JP2007014426A - 遊技機、遊技システム、遊技機の制御方法及び遊技状態表示方法 - Google Patents

遊技機、遊技システム、遊技機の制御方法及び遊技状態表示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】各遊技状態における賞球数を容易かつ確実に管理・調整することができるとともに、遊技者の遊技興趣を向上させることができる遊技機、その遊技機を用いた遊技システム、遊技機の制御方法及び遊技状態表示方法を提供する。
【解決手段】ホール側コンピュータ202の制御基板202Bにより出力信号の有無が検出され、出力信号が検出された場合には、ROM202Dに記憶されたデータに基づいて各遊技状態が判別される。これにより、各遊技状態の発生回数をそれぞれ確実に把握することができ、パチンコ機10が設置されるホール側にとっては各遊技状態における賞球数を容易に管理(調整)することができる。また、突然確変大当り又は突然時短大当りの発生回数を表示せず、確変大当り又は通常大当りの発生回数のみをカウント表示装置204に表示させることにより、遊技者の遊技興趣を向上させることができる。
【選択図】 図10

Description

本発明は、いわゆるセブン機、羽根物、権利物又はアレンジボール等の弾球遊技機や、スロットマシン等の回胴式遊技機等の遊技機、その遊技機を用いた遊技システム、遊技機の制御方法及び遊技状態表示方法に関する。
従来の遊技機の中には、確変大当りや通常大当りの遊技状態の他にいわゆる突然確変大当りという遊技状態を設けたものが知られている。この種の遊技機は、確変大当りや通常大当りの遊技状態の場合には大入賞口の開放時間は比較的長くかつ比較的多くのラウンド数が展開されるが、突然確変大当りという遊技状態は確変大当りや通常大当りの遊技状態の場合と比較して大入賞口の開放時間は比較的短くかつ比較的少ないラウンド数しか展開されないという特徴を有するものである(下記特許文献1参照)。
上記遊技機によれば、突然確変大当りの遊技状態における大入賞口の開放時間が比較的短いため、大入賞口に入球する遊技球の数(賞球数)がきわめて少数(ゼロを含む)に限定されてしまう。このため、突然確変大当りを含めた大当りに至る確率を高める(甘くする)ことができ、この点において、遊技者の大当りに対する期待度が高まり、遊技性が向上する。
特開2004−329876号公報
しかしながら、従来の遊技機においては確率大当りの遊技状態と突然確変大当りの遊技状態では賞球数が異なるが、両者を区別した出力信号がホール側の通信装置に出力されていなかったため、ホール側にとって賞球数(入賞数)の管理(調整)が困難となる問題がある。
その一方で、突然確変大当りの遊技状態では大入賞口に入球する遊技球の数がきわめて少数(ゼロを含む)に限定されてしまうため、大当りの発生回数が増えるにもかかわらず、賞球払出しがほとんど行われない。ところが、大当りの回数は遊技機又はその近傍に設けられた表示装置により表示されため、突然確変大当りの遊技状態の場合も確変大当りの遊技状態の場合と同様に表示装置により表示されることになる。遊技者が表示装置に表示された回数を確認すると、賞球がほとんど出ないのに回数だけが増えていくため、遊技者は不愉快な気分に陥り、遊技性を低下させてしまうという問題がある。
以上説明したように、従来の遊技機では、ホール側関係者及び遊技者の双方にとって必ずしも好ましいものではなかった。
そこで、本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、各遊技状態における賞球数を容易かつ確実に管理・調整することができるとともに、遊技者の遊技興趣を向上させることができる遊技機、その遊技機を用いた遊技システム、遊技機の制御方法及び遊技状態表示方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、大入賞口の開放時間が所定時間以上となる第1の特定大当り状態と前記大入賞口の開放時間が所定時間未満となる第2の特定大当り状態とを所定の条件で切り替え制御する第1の制御手段と、前記第1の特定大当り状態及び前記第2の特定大当り状態のときに第1出力信号を出力し、前記第1の特定大当り状態又は前記第2の特定大当り状態のいずれか一方のときに第2出力信号を出力する信号出力手段と、を有することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、第1の特定大当り状態では大入賞口の開放時間が所定時間以上となるため賞球数は比較的多くなり、第2の特定大当り状態では大入賞口の開放時間が所定時間未満となるため賞球数はほとんど発生しない。ここで、第1の特定大当り状態及び第2の特定大当り状態の時には信号出力手段により第1出力信号が出力され、第1の特定大当り状態又は第2の特定大当り状態のいずれか一方のときには第2出力信号が出力される。これにより、例えば信号を受信する受信手段を設けることにより、第1出力信号と第2出力信号とに基づいて賞球数が比較的多い第1の特定大当り状態か、あるいは賞球数がほとんど発生しない第2の特定大当り状態かを容易に判別することができる。
具体的には、例えば外部(ホール側)に設置された通信演算装置(受信手段)などに対して第1出力信号と第2出力信号をそれぞれ出力すると、第1出力信号から全ての大当り状態の回数情報が得られ、また第2出力信号から第1の特定大当り状態又は第2の特定大当り状態のいずれか一方の大当り状態(第1の特定大当り状態、あるいは第2の特定大当り状態)の回数情報が得られる。また、第1出力信号と第2出力信号を用いた演算処理(例えば引き算)から第1の特定大当り状態又は第2の特定大当り状態のいずれか他方の大当り状態(それぞれの出力信号から直接特定できない方の特定大当り状態)の回数情報が得られる。これにより、第1の特定大当り状態及び第2の特定大当り状態の発生回数をそれぞれ確実に把握することができる。この結果、遊技機が設置されるホール側にとっては、第1の特定大当り状態のときの賞球数を容易に管理(調整)することができる。また、この結果を表示手段などにより表示させることにより、遊技者側にとっても発生した大当りが第1の特定大当り状態であるのか、あるいは第2の特定大当り状態であるのかを容易に区別することができ、両者を混同することによる不具合を解消できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遊技機において、前記信号出力手段は、前記第1の特定大当り状態及び前記第2の特定大当り状態以外の第1の特定遊技状態と、前記第1の特定大当り状態、前記第2の特定大当り状態及び前記第1の特定遊技状態以外の第2の特定遊技状態があり、前記第1の特定遊技状態と前記第2の特定遊技状態とが両立したとき又は前記第1の特定遊技状態のときに第3出力信号を出力し、前記第1の特定遊技状態と前記第2の特定遊技状態とが両立したとき又は前記第2の特定遊技状態のときに第4出力信号を出力することを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、第1の特定大当り状態及び第2の特定大当り状態以外の第1の特定遊技状態と、第1の特定大当り状態、第2の特定大当り状態及び第1の特定遊技状態以外の第2の特定遊技状態があり、第1の特定遊技状態と第2の特定遊技状態とが両立したとき又は第1の特定遊技状態のときには信号処理手段から第3出力信号が出力され、第1の特定遊技状態と第2の特定遊技状態とが両立したとき又は第2の特定遊技状態のときには信号処理手段から第4出力信号が出力される。これにより、例えば信号を受信する受信手段を設けることにより、第3出力信号と第4出力信号とに基づいて第1の特定遊技状態であるのか、あるいは第2の特定遊技状態であるのか、さらには両者が両立した遊技状態であるのかを容易に判別することができる。
具体的には、例えば外部(ホール側)に設置された通信演算装置(受信手段)に第3出力信号と第4出力信号をそれぞれ出力すると、第3出力信号から第1の特定遊技状態の情報が得られ、また第4出力信号から第2の特定遊技状態の情報が得られる。これにより、第1の特定遊技状態及び第2の特定遊技状態の発生をそれぞれ確実に把握することができる。この結果、遊技機が設置されるホール側にとっては、第1の特定遊技状態及び第2の特定遊技状態の賞球数を容易に管理(調整)することができ、この結果を表示手段などにより表示させることにより、遊技者側にとっても現在の遊技状態について容易に把握することができる。
さらに、上記した第3出力信号と第4出力信号以外に、請求項1に記載した第1出力信号と第2出力信号を含めて受信した場合には、ホール側にとって、第1の特定遊技状態及び第2の特定遊技状態の他に、第1の特定大当り状態と第2の特定大当り状態を含めたそれぞれの遊技状態を管理することができる。また、遊技者にとっても、第1の特定遊技状態及び第2の特定遊技状態の他に、第1の特定大当り状態と第2の特定大当り状態を含めたそれぞれの遊技状態を区別することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の遊技機において、前記第1の特定大当り状態は、その後に大当りへの確率を高確率に変動させる確変大当り又はその後に大当りへの確率を高確率に変動させない通常大当りの少なくとも一方であり、前記第2の特定大当り状態は、その後に大当りへの確率を高確率に変動させる突然確変大当り、その後に大当りへの確率を高確率に変動させず時間短縮のみが発生する突然時短大当り又はその後に大当りへの確率を高確率に変動させず前記時間短縮も発生させない突然通常大当りのいずれかであることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、第1の特定大当り状態は、その後に大当りへの確率を高確率に変動させる確変大当り又はその後に大当りへの確率を高確率に変動させない通常大当りの少なくとも一方であり、第2の特定大当り状態は、その後に大当りへの確率を高確率に変動させる突然確変大当り、その後に大当りへの確率を高確率に変動させず時間短縮のみが発生する突然時短大当り又はその後に大当りへの確率を高確率に変動させず時間短縮も発生させない突然通常大当りのいずれかである。
以上のように、本発明では、確変大当り、通常大当り、突然確変大当り、突然時短大当り、突然通常大当りのそれぞれの回数情報を把握することができる。これにより、ホール側にとっては、確変大当りと通常大当りにおける賞球数の管理(調整)を容易に行うことができる。また、ホール側で得られた情報を遊技者に開示させるなどすることにより、遊技者にとっても、確変大当り、通常大当り、突然確変大当り、突然時短大当り、突然通常大当りを容易に区別することができ、これらを混同することによる不具合を解消できる。
なお、本明細書においては、「時間短縮」とは、いわゆる時短であり、特別図柄の変動時間短縮と、普通図柄の変動時間短縮と、普通電動役物の開放時間延長の少なくともいずれか1つの遊技状態を意味する。
また、本明細書においては、「突然確変大当り」とは、確変大当りや通常大当りのラウンド数よりも少ないラウンド数を有し、大入賞口の開放時間が所定時間未満であるとともに、その後に大当りへの確率を高確率に変動させる大当りを意味する。
また、本明細書においては、「突然時短大当り」とは、確変大当りや通常大当りのラウンド数よりも少ないラウンド数を有し、大入賞口の開放時間が所定時間未満であるとともに、その後に大当りへの確率を高確率に変動させず時間短縮のみが発生する大当りを意味する。
さらに、本明細書においては、「突然通常大当り」とは、確変大当りや通常大当りのラウンド数よりも少ないラウンド数を有し、大入賞口の開放時間が所定時間未満であるとともに、その後に、大当りへの確率を高確率に変動させず、また時間短縮も発生させず、通常の確率に変動させる大当りを意味する。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載の遊技機において、前記第1の特定遊技状態は大当りへの確率を高確率に変動させた確率変動状態であり、前記第2の特定遊技状態は普通電動役物の開放時間延長機能が作動した開放時間延長状態であることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、第1の特定遊技状態は大当りへの確率を高確率に変動させる確率変動状態となり、第2の特定遊技状態は普通電動役物の開放時間延長機能が作動した開放時間延長状態となる。これにより、遊技機が設置されるホール側にとっては、確率変動状態及び開放時間延長状態の賞球数を容易に管理(調整)することができ、特にこの結果を表示手段などにより表示させることにより、遊技者側にとっても現在の遊技状態について容易に把握することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の遊技機と、前記遊技機の前記信号出力手段から出力された出力信号を受信する受信手段と、前記受信手段で受信された前記出力信号に基づいて所定の処理を行う第2の制御手段と、を有することを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、遊技機の信号出力手段から出力された出力信号が受信手段により受信されると、この受信手段で受信された各出力信号に基づいて第2の制御手段により所定の処理が行われる。
具体的には、受信手段で受信された第1出力信号と第2出力信号と第3出力信号と第4出力信号に基づいて第2の制御手段により演算処理されることにより、賞球数が比較的多い第1の特定大当り(確変大当り、通常大当り)か、賞球数がほとんど発生しない第2の特定大当り(突然確変大当り、突然時短大当り、突然通常大当り)か、大当りへの確率が高確率に変動する第1の特定遊技状態(確率変動状態)か、あるいは普通電動役物の開放時間延長機能が作動した第2の特定遊技状態(開放時間延長状態)かを容易に判別することができる。これにより、第1の特定大当り、第2の特定大当りの発生回数と、第1の特定遊技状態及び第2の特定遊技状態の遊技状態をそれぞれ確実に把握することができる。この結果、遊技機が設置されるホール側にとっては、特に第1の特定大当り状態などのときの賞球数を容易に管理(調整)することができる。また、この結果を表示手段などにより表示させることにより、遊技者側にとっても発生した大当り状態が第1の特定大当り状態であるのか、あるいは第2の特定大当り状態であるのか、さらには現在の遊技状態が第1の特定遊技状態であるのか、あるいは第2の特定遊技状態であるのかについて容易に理解することができ、両者を混同することによる不具合を解消できる。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の遊技システムにおいて、前記第2の制御手段により処理された処理結果を送信する送信手段と、前記送信手段で送信された内容に基づいて所定の情報を表示する表示手段と、を有することを特徴とする。
請求項6に記載の発明によれば、第2の制御手段により処理された処理結果が送信手段により送信され、送信手段で送信された内容に基づいて表示手段により所定の情報が表示される。これにより、遊技者は表示手段を確認することにより、現在の遊技状態を容易に確認することができる。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の遊技システムにおいて、前記表示手段には、前記第1の特定大当り状態の発生回数のみが表示されることを特徴とする。
請求項7に記載の発明によれば、表示手段には賞球数が比較的多い第1の特定大当り状態の発生回数のみが表示され、賞球数がほとんど発生しない第2の特定大当り状態の発生回数が表示されることがない。これにより、確率変動状態のときに突然確変大当り状態、突然時短大当り状態、突然通常大当り状態等が発生しても、これらの発生回数が大当りの回数としてカウント表示されないため、遊技者が不愉快な気分に陥ることを防止できる。この結果、突然確変大当り及び突然時短大当り、突然通常大当り状態等が発生した場合でも、遊技者の興趣が尽きてしまうことをある程度防止できる。
請求項8に記載の発明は、大入賞口の開放時間が所定時間以上となる第1の特定大当り状態と前記大入賞口の開放時間が所定時間未満となる第2の特定大当り状態とを所定の条件で第1の制御手段により切り替え制御する制御工程と、前記第1の特定大当り状態及び前記第2の特定大当り状態のときに信号出力手段により第1出力信号を出力し、前記第1の特定大当り状態又は前記第2の特定大当り状態のいずれか一方のときに信号出力手段により第2出力信号を出力する信号出力工程と、を有することを特徴とする。
請求項8に記載の発明によれば、第1の特定大当り状態では大入賞口の開放時間が所定時間以上となるため賞球数は比較的多くなり、第2の特定大当り状態では大入賞口の開放時間が所定時間未満となるため賞球数はほとんど発生しない。制御工程において、第1の特定大当り状態と第2の特定大当り状態とが所定の条件において第1の制御手段により切り替え制御される。ここで、信号出力工程において、第1の特定大当り状態及び第2の特定大当り状態のときには信号出力手段により第1出力信号が出力され、第1の特定大当り状態又は第2の特定大当り状態のいずれか一方のときには第2出力信号が出力される。これにより、例えば信号を受信する受信手段を設けることにより、第1出力信号と第2出力信号とに基づいて賞球数が比較的多い第1の特定大当り状態か、あるいは賞球数がほとんど発生しない第2の特定大当り状態かを容易に判別することができる。
具体的には、例えば外部(ホール側)に設置された通信演算装置(受信手段)などに対して第1出力信号と第2出力信号をそれぞれ出力すると、第1出力信号から全ての大当り状態の回数情報が得られ、また第2出力信号から第1の特定大当り状態又は第2の特定大当り状態のいずれか一方の大当り状態(第1の特定大当り状態、あるいは第2の特定大当り状態)の回数情報が得られる。また、第1出力信号と第2出力信号を用いた演算処理(例えば引き算)から第1の特定大当り状態又は第2の特定大当り状態のいずれか他方の大当り状態(それぞれの出力信号から直接特定できない方の特定大当り状態)の回数情報が得られる。これにより、第1の特定大当り状態及び第2の特定大当り状態の発生回数をそれぞれ確実に把握することができる。この結果、遊技機が設置されるホール側にとっては、第1の特定大当り状態のときの賞球数を容易に管理(調整)することができる。また、この結果を表示手段などにより表示させることにより、遊技者側にとっても発生した大当りが第1の特定大当り状態であるのか、あるいは第2の特定大当り状態であるのかを容易に区別することができ、両者を混同することによる不具合を解消できる。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の遊技機の制御方法において、前記信号出力工程では、前記第1の特定大当り状態及び前記第2の特定大当り状態以外の第1の特定遊技状態と、前記第1の特定大当り状態、前記第2の特定大当り状態及び前記第1の特定遊技状態以外の第2の特定遊技状態があり、前記第1の特定遊技状態と前記第2の特定遊技状態とが両立したとき又は前記第1の特定遊技状態のときに前記信号処理手段により第3出力信号を出力し、前記第1の特定遊技状態と前記第2の特定遊技状態とが両立したとき又は前記第2の特定遊技状態のときに前記信号処理手段により第4出力信号を出力することを特徴とする。
請求項9に記載の発明によれば、信号出力工程では、第1の特定大当り状態及び第2の特定大当り状態以外の第1の特定遊技状態と、第1の特定大当り状態、第2の特定大当り状態及び第1の特定遊技状態以外の第2の特定遊技状態があり、第1の特定遊技状態と第2の特定遊技状態とが両立したとき又は第1の特定遊技状態のときに信号処理手段により第3出力信号が出力し、第1の特定遊技状態と第2の特定遊技状態とが両立したとき又は第2の特定遊技状態のときに信号処理手段により第4出力信号が出力される。これにより、例えば信号を受信する受信手段を設けることにより、第3出力信号と第4出力信号とに基づいて第1の特定遊技状態であるのか、あるいは第2の特定遊技状態であるのか、さらには両者が両立した遊技状態であるのかを容易に判別することができる。
具体的には、例えば外部(ホール側)に設置された通信演算装置(受信手段)に第3出力信号と第4出力信号をそれぞれ出力すると、第3出力信号から第1の特定遊技状態の情報が得られ、また第4出力信号から第2の特定遊技状態の情報が得られる。これにより、第1の特定遊技状態及び第2の特定遊技状態の発生をそれぞれ確実に把握することができる。この結果、遊技機が設置されるホール側にとっては、第1の特定遊技状態及び第2の特定遊技状態の賞球数を容易に管理(調整)することができ、この結果を表示手段などにより表示させることにより、遊技者側にとっても現在の遊技状態について容易に把握することができる。
さらに、上記した第3出力信号と第4出力信号以外に、請求項8に記載した第1出力信号と第2出力信号を含めて受信した場合には、ホール側にとって、第1の特定遊技状態及び第2の特定遊技状態の他に、第1の特定大当り状態と第2の特定大当り状態を含めたそれぞれの遊技状態を管理することができる。また、遊技者にとっても、第1の特定遊技状態及び第2の特定遊技状態の他に、第1の特定大当り状態と第2の特定大当り状態を含めたそれぞれの遊技状態を区別することができる。
請求項10に記載の発明は、請求項8又は9に記載の遊技機の制御方法において、前記第1の特定大当り状態は、その後に大当りへの確率を高確率に変動させる確変大当り又はその後に大当りへの確率を高確率に変動させない通常大当りの少なくとも一方であり、前記第2の特定大当り状態は、その後に大当りへの確率を高確率に変動させる突然確変大当り、その後に大当りへの確率を高確率に変動させず時間短縮のみが発生する突然時短大当り又はその後に大当りへの確率を高確率に変動させず前記時間短縮も発生させない突然通常大当りのいずれかであることを特徴とする。
請求項10に記載の発明によれば、第1の特定大当り状態は、その後に大当りへの確率を高確率に変動させる確変大当り又はその後に大当りへの確率を高確率に変動させない通常大当りの少なくとも一方であり、第2の特定大当り状態は、その後に大当りへの確率を高確率に変動させる突然確変大当り、その後に大当りへの確率を高確率に変動させず時間短縮のみが発生する突然時短大当り又はその後に大当りへの確率を高確率に変動させず時間短縮も発生させない突然通常大当りのいずれかである。
以上のように、本発明では、確変大当り、通常大当り、突然確変大当り、突然時短大当り、突然通常大当りのそれぞれの回数情報を把握することができる。これにより、ホール側にとっては、確変大当りと通常大当りにおける賞球数の管理(調整)を容易に行うことができる。また、ホール側で得られた情報を遊技者に開示させるなどすることにより、遊技者にとっても、確変大当り、通常大当り、突然確変大当り、突然時短大当り、突然通常大当りを容易に区別することができ、これらを混同することによる不具合を解消できる。
請求項11に記載の発明は、請求項9又は10に記載の遊技機の制御方法において、前記第1の特定遊技状態は、大当りへの確率を高確率に変動させた確率変動状態であり、前記第2の特定遊技状態は、普通電動役物の開放時間延長機能が作動した開放時間延長状態であることを特徴とする。
請求項11に記載の発明によれば、第1の特定遊技状態は大当りへの確率を高確率に変動させる確率変動状態となり、第2の特定遊技状態は普通電動役物の開放時間延長機能が作動した開放時間延長状態となる。これにより、遊技機が設置されるホール側にとっては、確率変動状態及び開放時間延長状態の賞球数を容易に管理(調整)することができ、特にこの結果を表示手段などにより表示させることにより、遊技者側にとっても現在の遊技状態について容易に把握することができる。
請求項12に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の遊技機を用いた遊技状態表示方法であって、前記遊技機の前記信号出力手段から出力された出力信号に基づいて第3の制御手段により遊技状態に関する所定の処理を行い、この処理結果を表示手段に表示させることを特徴とする。
請求項12に記載の発明によれば、第3の制御手段により遊技状態に関する所定の処理が行われ、この処理結果が表示手段により表示される。これにより、遊技者は表示手段を確認することにより、現在の遊技状態を容易に確認することができる。
請求項13に記載の発明は、請求項12に記載の遊技状態表示方法において、前記表示手段には、前記第1の特定大当り状態の発生回数のみが表示されることを特徴とする。
請求項13に記載の発明によれば、表示手段には賞球数が比較的多い第1の特定大当り状態の発生回数のみが表示され、賞球数がほとんど発生しない第2の特定大当り状態の発生回数が表示されることがない。これにより、確率変動状態のときに突然確変大当り状態、突然時短大当り状態、突然通常大当り状態等が発生しても、これらの発生回数が大当りの回数としてカウント表示されないため、遊技者が不愉快な気分に陥ることを防止できる。この結果、突然確変大当り及び突然時短大当り、突然通常大当り状態等が発生した場合でも、遊技者の興趣が尽きてしまうことをある程度防止できる。
本発明によれば、各遊技状態における賞球数を容易かつ確実に管理・調整することができるとともに、遊技者の遊技興趣を向上させることができる。
次に、本発明の第1実施形態に係る遊技機について、図面を参照して説明する。なお、本実施形態では本発明を弾球遊技機の一例であるパチンコ機に適用した構成を説明するが、弾球遊技機に限られるものではなく、回胴式遊技機に対しても本発明を容易に適用することができる。
図1に示すように、第1実施形態に係る遊技機であるパチンコ機10の前面部は、主として外枠12と、中枠14と、前面枠16と、上皿部18と、下皿部20と、施錠装置22と、から構成されている。
外枠12は、木製の板状体を略長方形の額縁状に組立て固着したものである。中枠14は、全体がブラスチック製で、外枠12に対して開閉可能に軸支されている。中枠14の右端中央には施錠装置22が設けられている。この施錠装置22は、前面枠16を閉鎖した場合に施錠するためのものである。
前面枠16は全体がプラスチック製であり、前面枠16には遊技盤24(図2参照)を前方から視認するべく、遊技盤24に形成された遊技領域26(図2参照)の形状に対応して略円形に形成された開口部28形成されている。また、前面枠16の裏面には、ガラス板30がガラス枠(図示省略)によって取り付けられている。そして、遊技者を基準とすれば、遊技盤24に形成された遊技領域26はガラス板30の後方に位置するようになっている。なお、本実施形態では、ガラス板30を前面枠16の裏面側に取り付けた構成を例にとり説明したが、例えば、前面枠16の前面側にガラス枠により取り付けてもよい。また、ガラス板30に替えて、透明な樹脂板を前面枠16に取り付けることができる。
また、この前面枠16は、パチンコ機(遊技機)10の前面部全体の約2/3のサイズを占め、中枠14の左端に開閉可能となるように軸支されている。また、前面枠16の上端部中央には、2個の第1枠用LED32A、32Bがそれぞれ取り付けられている。この第1枠用LED32A、32Bの内側(間)には、2個のエラーLED34A、34Bがそれぞれ取り付けられている。また、前面枠16の上方右側には、枠用右LED36が取り付けられている。また、前面枠16の上方左側には、枠用左LED38が取り付けられている。さらに、開口部28の周囲には、複数の第2枠用LED40がそれぞれ取り付けられている。
また、上皿部18は、前面枠16の下側で、かつ中枠14の左端に開閉可能となるように軸支されている。
また、上皿部18の表面中央部には、所定の効果音を出力するスピーカ(演出手段)52が設けられている。また、上皿部18の表面左側方部には、後述の演出図柄表示装置(演出表示装置、演出手段)82に表示される疑似特別画像(疑似図柄)、各LED32A、32B、36、38、40の発光パターン及びスピーカ(演出手段)52から出力される効果音をそれぞれ変化させるためのスイッチ操作ボタン(αスイッチ、βスイッチ)54が設けられている。
また、上皿部18の下側には、下皿部20が設けられている。この下皿部20の略中央には、パチンコ機(遊技機)10の内部から遊技球を排出するための排出口56が形成されている。また、下皿部20の左表面及び右表面には、スピーカ58がそれぞれ設けられている。また、下皿部20の右側には、発射装置ユニット(図示省略)を操作するための発射ハンドル60が設けられている。この発射ハンドル60には、発射レバー62と、遊技球の発射停止を一時的に指令する発射停止スイッチ64が設けられている。さらに、下皿部20の左側には、灰皿66が設けられている。
次に、遊技盤24の表面構造について図2を参照して説明する。
遊技盤24は、中枠14に保持されるとともに、裏機構盤(図示省略)よりその背面側が覆われている。遊技盤24には、遊技盤24の表面に設けられた外レール70と内レール72とにより略円形状の遊技領域26が形成されている。遊技領域26の内部には、中央装置74と、始動口(普通電動役物)76と、ワープ入球口78と、多数の障害釘80と、風車(可動物)83等と、がそれぞれ配設されている。
中央装置74は、遊技領域26の略中央部に配置されており、演出図柄表示装置(演出表示装置、演出手段)82と、センター役物84と、ランプ装置86と、を備えている。
演出図柄表示装置(演出表示装置、演出手段)82は、サブ制御基板124の制御信号に基づいて表示制御されており、略長方形状の映像画面を有している。この映像画面上には、疑似特別図柄(疑似図柄)が表示される。また、演出図柄表示装置(演出表示装置、演出手段)82の映像画面上には、1又は複数の疑似特別図柄(疑似図柄)を所定の方向に次々と変動させながら表示した後、停止表示する疑似特別図柄表示領域が形成されている。すなわち、左疑似特別図柄を表示する左疑似特別図柄表示領域、中央疑似特別図柄を表示する中央疑似特別図柄表示領域、及び右疑似特別図柄を表示する右疑似特別図柄表示領域が、略横一列となる配置方向に沿って並んで形成されている(それぞれ図示省略)。各疑似特別図柄表示領域は、これらの表示領域の配置方向と略直交する方向(上下方向)に図柄変動方向が設定されており、その方向に複数の疑似特別図柄(疑似図柄)が順次表示されていく。
演出図柄表示装置(演出表示装置、演出手段)82は、遊技球が始動口(普通電動役物)76に入球することにより、その映像画面の表示領域に表示される各疑似特別図柄(疑似図柄)をそれぞれ変動させて停止表示させるものである。そして、例えば、疑似特別図柄が「7、7、7」の3桁同一図柄で揃って停止表示(確定表示)すると、後述の変動入賞装置102に配設された後述の大入賞装置106の大入賞口108が開放される。本実施形態のパチンコ機(遊技機)10は、大入賞口108に遊技球が入球すると、各疑似特別図柄がそれぞれ変動され、疑似特別図柄(疑似図柄)が3桁同一図柄で揃うことにより、「大当り」という特定価値を付与するものである。
ここで、本実施形態のパチンコ機10では、大当りとして5種類のものが予め設定されている。具体的には、「7、7、7」などの同一の奇数数字の疑似特別図柄(疑似図柄)が3桁揃うことにより成立する確変大当り(第1の特定大当り状態、以下も同様に定義する)がある。また、「8、8、8」などの同一の偶数数字の疑似特別図柄(疑似図柄)が3桁揃うことにより成立する通常大当り(第1の特定大当り状態、以下も同様に定義する)がある。また、「1、3、5」、「3、5、7」、「5、7、9」、「7、9、1」、「9、1、3」などの予め定められた奇数数字の組合せの疑似特別図柄(疑似図柄)が3桁揃うことにより成立する突然確変大当り(第2の特定大当り状態、以下も同様に定義する)がある。また、「0、2、4」、「2、4、6」、「4、6、8」、「6、8、2」、「8、2、4」などの予め定められた偶数数字の組合せの疑似特別図柄(疑似図柄)が3桁揃うことにより成立する突然時短大当り(第2の特定大当り状態、以下も同様に定義する)がある。さらに、「1、2、3」、「2、3、4」などの予め定められた順番の組合せの疑似特別図柄(疑似図柄)が、3桁揃うことにより成立する突然通常大当り(第2の特定大当り状態、以下も同様に定義する)がある。
確変大当り及び通常大当りは、比較的多くのラウンド数(例えば15ラウンド)を有し、大入賞口108の開放時間が約26秒間である大当りである。このため、賞球数が比較的多くなる。また、突然確変大当り、突然時短大当り及び突然通常大当りは、確変大当り及び通常大当りよりも少ないラウンド数(例えば2ラウンド)を有し、大入賞口108の開放時間が約0.2秒間である大当りである。このため、賞球数はほとんど発生しない。
また、確率変動状態(第1の特定遊技状態、以下も同様に定義する)は、大当り(確変大当り、通常大当り、突然確変大当り、突然時短大当り、突然通常大当りの5種類の大当り意味する)に移行する確率が予め定められた高確率となる状態である。また、開放時間延長状態(第2の特定遊技状態、以下も同様に定義する)は、始動口(普通電動役物)の開放時間が通常よりも延長される状態である。通常の開放時間は、約0.1秒間であるのに対して、開放時間延長状態では、約4秒間に延長される。
また、確変大当りの遊技状態の後は、大当りに移行する確率が予め定められた高確率となる確率変動状態になる。また、通常大当りの遊技状態の後は、大当りに移行する確率が予め定められた低確率状態となる。また、突然確変大当りの遊技状態の後は、大当りに移行する確率が予め定められた高確率となる確率変動状態になる。また、突然時短大当り及び突然通常大当りの遊技状態の後は、大当りに移行する確率が予め定められた低確率状態となる。
センター役物84は、演出図柄表示装置(演出表示装置、演出手段)82の前面周辺部に突設して装着されている。センター役物84は、可動する一対の翼片部84Aを有している。この翼片部84Aの可動によりワープ入球口78の開口面積が変化する。
また、遊技領域の左下方側には、主制御基板120からの制御信号に基づいて本特別図柄(本図柄)を表示制御する7セグ表示基板(図柄表示装置)88が配置されている。この7セグ表示基板(図柄表示装置)88は、特別図柄の本図柄を表示する7セグメント表示器90と、4個の普通図柄保留表示LED92と、4個の特別図柄保留表示LED94と、普通図柄の本図柄を表示する2個の状態表示LED96と、を有している。7セグメント表示器90は、1〜9の間の数字を変動表示させるもので、後述の普通図柄作動ゲート100を遊技球が通過することにより変動して、所定の時間経過後に1種類の数字が停止表示される。そして、所定の数字で停止表示すると、始動口(普通電動役物)76が所定時間だけ開放される。なお、7セグ表示基板(図柄表示装置)88は、後述するサイドランプ112Aに組み付けられている。
また、演出図柄表示装置(演出表示装置、演出手段)82の左側には、普通図柄作動ゲート100が配置されている。この普通図柄作動ゲート100の内部には、ゲートスイッチ134(図3参照)が配設されている。これにより、遊技球がゲートスイッチ134を通過すると、7セグ表示基板(図柄表示装置)88の状態表示LED96が変動表示される。
各普通図柄保留表示LED92及び各特別図柄保留表示LED94は、4個の丸形の赤色LEDで構成されており、7セグメント表示器90の左右両側に近接して配置されている。これは、普通図柄作動ゲート100を通過した遊技球の数を4個まで普通図柄の保留とし、通過ごとに順次点灯しシフト表示するものである。また、始動口76に入球した遊技球の数も4個まで特別図柄の保留とし、入球ごとに順次点灯しシフト表示するものである。7セグメント表示器90の変動表示が開始するたびに、未始動回数が消化され、1個の特別図柄保留表示LED94は消灯される。また、普通図柄も状態表示LED96の変動表示が開始するたびに、未始動回数が消化され、1個の普通図柄保留表示LED92が消灯される。
始動口(普通電動役物)76は、後述する変動入賞装置102と一体化されたものであり、演出図柄表示装置(演出表示装置、演出手段)82の下方に離れて配置されている。始動口76は、いわゆるチューリップ式で一対の翼片部76Aが開閉するように形成されている。その内部には、遊技球の通過を検知する始動口スイッチ130(図3参照)と、翼片部を作動させるための普通電動役物ソレノイド140(図3参照)と、がそれぞれ備えられている。この一対の翼片部76Aが左右に開くと遊技球の入球可能性が大きくなる開放状態となり、一対の翼片部が閉じその離間距離が小さくなると遊技球の入球の可能性が小さくなる通常状態となる。
変動入賞装置102は、上記始動口(普通電動役物)76の下方に配置されており、基板104と、大入賞装置106と、を備えている。ここで、大入賞装置106は、略中央に配置されており、帯状に開口された大入賞口108と、この大入賞口108を開放又は閉鎖する開閉板(開閉手段)110と、この開閉板(開閉手段)110を開閉するための大入賞口ソレノイド(開閉手段)142(図3参照)と、入賞球を検知するカウントスイッチ136(図3参照)と、を備えている。
また、中央装置74の左側下方部には、風車(可動物)83が配置されている。さらに、遊技領域の左側下方部及び右側下方には、一対のサイドランプ112A、112Bがそれぞれ配置されている。
また、遊技盤24の下方にはアウト口114が設けられており、このアウト口114の下部にはバック球防止部材116が設けられている。このバック球防止部材116は、遊技領域26に到達せず戻ってきた遊技球が再び発射位置に戻ることを防止している。また、内レール72の先端部には、ファール球防止部材118が取り付けられている。
次に、パチンコ機10を構成する電子制御装置118について説明する。
図3乃至図5に示すように、電子制御装置118は、主制御基板120と、払出制御基板122と、サブ制御基板124と、発射制御基板126と、を備えている。主制御基板120は、CPU(第1の制御手段)120AとROM120Bと信号生成回路(信号出力手段)120Cとを備えており、中継端子板128を介して、始動口スイッチ130と、大入賞口スイッチ132と、ゲートスイッチ134と、カウントスイッチ136と、にそれぞれ電気的に接続されている。
ここで、ROM120Bには、リーチ発生率(一定)に関するデータが記憶されている。また、ROM120Bには、遊技状態のそれぞれに対応した各出力信号がデータとして記憶されている。具体的には、全ての大当り(確変大当り、通常大当り、突然確変大当り、突然時短大当り、突然通常大当り)が発生したときに生成・出力される第1出力信号(図7(A)参照)に関するデータが記憶されている。また、確変大当り又は通常大当りが発生するとともに、突然確変大当り、突然時短大当り、突然通常大当りが発生しないときに生成・出力される第2出力信号(図7(B)参照)に関するデータが記憶されている。また、大当りへの確率を高確率に変動させる確率変動状態のときに生成・出力される第3出力信号(図8(A)参照)に関するデータが記憶されている。また、始動口(普通電動役物)76の開放時間延長機能が作動した開放時間延長状態のときに生成・出力される第4出力信号(図8(B)参照)に関するデータが記憶されている。
また、信号生成回路(信号出力手段)120Cは、主制御基板120からの制御信号に基づいて所定の出力信号を生成する。具体的には、信号生成回路(信号出力手段)120Cは、全ての大当り(確変大当り、通常大当り、突然確変大当り、突然時短大当り、突然通常大当り)が発生したときには第1出力信号(図7(A)参照)を生成する。また、信号生成回路(信号出力手段)120Cは、確変大当り又は通常大当りが発生するとともに、突然確変大当り、突然時短大当り、突然通常大当りが発生しないときには第2出力信号(図7(B)参照)を生成する。また、信号生成回路(信号出力手段)120Cは、大当り(確変大当り、通常大当り、突然確変大当り、突然時短大当り)への確率を高確率に変動させる確率変動状態のときには第3出力信号(図8(A)参照)を生成する。さらに、信号生成回路(信号出力手段)120Cは、始動口(普通電動役物)76の開放時間延長機能が作動した開放時間延長状態のときには、第4出力信号(図8(B)参照)を生成する。なお、信号生成回路(信号出力手段)120Cは、ホールに設置されたホール側コンピュータ202(図6参照)と電気的に接続されている。
また、CPU(第1の制御手段)120Aは、ROM120Bに記憶されたデータに基づいて、後述の普通電動役物ソレノイド140、後述の大入賞口ソレノイド(開閉手段)142、後述の図柄表示装置144及びサブ制御基板124をそれぞれ制御する。
また、主制御基板120は、中継端子板138を介して、普通電動役物ソレノイド140と、大入賞口ソレノイド(開閉手段)142と、図柄表示装置144と、にそれぞれ電気的に接続されている。
払出制御基板122は、中継端子板146を介して、ガラス枠スイッチ148と、外部タンクスイッチ150と、タンクスイッチ152と、にそれぞれ電気的に接続されている。また、払出制御基板122は、中継端子板154を介して、エラーLED34A、34Bに電気的に接続されている。また、払出制御基板122は、下皿満タンスイッチ156に電気的に接続されている。また、払出制御基板122は、中継端子板157を介して、玉貸表示基板158と、玉貸装置160と、にそれぞれ電気的に接続されている。なお、玉貸表示基板158には、玉貸スイッチ162と、返却スイッチ164とがそれぞれ電気的に接続されている。また、払出制御基板122は、中継端子板166を介して、払出モータ168と、払出スイッチ170と、にそれぞれ電気的に接続されている。さらに、払出制御基板122は、主制御基板)120と発射制御基板126とにそれぞれ電気的に接続されている。
図4に示すように、サブ制御基板124は、演出表示基板172と、アンプ基板174と、装飾駆動基板176と、演出ボタン基板178と、にそれぞれ電気的に接続されている。ここで、演出表示基板172には、演出表示装置(演出手段)180と、演出表示ROM182と、がそれぞれ電気的に接続されている。また、アンプ基板174には、所定の効果音を出力する各種スピーカ(演出手段)184(52)、がそれぞれ電気的に接続されている。また、装飾駆動基板176には、各種LED・ランプ(演出手段)188が電気的に接続されている。また、演出ボタン基板178には、操作スイッチ190が電気的に接続されている。なお、サブ制御基板124は、主制御基板120が電気的に接続されている。
また、サブ制御基板124は、ROM124Aを有している。このROM124Aには、演出図柄表示装置(演出表示装置、演出手段)82に表示される疑似特別図柄(疑似図柄)の他に、各種スピーカ(演出手段)184から出力される特殊演出モード及び通常演出モードの効果音、特殊演出モード時及び通常演出モード時の各LED・ランプ(演出手段)188からの発光パターンがデータとしてそれぞれ記憶されている。
また、図5に示すように、発射制御基板126には、発射駆動基板192を介して、発射モータ194と、発射停止スイッチ196と、タッチスイッチ198とがそれぞれ電気的に接続されている。また、発射制御基板126には、球送りソレノイド200が電気的に接続されている。
また、図6に示すように、ホール側コンピュータ202は、信号生成回路(信号出力手段)120Cで生成された出力信号を受信する受信基板(受信手段)202Aと、受信基板(受信手段)202Aで受信した出力信号に基づいて遊技状態を判別する制御基板(第2の制御手段、第3の制御手段)202Bと、制御基板(第2の制御手段、第3の制御手段)202Bで判別された遊技状態が所定の遊技状態の場合に後述のカウント表示装置(表示手段)204にカウント表示するためのカウント更新信号をカウント表示装置(表示手段)204に送信する送信基板(送信手段)202Cと、制御基板(第2の制御手段、第3の制御手段)202Bで遊技状態を判別するときの判別基準に関するデータを記憶したROM202Dと、で構成されている。
具体的に、ROM202Dには、主制御基板120のROM120Bと同様に、遊技状態のそれぞれに対応した各出力信号がデータとして記憶されている。すなわち、全ての大当り(確変大当り、通常大当り、突然確変大当り、突然時短大当り、突然通常大当り)が発生したときに出力される第1出力信号(図7(A)参照)に関するデータが記憶されている。また、確変大当り又は通常大当りが発生したときに出力され、突然確変大当り、突然時短大当り、突然通常大当りが発生したときには出力されない第2出力信号(図7(B)参照)に関するデータが記憶されている。また、大当りへの確率を高確率に変動させる確率変動状態のときに出力される第3出力信号(図8(A)参照)に関するデータが記憶されている。さらに、始動口(普通電動役物)76の開放時間延長機能が作動した開放時間延長状態のときに出力される第4出力信号(図8(B)参照)に関するデータが記憶されている。また、制御基板(第2の制御手段、第3の制御手段)202Bは、受信基板(受信手段)202Aで受信された各出力信号とROM202Dに記憶されたデータとに基づいて、確変大当りと、通常大当りと、突然確変大当りと、突然時短大当りと、確率変動状態と、開放時間延長状態とをそれぞれ判別する。そして、確変大当りと通常大当りであると判別された場合には、送信基板(送信手段)202Cは、カウント表示装置(表示手段)204に表示されたカウントを更新するためのカウント更新信号をカウント表示装置(表示手段)204に送信する。
さらに、パチンコ機10の近傍には、所定の遊技状態の回数をカウント表示するカウント表示装置(表示手段)204が設けられている。このカウント表示装置(表示手段)204は、ホール側コンピュータ202と電気的に接続されており、送信基板(送信手段)202Cからのカウント更新信号に基づいて所定の遊技状態の回数をカウント表示する。具体的に、このカウント表示装置(表示手段)204には、確変大当りと通常大当りの回数がカウント表示される。このカウント表示装置(表示手段)204は、パチンコ機10又はその近傍を問わず、遊技している遊技者から視認できる位置に設けられている。
次に、本発明の第1実施形態に係る遊技機の制御方法について説明する。
図9に示すように、遊技状態が大当り(確変大当り、通常大当り、突然確変大当り、突然時短大当り、突然通常大当り)であるか否かがCPU(第1の制御手段)120Aにより判別される(S100)。大当りであると判別されると、信号生成回路(信号出力手段)120Cにより第1出力信号(図7(A)参照)が生成される(S120)。
また、遊技状態が確変大当り又は通常大当りであるか否かがCPU(第1の制御手段)120Aにより判別される(S140)。確変大当り又は通常大当りであると判別されると、信号生成回路(信号出力手段)120Cにより第2出力信号(図7(B)参照)が生成される(S160)。
また、大当りではないと判別されると、遊技状態が確率変動状態であるか否かがCPU(第1の制御手段)120Aにより判別される(S180)。確率変動状態であると判別されると、遊技状態が開放時間延長状態であるか否かがCPU(第1の制御手段)120Aにより判別される(S200)。遊技状態が確率変動状態でありかつ開放時間延長状態ではないと判別されると、信号生成回路(信号出力手段)120Cにより第3出力信号(図8(A)参照)が生成される(S220)。また、遊技状態が確率変動状態でありかつ開放時間延長状態でもある(確率変動状態と開放時間延長状態とが両立する場合)と判別されると、信号生成回路(信号出力手段)120Cにより第3出力信号(図8(A)参照)が生成されるとともに、第4出力信号(図8(B)参照)も生成される(S240)。
また、S180において確率変動状態ではないと判別された場合には、遊技状態が開放時間延長状態であるか否かがCPU(第1の制御手段)120Aにより判別される(S260)。開放時間延長状態であると判別されると、信号生成回路(信号出力手段)120Cにより第4出力信号(図8(B)参照)が生成される(S280)。開放時間延長状態でないと判別されると、各出力信号はどれも生成されずS100の直前に戻る。
以後、図9のフローチャートに示す各ステップが繰り返される。
次に、本発明の第1実施形態に係る遊技状態表示方法について説明する。
信号生成回路(信号出力手段)120Cで生成された各出力信号は、ホール側コンピュータ202の受信基板(受信手段)202Aに送信される。受信基板(受信手段)202Aに送信された各出力信号に基づいて制御基板(第2の制御手段、第3の制御手段)202Bにより遊技状態が判別される。そして、遊技状態が確変大当り又は通常大当りであると制御基板(第2の制御手段、第3の制御手段)202Bにより判別されると、送信基板(送信手段)202Cからカウント表示装置(表示手段)204に表示されたカウントを更新するためのカウント更新信号がカウント表示装置(表示手段)204に送信される。
すなわち、図10に示すように、ホール側コンピュータ202の制御基板(第2の制御手段、第3の制御手段)202Bにより信号生成回路(信号出力手段)120Cで生成された出力信号を受信基板(受信手段)202Aで受信したか否かが判断される(S300)。受信基板(受信手段)202Aで受信したと判断されると、その受信信号とROM202Dに記憶されたデータとに基づいて制御基板(第2の制御手段、第3の制御手段)202Bにより遊技状態が判別される(S320)。
そして、制御基板(第2の制御手段、第3の制御手段)202Bにより遊技状態が確変大当り又は通常大当りであるか否かが判別される(S340)。第1出力信号(図7(A)参照)と第2出力信号(図7(B)参照)の両方を検出することにより遊技状態が確変大当り又は通常大当りであると判別されると、カウント表示装置(表示手段)204に表示されたカウントを更新するためのカウント更新信号が送信基板(送信手段)202Aからカウント表示装置(表示手段)204に送信される(S360)。これにより、カウント表示装置(表示手段)204に表示されたカウントが更新される(S380)。なお、本実施形態では、第1出力信号(図7(A)参照)が検出され、かつ第2出力信号(図7(B)参照)が検出されなければ、突然確変大当り又は突然時短大当りと判別されるため、カウント更新信号は送信されない。
以後、図10のフローチャートに示す各ステップが繰り返される。
以上のように、本実施形態の遊技機の制御方法によれば、確変大当り、通常大当り、突然確変大当り、突然時短大当り、突然通常大当り、確率変動状態、開放時間延長状態のそれぞれの回数情報を把握することができる。これにより、ホール側にとっては、確変大当りと通常大当りにおける賞球数の管理(調整)を容易に行うことができる。
また、ホール側で得られた情報に基づいて遊技状態を適宜表示させることにより、遊技者にとっても、確変大当り、通常大当り、突然確変大当り、突然時短大当り、突然通常大当り、確率変動状態、開放時間延長状態の区別を容易に行うことができ、これらを混同することによる不具合を解消できる。
特に、カウント表示装置(表示手段)204には、賞球数がほとんど発生しない突然確変大当り、突然時短大当り、突然通常大当りの回数が表示されず、賞球数が比較的多い確変大当り及び通常大当りの回数のみが表示される。これにより、確率変動状態のときに、突然確変大当り、突然時短大当り及び突然通常大当りが発生しても、突然確変大当り、突然時短大当り、突然通常大当りの回数が大当りの回数としてカウント表示されないため、遊技者が不愉快な気分に陥ることを防止できる。この結果、突然確変大当り、突然時短大当り、突然通常大当りが発生した場合でも、遊技者の興趣が尽きてしまうことをある程度防止できる。
なお、本実施形態では、突然確変大当り、突然時短大当り又は突然通常大当りが発生せず、確変大当り又は通常大当りが発生した場合に、信号生成回路(信号出力手段)120Cにより第2出力信号が生成される構成を示したが、この構成に限られるものではなく、確変大当り又は通常大当りが発生せず、突然確変大当り、突然時短大当り又は突然通常大当りが発生した場合に、信号生成回路(信号出力手段)120Cにより第2出力信号が生成されるようにしてもよい。
本発明の第1実施形態に係る遊技機の正面図である。 本発明の第1実施形態に係る遊技機の遊技盤の正面図である。 本発明の第1実施形態に係る遊技機の電子制御装置の一部の構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る遊技機の電子制御装置を構成するサブ制御基板を説明するための説明図である。 本発明の第1実施形態に係る遊技機の電子制御装置を構成する発射制御基板を説明するための説明図である。 本発明の第1実施形態に係る遊技システムを説明するためのブロック図である。 (A)は第1出力信号の出力タイミングを示すタイミングチャートであり、(B)は第2出力信号の出力タイミングを示すタイミングチャートである。 (A)は第3出力信号の出力タイミングを示すタイミングチャートであり、(B)は第4出力信号の出力タイミングを示すタイミングチャートである。 本発明の第1実施形態に係る遊技機の制御方法を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る遊技状態表示方法を示すフローチャートである。
符号の説明
10 パチンコ機(遊技機)
76 始動口(普通電動役物)
108 大入賞口
120A CPU(第1の制御手段)
120C 信号生成回路(信号出力手段)
202A 受信基板(受信手段)
202B 制御基板(第2の制御手段、第3の制御手段)
202C 送信基板(送信手段)
204 カウント表示装置(表示手段)

Claims (13)

  1. 大入賞口の開放時間が所定時間以上となる第1の特定大当り状態と前記大入賞口の開放時間が所定時間未満となる第2の特定大当り状態とを所定の条件で切り替え制御する第1の制御手段と、
    前記第1の特定大当り状態及び前記第2の特定大当り状態のときに第1出力信号を出力し、前記第1の特定大当り状態又は前記第2の特定大当り状態のいずれか一方のときに第2出力信号を出力する信号出力手段と、
    を有することを特徴とする遊技機。
  2. 前記信号出力手段は、前記第1の特定大当り状態及び前記第2の特定大当り状態以外の第1の特定遊技状態と、前記第1の特定大当り状態、前記第2の特定大当り状態及び前記第1の特定遊技状態以外の第2の特定遊技状態があり、前記第1の特定遊技状態と前記第2の特定遊技状態とが両立したとき又は前記第1の特定遊技状態のときに第3出力信号を出力し、前記第1の特定遊技状態と前記第2の特定遊技状態とが両立したとき又は前記第2の特定遊技状態のときに第4出力信号を出力することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記第1の特定大当り状態は、その後に大当りへの確率を高確率に変動させる確変大当り又はその後に大当りへの確率を高確率に変動させない通常大当りの少なくとも一方であり、
    前記第2の特定大当り状態は、その後に大当りへの確率を高確率に変動させる突然確変大当り、その後に大当りへの確率を高確率に変動させず時間短縮のみが発生する突然時短大当り又はその後に大当りへの確率を高確率に変動させず前記時間短縮も発生させない突然通常大当りのいずれかであることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記第1の特定遊技状態は、大当りへの確率を高確率に変動させた確率変動状態であり、
    前記第2の特定遊技状態は、普通電動役物の開放時間延長機能が作動した開放時間延長状態であることを特徴とする請求項2又は3に記載の遊技機。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の遊技機と、
    前記遊技機の前記信号出力手段から出力された出力信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信された前記出力信号に基づいて所定の処理を行う第2の制御手段と、
    を有することを特徴とする遊技システム。
  6. 前記第2の制御手段により処理された処理結果を送信する送信手段と、
    前記送信手段で送信された内容に基づいて所定の情報を表示する表示手段と、
    を有することを特徴とする請求項5に記載の遊技システム。
  7. 前記表示手段には、前記第1の特定大当り状態の発生回数のみが表示されることを特徴とする請求項6に記載の遊技システム。
  8. 大入賞口の開放時間が所定時間以上となる第1の特定大当り状態と前記大入賞口の開放時間が所定時間未満となる第2の特定大当り状態とを所定の条件で第1の制御手段により切り替え制御する制御工程と、
    前記第1の特定大当り状態及び前記第2の特定大当り状態のときに信号出力手段により第1出力信号を出力し、前記第1の特定大当り状態又は前記第2の特定大当り状態のいずれか一方のときに信号出力手段により第2出力信号を出力する信号出力工程と、
    を有することを特徴とする遊技機の制御方法。
  9. 前記信号出力工程では、前記第1の特定大当り状態及び前記第2の特定大当り状態以外の第1の特定遊技状態と、前記第1の特定大当り状態、前記第2の特定大当り状態及び前記第1の特定遊技状態以外の第2の特定遊技状態があり、前記第1の特定遊技状態と前記第2の特定遊技状態とが両立したとき又は前記第1の特定遊技状態のときに前記信号処理手段により第3出力信号を出力し、前記第1の特定遊技状態と前記第2の特定遊技状態とが両立したとき又は前記第2の特定遊技状態のときに前記信号処理手段により第4出力信号を出力することを特徴とする請求項8に記載の遊技機の制御方法。
  10. 前記第1の特定大当り状態は、その後に大当りへの確率を高確率に変動させる確変大当り又はその後に大当りへの確率を高確率に変動させない通常大当りの少なくとも一方であり、
    前記第2の特定大当り状態は、その後に大当りへの確率を高確率に変動させる突然確変大当り、その後に大当りへの確率を高確率に変動させず時間短縮のみが発生する突然時短大当り又はその後に大当りへの確率を高確率に変動させず前記時間短縮も発生させない突然通常大当りのいずれかであることを特徴とする請求項8又は9に記載の遊技機の制御方法。
  11. 前記第1の特定遊技状態は、大当りへの確率を高確率に変動させた確率変動状態であり、
    前記第2の特定遊技状態は、普通電動役物の開放時間延長機能が作動した開放時間延長状態であることを特徴とする請求項9又は10に記載の遊技機の制御方法。
  12. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の遊技機を用いた遊技状態表示方法であって、
    前記遊技機の前記信号出力手段から出力された出力信号に基づいて第3の制御手段により遊技状態に関する所定の処理を行い、この処理結果を表示手段に表示させることを特徴とする遊技状態表示方法。
  13. 前記表示手段には、前記第1の特定大当り状態の発生回数のみが表示されることを特徴とする請求項12に記載の遊技状態表示方法。
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