JP2007015284A - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 搬送及び画像形成を妨げることなく、記録紙にデジタル情報を付加できる画像形成装置及び画像形成方法を提供する。
【解決手段】 用紙トレイT1、T2、T3から記録紙を持ち出して所定の搬送経路に沿って移動させながら、IOT14により画像データに基づく画像を形成し、かつ画像形成後の記録紙に対して仕上げ処理を行って排出するに際し、IOT14により画像データに基づく画像が形成された記録紙に対して、フィニッシャ18のRFID貼付装置31によりRFIDタグを貼り付ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、記録紙に画像データに基づく画像を記録する画像形成装置及び画像形成方法に関するものである。
従来、プリンタや複写機等の画像形成装置では、記録紙をローラ等により挟持搬送しながら記録紙の記録面に画像を形成する機種があった。
一方、近年、RFID(Radio Frequency Identification)自動認証技術を利用して非接触で通信を行ない、内部に搭載されたICメモリ内のデジタル情報のやり取りを通して物品管理や自動識別等を行なうRFIDタグ、ICタグなどと称されるデジタル・メディアに関する技術が注目されている。
従来、上述したようなRFIDタグの技術を用いた画像形成装置として、特許文献1には、RFIDタグが埋め込まれた記録紙に対して画像形成を行うことが提案されており、RFIDタグが埋め込まれた記録紙への画像形成が指示されると、当該記録紙に埋め込まれたRFIDタグに対するデジタル情報の書き込みを行って、その後に画像形成を行っている。
特開2002−337426公報
しかしながら、上記従来の技術によれば、RFIDタグが埋め込まれた記録紙には、RFIDタグの形状に応じて凹凸ができるので、搬送及び画像形成が良好に行えない、という問題点があった。
また、画像形成処理には、記録紙が高温になる処理や、記録紙に高電圧がかけられる処理が含まれるため、予め記録紙に埋め込まれたRFIDが画像形成処理において破壊される場合がある。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、搬送及び画像形成を妨げることなく、記録紙にデジタル情報を付加できる画像形成装置及び画像形成方法を提供することが目的である。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、用紙トレイから記録紙を持ち出して所定の搬送経路に沿って移動させながら、画像形成部で画像データに基づく画像を形成し、かつ画像形成後の記録紙に対して仕上げ処理を行って排出する画像形成装置であって、前記仕上げ処理として、前記画像形成部により画像が形成された後の記録紙に対してRFIDタグを貼り付ける貼付手段を備えている。
請求項1記載の発明によれば、画像形成部により画像データに基づく画像が記録された後の記録紙に対する仕上げ処理において、貼付手段によりRFIDタグが貼り付けられるので、搬送及び画像形成を妨げることなく、記録紙にデジタル情報を付加できる。
本発明は、請求項2記載の発明のように、前記貼付手段は、前記仕上げ処理に含まれる前記画像形成部により形成された画像を記録紙に定着させる定着処理が施された後の記録紙に対してRFIDタグを貼り付けることを特徴としている。
本発明は、請求項3記載の発明のように、前記RFIDタグは、デジタルデータの書き込みが可能であり、前記RFIDタグにデジタルデータを書き込む書込み手段を更に備えた構成としてもよい。
本発明は、請求項4記載の発明のように、前記画像データにより示される画像を複数の領域に分割し、各分割領域単位で余白を検出する余白検出手段と、前記検出手段により検出された余白を前記RFIDタグの貼付位置として決定する自動貼付位置決定手段と、を更に備えた構成とすることができる。
本発明は、請求項5記載の発明のように、前記余白検出手段は、前記各分割領域における余白の比率に応じて段階的に余白を検出するようにしてもよい。
本発明は、請求項6記載の発明のように、前記分割領域を、nラインのデータにより構成されるバンド又はn×nピクセルのブロックとすることができる。
本発明は、請求項7記載の発明のように、前記余白検出手段は、各分割領域単位で余白の検出結果を記憶する余白管理テーブルを用いて余白を検出するようにしてもよい。
本発明は、請求項8記載の発明のように、前記RFIDタグの貼付位置を入力するための入力手段と、前記入力手段により入力された貼付位置及び前記自動貼付位置決定手段により決定された貼付位置の優先順位を予め設定可能な設定手段と、前記設定手段により予め設定された優先順位が上位の貼付位置を貼付位置とする貼付位置選択手段と、を更に備えた構成としてもよい。
本発明は、請求項9記載の発明のように、前記入力手段は、前記貼付位置をページ単位で入力可能であるものとしてもよい。
本発明は、請求項10記載の発明のように、前記余白検出手段、前記入力手段及び前記設定手段を有する画像処理ユニットと、前記画像形成部、前記自動貼付位置決定手段及び前記貼付位置選択手段を有する画像形成ユニットと、前記貼付手段及び前記書込み手段を有する後処理ユニットと、により構成してもよい。
一方、請求項11記載の発明は、用紙トレイから記録紙を持ち出して所定の搬送経路に沿って移動させながら、画像データに基づく画像を形成する画像形成工程と、画像形成後の記録紙に対して、仕上げ処理として前記画像形成部により画像が形成された後の記録紙に対してRFIDタグを貼り付ける貼付工程と、を含む画像形成方法である。
請求項11記載の発明によれば、請求項1記載の画像形成装置と同様に作用するので、搬送及び画像形成を妨げることなく、記録紙にデジタル情報を付加できる。
また、本発明は、請求項12記載の発明のように、前記貼付工程では、前記画像形成工程で形成された画像を記録紙に定着させる定着処理が施された後の記録紙に対してRFIDタグを貼り付けるようにしてもよい。
さらに、本発明は、請求項13記載の発明のように、前記RFIDタグにデジタルデータを書き込む書込み工程を更に含み、前記貼付工程では、前記書き込み工程によりデジタルデータが書き込まれたRFIDタグを前記記録紙に対して貼り付けることもできる。
また、本発明は、請求項14記載の発明のように、前記画像データにより示される画像を複数の領域に分割し、各分割領域単位で余白を検出する余白検出工程と、前記余白検出工程により検出された余白を前記RFIDタグの貼付位置として決定する自動貼付位置決定工程と、を更に含み、前記貼付工程では、前記自動貼付位置決定工程により決定された貼付位置に前記RFIDタグを貼り付けることもできる。
本発明は、請求項15記載の発明のように、前記余白検出工程では、前記各分割領域における余白の比率に応じて段階的に余白を検出するようにしてもよい。
また、本発明は、請求項16記載の発明のように、前記分割領域を、nラインのデータにより構成されるバンド又はn×nピクセルのブロックとしてもよい。
さらに、本発明は、請求項17記載の発明のように、前記余白検出工程では、各分割領域単位で余白の検出結果を記憶する余白管理テーブルを用いて余白を検出することもできる。
また、本発明は、請求項18記載の発明のように、入力された前記RFIDタグの貼付位置及び前記自動貼付位置決定工程において決定された貼付位置のうち、予め設定された優先順位が上位の貼付位置を貼付位置とする貼付位置選択工程を、更に含むようにしてもよい。
本発明は、請求項19記載の発明のように、前記貼付位置がページ単位で入力されることとしてもよい。
以上説明したように、本発明は、画像データに基づく画像が形成された記録紙に対してRFIDタグを貼り付けるようにしているので、搬送及び画像形成を妨げることなく、記録紙にデジタル情報を付加できる、という優れた効果を有する。
以下、図面を参照して、本発明に係る実施の形態について説明する。
図1には、本実施の形態に係る画像形成システム10の構成が概略的に示されている。同図に示されるように、画像形成システム10は、画像処理装置50と、RFID管理データベース52と、画像形成装置12と、フィニッシャ18と、を含んで構成されており、画像形成装置12は、画像処理装置50及びフィニッシャ18と接続されている。
画像形成装置12は、記録紙の記録面に画像を形成する画像形成部(以下、「IOT」という)14を含んで構成されている。
このIOT14は、感光体ドラム2の回転方向に沿って、帯電器3、記録ヘッド4、現像器5、転写ローラ6、クリーナ7、イレーズランプ(図示省略)等が順に配設されている。感光体ドラム2の周面が帯電器3によって一様に帯電された後、記録ヘッド4によって光ビームが照射されて潜像が形成され、この潜像が現像器5によってトナー現像されてトナー像となる。また、用紙トレイT1、T2、T3の何れかに積層して収容された用紙が1枚ずつ搬送経路(図1において点線で示す経路)に沿って搬送されて感光体ドラム2と転写ローラ6とのニップ部に搬送されてくるようになっており、感光体ドラム2上のトナー像は、転写ローラ6によって、用紙に転写される。なお、転写後に感光体ドラム2に残留しているトナーはクリーナ7によって除去され、感光体ドラム2は、イレーズランプ(図示省略)によって除電された後、再び帯電器3によって帯電されて同様の処理を繰り返す。
一方、トナー像が転写された用紙は、定着器8に搬送されて定着処理が施される。これにより、トナー像が用紙に定着されて、所望の画像が形成される。
このようにしてIOT14により画像が形成された用紙は、用紙の搬送経路に沿って設けられた搬送ローラ22によりフィニッシャ18へ送り出される。
フィニッシャ18は、用紙トレイ30を備えており、画像形成装置12から搬送された用紙を同図に点線で示す搬送経路に沿って搬送し、用紙トレイ30上に排出させるようになっている。また、フィニッシャ18における記録紙Pの搬送経路の最も上流側には、フィニッシャ18に搬送される記録紙Pの先端を検出する記録紙先端検出センサ33が設けられており、当該記録紙先端検出センサ33の出力は、フィニッシャ18における各部位の動作タイミングの基準として用いられる。
ここで、本実施の形態では、フィニッシャ18の用紙の搬送経路に、RFID貼付装置31が設けられている。同図に示されるように、RFID貼付装置31は、未使用のRFIDタグを収容するRFIDタグシートカートリッジ36と、RFIDタグにデジタル情報を書き込むタグライタ34と、搬送される記録紙を支持しながら搬送させる支持ロール38と、当該支持ロール38に記録紙Pを押圧するようにして回転してRFIDタグシートを記録紙Pに圧着させる貼付ロール32と、を含んで構成されている。
RFIDタグは、シート状で片面に接着面が設けられており、長尺状のカートリッジテープに一列に配列されて保持されており、上記RFIDタグシートカートリッジ36に巻き取られており、このカートリッジテープの一端が貼付ロール32の回転軸と一体的に回転する不図示の巻き芯に巻きつけられ、カートリッジテープが貼付ロール32とRFIDタグシートカートリッジ36との間に張架されるようにセットされる。
貼付ロール32の回転に伴い、RFIDタグシートカートリッジ36に巻き取られたカートリッジテープが順次貼付ロール32へと繰り出され、貼付ロール32と支持ロール38とによりカートリッジテープに保持されたRFIDタグシートと記録紙Pとが挟持されて密着し、RFIDタグシートが記録紙Pに貼り付けられる。
図2には、RFID貼付装置31の構成が概略的に示されている。同図に示されるように、RFID貼付装置31には、記録紙Pの搬送方向Aと直交する幅方向(同図に示す矢印Bの方向)と平行するように、シャフト39が設けられており、貼付ロール32は、不図示のモータ等の駆動力によってシャフト39に沿ってスライド移動可能に構成されている。また、RFID貼付装置31は、離間駆動部37により、貼付ロール32を記録紙Pの搬送経路から退避可能に構成されており、これにより、通常は貼付ロール32を記録紙Pの記録面から離間させておき、RFIDタグシートSの貼り付け時のみ、支持ロール38と記録紙Pを挟持搬送する位置に配置させることができる。
また、貼付ロール32とRFIDタグシートカートリッジ36との間に張架されたカートリッジテープに対向するように、カートリッジテープに保持されたRFIDタグシートにデジタル情報を書き込むためのタグライタ34が配設されている。なお、同図に示されるように、本実施の形態では、タグライタと貼付ロール32とはシャフト39上を一体的に移動可能に構成されている。
なお、図1に示されるように、画像形成装置12は、これらIOT14の各部位の動作を制御する印刷制御部28及び上記RFID貼付装置31を制御するRFID制御部26を含んで構成された印刷制御装置24を備えている。画像処理装置50と画像形成装置12とは、印刷制御装置24の通信制御部27を介して電気的に接続されている。通信制御部27を介して画像処理装置50から入力された画像データは、印刷制御部28の制御下においてIOT24により記録紙に画像が形成される。
画像処理装置50は、LANを介してRFID管理データベース52と接続されており、所望の画像処理を施した画像データ及び上記RFIDタグの貼り付けに関する情報を画像形成装置12に入力すると共に、RFID管理データベース52にアクセスしてRFIDタグの貼り付けに関する情報を登録する。なお、画像データは、通信制御部27を介して印刷制御部28に、RFIDタグの貼り付けに関する情報は、通信制御部27を介してRFID制御部26に、それぞれ入力される。
また、RFIDタグの貼り付けに関する情報としては、RFIDタグの貼り付けの有無、RFIDタグに書き込む情報等があげられる。
さらに、RFID管理データベース52に登録する情報としては、画像データの識別情報(画像データのファイル名等)、書き込んだデジタルデータ、RFIDタグシートSの貼付位置、RFIDタグシートSの通し番号等があげられる。なお、当該RFID管理データベース52に登録された情報は、記録紙Pに貼り付けられたRFIDタグの読取時に利用されることになる。
図3は、画像形成システム10の電気的な構成を示すブロック図である。同図に示されるように、画像処理装置50は、CPU54、メインメモリ56、画像メモリ58、画像処理ASIC60及び通信I/F62を含んで構成されている。
CPU54では、メインメモリ56に記憶されたプログラムに基づいて、画像メモリ58に記憶された画像データを処理対象として画像処理ASIC60を用いて各種画像処理が実行可能に構成されている。
また、CPU54では、画像処理ASIC60を用いて、画像メモリ58に記憶された画像データにより示される画像の余白検出処理が適宜実行されるようになっており、検出結果に応じて余白管理テーブルを書き換える。
ここで、図4に示されるように、本実施の形態の余白検出処理では、画像データをnライン分(走査ラインn本分)のデータにより構成されるN個の領域(バンド)に分割し、各バンドについて、画像データ(例えば、0〜255の256階調で示される濃度データ)が全て0であった場合は、余白であると判定し、他の場合には余白でないと判定することにより余白が検出される。
また、図5には、余白管理テーブルが模式的に示されている。同図に示されるように、各ページ単位で、各ページを構成する各バンドが余白であるか否かが記憶されるようになっている。なお、同図の余白欄に示す「0」は、余白でないことを示しており、「1」は、余白であることを示している。
また、通信I/F62は、印刷制御装置24の通信I/F64と接続されており、CPU54では、当該通信I/Fを介して印刷制御装置24に対して画像処理済みの画像データや余白に関する情報、印刷指示を示す情報を送信可能となっている。
印刷制御装置24は、通信I/F64、CPU66、メインメモリ68、画像メモリ70、印刷制御ASIC72及びRFID制御ASIC74を含んで構成されており、CPU66では、メインメモリ68に記憶されたプログラムに基づいて、通信I/F64を介して入力された画像データを画像メモリ70に一端格納して、印刷制御ASIC72に印刷実行指示を入力すると共に、通信I/F64を介して入力されたRFIDタグの貼り付けに関する情報をRFID制御ASIC74に入力して、RFID貼付装置31によるRFIDタグシートの貼り付けを実行する。
RFID制御ASIC74では、画像処理装置50から入力された余白に関する情報に基づいてRFIDタグシートSの貼付位置の決定を行う。
ここで、図6には、RFIDタグシートSの貼付位置の決定に用いられる、RFID制御テーブルが模式的に示されている。同図に示されるように、RFID貼付制御テーブルには、印刷対象となる画像データのページ毎に、「RFID貼付指示」、「優先設定レベル」、「指定位置」及び「貼付位置」がそれぞれ対応付けされている。
同図に示す「RFID貼付指示」には、貼付位置が指定されている場合は「1」、貼付位置を指定せずに、RFIDタグシートSを貼り付けることのみが指定されている場合は「2」、該当ページに対してRFIDタグシートSの貼り付けが指示されていない場合は「0」、が記憶される。また、貼付位置が指定されている場合は、「指定位置」として、指定された位置情報が記憶される。なお、ここでは、貼付位置はバンド単位で指定されるものとし、数字はバンド番号を示している。
「優先設定レベル」には、ユーザによる貼付位置指定時等に予め設定される優先レベルが記憶される。同図に示す例では、「0」は指定位置を貼付位置として決定することを、「1」は指定位置近傍の余白を貼付位置として決定することを、それぞれ示している。
また、「貼付位置」には、これらRFID貼付指示、優先設定レベル及び指定位置に基づいて決定した貼付位置が記憶される。
また、RFID制御ASIC74は、RFID貼付装置31のRFIDライタ/RFID貼り付け制御部76に接続されており、上記RFID制御テーブルに基づいて適宜タグライタ34によるデジタル情報の書き込み及び貼付ロール32の移動を実行する。
以下に、本実施の形態の作用を説明する。
画像処理装置50では、ユーザの入力に基づいて処理対象となる画像データの印刷が支持されると、印刷指示の内容に応じて各種画像処理が実行される。また、印刷指示に、記録紙に対するRFIDタグシートSの貼付指示が含まれている場合には、余白検出処理が実行される。
図7は、RFIDの貼付が指示された場合に画像処理装置50のCPU54により実行される余白検出処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートであり、以下、同図を参照して本実施の形態に係る余白検出処理について説明する。
まず、ステップ102では、nライン分の画像データを入力し、その後にステップ104に移行して、入力したnライン分の画像データの余白検出を実行する。次のステップ106では、余白検出の結果に応じて余白管理テーブルを書き換えて更新記憶し、その後にステップ108に移行する。
一方、ステップ100で否定判定となった場合は、RFIDの貼付動作を行わないものと判断して、本RFID制御処理を終了する。
ステップ108では、全画像データの入力が終了したか否かを判定し、当該判定が否定判定となった場合は再びステップ102に戻り、当該判定が肯定判定となるまでステップ102乃至ステップ106の処理を繰り返し、その後に本余白検出処理を終了する。
このように、余白検出は、nライン単位の画像データにより構成されるバンド毎に行われ、各バンドに画像データがあるか否かに応じて、画像データ(例えば、0〜255の256階調で示される濃度データ)が全て0である場合には余白と判定され、余白検出の結果に応じて余白管理テーブルが更新される(図4及び図5参照)。
このようにして検出された余白に関する情報は、画像データの印刷指示の内容と共に画像形成装置12に送信される。その後、画像処理装置50により所望の画像処理が施された画像データが順次画像形成装置12に入力されると、画像形成装置12では、印刷制御及びRFID制御が実行される。
まず、画像形成装置12により実行される印刷制御により、印刷指示に応じて用紙トレイT1、T2、T3の何れかに積層された記録紙Pが1枚ずつ持ち出されてIOT14に搬送され、記録紙Pの記録面に画像データに応じた画像が形成され、フィニッシャ18に搬送される。
一方、画像形成装置12では、RFIDの貼付準備として、余白に関する情報及び上述したRFID貼付指示、優先設定レベル及び指定位置に基づいて、貼り付け位置を決定する(図6参照)。
そして、フィニッシャ18に搬送される記録紙Pの先端を検出する記録紙先端検出センサ33からの出力タイミングと決定された貼付位置とに基づき、決定された貼付位置にRFIDタグシートSを貼り付け可能なタイミングで、RFID貼付装置31による貼付動作を開始する。
これにより、決定した貼付位置に応じた位置に応じて適宜貼付ロール32を主走査方向(図2の矢印B方向)に移動させると共に、貼付ロール32の回転軸を所定方向に回転させてカートリッジテープを順次貼付ロール32の回転軸に巻き取る。その後、タグライタ34の書き込み位置に未使用のRFIDタグシートSが到達するタイミングで、当該RFIDタグシートSに対して情報が書き込まれる。また、離間駆動部37により貼付ロール32が支持ロール38方向に移動されて記録紙PにRFIDタグシートSを押し付けながら記録紙Pを挟持搬送し、これにより記録紙PにRFIDタグシートSが貼り付けられる。
また、RFIDタグシートSの記録紙Pへの貼り付けが完了すると、離間駆動部37を駆動して貼付ロール32が記録紙Pの搬送経路から退避させて貼付ロール32の回転軸の回転を終了する。
このようにして全てのRFIDの貼付指示に応じて貼付動作を行って、記録紙Pを用紙トレイ30に排出する。
以上詳細に説明したように、本実施の形態によれば、画像データに基づく画像が形成された記録紙Pに対してRFIDタグシートSを貼り付けるようにしているので、搬送及び画像形成を妨げることなく、記録紙Pにデジタル情報を付加できる。
また、本実施の形態によれば、画像データに基づいて記録紙Pの余白を検出して、検出された余白にRFIDタグシートSを貼り付けるので、更に画像の視認性を妨げることなく、RFIDタグシートSを貼り付けることができる。
さらに、本実施の形態によれば、RFIDタグシートSの貼付位置を入力可能であり、入力された貼付位置(指定位置)及び前記自動貼付位置決定手段により決定された貼付位置の優先順位を予め設定可能としており、当該優先順位が上位の貼付位置に貼り付けるようにしているので、ユーザの所望の貼付位置にRFIDタグシートSを貼り付けることができる。
また、本実施の形態によれば、ページ単位で貼付の有無を指定可能であると共に、ページ単位で異なる指定位置を入力可能であり、これにより利便性が向上する。
さらに、本実施の形態では、デジタルデータの書き込みが可能なRFIDタグシートSを用い、各RFIDタグシートSに対して、貼付直前にタグライタ34によりデジタルデータを書き込むようにしているので、記録紙Pに対して、画像データに応じたデジタルデータを適宜付加することができる。
なお、本実施の形態では、nライン分の画像データからなるバンド単位で画像データを入力して、各バンドに画像データがあるか否かに応じて各バンドが余白「1」か、余白でない「0」か、を判定して余白検出を実行する形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、図8に示されるように、各バンドにおける余白の比率に応じて、複数段階に余白を検出してもよい。なお、同図に示す例では、余白の比率が高いほど「10」(すべて余白)が、余白の比率が低いほど「0」(余白なし)が余白管理テーブルのページ及びバンドに関連付けて記憶されている。
また、例えば、図9に示されるように、画像データをn×nピクセルのブロックに分割し、ブロック単位に余白検出を行ってもよい。
図10には、このときの余白管理テーブルが示されている。同図において、余白欄に記載した数値は、「0」は余白でないことを、「1」は余白であることを、それぞれ示している。また、同図では、各ブロックの位置に応じたブロックNo.により各ブロックを識別している。すなわち、図9の画像の横方向をX、縦方向をYとすると、最も右上のブロックの座標は(N,0)であるので、当該ブロックは、ブロックNo.「N0」で識別される。
なお、本実施の形態では、データを書き込み可能なRFIDタグシートSに、貼付直前にデータを書き込んで貼り付ける形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、既にデータが書き込まれたRFIDタグシートSを貼り付ける構成とすることもできる。
なお、本実施の形態に係る画像形成システム10の構成(図1乃至図3参照)は一例であり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能なことはいうまでもない。
また、本実施の形態に係る処理の流れ(図7参照)も一例であり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
なお、本発明の画像形成装置は、例えば、プラテンに配置された原稿を読み取るスキャナにおいて、所定のスキャンエリアに設けられたRFIDタグのデジタルデータ(IDデータ)を読み取る読取装置を設け、読み取ったRFIDタグのIDデータに基づいて原稿がプラテンにどのように配置されているかを判断することができるシステム用の原稿作成に用いることができる。
ここで、原稿の配置パターンは、図11に示されるように、8つのパターンがある。そこで、原稿には、本発明の画像形成装置により、同図のパターン1に示されるように、予め原稿の右上と左下の2箇所に、それぞれ異なるIDデータ例えば、「00」、「01」を書き込んだRFIDタグシートを貼り付けておく。
図12には、スキャナの読取装置によりスキャン開始位置付近で読み取ったRFIDタグのIDデータと、スキャン終了位置で読み取ったRFIDタグのIDデータ及び読み取り位置、スキャン終了位置と、配置パターンとの関係が示されている。このように、スキャン位置とIDデータの種類とに基づいて、配置パターンを特定することが可能である。
実施の形態に係る画像形成システムの構成を示す概略図である。 実施の形態に係るRFID貼付装置の構成を示す概略図である。 実施の形態に係る画像形成システムの電気的な構成を示すブロック図である。 実施の形態の余白検出処理に関する説明図である。 実施の形態に係る余白管理テーブルを示す模式図である。 実施の形態に係るRFID制御テーブルを示す模式図である。 実施の形態に係る余白検出処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 他の形態の余白管理テーブルを示す模式図である。 他の形態の余白検出処理に関する説明図である。 図9に示す余白検出処理に用いられる余白管理テーブルを示す模式図である。 本発明の利用に関する説明図である。 図11の各パターンと、タグの検出結果との関係を示す図である。
符号の説明
10 画像形成システム
12 画像形成装置
14 IOT(画像形成部)
18 フィニッシャ
24 印刷制御装置
26 RFID制御部(自動貼付位置決定手段、貼付位置選択手段)
28 印刷制御部
31 RFID貼付装置
34 タグライタ(書込み手段)
32 貼付ロール(貼付手段)
50 画像処理装置(入力手段、余白検出手段、設定手段)
52 RFID管理データベース

Claims (19)

  1. 用紙トレイから記録紙を持ち出して所定の搬送経路に沿って移動させながら、画像形成部で画像データに基づく画像を形成し、かつ画像形成後の記録紙に対して仕上げ処理を行って排出する画像形成装置であって、
    前記仕上げ処理として、前記画像形成部により画像が形成された後の記録紙に対してRFIDタグを貼り付ける貼付手段を備えた画像形成装置。
  2. 前記貼付手段は、前記仕上げ処理に含まれる前記画像形成部により形成された画像を記録紙に定着させる定着処理が施された後の記録紙に対してRFIDタグを貼り付けることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記RFIDタグは、デジタルデータの書き込みが可能であり、
    前記RFIDタグにデジタルデータを書き込む書込み手段を更に備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記画像データにより示される画像を複数の領域に分割し、各分割領域単位で余白を検出する余白検出手段と、
    前記検出手段により検出された余白を前記RFIDタグの貼付位置として決定する自動貼付位置決定手段と、
    を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項記載の画像形成装置。
  5. 前記余白検出手段は、前記各分割領域における余白の比率に応じて段階的に余白を検出することを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 前記分割領域を、nラインのデータにより構成されるバンド又はn×nピクセルのブロックとしたことを特徴とする請求項4又は請求項5記載の画像形成装置。
  7. 前記余白検出手段は、各分割領域単位で余白の検出結果を記憶する余白管理テーブルを用いて余白を検出することを特徴とする請求項4乃至請求項6の何れか1項記載の画像形成装置。
  8. 前記RFIDタグの貼付位置を入力するための入力手段と、
    前記入力手段により入力された貼付位置及び前記自動貼付位置決定手段により決定された貼付位置の優先順位を予め設定可能な設定手段と、
    前記設定手段により予め設定された優先順位が上位の貼付位置を貼付位置とする貼付位置選択手段と、
    を更に備えたことを特徴とする請求項4乃至請求項7の何れか1項記載の画像形成装置。
  9. 前記入力手段は、前記貼付位置をページ単位で入力可能であることを特徴とする請求項8記載の画像形成装置。
  10. 前記余白検出手段、前記入力手段及び前記設定手段を有する画像処理ユニットと、
    前記画像形成部、前記自動貼付位置決定手段及び前記貼付位置選択手段を有する画像形成ユニットと、
    前記貼付手段及び前記書込み手段を有する後処理ユニットと、
    を備えたことを特徴とする請求項8又は請求項9記載の画像形成装置。
  11. 用紙トレイから記録紙を持ち出して所定の搬送経路に沿って移動させながら、画像データに基づく画像を形成する画像形成工程と、
    画像形成後の記録紙に対して、仕上げ処理として前記画像形成部により画像が形成された後の記録紙に対してRFIDタグを貼り付ける貼付工程と、
    を含む画像形成方法。
  12. 前記貼付工程では、前記画像形成工程で形成された画像を記録紙に定着させる定着処理が施された後の記録紙に対してRFIDタグを貼り付けることを特徴とする請求項11記載の画像形成方法。
  13. 前記RFIDタグにデジタルデータを書き込む書込み工程を更に含み、
    前記貼付工程では、前記書き込み工程によりデジタルデータが書き込まれたRFIDタグを前記記録紙に対して貼り付けることを特徴とする請求項11又は請求項12記載の画像形成方法。
  14. 前記画像データにより示される画像を複数の領域に分割し、各分割領域単位で余白を検出する余白検出工程と、
    前記余白検出工程により検出された余白を前記RFIDタグの貼付位置として決定する自動貼付位置決定工程と、を更に含み、
    前記貼付工程では、前記自動貼付位置決定工程により決定された貼付位置に前記RFIDタグを貼り付けることを特徴とする請求項11乃至請求項13の何れか1項記載の画像形成方法。
  15. 前記余白検出工程では、前記各分割領域における余白の比率に応じて段階的に余白を検出することを特徴とする請求項14記載の画像形成方法。
  16. 前記分割領域を、nラインのデータにより構成されるバンド又はn×nピクセルのブロックとしたことを特徴とする請求項14又は請求項15記載の画像形成方法。
  17. 前記余白検出工程では、各分割領域単位で余白の検出結果を記憶する余白管理テーブルを用いて余白を検出することを特徴とする請求項14乃至請求項16の何れか1項記載の画像形成方法。
  18. 入力された前記RFIDタグの貼付位置及び前記自動貼付位置決定工程において決定された貼付位置のうち、予め設定された優先順位が上位の貼付位置を貼付位置とする貼付位置選択工程を、更に含むことを特徴とする請求項14乃至請求項17の何れか1項記載の画像形成方法。
  19. 前記貼付位置がページ単位で入力されることを特徴とする請求項18記載の画像形成方法。
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