JP2007009475A - 鍵管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 鍵収納部の数に関係なく、単一の駆動機構で、各鍵収納部のロック機構をON/OFF制御することが出来る鍵管理装置を提供する。
【解決手段】 鍵aを引っ掛ける鍵載置部2が横一列に複数配置されている鍵収納部1を有する鍵管理装置であって、前記鍵載置部毎に設けた、鍵の取り外しを禁止/許可するロック機構と、前記鍵載置部毎のロック機構を、ロックON又はロックOFFに駆動させる一つの駆動部11と、使用者が有する識別情報を読み取る読取部3と、前記複数の鍵載置部のうち前記読取部により読み取られた識別情報に対応する鍵載置部のロック機構のみをロックOFFとするよう前記駆動部を制御する制御手段とを設けた。
【選択図】 図2

Description

本発明は、複数の鍵の貸し出しを管理する鍵管理装置に関し、詳しくは各鍵について貸し出しを禁止/許可するロック機構を備えた鍵管理装置に関する。
複数の鍵の貸し出しを管理する鍵管理装置として、各鍵の収納部にソレノイドを設け、該ソレノイドを作動させることで各鍵の貸し出しを許可、或いは禁止するようなロック機構が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この鍵管理装置では、該装置に設けた鍵の収納部の数だけロック機構が設けられ、そのロック機構をON/OFFするソレノイド等の駆動機構がロック機構毎に装備されている。
従って、上記した従来装置では鍵の収納部の数だけ駆動機構が必要で、その為、装置はコストアップになり、装置全体としても複雑になる等の問題点を有している。
特開2003−242545号公報
本発明は上記した従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、簡単な駆動機構で、各鍵収納部のロック機構をON/OFF制御することが出来る鍵管理装置を提供することにある。
上記目的を達成する為に本発明の鍵管理装置は、鍵を引っ掛ける鍵載置部が横一列に複数配置されている鍵収納部を有する鍵管理装置であって、前記鍵載置部毎に設けた、鍵の取り外しを禁止/許可するロック機構と、前記鍵載置部毎のロック機構を、ロックON又はロックOFFに駆動させる一つの駆動部と、使用者が有する識別情報を読み取る読取部と、
前記複数の鍵載置部のうち前記読取部により読み取られた識別情報に対応する鍵載置部のロック機構のみをロックOFFとするよう前記駆動部を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする(請求項1)。
前記使用者が有する識別情報としては、例えば個人認証用IDカードであれば、その読取部としてIDカードリーダーが上げられる。
上記手段によれば、使用者の識別情報を読取部が読み取り、その読み取った情報を予め記憶設定されている情報と合致すると、必要とする鍵が引っ掛けられた鍵載置部のロック機構をロックを解除する為に駆動部が駆動され、所定の鍵載置部のロック機構のロックが解除される。従って、鍵を引っ掛ける鍵載置部が横一列に配置され、その鍵載置部毎にロック機構が設けられていても、一つの駆動部という簡単な駆動機構で多数の鍵載置部の管理を確実に行うことが出来る。
前記ロック機構は、前記一つの駆動部による軸の回転によりロックのON/OFFを切り替え制御する(請求項2)。一つの駆動部(モータ)によって回転させる軸の本数は、ロック機構の構造等により異なる。例えば、横一列に配置した多数の鍵載置部毎のロック機構をそれぞれ干渉させずに制御する為には、少なくとも2本以上であり、それぞれの軸を干渉させずに回転させるために、動力伝達経路に一方向クラッチ等を介在して回転の切り替えを行う。
上記手段によれば、多数のロック機構のON/OFFを一つの駆動部で制御できる為、構造を簡素化できる。
前記ロック機構は、例えば、鍵を引っ掛け保持する固定片と、その固定片の開放側を閉鎖する可動片とからなり、前記鍵載置部毎に設けられた前記固定片に対し可動片を接近させることで固定片に引っ掛け保持された鍵の取り外しを禁止するロックON、前記固定片に対し可動片を離間させることで鍵の取り外しを許可するロックOFFとなり、前記制御手段は、読取部により読み取った識別情報に基づき、前記複数の鍵載置部のうち、所定の鍵載置部のロック機構の可動片を離間させるよう前記駆動部を制御するようにする(請求項3)。
上記手段によれば、固定片に対して可動片を接近させることでロックON(施錠)、固定片から可動片を離間させることでロックOFF(解除)となる。よって、簡単なロック機構を構成できる。
更に具体的には、前記駆動部は、モータと、前記鍵載置部と平行に配置され、前記モータの回転方向に応じて回転する二本の軸とを有し、第一の軸には、軸の外周面に基部を固定し、先端を接線方向に向けて突出させた係止片が、前記複数の鍵載置部の長さ分設けられ、第二の軸には、前記鍵載置部と対応する円形部材が設けられ、該円形部材の外周の一部には前記鍵載置部毎の可動片から突出される凸部と嵌合し、前記可動片の離間を許可する為の凹部が各鍵載置部毎に異なる位置に設けられ、前記制御手段は、前記第一の軸を回転させる方向に前記モータを回転させることで、前記係止片の回動により該係止片が前記可動片に当接して該可動片を回動させ、係止片を所定位置で停止することで前記可動片を前記固定片に対し接近位置に位置させるよう前記モータの回転を制御し、更に、前記読み出された識別情報に対応する回転角度分だけ前記他方の軸を回転させることで、前記凹部と凸部とが対応して嵌合可能となり、且つ、前記所定位置で停止している第一の軸を回動させるよう前記駆動部を制御するようにする(請求項4)。
上記手段によれば、識別情報が合致するとモータが回転して第二の軸を所定角度分だけ回転させ、所定の鍵載置部の円形部材の外周に形成した凹部を、対応するロック機構の可動片に設けた凸部と対応させて嵌合可能とし、更にモータを回転して第一の軸を回転させ、該軸に設けた係止片を回動して前記可動片の支えを解除する。それにより、可動片は固定片から離間し、固定片に引っ掛け保持された鍵の取り外しが可能となる。即ち、ロック機構はOFF(解除)される。又、鍵が返却された場合は、解除状態に鍵載置部における固定片に鍵を引っ掛けると、その鍵載置部に対応するロック機構は駆動部の駆動で係止片が取付けられた第一の軸が初期位置へ回動して可動片を固定片に対し接近させ、固定片の開放側を閉鎖する。次に第二の軸を初期位置へ回動してロック状態が確立保持される。
即ち、駆動部のモータの回転方向と回転量をそれぞれの鍵載置部に応じて制御することで、一つの駆動部で多数の鍵載置部を確実に管理することが出来る。
又、前記鍵管理装置は前記鍵収納部を覆う扉と、該扉が閉じられたことを検知する検知手段と、前記駆動部における第一の軸に、前記可動片が固定片に対し接近した位置である初期位置を検知する第一の初期位置検知手段と、第二の軸に、該軸の回転の初期位置を検知する第二の初期位置検知手段とを有し、前記検知手段により扉の閉鎖が検知された場合、両方の軸を初期位置へ回転させるよう制御するようにしてもよい(請求項5)。
上記手段によれば、鍵載置部が並設された鍵収納部に扉が設けられ、その扉の閉鎖状態が検知手段で検知されると、前記ロック機構のON/OFFを制御する駆動部の2本の軸が夫々初期位置へ回動され、ロックON状態が確立される。従って、次の鍵の貸し出しの為の識別情報の読み取り等があった場合、駆動部のモータを駆動して二本の軸を回転し、ロックONをロックOFFにする回転制御を容易に行うことができる。
本鍵管理装置に使用する鍵は、少なくとも固定片に対して引っ掛けることが出来る孔を有するか、或いはリング等が取り付けられていればよい。しかし、前記鍵に、鍵を識別するICタグを取付け、その鍵に付されているICタグの情報を読み取る第二の読取部と、該第二の読取部が読み取った情報を報知する報知手段とを、鍵管理装置に装備してもよい(請求項6)。報知手段としては、表示盤による表示、或いは音声による報知等が挙げられる。又、鍵に付属させるICタグとしては、RFID(Radio Frequency Identification)タグを使用し、第二の読取部としては、例えば、ICタグリーダを使用することができる。
上記手段によれば、鍵に取り付けられたICタグの情報が鍵管理装置に装備した第二の読取部で読み取られるため、鍵の有無を報知手段によって容易に把握、管理することが出来る。
本発明の鍵管理装置は請求項1記載の構成により、複数の鍵が収納され管理される鍵管理装置でも、一つの駆動部という簡単な駆動機構で横一列に並設された複数の鍵載置部の対応するロック機構を個々に制御することが出来る。従って、装置のコストダウンを図ることができると共に、駆動部が一つである為、構造を簡素化できる。しかも、識別情報によって特定される鍵載置部のロック機構のみがロックOFF(解除)されるので、不正に鍵が持ち出されるのを確実に防止できる。
又、請求項2記載の構成により、横一列に並設された複数の鍵載置部毎に設けられたロック機構を、これと平行に配置した軸を回転して該ロック機構を制御できる為、構成を簡素化でき、コストダウンを図ることができる。
更に、請求項3記載の構成により、一つの駆動部で、複数の並設されたロック機構を、それぞれ干渉すること無く、ロックON、ロックOFFの制御を確実に行うことができる。
又、請求項4記載の構成により、一つの駆動部(モータ)の回転方向と回転量を制御することで、所定の鍵の取り出しを制御することが出来る。
また、請求項5記載の構成により、鍵収納部の扉が閉鎖され、それが検知手段で検知されると、第一の軸が初期位置へ回転されて可動片は固定片に接近配置され、返却された鍵は取出し不能となる。そして、第二の軸も初期位置へ回転されるため、次の鍵の貸し出し時におけるロックOFF(解除)のための、2本の軸の回転量の制御が容易となる。
更に、請求項6記載の構成により、鍵毎に設けられたICタグの情報が、鍵管理装置に装備された読取部で読み取られ、且つその旨が報知されるので、鍵の管理(有無)容易に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態の一例を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る鍵管理装置Aの全体を示す外観図で、鍵aを引っ掛ける鍵載置部2が横一列に配置されたユニットが複数ユニット(図面は2個のユニットを示す)収納された鍵収納部1と、その鍵収納部1の側部に、使用者の識別情報(個人認証用IDカード)を読み取るIDカードリーダー3、及びIDカードリーダー3に読み込ませる他に、暗証番号、社員番号等、使用者を特定する情報を入力したり、機器の操作(印刷表示、状態表示など)を行う操作パネル(操作部)4と、その操作パネル4の上方位置に機器の操作を表示したり、機器の状態を表示する表示部5が配置されて構成されている。鍵aにはICタグ(RFIDタグ)6が取り付けられている。
鍵収納部1は、ICタグ6を取り付た鍵aを引っ掛け保持する鍵載置部2を横一列に多数並設したユニットが、上下二段に配置され、その鍵載置部1の前方には扉7が開閉可能に取り付けられると共に、該扉7はIDカードリーダー3による使用者の個人認証用IDカードの読み取り、或いは操作パネル4からの暗証番号、社員番号等の入力によりロックが解除されて開くように構成されている。
前記扉7の開閉を制御するロック手段としては、電磁ソレノイド(図示省略)を使用し、前記IDカードリーダー3による識別情報の読み取り、或いは操作パネル4による暗証番号、社員番号等の入力により電磁ソレノイドが作動して扉7のロックが解除され、手動で開閉が可能となる。
又、前記扉7と対応する箇所には該扉7が閉鎖されたことを検知する検知手段(センサ)8が設けられ、該検知手段(センサ)8の検知信号の出力により、後述する駆動部の第一の軸18と第二の軸19の回転が制御されるように構成されている。
前記鍵収納部1に収容配置される鍵載置部2は、ICタグ6を取り付けた鍵aを引っ掛け保持する断面略L字状の固定片2aで構成され、その固定片2aは後述するロック機構及びそのロック機構を作動させる駆動部を収容する横長のケース2bの外表面に、長手方向に等間隔をおいて固着されている。
固定片2aに対する鍵aの引っ掛けは、鍵a自体に開設された穴を利用して引っ掛けてもよいが、本実施例においては鍵aにICタグ6を取り付けている為、そのICタグ6に形成した穴6aによって引っ掛け保持する。
前記鍵載置部2の固定片2aに引っ掛けられた鍵aの取り外しを禁止/許可するロック機構9は、前記固定片2aの開放側(上方)を閉鎖又は開放する可動片10で構成されている。そして、各固定片2aに対応して設けられる可動片10は、一つの駆動部11の駆動で固定片2aに対し接近、又は固定片2aから離間するよう制御される。
前記ロック機構9は、図3及び図4に示すように、断面略T字形に形成した可動片10を、逆T字状に向けて前記ケース2b内に収容し、水平片10aの後部を該ケース2b内の支持部12に軸14で回動可能に軸支し、水平片10aの先部はケース2bの前面に開設した窓孔13を貫通して前方に突出され、その水平片の先端は略直角下向きに屈曲されて前記固定片2aの上方開放部を開閉するように構成されている。
又、可動片10の水平片10aの中程位置から上方に向けて起立する起立片10bの上端はケース2b内の上部とに亘ってスプリング15が張設され、そのスプリング15の張力によって可動片10は常に固定片2aから離間する方向に付勢されている。尚、スプリング15の張力で固定片2aから離間する方向に付勢される可動片10は、窓孔13の上側孔縁に水平片10aが当接して、離間方向への回動が規制されている。
更に、可動片10の水平片10aの側部には、凸部16が突設され、後述する駆動部11と対応して該可動片10の回動が制御されるようになっている。
上記ロック機構9の可動片10を、スプリング15の張力に抗して固定片2aの上方を閉鎖する接近位置、又は固定片2aの上方を開放する離間方向に移動させる駆動部11は、ステッピングモータ17とそのステッピングモータ17によって回転される第一の軸18、及び第二の軸19、更に前記第一の軸18の外周面に固着した係止片20、及び第二の軸19の周面に前記ロック機構9の可動片10の凸部16と対応させて固着した円形部材21とで構成されている。
第一の軸18と第二の軸19は、横一列に並設した多数の鍵載置部2をカバーする長さを有し、前記鍵載置部2と平行に配置され、その第一の軸18と第二の軸19はケース2bの外に設置した一個のステッピングモータ17によって別々に駆動回転されるように構成されている。
即ち、ステッピングモータ17の出力軸と第一の軸18、第二の軸19とをそれぞれタイミングベルト及び歯車伝達機構等の動力伝達機構23,23’で連繋し、それぞれの動力伝達経路内に、回転方向によって動力の伝達が断続される一方向クラッチが内蔵されている。それにより、ステッピングモータ17の回転方向により、第一の軸18と第二の軸の回転が切り替わり、第一の軸18が回転する時第二の軸19は停止し、逆に第二の軸19が回転する時第一の軸18は停止し、前記可動片10の回動が制御される。
前記第一の軸18には、少なくとも並設された鍵載置部2毎に対応配置したロック機構9の範囲をカバーする長さを有した係止片20が、長さ方向を該軸18に沿わせて基部を外周面に固着し、基部と反対側の先端は軸18の周面より接線方向に向けて突出されている。これにより、第一の軸18が回転することで係止片20も一体となって回転され、前記可動片10の起立片10bの後面に衝合して該可動片10を固定片2aと接近する方向に回動させる。即ち、ロック機構9の可動片10をロックONの状態にする。
又、前記第一の軸18には、前記可動片10が固定片2aに対し接近した位置(ロックON)に位置することを検知する第一の初期位置検知手段24が設けられている。
その第一の初期位置検知手段24は、第一の軸18に固定したスリット円盤24aと、そのスリット円盤24aを挟む位置に対向配置したセンサ24bとで構成されている。これにより、第一の軸18の回転角度が制御される。
第二の軸19には、鍵載置部2毎のロック機構9における可動片10に形成した凸部16と対応する位置に円形部材21が嵌着固定され、その円形部材21の周壁21aに前記凸部16が嵌脱する凹部22が切欠き形成されている。そして、鍵載置部2毎に対応して配置される円形部材21は、それぞれに形成された凹部22の位置が一致しないように、凹部22の位置を周方向にずらして固定されている。それにより、第二の軸19が所定角度回転して何れかの鍵載置部2の可動片10の凸部16が円形部材21の凹部22と嵌脱しうるように対応した場合、該軸19上の他の円形部材21の凹部22は可動片10の凸部16と対応せず、凸部16は円形部材21の周壁21aの内面に当接してロック状態が維持されている。
また、第二の軸19の回転は、鍵載置部2毎にロックOFF(解除)にするための回転角度(回転量)が異なる為、第二の軸19の回転の初期位置(基点)を設定する為に、該軸19に第二の初期位置検知手段25が設けられている。
その第二の初期位置検知手段25は、第二の軸19に固定したスリット円盤25aと、そのスリット円盤25aを挟む位置に対向配置したセンサ25bとで構成されている。従って、各鍵載置部2のロックOFF(解除)は、初期位置からの回転角度によって制御することが出来る。
更に、前記第一の軸18と第二の軸19は、鍵収納部1の前面に設けられえた扉7が閉鎖され、その閉鎖が前記検知手段8で検知された場合、両軸18,19が初期位置へ回転されるように構成されている。それにより、次回の鍵の持ち出し(貸し出し)/返却に伴うロック機構の解除を行う駆動部11の制御を容易に行うことが可能となる。
図5は上記した鍵管理装置Aの電気ブロック図で、各ブロックを制御するCPU26にバス27を介してROM28、RAM29、IDカードリーダー3、操作部4、表示部5、通信部30、ICタグリーダ31、モータ駆動部制御部32、ドア開閉部33が接続されて構成されている。
上記CPU26は、ROM28の制御プログラムに従って、RAM29のワークエリアを用いて処理を行うことにより各部を制御する。
上記ROM28には、CPU26が実行する、予め決められた制御プログラムが記憶されている。
上記RAM29は、CPU26がROM28の制御プログラムを実行するときに用いるワークエリアと、鍵毎に予め入力した鍵ファイル(プリセットデータファイル)や鍵履歴ファイルなどを備えている。
IDカードリーダー3は、個人認証用IDカードを認識し、権限認証を行うもので、鍵管理装置Aの鍵収納部1の前面に設けられた扉7を開ける際の認証を行う。
操作部4は、前記個人認証用IDカードをIDカードリーダー3で読み取って認証する他に、暗証番号、社員番号等を入力して権限認証を行なったり、機器の操作に使用する。
表示部5は、液晶表示器で構成され、機器の操作を表示したり、機器の状態を表示したりする。
通信部30は、上位システム(例えば、パーソナルコンピュータ等)と交信し、プリンタと接続してレポート印刷等を行う。
ICタグリーダ31は、鍵収納部1の背面などに装備され、鍵aに取り付けられたICタグ6との通信/非通信により、鍵aが鍵収納部1に存在するか否かを判断する。
モータ駆動部制御部32は、駆動部11を構成するステッピングモータ17の回転方向及び回転角度等が鍵a毎に設定されている。
ドア開閉部33は、鍵収納部1の扉7の開閉を制御するロック手段(例えば、電磁ソレノイド)を作動するもので、前記IDカードリーダー3の認証或いは操作部4からの暗証番号、社員番号の入力によって作動される。
尚、本装置には上記構成の他に、鍵の持出/返却ログを保存するCFカードスロット、操作を音声で指示する音声ガイダンス、鍵管理装置Aを複数接続する場合に使用するシリアルポートなどを設けてもよい。
図6は鍵履歴ファイルの内容を示し、鍵の識別番号、鍵の所属部署名、鍵の有/無、鍵の持ち出し者、持ち出し時刻、鍵の返却者、返却時刻が記憶される。
例えば、鍵管理装置Aの扉7を開ける際にIDカードリーダー3に個人認証用IDカード34をかざして読み込まれた情報により、持ち出し者/返却者を識別し、ICタグリーダ31が鍵aに付属しているICタグ6と通信し、各鍵を識別する識別番号が読み出された場合は鍵の返却と判断し、IDカードリーダー3で読み込まれた情報(個人認証)を返却者とし、その時間と共に記憶する。
又、ICタグリーダ31が鍵aに付属しているICタグ6と非通信になった場合は、その非通信になった識別番号の鍵に対して持ち出しと判断し、IDカードリーダー3で読み込まれた情報(個人認証)を持ち出し者とし、その時間と共に記憶する。
そして、この鍵管理ファイル自体は、通信部30を介して接続されるパーソナルコンピュータ(図示省略)で管理され、パーソナルコンピュータに同ファイルが表示されることで、各鍵の管理状況が一目で分かる。
図7は、鍵ファイルの内容を示し、個人認証用IDカード34の識別番号に対応して、どの部署の鍵か、第二の軸19を回転させるステッピングモータ17のパルス数などがRAM29に記憶されている。
次に、前記鍵管理装置Aによる鍵aの持ち出し(貸し出し)/返却の管理を図8のフローチャート図に基づいて説明する。
S1…使用者が提示した個人認証用IDカード34をIDカードリーダー3にかざして情報を読み取らせる。
S2…S1で読み取られた識別番号が鍵ファイルに存在するかを判断する。つまり、IDカードリーダー3(読取部)により読み取られた識別情報に基づいて、ロック機構9をON/OFFする駆動部を作動させるか否かを判断する。そして、作動可と判断された場合、即ち識別番号があれば(YESの場合)鍵収納部1の扉7の開閉部33が解除され、手動で扉7を開くことが可能となる。そして、該識別番号に基づくその鍵を使用する部署名(又は氏名)、第二の軸19に装備された円形部材21の凹部22を、初期位置から可動片10の凸部16と対応する位置までステッピングモータ17を何度回転させるかのパルス数等が鍵ファイルから読み出され、RAM29に一時記憶される。NOの場合は、所定回数の読み取りを繰り返す。そして、読み取りを繰り返しても識別番号が無いと判断された場合は、エラーメッセージを表示器に表示させるようにしてもよい。
S3…S2で読み取られた個人認証用IDカード34の識別番号に対応する第二の軸19を回転させるパルス数分だけ駆動部11のステッピングモータ17を回転させる。それにより、第二の軸19が回転して前記識別番号と対応する鍵載置部2の可動片10に設けられた凸部16と円形部材21の凹部22が対応する(図9(b)参照)。
S4…次に第一の軸18が一定量回転される。第一の軸18は係止片20が可動片10に衝合して該可動片10を固定片2aと接近する位置(ロックON)である初期位置に停止しているため、第一の軸18が矢印方向に回転することで前記可動片10の弾発回動が可能となり、固定片2aから離間する方向に回動を開始する(図9(c)参照)。
S5…前記可動片10が固定片2aから離間して、固定片2aと可動片10のロックONが解除される(図9(d)参照)。これにより、鍵載置部2の固定片2aに引っ掛けられていた鍵aの取り出し、又は持ち出していた鍵aの返却が可能になる。
S6…鍵載置部2の固定片2aから鍵を取り出し、又は鍵を固定片2aに引っ掛け返却した後、扉7を閉めその扉7の閉鎖が検知手段8で検知されると、ステッピングモータ17が回転して第一の軸18を初期位置へ回転させ、可動片10が固定片2aに対し接近したロックONの状態にした後、第二の軸19が初期位置まで回転される。尚、第一の軸18及び第二の軸19がそれぞれ初期位置に到達したか否かは、初期位置検知手段24,25で検知される。
S7…鍵収納部1の背面に装備したICタグリーダ31が無線信号を受信できない場合、つまり鍵aに付属されたICタグ6がICタグリーダ31の発生する無線フィールド(鍵管理装置)から出て行った場合、CPU26は鍵aが持ち出されたと判断し、鍵管理ファイルの当該識別番号の持ち出し者フラグへS1で記憶した部署名(氏名)を、そしてその時、装置が有している時計機能から読み出される時刻を記憶させる。
又、ICタグリーダ31が新たに信号を受信した場合は、つまり鍵に付属されたICタグ6がICタグリーダ31の発生する無線フィールド内に入ってきて、無線信号により、ICタグ6に電力が供給される。そして、無線信号を介してICタグリーダ31からコマンドが送信され、ICタグ6がコマンドを受け取り、コマンドを解釈し、自分が持っているIDデータを無線信号でICタグリーダ31へ送信する。これにより、CPU26は鍵が返却されたと判断し、鍵管理ファイルの当該識別番号の返却者フラグへS1で記憶した部署名(氏名)を、そしてその時、装置が有している時計機能から読み出される時刻を記憶させる。
尚、本鍵管理装置のRFID(Radio Frequency Identification)システムでは、所謂アンチコリジョン機能を搭載しているので、同一空間に存在する複数のICタグが読み込まれるような場合でも、信号のコリジョンを回避することが出来る。
図10は、鍵収納部1に鍵載置部2を横一列に並設したユニットが上下に二列配置された場合、一つのモータの回転力を動力伝達機構を介して各ユニットに伝達できるように構成し、且つその動力伝達機構のプーリに電磁クラッチを使用することで、一つのモータから発生する動力を次段のユニットへ伝達するようにしてもよい。これにより、ユニット毎に前記したような一つの駆動部11を配置することなく、一つのモータで各ユニットのロック機構を制御することが出来る。
上記した実施の形態では、個人認証用IDカードをIDカードリーダーに読み込ませることで、個人認証を行い、鍵収納部の扉が開くようにしたが、個人認証用IDカードを読み込ませることに加えて、例えば暗証番号、社員番号等を操作部から入力させるようにしてもよい。
又、鍵ファイルで、予め氏名が入力されているような例を示したが、例えば個人認証用IDカードを読み込ませ、更に社員番号等を入力させることで社員等を特定し、予め決められた社員番号の人であれば、鍵収納部の扉が開くようにし、それ以外の人であれば、例え個人認証用IDカードの情報が読み込まれたとしても鍵収納部の扉のロックが解除されないようにしてもよい。これにより、個人認証用IDカードを紛失したような場合でも、鍵の不正入手を防ぐことが出来る。
又、鍵収納部には扉が無くてもよい。
本発明に係る鍵管理装置の実施の一例を示す一部切欠正面図。 鍵収納部の一部切欠拡大正面図。 図2の(3)−(3)線に沿える断面図。 同斜視図。 同装置の電気ブロック図。 鍵履歴ファイルの一例を示す図。 鍵ファイルの一例を示す図。 同装置のフローチャート図、 (a)はロック機構がONの状態を示す図、(b)は第二の軸がロックOFFの位置へ回転した状態を示す図、(c)は第一の軸が回転して可動片が固定片から離間する状態を示す図、(d)はロックOFFの状態を示す図。 複数のユニットを一つのモータで制御する構成を示す概略図。
符号の説明
A…鍵管理装置 a…鍵
1…鍵収納部 2…鍵載置部
2a…固定片 3…IDカードリーダー(読取部)
4…操作部 5…表示部
6…ICタグ(識別情報) 7…扉
8…検知手段 10…可動片
16…凸部 17…ステッピングモータ
18…第一の軸 19…第二の軸
20…係止片 21…円形部材
22…凹部 24…第一の初期位置検知手段
25…第二の初期位置検知手段 31…ICタグリーダ(第二の読取部)

Claims (6)

  1. 鍵を引っ掛ける鍵載置部が横一列に複数配置されている鍵収納部を有する鍵管理装置であって、
    前記鍵載置部毎に設けた、鍵の取り外しを禁止/許可するロック機構と、
    前記鍵載置部毎のロック機構を、ロックON又はロックOFFに駆動させる一つの駆動部と、
    使用者が有する識別情報を読み取る読取部と、
    前記複数の鍵載置部のうち前記読取部により読み取られた識別情報に対応する鍵載置部のロック機構のみをロックOFFとするよう前記駆動部を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする鍵管理装置。
  2. 前記ロック機構は、前記一つの駆動部による軸の回転によりロックのON/OFFが制御される請求項1記載の鍵管理装置。
  3. 前記ロック機構は、鍵を引っ掛け保持する固定片に対し該固定片の開放側を閉鎖又は開放する可動片からなり、
    前記鍵載置部毎に設けられた前記固定片に対し可動片を接近させることで固定片に引っ掛け保持された鍵の取り外しを禁止するロックON、前記固定片に対し可動片を離間させることで鍵の取り外しを許可するロックOFFとなり、
    前記制御手段は、読取部により読み取った識別情報に基づき、前記複数の鍵載置部のうち、所定の鍵載置部のロック機構の可動片を離間させるよう前記駆動部を制御することを特徴とする請求項1記載の鍵管理装置。
  4. 前記駆動部は、モータと、前記鍵載置部と平行に配置され、前記モータの回転方向に応じて回転する二本の軸とを有し、
    第一の軸には、軸の外周面に基部を固定し、先端を接線方向に向けて突出させた係止片が、前記複数の鍵載置部の長さ分設けられ、
    第二の軸には、前記鍵載置部と対応する円形部材が設けられ、該円形部材の外周の一部には前記鍵載置部毎の可動片から突出される凸部と嵌合し、前記可動片の離間を許可する為の凹部が各鍵載置部毎に異なる位置に設けられ、
    前記制御手段は、前記第一の軸を回転させる方向に前記モータを回転させることで、前記係止片の回動により該係止片が前記可動片に当接して該可動片を回動させ、係止片を所定位置で停止することで前記可動片を前記固定片に対し接近位置に位置させるよう前記モータの回転を制御し、
    更に、前記読み出された識別情報に対応する回転角度分だけ前記他方の軸を回転させることで、前記凹部と凸部とが対応して嵌合可能となり、
    且つ、前記所定位置で停止している第一の軸を回動させるよう前記駆動部を制御することを特徴とする請求項2叉は3記載の鍵管理装置。
  5. 前記鍵収納部を覆う扉と、
    該扉が閉じられたことを検知する検知手段と、
    前記駆動部における第一の軸に、前記可動片が固定片に対し接近した位置である初期位置を検知する第一の初期位置検知手段と、第二の軸に、該軸の回転の初期位置を検知する第二の初期位置検知手段とを有し、
    前記検知手段により扉の閉鎖が検知された場合、両方の軸を初期位置へ回転させるよう制御することを特徴とする請求項4記載の鍵管理装置。
  6. 前記鍵は、鍵を識別するICタグが取付けられた鍵で、
    前記鍵に付されているICタグの情報を読み取る第二の読取部と、
    該第二の読取部が読み取った情報を報知する報知手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項記載の鍵管理装置。
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