JPH111775A - 成膜処理装置 - Google Patents
成膜処理装置Info
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- JPH111775A JPH111775A JP16487797A JP16487797A JPH111775A JP H111775 A JPH111775 A JP H111775A JP 16487797 A JP16487797 A JP 16487797A JP 16487797 A JP16487797 A JP 16487797A JP H111775 A JPH111775 A JP H111775A
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- cooling gas
- mounting table
- gas
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 載置台内の上板および下板での熱伝達を向上
させ、溶接割れが発生しない成膜処理装置を提供するこ
と。 【解決手段】 成膜処理装置は、処理室10と、この処
理室内に設けられ、被処理体を載置するための載置台3
0と、処理室10内に処理ガスを供給する処理ガス供給
手段11とを有している。載置台30は、互いに接合さ
れた上板31と下板32とを有し、上板31の接合面に
は、抵抗発熱体収納溝41を形成して抵抗発熱体40を
収納し、溝以外の部分は他方の部材と接触している。
させ、溶接割れが発生しない成膜処理装置を提供するこ
と。 【解決手段】 成膜処理装置は、処理室10と、この処
理室内に設けられ、被処理体を載置するための載置台3
0と、処理室10内に処理ガスを供給する処理ガス供給
手段11とを有している。載置台30は、互いに接合さ
れた上板31と下板32とを有し、上板31の接合面に
は、抵抗発熱体収納溝41を形成して抵抗発熱体40を
収納し、溝以外の部分は他方の部材と接触している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、成膜処理を行う成
膜処理装置に関する。
膜処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造工程においては、シリコン等
の半導体ウエハ(以下「ウエハ」という)上に集積回路
を形成するために、CVD(Chemical Vap
orDeposition)法により、金属あるいは金
属化合物の成膜処理を行っている。例えば、ウエハ表面
にTi膜を形成する場合には、内部に抵抗発熱線を埋設
した載置台にウエハを載置し、抵抗発熱線により被処理
体を加熱しながら、載置台の上方に設けたシャワーヘッ
ドから処理室内に、処理ガス例えばTiCl4ガスとH2
ガスとを所定の流量で導入し、これにより、ウエハ表面
にTi膜を形成している。
の半導体ウエハ(以下「ウエハ」という)上に集積回路
を形成するために、CVD(Chemical Vap
orDeposition)法により、金属あるいは金
属化合物の成膜処理を行っている。例えば、ウエハ表面
にTi膜を形成する場合には、内部に抵抗発熱線を埋設
した載置台にウエハを載置し、抵抗発熱線により被処理
体を加熱しながら、載置台の上方に設けたシャワーヘッ
ドから処理室内に、処理ガス例えばTiCl4ガスとH2
ガスとを所定の流量で導入し、これにより、ウエハ表面
にTi膜を形成している。
【0003】このような金属膜の成膜の際、金属膜は、
目的とするウエハ表面のみならず、処理室の壁部、載置
台、シャワーヘッド等にも堆積することになる。そのた
め、数十枚のウエハの成膜毎にクリーニングガスを利用
した洗浄を行っている。この際のクリーニングにおいて
は、近時、チャンバー壁およびサセプターを加熱すると
ともにClF3ガスをチャンバー内に導入して堆積物を
プラズマレスで分解する方法が採用されている。
目的とするウエハ表面のみならず、処理室の壁部、載置
台、シャワーヘッド等にも堆積することになる。そのた
め、数十枚のウエハの成膜毎にクリーニングガスを利用
した洗浄を行っている。この際のクリーニングにおいて
は、近時、チャンバー壁およびサセプターを加熱すると
ともにClF3ガスをチャンバー内に導入して堆積物を
プラズマレスで分解する方法が採用されている。
【0004】また、ウエハを載置する載置台は、図8に
示すように構成されている。すなわち、載置台1は、腐
蝕防止のためハステロイから形成した上板2と下板3と
からなり、その周辺部4で溶接により接合されている。
上板2には、中心から周辺部近傍にまで亘る平坦な溝5
が形成されており、この平坦な溝5内には、ウエハWを
加熱するための抵抗発熱線6が埋設されている。この抵
抗発熱線6は、処理室の壁部を貫通して延びる給電線
7,7に接続されており、これら給電線7,7は、腐蝕
防止のため、シースベローズ8により被覆されている。
これにより、薄膜をウエハW上に均一に処理するため
に、給電線7,7を介して電力が供給されると、抵抗発
熱線6が発熱してウエハWの全面を所定温度に均一に加
熱して維持するようになっている。なお、シースベロー
ズ8内には、載置台1の温度計測を行うための熱電対
(図示略)が延出している。
示すように構成されている。すなわち、載置台1は、腐
蝕防止のためハステロイから形成した上板2と下板3と
からなり、その周辺部4で溶接により接合されている。
上板2には、中心から周辺部近傍にまで亘る平坦な溝5
が形成されており、この平坦な溝5内には、ウエハWを
加熱するための抵抗発熱線6が埋設されている。この抵
抗発熱線6は、処理室の壁部を貫通して延びる給電線
7,7に接続されており、これら給電線7,7は、腐蝕
防止のため、シースベローズ8により被覆されている。
これにより、薄膜をウエハW上に均一に処理するため
に、給電線7,7を介して電力が供給されると、抵抗発
熱線6が発熱してウエハWの全面を所定温度に均一に加
熱して維持するようになっている。なお、シースベロー
ズ8内には、載置台1の温度計測を行うための熱電対
(図示略)が延出している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記CVD装置では、
ウエハWの載置台1の上板2に形成した平坦な溝5の部
分は、下板3に接触しておらず、この平坦な溝5の外周
辺部分のみが下板3に接触しているので、給電線7,7
を介して電力を供給し抵抗発熱線6を発熱させてウエハ
Wを加熱する際、載置台1の外周辺部分の方が載置台1
の中央部分に比べて熱が上板2から下板3に伝わり易
い。そのため、載置台1の中央部分と外周辺部分とで温
度差が生じ、この温度差により、中央部分と外周辺部分
とで熱膨張の度合いが異なり、上板2と下板3とに歪み
が生じ、その結果、載置台1の溶接部分4に割れが生じ
るおそれがある。
ウエハWの載置台1の上板2に形成した平坦な溝5の部
分は、下板3に接触しておらず、この平坦な溝5の外周
辺部分のみが下板3に接触しているので、給電線7,7
を介して電力を供給し抵抗発熱線6を発熱させてウエハ
Wを加熱する際、載置台1の外周辺部分の方が載置台1
の中央部分に比べて熱が上板2から下板3に伝わり易
い。そのため、載置台1の中央部分と外周辺部分とで温
度差が生じ、この温度差により、中央部分と外周辺部分
とで熱膨張の度合いが異なり、上板2と下板3とに歪み
が生じ、その結果、載置台1の溶接部分4に割れが生じ
るおそれがある。
【0006】また、上記CVD装置の処理室内は、例え
ば600℃以上の高温に維持して成膜処理を行っている
が、このような高温状態で洗浄処理を行うと、クリーニ
ングガスであるClF3等により処理室の壁部が腐蝕さ
れるおそれがあるため、一般的には、自然放冷により、
例えば300℃以下に処理室を冷却した後、洗浄処理を
行っている。しかしながら、数十枚のウエハを成膜処理
する毎にクリーニング処理を行っているため、このクリ
ーニング処理毎に処理室を自然放冷する必要があり、ス
ループットが低いといった問題がある。
ば600℃以上の高温に維持して成膜処理を行っている
が、このような高温状態で洗浄処理を行うと、クリーニ
ングガスであるClF3等により処理室の壁部が腐蝕さ
れるおそれがあるため、一般的には、自然放冷により、
例えば300℃以下に処理室を冷却した後、洗浄処理を
行っている。しかしながら、数十枚のウエハを成膜処理
する毎にクリーニング処理を行っているため、このクリ
ーニング処理毎に処理室を自然放冷する必要があり、ス
ループットが低いといった問題がある。
【0007】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであって、載置台内の上板および下板での熱伝達を向
上させ、溶接割れが発生しない成膜処理装置を提供する
こと、およびこれに加えて、成膜処理を行った後、効率
良く載置台を冷却することができる成膜処理装置を提供
することを目的とする。
のであって、載置台内の上板および下板での熱伝達を向
上させ、溶接割れが発生しない成膜処理装置を提供する
こと、およびこれに加えて、成膜処理を行った後、効率
良く載置台を冷却することができる成膜処理装置を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、第1発明は、処理ガスを用いて被処理体に成膜を施
す処理室と、この処理室内に設けられ、被処理体を載置
するための載置台と、前記処理室内に処理ガスを供給す
る処理ガス供給手段とを有する成膜処理装置において、
前記載置台は、互いに接合された2枚の部材を有し、こ
れら部材のうち一方の部材の接合面には、抵抗発熱体収
納溝を形成して抵抗発熱体を収納し、溝以外の部分は他
方の部材と接触していることを特徴とする成膜処理装置
を提供する。
め、第1発明は、処理ガスを用いて被処理体に成膜を施
す処理室と、この処理室内に設けられ、被処理体を載置
するための載置台と、前記処理室内に処理ガスを供給す
る処理ガス供給手段とを有する成膜処理装置において、
前記載置台は、互いに接合された2枚の部材を有し、こ
れら部材のうち一方の部材の接合面には、抵抗発熱体収
納溝を形成して抵抗発熱体を収納し、溝以外の部分は他
方の部材と接触していることを特徴とする成膜処理装置
を提供する。
【0009】第2発明は、第1発明において、前記他方
の部材は、冷却ガス流路を有することを特徴とする成膜
処理装置を提供する。
の部材は、冷却ガス流路を有することを特徴とする成膜
処理装置を提供する。
【0010】第3発明は、第1発明または第2発明にお
いて、さらに、処理室内に冷却ガスを供給する冷却ガス
供給手段を有することを特徴とする成膜処理装置を提供
する。
いて、さらに、処理室内に冷却ガスを供給する冷却ガス
供給手段を有することを特徴とする成膜処理装置を提供
する。
【0011】第4発明は、第2発明または第3発明にお
いて、前記冷却ガス流路は、載置台内の中心部分と外側
部分とに分離して冷却ガスを流通するようにしたことを
特徴とする成膜処理装置を提供する。
いて、前記冷却ガス流路は、載置台内の中心部分と外側
部分とに分離して冷却ガスを流通するようにしたことを
特徴とする成膜処理装置を提供する。
【0012】第5発明は、第4発明において、載置台内
の中心部分の冷却ガス流路と、外側部分の冷却ガス流路
の長さを略等しく形成したことを特徴とする成膜処理装
置を提供する。
の中心部分の冷却ガス流路と、外側部分の冷却ガス流路
の長さを略等しく形成したことを特徴とする成膜処理装
置を提供する。
【0013】第1発明においては、載置台は、互いに接
合された2枚の部材を有し、これら部材のうち一方の部
材の接合面には、抵抗発熱体収納溝を形成して抵抗発熱
体を収納し、溝以外の部分は他方の部材と接触している
ので、2枚の部材の接触面積を大きくして熱伝達を良好
にすることができ、2枚の部材の歪みを極めて小さくす
ることができる。したがって、これら部材の溶接部分に
割れが発生することを防止することができる。
合された2枚の部材を有し、これら部材のうち一方の部
材の接合面には、抵抗発熱体収納溝を形成して抵抗発熱
体を収納し、溝以外の部分は他方の部材と接触している
ので、2枚の部材の接触面積を大きくして熱伝達を良好
にすることができ、2枚の部材の歪みを極めて小さくす
ることができる。したがって、これら部材の溶接部分に
割れが発生することを防止することができる。
【0014】第2発明においては、載置台の抵抗発熱体
を収納していない他方の部材に冷却ガス流路を形成した
ので、そこに冷却ガスを通流させることにより載置台を
効率良く迅速に冷却することができる。
を収納していない他方の部材に冷却ガス流路を形成した
ので、そこに冷却ガスを通流させることにより載置台を
効率良く迅速に冷却することができる。
【0015】第3発明においては、さらに、処理室内に
冷却ガスを供給する冷却ガス供給手段を設けたので、こ
れを用いて処理室内に冷却ガスを供給することにより載
置台を一層迅速に冷却することができる。
冷却ガスを供給する冷却ガス供給手段を設けたので、こ
れを用いて処理室内に冷却ガスを供給することにより載
置台を一層迅速に冷却することができる。
【0016】第4発明においては、冷却ガス流路は、載
置台内に中心部分と外側部分とに分離して冷却ガスを流
通させるようにしたので、効率良く冷却することができ
る。また、第5発明では、このように分離した載置台内
の中心部分の冷却ガス流路と、外側部分の冷却ガス流路
の長さを略等しく形成したので、冷却時には、載置台を
均一に冷却することができ、載置台に歪みが生じること
がない。
置台内に中心部分と外側部分とに分離して冷却ガスを流
通させるようにしたので、効率良く冷却することができ
る。また、第5発明では、このように分離した載置台内
の中心部分の冷却ガス流路と、外側部分の冷却ガス流路
の長さを略等しく形成したので、冷却時には、載置台を
均一に冷却することができ、載置台に歪みが生じること
がない。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
ガス処理装置を図面を参照しつつ説明する。本実施の形
態は、CVD装置を一例としており、図1は、本発明の
実施の形態に係るCVD装置の模式的断面図である。
ガス処理装置を図面を参照しつつ説明する。本実施の形
態は、CVD装置を一例としており、図1は、本発明の
実施の形態に係るCVD装置の模式的断面図である。
【0018】図1に示すように、例えばアルミニウムか
らなる気密な処理室10の側壁には、ウエハW(被処理
体)の搬入口および搬出口をそれぞれ開閉するゲートバ
ルブG1,G2が設けられている。処理室10の天井部に
は、処理ガスや洗浄ガス等を導入するためのシャワーヘ
ッド11が設けられている。このシャワーヘッド11
は、例えばアルミニウム等により円筒状に形成されてお
り、その内部空間には、多数の孔が形成された分散板1
1aが設けられている。このシャワーヘッド11のガス
導入口12には、ガス通路13を介して、処理ガスであ
るTiCl4ガス源14やH2ガス源15に接続されてお
り、さらに、洗浄ガスとしてのClF3源16および冷
却ガスとしてのAr源17に接続されている。ガス通路
13には、それぞれ流量制御弁14a,15a,16
a,17a及び開閉弁14b,15b,16b,17b
が介装されている。
らなる気密な処理室10の側壁には、ウエハW(被処理
体)の搬入口および搬出口をそれぞれ開閉するゲートバ
ルブG1,G2が設けられている。処理室10の天井部に
は、処理ガスや洗浄ガス等を導入するためのシャワーヘ
ッド11が設けられている。このシャワーヘッド11
は、例えばアルミニウム等により円筒状に形成されてお
り、その内部空間には、多数の孔が形成された分散板1
1aが設けられている。このシャワーヘッド11のガス
導入口12には、ガス通路13を介して、処理ガスであ
るTiCl4ガス源14やH2ガス源15に接続されてお
り、さらに、洗浄ガスとしてのClF3源16および冷
却ガスとしてのAr源17に接続されている。ガス通路
13には、それぞれ流量制御弁14a,15a,16
a,17a及び開閉弁14b,15b,16b,17b
が介装されている。
【0019】シャワーヘッド11にはマッチング回路2
3を介して高周波電源24が接続されており、この高周
波電源24からシャワーヘッド11に高周波電力が印可
され得るようになっている。なお、シャワーヘッド11
と処理室10との間は絶縁部材25により絶縁されてお
り、処理室10は接地されている。
3を介して高周波電源24が接続されており、この高周
波電源24からシャワーヘッド11に高周波電力が印可
され得るようになっている。なお、シャワーヘッド11
と処理室10との間は絶縁部材25により絶縁されてお
り、処理室10は接地されている。
【0020】処理室10内には、シャワーヘッド11に
対向するようにウエハの載置台30が設けられており、
この載置台30には、外部から図示しない搬送アームと
の間でウエハWの受け渡しの際に使用するプッシャーピ
ン19が図示しない昇降機構によって昇降自在に設けら
れている。このプッシャーピン19は、ウエハWの3点
を支持するように配置され載置台30内を貫通して設け
られている。
対向するようにウエハの載置台30が設けられており、
この載置台30には、外部から図示しない搬送アームと
の間でウエハWの受け渡しの際に使用するプッシャーピ
ン19が図示しない昇降機構によって昇降自在に設けら
れている。このプッシャーピン19は、ウエハWの3点
を支持するように配置され載置台30内を貫通して設け
られている。
【0021】さらに、処理室10の底板の中央には、排
気管21の一端の開口部である排気口22が形成されて
おり、排気管21は、下方に延出されて図示しないター
ボ分子ポンプに接続されている。
気管21の一端の開口部である排気口22が形成されて
おり、排気管21は、下方に延出されて図示しないター
ボ分子ポンプに接続されている。
【0022】次に、図2ないし図4に、載置台30の詳
細構造を示す。図2は、載置台の下板の平面図であり、
図3は、載置台の縦断面図であって図2のIII−II
I線に沿った断面図であり、図4は、載置台の縦断面図
であって配線構造を説明するための図である。
細構造を示す。図2は、載置台の下板の平面図であり、
図3は、載置台の縦断面図であって図2のIII−II
I線に沿った断面図であり、図4は、載置台の縦断面図
であって配線構造を説明するための図である。
【0023】図3および図4に示すように、載置台30
は、腐蝕防止のためハステロイ(商標)で形成された上
板31と下板32とからなり、その周辺部33で溶接に
より接合されている。下板32の底面には、後述する給
電線42,43等を収納して腐蝕から防止するためのス
テンレス、ハステロイ、インコネル(商標)等からなる
一対のシースベローズ34,35が設けてある。このシ
ースベローズ34,35は、耐蝕性の点からはハステロ
イから形成してあることが好ましい。シースベローズ3
4,35は、その上端に、例えばハステロイからなるエ
ンドピース36,37を有すると共に、その下端に、例
えばハステロイからなり外部に接続するためのエンドピ
ース38,39を有している。
は、腐蝕防止のためハステロイ(商標)で形成された上
板31と下板32とからなり、その周辺部33で溶接に
より接合されている。下板32の底面には、後述する給
電線42,43等を収納して腐蝕から防止するためのス
テンレス、ハステロイ、インコネル(商標)等からなる
一対のシースベローズ34,35が設けてある。このシ
ースベローズ34,35は、耐蝕性の点からはハステロ
イから形成してあることが好ましい。シースベローズ3
4,35は、その上端に、例えばハステロイからなるエ
ンドピース36,37を有すると共に、その下端に、例
えばハステロイからなり外部に接続するためのエンドピ
ース38,39を有している。
【0024】上板31には、抵抗発熱線40が間隔をお
いて周回するように、上板31に下向きに開口した収納
溝41に収納されている。収納溝41は、抵抗発熱線4
0を密着するように形成されており、収納溝41同士の
間の部分は、下板32に接触している。これにより、後
述するように、上板31と下板32とのの接触面積を大
きくして熱伝達を良好にすることができ、上板31と下
板32に歪みを生起することなく、上板31と下板32
との溶接部分33に割れが生じるといった虞れもなくす
ることができる。
いて周回するように、上板31に下向きに開口した収納
溝41に収納されている。収納溝41は、抵抗発熱線4
0を密着するように形成されており、収納溝41同士の
間の部分は、下板32に接触している。これにより、後
述するように、上板31と下板32とのの接触面積を大
きくして熱伝達を良好にすることができ、上板31と下
板32に歪みを生起することなく、上板31と下板32
との溶接部分33に割れが生じるといった虞れもなくす
ることができる。
【0025】また、抵抗発熱線40は、上板31の径方
向内方のゾーンと外方のゾーンとに分離して設けられて
おり、これら2つのゾーンを別々に独立して制御するよ
うに構成されている。そのため、一方のゾーンの抵抗発
熱線40には、図4の左側のシースベローズ34内に収
納した給電線42,42が接続されており、他方のゾー
ンの抵抗発熱線40には、図4の右側のシースベローズ
35内に収納した給電線43,43が接続されている。
向内方のゾーンと外方のゾーンとに分離して設けられて
おり、これら2つのゾーンを別々に独立して制御するよ
うに構成されている。そのため、一方のゾーンの抵抗発
熱線40には、図4の左側のシースベローズ34内に収
納した給電線42,42が接続されており、他方のゾー
ンの抵抗発熱線40には、図4の右側のシースベローズ
35内に収納した給電線43,43が接続されている。
【0026】下板32には、図2および図3に示すよう
に、成膜処理の終了後に洗浄処理を行う際に、載置台3
0を冷却するための2つのゾーンの冷却ガス流路44,
45が形成されている。一方の冷却ガス流路44は、図
2に示すように、下板32の径方向内方すなわち中心部
分に複数回周回するように配置されており、他方の冷却
ガス流路45は、下板32の径方向外方すなわち外側部
分に1周のみして配置されている。これら冷却ガス流路
44,45の流路長さを等しくして、両方の冷却ガス流
量が均等になるようにされている。
に、成膜処理の終了後に洗浄処理を行う際に、載置台3
0を冷却するための2つのゾーンの冷却ガス流路44,
45が形成されている。一方の冷却ガス流路44は、図
2に示すように、下板32の径方向内方すなわち中心部
分に複数回周回するように配置されており、他方の冷却
ガス流路45は、下板32の径方向外方すなわち外側部
分に1周のみして配置されている。これら冷却ガス流路
44,45の流路長さを等しくして、両方の冷却ガス流
量が均等になるようにされている。
【0027】これら冷却ガス流路44,45には、図3
の左側のシースベローズ34内を通して冷却ガスである
Arガスを供給するようにしてあり、このArガスを夫
々の冷却ガス流路44,45に導くための入口流路4
6,47が下板32に形成されている。冷却ガス流路4
4,45内を循環したArガスは、図3の右側のシース
ベローズ35内を通して排出するように構成されてお
り、Arガスを冷却ガス流路44,45からシースベロ
ーズ35に導くための出口流路48,49が下板32に
形成されている。なお、成膜処理時には、給電線42,
43等を保護するため、シースベローズ34,35内に
不活性ガス例えばN2ガスを供給するようにしてもよ
い。
の左側のシースベローズ34内を通して冷却ガスである
Arガスを供給するようにしてあり、このArガスを夫
々の冷却ガス流路44,45に導くための入口流路4
6,47が下板32に形成されている。冷却ガス流路4
4,45内を循環したArガスは、図3の右側のシース
ベローズ35内を通して排出するように構成されてお
り、Arガスを冷却ガス流路44,45からシースベロ
ーズ35に導くための出口流路48,49が下板32に
形成されている。なお、成膜処理時には、給電線42,
43等を保護するため、シースベローズ34,35内に
不活性ガス例えばN2ガスを供給するようにしてもよ
い。
【0028】次に、シースベローズ34,35の下板3
2への接合部の構造を図5および図6に示す。図5は、
図3及び図4の左側のシースベローズの下板への接合部
の図であり、図6は、図3及び図4の右側のシースベロ
ーズの下板への接合部の図である。
2への接合部の構造を図5および図6に示す。図5は、
図3及び図4の左側のシースベローズの下板への接合部
の図であり、図6は、図3及び図4の右側のシースベロ
ーズの下板への接合部の図である。
【0029】図5に示すように、左側のシースベローズ
34のエンドピース36の下板32への接合部では、給
電線42,42が離間して挿入されており、冷却ガスの
入口流路46,47が離間して形成されている。これら
給電線42,42および入口流路46,47の間に、給
電線42,42により給電する抵抗発熱線40のゾーン
側の温度を計測するための熱電対50と、インターロッ
ク用の熱電対51とが配置されている。
34のエンドピース36の下板32への接合部では、給
電線42,42が離間して挿入されており、冷却ガスの
入口流路46,47が離間して形成されている。これら
給電線42,42および入口流路46,47の間に、給
電線42,42により給電する抵抗発熱線40のゾーン
側の温度を計測するための熱電対50と、インターロッ
ク用の熱電対51とが配置されている。
【0030】図6に示すように、右側のシースベローズ
35のエンドピース37の下板32への接合部では、給
電線43,43が離間して挿入されており、冷却ガスの
出口流路48,49が離間して形成されている。これら
給電線43,43および出口流路48,49の間に、給
電線43,43により給電する抵抗発熱線40のゾーン
側の温度を計測するための熱電対52が配置されてい
る。
35のエンドピース37の下板32への接合部では、給
電線43,43が離間して挿入されており、冷却ガスの
出口流路48,49が離間して形成されている。これら
給電線43,43および出口流路48,49の間に、給
電線43,43により給電する抵抗発熱線40のゾーン
側の温度を計測するための熱電対52が配置されてい
る。
【0031】次に、本実施の形態の作用について説明す
る。ウエハWをゲートバルブG1を介して図示しない搬
送アームにより処理室10内に導入し、載置台30上に
載置すると共に、図示しない電源部から給電線42,4
3を介して抵抗発熱線40に給電して載置台30を加熱
し、ウエハWを所定温度に加熱する。また、TiCl4
ガス源14およびH2ガス源15から処理室10内に、
処理ガスであるTiCl4ガスとH2ガスとを所定の流量
で導入し、図示しないターボ分子ポンプにより排気管2
1を介して排気することにより処理室10内を所定の真
空度に維持し、さらに必要に応じて高周波電源24から
高周波電力を印可した状態でウエハW表面にTi膜を形
成する。
る。ウエハWをゲートバルブG1を介して図示しない搬
送アームにより処理室10内に導入し、載置台30上に
載置すると共に、図示しない電源部から給電線42,4
3を介して抵抗発熱線40に給電して載置台30を加熱
し、ウエハWを所定温度に加熱する。また、TiCl4
ガス源14およびH2ガス源15から処理室10内に、
処理ガスであるTiCl4ガスとH2ガスとを所定の流量
で導入し、図示しないターボ分子ポンプにより排気管2
1を介して排気することにより処理室10内を所定の真
空度に維持し、さらに必要に応じて高周波電源24から
高周波電力を印可した状態でウエハW表面にTi膜を形
成する。
【0032】数十枚のウエハWの成膜処理の後、洗浄処
理を行う際には、冷却ガス源17からシャワーヘッド1
1を介して冷却ガス例えばArガスを処理室10内に供
給し、同時に、排気管21を介して排気する。また、こ
の処理室10への冷却ガスの供給と同時にまたは別途、
載置台30内の2つのゾーンの冷却ガス流路44,45
内に冷却ガス例えばArガスを供給する。すなわち、図
3の左側のシースベローズ34内を通して冷却ガスであ
るArガスを供給し、入口流路46,47を介してAr
ガスを冷却ガス流路44,45に導入する。このように
中心部分と外側部分とで分離してArガスを流すことに
より、効率よく冷却することができる。また、Arガス
がこれら冷却ガス流路44,45内を循環する際には、
両者の流路長さが等しく両者の流量を均等にできるた
め、載置台30を均一に冷却することができる。冷却ガ
ス流路44,45内を循環したArガスは、出口流路4
8,49を介して図3の右側のシースベローズ35内を
通して排出する。
理を行う際には、冷却ガス源17からシャワーヘッド1
1を介して冷却ガス例えばArガスを処理室10内に供
給し、同時に、排気管21を介して排気する。また、こ
の処理室10への冷却ガスの供給と同時にまたは別途、
載置台30内の2つのゾーンの冷却ガス流路44,45
内に冷却ガス例えばArガスを供給する。すなわち、図
3の左側のシースベローズ34内を通して冷却ガスであ
るArガスを供給し、入口流路46,47を介してAr
ガスを冷却ガス流路44,45に導入する。このように
中心部分と外側部分とで分離してArガスを流すことに
より、効率よく冷却することができる。また、Arガス
がこれら冷却ガス流路44,45内を循環する際には、
両者の流路長さが等しく両者の流量を均等にできるた
め、載置台30を均一に冷却することができる。冷却ガ
ス流路44,45内を循環したArガスは、出口流路4
8,49を介して図3の右側のシースベローズ35内を
通して排出する。
【0033】このように、成膜処理の後、洗浄処理を行
う際には、処理室10および載置台30を積極的に冷却
しているため、従来のように自然放冷することなく、処
理室10および載置台30を迅速に冷却することがで
き、スループットを向上することができる。
う際には、処理室10および載置台30を積極的に冷却
しているため、従来のように自然放冷することなく、処
理室10および載置台30を迅速に冷却することがで
き、スループットを向上することができる。
【0034】クリーニング時には、ClF3源16から
処理室10内にClF3ガスを導入しする。この際に、
載置台30および処理室10の壁部は上記冷却により例
えば300℃程度に低下している。そして、ClF3は
反応性が高いため、この温度においてTiと反応してガ
ス成分を生成し、チャンバー外へ排出することができ
る。すなわちクリーニングガスとしてClF3を用いる
ことによりプラズマレスクリーニングが可能であり、極
めて簡便にクリーニングを行うことができる。
処理室10内にClF3ガスを導入しする。この際に、
載置台30および処理室10の壁部は上記冷却により例
えば300℃程度に低下している。そして、ClF3は
反応性が高いため、この温度においてTiと反応してガ
ス成分を生成し、チャンバー外へ排出することができ
る。すなわちクリーニングガスとしてClF3を用いる
ことによりプラズマレスクリーニングが可能であり、極
めて簡便にクリーニングを行うことができる。
【0035】さらに、上板31に下向きに開口した収納
溝41に、抵抗発熱線40が周回するように収納してあ
り、収納溝41が抵抗発熱線40を密着して、収納溝4
1同士の間の部分が下板32に接触してある。そのた
め、抵抗発熱線40に給電して発熱する際には、上板3
1と下板32との接触面積が大きいことから、上板31
から下板32への熱伝達が良好であり、従来のように熱
膨張差が生じることがなく、上板31と下板32に歪み
を生起することがない。したがって、上板31と下板3
2との溶接部分33に割れが生じるといったおそれもな
くすることができる。
溝41に、抵抗発熱線40が周回するように収納してあ
り、収納溝41が抵抗発熱線40を密着して、収納溝4
1同士の間の部分が下板32に接触してある。そのた
め、抵抗発熱線40に給電して発熱する際には、上板3
1と下板32との接触面積が大きいことから、上板31
から下板32への熱伝達が良好であり、従来のように熱
膨張差が生じることがなく、上板31と下板32に歪み
を生起することがない。したがって、上板31と下板3
2との溶接部分33に割れが生じるといったおそれもな
くすることができる。
【0036】なお、本発明は、上述した実施の形態に限
定されることなく、種々変形可能である。例えば、載置
台内の抵抗発熱体の収納方法は図3に示したものに限ら
ず、例えば図7に示すようなものであっても良い。すな
わち、図7では収納溝41が2つの抵抗発熱線40を包
持するようにして収納している。そのため、上板31か
ら下板32への熱伝達が良好であり、上板31と下板3
2との溶接部分33に割れが生じるといったおそれもな
いことはもちろんであり、さらに、複数の抵抗発熱線4
0を一つの収納溝41に収納するようにしているため、
収納溝41の個数を減らすことができ、下板32の加工
が容易である。
定されることなく、種々変形可能である。例えば、載置
台内の抵抗発熱体の収納方法は図3に示したものに限ら
ず、例えば図7に示すようなものであっても良い。すな
わち、図7では収納溝41が2つの抵抗発熱線40を包
持するようにして収納している。そのため、上板31か
ら下板32への熱伝達が良好であり、上板31と下板3
2との溶接部分33に割れが生じるといったおそれもな
いことはもちろんであり、さらに、複数の抵抗発熱線4
0を一つの収納溝41に収納するようにしているため、
収納溝41の個数を減らすことができ、下板32の加工
が容易である。
【0037】また、載置台を冷却する手段として処理室
内にガスを供給すると共に、載置台に冷却ガスを通流さ
せたが、これらを併用す必要はなく、いずれか一方を行
えばよい。また、冷却ガスとしてArガスを用いたが、
これに限らず、N2ガス、Heガス等、他の不活性ガス
を用いることができる。また、冷却手段はこれらに限ら
ず他の手段であってもよい。
内にガスを供給すると共に、載置台に冷却ガスを通流さ
せたが、これらを併用す必要はなく、いずれか一方を行
えばよい。また、冷却ガスとしてArガスを用いたが、
これに限らず、N2ガス、Heガス等、他の不活性ガス
を用いることができる。また、冷却手段はこれらに限ら
ず他の手段であってもよい。
【0038】被処理体は、ウエハに限られるものではな
く、また、ガス処理も、熱CVDに限らず、プラズマC
VDであってもよく、さらに、成膜装置に限定されず、
エッチング処理装置であってもよい。また、ガス処理の
後処理として行うクリーニング処理はClF3に限らず
用いる他のガスを用いてもよいし、プラズマレスクリー
ニングに限らず、NF3ガスを用いたプラズマクリーニ
ングであってもよい。さらに、本発明はガス処理後にク
リーニングを行う場合に限らず、温度を低下させて他の
後処理を行う場合にも有効である。
く、また、ガス処理も、熱CVDに限らず、プラズマC
VDであってもよく、さらに、成膜装置に限定されず、
エッチング処理装置であってもよい。また、ガス処理の
後処理として行うクリーニング処理はClF3に限らず
用いる他のガスを用いてもよいし、プラズマレスクリー
ニングに限らず、NF3ガスを用いたプラズマクリーニ
ングであってもよい。さらに、本発明はガス処理後にク
リーニングを行う場合に限らず、温度を低下させて他の
後処理を行う場合にも有効である。
【0039】
【発明の効果】以上述べたように、第1発明によれば、
載置台の互いに接合された2枚の部材のうち一方の部材
の接合面には、抵抗発熱体収納溝を形成して抵抗発熱体
を収納し、溝以外の部分は他方の部材と接触しているの
で、2枚の部材の接触面積を大きくして熱伝達を良好に
することができ、2枚の部材の歪みを極めて小さくする
ことができる。したがって、これら部材の溶接部分に割
れが発生することを防止することができる。
載置台の互いに接合された2枚の部材のうち一方の部材
の接合面には、抵抗発熱体収納溝を形成して抵抗発熱体
を収納し、溝以外の部分は他方の部材と接触しているの
で、2枚の部材の接触面積を大きくして熱伝達を良好に
することができ、2枚の部材の歪みを極めて小さくする
ことができる。したがって、これら部材の溶接部分に割
れが発生することを防止することができる。
【0040】第2発明によれば、載置台の抵抗発熱体を
収納していない他方の部材に冷却ガス流路を形成したの
で、そこに冷却ガスを通流させることにより載置台を効
率良く迅速に冷却することができる。
収納していない他方の部材に冷却ガス流路を形成したの
で、そこに冷却ガスを通流させることにより載置台を効
率良く迅速に冷却することができる。
【0041】第3発明によれば、さらに、処理室内に冷
却ガスを供給する冷却ガス供給手段を設けたので、これ
を用いて処理室内に冷却ガスを供給することにより載置
台を一層迅速に冷却することができる。
却ガスを供給する冷却ガス供給手段を設けたので、これ
を用いて処理室内に冷却ガスを供給することにより載置
台を一層迅速に冷却することができる。
【0042】第4発明によれば、冷却ガス流路は、載置
台内に中心部分と外側部分とに分離して冷却ガスを流通
させるようにしたので、効率良く冷却することができ
る。また、第5発明によれば、このように分離した載置
台内の中心部分の冷却ガス流路と、外側部分の冷却ガス
流路の長さを略等しく形成したので、冷却時には、載置
台を均一に冷却することができ、載置台に歪みが生じる
ことが防止される。
台内に中心部分と外側部分とに分離して冷却ガスを流通
させるようにしたので、効率良く冷却することができ
る。また、第5発明によれば、このように分離した載置
台内の中心部分の冷却ガス流路と、外側部分の冷却ガス
流路の長さを略等しく形成したので、冷却時には、載置
台を均一に冷却することができ、載置台に歪みが生じる
ことが防止される。
【図1】本発明の実施の形態に係るCVD装置の模式的
断面図。
断面図。
【図2】図1に示す載置台の下板の平面図。
【図3】図1に示す載置台の縦断面図であって図2のI
II−III線に沿った断面図。
II−III線に沿った断面図。
【図4】図1に示す載置台の縦断面図であって配線構造
を説明するための図。
を説明するための図。
【図5】図3および図4の左側のシースベローズの下板
への接合部の図。
への接合部の図。
【図6】図3および図4の右側のシースベローズの下板
への接合部の図。
への接合部の図。
【図7】本発明の他の実施形態に係る載置台の縦断面図
であって配線構造を説明するための図。
であって配線構造を説明するための図。
【図8】従来の載置台の縦断面図。
10……処理室 11……シャワーヘッド 17……冷却ガス源(冷却ガス供給手段) 30……載置台 31……上板 32……下板 34,35……シースベローズ 40……抵抗発熱線 41……収納溝 42,43……給電線 44,45……冷却ガス流路 46,47……入口流路 48,49……出口流路 W……半導体ウエハ
Claims (5)
- 【請求項1】 処理ガスを用いて被処理体に成膜を施す
処理室と、 この処理室内に設けられ、被処理体を載置するための載
置台と、 前記処理室内に処理ガスを供給する処理ガス供給手段と
を有する成膜処理装置において、 前記載置台は、互いに接合された2枚の部材を有し、こ
れら部材のうち一方の部材の接合面には、抵抗発熱体収
納溝を形成して抵抗発熱体を収納し、溝以外の部分は他
方の部材と接触していることを特徴とする成膜処理装
置。 - 【請求項2】 前記他方の部材は、冷却ガス流路を有す
ることを特徴とする請求項1に記載の成膜処理装置。 - 【請求項3】 さらに、処理室内に冷却ガスを供給する
冷却ガス供給手段を有することを特徴とする請求項1ま
たは請求項2に記載の成膜処理装置。 - 【請求項4】 前記冷却ガス流路は、載置台内の中心部
分と外側部分とに分離して冷却ガスを流通するようにし
たことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の成
膜処理装置。 - 【請求項5】 載置台内の中心部分の冷却ガス流路と、
外側部分の冷却ガス流路の長さを略等しく形成したこと
を特徴とする請求項4に記載の成膜処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16487797A JPH111775A (ja) | 1997-06-09 | 1997-06-09 | 成膜処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16487797A JPH111775A (ja) | 1997-06-09 | 1997-06-09 | 成膜処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH111775A true JPH111775A (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=15801618
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16487797A Pending JPH111775A (ja) | 1997-06-09 | 1997-06-09 | 成膜処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH111775A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006351814A (ja) * | 2005-06-15 | 2006-12-28 | Tokyo Electron Ltd | クリーニング方法、コンピュータプログラム及び成膜装置 |
KR100750968B1 (ko) | 2005-06-07 | 2007-08-22 | 주식회사 알지비하이텍 | 플라즈마화학적기상증착 기구 내의 서셉터 구조 |
JP2010021510A (ja) * | 2008-06-13 | 2010-01-28 | Canon Anelva Corp | 基板保持装置およびプラズマ処理装置 |
JP2014017516A (ja) * | 2008-06-13 | 2014-01-30 | Canon Anelva Corp | 基板保持装置およびプラズマ処理装置 |
JP2014057073A (ja) * | 2006-12-14 | 2014-03-27 | Applied Materials Inc | 副処理平面を使用する急速伝導冷却 |
-
1997
- 1997-06-09 JP JP16487797A patent/JPH111775A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100750968B1 (ko) | 2005-06-07 | 2007-08-22 | 주식회사 알지비하이텍 | 플라즈마화학적기상증착 기구 내의 서셉터 구조 |
JP2006351814A (ja) * | 2005-06-15 | 2006-12-28 | Tokyo Electron Ltd | クリーニング方法、コンピュータプログラム及び成膜装置 |
JP2014057073A (ja) * | 2006-12-14 | 2014-03-27 | Applied Materials Inc | 副処理平面を使用する急速伝導冷却 |
JP2010021510A (ja) * | 2008-06-13 | 2010-01-28 | Canon Anelva Corp | 基板保持装置およびプラズマ処理装置 |
JP2014017516A (ja) * | 2008-06-13 | 2014-01-30 | Canon Anelva Corp | 基板保持装置およびプラズマ処理装置 |
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