JP2006351814A - クリーニング方法、コンピュータプログラム及び成膜装置 - Google Patents

クリーニング方法、コンピュータプログラム及び成膜装置 Download PDF

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Abstract


【課題】 成膜処理時に処理容器内に高温部位と低温部位とが存在する成膜装置について、成膜処理後の処理容器内のクリーニングを速やかに行うこと。
【解決手段】 基板に対して成膜を行った後に処理容器内をクリーニングする際に、処理容器の第1の部位例えば処理容器の内壁よりも内側にて処理雰囲気を囲む筒状部材の温度を成膜時よりも低くして、第2の部位例えば処理容器の内壁の温度に近づけ、これにより処理容器内のクリーニング領域の温度差を小さくして処理容器内にクリーニングガスを供給する。こうすることで第1の部位及び第2の部位に付着している薄膜を含む処理容器内の薄膜を早く除去することができ、クリーニングする時間を短くすることができる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、処理容器内で基板に対して成膜処理を行った後、処理容器内をクリーニングガスによってクリーニングするクリーニング方法、コンピュータプログラム及び成膜装置に関する。
半導体デバイスの一つに成膜処理があり、このプロセスは通常真空雰囲気下で処理ガスを例えばプラズマ化あるいは熱分解することで活性化し、基板表面上に活性種あるいは反応生成物を堆積させることにより行われる。この成膜処理では基板表面に薄膜を形成するに伴って、処理容器内に設けられた部材及び処理容器の内壁にも反応生成物が堆積するため、この堆積物の量、即ち薄膜の累積膜厚がある設定値を越えたときに、処理容器内にクリーニングガスを供給してクリーニングを行っている(例えば、特許文献1参照。)。
このような処理を行うための成膜装置について図11を用いて簡単に説明すると、真空チャンバである処理容器10内に、基板Dを載置するための載置台11が配置されており、前記載置台11の上方にはガス供給部12が設けられている。前記ガス供給部12は処理雰囲気を囲むインナーウォール13などと呼ばれる筒状部材の上面に設けられ、基板Dに対してシャワー状のガスを供給し、またその上部空間に供給されたガスが下方側に透過するような構造になっている。また前記ガス供給部12の上方側には透過窓14及びマイクロ波放射用の平面アンテナ15が設けられている。このような成膜装置は例えばCF膜(フッ素添加カーボン膜)を成膜するのに適しており、この場合基板Dに対してプラズマ成膜処理が行われる間、インナーウォール13についてはヒータ16により200℃に加熱される。その理由は、基板Dの温度を380℃程度とし、処理雰囲気に曝されるインナーウォール13の内周面の温度を200℃程度とすることで、CF膜の膜厚の面内均一性を高めることが経験的に把握されることによる。
一方インナーウォール13よりも外方側に位置する処理容器10については、内壁面が例えば90℃程度となるようにヒータ17により加熱される。これは処理雰囲気から少し離れた処理容器10の内壁面についても基板D上のCF膜の膜厚及び面内均一性の観点から加熱しておくことが望ましく、また作業者の安全を図るという点から90℃程度が限界であるという理由による。
そして基板Dの成膜処理を繰り返して累積膜厚が設定値を越えるとクリーニングが行われるが、このCF膜のクリーニングは、各部位の温度は成膜時のままにしておいてクリーニングガスである酸素ガスにマイクロ波を与えてプラズマ化し、この酸素プラズマにより処理容器10内に付着しているCF膜を灰化除去することにより行われる(例えば、特許文献2参照。)。
しかしながら200℃もの高温に加熱されている高温部位(インナーウォール13)と90℃程度の低温部位(処理容器10の内壁)とに付着している付着物(CF膜)をクリーニングしようとすると、高温部位に付着していた付着物の分解生成物が低温部位である処理容器10の内壁に転移し、このため高温部位における付着物のクリーニングが行われる間、当該低温部位においては付着物の量が増えてしまい、つまり薄膜が成長してしまい、その後低温部位に付着している薄膜が除去されることになることから、クリーニングに長い時間を要し、スループットの低下の要因になるという問題がある。
特開平11−330063(段落0019、段落0020) 特開2004−296512(段落0030、図4)
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、成膜処理時に処理容器内に高温部位と低温部位とが存在する成膜装置について、成膜処理後の処理容器内のクリーニングを速やかに行うことができる技術を提供することにある。
本発明のクリーニング方法は、処理容器内の第1の部位を第1の加熱手段により第1の温度で加熱すると共に当該処理容器内の第2の部位を第2の加熱手段により第1の温度よりも低い第2の温度で加熱しながら処理容器内に処理ガスを供給して、処理容器内の載置台上の基板に対して成膜処理を行った後に処理容器内をクリーニングする方法において、
前記第1の部位の温度を第2の部位の温度に近づけるために、第1の加熱手段の設定温度を第1の温度よりも低い温度に設定する工程と、
その後処理容器内にクリーニングガスを供給して、第1の部位に付着している付着物及び第2の部位に付着している付着物を含む処理容器内の付着物をクリーニングする工程と、を備えることを特徴とする。
なお、第1の部位とは例えば処理容器内に設けられた部材であり、第2の部位とは例えば処理容器の内壁である。また前記部材とは、例えば処理容器の内周壁の内側にて処理容器の周方向に沿って配置された部材である。さらに前記処理容器において、処理容器内に載置台と対向するように上方側にガス供給部を設ける構成にした場合、前記部材とは、例えば前記ガス供給部の下方側空間を囲むように設けられた筒状部材である。
また上述したクリーニング方法において、クリーニングを開始してから、第2の部位における付着物の膜厚が一旦大きくなる現象が起ることなく、時間の経過と共に小さくなっていく程度に、第1の部位の温度と第2の部位の温度との差異が小さくなるようにすることが好ましい。
また他の発明は、処理容器内の載置台上の基板に対して成膜処理を行った後に処理容器内をクリーニングする成膜装置に用いられるコンピュータプログラムであって、
上述したクリーニング方法を実施するためのステップ群が組み込まれていることを特徴とする。このコンピュータプログラムの具体的構成について述べると、前記第1の部位の温度を第2の部位の温度に近づけるために、第1の加熱手段の設定温度を第1の温度よりも低い温度に設定するステップと、
その後処理容器内にクリーニングガスを供給して、第1の部位に付着している薄膜及び第2の部位に付着している薄膜を含む処理容器内の薄膜をクリーニングするステップと、を実行するように作成される。
また他の発明は、基板を載置する載置台が内部に設けられた処理容器と、処理容器内に基板に対して成膜処理を行うための処理ガスを供給する処理ガス供給部と、処理容器内にクリーニングガスを供給してクリーニングするためのクリーニングガス供給部と、を備え、
処理容器内の第1の部位を第1の加熱手段により第1の温度で加熱すると共に当該処理容器内の第2の部位を第2の加熱手段により第1の温度よりも低い第2の温度で加熱しながら処理ガスを供給して、基板に対して成膜処理を行った後に処理容器内をクリーニングする成膜装置において、
上述したクリーニング方法を実施するコンピュータプログラムに基づいて制御動作を行う制御部を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、処理容器内に高温部位(第1の部位)と低温部位(第2の部位)とが存在する状態で処理容器内をクリーニングする際に、処理容器内の第1の部位例えば処理容器の内壁よりも内側にて処理雰囲気を囲む筒状部材の温度を成膜時よりも低くして、第2の部位例えば処理容器の内壁の温度に近づけ、これにより処理容器内におけるクリーニング領域の温度差を小さくして処理容器内にクリーニングガスを供給しているので、後述の実施例に示すように処理容器内のクリーニングを速やかに行うことができる。
本発明の実施の形態を説明するにあたり、先ず、本発明のクリーニング方法に用いられるプラズマ処理装置の一例について図1から図3を参照しながら述べておく。図1中1は、例えばアルミニウムからなる処理容器(真空チャンバ)であり、前記処理容器1の底部は凸型形状となっている。この処理容器1内には被処理基板である半導体ウエハ(以下、ウエハという。)Wを水平に支持する例えば円柱状に形成された載置台2が設けられており、前記載置台2の内部には箔状の電極2aが埋設され、前記電極2aはスイッチ22を介して直流電源23に接続されている。また前記載置台2の内部にはウエハWの処理面の温度を調整するためにヒータ等の温調手段2bが埋設されている。さらに前記載置台2の中には、図示しない搬送手段との間でウエハWの受け渡しを行うための図示しない例えば3本の昇降ピンが貫通して設けられている。
前記載置台2は支持部24によって支持されており、前記支持部24は処理容器1の底部まで延設されている。この載置台2及び支持部24は、前記支持部24の基端側に設けられた昇降機構25により昇降可能となっており、支持台24の下方の可動部分は、ステンレス鋼(SUS)製のベローズ26で覆われている。
前記載置台2の上方には、例えば平面形状が略円形状のガスシャワーヘッドとして構成された導電体例えばアルミニウムからなる第1のガス供給部3が設けられ、この第1のガス供給部3における載置台2と対向する面には多数のガス供給孔31が形成されている。また処理容器1内には当該処理容器1よりも一回り小さい筒状部材(以下、インナーウォールという。)4が設けられ、第1のガス供給部3はこのインナーウォール4の上面に設けられている。前記インナーウォール4は図2に示すように被処理基板であるウエハWの搬送口41及び処理雰囲気を観察するための窓部42が周面に形成されている。前記インナーウォール4の上部側には第1の加熱手段であるヒータ43が周方向に沿って、内蔵して設けられると共に、前記インナーウォール4の周方向の2箇所には処理容器1の底部から、第1のガス供給部3の内部の後述する格子状のガス流路32にガスを供給するためにガス流路44が形成されている。なお、このガス流路44には外部からガス供給路45が接続されている。この実施の形態においては、前記インナーウォール4は処理容器1の周方向に沿って配置された第1の部位である部材に相当し、前記処理容器1の内壁は第2の部位に相当する。
このガス供給路45の基端側には、処理ガスである炭素とフッ素とを含む化合物の成膜ガス例えばC5F8ガスの供給源5がガス供給機器群51を介して接続されている。なお、ガス供給機器群51はバルブや流量調整部であるマスフローコントローラなどを含み、ガス供給の制御を行うためのものである。
前記第1のガス供給部3の内部には、図3に示すようにガス供給孔31と連通する格子状のガス流路32が形成されている。また前記第1のガス供給部3には、当該ガス供給部3を貫通するように、多数の開口部33が形成されている。この開口部33は、この上方側の空間で生成されるプラズマを当該ガス供給部3の下方側の空間に通過させるためのものであり、例えば隣接するガス流路32同士の間に形成されている。
前記第1のガス供給部3の上方側には、第2のガス供給部であるガス供給路6が設けられている。このガス供給路6の基端側は、分岐管6a、6bに分岐されている。分岐管6aにはプラズマガスであるAr(アルゴン)ガスのガス供給源61がガス供給機器群62を介して接続され、分岐管6bにはクリーニングガスであるO2(酸素)ガスのガス供給源63がガス供給機器群64を介して接続されている。なお、ガス供給機器群62、64はバルブや流量調整部であるマスフローコントローラなどを含み、ガス供給の制御を行うためのものである。
前記第2のガス供給部6の上方側には、誘電体プレート(マイクロ波透過窓)7が設けられ、この誘電体プレート7の上部側には、当該誘電体プレート7と密接するようにアンテナ部8が設けられている。このアンテナ部8は、平面形状が円形の扁平なアンテナ本体80と、このアンテナ本体80の下面側に遅相板83を介して設けられ、多数のスロット対が形成された円板状の平面アンテナ部材(スロット板)81とを備えている。これらアンテナ本体80、平面アンテナ部材81及び遅相板83によりラジアルラインスロットアンテナ(RLSA)が構成されている。
そしてこのアンテナ部8は同軸導波管84を介してマイクロ波発生手段92からマイクロ波が供給されるようになっている。前記同軸導波管84の外側の導波管84Aはアンテナ本体80に接続され、中心導体84Bは遅相板83に形成された開口部を介して平面アンテナ部材81に接続されている。
また処理容器1の底部には排気管85が接続されており、この排気管85の基端側には例えばバタフライバルブなどからなる圧力調整部86を介して真空排気手段である真空ポンプ87が接続されている。更にまた処理容器1の内壁には、第2の加熱手段であるヒータ88が設けられている。また処理容器1の側壁には、インナーウォール4に形成された搬送口41と対向する位置にゲートバルブ89により開閉自在なウエハWの搬出入口90が形成されている。
そしてこのプラズマ処理装置は例えばコンピュータからなる制御部91を備えており、前記ガス供給機器群51、62、64、圧力調整部86、第1の加熱手段であるヒータ43、第2の加熱手段であるヒータ88、温調手段2b、マイクロ波発生手段92及び載置台2の静電チャックのスイッチ22、昇降機構25などを制御するように構成されている。また制御部91は、処理容器1内で行われる後述の一連の処理のステップを実行するためのシーケンスプログラムを記憶した記憶部、各プログラムの命令を読み出して各部に制御信号を出力する手段などを備えている。
続いてこの実施の形態により行われる一連の処理の一例を図4及び図5に基づいて説明する。先ず載置台2を、内蔵されている温調手段2bにより例えば380℃に設定し、また第1の部位であるインナーウォール4の温度を第1の加熱手段であるヒータ43によって第1の温度である例えば200℃に設定すると共に、第2の部位である処理容器1の内壁の温度を第2の加熱手段であるヒータ88によって第2の温度である例えば90℃に設定する(ステップ1)。次に図示しない搬送アームによって被処理基板であるウエハWを搬出入口90及び搬送口41を介して処理容器1内に搬入し、図示しない昇降ピンによって載置台2の上に載置して静電吸着する(ステップ2)。
続いて前記ウエハWの表面に例えば層間絶縁膜としてCF膜(フッ素添加カーボン膜)を成膜する(ステップ3)。即ち、処理容器1の内部を所定の圧力まで真空引きし、第2のガス供給部であるガス供給路6を介してArガスを供給すると共に、ガス供給路45を介して第1のガス供給部3から処理ガスである炭素とフッ素とを含む化合物の成膜ガス例えばC5F8ガスを供給する。
一方、マイクロ波発生手段92から例えば2.45GHz、2000Wの高周波(マイクロ波)を供給すると、このマイクロ波は、TMモードあるいはTEモードあるいはTEMモードで同軸導波管84内を伝搬してアンテナ部8の平面アンテナ部材81に到達し、同軸導波管84の内部導体84Bを介して、平面アンテナ部材81の中心部から周縁領域に向けて放射状に伝搬される間に、スロット対からマイクロ波が誘電体プレート7を介して下方側の空間に向けて放射される。
そしてこのマイクロ波のエネルギーによりArガスが活性化され、第1のガス供給部3の上方空間に高密度で均一なプラズマが励起される。そして、このアルゴンの活性種は第1のガス供給部3の開口部33を介して当該ガス供給部3の下方側の処理空間に流れ込んで行く。また当該ガス供給部3からこの処理空間に供給されるC5F8ガスは、流れ込んできたアルゴンの活性種により活性化され、図5(a)に示すように載置台2上のウエハWの表面にCF膜100が成膜される。またこのときインナーウォール4の表面及び載置台2の側面にCF膜100が成膜さると共にプラズマ中の活性種がインナーウォール4の搬送口41及び窓部42を通って処理容器1の内壁に達し、ここにもCF膜100が成膜される。
この成膜処理においては、載置台2に内蔵された温調手段2bの温調作用とプラズマからのウエハWの入熱作用とによってウエハWの温度が例えば380℃に加熱され、また処理雰囲気を囲むインナーウォール4の温度及び処理容器1の内壁の温度が夫々200℃及び90℃に加熱されていることから、ウエハWの膜厚については高い面内均一性を得られることが実験から把握されている。なお、プラズマの発光領域はインナーウォール4よりも内方側にあるが、プラズマ中の活性種はインナーウォール4の搬送口41や窓部42を通ってインナーウォール4の外側に流出し、処理容器1の壁面に達する。このため処理容器1の内壁はインナーウォール4の外側とはいえ、成膜処理の環境の一部をなすものであり、この部位(第2の部位)が極端に冷たいと成膜処理が不安定になってウエハWの膜厚の面内均一性などが悪くなることから、処理容器1の内壁を加熱している。しかしながら処理容器1の内壁があまり高温になると作業者に対する安全性に問題が出てくることから、プロセス的にはより高温にすることが好ましいところであるが、概ね90℃程度の温度に抑えている。
そしてウエハWに対する成膜処理が終了した後、当該ウエハWが搬出され(ステップ4)、後続のウエハWが順次搬入され累積膜厚が設定値を越えるまで同様にして成膜処理が行われ、この累積膜厚が設定値を越えると、処理容器1内のクリーニングが行われる(ステップ5)。
続いてこのクリーニング工程について述べる。先ずヒータ43の発熱量を小さくすることによりインナーウォール4の温度を、成膜時の設定温度であった200℃から降温させて処理容器1の内壁の温度の設定温度である90℃に合わせ、処理容器1内のクリーニング領域の温度差を小さくする。しかる後、処理容器1内を真空排気しながら第2のガス供給部であるガス供給路6を介してクリーニングガスであるO2ガスを供給し、処理容器1内を所定の真空雰囲気にする。そして上述と同様にマイクロ波発生手段92からのマイクロ波のエネルギーに基づいてO2ガスがプラズマ化され、図5(b)に示すようにインナーウォール4の表面及び載置台2の側面に付着している付着物(CF膜)100が除去されると共にプラズマ中の活性種がインナーウォール4の搬送口41及び窓部42を通って処理容器1の内壁に達し、ここに付着している付着物(CF膜)100が除去され、こうして処理容器1内のクリーニングが終了する。
上述の実施の形態によれば、ウエハWに対して成膜処理を行った後に処理容器1内をクリーニングする際に、第1の部位であるインナーウォール4の温度を成膜時の温度から第2の部位である処理容器1の内壁の温度に近づけて処理容器1内のクリーニング領域の温度差を小さくして処理容器1内にクリーニングガスであるO2ガスを供給しているので、後述の実施例に示すように処理容器1において成膜時の温度条件のままにして高温部位(200℃の部位)と低温部位(90℃の部位)とが存在してクリーニングするよりも、インナーウォール4に付着しているCF膜100と処理容器1の内壁に付着しているCF膜100とを含む処理容器1内のCF膜100を早く除去することができ、クリーニングする時間を速やかに行うことができる。
続いて本発明における処理容器1内のクリーニングにおいて、処理容器1内の薄膜がクリーニングガスによって取り除かれるメカニズムを、従来のクリーニングと比較しながら説明する。
従来のクリーニング工程では、図1に示すプラズマ処理装置において第1の部位であるインナーウォール4の温度及び第2の部位である処理容器1の内壁の温度は夫々成膜時における200℃及び90℃のままである。以下において説明の便宜上第1の部位であるインナーウォール4を高温部位、第2の部位である処理容器1の内壁を低温部位と呼ぶことにする。処理容器1内にクリーニングガスであるO2ガスが供給されると、図6(a)及び図6(b)に示すように、先ず高温部位に付着している付着物(CF膜)200がO2プラズマによって分解され、この分解生成物は低温部位の方に向かって飛散し、低温部位に付着している付着物200の上に転移する。低温部位においてもCF膜の分解は起っていると思われるが、高温部位からの分解生成物が低温の部位にトラップされ易いと考えられ、即ち分解よりも付着作用の程度が方が大きくなり、CFの膜厚は大きくなっていく。そして図6(c)に示すように高温部位に付着してる付着物200が完全に除去された後、図6(d)に示すようにO2プラズマにより低温部位に付着している付着物200の分解が促進される。そして図6(e)に示すように低温部位に付着している付着物200が完全に除去される。従来のクリーニングでは、このようなプロセスにより高温部位に付着している付着物200及び低温部位に付着している付着物200が除去されると推測される。なお、図7は低温部位に付着している付着物の膜厚の経時変化を示した特性図であり、この図から分かるようにクリーニングを開始してから、低温部位における付着物の膜厚が一旦大きくなる現象が起り、時間の経過と共に膜厚が小さくなることが分かる。
一方本発明のクリーニング工程の一例では、第1の部位であるインナーウォール4の温度及び第2の部位である処理容器1の内壁の温度はいずれも90℃に設定されている。この場合は処理容器1内にクリーニングガスであるO2ガスが供給されると、図8(a)及び図8(b)に示すように、第1の部位に付着している付着物200及び第2の部位に付着している付着物200はO2プラズマによって略同時に分解が開始され、図8(c)に示すように両部位に付着している各付着物200が略同時に取り除かれる。本発明のクリーニングでは、このようにして第1の部位に付着している付着物200及び第2の部位に付着している付着物200が除去されると推測される。なお、図9中の(A)は第2の部位に付着している付着物の膜厚の経時変化を示した特性図である。図9中の(A)に示すようにクリーニングを開始してから、第2の部位における付着物の膜厚が一旦大きくなる現象が起ることなく、時間と共に膜厚が小さくなり、このためクリーニングに要する時間が短縮されることが分かる。
なお、図7及び図9のデータは次のようにして得られた。先ず、インナーウォール4の温度を200℃、処理容器1の内壁温度を90℃、載置台2の温度を90℃に設定する。そして載置台2上に厚さA(図7参照)のCF膜が成膜された約3cm×3cmの角型のウエハ片を3枚置き、前述のO2プラズマによりクリーニングを開始する。クリーニング開始から時間b経過後にクリーニングを一旦停止してウエハ片を一つ取り出す。クリーニングを再開し最初のクリーニング開始から正味のクリーニング時間がc時間経過後に2枚目のウエハ片を取り出す。以下同じことを繰り返してd時間経過後に3枚目のウエハ片を処理容器1より取り出し、各ウエハ片のCF膜の厚みを測定し図7の結果を得た。このように載置台2の温度を処理容器1の内壁の温度と同じくし、載置台2上のウエハ片のCF膜(CF膜の分解生成物)の厚みを計測した。この実験では処理容器1の内壁温度と載置台2の温度とを90℃に揃えていることから、ウエハ片の膜厚の変化と処理容器1の内壁の膜厚変化とが対応しているものと見なし、ウエハ片の膜厚測定結果に基づいて処理容器1の内壁の膜厚変化を評価している。
また図9においては、インナーウォール4の温度を90℃、処理容器1の内壁温度を90℃、載置台2の温度を90℃に設定する以外は、上記と同様な方法で図9を得た。
本発明では、例えば200℃程度の高温に加熱された第1の部位と、第1の部位の温度よりも低い温度の第2の部位とが存在している状態で成膜処理を行う装置において、クリーニング時に第1の部位側の温度を第2の部位の温度に近づけるために低くする手法であるが、その場合に第1の部位の温度を第2の部位の温度よりも低くする場合も本発明の範囲に含まれる。そして第1の部位の温度を第2の部位に近づけるにあたっては、第2の部位における付着物の膜厚の経時変化について、図9に示すように一旦大きくなる現象が起ることなく図10に示すように小さくなっていく程度に、両部位の温度が接近している(揃っている)ことが望ましい。
本発明者は先の図7のデータ取得の際の方法と同様にして、インナーウォール4の温度を150℃、処理容器1の内壁温度を90℃、載置台2の温度を90℃に設定して図9中の(B)のデータを得た。この場合、インナーウォール4の温度が90℃の時と比べクリーニング時間は長くかかっているが、膜厚が一旦大きくなる現象は発生せず、インナーウォール4の温度が200℃の時よりもクリーニング時間は少なくて済む。この結果より本発明者は、高温部位の温度が低温部位の温度に接近しているとは、60℃程度以内であると考えている。
次に本発明の効果を確認するために行った実験について述べる。
A.実施例1
図1に示すプラズマ処理装置において、第1の部位であるインナーウォール4の温度を第1の加熱手段であるヒータ43によって200℃に設定すると共に、第2の部位である処理容器1の内壁の温度を第2の加熱手段であるヒータ88によって90℃に設定した後、処理容器1内にArガス及びC5F8ガスを供給して載置台2上のウエハWの表面にCF膜を成膜した。このCF膜の膜厚は1800nmである。そして成膜処理したウエハWを搬送アームによって処理容器1内から搬出した後、第1の部位であるインナーウォール4の温度を成膜時の設定温度であった200℃から降温させて処理容器1の内壁の温度の設定温度である90℃に設定し、かかる状態において処理容器1内にクリーニングガスであるO2ガスを供給して、処理容器1内のクリーニングを行った。なお、処理容器1内のクリーニング時間は30分である。
B.比較例1
第1の部位であるインナーウォール4の温度を降温させずに、成膜時の設定温度である200℃に設定したまま処理容器1内のクリーニングガスであるO2ガスを供給した他は、実施例1と同様の条件で成膜処理及びクリーニングを行った。
(結果及び考察)
図10に実施例1及び比較例1のクリーニング後の第2の部位である処理容器1の内壁における付着物の堆積状況の結果を示す。実施例1では付着物の堆積量が90nmであり、比較例2では付着物の堆積量が1100nmであることが分かった。このようなことから処理容器1において成膜時の温度条件のままにして高温部位(200℃の部位)と低温部位(90℃の部位)とが存在してクリーニングするよりも、第1の部位であるインナーウォール4の温度を成膜時の温度から第2の部位である処理容器1の内壁の温度に近づけて処理容器1内のクリーニング領域の温度差を小さくしてクリーニングした方が処理容器1内を早くクリーニングできるということが分かる。
本発明方法を実施するためのプラズマ処理装置の一例の全体構成を示す断面図である。 上記プラズマ処理装置内の部材を示す概略斜視図である。 上記プラズマ処理装置に設けられる第1のガス供給部を示す平面図である。 本発明の実施の形態により行われる一連の処理を示すフロー図である。 上記プラズマ処理装置において行われる成膜処理及びクリーニングの様子を示す説明図である。 部材に付着している付着物が取り除かれる様子を示す説明図である。 部材に付着している付着物の膜厚の経時変化を示す特性図である。 部材に付着している付着物が取り除かれる様子を示す説明図である。 部材に付着している付着物の膜厚の経時変化を示す特性図である。 クリーニング後の部材に付着している付着物の堆積状況を示す説明図である。 従来の技術に係るプラズマ処理装置を示す概略断面図である。
符号の説明
W ウエハ
1 処理容器(第2の部位)
2 載置台
24 支持部
25 昇降機構
3 第1のガス供給部(シャワーヘッド)
4 インナーウォール(第1の部位)
41 搬送口
42 窓部
43 ヒータ(第1の加熱手段)
6 第2のガス供給部(ガス供給路)
7 誘電体プレート
8 アンテナ部
81 平面アンテナ部材
88 ヒータ(第2の加熱手段)
91 制御部
100 付着物(CF膜)

Claims (7)

  1. 処理容器内の第1の部位を第1の加熱手段により第1の温度で加熱すると共に当該処理容器内の第2の部位を第2の加熱手段により第1の温度よりも低い第2の温度で加熱しながら処理容器内に処理ガスを供給して、処理容器内の載置台上の基板に対して成膜処理を行った後に処理容器内をクリーニングする方法において、
    前記第1の部位の温度を第2の温度に近づけるために、第1の加熱手段の設定温度を第1の温度よりも低い温度に設定する工程と、
    その後、処理容器内にクリーニングガスを供給して、第1の部位に付着している付着物及び第2の部位に付着している付着物を含む処理容器内の付着物をクリーニングする工程と、を備えたことを特徴とするクリーニング方法。
  2. 第1の部位は、処理容器内に設けられた部材であり、第2の部位は、処理容器の内壁であることを特徴とする請求項1記載のクリーニング方法。
  3. 前記部材は、処理容器の内周壁の内側にて処理容器の周方向に沿って配置された部材であることを特徴とする請求項2記載のクリーニング方法。
  4. 前記処理容器内には、載置台と対向するようにその上方側にガス供給部が設けられ、
    前記部材は、前記ガス供給部の下方側空間を囲むように設けられた筒状部材であることを特徴とする請求項2記載のクリーニング方法。
  5. クリーニングが開始してから、第2の部位における付着物の膜厚が一旦大きくなる現象が起ることなく、時間の経過と共に小さくなっていく程度に、第1の部位の温度と第2の部位の温度との差異が小さいことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一に記載のクリーニング方法。
  6. 処理容器内の載置台上の基板に対して成膜処理を行った後に処理容器内をクリーニングする成膜装置に用いられるコンピュータプログラムであって、
    請求項1ないし5のいずれか一つの方法を実施するようにステップ群が組まれていることを特徴とするコンピュータプログラム。
  7. 基板を載置するための載置台を備えた処理容器と、処理容器内に基板に対して成膜処理を行うための処理ガスを供給する処理ガス供給部と、処理容器内にクリーニングガスを供給してクリーニングするためのクリーニングガス供給部と、を備え、
    処理容器内の第1の部位を第1の加熱手段により第1の温度で加熱すると共に当該処理容器内の第2の部位を第2の加熱手段により第1の温度よりも低い第2の温度で加熱しながら処理ガスを供給して、基板に対して成膜処理を行った後に処理容器内をクリーニングする成膜装置において、
    請求項6に記載のコンピュータプログラムに基づいて制御動作を行う制御部を備えたことを特徴とする成膜装置。

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