 延長レバー
4d 操作部
4e 延長レバーの基端部
5 支軸
7 ヒンジ
7a リターンスプリング(付勢手段)
8 スプリング(付勢手段)
11 エンジンフード
15 レバー押圧部
20 空振り手段
21 クリップ

Claims (7)

  1. フードロックのベースプレートに回動自在に枢支されてエンジンフードの係止部に係脱するセカンダリラッチを備え、このセカンダリラッチを回動操作するセカンダリレバーに延長レバーを設けたフードロックであって、
    前記延長レバーに、その操作部に所定値以上の過剰力が作用した際に、該過剰力を逃がす方向に延長レバーを空振りさせる空振り手段を設けたことを特徴とするフードロックのセカンダリラッチ構造。
  2. 空振り手段は、所定値未満の入力時にセカンダリレバーへの操作力伝達経路を接続する一方、所定値以上の過剰力でその操作力伝達経路を遮断するクリップを備えたことを特徴とする請求項1に記載のフードロックのセカンダリラッチ構造。
  3. 延長レバーは、セカンダリレバーに繋がる基端部から前記操作部に向かって断面積を小さくしたことを特徴とする請求項2に記載のフードロックのセカンダリラッチ構造。
  4. 空振り手段は、延長レバーの基端部をセカンダリレバーに回動自在に取付けるヒンジと、延長レバーをセカンダリレバーに固定する方向に回動付勢する付勢手段と、を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のフードロックのセカンダリラッチ構造。
  5. エンジンフードに、その閉止に伴って延長レバーを復帰方向に押圧するレバー押圧部を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載のフードロックのセカンダリラッチ構造。
  6. 空振り手段は、所定の剛性を備えたバネ材で延長レバーを形成してなることを特徴とする請求項1または2に記載のフードロックのセカンダリラッチ構造。
  7. 空振り手段は、延長レバーをセカンダリレバーにこのセカンダリレバーの操作方向に相対回転自在に連結し、これら両者間に所定値未満の入力時に延長レバーの回転を阻止する一方、所定値以上の過剰力で延長レバーの回転を許容する付勢手段を介在させて構成したことを特徴とする請求項1に記載のフードロックのセカンダリラッチ構造。
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