JP2006505594A - ハロスルホニルアリールボロネート - Google Patents

ハロスルホニルアリールボロネート Download PDF

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プレベン, ホウルベルグ オレセン,
トマス ヘーグ−イェンセン,
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    • C07F5/00Compounds containing elements of Groups 3 or 13 of the Periodic Table
    • C07F5/02Boron compounds
    • C07F5/025Boronic and borinic acid compounds

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Abstract

本発明は、一般式(I)
【化1】
Figure 2006505594

(上式中、アリーレンは1−3の環を含む炭素環又は複素環、芳香環系を表し、
、R及びRは、独立して、水素、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、ハロゲン、ニトロ、シアノ又はフェニルであり;Xはフルオロ、クロロ又はブロモであり;Yは、ボロキシン部分であって、式−アリーレン(R)(R)(R)SOX(ここで、アリーレン、R、R、R及びXは上に定義した通りである)の基を、ボロキシン環の他の2個のホウ素原子の各々に有するボロキシン環のホウ素原子の一つにアリーレンからの結合を介して結合したボロキシン部分であり、あるいはYはボロン酸基又はボロン酸エステル基である)
のハロスルホニルアリールボロネートに関する。本発明はまた式(I)の化合物の調製と有機合成におけるその使用に関する。

Description

発明の分野
本発明は、ハロスルホニルアリールボロネート、その調製方法及び有機合成におけるその使用に関する。
本発明の背景
ボロン酸の陰イオン対応体であるボロネートは可逆的エステル生成を介して炭水化物に結合することが知られており、生理学的に関連する範囲のグルコース及び他の炭水化物の測定にそれを適したものにするおよそ0.1−20mMの見かけの置換定数(K)を持っている(Shinkai及びTakeuchi, Trends Anal. Chem. 1996, 15, 188)。しかし、単純なフェニルボロン酸はおよそ8.5のpKa値を示すので、炭水化物のフェニルボロネートの生成は生理学的な条件下(pH7.4)では不向きである。従って、フェニルボロン酸への炭水化物の結合は生理学的条件下では弱い。約7.4のpH値での炭水化物のより強い結合は、低いpKaを有するボロン酸、例えば芳香環に電子求引基を有するフェニルボロン酸で(Eggert等, J. Org. Chem. 1999, 64, 3846)、又はB-N相互作用を介して四面体状態にホウ素(ボロン)をロックする2-アミノメチル基を導入することにより(Bielecki, Eggert及びNorrild, J. Chem. Soc., Perkin Trans 2 1999, 449)、達成することができる。
Figure 2006505594
スルホニル官能基は強い電子求引性を有し、例えばスルホネートハロゲン化物は他の分子にカップリングすることができるので、ハンドルとして更に機能しうる。しかし、アリールボロン酸のハロゲン化スルホニルは有機合成における有用な中間体であるが、そのような化合物及びその調製方法は文献には記載されていない。
本発明の概要
一側面では、本発明は、一般式(I)
Figure 2006505594
(上式中、アリーレンは1−3の環を含む炭素環又は複素環、芳香環系を表し、
、R及びRは、独立して、水素、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、ハロゲン、ニトロ、シアノ又はフェニルであり、
Xはフルオロ、クロロ又はブロモであり;
Yはボロキシン環であるか、又はYはボロン酸基又はボロン酸エステル基である)
のハロゲン化スルホニルに関する。
本発明の一実施態様では、アリーレンは、R、R、R、SO-X及びYが共有結合により結合した炭素環、単環系、例えばベンゼン環を表す。
他の実施態様では、アリーレンは、R、R、R、SO-X及びYが共有結合により結合した炭素環、二環系、例えばナフタレンを表す。
更なる実施態様では、アリーレンは、R、R、R、SO-X及びYが共有結合により結合した炭素環、三環系、例えばアントラセンを表す。
更なる実施態様では、アリーレンは、R、R、R、SO-X及びYが共有結合により結合した複素環、単環系、例えばピリジン又はチオフェンを表す。
更なる実施態様では、アリーレンは、R、R、R、SO-X及びYが共有結合により結合した複素環、二環系、例えばキノリンを表す。
更なる実施態様では、アリーレンは、R、R、R、SO-X及びYが共有結合により結合した複素環、三環系を表す。
本発明の更なる実施態様では、R、R及びRは全て水素である。
更なる実施態様では、R、R及びRの二つが水素であり、第三の置換基がC1−6アルキル、C1−6アルコキシ、ハロゲン、ニトロ、シアノ及びフェニルからなる群から選択される。この実施態様の特定の一形態では、非水素置換基はフルオロであり、他の特定の形態ではそれはクロロであり、第三の特定の形態ではブロモである。
更なる実施態様では、R、R及びRの一つが水素であり、他の二つの置換基がC1−6アルキル、C1−6アルコキシ、ハロゲン、ニトロ、シアノ及びフェニルからなる群から選択される。この実施態様の特定の形態では、非水素置換基は独立してフルオロ、クロロ又はブロモでありうる。
本発明の更なる実施態様では、Xはフルオロである。
更なる実施態様では、Xはクロロである。
更なる実施態様では、Xはブロモである。
本発明の更なる実施態様では、Yは式−アリーレン(R)(R)(R)SOX(ここで、アリーレン、R、R、R及びXは上に定義した通りである)の基を、またボロキシン環の他の2個のホウ素原子の各々に有するボロキシン環のホウ素原子の一つにアリーレンからの結合を介して結合したボロキシン部分である。
更なる実施態様では、Yはボロン酸基、つまり式−B(OH)の基である。
更なる実施態様では、Yはボロン酸エステル基である。この実施態様の特定の形態では、ボロン酸エステルはボロン酸とジオールから誘導されるエステルである。
この形態の特定の一例は以下の式(a)に示す。
この形態の他の特定の例はRがメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、tert-ブチル又はフェニルである以下の式(b)に示す。
この形態の他の特定の例はRがメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、tert-ブチル又はフェニルである以下の式(c)に示す。
この形態の他の特定の例はRがメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、tert-ブチル又はフェニルである以下の式(d)に示す。
この形態の特定の他の例は以下の式(e)に示す。
この形態の特定の他の例は以下の式(f)に示す。
この形態の特定の他の例は以下の式(g)に示す。
Figure 2006505594
他の側面では、本発明は上述の式(I)の化合物の調製方法に関する。該調製方法は、
a)不活性溶媒中、−75℃以下の温度でブチルリチウムと、式(II):
Figure 2006505594
(R、R、R及びYは、上に定義した通りである)
の化合物を反応させて、式(III):
Figure 2006505594
のリチウム活性化中間体を生成し;
b)式(III)のリチウム活性化中間体に二酸化硫黄を付加して、式(IV):
Figure 2006505594
の対応するスルフィン酸リチウムを生成し、
c)式(IV)のスルフィン酸リチウムを、N-クロロスクシンイミド(NCS)又は1,3-ジクロロ-5,5-ジメチルヒダントインのような酸化塩素化剤で該スルフィン酸リチウムを処理することにより、式(I)の対応する塩化スルホニルに転換させ、あるいはN-ブロモスクシンイミドのような酸化臭素化剤でスルフィン酸リチウムを処理することにより、対応する臭化スルホニルに転換させる
工程を含む。
工程b)及びc)に対する代替肢として、式(III)のリチウム活性化中間体を三酸化硫黄でスルホニル化した後、四フッ化硫黄又はジエチルアミノ三フッ化硫黄でフッ化させて、式(I)の対応するフッ化スルホニルを製造することができ、あるいは式(III)のリチウム活性化中間体を三酸化硫黄でスルホニル化した後、塩化チオニル、塩化スルフリル、三塩化リン、五塩化リン又はオキシ塩化リンで塩素化して式(I)の対応する塩化スルホニルを製造することができる。
更なる側面では、本発明は有機化学における基礎構成要素としての式(I)の化合物の使用に関する。よって、アンモニア、第1級アミン又は第2級アミンとの反応では、式(I)の化合物は対応するアミドを生成する。
発明の詳細な説明
本発明の化合物の調製においては、好ましくはそのN-メチル-ジエタノールアミンエステルの形態の、ハロアリールボロン酸が不活性溶媒中に溶解され、低温、好ましくは−90から−105℃まで冷却される。反応のための好適な溶媒の例は、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、低凝固点を有する溶媒と混合したジオキサン、ジグライム、tert-ブチル-メチルエーテル、ジ-tert-ブチルエーテル、テトラヒドロピラン、及びその混合物である。溶媒又は溶媒混合物を選択する場合、反応が実施される温度で凍らないように溶媒又は溶媒混合物の凝固点(氷点)を考慮しなければならない。
−90℃と−105℃の間の温度が多くの場合に好都合であるが、より高い温度、例えば−75℃あるいは−60℃、及び低い温度、例えば−120℃又は−150℃で作用させることも当然可能である。
ヘキサン中のブチルリチウムが出発物質の溶液に添加された後、得られたリチウム活性化アリールを、二酸化硫黄を添加して急冷し対応するスルフィン酸塩を形成するか又は三酸化硫黄を添加して急冷し対応するスルホン酸塩を形成する。スルフィン酸リチウムは沈殿し、濾過により収集される。スルフィン酸塩を、好ましくは1,3-ジクロロ-5,5-ジメチルヒダントインのようなN-クロロ化合物での処理による同時プロセスで、又はN-ブロモスクシンイミドでの処理によって、式(I)の臭化スルホニルが形成される。代わりのハロゲン化剤は、スルホン化リチウムをハロゲン化するために使用できる塩化チオニル、塩化スルフリル、三塩化リン、五塩化リン、オキシ塩化リン、四フッ化硫黄及びジメチルアミノ三フッ化硫黄である。
ハロスルホニルフェニルボロネートは水性環境(work-up)によって単離することができ、又はアミン又は他の求核試薬へのカップリングのためにインサイツで使用することができる。
Figure 2006505594
記載された経路によって調製されるスルホニルアミドアリールボロネートは、ビフェニル化合物の生成を伴うスズキカップリングによって例証されるクロスカップリング反応(A. Suzuki, Journal of Organometallic Chemistry 1999, 576, 147)に適合化できる。
化学物質、基及び市販化学物質に使用される頭字語:
DCl 塩化ジュウテリウム
CDCl ジュウテロクロロホルム
DMSO ジメチルスルホキシド
一般的方法と材料
空気感受性試薬を含む全ての反応はシリンジ-隔壁キャップ法を使用して窒素下で実施した。ガラス製品は使用前に火力乾燥させた。MgSOを用いて溶液を乾燥させた。ロータリーエバポレーターで溶媒を真空除去した。融点はBeuchi535融点装置で記録し補正しない。NMRスペクトルは内部標準としてテトラメチルシラン(TMS)を用いるBrukerAMX400又はBrukerDRX300で記録した。全ての溶媒及び試薬は商業的入手源から取得し、更に精製しないで使用した。ブチルリチウムは使用前に滴定した。
実施例1
リチウム4-スルフィニル-フェニルボロン酸N-メチル-ジエタノールアミンエステル
Figure 2006505594
ドライテトラヒドロフラン(200mL)中、4-ブロモベンゼンボロン酸N-メチルジエタノールアミンエステル(6.62g、23.4mmol)の撹拌溶液に、エーテル-液体窒素浴を使用して、−105℃で5分の時間をかけてn-BuLi(14.8mL、21.0mmol)のヘキサンの1.43M溶液を滴下して加えた。混合物を−105℃で15分間撹拌した。ついで、二酸化硫黄ガス(約7g)を加えたところ、直ぐに沈殿を生じ、反応混合物の温度をおよそ40℃上昇させた。混合物を室温まで温め、1時間撹拌した。沈殿したスルフィン酸リチウムをN(g)下での濾過によって単離し、テトラヒドロフラン(100mL)で洗浄し、真空乾燥させたところ、5.74g(99%)の表題化合物を固形物として得た:融点>230℃;H NMR(DMSO-d):δ7.43(d,2H),7.35(d,2H),3.97−3.83(m,4H),3.26−3.19(m,2H),2.98−2.89(m,2H),2.17(s,3H)。
実施例2
リチウム3-スルフィニル-フェニルボロン酸N-メチル-ジエタノールアミンエステル
Figure 2006505594
ドライテトラヒドロフラン(100mL)中、3-ブロモベンゼンボロン酸N-メチルジエタノールアミンエステル(3.31g、11.7mmol)の撹拌溶液に、−78℃で3分の時間をかけてn-BuLi(7.4mL、10.5mmol)のヘキサンの1.43M溶液を滴下して加えた。混合物を−78℃で15分間撹拌した。ついで、二酸化硫黄ガス(約5g)を加えたところ、直ぐに沈殿を生じ、反応混合物の温度をおよそ40℃上昇させた。混合物を室温まで温め、1時間撹拌した。沈殿したスルフィン酸リチウムをN(g)下での濾過によって単離し、テトラヒドロフラン(50mL)で洗浄し、真空乾燥させたところ、2.81g(97%)の表題化合物を固形物として得た:H NMR(DMSO-d):δ7.66(s,1H),7.39−7.32(m,2H),7.17(t,1H),3.97−3.84(m,4H),3.27−3.21(m,2H),2.97−2.89(m,2H),2.18(s,3H)。
実施例3
4-クロロスルホニル-フェニルボロン酸N-メチル-ジエタノールアミンエステル
Figure 2006505594
リチウム4-スルフィニル-フェニルボロン酸N-メチル-ジエタノールアミンエステル(138mg,0.5mmol)をCHCl(1mL)中に懸濁させた。N-クロロスクシンイミド(73mg,0.55mmol)を添加し混合物を1時間撹拌した。有機溶液を氷冷水で3回洗浄した後、乾燥させ蒸発させたところ、80mg(52%)の表題化合物を無色の結晶として得た:H NMR(CDCl):δ7.94(d,2H),7.89(d,2H),4.29−4.14(m,4H),3.28(ddd,2H),3.06(ddd,2H),2.36(s,3H)。
実施例4
リチウム4-スルフィニル-2-フルオロフェニルボロン酸N-メチル-ジエタノールアミンエステル
Figure 2006505594
ドライテトラヒドロフラン(80mL)中、4-ブロモ-2-フルオロベンゼンボロン酸N-メチルジエタノールアミンエステル(2.64g、8.74mmol)の撹拌溶液に、−78℃で2分の時間をかけてn-BuLi(4.91mL、7.85mmol)のヘキサンの1.6M溶液を滴下して加えた。混合物を−78℃で15分間撹拌した。ついで、二酸化硫黄ガス(約3g)を加えたところ、直ぐに沈殿を生じ、反応混合物の温度をおよそ40℃上昇させた。混合物を室温まで温め、1時間撹拌した。沈殿したスルフィン酸リチウムをN(g)下での濾過によって単離し、テトラヒドロフラン(50mL)で洗浄し、真空乾燥させたところ、2.19g(95%)の表題化合物を固形物として得た:H NMR(DMSO-d):δ7.50(t,1H),7.14(d,1H),7.02(d,1H),3.93−3.81(m,4H),3.28−3.22(m,2H),3.04−2.97(m,2H),2.39(s,3H)。
実施例5
4-フェネチルスルファモイルベンゼンボロン酸
Figure 2006505594
リチウム4-スルフィニル-フェニルボロン酸N-メチル-ジエタノールアミンエステル(275mg,1.0mmol)をCHCl(2mL)中に懸濁させた。N-クロロスクシンイミド(147mg,1.10mmol)を添加し混合物を室温で1時間撹拌した。2-フェニルエチルアミン(0.265mL,2.1mmol)を添加し反応混合物を室温で1時間撹拌した。ついで、Dowex50WX2-400陽イオン交換樹脂(約1g)を添加し混合物を更に1時間撹拌した。樹脂を濾過によって取り除き、CHCl:MeOH(9:1)で抽出した。混合した有機濾過物に1NのNaOHを添加し、水相をCHClで洗浄した。水相を1NのHClで酸性化し、得られた結晶を濾過によって分離したところ、154mg(50%)の表題化合物を得た:H NMR(DMSO-d+DCl):δ7.95(d,2H),7.75(d,2H),7.29−7.13(m,5H),2.94(t,2H),2.67(t,2H)。
実施例6
4-ベンジルスルファモイルベンゼンボロン酸
Figure 2006505594
リチウム4-スルフィニル-フェニルボロン酸N-メチル-ジエタノールアミンエステル(275mg,1.0mmol)をCHCl(2mL)中に懸濁させた。N-クロロスクシンイミド(147mg,1.10mmol)を添加し混合物を室温で1時間撹拌した。ベンジルアミン(0.23mL,2.1mmol)を添加し反応混合物を室温で1時間撹拌した。ついで、Dowex50WX2-400陽イオン交換樹脂(約1g)を添加し混合物を更に1時間撹拌した。樹脂を濾過によって取り除き、CHCl:MeOH(9:1)で抽出した。混合した有機濾過物に1NのNaOHを添加し、水相をCHClで洗浄した。水相を1NのHClで酸性化し、得られた結晶を濾過によって分離したところ、163mg(56%)の表題化合物を得た:H NMR(DMSO-d+DCl):δ7.95(d,2H),7.78(d,2H),7.32−7.19(m,5H),3.97(s,2H)。
実施例7
4-(メチルフェネチルスルファモイル)ベンゼンボロン酸
Figure 2006505594
リチウム4-スルフィニル-フェニルボロン酸N-メチル-ジエタノールアミンエステル(275mg,1.0mmol)をCHCl(2mL)中に懸濁させた。N-クロロスクシンイミド(147mg,1.10mmol)を添加し混合物を室温で1時間撹拌した。メチルフェニルエチルアミン(0.305mL,2.1mmol)を添加し反応混合物を室温で1時間撹拌した。ついで、Dowex50WX2-400陽イオン交換樹脂(約1g)を添加し混合物を更に1時間撹拌した。樹脂を濾過によって取り除き、CHCl:MeOH(9:1)で抽出した。混合した有機濾過物に1NのNaOHを添加し、水相をCHClで洗浄した。水相を1NのHClで酸性化し、得られた結晶を濾過によって分離したところ、196mg(61%)の表題化合物を得た:H NMR(DMSO-d+DCl):δ7.99(d,2H),7.71(d,2H),7.32−7.19(m,5H),3.19(t,2H),2.77(t,2H),2.69(s,3H)。
実施例8
3-ベンジルスルファモイルベンゼンボロン酸
Figure 2006505594
リチウム3-スルフィニル-フェニルボロン酸N-メチル-ジエタノールアミンエステル(275mg,1.0mmol)をCHCl(2mL)中に懸濁させた。N-クロロスクシンイミド(147mg,1.10mmol)を添加し混合物を室温で1時間撹拌した。ベンジルアミン(0.23mL,2.1mmol)を添加し反応混合物を室温で1時間撹拌した。ついで、Dowex50WX2-400陽イオン交換樹脂(約1g)を添加し混合物を更に1時間撹拌した。樹脂を濾過によって取り除き、CHCl:MeOH(9:1)で抽出した。混合した有機濾過物に1NのNaOHを添加し、水相をCHClで洗浄した。水相を1NのHClで酸性化し、得られた結晶を濾過によって分離したところ、107mg(37%)の表題化合物を得た:H NMR(DMSO-d+DCl):δ8.24(s,1H),8.03(d,1H),7.85(dt,1H),7.56(t,1H),7.31−7.21(m,5H),3.96(s,2H)。
実施例9
3-(メチルフェネチルスルファモイル)ベンゼンボロン酸
Figure 2006505594
リチウム3-スルフィニル-フェニルボロン酸N-メチル-ジエタノールアミンエステル(225mg,0.82mmol)をCHCl(2mL)中に懸濁させた。N-クロロスクシンイミド(131mg,0.98mmol)を添加し混合物を室温で1時間撹拌した。メチルフェニルエチルアミン(0.24mL,1.65mmol)を添加し反応混合物を室温で1時間撹拌した。ついで、Dowex50WX2-400陽イオン交換樹脂(約1g)を添加し混合物を更に1時間撹拌した。樹脂を濾過によって取り除き、CHCl:MeOH(9:1)で抽出した。混合した有機濾過物に1NのNaOHを添加し、水相をCHClで洗浄した後、1NのHClで酸性化した。水相をCHCl:MeOH(9:1)で抽出し、乾燥させた後、蒸発させたところ、180mg(69%)の表題化合物をゆっくり結晶化する油として得た:H NMR(DMSO-d+DCl):δ8.17(s,1H),8.08(d,1H),7.78(d,1H),7.60(t,1H),7.33−7.19(m,5H),3.18(t,2H),2.77(t,2H),2.69(s,3H)。
実施例10
3-(ブチルメチルスルファモイル)ベンゼンボロン酸
Figure 2006505594
リチウム3-スルフィニル-フェニルボロン酸N-メチル-ジエタノールアミンエステル(225mg,0.82mmol)をCHCl(2mL)中に懸濁させた。N-クロロスクシンイミド(131mg,0.98mmol)を添加し混合物を室温で1時間撹拌した。N-メチルブチルアミン(0.19mL,1.62mmol)を添加し反応混合物を室温で1時間撹拌した。ついで、Dowex50WX2-400陽イオン交換樹脂(約1g)を添加し混合物を更に1時間撹拌した。樹脂を濾過によって取り除き、CHCl:MeOH(9:1)で抽出した。混合した有機濾過物を蒸発させ、1NのNaOHを添加し、水相をCHClで洗浄した後、1NのHClで酸性化した。水相をCHCl:MeOH(9:1)で抽出し、抽出物を乾燥させた後、溶媒を蒸発させたところ、151mg(68%)の表題化合物をゆっくり結晶化する油として得た:H NMR(DMSO-d+DCl):δ8.16(s,1H),8.08(d,1H),7.79(d,1H),7.61(t,1H),2.92(t,2H),2.63(3,3H),1.43(p,2H),1.27(sextet,2H),0.87(t,3H)。
実施例11
3-(ピペリジン-1スルホニル)ベンゼンボロン酸
Figure 2006505594
リチウム3-スルフィニル-フェニルボロン酸N-メチル-ジエタノールアミンエステル(225mg,0.82mmol)をCHCl(2mL)中に懸濁させた。N-クロロスクシンイミド(131mg,0.98mmol)を添加し混合物を室温で1時間撹拌した。ピペリジン(0.17mL,1.72mmol)を添加し反応混合物を室温で1時間撹拌した。ついで、Dowex50WX2-400陽イオン交換樹脂(約1g)を添加し混合物を更に1時間撹拌した。樹脂を濾過によって取り除き、CHCl:MeOH(9:1)で抽出した。混合した有機濾過物を蒸発させ、1NのNaOHを添加し、水相をCHClで洗浄した後、1NのHClで酸性化した。水相をCHCl:MeOH(9:1)で抽出し、乾燥させた後、蒸発させたところ、167mg(76%)の表題化合物をゆっくり結晶化する油として得た:H NMR(DMSO-d+DCl):δ8.12(s,1H),8.10(d,1H),7.72(d,1H),7.63(t,1H),2.86(t,4H),1.57(p,4H),1.35(bs,2H)。
実施例12
Figure 2006505594
3-(ブチルメチルスルファモイル)ベンゼンボロン酸(100mg,0.313mmol)、KF(60mg,1.03mmol)、Pd(ジベンジリジンアセトン)(9mg,0.1mmol)及びPd(P(t-Bu))(10mg,0.02mmol)を窒素下でシュレンク管に加えた。5回シュレンク管を空にし窒素を再び満たした。ついで、テトラヒドロフラン(2mL)中の4-ブロモアニソール(64mg,0.34mmol)を加えた。反応混合物を室温で16時間撹拌し、水性NHClで急冷し、CHClで抽出し、乾燥させ蒸発させた。フラッシュクロマトグラフィー(酢酸エチル-ヘプタン1:4)にかけたところ、105mg(88%)の表題化合物を淡黄色の結晶として得た:融点97.5℃;H NMR(CDCl):δ7.77(d,2H),7.64(d,2H),7.52(d,2H),7.38(t,2H),7.24−7.17(m,3H),6.98(d,2H),3.84(s,3H),3.28(t,2H),2.87(t,2H),2.78(s,3H);13C NMR(CDCl):δ159.95,144.87,138.19,135.44,131.46,128.71,128.49,128.29,127.74,126.92,126.47,114.40,55.27,51.73,35.09,34.74。
実施例13
tert-ブチル4-アミノ-N-(4-ピナコールボロノフェニルスルホニル)ブチレート
Figure 2006505594
ジクロロメタン(10ml)中、リチウム4-スルフィニル-フェニルボロン酸N-メチル-ジエタノールアミンエステル(0.55g、2mmol)の懸濁液に、N-クロロスクシンイミド(0.3g,2.2mmol)を加えた。反応混合物を室温で1時間撹拌した。ついで、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(0.23g,2.2mmol)及び4-アミノ酪酸tert-ブチルエステル塩酸塩(0.43g,2.2mmol)を添加した。反応混合物を更に1時間室温で撹拌した。有機相を1Nの塩酸とついで水で洗浄し硫酸ナトリウムで乾燥させた。有機相を濾過しピナコール(0.26g,2.2mmol)を加えた。反応混合物を室温で2時間撹拌し、有機相を水で2回洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ蒸発させた。表題化合物を508mg、収率60%の油として分離した。
H NMR(300MHz,CDCl):δppm1.36(s,12H)1.42(s,9H)1.75(q,J=6.78Hz,2H)2.25(t,J=6.97Hz,2H)2.99(q,J=6.66Hz,2H)4.71(t,J=6.03Hz,1H)7.83(d,J=8.29Hz,2H)7.93(d,2H)。
実施例14
N-(4-ピナコールボロノ-フェニルスルホニル)-4-アミノ-酪酸スクシンイミジル
Figure 2006505594
4-アミノ-N-(4-ピナコールボロノ-フェニルスルホニル)-酪酸tert-ブチル(360mg,0.90mmol)をトリフルオロ酢酸(8ml)に溶解させて0℃まで冷却した。反応混合物を室温までゆっくり加熱しこの温度で1時間撹拌した。反応混合物を蒸発させ、粗物質をトルエンと共に粉末にした。結晶物質を濾過し、乾燥させ、ドライジクロロメタンに溶解させた。N-ヒドロキシスクシンイミド(104mg,0.9mmol)及びN,N',-ジシクロヘキシルカルボジイミド(185mg,0.9mmol)を添加し、反応混合物を室温で2時間撹拌した。反応混合物を濾過し蒸発させた。粗物質をエーテルに再溶解させ濾過してN,N'-ジシクロヘキシル尿素を除去した。エーテル溶液を蒸発させて470mgの表題化合物を87%の収率で得た。
H NMR(300MHz,CDCl):δppm1.35(s,12H)1.95(m,2H)2.68(t,2H)2.84(br,s.,4H)3.08(m,2H)4.91(t,1H)7.84(d,J=8.67Hz,2H)7.94(d,2H)。
実施例15
N-(4-ピニルボロノフェニルスルホニル)グリシン酸tert-ブチル
Figure 2006505594
表題化合物を、リチウム4-スルフィニル-フェニルボロン酸N-メチル-ジエタノールアミンエステル及びグリシン酸tert-ブチル塩酸塩から出発して、実施例13に記載された手順により調製した。収率55%
H NMR(300MHz,CDCl):δppm1.34(s,21H),3.66(d,J=5.65Hz,2H)5.02(t,J=5.28Hz,1H)7.84(d,J=8.67Hz,2H)7.94(d,2H)。
実施例16
N-(4-ピニルボロノフェニルスルホニル)グリシン酸スクシンイミジル
Figure 2006505594
表題化合物を、N-(4-ピニルボロノフェニルスルホニル)グリシン酸tert-ブチルから出発して、実施例15に記載された手順により調製した。収率72%
H NMR(300MHz,CDCl):δppm1.36(s,12H),2.81(s,broad,4H)4.19(d,J=6.03Hz,2H)5.18(t,1H)7.85(d,J=8.29Hz,2H)7.95(d,2H)。

Claims (15)

  1. 一般式(I)
    Figure 2006505594
    (上式中、アリーレンは1−3の環を含む炭素環又は複素環、芳香環系を表し、
    、R及びRは、独立して、水素、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、ハロゲン、ニトロ、シアノ又はフェニルであり、
    Xはフルオロ、クロロ又はブロモであり;
    Yは、ボロキシン部分であって、式−アリーレン(R)(R)(R)SOX(ここで、アリーレン、R、R、R及びXは上に定義した通りである)の基を、ボロキシン環の他の2個のホウ素原子の各々に有するボロキシン環のホウ素原子の一つにアリーレンからの結合を介して結合したボロキシン部分であり、あるいはYはボロン酸基又はボロン酸エステル基である)
    のハロゲン化スルホニル。
  2. アリーレンが1,4-フェニレン、1,3-フェニレン又は1,2-フェニレンである、請求項1に記載の化合物。
  3. 、R及びRが水素である、請求項1に記載の化合物。
  4. Xがクロロである、請求項1に記載の化合物。
  5. Yがボロン酸基である、請求項1に記載の化合物。
  6. Yが、以下の選択肢(a)−(g):
    Figure 2006505594
    (ここで、置換基Rは、存在する場合、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、tert-ブチル及びフェニルから選択される)
    から選択されるボロン酸エステル基である、請求項1に記載の化合物。
  7. 式(I)の化合物の調製方法であって、
    a)不活性溶媒中、−75℃以下の温度でブチルリチウムと、式(II):
    Figure 2006505594
    (R、R、R及びYは、請求項1に定義した通りである)
    の化合物を反応させて、式(III):
    Figure 2006505594
    のリチウム活性化中間体を生成し;
    b)式(III)のリチウム活性化中間体に二酸化硫黄を付加して、式(IV):
    Figure 2006505594
    の対応するスルフィン酸リチウムを生成し、該スルフィン酸リチウムをN-クロロスクシ
    の対応するスルフィン酸リチウムを生成し、該スルフィン酸リチウムをN-クロロスクシンイミド又は1,3-ジクロロ-5,5-ジメチルヒダントインで処理することにより式(IV)のスルフィン酸リチウムを対応する式(I)の塩化スルホニルに転換させ、あるいはスルフィン酸リチウムをN-ブロモスクシンイミドで処理することにより対応する式(I)の臭化スルホニルに転換させ;あるいは
    c)式(III)のリチウム活性化中間体に三酸化硫黄を付加して、式(V):
    Figure 2006505594
    の対応するスルフォン酸リチウムを生成し、該スルフォン酸リチウムを四フッ化硫黄又はジエチルアミノ三フッ化硫黄で処理することにより式(V)のスルフォン酸リチウムを対応する式(I)のフッ化スルホニルに転換させ、あるいはスルフォン酸リチウムを塩化チオニル、塩化スルフリル、三塩化リン、五塩化リン又はオキシ塩化リンで処理することにより対応する式(I)の塩化スルホニルに転換させる
    工程を含む方法。
  8. 工程a)において使用される不活性溶媒が、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、低凝固点を有する溶媒と混合したジオキサン、ジグライム、tert-ブチル-メチルエーテル、ジ-tert-ブチルエーテル、テトラヒドロピラン、及びその混合物を含む溶媒の群から選択される、請求項7に記載の方法。
  9. 工程a)が実施される温度が−75℃と−150℃の間である、請求項7に記載の方法。
  10. スルフィン酸リチウムを四フッ化硫黄又はジエチルアミノ三フッ化硫黄で処理することにより、式(IV)のスルフォン酸リチウムを対応する式(I)のフッ化スルホニルに転換させる、請求項7に記載の方法。
  11. スルフィン酸リチウムをN-クロロスクシンイミド又は1,3-ジクロロ-5,5-ジメチルヒダントインで処理することにより、式(IV)のスルフィン酸リチウムを対応する式(I)の塩化スルホニルに転換させる、請求項7に記載の方法。
  12. 式(V)のスルフォン酸リチウムを塩化チオニル、塩化スルフリル、三塩化リン、五塩化リン又はオキシ塩化リンで処理することにより、式(V)のスルフォン酸リチウムを対応する式(I)の塩化スルホニルに転換させる、請求項7に記載の方法。
  13. 式(IV)のスルフィン酸リチウムを、N-ブロモスクシンイミドで該スルフィン酸リチウムを処理することにより対応する式(I)の臭化スルホニルに転換させる、請求項7に記載の方法。
  14. スルホンアミドの調製における式(I)の化合物の使用。
  15. ビアリールの形成を伴うスズキカップリングにおける請求項14のスルホンアミドの使用。
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