JP2007012768A - 熱電発電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 温度センサを設けることなく、熱電変換器の発生電力を有効に取り出すことができるようにすることを目的とする。
【解決手段】 熱電モジュールの出力を調整するためのスイッチング素子がオン状態の時の短絡電流Isを検出して、短絡電流Isの1/2が目標動作電流となるようにスイッチング素子を制御して電力P1を計算する(100〜110)。また、目標動作電流をΔI前後にずらした時の電力P2、P3を計算して、最大電力となる目標動作電流を設定して(112〜130)、設定した目標動作電流となるようにスイッチング素子のオンオフを制御する(132)。
【選択図】 図3

Description

本発明は、熱電発電装置にかかり、特に、自動車の排気ガスの排気経路に発生する熱や各種熱などを利用して熱電素子を用いて発電する熱電発電装置に関する。
従来から自動車の排気ガスの排気経路やエンジン等の発熱部位に熱電素子等の熱電気変換器を設けて、熱電発電を行う熱電発電装置が提案されている。
例えば、特許文献1に記載の技術では、複数のBiTe等で形成された熱電素子を自動車エンジンや工場の炉等の排ガス通路に配置し、この熱エネルギを電力に変換している。また、熱電素子部の高温側の温度と低温側温度を制御部で測定し、制御部が、この測定温度における熱電素子の出力特性から最適な出力となる電流値を決定して、対応する制御信号を電流制御回路に供給し、電流制御回路が熱電素子の発生電力を、制御信号に基づく電流値で取り出して、DC−DCコンバータで必要な電圧に昇圧及び平滑化してバッテリ等を充電している。
すなわち、特許文献1に記載の技術では、熱電素子の高温側温度と低温側温度をセンサ等で検出して、出力特性テーブルを用いて熱電素子の電流の動作点を決定しており、これによって熱電素子の発生電力を有効に取り出すことが可能となる。
特開平6−22572号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、温度検出のための温度センサが必要となり、温度センサは数百度を超える温度を検出する必要があり、高価なものとなってしまう、という問題がある。
また、熱電素子の高温側温度と低温側温度を正確に測定するには、センサを素子面近くに配置する必要があり、センサの搭載が極めて困難である、という問題がある。
本発明は、上記問題を解決すべく成されたもので、温度センサを設けることなく、熱電変換器の発生電力を有効に取り出すことができるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、熱を電力に変換して出力する熱電変換器と、前記熱電変換器から出力される電力の調整を行うためのスイッチング素子と、前記スイッチング素子がオフ状態の時の前記熱電変換器の開放電圧、前記スイッチング素子がオン状態の時の前記熱電変換器の短絡電流、又は前記スイッチング素子をオンオフ制御した時の前記熱電変換器の平均短絡電流又は平均開放電圧を検出する検出手段と、前記検出手段の検出結果に基づいて、前記熱電変換器の動作電流を演算する演算手段と、前記熱電変換器の出力が前記動作電流となるように前記スイッチング素子を制御する制御手段と、を備えることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、熱電変換器では、熱を電力に変換して出力する。例えば、熱電変換器としては、公知の熱電素子を適用することができるが、複数の熱電素子を組み合わせて構成してもよい。
スイッチング素子は、熱電変換器から出力される電力の調整が行われる。すなわち、スイッチング素子のオンオフに応じて熱電変換器から出力される電力が調整される。
また、検出手段では、スイッチング素子がオフ状態の時の熱電変換器の開放電圧、スイッチング素子がオン状態の時の熱電変換器の短絡電流、又はスイッチング素子をオンオフ制御した時の熱電変換器の平均短絡電流又は平均開放電圧が検出され、演算手段では、検出手段の検出結果に基づいて、熱電変換器の動作電流が演算される。
熱電変換器の出力特性は、例えば、図2に示す熱電モジュールの出力特性のように、短絡電流の半分の電流値で最高出力となるので、演算手段は、請求項3に記載の発明のように、検出手段が短絡電流を検出する場合には、短絡電流の半分の値を動作電流として演算する。
また、検出手段が開放電圧を検出する場合には、演算手段は、検出された開放電圧に対応する上述の短絡電流の半分の値を動作電流として予めマップ等として記憶しておけば、開放電圧に基づいて動作電流を演算することができる。すなわち、請求項2に記載の発明のように、演算手段は、検出手段が熱電変換器の開放電圧を検出する場合に、検出された開放電圧に対応する動作電流が予め定められたマップを用いて、動作電流を演算するようにしてもよい。
また、検出手段がスイッチング素子のオンオフをデューティ制御した時の熱電変換器の平均短絡電流又は平均開放電圧を検出する場合には、演算手段は、検出された平均短絡電流に対応する上述の短絡電流の半分の値を動作電流として予めマップ等として記憶しておけば、平均短絡電流に基づいて動作電流を演算することができ、同様に、平均開放電圧に対応する上述の短絡電流の半分の値を動作電流として予めマップ等として記憶しておけば、平均開放電圧に基づいて動作電流を演算することができる。すなわち、請求項4に記載の発明のように、演算手段は、検出手段が平均短絡電流を検出する場合に、検出された平均短絡電流又は平均開放電圧に対応する動作電流が予め定められたマップを用いて、動作電流を演算するようにしてもよい。
そして、制御手段では、熱電変換器の出力が演算手段によって演算された動作電流となるようにスイッチング素子が制御される。従って、このように制御することによって、熱電変換器の出力を最適にすることができ、温度センサを設けることなく、熱電変換器の発生電力を有効に取り出すことができる。
また、検出手段がスイッチング素子をオンオフ制御した時の熱電変換器の平均短絡電流又は平均開放電圧を検出する場合には、スイッチング素子がオンオフ制御されるので、スイッチング素子がオンの時の短絡電流を小さくすることができ、平均短絡電流又は平均開放電圧を検出する際に、電流測定系のダイナミックレンジを大きくとる、或いは電流の流れる配線容量に余裕を持つ等の配慮が不要となる。
なお、請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の発明は、請求項5に記載の発明のように、演算手段によって演算された動作電流を予め定めた値だけ変更した時の電力を算出して、算出した電力が最大値となる電流値を動作電流に変更する変更手段を更に備えるようにしてもよい。このように変更手段を更に備えることによって、熱電変換器の温度変化などによって熱電変換器の特性が変化しても、常に熱電変換器の出力を最適にすることができる。
以上説明したように本発明によれば、熱電変換器から出力される電力の調整を行うためのスイッチング素子がオフ状態の時の熱電変換器の開放電圧、スイッチング素子がオン状態の時の熱電変換器の短絡電流、又はスイッチング素子をオンオフ制御した時の熱電変換器の平均短絡電流を検出し、検出した開放電圧、短絡電流又は平均短絡電流に基づいて熱電変換器の動作電流を演算してスイッチング素子を制御することで、温度センサを設けることなく、熱電変換器の発生電力を有効に取り出すことができる、という効果がある。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係わる熱電発電装置の構成を示す図である。
本発明の第1実施形態に係わる熱電発電装置10は、熱を電力に変化する本発明の熱電発電器としての熱電発電モジュール12を備えている。熱電モジュール12は、熱を電力に変換する複数の熱電素子を複数組み合わせて構成されており、例えば、自動車の排気ガスの排気経路やエンジン等の熱を発生する部分に設け、自動車の排気ガスやエンジン等の発熱体の熱を電力に変換する。
熱電モジュール12は、DC−DCコンバータ14のトランスの一次側に接続されており、熱電モジュール12で発生した電力がDC−DCコンバータ14のトランスの一次側に入力されるようになっている。なお、本実施形態では、DC−DCコンバータ14は、一般的なフライバック式のものを用いた例を説明するが、これに限定されるものではなく、例えば、フォワード型のものを用いるようにしてもよい。また、本実施形態では、熱電モジュール12の出力電力をDC−DCコンバータ14に供給する例を説明するが、熱電モジュール12の出力電力を他の装置等に供給するようにしてもよい。
熱電モジュール12とDC−DCコンバータ14間には、FETで構成されたスイッチング素子S0が設けられている。スイッチング素子S0のソースは熱電モジュール12側に接続され、ドレインはDC−DCコンバータ14のトランスの一次側に接続され、ゲートは熱電発電装置10を制御するコントローラ16に接続されている。すなわち、熱電モジュール12で発生してDC−DCコンバータ14のトランスの一次側に入力される電力は、コントローラ16によってスイッチング素子S0のオンオフを制御することで制御される。換言すれば、コントローラ16によってスイッチング素子S0のオンオフを制御することで、熱電モジュール12からの出力電流を制御することができる。
熱電モジュール12とDC−DCコンバータ14との間には、コンデンサC0が熱電モジュール12とDC−DCコンバータ14に対して並列に接続されている。
また、熱電モジュール12から出力される電流を測定するための電流センサ18が接続されており、電流センサ18の検出結果がコントローラ16に入力されるようになっている。
更に、熱電モジュール12とDC−DCコンバータ14との間には、直列に接続された2つの抵抗R1、R2を含む電圧検出回路20が接続されており、該電圧検出回路20によって熱電モジュール12の電圧が検出されて、コントローラ16に入力されるようになっている。
一方、DC−DCコンバータ14の二次側には、バッテリ22が接続されており、DC−DCコンバータ14のトランスの一次側に入力された電力をDC−DCコンバータ14によって昇圧または降圧してバッテリ22に供給するようになっている。
DC−DCコンバータ14とバッテリ22間には、バッテリ22へ供給する電力を整流するためのダイオードDが接続されている。
また、DC−DCコンバータ14とバッテリ22間には、リップルによる脈動を抑えてDC−DCコンバータ14の出力を平滑化するためのコンデンサCが、DC−DCコンバータ14とバッテリ22に対して並列に接続されている。
図2は、熱電モジュール12の出力特性を示す図である。
熱電モジュール12は、スイッチング素子S0をターンオンした時には、図2に示すように、熱電モジュール12の短絡電流Is(電圧はゼロ)となる。また、熱電モジュール12には内部抵抗があるため、図2に示すように、短絡電流のほぼ1/2の電流で最大出力の電力となる。
続いて、上述のように構成された熱電発電装置10のコントローラ16で行われる処理について説明する。図3は、本発明の第1実施形態に係わる熱電発電装置10のコントローラ16で行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まずステップ100では、スイッチング素子S0がオンされてステップ102へ移行する。
ステップ102では、短絡電流Isが検出される。すなわち、スイッチング素子S0がオンされた状態で電流センサ18によって検出された検出値を短絡電流Isとして検出する。
続いて、ステップ104では、スイッチング素子S0がオフされてステップ106へ移行し、目標動作電流Itgtとなるようにスイッチング素子S0のオンオフが制御される。目標動作電流Itgtは、図2に示すように、熱電モジュール12の特性がIs/2の時に最大出力となるので、Is/2を目標動作電流Itgtに設定する。
次に、ステップ108では、T1時間経過したか否か判定される。該判定は、目標動作電流Itgtを設定してから熱電モジュール12が応答するために必要な時間T1経過したか否かを判定し、該判定が肯定されるまで待機してステップ110へ移行する。
ステップ110では、目標動作電流Itgtの時の熱電モジュール12の電圧が電圧検出回路20によって検出され、検出された電圧から電力(P1=Itgt×ΔI)が計算されて、算出された電力P1がコントローラ16に記憶されれる。
続いて、ステップ112では、動作電流が予め定めた値(ΔI)大きくなるように動作電流が変更される。すなわち、動作電流Itgt=Itgt+ΔIとなる。
ステップ114では、T1時間経過したか否か判定される。該判定は、目標動作電流Itgtを設定してから熱電モジュール12が応答するために必要な時間T1経過したか否かを判定し、該判定が肯定されるまで待機してステップ116へ移行する。
ステップ116では、変更された目標動作電流Itgtの時の熱電モジュール12の電圧が電圧検出回路20によって検出され、検出された電圧から電力(P2=Itgt×ΔI)が計算されて、算出された電力P2がコントローラ16に記憶されれる。
次に、ステップ118では、動作電流が予め定めた値(2ΔI)小さくなるように動作電流が変更される。すなわち、動作電流Itgt=Itgt−2ΔIとなる。
ステップ120では、T1時間経過したか否か判定される。該判定は、目標動作電流Itgtを設定してから熱電モジュール12が応答するために必要な時間T1経過したか否かを判定し、該判定が肯定されるまで待機してステップ122へ移行する。
ステップ122では、変更された目標動作電流Itgtの時の熱電モジュール12の電圧が電圧検出回路20によって検出され、検出された電圧から電力(P3=Itgt×ΔI)が計算されて、算出された電力P3がコントローラ16に記憶される。
次に、ステップ124では、上述のように算出されてコントローラ16に記憶された電力P1、P2、P3を比較してP1が最も大きい値か否か判定され、該判定が肯定された場合にはステップ126へ移行して、目標動作電流ItgtをItgt=Itgt+ΔIに設定してステップ132へ移行する。
一方、ステップ124の判定が否定された場合にはステップ128へ移行して、電力P3が電力P2より大きいか否か判定され、該判定が肯定された場合には、目標動作電流Itgtを現在の値のままとして、ステップ132へ移行する。
また、ステップ128の判定が否定された場合にはステップ130へ移行して、目標動作電流ItgtをItgt=Itgt+Δ2Iに設定してステップ132へ移行する。
そして、ステップ132では、設定された目標動作電流Itgtとなるようにスイッチング素子S0のオンオフが制御され、ステップ108に戻って上述の処理が繰り返される。なお、一連の処理の終了は、例えば、イグニッションスイッチがオフされた時等に終了される。
すなわち、熱電モジュール12の特性は、上述したように短絡電流Isの1/2で最大出力となるが、熱電モジュール12の熱による劣化等によって最大出力が若干変化する。そこで、本実施形態では、目標動作電流ItgtがIs/2の時の電力P1を算出すると共に、目標動作電流をIs/2からΔI分前後させた時の電力P2、P3を算出しており、これによって電力P1、P2、P3の関係は、図4に示すように、右肩上がりの部分にある場合と、熱電モジュール12の最高出力付近にある場合と、左肩下がりの部分にある場合の3種類の場合となるので、それぞれの場合の最大出力となる目標動作電流を設定するしている。従って、熱電モジュール12の熱劣化等が発生しても最適な動作電流で熱電モジュール12を動作させることができる。
また、短絡電流Isの1/2を求めることで、熱電モジュール12の最大出力となる目標動作電流に容易に近づかせることができるので、短時間に最適な動作電流を求めることができる。そして、これによって、熱電モジュール12の発電特性に高速に追従させることができる。また、高速追従させることができることによって、熱電モジュール12の平熱時の回収効率を向上することができる。
さらに、高価な温度センサを用いることなく最適な動作電流を求めることができるので、低コスト化を実現することができると共に、自動車への搭載性を向上することができる。
[第2実施形態]
続いて、本発明の第2実施形態に係わる熱電発電装置について説明する。
本発明の第2実施形態に係わる熱電発電装置の基本構成は、第1実施形態と同一であるため詳細な説明を省略する。
第1実施形態では、熱電モジュール12の短絡電流Isを測定して、目標動作電流を設定するようにしたが、第2実施形態では、短絡電流Isを測定する際に、スイッチング素子S0をデューティ制御するようにしたものである。
図5は、本発明の第2実施形態に係わる熱電発電装置10のコントローラ16で行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まずステップ200では、スイッチング素子S0がデューティ比A%で作動されてステップ202へ移行する。なお、本実施形態では、デューティ比は50%とするが、これに限るものではない。
ステップ202では、平均電流Iが検出される。すなわち、スイッチング素子S0がデューティ比A%で作動されることにより、短絡と開放とが交互に行われるので、電流センサ18によって検出される検出値の平均値が検出される。
続いて、ステップ204では、最適動作電流Itが算出されてステップ206へ移行する。最適動作電流Itの算出は、図6に示すように、平均電流Iに対する最適動作電流Itの特性をデューティ比毎にマップとしてコントローラ16に予め記憶しておき、当該マップから最適動作電流Itを算出する。マップにおける最適動作電流は、スイッチング素子S0をデューティ制御した場合に検出される平均電流Iに対応する第1実施形態における短絡電流Isの1/2の値である。
ステップ206では、目標動作電流Itgtが算出した最適動作電流Itに設定される。
次に、ステップ208では、T1時間経過したか否か判定される。該判定は、目標動作電流Itgtを設定してから熱電モジュール12が応答するために必要な時間T1経過したか否かを判定し、該判定が肯定されるまで待機してステップ210へ移行する。
ステップ210では、目標動作電流Itgtの時の熱電モジュール12の電圧が電圧検出回路20によって検出され、検出された電圧から電力(P1=Itgt×ΔI)が計算されて、算出された電力P1がコントローラ16に記憶されれる。
続いて、ステップ212では、動作電流が予め定めた値(ΔI)大きくなるように動作電流が変更される。すなわち、動作電流Itgt=Itgt+ΔIとなる。
ステップ214では、T1時間経過したか否か判定される。該判定は、目標動作電流Itgtを設定してから熱電モジュール12が応答するために必要な時間T1経過したか否かを判定し、該判定が肯定されるまで待機してステップ216へ移行する。
ステップ216では、変更された目標動作電流Itgtの時の熱電モジュール12の電圧が電圧検出回路20によって検出され、検出された電圧から電力(P2=Itgt×ΔI)が計算されて、算出された電力P2がコントローラ16に記憶されれる。
次に、ステップ218では、動作電流が予め定めた値(2ΔI)小さくなるように動作電流が変更される。すなわち、動作電流Itgt=Itgt−2ΔIとなる。
ステップ220では、T1時間経過したか否か判定される。該判定は、目標動作電流Itgtを設定してから熱電モジュール12が応答するために必要な時間T1経過したか否かを判定し、該判定が肯定されるまで待機してステップ222へ移行する。
ステップ222では、変更された目標動作電流Itgtの時の熱電モジュール12の電圧が電圧検出回路20によって検出され、検出された電圧から電力(P3=Itgt×ΔI)が計算されて、算出された電力P3がコントローラ16に記憶される。
次に、ステップ224では、上述のように算出されてコントローラ16に記憶された電力P1、P2、P3を比較してP1が最も大きい値か否か判定され、該判定が肯定された場合にはステップ226へ移行して、目標動作電流ItgtをItgt=Itgt+ΔIに設定してステップ232へ移行する。
一方、ステップ224の判定が否定された場合にはステップ228へ移行して、電力P3が電力P2より大きいか否か判定され、該判定が肯定された場合には、目標動作電流Itgtを現在の値のままとして、ステップ232へ移行する。
また、ステップ228の判定が否定された場合にはステップ230へ移行して、目標動作電流ItgtをItgt=Itgt+Δ2Iに設定してステップ232へ移行する。
そして、ステップ232では、設定された目標動作電流Itgtとなるようにスイッチング素子S0のオンオフが制御され、ステップ208に戻って上述の処理が繰り返される。なお、一連の処理の終了は、例えば、イグニッションスイッチがオフされた時等に終了される。
このように、第2実施形態では、第1実施形態に対して最初の4ステップ(ステップ200〜206)が異なるのみであり、第2実施形態ではスイッチング素子S0をデューティ制御している。このように制御しても第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、本実施形態では、スイッチング素子S0をデューティ制御した時の平均電流で目標動作電流を決定しているので、第1実施形態に比べてより動作電流を小さくできる。すなわち、第1実施形態では、短絡電流Isを検出する際には、電流値が大きいため電流測定系のダイナミックレンジを大きくとる、或いは電流の流れる配線容量に余裕を持つ等の配慮が必要であったが、第2実施形態では、スイッチング素子S0をデューティ制御することで、この問題を解決することができる。
[第3実施形態]
続いて、本発明の第3実施形態に係わる熱電発電装置について説明する。
本発明の第3実施形態に係わる熱電発電装置の基本構成は、第1実施形態と同一であるため詳細な構成の説明を省略する。
第1実施形態では、熱電モジュール12の短絡電流Isを測定して、目標動作電流を設定するようにしたが、第3実施形態では、熱電モジュール12の開放電圧を測定し、開放電圧に基づいて目標動作電流を設定するようになっている。
詳細には、熱電モジュール12は、ある温度差ΔTを与えると発電する。この時の電流に対する電圧及び電力特性は、温度差ΔT毎に変化する特性となり、図7(A)に示すようになる。例えば、図7(A)に示すように、温度差が変化する毎に開放電圧がV1〜V4となり、それぞれの開放電圧に対応する短絡電流がI1〜I4となる。
そこで、本実施形態では、図7(B)に示すように、スイッチング素子S0を開放した時の開放電圧Vin−ocvに対する初期動作電流Iinitをマップとしてコントローラ16に記憶し、記憶されたマップを用いて、開放電圧Vin−ocvから初期電流Iinitを求めるようになっている。なお、初期電流Iinitは、第1実施形態における短絡電流Isの1/2に対応する値である。
図8は、本発明の第3実施形態に係わる熱電発電装置10のコントローラ16で行われる処理の流れの一例を示す図である。
まずステップ300では、スイッチング素子S0がオフされてステップ302へ移行する。
ステップ302では、コントローラに入力される開放電圧(Vin−ocv)が検出されてステップ304へ移行する。
ステップ304では、初期動作電流Iinitが算出されてステップ306へ移行する。初期動作電流Iinitは、上述したように、コントローラ16に記憶されたマップから求めることができる。
ステップ306では、目標動作電流Itgtが算出した初期動作電流Iinitに設定される。
次に、ステップ308では、T1時間経過したか否か判定される。該判定は、目標動作電流Itgtを設定してから熱電モジュール12が応答するために必要な時間T1経過したか否かを判定し、該判定が肯定されるまで待機してステップ310へ移行する。
ステップ310では、目標動作電流Itgtの時の熱電モジュール12の電圧が電圧検出回路20によって検出され、検出された電圧から電力(P1=Itgt×ΔI)が計算されて、算出された電力P1がコントローラ16に記憶されれる。
続いて、ステップ312では、動作電流が予め定めた値(ΔI)大きくなるように動作電流が変更される。すなわち、動作電流Itgt=Itgt+ΔIとなる。
ステップ314では、T1時間経過したか否か判定される。該判定は、目標動作電流Itgtを設定してから熱電モジュール12が応答するために必要な時間T1経過したか否かを判定し、該判定が肯定されるまで待機してステップ316へ移行する。
ステップ316では、変更された目標動作電流Itgtの時の熱電モジュール12の電圧が電圧検出回路20によって検出され、検出された電圧から電力(P2=Itgt×ΔI)が計算されて、算出された電力P2がコントローラ16に記憶されれる。
次に、ステップ318では、動作電流が予め定めた値(2ΔI)小さくなるように動作電流が変更される。すなわち、動作電流Itgt=Itgt−2ΔIとなる。
ステップ320では、T1時間経過したか否か判定される。該判定は、目標動作電流Itgtを設定してから熱電モジュール12が応答するために必要な時間T1経過したか否かを判定し、該判定が肯定されるまで待機してステップ322へ移行する。
ステップ322では、変更された目標動作電流Itgtの時の熱電モジュール12の電圧が電圧検出回路20によって検出され、検出された電圧から電力(P3=Itgt×ΔI)が計算されて、算出された電力P3がコントローラ16に記憶される。
次に、ステップ324では、上述のように算出されてコントローラ16に記憶された電力P1、P2、P3を比較してP1が最も大きい値か否か判定され、該判定が肯定された場合にはステップ326へ移行して、目標動作電流ItgtをItgt=Itgt+ΔIに設定してステップ332へ移行する。
一方、ステップ324の判定が否定された場合にはステップ328へ移行して、電力P3が電力P2より大きいか否か判定され、該判定が肯定された場合には、目標動作電流Itgtを現在の値のままとして、ステップ332へ移行する。
また、ステップ328の判定が否定された場合にはステップ330へ移行して、目標動作電流ItgtをItgt=Itgt+Δ2Iに設定してステップ332へ移行する。
そして、ステップ332では、設定された目標動作電流Itgtとなるようにスイッチング素子S0のオンオフが制御され、ステップ308に戻って上述の処理が繰り返される。なお、一連の処理の終了は、例えば、イグニッションスイッチがオフされた時等に終了される。
このように第3実施形態では、第1実施形態に対して最初の4ステップ(ステップ300〜306)が異なるのみであり、第3実施形態ではスイッチング素子S0を開放した時の開放電圧に基づいて目標動作電流を設定するようにしている。このように制御しても第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、第2実施形態では、スイッチング素子S0をデューティ制御した時の平均短絡電流を検出して、熱電モジュールの動作電流を演算するようにしたが、第3実施形態のように、開放電圧を検出するようにしてもよい。すなわち、第2実施形態のように、スイッチング素子S0をデューティ制御した時の平均開放電圧を検出して、平均開放電圧に対する最適動作電流の特性をマップとしてコントローラ16に予め記憶しておき、当該マップから検出した平均開放電圧に対応する最適電流を算出するようにしてもよい。この時の最適動作電流は、スイッチング素子S0をデューティ制御した場合に検出される平均開放電圧に対応する第1実施形態における短絡電流の1/2の値である。
本発明の第1実施形態に係わる熱電発電装置の構成を示す図である。 熱電モジュールの出力特性を示す図である。 本発明の第1実施形態に係わる熱電発電装置のコントローラで行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係わる熱電発電装置において、熱電モジュールの目標動作電流の設定を説明するための図である。 本発明の第2実施形態に係わる熱電発電装置のコントローラで行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 デューティ比毎の平均電流Iに対する最適動作電流Itの特性を示すグラフである。 (A)は温度差に応じて変化する熱電モジュールの特性を示す図であり、(B)は熱電モジュールの開放電圧Vin−ocvに対する初期電流Iinitの関係を示す図である。 本発明の第3実施形態に係わる熱電発電装置のコントローラで行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。
符号の説明
10 熱電発電装置
12 熱電モジュール
14 DC−DCコンバータ
16 コントローラ
18 電流センサ
20 電圧検出回路
S0 スイッチング素子

Claims (5)

  1. 熱を電力に変換して出力する熱電変換器と、
    前記熱電変換器から出力される電力の調整を行うためのスイッチング素子と、
    前記スイッチング素子がオフ状態の時の前記熱電変換器の開放電圧、前記スイッチング素子がオン状態の時の前記熱電変換器の短絡電流、又は前記スイッチング素子をオンオフ制御した時の前記熱電変換器の平均短絡電流又は平均開放電圧を検出する検出手段と、
    前記検出手段の検出結果に基づいて、前記熱電変換器の動作電流を演算する演算手段と、
    前記熱電変換器の出力が前記動作電流となるように前記スイッチング素子を制御する制御手段と、
    を備えた熱電発電装置。
  2. 前記演算手段は、前記検出手段が前記熱電変換器の開放電圧を検出する場合に、検出された開放電圧に対応する前記動作電流が予め定められたマップを用いて、前記動作電流を演算することを特徴とする請求項1に記載の熱電発電装置。
  3. 前記演算手段は、前記検出手段が前記短絡電流を検出する場合に、前記検出手段によって検出された前記短絡電流の半分の値を前記動作電流として演算することを特徴とする請求項1に記載の熱電発電装置。
  4. 前記演算手段は、前記検出手段が前記平均短絡電流又は平均開放電圧を検出する場合に、前記検出手段によって検出された前記平均短絡電流又は平均開放電圧に対応する前記動作電流が予め定められたマップを用いて、前記動作電流を演算することを特徴とする請求項1に記載の熱電発電装置。
  5. 前記演算手段によって演算された前記動作電流を予め定めた値だけ変更した時の電力を算出して、算出した電力が最大値となる電流値を動作電流に変更する変更手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の熱電発電装置。
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