JP2006502319A5 - - Google Patents

Claims (18)

1. 抄紙機のプレス部中の繊維質ウェブを脱水するための、再湿潤しないプレス布において、
   前記布が内側表面と外側表面を有しており、更に
   前記繊維質ウェブを支持している外側表面上の表面層である第一層と、
   前記表面層の下の障壁層であって内側表面から外側表面に向かう厚さ方向へのより高い流体抵抗を有している第二層と、
   から成り、
   前記第二層は前記繊維質ウェブからの水の通路としてそこを通る多数の自己支持性内包物を持つ重合体シートであって前記表面層に付着しており、及び
   前記自己支持性内包物のそれぞれが先細りの形態をとり、かつ、表面層に隣接した頂部開口と表面層からある距離離れた底部開口を有していて、プレス布がプレスニップを出た後、液体が表面層に逆流するのを妨げるように、底部開口が頂部開口よりも小さくなっていること
   を特徴とする上記再湿潤しないプレス布。
2. 前記表面層が縫込まれたバットより成っている、請求項１に記載の再湿潤しないプレス布。
3. 前記表面層が精巧な織布より成っている、請求項１に記載の再湿潤しないプレス布。
4. 前記表面層が不織構造体より成っている、請求項１に記載の再湿潤しないプレス布。
5. 前記自己支持性内包物の形状が錐体形で、頂部開口から底部開口まで先細りになっている、請求項１に記載の再湿潤しないプレス布。
6. 各開口の形状が正方形、長方形、四面体、円形又は長楕円形である、請求項５に記載の再湿潤しないプレス布。
7. 各開口の形状が正方形、長方形、四面体、円形又は長楕円形である、請求項１に記載の再湿潤しないプレス布。
8. 更に前記第二層の下に基礎布を含んでいて、且つ前記表面層が前記第二層と前記基礎布に縫込まれたステープルファイバーの不織バットである、請求項１に記載の再湿潤しないプレス布。
9. 縫込まれたバット、精巧な織布及び不織構造体より成っているグループから選択される表面層を有している基礎支持体を含む、請求項１に記載の再湿潤しないプレス布。
10. 第二層が基礎支持体と表面層の間に位置している、請求項９に記載の再湿潤しないプレス布。
11. 抄紙機のプレス部中の繊維質ウェブを脱水するための再湿潤しない布において、
    前記布が内側表面と外側表面を有しており、更に
    第二層を支持するための層である第一層と、
    内側表面から外側表面に向かう厚さ方向へのより高い流体抵抗を有している障壁層である前記第二層と、
    から成り、
    前記第二層は前記繊維質ウェブからの水の通路としてそこを通る多数の自己支持性内包物を持つ重合体シートであって前記第一層に付着しており、及び
    前記自己支持性内包物のそれぞれが先細りの形態をとり、かつ、頂部開口と頂部開口からある距離離れた底部開口を有していて、液体が底部開口から頂部開口に逆流するのを妨げるように、底部開口が頂部開口よりも小さくなっていること
    を特徴とする上記再湿潤しない布。
12. 前記自己支持性内包物の形状が錐体形で、頂部開口から底部開口まで先細りになっている、請求項１１に記載の再湿潤しない布。
13. 各開口の形状が正方形、長方形、四面体、円形又は長楕円形である、請求項１１に記載の再湿潤しない布。
14. 第一層が織ったもの、織らないもの、螺旋巻きしたもの又は積層したものである、請求項１１に記載の再湿潤しないプレス布。
15. 抄紙機のプレス部でプレス布により輸送される繊維質ウェブを脱水するのに使用する再湿潤しないベルトにおいて、
    前記ベルトが内側表面と外側表面を有しており、
    前記ベルトが前記プレス布の下の障壁要素であって内側表面から外側表面に向かう厚さ方向へのより高い流体抵抗を有していて、
    前記ベルトが前記繊維質ウェブからの水の通路としてそこを通る多数の内包物を持つ重合体シートであって、及び
    各内包物が先細りの形態をとり、かつ、外側表面の頂部開口と外側表面からある距離離れた底部開口を有していて、そのプレス布がプレスニップを出た後、液体がプレス布に逆流するのを妨げるように、底部開口が頂部開口よりも小さくなっていること
    を特徴とする上記再湿潤しないベルト。
16. 内包物の形状が錐体形で、頂部開口から底部開口まで先細りになっている、請求項１５に記載の再湿潤しないベルト。
17. 各開口の形状が正方形、長方形、四面体、円形又は長楕円形である、請求項１５に記載の再湿潤しないベルト。
18. 更に支持部材より成っている、請求項１５に記載の再湿潤しないベルト。