JP2006519165A - アザラシ油ベースの脂質エマルジョン注射物、その調製および静脈注射物の調製のためのその使用 - Google Patents
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Abstract
本発明は、アザラシ油ベースの脂質エマルジョン注射物に関する。その主な成分は、190〜210g/lの精製ω3アザラシ油、11〜13g/lの精製レシチン、24〜26g/lの注射用グリセロール、および残量の水から構成される。そのアザラシ油ベースの脂質エマルジョン注射物の調製は、攪拌および分散、高速ホモジナイゼーション、減圧濾過、消毒および封入の工程を包含する。そのω3アザラシ油脂質ベースのエマルジョン注射物は、多量のエネルギーを有し、従って、ヒトの身体に非常に吸収性であり、ヒトの身体に熱量を提供し得るのみならず、ヒトの身体に必要な脂肪酸をも供給し得、そして身体の免疫能力を高め、コレステロールの量を減少し、その血中濃度を調節し、抗炎症に使用され得、特に、患者の体力を回復させるために、術後の患者に非常に有用である。
Description
(発明の分野)
本発明は、アザラシ油ベースの脂質エマルジョン注射物、その調製および静脈注射物の調製のためのその使用に関する。特に、本発明は、ω3アザラシ油ベースのエマルジョン注射物、その調製および静脈注射物の調製のためのその使用に関する。
本発明は、アザラシ油ベースの脂質エマルジョン注射物、その調製および静脈注射物の調製のためのその使用に関する。特に、本発明は、ω3アザラシ油ベースのエマルジョン注射物、その調製および静脈注射物の調製のためのその使用に関する。
(背景技術)
脂質は、最高の熱量を有する栄養因子であり、脂質1gあたり、9.3キロカロリーの熱量を提供する。ヒトの身体のエネルギーの大部分は、脂質の形態で保存されている。そして創傷または種々の疾患に罹患した結果として、身体のエネルギー供給が足りなくなると、身体自体に保存された脂質が利用されて、熱量を生み出し、その間に生物タンパク質(主に筋肉タンパク質(肌肉蛋白))が、糖新生を介してグルコースへと合成される。このようにして、ヒトの身体の代謝平衡は、維持され得る。
脂質は、最高の熱量を有する栄養因子であり、脂質1gあたり、9.3キロカロリーの熱量を提供する。ヒトの身体のエネルギーの大部分は、脂質の形態で保存されている。そして創傷または種々の疾患に罹患した結果として、身体のエネルギー供給が足りなくなると、身体自体に保存された脂質が利用されて、熱量を生み出し、その間に生物タンパク質(主に筋肉タンパク質(肌肉蛋白))が、糖新生を介してグルコースへと合成される。このようにして、ヒトの身体の代謝平衡は、維持され得る。
食物脂質は、通常、ヒトの身体によって消化された後、胆汁酸によって、腸で、0.5μm以下の直径のごく小さなコロイド粒子に乳化される。その後、脂質は、エステル化分解酵素によって、脂肪酸およびグリセロールエステルへと分解される。その後、脂質は、拡散によって腸壁粘膜によって吸収され、その後、腸壁粘膜細胞内でトリグリセリドへと再合成され、その後、一部のタンパク質およびα−ホスホグリセリドが結合して乳糜になり、この乳糜は、腸壁リンパ管へと流れ、胸部脈管へと流入した後、上大静脈へと流れる。身体が、創傷または疾患が原因で経口的に食物を摂取できず、脂質摂取がうまく機能しない状態にある場合、この種の栄養因子の主力が必要とされる。この目的を満たすために、この脂質食物を1μm以下の直径を有する乳糜粒子にして、これらを、体外から静脈に注射し、組織球に供給することが必要である。脂質エマルジョンは、人工的な乳糜脂質であり、これは、ヒトの身体のエネルギー需要を満たし、細胞生態環境を維持し、そしてまた、免疫を高めることにおいて重要な役割を果たす。
先行技術において提供された脂質エマルジョンは、主に、主成分として豆油および紅花油を含む。例えば、CN1376460Aは、注射物に使用される脂質エマルジョンおよびその調製を開示し、この脂質エマルジョンの主成分は、以下の通りである:270〜330g/lの精製豆油、11〜13g/lの精製レシチン、15〜18g/lの無水グリセロール、十分量の水酸化ナトリウム、および残りは、注射用水。これまで、国内外の先行技術により、脂質エマルジョン注射物の調製にω3アザラシ油を使用することは、全く報告されていなかった。
本発明の脂質エマルジョンは、精製ω3アザラシ油を主成分として含む。オットセイは、アザラシ科のタテゴトアザラシの通称であり、北極および北大西洋に生息している。カナダ政府の好結果の保護対策により、アザラシの頭数は、年に7%の安定した速度で増えつつある。アザラシと魚群との間の生態バランスを維持するために、カナダ政府の許可の下、少数のアザラシを捕獲することが認められている。本発明の製品は、新たに捕獲した北極アザラシの皮下脂肪から得られ、減圧エバポレーションし、その後、低温下でその皮下脂肪に含まれるタンパク質および炭化水素などを除去した後、黄色様の透明な液体の、精製ω3アザラシ油が得られる。アザラシ油は、ω3長鎖不飽和脂肪酸が豊富であり、これは、ヒトの身体に必須であり、体内で合成できず、よってその栄養的価値は、食用油よりも遙かに高い。一般に、魚油に含まれるエイコサペンタエン酸(EPA)およびドコサヘキサエン酸(DHA)のほかに、かなりの量のドコサペンタエン酸(DPA)もまた、ω3アザラシ油中に見出される。最適化した条件下で精製および処理したω3アザラシ油中では、EPA、DHAおよびDPAの含有量は、約25%までであり得る。少量のスクアレンもまた、ω3アザラシ油中に含まれるが、コレステロールは、ほとんど含まれていない。多量のω3脂肪酸がω3アザラシ油中に含まれる一方で、大豆油および紅花油は、主にω6脂肪酸を含む。ω3アザラシ油から調製されるエマルジョン注射物は、分子構造が内因性脂肪酸の構造に非常に似ているので、ヒトの身体に高度に吸収性である。特に、過去20年間の医学研究によって、ω3とω6の間のバランスがヒトの健康にとってきわめて重大であることが立証された。そしてWHOは、ω3とω6との比率は、1:1であるべきであると示唆する。しかし、我々の食事体系の結果として、ヒト身体の脂肪の比は、1:35となっており、すなわち、ω3脂肪酸は、少なすぎる一方で、ω6脂肪酸は多すぎる。それらの間の比率は、非常にバランスが悪く、よって、ω3アザラシ油から調製されるエマルジョン注射物は、従来の脂質ベースのエマルジョン注射物よりも良好な効果をもたらし得る。
そのω3アザラシ油脂質ベースのエマルジョン注射物は、ヒトの身体に熱量を提供し得るのみならず、ヒトの身体に必須の脂肪酸も供給し得、身体の免疫機能を高め、コレステロール量を減少させ、血中濃度を調節し、よって抗炎症のために使用され、特に、術後の患者にとって、その患者の体力を回復させるために非常に有用である。
(発明の詳細な説明)
本発明の目的は、主成分が精製ω3アザラシ油である、ω3アザラシ油脂質ベースのエマルジョン注射物を提供することである。そしてこの注射物は、ヒトの身体に熱量を提供し得るのみならず、ヒトの身体に必要な脂肪酸をも供給し得る栄養性エマルジョンである。
本発明の目的は、主成分が精製ω3アザラシ油である、ω3アザラシ油脂質ベースのエマルジョン注射物を提供することである。そしてこの注射物は、ヒトの身体に熱量を提供し得るのみならず、ヒトの身体に必要な脂肪酸をも供給し得る栄養性エマルジョンである。
本発明の別の局面に従って、ω3アザラシ油脂質ベースのエマルジョン注射物を調製する方法が提供され、この方法は、独特であり、かつ容易に操作され得る。
本発明の別の局面に従って、静脈内注射物の調製におけるω3アザラシ油脂質ベースのエマルジョン注射物の使用が提供される。
本発明の一実施形態において、ω3アザラシ油脂質ベースのエマルジョン注射物は、以下を含む:
精製ω3アザラシ油 190〜210g/l
精製レシチン 11〜13g/l
注射用グリセロール 24〜26g/l
注射用水 1000mlになるまで添加。
精製ω3アザラシ油 190〜210g/l
精製レシチン 11〜13g/l
注射用グリセロール 24〜26g/l
注射用水 1000mlになるまで添加。
本発明の別の実施形態において、そのω3アザラシ油脂質ベースのエマルジョン注射物は、以下を含む:
精製ω3アザラシ油 200g/l
精製レシチン 12g/l
注射用グリセロール 25g/l
注射用水 1000mlになるまで添加。
精製ω3アザラシ油 200g/l
精製レシチン 12g/l
注射用グリセロール 25g/l
注射用水 1000mlになるまで添加。
この製品は、白色乳状液体(すなわち、水中油型)であり、そのエマルジョンペレットにより保持される負電荷は、電気泳動により決定され、そのペレットは、2μm以下の直径で均質に分散される。
本発明の別の実施形態において、ω3アザラシ油脂質ベースのエマルジョン注射物を調製する方法は、以下の工程を包含する:
(1)攪拌および分散:各成分を、特定の比に従って秤量し、次いで、レシチンを高速組織粉砕器に供し、その後、注射用グリセロールおよび適切な量の注射用水を添加し、その混合物を、窒素雰囲気下で均質な分散物になるように攪拌し、次いで、その分散物を2工程ホモジナイザーの液体タンクに注ぎ、窒素中連続して通す工程;
(2)高圧ホモジナイゼーション:105kg/cm2〜317kg/cm2の間の圧力下で、その精製ω3アザラシ油およびリン脂質分散物をホモジナイズして、粗製エマルジョンを形成し、次いで、そのエマルジョンを、窒素流下で、その2つのタンクの間の循環ホモジナイゼーションに供して、3回目の循環が始まるまでに、注射用水を添加し、その油粒子サイズが、1μm以下になるように、7回循環させた後、そのエマルジョンのpHを慎重に5.5〜7に調節し、そのエマルジョンを流し出す工程;
(3)減圧濾過:その収集したエマルジョンを冷却し、No.4ガラス砂漏斗で、窒素流下で、異物がなくなるまで減圧濾過する工程;
(4)消毒および封入:そのようにして得られたエマルジョンをボトルに移して、ふたを閉め、90℃で予備加熱した後、再び120℃で15分間滅菌し、熱水で冷却し、室温に放置して、製品を得る工程。
(1)攪拌および分散:各成分を、特定の比に従って秤量し、次いで、レシチンを高速組織粉砕器に供し、その後、注射用グリセロールおよび適切な量の注射用水を添加し、その混合物を、窒素雰囲気下で均質な分散物になるように攪拌し、次いで、その分散物を2工程ホモジナイザーの液体タンクに注ぎ、窒素中連続して通す工程;
(2)高圧ホモジナイゼーション:105kg/cm2〜317kg/cm2の間の圧力下で、その精製ω3アザラシ油およびリン脂質分散物をホモジナイズして、粗製エマルジョンを形成し、次いで、そのエマルジョンを、窒素流下で、その2つのタンクの間の循環ホモジナイゼーションに供して、3回目の循環が始まるまでに、注射用水を添加し、その油粒子サイズが、1μm以下になるように、7回循環させた後、そのエマルジョンのpHを慎重に5.5〜7に調節し、そのエマルジョンを流し出す工程;
(3)減圧濾過:その収集したエマルジョンを冷却し、No.4ガラス砂漏斗で、窒素流下で、異物がなくなるまで減圧濾過する工程;
(4)消毒および封入:そのようにして得られたエマルジョンをボトルに移して、ふたを閉め、90℃で予備加熱した後、再び120℃で15分間滅菌し、熱水で冷却し、室温に放置して、製品を得る工程。
粒子サイズ決定、、溶血、発熱物質、油およびグリセロールの含有量決定、過酸化値、酸値、およびpHのような項目のチェックをした後,本発明の製品は、100ml/ボトル ×10ボトル/箱の仕様で梱包され、その後、使用時まで25℃以下の温度で保存され、使用前に、振り混ぜられる。一年中冷蔵庫中で本発明の製品を保存することが好ましく、非低温保存により、油粒子の凝集を生じる。他に、凍結は、厳しく避けられなければならず、さもなければ、そのエマルジョンは、破壊される。
本発明は、静脈注射物の調製におけるω3アザラシ油脂質ベースのエマルジョン注射物の使用をさらに提供する。本発明の製品は、術後まもない供給に使用される高カロリー輸液であり、ヒトの身体に必要な脂肪酸を提供し得る。例えば、本発明の製品は、十分なタンパク質および炭水化物とともに使用される場合、術後初期の段階の間の異化によって引き起こされる負の窒素バランスを有意に減少させる。
静脈注射のために使用される場合、成人についての本発明のω3アザラシ油脂質ベースのエマルジョン注射物の投薬量は、平均して、毎日、2.5g脂質注射物量/kg体重を超えない。各注射において、その速度は、最初の15〜30分では、1ml/分以内に制御されるべきであり、続発症が生じない場合、80〜100ml/時間に増大され得る。
本発明のω3アザラシ油脂質ベースのエマルジョン注射物の急性毒性試験を、以下のように行う。
体重約12kgの8匹のイヌを試験する。その動物が、正常な状態で通常の感覚を持っている場合、1回の投与を6g脂質/kg体重の速度でイヌに与え、1週間後、病理切片試験を行って、組織、細胞に認識可能な異常が生じたか否かをチェックする。そして最終的な結果により、本発明の製品は非毒性であることが示される。
臨床試験:35名の成人に、本発明のω3アザラシ油ベースの脂質エマルジョンを静脈内注射し、その後、血中トリグリセリド濃度は変化がないままであり、血中総コレステロールは、わずかに減少した。そしてこの結果により、本発明のω3アザラシ油ベースの脂質エマルジョンを使用すると、高脂血症などの副作用が生じないことが確認される。
これらの実施例は、例証を目的とするにすぎず;従って、本発明の範囲を如何様にも限定すべきでないことが理解されるべきである。
(実施例1)
200g/lの精製ω3アザラシ油、12g/lの精製レシチン、25g/lの注射用グリセロール、および残量の注射用水を、混合した。そのω3アザラシ油ベースの脂質エマルジョン注射物を以下の工程において調製する:
(1)攪拌および分散:そのレシチンを高速組織粉砕器に供し、その後、注射用グリセロールおよび適切な量の注射用水を添加し、次いでその混合物を、窒素雰囲気下で均質な分散物になるように攪拌し、次いで、その分散物を2工程ホモジナイザーの液体タンクに注ぎ、窒素中連続して通す;
(2)高圧ホモジナイゼーション:105kg/cm2〜317kg/cm2の間の圧力下で、その精製ω3アザラシ油およびリン脂質分散物をホモジナイズして、粗製エマルジョンを形成し、次いで、そのエマルジョンを、窒素流下で、その2つのタンクの間の循環ホモジナイゼーションに供して、3回目の循環が始まるまでに、注射用水を添加し、その油粒子サイズが、1μm以下になるように、7回循環させた後、そのエマルジョンのpHを慎重に6.3に調節し、そのエマルジョンを流し出す;
(3)減圧濾過:その収集したエマルジョンを冷却し、No.4ガラス砂漏斗で、窒素流下で、異物がなくなるまで減圧濾過する;
(4)消毒および封入:そのようにして得られたエマルジョンをボトルに移して、ふたを閉め、90℃で予備加熱した後、再び120℃で15分間滅菌し、熱水で冷却し、室温に放置して、製品を得る。
200g/lの精製ω3アザラシ油、12g/lの精製レシチン、25g/lの注射用グリセロール、および残量の注射用水を、混合した。そのω3アザラシ油ベースの脂質エマルジョン注射物を以下の工程において調製する:
(1)攪拌および分散:そのレシチンを高速組織粉砕器に供し、その後、注射用グリセロールおよび適切な量の注射用水を添加し、次いでその混合物を、窒素雰囲気下で均質な分散物になるように攪拌し、次いで、その分散物を2工程ホモジナイザーの液体タンクに注ぎ、窒素中連続して通す;
(2)高圧ホモジナイゼーション:105kg/cm2〜317kg/cm2の間の圧力下で、その精製ω3アザラシ油およびリン脂質分散物をホモジナイズして、粗製エマルジョンを形成し、次いで、そのエマルジョンを、窒素流下で、その2つのタンクの間の循環ホモジナイゼーションに供して、3回目の循環が始まるまでに、注射用水を添加し、その油粒子サイズが、1μm以下になるように、7回循環させた後、そのエマルジョンのpHを慎重に6.3に調節し、そのエマルジョンを流し出す;
(3)減圧濾過:その収集したエマルジョンを冷却し、No.4ガラス砂漏斗で、窒素流下で、異物がなくなるまで減圧濾過する;
(4)消毒および封入:そのようにして得られたエマルジョンをボトルに移して、ふたを閉め、90℃で予備加熱した後、再び120℃で15分間滅菌し、熱水で冷却し、室温に放置して、製品を得る。
(実施例2)
190g/lの精製ω3アザラシ油、11g/lの精製レシチン、24g/lの注射用グリセロール、および残量の注射用水を混合した。そのω3アザラシ油ベースの脂質エマルジョン注射物を、以下の工程で調製する:
(1)攪拌および分散:そのレシチンを高速組織粉砕器に供し、その後、注射用グリセロールおよび適切な量の注射用水を添加し、次いでその混合物を、窒素雰囲気下で均質な分散物になるように攪拌し、次いで、その分散物を2工程ホモジナイザーの液体タンクに注ぎ、窒素中連続して通す;
(2)高圧ホモジナイゼーション:105kg/cm2〜317kg/cm2の間の圧力下で、その精製ω3アザラシ油およびリン脂質分散物をホモジナイズして、粗製エマルジョンを形成し、次いで、そのエマルジョンを、窒素流下で、その2つのタンクの間の循環ホモジナイゼーションに供して、3回目の循環が始まるまでに、注射用水を添加し、その油粒子サイズが、1μm以下になるように、7回循環させた後、そのエマルジョンのpHを慎重に5.5に調節し、そのエマルジョンを流し出す;
(3)減圧濾過:その収集したエマルジョンを冷却し、No.4ガラス砂漏斗で、窒素流下で、異物がなくなるまで減圧濾過する;
(4)消毒および封入:そのようにして得られたエマルジョンをボトルに移して、ふたを閉め、90℃で予備加熱した後、再び120℃で15分間滅菌し、熱水で冷却し、室温に放置して、製品を得る。
190g/lの精製ω3アザラシ油、11g/lの精製レシチン、24g/lの注射用グリセロール、および残量の注射用水を混合した。そのω3アザラシ油ベースの脂質エマルジョン注射物を、以下の工程で調製する:
(1)攪拌および分散:そのレシチンを高速組織粉砕器に供し、その後、注射用グリセロールおよび適切な量の注射用水を添加し、次いでその混合物を、窒素雰囲気下で均質な分散物になるように攪拌し、次いで、その分散物を2工程ホモジナイザーの液体タンクに注ぎ、窒素中連続して通す;
(2)高圧ホモジナイゼーション:105kg/cm2〜317kg/cm2の間の圧力下で、その精製ω3アザラシ油およびリン脂質分散物をホモジナイズして、粗製エマルジョンを形成し、次いで、そのエマルジョンを、窒素流下で、その2つのタンクの間の循環ホモジナイゼーションに供して、3回目の循環が始まるまでに、注射用水を添加し、その油粒子サイズが、1μm以下になるように、7回循環させた後、そのエマルジョンのpHを慎重に5.5に調節し、そのエマルジョンを流し出す;
(3)減圧濾過:その収集したエマルジョンを冷却し、No.4ガラス砂漏斗で、窒素流下で、異物がなくなるまで減圧濾過する;
(4)消毒および封入:そのようにして得られたエマルジョンをボトルに移して、ふたを閉め、90℃で予備加熱した後、再び120℃で15分間滅菌し、熱水で冷却し、室温に放置して、製品を得る。
(実施例3)
210g/lの精製ω3アザラシ油、13g/lの精製レシチン、26g/lの注射用グリセロール、および残量の注射用水を混合した。そのω3アザラシ油ベースの脂質エマルジョン注射物を、以下の工程で調製する:
(1)攪拌および分散:そのレシチンを高速組織粉砕器に供し、その後、注射用グリセロールおよび適切な量の注射用水を添加し、次いでその混合物を、窒素雰囲気下で均質な分散物になるように攪拌し、次いで、その分散物を2工程ホモジナイザーの液体タンクに注ぎ、窒素中連続して通す;
(2)高圧ホモジナイゼーション:105kg/cm2〜317kg/cm2の間の圧力下で、その精製ω3アザラシ油およびリン脂質分散物をホモジナイズして、粗製エマルジョンを形成し、次いで、そのエマルジョンを、窒素流下で、その2つのタンクの間の循環ホモジナイゼーションに供して、3回目の循環が始まるまでに、注射用水を添加し、その油粒子サイズが、1μm以下になるように、7回循環させた後、そのエマルジョンのpHを慎重に5.5に調節し、そのエマルジョンを流し出す;
(3)減圧濾過:その収集したエマルジョンを冷却し、No.4ガラス砂漏斗で、窒素流下で、異物がなくなるまで減圧濾過する;
(4)消毒および封入:そのようにして得られたエマルジョンをボトルに移して、ふたを閉め、90℃で予備加熱した後、再び120℃で15分間滅菌し、熱水で冷却し、室温に放置して、製品を得る。
210g/lの精製ω3アザラシ油、13g/lの精製レシチン、26g/lの注射用グリセロール、および残量の注射用水を混合した。そのω3アザラシ油ベースの脂質エマルジョン注射物を、以下の工程で調製する:
(1)攪拌および分散:そのレシチンを高速組織粉砕器に供し、その後、注射用グリセロールおよび適切な量の注射用水を添加し、次いでその混合物を、窒素雰囲気下で均質な分散物になるように攪拌し、次いで、その分散物を2工程ホモジナイザーの液体タンクに注ぎ、窒素中連続して通す;
(2)高圧ホモジナイゼーション:105kg/cm2〜317kg/cm2の間の圧力下で、その精製ω3アザラシ油およびリン脂質分散物をホモジナイズして、粗製エマルジョンを形成し、次いで、そのエマルジョンを、窒素流下で、その2つのタンクの間の循環ホモジナイゼーションに供して、3回目の循環が始まるまでに、注射用水を添加し、その油粒子サイズが、1μm以下になるように、7回循環させた後、そのエマルジョンのpHを慎重に5.5に調節し、そのエマルジョンを流し出す;
(3)減圧濾過:その収集したエマルジョンを冷却し、No.4ガラス砂漏斗で、窒素流下で、異物がなくなるまで減圧濾過する;
(4)消毒および封入:そのようにして得られたエマルジョンをボトルに移して、ふたを閉め、90℃で予備加熱した後、再び120℃で15分間滅菌し、熱水で冷却し、室温に放置して、製品を得る。
Claims (4)
- ω3アザラシ油脂質ベースのエマルジョン注射物であって、以下:
精製ω3アザラシ油 190〜210g/l
精製レシチン 11〜13g/l
注射用グリセロール 24〜26g/l
残量の水
を含む、注射物。 - ω3アザラシ油脂質ベースのエマルジョン注射物であって、以下:
精製ω3アザラシ油 200g/l
精製レシチン 12g/l
注射用グリセロール 25g/l
残量の水
を含む、注射物。 - 請求項1に記載のω3アザラシ油脂質ベースのエマルジョン注射物を調製する方法であって、該方法は、以下の工程:
(1)攪拌および分散:各成分を、特定の比に従って秤量し、レシチンを高速組織粉砕器に供し、次いで、注射用グリセロールおよび適切な量の注射用水を添加し、該混合物を、窒素雰囲気下で均質な分散物になるように攪拌し、次いで、該分散物を2工程ホモジナイザーの液体タンクに注ぎ、窒素中連続して通す工程;
(2)高圧ホモジナイゼーション:105kg/cm2〜317kg/cm2の間の圧力下で、該精製ω3アザラシ油およびリン脂質分散物をホモジナイズして、粗製エマルジョンを形成し、次いで、該エマルジョンを、窒素流下で、該2つのタンクの間の循環ホモジナイゼーションに供して、3回目の循環が始まるまでに、注射用水を添加し、該油粒子サイズが、1μm以下になるように、7回循環させた後、該エマルジョンのpHを慎重に5.5〜7に調節し、該エマルジョンを流し出す工程;
(3)減圧濾過:該収集したエマルジョンを冷却し、No.4ガラス砂漏斗で、窒素流下で、異物がなくなるまで減圧濾過する工程;
(4)消毒および封入:そのようにして得られた該エマルジョンをボトルに移して、ふたを閉め、90℃で予備加熱した後、再び120℃で15分間滅菌し、熱水で冷却し、室温に放置して、製品を得る工程、
を包含する、方法。 - 静脈内注射物の調製における、請求項1に記載のω3アザラシ油脂質ベースのエマルジョン注射物の使用。
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