JP2006501203A - オルト−アミノ芳香族カルボン酸およびカルボン酸から塩化スルホニルおよびピリジンの存在下で縮合オキサジノンを製造する方法 - Google Patents
オルト−アミノ芳香族カルボン酸およびカルボン酸から塩化スルホニルおよびピリジンの存在下で縮合オキサジノンを製造する方法 Download PDFInfo
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Abstract
【化1】
[式中、L、X、YおよびR1〜R9は、開示中に定義された通りである]
Description
(1)カルボン酸を塩化スルホニルと場合により置換されていてもよいピリジン化合物の存在下で接触させ、ここで、塩化スルホニル対カルボン酸の公称モル比が約0.75〜1.5であり、
(2)(1)において製造された混合物をオルト−アミノ芳香族カルボン酸と場合により置換されていてもよいピリジン化合物の存在下で接触させ、ここで、オルト−アミノ芳香族カルボン酸対(1)において仕込まれたカルボン酸の公称モル比が約0.8〜1.2であり、
(3)(2)において製造された混合物に追加の塩化スルホニルを添加し、ここで、(3)において添加された追加の塩化スルホニル対(1)において仕込まれたカルボン酸の公称モル比が少なくとも約0.5である
ことを含んでなる。
XはNまたはCR6であり、
YはNまたはCHであり、
R1はHであり、
R2はHまたはCH3であり、
R3はC1〜C6アルキルであり、
R4はC1〜C4アルキルまたはハロゲンであり、
R5はH、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルまたはハロゲンであり、
R6およびR7は独立してH、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、ハロゲン、CNまたはC1〜C4ハロアルコキシであり、
R8はH、C1〜C4アルキル、C2〜C4アルケニル、C2〜C4アルキニル、C3〜C6シクロアルキル、C1〜C4ハロアルキル、C2〜C4ハロアルケニル、C2〜C4ハロアルキニル、C3〜C6ハロシクロアルキル、ハロゲン、CN、NO2、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルキルチオ、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、C1〜C4アルキルアミノ、C2〜C8ジアルキルアミノ、C3〜C6シクロアルキルアミノ、(C1〜C4アルキル)(C3〜C6シクロアルキル)アミノ、C2〜C4アルキルカルボニル、C2〜C6アルコキシカルボニル、C2〜C6アルキルアミノカルボニル、C3〜C8ジアルキルアミノカルボニルまたはC3〜C6トリアルキルシリルであり、
R9はCF3、OCF3、OCHF2、OCH2CF3、S(O)pCF3、S(O)pCHF2またはハロゲンであり、そして
pは0、1または2である]
の化合物を式1aの化合物を使用して製造する方法にも関する。
本発明の一態様は、縮合オキサジノンの都合のよい製造を提供するために、塩化スルホニル化合物と一緒に、場合により置換されていてもよいピリジン化合物の使用を伴う。場合により置換されていてもよいピリジン化合物は、(a)カルボン酸と塩化スルホニル化合物との間の接触を促進するため、および(b)得られた混合物とオルト−アミノカルボン酸との接触を促進するために使用される。塩化スルホニル化合物は、(a)カルボン酸とオルト−アミノカルボン酸とのカップリングを促進するための反応物質として、および(b)縮合オキサジノンを形成するための閉環を促進するための反応物質としての両方で使用される。これらの態様は、縮合オキサジノンの製造の間に消費されるカルボン酸とオルト−アミノカルボン酸の量を制限しながら、縮合オキサジノンの有効な製造を提供する。カルボン酸および/またはオルト−アミノカルボン酸が高価であり、複雑であり、そして/または入手困難である場合、これは特に重要となり得る。例えば、本発明は、式1
Jは場合により置換されていてもよい炭素部分であり、そして
Kは2個の隣接連結炭素原子と一緒になって、それぞれの環が場合により置換されていてもよい縮合フェニル環または縮合5員もしくは6員芳香族複素環である]
の化合物を製造するために使用されてよい。
(1)式2
の塩化スルホニルと場合により置換されていてもよいピリジン化合物の存在下で接触させ、
(2)(1)において製造された混合物を式5
(3)(2)において製造された混合物を追加の式4の塩化スルホニルと接触させる
ことを含んでなる方法によって製造してよい。
B(OR17)2、NH2、SH、チオシアナト、C3〜C8トリアルキルシリルオキシ、C1〜C4アルキルジスルフィド、SF5、R19C(=E)−、R19C(=E)M−、R19MC(=E)−、(R19)MC(=E)M−、−OP(=Q)(OR19)2、−S(O)2MR19、R19S(O)2M−が挙げられ、
式中、
各Eが独立してO、S、NR15、NOR15、NN(R15)2、N−S=O、N−CNまたはN−NO2であり、
各Mが独立してO、NR18またはSであり、
QがOまたはSであり、
各R15および各R19が独立してH;場合によりCN、NO2、ヒドロキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルキルチオ、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、C1〜C4ハロアルキルチオ、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、C1〜C4アルキルアミノ、C2〜C8ジアルキルアミノ、CO2H、C2〜C6アルコキシカルボニル、C2〜C6アルキルカルボニル、C3〜C6トリアルキルシリル、および場合によりWから独立して選択される1〜3個の置換基によって置換されていてもよいフェニル環よりなる群から選択される1個もしくはそれ以上の置換基によって置換されていてもよいC1〜C6アルキル;C1〜C6ハロアルキル;C3〜C6シクロアルキル;または場合によりWから独立して選択される1〜3個の置換基によって置換されていてもよいフェニル環であり、
各R17が独立してHまたはC1〜C4アルキルであるか、あるいは
B(OR17)2が場合によりメチルまたはC2〜C6アルコキシカルボニルから独立して選択される1もしくは2個の置換基によって置換されていてもよい、2〜3個の炭素の鎖によって2個の酸素原子が連結される環を形成することができ、そして
各R18が独立してH、C1〜C6アルキルまたはC1〜C6ハロアルキルである。
Jがそれぞれ場合によりR12、ハロゲン、CN、NO2、ヒドロキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、C1〜C4アルキルアミノ、C2〜C8ジアルキルアミノ、C3〜C6シクロアルキルアミノおよび(C1〜C4アルキル)(C3〜C6シクロアルキル)アミノよりなる群から選択される1個もしくはそれ以上の置換基によって置換されていてもよい、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、C3〜C8シクロアルキルまたはC3〜C8シクロアルケニルであるか、あるいは
Jがそれぞれ場合によりG、U、WまたはR13から独立して選択される1〜4個の置換基によって置換されていてもよい、フェニル環、ベンジル基、ベンゾイル基、5員もしくは6員芳香族複素環、芳香族8員、9員もしくは10員縮合カルボビシクロ環系、芳香族8員、9員もしくは10員縮合ヘテロビシクロ環系または場合によりC(=O)、SOもしくはS(O)2よりなる群から選択される1もしくは2個の環員を含んでいてもよい5員もしくは6員非芳香族複素環であり、
各Gがそれぞれ場合によりWから独立して選択される1〜4個の置換基によって置換されていてもよい、場合によりC(=O)、SOもしくはS(O)2よりなる群から選択される1もしくは2個の環員を含んでいてもよい5員もしくは6員非芳香族複素環であり、
各Uがそれぞれ場合によりWから独立して選択される1〜4個の置換基によって置換されていてもよい、フェニル環、ベンジル基、ベンゾイル基、5員もしくは6員芳香族複素環、芳香族8員、9員もしくは10員縮合カルボビシクロ環系、芳香族8員、9員もしくは10員縮合ヘテロビシクロ環系であり、
各Wが独立してC1〜C4アルキル、C2〜C4アルケニル、C2〜C4アルキニル、C3〜C6シクロアルキル、C1〜C4ハロアルキル、C2〜C4ハロアルケニル、C2〜C4ハロアルキニル、C3〜C6ハロシクロアルキル、ハロゲン、CN、NO2、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルキルチオ、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、C1〜C4アルキルアミノ、C2〜C8ジアルキルアミノ、C3〜C6シクロアルキルアミノ、(C1〜C4アルキル)(C3〜C6シクロアルキル)アミノまたはC3〜C6トリアルキルシリルであり、
各R12が独立してR19C(=E)−、R19C(=E)L−、R19LC(=E)−、(R19)LC(=E)L−、−O(Q=)P(OR19)2、−SO2LR18またはR19SO2L−であり、
各R13がB(OR17)2、NH2、SH、チオシアナト、C3〜C8トリアルキルシリルオキシ、C1〜C4アルキルジスルフィド、SF5、R19C(=E)−、R19C(=E)M−、R19MC(=E)−、(R19)MC(=E)M−、−OP(=Q)(OR19)2、−S(O)2MR19、R19S(O)2M−であり、
各Eが独立してO、S、NR15、NOR15、NN(R15)2、N−S=O、N−CNまたはN−NO2であり、
各Mが独立してO、NR18またはSであり、
QがOまたはSであり、
各R15および各R19が独立してH;場合によりCN、NO2、ヒドロキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルキルチオ、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、C1〜C4ハロアルキルチオ、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、C1〜C4アルキルアミノ、C2〜C8ジアルキルアミノ、CO2H、C2〜C6アルコキシカルボニル、C2〜C6アルキルカルボニル、C3〜C6トリアルキルシリル、および場合によりWから独立して選択される1〜3個の置換基によって置換されていてもよいフェニル環よりなる群から選択される1個もしくはそれ以上の置換基によって置換されていてもよいC1〜C6アルキル;C1〜C6ハロアルキル;C3〜C6シクロアルキル;または場合によりWから独立して選択される1〜3個の置換基によって置換されていてもよいフェニル環であり、
各R17が独立してHまたはC1〜C4アルキルであるか、あるいは
B(OR17)2が場合によりメチルまたはC2〜C6アルコキシカルボニルから独立して選択される1もしくは2個の置換基によって置換されていてもよい、2〜3個の炭素の鎖によって2個の酸素原子が連結される環を形成することができ、そして
各R18が独立してH、C1〜C6アルキルまたはC1〜C6ハロアルキルである、かかる方法である。
XはNまたはCR6であり、
YはNまたはCHであり、
R4はC1〜C4アルキルまたはハロゲンであり、
R5はH、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルまたはハロゲンであり、
R6およびR7は独立してH、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、ハロゲン、CNまたはC1〜C4ハロアルコキシであり、
R8はH、C1〜C4アルキル、C2〜C4アルケニル、C2〜C4アルキニル、C3〜C6シクロアルキル、C1〜C4ハロアルキル、C2〜C4ハロアルケニル、C2〜C4ハロアルキニル、C3〜C6ハロシクロアルキル、ハロゲン、CN、NO2、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルキルチオ、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、C1〜C4アルキルアミノ、C2〜C8ジアルキルアミノ、C3〜C6シクロアルキルアミノ、(C1〜C4アルキル)(C3〜C6シクロアルキル)アミノ、C2〜C4アルキルカルボニル、C2〜C6アルコキシカルボニル、C2〜C6アルキルアミノカルボニル、C3〜C8ジアルキルアミノカルボニルまたはC3〜C6トリアルキルシリルであり、
R9はCF3、OCF3、OCHF2、OCH2CF3、S(O)pCF3、S(O)pCHF2またはハロゲンであり、そして
pは0、1または2である]
R9は、CF3、OCF3、OCHF2、OCH2CF3、S(O)pCF3、S(O)pCHF2またはハロゲンである。
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンゾオキサジン−4−オンの製造
工程A:2−アミノ−3−メチル−5−クロロ安息香酸の製造
N,N−ジメチルホルムアミド(50mL)中2−アミノ−3−メチル安息香酸(アルドリッチ(Aldrich)、15.0g、99.2ミリモル)の溶液に、N−クロロスクシンイミド(13.3g、99.2ミリモル)を添加し、そして反応混合物を100℃まで30分間加熱した。熱を取り外し、そして反応混合物を室温まで冷却し、そして一晩静置した。次いで反応混合物をゆっくり氷水(250mL)中へ注ぎ入れ、白色固体を沈殿させた。固体を濾過し、そして4回水で洗浄し、次いで酢酸エチル(900mL)中に溶解させた。酢酸エチル溶液を硫酸マグネシウム上で乾燥させ、減圧下でエバポレーションし、そして残渣固体をエーテルで洗浄し、所望の中間体を白色固体(13.9g)として得た。
1H NMR(DMSO−d6)δ2.11(s,3H)、7.22(s,1H)、7.55(s,1H)。
−78℃の乾燥テトラヒドロフラン(500mL)中N−ジメチルスルファモイルピラゾール(44.0g、0.251モル)の溶液に、−60℃未満の温度を維持しながら、n−ブチルリチウム溶液(ヘキサン中2.5M、105.5mL、0.264モル)を滴下して添加した。添加の間、厚みのある固体が形成した。添加完了時、反応混合物をさらに15分間維持し、その後、−70℃未満の温度を維持しながら、テトラヒドロフラン(150mL)中1,2−ジブロモテトラクロロエタン(90g、0.276モル)の溶液を滴下して添加した。反応混合物は透明オレンジ色に変化し、撹拌をさらに15分間続けた。−78℃の浴を取り外し、そして反応を水(600mL)でクエンチングした。反応混合物をジクロロメタン(4×)で抽出し、そして有機抽出物を硫酸マグネシウム上で乾燥させ、そして濃縮した。溶出剤としてジクロロメタン−ヘキサン(50:50)を使用するシリカゲル上でのクロマトグラフィによって、粗製生成物をさらに精製し、透明無色油状物(57.04g)として表題の生成物を得た。
1H NMR(CDCl3)δ3.07(d,6H)、6.44(m,1H)、7.62(m,1H)。
トリフルオロ酢酸(70mL)に、3−ブロモ−N,N−ジメチル−1H−ピラゾール−1−スルホンアミド(すなわち、工程Bのブロモピラゾール生成物)(57.04g)をゆっくり添加した。反応混合物を室温で30分間撹拌し、次いで減圧下で濃縮した。残渣をヘキサン中に溶解し、不溶性の固体を濾過し、そしてヘキサンをエバポレーションして、油状物として粗製生成物を得た。溶出剤として酢酸エチル/ジクロロメタン(10:90)を使用するシリカゲル上でのクロマトグラフィによって、粗製生成物をさらに精製し、油状物を得た。油状物をジクロロメタンに溶解し、重炭酸ナトリウム水溶液で中和し、ジクロロメタン(3×)で抽出し、硫酸マグネシウム上で乾燥させ、そして濃縮して、白色固体(25.9g)(m.p.61〜64℃)として表題の生成物を得た。
1H NMR(CDCl3)δ6.37(d,1H)、7.59(d,1H)、12.4(br s,1H)。
乾燥N,N−ジメチルホルムアミド(88mL)中2,3−ジクロロピリジン(27.4g、185ミリモル)および3−ブロモピラゾール(すなわち、工程Cの生成物)(25.4g、176ミリモル)の混合物に、炭酸カリウム(48.6g、352ミリモル)を添加し、そして反応混合物を125℃まで18時間加熱した。反応混合物を室温まで冷却し、そして氷水(800mL)中に注ぎ入れた。沈殿物が形成した。沈殿固体を1.5時間撹拌し、濾過し、そして水(2×100mL)で洗浄した。固体濾過ケーキをジクロロメタンに溶解し、そして水、1N塩酸、飽和重炭酸ナトリウム水溶液およびブラインで順番に洗浄した。次いで有機抽出物を硫酸マグネシウム上で乾燥させ、そして濃縮して、ピンク色固体39.9gを得た。粗製固体をヘキサン中に懸濁させ、そして1時間強力に撹拌した。固体を濾過し、ヘキサンで洗浄し、そして乾燥させて、オフホワイト色粉末(30.4g)として表題の生成物を得た。これは、NMRによって純度>94%であると決定された。工程Dにおいて、さらなる精製をせずにこの材料を使用した。
1H NMR(CDCl3)δ6.52(s,1H)、7.30(dd,1H)、7.92(d,1H)、8.05(s,1H)、8.43(d,1H)。
−76℃の乾燥テトラヒドロフラン(250mL)中2−(3−ブロモ−1H−ピラゾール−1−イル)−3−クロロピリジン(すなわち、工程Dのピラゾール生成物)(30.4g、118ミリモル)の溶液に、−71℃未満の温度が維持されるような速度で、テトラヒドロフラン中リチウムジイソプロピルアミド(118ミリモル)の溶液を滴下して添加した。反応混合物を−76℃で15分間撹拌し、次いで二酸化炭素を10分間バブリングすると−57℃まで加温が生じた。反応混合物を−20℃まで加温し、そして水でクエンチングした。反応混合物を濃縮し、次いで水(1L)およびエーテル(500mL)に溶解し、次いで水酸化ナトリウム水溶液(1N、20mL)を添加した。相分離が生じ、そして水相をエーテルで洗浄し、そして塩酸で酸性化した。沈殿固体を濾過し、水で洗浄し、そして乾燥させて、黄褐色固体(27.7g)として表題の生成物を得た(同様の手順に従うもう一回の実行からの生成物は、200℃〜201℃で融解した)。
1H NMR(DMSO−d6)δ7.25(s,1H)、7.68(dd,1H)、8.24(d,1H)、8.56(d,1H)。
塩化メタンスルホニル(1.0mL、1.5g、13ミリモル)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、混合物を−5℃まで冷却した。アセトニトリル(10mL)中3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸(すなわち、工程Eのピラゾールカルボン酸生成物)(3.02g、10ミリモル)およびピリジン(1.4mL、1.4g、17ミリモル)の溶液を、−5℃〜0℃で5分間かけて滴下して添加した。添加の間、スラリーが形成した。この温度で混合物を5分間撹拌し、次いでアセトニトリル(10mL)中2−アミノ−3−メチル−5−クロロ安息香酸(すなわち、工程Aの生成物)(1.86g、10ミリモル)およびピリジン(2.8mL、2.7g、35ミリモル)の混合物を添加し、より多くのアセトニトリル(5mL)ですすいだ。混合物を−5℃〜0℃で15分間撹拌し、次いでアセトニトリル(5mL)中塩化メタンスルホニル(1.0mL、1.5mL、13ミリモル)を、−5℃〜0℃の温度で5分間かけて滴下して添加した。この温度で反応混合物をさらに15分間撹拌し、次いでゆっくり室温まで加温し、そして4時間撹拌した。水(20mL)を滴下して添加し、そして混合物を15分間撹拌した。混合物を濾過し、そして固体を2:1アセトニトリル−水(3×3mL)、次いでアセトニトリル(2×3mL)で洗浄し、窒素下で乾燥させ、203℃〜205℃で融解する淡黄色粉末4.07g(粗製収率90.2%)として表題の生成物を得た。ゾルバックス(Zorbax)(登録商標)RX−C8クロマトグラフィカラム(80Åの細孔径を有する5mm多孔性シリカミクロスフィアに結合したn−オクチルジメチルシリル基を含有するアギレントテクノロジーズ(Agilent Technologies)によって製造された反転相カラム)を使用する生成物のHPLC(4.6mm×25cm、溶出剤25〜95%アセトニトリル/pH3水)は、表題の化合物に相当し、かつ95.7%の総クロマトグラムピーク面積を有する主ピークを示した。
1H NMR(DMSO−d6)δ1.72(s,3H)7.52(s,1H)、7.72−7.78(m,2H)、7.88(m,1H)、8.37(dd,1H)、8.62(dd,1H)。
別の溶媒における、2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンゾオキサジン−4−オンの製造
アセトニトリルの代わりに表1に示される溶媒を使用したことを除き、実施例1、工程Fに関して記載の方法によって実施例2〜5を実行した。それらの場合において、濾液が二相を形成し、有機相を分離し、硫酸マグネシウム上で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレーションし、そして残渣をアセトニトリルによって倍散し、低純度ではあるが、2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンゾオキサジン−4−オンの第2の生成を得た。
別の塩基による、2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンゾオキサジン−4−オンの製造
ピリジンの代わりに表2に示される塩基を使用したことを除き、実施例1、工程Fに関して記載の方法によって実施例6〜10を実行した。各場合において、使用される塩基のモル量は、置換されたピリジンのモル量と同一であった。
別の塩化スルホニルによる、2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンゾオキサジン−4−オンの製造
塩化メタンスルホニルの代わりに表3に示される塩化スルホニルを使用したことを除き、実施例1、工程Fに関して記載の方法によって実施例11および12を実行した。各場合において、使用される塩化スルホニルのモル量は、置換された塩化メタンスルホニルのモル量と同一であった。
6−クロロ−2−[3−クロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンゾオキサジン−4−オンの製造
工程A:3−クロロ−N,N−ジメチル−1H−ピラゾール−1−スルホンアミドの製造
−78℃の乾燥テトラヒドロフラン(1500mL)中N−ジメチルスルファモイルピラゾール(188.0g、1.07モル)の溶液に、−65℃未満の温度を維持しながら、ヘキサン中2.5Mのn−ブチルリチウム溶液(472mL、1.18モル)を滴下して添加した。添加完了時、反応混合物を−78℃にさらに45分間維持し、その後、テトラヒドロフラン(120mL)中ヘキサクロロエタン(279g、1.18モル)の溶液を滴下して添加した。反応混合物を−78℃で1時間維持し、−20℃まで加温し、次いで水(1L)でクエンチングした。反応混合物をジクロロメタン(4×500mL)で抽出し、そして有機抽出物を硫酸マグネシウム上で乾燥させ、そして濃縮した。溶出剤としてジクロロメタンを使用するシリカゲル上でのクロマトグラフィによって、粗製生成物をさらに精製し、黄色油状物(160g)として表題の生成物を得た。
1H NMR(CDCl3)δ3.07(d,6H)、6.33(s,1H)、7.61(s,1H)。
トリフルオロ酢酸(290mL)に、3−クロロ−N,N−ジメチル−1H−ピラゾール−1−スルホンアミド(すなわち、工程Aのクロロピラゾール生成物)(160g)を滴下して添加し、そして反応混合物を室温で1.5時間撹拌し、次いで減圧下で濃縮した。残渣をヘキサン中に溶解し、不溶性の固体を濾過し、そしてヘキサンを濃縮して、油状物として粗製生成物を得た。溶出剤としてエーテル/ヘキサン(40:60)を使用するシリカゲル上でのクロマトグラフィによって、粗製生成物をさらに精製し、黄色油状物(64.44g)として表題の生成物を得た。
1H NMR(CDCl3)δ6.39(s,1H)、7.66(s,1H)、9.6(br s,1H)。
N,N−ジメチルホルムアミド(400mL)中2,3−ジクロロピリジン(92.60g、0.629モル)および3−クロロピラゾール(すなわち、工程Bの生成物)(64.44g、0.629モル)の混合物に、炭酸カリウム(147.78g、1.06モル)を添加し、次いで反応混合物を100℃まで36時間加熱した。反応混合物を室温まで冷却し、そして氷水中にゆっくり注ぎ入れた。沈殿固体を濾過し、そして水で洗浄した。固体濾過ケーキを酢酸エチルに溶解し、硫酸マグネシウム上で乾燥させ、そして濃縮した。溶出剤として20%酢酸エチル/ヘキサンを使用するシリカゲル上で粗製固体をクロマトグラフし、白色固体(39.75g)として表題の生成物を得た。
1H NMR(CDCl3)δ6.43(s,1H)、7.26(m,1H)、7.90(d,1H)、8.09(s,1H)、8.41(d,1H)。
−78℃の乾燥テトラヒドロフラン(400mL)中3−クロロ−2−(3−クロロ−1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン(すなわち、工程Cのピラゾール生成物)(39.75g、186ミリモル)の溶液に、テトラヒドロフラン中2.0Mリチウムジイソプロピルアミド(93mL、186ミリモル)の溶液を滴下して添加した。琥珀色溶液中に二酸化炭素を14分間バブリングし、その後、溶液は淡い茶色がかった黄色になった。1N水酸化ナトリウム水溶液によって反応を塩基性にし、そしてエーテル(2×500mL)で抽出した。6N塩酸によって水性抽出物を酸性化し、そして酢酸エチル(3×500mL)で抽出した。酢酸エチル抽出物を硫酸マグネシウム上で乾燥させ、そして濃縮し、オフホワイト色固体(42.96g)として表題の生成物を得た(同様の手順に従うもう一回の実行からの生成物は、198℃〜199℃で融解した)。
1H NMR(DMSO−d6)δ6.99(s,1H)、7.45(m,1H)、7.93(d,1H)、8.51(d,1H)。
塩化メタンスルホニル(1.0mL、1.5g、13ミリモル)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、混合物を−5℃まで冷却した。アセトニトリル(10mL)中3−クロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸(すなわち、工程Dのカルボン酸生成物)(2.58g、10ミリモル)およびピリジン(1.4mL、1.4g、17ミリモル)の溶液を、−5℃〜0℃で5分間かけて滴下して添加した。添加の間、スラリーが形成した。この温度で混合物を5分間撹拌し、次いで2−アミノ−3−メチル−5−クロロ安息香酸(すなわち、実施例1、工程Aの生成物)(1.86g、10ミリモル)を一度で添加した。次いでアセトニトリル(10mL)中ピリジン(2.8mL、2.7g、35ミリモル)の溶液を、−5℃〜0℃で5分間かけて滴下して添加した。混合物を−5℃〜0℃で15分間撹拌し、次いでアセトニトリル(5mL)中塩化メタンスルホニル(1.0mL、1.5mL、13ミリモル)を、−5℃〜0℃の温度で5分間かけて滴下して添加した。この温度で反応混合物を15分間撹拌し、次いでゆっくり室温まで加温し、そして4時間撹拌した。水(15mL)を滴下して添加し、そして混合物を15分間撹拌した。次いで混合物を濾過し、そして固体を2:1アセトニトリル−水(3×3mL)、次いでアセトニトリル(2×3mL)で洗浄し、窒素下で乾燥させ、199℃〜201℃で融解する淡黄色粉末3.83g(粗製収率94.0%)として表題の生成物を得た。ゾルバックス(Zorbax)(登録商標)Rx−C8クロマトグラフィカラムを使用する生成物のHPLC(4.6mm×25cm、溶出剤25〜95%アセトニトリル/pH3水)は、表題の化合物に相当し、かつ97.8%の総クロマトグラムピーク面積を有する主ピークを示した。
1H NMR(DMSO−d6)δ1.72(s,3H)、7.48(s,1H)、7.74−7.80(m,2H)、7.87(m,1H)、8.37(dd,1H)、8.62(dd,1H)。
2−[3−ブロモ−1−(3,4−ジクロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンゾオキサジン−4−オンと2−[3−ブロモ−1−(3,6−ジクロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンゾオキサジン−4−オンとの混合物の製造
3−クロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸の代わりに、3−ブロモ−1−(3,4−ジクロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸と3−ブロモ−1−(3,6−ジクロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸との混合物(異性体混合物、3.37g、10ミリモル)を使用したことを除き、実施例13の製造に関して上記された方法による。淡黄色固体4.35g(粗製収率89.4%)(m.p.195〜210℃)として表題化合物混合物を得た。ゾルバックス(Zorbax)(登録商標)Rx−C8カラムを使用する生成物のHPLC(4.6mm×25cm、溶出剤25〜95%アセトニトリル/pH3水)は、異性体混合物に関する86.9面積%を示した。
1H NMR(DMSO−d6)δ1.75および1.80(各s,合計3H)、7.56および7.56(各s,合計1H)、7.80および7.90(各m,合計2H)、7.96および8.12(各d,合計1H)、8.44および8.61(各d,合計1H)。
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−1−オキシド−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンゾオキサジン−4−オンの製造
塩化メタンスルホニル(0.50mL、0.74g、6.5ミリモル)をアセトニトリル(5mL)に溶解し、混合物を−5℃まで冷却した。アセトニトリル(5mL)中3−クロロ−1−(3−クロロ−1−オキシド−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸(1.59g、5.0ミリモル)およびピリジン(0.69mL、0.67g、8.5ミリモル)の混合物はスラリーを形成し、そしてこれを−5℃〜0℃で5分間かけて滴下して添加した。この温度で混合物を5分間撹拌し、次いで2−アミノ−3−メチル−5−クロロ安息香酸(すなわち、実施例1、工程Aの生成物)(0.93g、5.0ミリモル)を一度で添加した。次いでアセトニトリル(2.5mL)中ピリジン(1.4mL、1.4g、17ミリモル)の溶液を、−5℃〜0℃で5分間かけて滴下して添加した。混合物を−5℃〜0℃で15分間撹拌し、次いでアセトニトリル(2.5mL)中塩化メタンスルホニル(0.50mL、0.74mL、6.5ミリモル)を、−5℃〜0℃の温度で5分間かけて滴下して添加した。この温度で反応混合物を15分間撹拌し、次いでゆっくり室温まで加温し、そして3時間撹拌した。水(7.5mL)を滴下して添加し、そして混合物を15分間撹拌した。次いで混合物を濾過し、そして固体を2:1アセトニトリル−水(3×1.5mL)、次いでアセトニトリル(2×1.5mL)で洗浄し、窒素下で乾燥させ、オフホワイト色粉末2.05g(粗製収率87.6%)(m.p.240℃〜245℃(分解))として表題の生成物を得た。ゾルバックス(Zorbax)(登録商標)Rx−C8カラムを使用する生成物のHPLC(4.6mm×25cm、溶出剤25〜95%アセトニトリル/pH3水)は、表題の化合物の96.1面積%を示した。
1H NMR(DMSO−d6)δ1.87(s,3H)、7.61(s,1H)、7.66−7.74(m,1H)、7.84(d,1H)、7.89(d,1H)、8.52(d,1H)。
XはNまたはCR6であり、
YはNまたはCHであり、
R1はHであり、
R2はHまたはCH3であり、
R3はC1〜C6アルキルであり、
R4はC1〜C4アルキルまたはハロゲンであり、
R5はH、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルまたはハロゲンであり、
R6およびR7は独立してH、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、ハロゲン、CNまたはC1〜C4ハロアルコキシであり、
R8はH、C1〜C4アルキル、C2〜C4アルケニル、C2〜C4アルキニル、C3〜C6シクロアルキル、C1〜C4ハロアルキル、C2〜C4ハロアルケニル、C2〜C4ハロアルキニル、C3〜C6ハロシクロアルキル、ハロゲン、CN、NO2、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルキルチオ、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、C1〜C4アルキルアミノ、C2〜C8ジアルキルアミノ、C3〜C6シクロアルキルアミノ、(C1〜C4アルキル)(C3〜C6シクロアルキル)アミノ、C2〜C4アルキルカルボニル、C2〜C6アルコキシカルボニル、C2〜C6アルキルアミノカルボニル、C3〜C8ジアルキルアミノカルボニルまたはC3〜C6トリアルキルシリルであり、
R9はCF3、OCF3、OCHF2、OCH2CF3、S(O)pCF3、S(O)pCHF2またはハロゲンであり、そして
pは0、1または2である]
YがNであり、
R2がHまたはCH3であり、
R3がC1〜C4アルキルであり、
R4がCH3、F、ClまたはBrであり、
R5がCF3、F、Cl、BrまたはIであり、
R7がClまたはBrであり、
R8がHであり、そして
R9がCF3、OCHF2、OCH2CF3、ClまたはBrである、式1aまたは式IIIの化合物の製造方法である。
Claims (11)
- (1)カルボン酸を塩化スルホニルと場合により置換されていてもよいピリジン化合物の存在下で接触させ、ここで、塩化スルホニル対カルボン酸の公称モル比が約0.75〜1.5であり、
(2)(1)において製造された混合物をオルト−アミノ芳香族カルボン酸と場合により置換されていてもよいピリジン化合物の存在下で接触させ、ここで、オルト−アミノ芳香族カルボン酸対(1)において仕込まれたカルボン酸の公称モル比が約0.8〜1.2であり、
(3)(2)において製造された混合物に追加の塩化スルホニルを添加し、ここで、(3)において添加された追加の塩化スルホニル対(1)において仕込まれたカルボン酸の公称モル比が少なくとも約0.5である
ことを含んでなる縮合オキサジノンの製造方法。 - 式1
[式中、
Jは場合により置換されていてもよい炭素部分であり、そして
Kは2個の隣接連結炭素原子と一緒になって、それぞれの環が場合により置換されていてもよい縮合フェニル環または縮合5員もしくは6員芳香族複素環である]
の縮合オキサジノンを、
(1)式2
のカルボン酸を式4
[式中、Lはアルキル、ハロアルキル、および場合によりアルキルまたはハロゲンから独立して選択される1〜3個の置換基によって置換されていてもよいフェニルから選択される]
の塩化スルホニルと場合により置換されていてもよいピリジン化合物の存在下で接触させ、
(2)(1)において製造された混合物を式5
のオルト−アミノカルボン酸と場合により置換されていてもよいピリジン化合物の存在下で接触させ、
(3)(2)において製造された混合物を追加の式4の塩化スルホニルと接触させる
ことによって製造する請求項1に記載の方法。 - (1)における塩化スルホニル対カルボン酸の公称モル比が約1.0〜1.5であり、(2)におけるオルト−アミノ芳香族カルボン酸対(1)において仕込まれたカルボン酸の公称モル比が約0.9〜1.1であり、(3)において添加された追加の塩化スルホニル対(1)において仕込まれたカルボン酸の公称モル比が約1.0〜1.5である請求項2に記載の方法。
- (1)において仕込まれた場合により置換されていてもよいピリジン化合物対(1)において仕込まれたカルボン酸の公称モル比が約1.0〜2.0であり、追加の場合により置換されていてもよいピリジン化合物を(2)において仕込み、そして(2)において仕込まれた追加の場合により置換されていてもよいピリジン化合物対(1)において仕込まれたカルボン酸の公称モル比が約2.0〜4.0である請求項3に記載の方法。
- Jがそれぞれ場合により置換されていてもよい、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、C3〜C8シクロアルキルまたはC3〜C8シクロアルケニルであるか、あるいは
Jがそれぞれ場合により置換されていてもよい、フェニル環、ベンジル基、ベンゾイル基、5員もしくは6員芳香族複素環、芳香族8員、9員もしくは10員縮合カルボビシクロ環系、芳香族8員、9員もしくは10員縮合ヘテロビシクロ環系または場合によりC(=O)、SOもしくはS(O)2よりなる群から選択される1もしくは2個の環員を含んでいてもよい5員もしくは6員非芳香族複素環である
請求項2に記載の方法。 - Kが2個の隣接連結炭素原子と一緒になって、場合によりG、U、WまたはR13から独立して選択される1〜4個の置換基によって置換されていてもよい縮合フェニル環、あるいは場合によりG、U、WまたはR13から独立して選択される1〜3個の置換基によって置換されていてもよい縮合5員もしくは6員芳香族複素環であり、
Jがそれぞれ場合によりR12、ハロゲン、CN、NO2、ヒドロキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、C1〜C4アルキルアミノ、C2〜C8ジアルキルアミノ、C3〜C6シクロアルキルアミノおよび(C1〜C4アルキル)(C3〜C6シクロアルキル)アミノよりなる群から選択される1個もしくはそれ以上の置換基によって置換されていてもよい、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、C3〜C8シクロアルキルまたはC3〜C8シクロアルケニルであるか、あるいは
Jがそれぞれ場合によりG、U、WまたはR13から独立して選択される1〜4個の置換基によって置換されていてもよい、フェニル環、ベンジル基、ベンゾイル基、5員もしくは6員芳香族複素環、芳香族8員、9員もしくは10員縮合カルボビシクロ環系、芳香族8員、9員もしくは10員縮合ヘテロビシクロ環系または場合によりC(=O)、SOもしくはS(O)2よりなる群から選択される1もしくは2個の環員を含んでいてもよい5員もしくは6員非芳香族複素環であり、
各Gがそれぞれ場合によりWから独立して選択される1〜4個の置換基によって置換されていてもよい、場合によりC(=O)、SOもしくはS(O)2よりなる群から選択される1もしくは2個の環員を含んでいてもよい5員もしくは6員非芳香族複素環であり、
各Uがそれぞれ場合によりWから独立して選択される1〜4個の置換基によって置換されていてもよい、フェニル環、ベンジル基、ベンゾイル基、5員もしくは6員芳香族複素環、芳香族8員、9員もしくは10員縮合カルボビシクロ環系、芳香族8員、9員もしくは10員縮合ヘテロビシクロ環系であり、
各Wが独立してC1〜C4アルキル、C2〜C4アルケニル、C2〜C4アルキニル、C3〜C6シクロアルキル、C1〜C4ハロアルキル、C2〜C4ハロアルケニル、C2〜C4ハロアルキニル、C3〜C6ハロシクロアルキル、ハロゲン、CN、NO2、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルキルチオ、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、C1〜C4アルキルアミノ、C2〜C8ジアルキルアミノ、C3〜C6シクロアルキルアミノ、(C1〜C4アルキル)(C3〜C6シクロアルキル)アミノまたはC3〜C6トリアルキルシリルであり、
各R12が独立してR19C(=E)−、R19C(=E)L−、R19LC(=E)−、(R19)LC(=E)L−、−O(Q=)P(OR19)2、−SO2LR18またはR19SO2L−であり、
各R13がB(OR17)2、NH2、SH、チオシアナト、C3〜C8トリアルキルシリルオキシ、C1〜C4アルキルジスルフィド、SF5、R19C(=E)−、R19C(=E)M−、R19MC(=E)−、(R19)MC(=E)M−、−OP(=Q)(OR19)2、−S(O)2MR19、R19S(O)2M−であり、
各Eが独立してO、S、NR15、NOR15、NN(R15)2、N−S=O、N−CNまたはN−NO2であり、
各Mが独立してO、NR18またはSであり、
QがOまたはSであり、
各R15および各R19が独立してH;場合によりCN、NO2、ヒドロキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルキルチオ、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、C1〜C4ハロアルキルチオ、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、C1〜C4アルキルアミノ、C2〜C8ジアルキルアミノ、CO2H、C2〜C6アルコキシカルボニル、C2〜C6アルキルカルボニル、C3〜C6トリアルキルシリル、および場合によりWから独立して選択される1〜3個の置換基によって置換されていてもよいフェニル環よりなる群から選択される1個もしくはそれ以上の置換基によって置換されていてもよいC1〜C6アルキル;C1〜C6ハロアルキル;C3〜C6シクロアルキル;または場合によりWから独立して選択される1〜3個の置換基によって置換されていてもよいフェニル環であり、
各R17が独立してHまたはC1〜C4アルキルであるか、あるいは
B(OR17)2が場合によりメチルまたはC2〜C6アルコキシカルボニルから独立して選択される1もしくは2個の置換基によって置換されていてもよい、2〜3個の炭素の鎖によって2個の酸素原子が連結される環を形成することができ、そして
各R18が独立してH、C1〜C6アルキルまたはC1〜C6ハロアルキルである
請求項5に記載の方法。 - Kが2個の隣接連結炭素原子と一緒になって、場合によりWまたはR13から独立して選択される1〜4個の置換基によって置換されていてもよい縮合フェニル環である請求項6に記載の方法。
- 式1a
[式中、
XはNまたはCR6であり、
YはNまたはCHであり、
R4はC1〜C4アルキルまたはハロゲンであり、
R5はH、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルまたはハロゲンであり、
R6およびR7は独立してH、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、ハロゲン、CNまたはC1〜C4ハロアルコキシであり、
R8はH、C1〜C4アルキル、C2〜C4アルケニル、C2〜C4アルキニル、C3〜C6シクロアルキル、C1〜C4ハロアルキル、C2〜C4ハロアルケニル、C2〜C4ハロアルキニル、C3〜C6ハロシクロアルキル、ハロゲン、CN、NO2、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルキルチオ、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、C1〜C4アルキルアミノ、C2〜C8ジアルキルアミノ、C3〜C6シクロアルキルアミノ、(C1〜C4アルキル)(C3〜C6シクロアルキル)アミノ、C2〜C4アルキルカルボニル、C2〜C6アルコキシカルボニル、C2〜C6アルキルアミノカルボニル、C3〜C8ジアルキルアミノカルボニルまたはC3〜C6トリアルキルシリルであり、
R9はCF3、OCF3、OCHF2、OCH2CF3、S(O)pCF3、S(O)pCHF2またはハロゲンであり、そして
pは0、1または2である]
の化合物を、式2化合物として式2’の化合物および式5化合物として式5’の化合物を使用して製造する請求項2に記載の方法。
- XがNであり、
YがNであり、
R4がCH3、F、ClまたはBrであり、
R5がCF3、F、Cl、BrまたはIであり、
R7がClまたはBrであり、
R8がHであり、そして
R9がCF3、OCHF2、OCH2CF3、ClまたはBrである
請求項8に記載の方法。 - 式III
[式中、
XはNまたはCR6であり、
YはNまたはCHであり、
R1はHであり、
R2はHまたはCH3であり、
R3はC1〜C6アルキルであり、
R4はC1〜C4アルキルまたはハロゲンであり、
R5はH、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルまたはハロゲンであり、
R6およびR7は独立してH、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、ハロゲン、CNまたはC1〜C4ハロアルコキシであり、
R8はH、C1〜C4アルキル、C2〜C4アルケニル、C2〜C4アルキニル、C3〜C6シクロアルキル、C1〜C4ハロアルキル、C2〜C4ハロアルケニル、C2〜C4ハロアルキニル、C3〜C6ハロシクロアルキル、ハロゲン、CN、NO2、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルキルチオ、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、C1〜C4アルキルアミノ、C2〜C8ジアルキルアミノ、C3〜C6シクロアルキルアミノ、(C1〜C4アルキル)(C3〜C6シクロアルキル)アミノ、C2〜C4アルキルカルボニル、C2〜C6アルコキシカルボニル、C2〜C6アルキルアミノカルボニル、C3〜C8ジアルキルアミノカルボニルまたはC3〜C6トリアルキルシリルであり、そして
R9はCF3、OCF3、OCHF2、OCH2CF3、S(O)pCF3、S(O)pCHF2またはハロゲンであり、
pは0、1または2である]
の化合物を式1a
を使用して製造する方法であって、
請求項8の方法によって式1aの化合物を製造することを特徴とする方法。 - XがNであり、
YがNであり、
R2がHまたはCH3であり、
R3がC1〜C4アルキルであり、
R4がCH3、F、ClまたはBrであり、
R5がCF3、F、Cl、BrまたはIであり、
R7がClまたはBrであり、
R8がHであり、そして
R9がCF3、OCHF2、OCH2CF3、ClまたはBrである
請求項10に記載の方法。
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