JP2006524247A - (+)−p−メンタ−2,8−ジエン−1−オールの製造方法 - Google Patents

(+)−p−メンタ−2,8−ジエン−1−オールの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006524247A
JP2006524247A JP2006510032A JP2006510032A JP2006524247A JP 2006524247 A JP2006524247 A JP 2006524247A JP 2006510032 A JP2006510032 A JP 2006510032A JP 2006510032 A JP2006510032 A JP 2006510032A JP 2006524247 A JP2006524247 A JP 2006524247A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
alkyl
amine
lewis acid
oxide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2006510032A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006524247A5 (ja
Inventor
ホン・グ
ジェイ・ケンドール・キルゴア
ジョン・アール・ドゥチェック
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mallinckrodt Inc
Original Assignee
Mallinckrodt Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mallinckrodt Inc filed Critical Mallinckrodt Inc
Publication of JP2006524247A publication Critical patent/JP2006524247A/ja
Publication of JP2006524247A5 publication Critical patent/JP2006524247A5/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D295/00Heterocyclic compounds containing polymethylene-imine rings with at least five ring members, 3-azabicyclo [3.2.2] nonane, piperazine, morpholine or thiomorpholine rings, having only hydrogen atoms directly attached to the ring carbon atoms
    • C07D295/04Heterocyclic compounds containing polymethylene-imine rings with at least five ring members, 3-azabicyclo [3.2.2] nonane, piperazine, morpholine or thiomorpholine rings, having only hydrogen atoms directly attached to the ring carbon atoms with substituted hydrocarbon radicals attached to ring nitrogen atoms
    • C07D295/08Heterocyclic compounds containing polymethylene-imine rings with at least five ring members, 3-azabicyclo [3.2.2] nonane, piperazine, morpholine or thiomorpholine rings, having only hydrogen atoms directly attached to the ring carbon atoms with substituted hydrocarbon radicals attached to ring nitrogen atoms substituted by singly bound oxygen or sulfur atoms
    • C07D295/096Heterocyclic compounds containing polymethylene-imine rings with at least five ring members, 3-azabicyclo [3.2.2] nonane, piperazine, morpholine or thiomorpholine rings, having only hydrogen atoms directly attached to the ring carbon atoms with substituted hydrocarbon radicals attached to ring nitrogen atoms substituted by singly bound oxygen or sulfur atoms with the ring nitrogen atoms and the oxygen or sulfur atoms separated by carbocyclic rings or by carbon chains interrupted by carbocyclic rings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C213/00Preparation of compounds containing amino and hydroxy, amino and etherified hydroxy or amino and esterified hydroxy groups bound to the same carbon skeleton
    • C07C213/04Preparation of compounds containing amino and hydroxy, amino and etherified hydroxy or amino and esterified hydroxy groups bound to the same carbon skeleton by reaction of ammonia or amines with olefin oxides or halohydrins
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C29/00Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C291/00Compounds containing carbon and nitrogen and having functional groups not covered by groups C07C201/00 - C07C281/00
    • C07C291/02Compounds containing carbon and nitrogen and having functional groups not covered by groups C07C201/00 - C07C281/00 containing nitrogen-oxide bonds
    • C07C291/04Compounds containing carbon and nitrogen and having functional groups not covered by groups C07C201/00 - C07C281/00 containing nitrogen-oxide bonds containing amino-oxide bonds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C2601/00Systems containing only non-condensed rings
    • C07C2601/12Systems containing only non-condensed rings with a six-membered ring
    • C07C2601/14The ring being saturated
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C2601/00Systems containing only non-condensed rings
    • C07C2601/12Systems containing only non-condensed rings with a six-membered ring
    • C07C2601/16Systems containing only non-condensed rings with a six-membered ring the ring being unsaturated

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(+)−リモネンオキシドを、少なくとも1種のアミンと、少なくとも1種のルイス酸の存在下で反応させ、アミン付加中間体を形成させることを含む、(+)−p−メンタ−2,8−ジエン−1−オールの製造方法。次いで、該アミン付加物を酸化し、N−オキシドを形成させ、それを熱分解して(+)−p−メンタ−2,8−ジエン−1−オールを形成させる。

Description

発明の詳細な説明
発明の分野
本申告(relation)は、エポキシド環の位置−および立体選択的開環方法に、より詳しくは、(+)−リモネンオキシドの(+)−p−メンタ(mentha)−2,8−ジエン−1−オールへの位置−および立体選択的変換に関する。
発明の背景
オキシラン化合物としても知られるエポキシド化合物は、活性医薬成分および薬物の合成において有用な中間体である。その固有の極性と3員環のひずみ(strain)のために、それらは多数の試薬と反応しやすい。特に関心があるのは、1,2−二置換生成物を形成するエポキシド環の立体選択的求核性攻撃である。
Δ−テトラヒドロカンナビノール(THC)は、大麻の生物学的活性成分の1つである。THC対する医薬的関心は、FDAがいくつかの治療適用を承認したために高まった。THCの既知製造方法の多くは、(+)−p−メンタ−2,8−ジエン−1−オールまたはその類似体を中間体として利用する。(+)−p−メンタ−2,8−ジエン−1−オールまたは類似体は、リモネンから、エポキシ環の開環を含む合成を介して製造できる。リモネンを(+)−p−メンタ−2,8−ジエン−1−オールに変換するための従来の方法は、リモネンを一重項酸素で酸化すること、および酵素反応を使用して変換することを含む。
(+)−p−メンタ−2,8−ジエン−1−オールを合成するための以前の方法には、商業的スケールの産生を試みる場合に、相当な欠点がある。これらの方法の多くは、かなりの中間体および最終生成物の異性体混合物の形成をもたらし、キラル分割を必要とする。従って、以前の方法は、商業的スケールにスケールアップするには高価および/または複雑すぎる。今日まで、(+)−p−メンタ−2,8−ジエン−1−オールまたはその類似体を産生するための既知の商業的方法はない。
従って、エポキシド環の開環のための位置−および立体選択的方法を提供し、それにより(+)−p−メンタ−2,8−ジエン−1−オールの位置−および立体選択的製造方法を提供するのが望ましい。
発明の要旨
本発明のある態様は、エポキシド環の位置−および立体選択的開環方法を提供することである。その方法は、エポキシド環を有する化合物を、少なくとも1種のアミンと、少なくとも1種のルイス酸の存在下で反応させることを含む。
本発明の他の態様は、(+)−p−メンタ−2,8−ジエン−1−オールおよびその類似体の製造方法を提供することである。好ましい実施態様では、その方法は、(+)−リモネンオキシドをアミンと、ルイス酸の存在下で反応させ、アミン付加中間体を形成させることを含む。所望のアミン付加中間体は、他の反応生成物に対して20:1よりも高い比で形成される。次いで、所望のアミン付加物を酸化し、N−オキシドを形成させ、それを熱分解して(+)−p−メンタ−2,8−ジエン−1−オールを形成させる。別の実施態様では、アミン付加物を酸塩に変換し、次いで塩基で加水分解して(+)−p−メンタ−2,8−ジエン−1−オールを形成させる。
これらはほんの2つの本発明の例示的態様にすぎず、本発明に関連する無数の態様を全て包含する列挙とみなすべきではない。これらおよび他の態様は、以下の開示に照らして当業者に明らかになるであろう。
発明の詳細な説明
エポキシド環の1個の炭素がさらに置換されているエポキシド環の位置−および立体選択的開環方法が提供される。そのようなエポキシド環を有する化合物を、ルイス酸の存在下でアミンと反応させる。エポキシド環の第二級アミンとの反応の化学は、当分野で知られている。しかしながら、エポキシドの酸素原子をキレートまたは錯体化するためにルイス酸触媒を導入することにより、エポキシド環の2個の炭素原子の部分的電荷が変化する。実験結果は、置換が少ない炭素が求核攻撃をより受けやすいことを示唆する。このことは、エポキシド環の位置−および立体選択的開環を可能にする。
この方法は、以下の通りに、(+)−p−メンタ−2,8−ジエン−1−オールおよびその類似体を製造するのに使用できる:
Figure 2006524247
Figure 2006524247
ここで、R、RおよびRは、H、アルキルまたはアリール基であり;
ここで、Rは、アルキル、アルケニルまたはアルコールである。
以下の(+)−p−メンタ−2,8−ジエン−1−オールの位置−および立体選択的製造方法の例において、以下の通りに本方法をより詳細に記載する:
Figure 2006524247
Figure 2006524247
ここで、R、RおよびRは、H、アルキルまたはアリール基である。
反応段階(a)は、(+)−リモネンオキシド(式(1b))のcisおよびtrans異性体の混合物を、少なくとも1つのアミンと、少なくとも1種のルイス酸の存在下で反応させることを含む。該アミンは第一級(ここで、RおよびRはHである);第二級(ここで、RはHである);または第三級であり得る。第一級アミンのR、第二級アミンのRおよびR並びに第三級アミンのR、RおよびRの選択は、R、RおよびRが、化学反応により、または立体構造的に、反応を妨害してはならないという点でのみ制限される。実用的な理由で、適するアミンには、R、RおよびRが炭素数約1ないし約6の低級アルキル基またはアリール基であるアミン類が含まれるが、これらに限定されるわけではない。
ルイス酸は、当分野で周知のように、完全な原子価の殻を持つには2電子足りない元素を含有するいかなる化合物であってもよい。適するルイス酸には、金属、第一級ハロゲン化物、アルキルおよびそれらのエーテル錯体を含む非プロトン性の酸が含まれるが、これらに限定されるわけではない。適するアルキル金属ハロゲン化物には、MRX(ここで、Rはアルキル、好ましくは炭素数1ないし6のものであり、Mは、II族金属を含むがこれらに限定されるわけではない金属であり、そしてXはハロゲン化物である)が含まれる。適するエーテル錯体には、式MOR(ここで、Mは金属であり、Rはアルキル、好ましくは炭素数1ないし6のものである)のものが含まれる。金属は典型的にはI族アルカリ金属から選択されるが、いかなる適する金属も利用し得る。本発明のある実施態様では、Mは、Li、KおよびNaから選択され、Rはメチル、エチル、プロピルまたはブチルから選択される。
段階(a)の反応生成物は、アミン付加物の式(2b)および式(3b)である。段階(a)は、(+)−リモネンオキシドと第一級または第二級アミンの反応の位置および立体選択性の有意な改善を導く。ただ1つの主要生成物である、所望の式(2b)が産生される。式(2b)は、式(3b)に対して20:1より高い比で形成される。ルイス酸はまた、反応を以前より低い温度で、典型的には30℃ないし80℃で実施することを可能にし、LiOAcをルイス酸として利用する実施態様では約50℃が好ましい。
本発明の他の利点は、(+)−trans−リモネンオキシドは反応せず、周知方法により容易に回収できることであり、それにより2つの(+)−リモネンオキシド異性体のジアステレオマー分離の手段を提供する。式(2b)のアミン付加中間体も、製造法および酸塩により容易に精製される。適する酸には、濃塩酸(37%)を使用するHCl塩が含まれるがこれに限定されるわけではない。
段階(b)では、式(2b)のアミン付加物を酸化し、式(4b)のN−オキシドを形成させる。好ましい実施態様では、式(2b)のアミン付加物を、例えば約30%ないし約50%の過酸化水素(H)などの過酸で、少なくとも1種のアルコールの存在下で酸化する。適するアルコールには、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノール、t−ブタノールおよび分枝、非分枝および環状のペンタノールおよびヘキサノールが含まれるがこれらに限定されるわけではない、実用的な理由から炭素数約1ないし約6のアルキルアルコールが含まれるが、これらに限定されるわけではない。この反応も、比較的低い温度で、利用されるアルコールがエタノールである場合、約50℃で、達成される。
段階(c)では、N−オキシド中間体の式(4b)を熱分解し、(+)−p−メンタ−2,8−ジエン−1−オールを産生させる。この第三級アミンオキシドを除去するための熱分解反応は、コープ(Cope)脱離として知られている。好ましい実施態様では、この熱分解は、トルエンを含む溶媒系の中で、低くとも約110℃の温度で、または与えられた実験条件下で熱分解反応が起こるであろう任意の温度で行う。別の実施態様では、この熱分解は、トルエン中、ゼオライトまたはシリカゲルなどの少なくとも1種の粒子性物質の存在下で行う。好ましい実施態様では、該粒子性物質は、SiOまたはモレキュラー・シーブである。
本発明の(+)−リモネンオキシドの(+)−p−メンタ−2,8−ジエン−1−オールへの変換の総括的収率は、典型的には約50%である。
アミン付加物を(+)−p−メンタ−2,8−ジエン−1−オールまたはその類似体に変換するための別の実施態様を、以下に例示説明する:
Figure 2006524247
ここで、RおよびRは、H、アルキルまたはアリールである;
ここで、R5は、H、アリールまたはアルキルである;
ここで、Rは、アルキル、アルケニルまたはアルコールである;そして、
ここで、Xはハロゲン化物である。
この別の方法を、以下の通りに、(+)−p−メンタ−2,8−ジエン−1−オールの製造について、下記の実施例でより詳細に記載する:
Figure 2006524247
式(2b)のアミン付加物は、RXと反応し、式(6b)の第4級の塩を形成する。次いでそれを塩基性条件下で加熱し、式(5b)の(+)−p−メンタ−2,8−ジエン−1−オールを形成する。ある適する実施態様では、下記に例示説明する通り、MeIを使用する。
Figure 2006524247
式(2b)のアミン付加物を式(6b)の第四級の塩に変換し、次いで加熱下で塩基性加水分解し、式(5b)の(+)−p−メンタ−2,8−ジエン−1−オールを形成させる。
以下の実施例は、本発明の方法を例示説明するために提示するものであり、本発明をいかようにも限定または定義することを意図していない。
実施例
実施例1
(1S,2S,4R)−2−(N−モルホリニル)−1−メチル−4−(1−メチルエテニル)−シクロヘキサノールの製造:
(+)−リモネンオキシド40.00g(0.26mol)をエタノール90mlに溶解し、250mlの3口丸底フラスコに入れた。無水酢酸リチウム(LiOAc)28g(0.42mol)を3分間かけて上記の混合物に少しずつ添加し、50℃で約30分間撹拌した。モルホリン22g(0.26mol)をEtOH30mlに溶解して澄んだ溶液を得たものを、添加用漏斗により、温度を60℃より低く維持するのに十分なほど遅い速度で、反応混合物に滴下して添加した。反応混合物を50℃で約16時間撹拌した。
反応完了の際、エタノールを反応混合物から真空下で留去し、淡黄色油状物を得た。次いで、油状物をクロロホルム200mlに再溶解し、得られた溶液を蒸留水100mlで2回、塩水100mlで1回洗浄し、最後に無水MgSOで乾燥させた。固体を濾過し、溶媒を真空下で除去し、淡黄色油状物を得た。反応生成物をHPLCで分析し、真正サンプルと比較した。結果は、反応生成物が多数の生成物IIと少数のIIIを含有することを示した。多数の生成物II(1S,2S,4R)−2−N−モルホリニル)−1−メチル−4−(1メチルエテニル)−シクロヘキサノールをイソプロパノール中での再結晶によりさらに精製した。
1H NMR δH (300 mHz, CHCl3): 1.15-1.32 (4H,m), 1.52 (3H,m), 1.73 (3H,s), 1.75 (3H,s), 2.05 (1H,s), 2.10 (1H,d), 2.51 (3H,m), 2.75 (2H,m), 3.7 (4H,m), 4.72 (1H,m), 4.9 (2H,dd). 13C NMR δH (300 mHz, CHCl3): 14.19, 20.90, 22.34, 25.12, 26.24, 35.71, 38.96, 45.37, 52.01, 60.24, 67.45, 72.68, 110.97, 145.44.
実施例2
(1S,2S,4R)−2−(N−モルホリニル)−1−メチル−4−(1−メチルエテニル)−シクロヘキサノールの製造
(1R)−trans−1−メチル−4−(1−メチルエテニル)−2−シクロヘキセン−1−オールを実施例1の通りに、反応中で酢酸リチウムの代わりに臭化リチウムを置き換えて合成した。式IおよびIIの類似の生成物混合物、IIのIIIに対する比は、1:20より大きい。生成物をイソプロパノール中での再結晶によりさらに精製および単離した。
実施例3
(1S,2S,4R)−2−(N−モルホリニル)−1−メチル−4−(1−メチルエテニル)−シクロヘキサノールの製造
(1S,2S,4R)−2−N−モルホリニル)−1−メチル−4−(1メチルエテニル)−シクロヘキサノールを実施例1の通りに、反応中で酢酸リチウムの代わりに塩化リチウムを置き換えて合成した。式IおよびIIの類似の生成物混合物、IIのIIIに対する比は、1:20より大きい。生成物をイソプロパノール中での再結晶によりさらに精製および単離した。
実施例4
(1S,2S,4R)−2−(N−モルホリニル)−1−メチル−4−(1−メチルエテニル)−シクロヘキサノールの製造
(1S,2S,4R)−2−N−モルホリニル)−1−メチル−4−(1メチルエテニル)−シクロヘキサノールを実施例1の通りに、反応中で酢酸リチウムの代わりに酸化アルミニウムを置き換えて合成した。式IおよびIIの類似の生成物混合物、IIのIIIに対する比は、20:1より大きい。生成物をイソプロパノール中での再結晶によりさらに精製および単離した。
実施例5
(1S,2S,4R)−1−メチル−4−(1−メチルエテニル)−2−(N−メチルベンジル)−シクロヘキサノール:
(+)−リモネンオキシド10.00gをエタノール90mlに溶解し、250mlの3口丸底フラスコに入れた。LiOAc水和物7gを上記の混合物に添加し、50℃で約30分間撹拌した。ベンジルメチルアミン20gをEtOH30mlに溶解し、反応混合物に10分間かけて滴下して添加した。反応混合物を50℃で約16時間連続的に撹拌した。溶媒を真空下で留去し、淡黄色油状物を得た。油状物をCHCl200mlに溶解し、溶液を水100mlで2回、塩水100mlで1回洗浄し、無水MgSOで乾燥させた。固体を濾過により除去し、溶媒を除去し、淡黄色油状物を得た。HPLC分析は、主要な生成物がIIであり、いくらかのIIIがあることを示した。(1S,2S,4R)−1−メチル−4−(1−メチルエテニル)−2−(N−メチルベンジル)−シクロヘキサノールを、そのHCL塩のイソプロパノール中での再結晶により精製した。
1H NMR δH (300 mHz, CHCl3): 1.53 (4H,m), 1.81 (3H,s), 1.92 (2H,m), 2.35 (1H,d), 2.90 (3H,s), 3.35 (3H,s), 3,70 (1H,d), 4.5 (2H,dd), 4.93 (2H,d), 7.3-7.7(5H,m). 13C NMR δH (300 mHz, CHCl3): 22.7, 24.5, 28.65, 39.3, 39.5, 49.8, 50.4, 73.9, 112.1, 128.3, 128.41, 129.8, 133.1, 133.4, 144.2, 165.0.
実施例6
(1S,2S,4R)−2−(N−ピペリジニル)−1−メチル−4−(1−メチルエテニル)−シクロヘキサノールの製造
(1S,2S,4R)−2−(N−ピペリジニル)−1−メチル−4−(1−メチルエテニル)−シクロヘキサノールを、実施例5に記載の通りに、ピペリジンをアミンとして利用して合成した。式IおよびIIの類似の生成物混合物、IIのIIIに対する割合は、1:20より大きい。生成物、(1S,2S,4R)−2−N−ピペリジニル)−1−メチル−4−(1−メチルエテニル)−シクロヘキサノールをイソプロパノール中での再結晶によりさらに精製および単離した。
実施例7
(1S,2S,4R)−2−(N−ピロリジニル)−1−メチル−4−(1−メチルエテニル)−シクロヘキサノールの製造
(1S,2S,4R)−2−(N−ピロリジニル)−1−メチル−4−(1−メチルエテニル)−シクロヘキサノールを、実施例5に記載の通りに、ピロリジンをアミンとして利用して合成した。式IおよびIIの類似の生成物混合物、IIのIIIに対する割合は、1:20より大きい。生成物、(1S,2S,4R)−2−N−ピロリジニル)−1−メチル−4−(1−メチルエテニル)−シクロヘキサノールをイソプロパノール中での再結晶によりさらに精製および単離した。
実施例8
(1S,2S,4R)−2−(N−ジイソプロピル)−1−メチル−4−(1−メチルエテニル)−シクロヘキサノールの製造
(1S,2S,4R)−2−(N−ジイソプロピル)−1−メチル−4−(1−メチルエテニル)−シクロヘキサノールを、実施例5に記載の通りに、ジイソプロピルアミンをアミンとして利用して合成した。式IおよびIIの類似の生成物混合物、IIのIIIに対する比は、20:1より大きい。生成物、(1S,2S,4R)−2−(N−ジイソプロピル)−1−メチル−4−(1−メチルエテニル)−シクロヘキサノールをイソプロパノール中での再結晶によりさらに精製および単離した。
実施例9
(1S,2S,4R)−2−(N−モルホリニル)−1−メチル−4−(1−メチルエテニル)−シクロヘキサノールN−オキシドの製造:
15gの実施例1または2由来の式(II)をEtOH30mlに溶解し、50%Hをゆっくりと30分間かけて添加した。反応混合物を50℃で約4時間撹拌し、反応の進行をHPLCでモニターした。HPLCで示されるIIからIVへの完全な変換の際に、触媒量の5%Pd/Cを反応混合物に添加し、未反応の過酸化水素を分解し、反応混合物を約1時間撹拌し続けた。反応混合物を過酸化物試験片で試験し陰性であった。触媒を濾過により除去し、溶媒を真空下で蒸発させ、白色固体を得た。
1H NMR δH (300 mHz, CHCl3): 1.15-1.32 (4H,m), 1.52 (3H,m), 1.73 (3H,s), 1.75 (3H,s), 2.05 (1H,s), 2.10 (1H,d), 2.51 (3H,m), 2.75 (2H,m), 3.7 (4H.m), 4.72 (1H,m), 4.9 (2H,dd). ). 13C NMR δH (300 mHz, CHCl3): 14.19, 20.90, 22.34, 25.12, 26.24, 35.71, 38.96, 45.37, 52.01, 60.24, 67.45, 72.68, 110.97, 145.44.
実施例10
(1R)−TRANS−1−メチル−4−(1−メチルエテニル)−2−シクロヘキセン−1−オールの製造:
式(VI)21g(0.08mol)およびトルエン265mlを、ディーンのトラップ(Dean's trap)および冷却器を備えた反応器に入れた。酸化シリカ5gを反応混合物に添加した。反応混合物を加熱し、約6時間還流させ、続いてHPLCを行った。反応完了の際、反応混合物を濾過し、溶媒を真空下で蒸発させ、暗色の油状残渣を得た。生成物、(1R)−trans−1−メチル−4−(1−メチルエテニル)−2−シクロヘキセン−1−オールを真空下、85℃での分留により淡黄色油状物として回収した。
[α]D=63.9℃ (c=0.325 CHCl3). 1H NMR δH (300 mHz, CHCl3): 1.28 (3H,s), 1.40-1.66 (4H,m), 1.73 (3H,s), 1.80-1.86 (1H,m), 2.67 (1H,m), 4.73 (1H,s), 4.78 (1H,s) 5.67 (1H,d,J=11 Hz), 5.68 (1H,d,J=11 Hz). 13C NMR δH (300 mHz, CHCl3): 20.81, 24.82, 29.35, 36.63, 43.42, 67.47, 110.55, 132.23, 133.92, 148.22.
実施例11
(1R)−TRANS−1−メチル−4−(1−メチルエテニル)−2−シクロヘキセン−1−オールの製造:
(1R)−trans−1−メチル−4−(1−メチルエテニル)−2−シクロヘキセン−1−オールを、実施例10の通りに、シリカゲルの代わりにモレキュラー・シーブ4Aを利用して合成した。HPLCは、副生成物がより少ない類似の反応生成物が得られたことを示した。上記の化合物は、分留により得られる無色油状物であった。
実施例12
(1R)−TRANS−1−メチル−4−(1−メチルエテニル)−2−シクロヘキセン−1−オールの製造:
(1R)−trans−1−メチル−4−(1−メチルエテニル)−2−シクロヘキセン−1−オールを、実施例10の通りに、シリカゲルの代わりにフロロジル(Florosil)を利用して合成した。反応終了時、HPLCは、類似の暗色の反応生成物混合物が得られたことを示した。上記化合物を分留により無色油状物として回収した。
前記から、当業者はエポキシ環の位置−および立体選択的開環方法が提供されることがわかるであろう。さらに、改良された(+)−リモネンオキシドからの(+)−p−メンタ−2,8−ジエン−1−オールの位置−および立体選択的製造方法が提供される。本発明の方法は、従来の方法より段階が少なく、高い割合の所望の中間体を産生し、それにより商業目的に容易かつ効率的にスケールアップできる方法を提供する。
本発明を詳細に記載したので、当業者は、本発明の改変を、その精神と範囲から逸脱することなくなし得ることがわかるであろう。従って、本発明の範囲が記載した特定の実施態様に限定されることは意図していない。むしろ、添付の特許請求の範囲およびそれらの均等物が本発明の範囲を決定すると意図している。

Claims (23)

  1. エポキシド環を有する化合物を、少なくとも1種のアミンと、少なくとも1種のルイス酸の存在下で反応させることを含む、エポキシド環の位置−および立体選択的開環方法。
  2. 少なくとも1種のルイス酸が、アルキル金属ハロゲン化物および金属アルキルエーテルからなる群から選択される、請求項1に記載の方法。
  3. (+)−p−メンタ−2,8−ジエン−1−オール類似体の製造方法であって、該方法が、
    Figure 2006524247
    ここで、RおよびRは、H、アルキルまたはアリールであり;
    ここで、Rは、アルキル、アルケニルまたはアルコールであり;
    ここで、段階(a)は、式(1a)を有する(+)−リモネンオキシド類似体を、少なくとも1種の式RNのアミンと、少なくとも1種のルイス酸の存在下で反応させて式(2a)および式(3a)を有するアミン付加物を形成させることを含み;
    ここで、段階(b)は、式(2a)のアミン付加物を酸化して式(4a)を有するN−オキシドを形成させることを含み;そして、
    ここで、段階(c)は、式(4a)のN−オキシドを熱分解して式(5a)の(+)−p−メンタ−2,8−ジエン−1−オール類似体を形成させることを含む、
    を含む方法。
  4. 少なくとも1種のルイス酸が、アルキル金属ハロゲン化物および金属アルキルエーテルからなる群から選択される、請求項3に記載の方法。
  5. (+)−p−メンタ−2,8−ジエン−1−オールの製造方法であって、該方法が
    Figure 2006524247
    Figure 2006524247
    ここで、R、RおよびRは、H、アルキルまたはアリール基であり;
    ここで、段階(a)は、式(1b)を有する(+)−リモネンオキシドを、少なくとも1種の式RNのアミンと、少なくとも1種のルイス酸の存在下で反応させ、式(2b)および式(3b)を有するアミン付加物を形成させることを含み;
    ここで、段階(b)は、式(2b)のアミン付加物を酸化して式(4a)を有するN−オキシドを形成させることを含み;そして、
    ここで、段階(c)は、式(4b)のN−オキシドを熱分解して式(5b)の(+)−p−メンタ−2,8−ジエン−1−オールを形成させることを含む、
    を含む方法。
  6. 少なくとも1種のアミンが、第一級アミン(ここで、Rは、アルキルまたはアリール基であり、RおよびRは、Hである);第二級アミン(ここで、RおよびRは、アルキルまたはアリール基であり、Rは、Hである);および第三級アミン(ここで、R、RおよびRは、アルキルまたはアリール基である)からなる群から選択される、請求項5に記載の方法。
  7. 少なくとも1種のルイス酸が、アルキル金属ハロゲン化物および金属アルキルエーテルからなる群から選択される、請求項5に記載の方法。
  8. 少なくとも1種のルイス酸が、式MOR(ここで、Mは金属であり、Rはアルキルである)を有する少なくとも1種のエーテルを含む、請求項5に記載の方法。
  9. 式(2b)のアミン付加物を少なくとも1種の過酸と反応させることにより式(2b)のアミン付加物を酸化して、式(4b)のN−オキシドを形成させることを含む、請求項5に記載の方法。
  10. 式(2b)のアミン付加物を少なくとも1種のアルコール中で過酸化水素と反応させることにより、式(2b)のアミン付加物を酸化して、式(4b)のN−オキシドを形成させることを含む、請求項5に記載の方法。
  11. 式(4b)のN−オキシドを、トルエンを含む溶媒系中、ゼオライトおよびシリカゲルからなる群から選択される少なくとも1種の粒子性物質の存在下で熱分解することを含む、請求項5に記載の方法。
  12. 式(2b)のアミン付加物を、濃酸との反応で式(2b)のアミン付加物の酸塩に変換することにより、式(2b)のアミン付加物を回収することをさらに含む、請求項5に記載の方法。
  13. (+)−p−メンタ−2,8−ジエン−1−オール類似体の製造方法であって、該方法が、
    Figure 2006524247
    Figure 2006524247
    ここで、R、RおよびRは、H、アルキルまたはアリール基であり;
    ここで、Rは、アルキル、アルケニルまたはアルコールであり;
    ここで、R5は、H、アルキルまたはアリールであり;
    ここで、Xはハロゲン化物であり;
    ここで、段階(a)は、式(1b)を有する(+)−リモネンオキシドを、少なくとも1種の式RNのアミンと、少なくとも1種のルイス酸の存在下で反応させ、式(2b)および式(3b)を有するアミン付加物を形成させることを含み;
    ここで、段階(b)は、式(2a)のアミン付加物を式(6a)の酸塩に変換することを含み;そして、
    ここで、段階(c)は、式(6a)を塩基加水分解して式(5a)の(+)−p−メンタ−2,8−ジエン−1−オール類似体を形成させることを含む、
    を含む方法。
  14. 少なくとも1種のアミンが、第一級アミン(ここで、Rは、アルキルまたはアリール基であり、RおよびRは、Hである);第二級アミン(ここで、RおよびRは、アルキルまたはアリール基であり、Rは、Hである);および第三級アミン(ここで、R、RおよびRは、アルキルまたはアリール基である)からなる群から選択される、請求項13に記載の方法。
  15. 少なくとも1種のルイス酸が、アルキル金属ハロゲン化物および金属アルキルエーテルからなる群から選択される、請求項13に記載の方法。
  16. Xがヨウ化メチルである、請求項13に記載の方法。
  17. 少なくとも1種のルイス酸が、式MOR(ここで、Mは金属であり、Rはアルキルである)を有する少なくとも1種のエーテルを含む、請求項13に記載の方法。
  18. (+)−p−メンタ−2,8−ジエン−1−オールの製造方法であって、該方法が、
    Figure 2006524247
    ここで、R、RおよびRは、H、アルキルまたはアリール基であり;
    ここで、R5は、H、アルキルまたはアリールであり;
    ここで、Xはハロゲン化物であり;
    ここで、段階(a)は、式(1b)を有する(+)−リモネンオキシドを、少なくとも1種の式RNのアミンと、少なくとも1種のルイス酸の存在下で反応させて式(2b)および式(3b)を有するアミン付加物を形成させることを含み;
    ここで、段階(b)は、式(2b)のアミン付加物を式(6b)の酸塩に変換することを含み;そして、
    ここで、段階(c)は、式(6b)を塩基加水分解して式(5b)の(+)−p−メンタ−2,8−ジエン−1−オールを形成させることを含む、
    を含む方法。
  19. 少なくとも1種のアミンが、第一級アミン(ここで、Rは、アルキルまたはアリール基であり、RおよびRは、Hである);第二級アミン(ここで、RおよびRは、アルキルまたはアリール基であり、Rは、Hである);および第三級アミン(ここで、R、RおよびRは、アルキルまたはアリール基である)からなる群から選択される、請求項18に記載の方法。
  20. 少なくとも1種のルイス酸が、アルキル金属ハロゲン化物および金属アルキルエーテルからなる群から選択される、請求項18に記載の方法。
  21. XがMeIである、請求項18に記載の方法。
  22. 少なくとも1種のルイス酸が、式MOR(ここで、Mは金属であり、Rはアルキルである)を有する少なくとも1種のエーテルを含む、請求項18に記載の方法。
  23. (+)−cis−リモネンオキシドおよび(+)−trans−リモネンの混合物のジアステレオマー分離方法であって、
    該混合物を、ルイス酸の存在下でアミンと反応させること;および、
    該アミンと反応しない(+)−cis−リモネンオキシドを回収すること、
    を含む方法。
JP2006510032A 2003-04-24 2004-04-14 (+)−p−メンタ−2,8−ジエン−1−オールの製造方法 Withdrawn JP2006524247A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US46504603P 2003-04-24 2003-04-24
PCT/US2004/011509 WO2004096740A2 (en) 2003-04-24 2004-04-14 Process for preparation of (+)-p-mentha-2,8-diene-1-ol

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006524247A true JP2006524247A (ja) 2006-10-26
JP2006524247A5 JP2006524247A5 (ja) 2007-05-17

Family

ID=33418173

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006510032A Withdrawn JP2006524247A (ja) 2003-04-24 2004-04-14 (+)−p−メンタ−2,8−ジエン−1−オールの製造方法

Country Status (8)

Country Link
US (1) US7323607B2 (ja)
EP (1) EP1660421A2 (ja)
JP (1) JP2006524247A (ja)
CN (1) CN1777569A (ja)
AU (1) AU2004234350A1 (ja)
CA (1) CA2523419C (ja)
MX (1) MXPA05011292A (ja)
WO (1) WO2004096740A2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023038912A (ja) * 2021-09-07 2023-03-17 旭富製藥科技股▲分▼有限公司 テルペノイドアミノアルコール誘導体を精製するための方法

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009536623A (ja) 2006-04-24 2009-10-15 アラーガン、インコーポレイテッド 眼圧降下剤としてのアブノーマル・カンナビジオール化合物
CN112661656B (zh) * 2020-12-19 2022-05-20 浙江新和成股份有限公司 (1s,4r)-1-甲基-4-(1-甲基乙烯基)-2-环己烯-1-醇的制备方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3538164A (en) 1968-02-08 1970-11-03 Reynolds Tobacco Co R Synthesis of dihydrocarvone
US3814733A (en) 1970-07-27 1974-06-04 Smc Corp Isomerization of(+)-trans-2,3-epoxy-ciscarane to(+)-cis-2,8-p-methadiene-1-ol
US3734930A (en) 1971-09-22 1973-05-22 R Razdan Direct synthesis of ({31 )-trans-{66 {11 tetrahydrocannabinol from olivetol and ({30 )-trans-{66 {11 -carene oxide
US4025516A (en) 1975-06-23 1977-05-24 The John C. Sheehan Institute For Research, Inc. Process for the preparation of (-)-6a,10a-trans-6a,7,8,10a-tetrahydrodibenzo[b,d]-pyrans
IL48824A (en) 1976-01-12 1980-05-30 Yissum Res Dev Co Pharmaceutical compositions containing (3s,js) tetrahydrocanabinol derivatives and some novel compounds of this type
US4296257A (en) 1980-01-07 1981-10-20 Scm Corporation Process for producing dihydrocarvone geometric isomers
CH646933A5 (fr) 1981-05-04 1984-12-28 Firmenich & Cie Procede pour la preparation de (+)-p-mentha-2,8-diene-1-ol.
US6262278B1 (en) 1995-03-14 2001-07-17 President And Fellows Of Harvard College Stereoselective ring opening reactions
US5777137A (en) 1995-11-01 1998-07-07 University Of Florida Pancratistatins and processes for their production

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023038912A (ja) * 2021-09-07 2023-03-17 旭富製藥科技股▲分▼有限公司 テルペノイドアミノアルコール誘導体を精製するための方法
JP7367147B2 (ja) 2021-09-07 2023-10-23 旭富製藥科技股▲分▼有限公司 テルペノイドアミノアルコール誘導体を精製するための方法

Also Published As

Publication number Publication date
US7323607B2 (en) 2008-01-29
CA2523419A1 (en) 2004-11-11
EP1660421A2 (en) 2006-05-31
US20060084828A1 (en) 2006-04-20
MXPA05011292A (es) 2006-01-24
WO2004096740A3 (en) 2005-06-02
WO2004096740A2 (en) 2004-11-11
CN1777569A (zh) 2006-05-24
AU2004234350A1 (en) 2004-11-11
CA2523419C (en) 2012-05-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09316072A (ja) パロキセチンの製造方法
JP2567430B2 (ja) カルビノール誘導体及びその製造方法
EP0372635B1 (en) Method of preparing dialkyl and diallyl dicarbonates
EP0147472B1 (en) 4-chloro-4-methyl-5-methylene-1,3-dioxolan-2-one
US7323607B2 (en) Process for preparation of (+)-p-mentha-2,8-diene-1-ol
JPH06509553A (ja) 置換酸のフェニルエステルの製造方法
RU2350597C1 (ru) Способ получения 1-(4-хлорфенил)-2-циклопропилпропан-1-она и промежуточного продукта для его получения
US6960680B2 (en) Manufacture of water-soluble β-hydroxynitriles
JP2006524247A5 (ja)
JP2867847B2 (ja) 5−メチレン−1,3−ジオキソラン−4−オン類の製造方法
KR100203457B1 (ko) 터르비나핀의 제조방법
JPS6133829B2 (ja)
CA2352120A1 (en) Process for producing aliphatic tricarbonitriles
JPWO2004054997A1 (ja) 1−アセトキシ−3−(置換フェニル)プロペン化合物の製造方法
KR19990008411A (ko) 4-히드록시-2-피롤리돈의 개량 제법
JPS5944315B2 (ja) 2−ペンチニルエ−テルの製造法
JP4150540B2 (ja) 含フッ素アルコールの製造方法
EP0288495B1 (en) Synthesis of n-epoxypropyl lactams
RU2286328C1 (ru) Способ получения 4,7-диалкил(бензил)иден-2,10-додекадиенов
JP2791572B2 (ja) 大環状化合物及びその製造法
JP4612974B2 (ja) ベンジルアミン誘導体の製造法
JPS5914473B2 (ja) 1,1,3,3−テトラフルオロ−1,3−ジヒドロ−イソベンゾフランの製造方法
KR100501950B1 (ko) 신규 칼릭스[4]아렌 크라운 아자크라운 에테르 이합체및 이의 제조방법
JP4075923B2 (ja) 1−アセトキシ−3−(置換フェニル)プロペン化合物
CN113861125A (zh) 一种吗啉酮化合物的合成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070320

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070320

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20090818