JP2006347662A - 給紙カセット、給紙装置及び画像形成装置 - Google Patents

給紙カセット、給紙装置及び画像形成装置 Download PDF

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裕幸 嶋添
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Abstract

【課題】ボトムプレートの揺動に対して用紙の先端が常に定位置にあるように適切に制御することができる給紙カセット、給紙装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】給紙カセット22は、給紙カセット本体23と、この給紙カセット本体23に対して揺動するように設けられ、用紙が積載されるボトムプレート74と、給紙カセット本体23に設けられ、前記ボトムプレート74に積載された用紙の後端をガイドするエンドガイド76と、ボトムプレート74の揺動に連動してエンドガイド76を移動させる連動機構94とを有する。給紙カセット本体23は、第1の部材56と第2の部材58から構成されて伸縮自在となっている。
【選択図】図2

Description

本発明は、用紙を収容する給紙カセット、この給紙カセットを備えた給紙装置、及びこの給紙装置を備えた画像形成装置に関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置においては、画像を形成する用紙を供給する給紙装置が用いられている。この種の給紙装置は、給紙カセットを有し、この給紙カセットには、多数の用紙が収容され、この給紙カセットに収容された最上位の用紙が送り出しローラにより送り出される。最上位の用紙を送り出すために、給紙カセットにはボトムプレートが設けられ、このボトムプレートが用紙の残量に応じて揺動するようにしてある。
ところが、ボトムプレートを用紙の残量に従って揺動すると、用紙の先端位置が手前側にずれ、スムーズな用紙送り出しができなくなる。そのため、用紙後端をガイドするエンドガイドを傾斜自在とし、このエンドガイドをばね等の弾性体で給紙方向に向けて押圧し、用紙の先端位置がずれないようにする技術が公知となっている(特許文献1参照)。
特開2001−002248号公報
しかしながら、上記従来技術によれば、弾性体によりエンドガイドが常に押圧されているので、ボトムプレートに積載された用紙の残量が少なくなると、用紙を給紙方向に押す力が過剰となり、用紙を撓ます等の不具合を生じるおそれがある。
本発明の目的は、ボトムプレートの揺動に対して用紙の先端が常に定位置にあるように適切に制御することができる給紙カセット、給紙装置及び画像形成装置を提供することにある。
本発明の第1の特徴とするところは、給紙カセット本体と、この給紙カセット本体に対して揺動するように設けられ、用紙が積載されるボトムプレートと、前記給紙カセット本体に設けられ、前記ボトムプレートに積載された用紙の後端をガイドするエンドガイドと、前記ボトムプレートの揺動に連動して前記エンドガイドを移動させる連動機構と、を有する給紙カセットにある。したがって、ボトムプレートが給紙カセット本体に対して揺動すると、連動機構を介してエンドガイドが移動するようになるので、用紙を撓ます等の不具合を生じさせることなく、用紙の先端が常に定位置にあるように制御することができる。
好適には、前記連動機構は、前記ボトムプレートの揺動に連動して前記エンドガイドの底部を給紙方向に向けて傾斜させるようにする。したがって、ボトムプレートに積載される用紙はエンドガイドの傾斜により押し上げられるようになり、最上位の用紙先端位置を安定させることができる。さらに好適には、前記エンドガイドは支持部材の上部を支点として回動自在に支持され、下部で前記連動機構と係合するようにする。エンドガイドが上部を支点として回動することにより用紙先端位置のずれをより的確に修正することができる。
また、好適には、前記連動機構は、前記ボトムプレートが最下位にある場合、前記エンドガイドを前記給紙カセット本体の底面に対して略垂直にするようにする。したがって、用紙をボトムプレートに積載する場合は、エンドガイドが垂直になっているので、用紙を撓ませる等の不具合を生じるのを防ぐことができるし、また、エンドガイドの位置をそのまま用紙後端の位置とすることができるので、ボトムプレートに積載される用紙のサイズを誤って検出するのを防止することができる。
また、好適には、前記ボトムプレートに積載された用紙の残量が少なくなるのに従って前記ボトムプレートの給紙方向先端部分を上昇させる上昇機構をさらに備えるようにする。したがって、ボトムプレートに積載された用紙の残量に応じてボトムプレートの先端部分を上昇させることができるので、用紙先端位置をさらに安定させることができる。
また、好適には、前記エンドガイドを前記給紙カセット本体に対してスライド自在とするスライド機構をさらに有するようにする。したがって、エンドガイドをスライドさせることにより種々の用紙サイズに対応することができる。
また、好適には、前記給紙カセット本体は、前記ボトムプレートが設けられた第1の部材と、この第1の部材に対してスライド自在に連結され、前記エンドガイドが設けられた第2の部材とを有し、前記第2の部材のスライド時に前記連動機構の前記ボトムプレートと前記エンドガイドとの連結を一時的に解除する解除手段をさらに有する。給紙カセット本体を2つの部材から構成し、両者をスライド自在とすることにより、より柔軟に用紙サイズに対応することができ、しかも第2の部材のスライド時に前記連動機構の前記ボトムプレートと前記エンドガイドとの連結を一時的に解除する解除手段を設けたので、給紙カセット本体を伸縮させてもボトムプレートとエンドガイドとの連動関係を確保することができる。
本発明の第2の特徴とするところは、給紙装置本体と、この給紙装置本体に引き出し自在に収容された給紙カセットと、この給紙カセットに収容された用紙を送り出す送り出しローラとを有し、前記給紙カセットは、給紙カセット本体と、この給紙カセット本体に設けられ、前記給紙カセット本体に対して揺動自在であり、用紙が積載されるボトムプレートと、この給紙カセット本体に設けられ、前記ボトムプレートに積載された用紙の後端をガイドするエンドガイドと、前記ボトムプレートの揺動に連動して前記エンドガイドを移動させる連動機構と、を有する給紙装置にある。
さらに本発明は、上記給紙装置を備えた画像形成装置を含むものである。
次に本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1において、本発明の実施形態に係る画像形成装置10の概要が示されている。画像形成装置10は、画像形成装置本体12を有し、この画像形成装置本体12内に像形成手段14が搭載され、この画像形成装置本体12の上部に排出部16が設けられていると共に、この画像形成装置本体12の下部に例えば1段の給紙装置18が設けられている。
給紙装置18は、給紙装置本体20と、用紙が収容される給紙カセット22とを有し、この給紙カセット22が給紙装置本体20に引き出し自在に設けられている。給紙装置本体20には、送り出しロール24と給紙ロール26とが配置されている。また、給紙カセット22には、給紙ロール24に対向して捌きロール28が設けられている。給紙カセット22に収容された最上位の用紙は、送り出しロール24の回転により送り出され、給紙ロール26と捌きロール28との協働により捌かれて給紙カセット22から排出される。
なお、捌きロール28の代わりに捌きプレートを用いることができるし、また、送り出しロールと給紙ロールとを1つの送り出しロールとしてまとめることもできる。
給紙ロール26の下流側にはレジストロール30が配置され、このレジストロール30に用紙の先端が当接して用紙が一時停止される。さらにレジストロール30の下流側には、後述するプロセスカートリッジ32の像坦持体34と転写装置36とが設けられ、さらにその下流側には定着装置38が設けられている。
したがって、給紙装置18の給紙カセット22から送り出された用紙は、レジストロール30により一時停止され、タイミングをとって像坦持体34と転写装置36との間を通って現像剤像が転写され、この転写された現像剤像が定着装置38により定着され、排出ロール40により排出部16へ排出される。
像形成手段14は電子写真式のもので、感光体からなる像坦持体34と、この像坦持体34を一様帯電する例えば帯電ロールからなる帯電装置42と、この帯電装置42により帯電された像坦持体34に、光により潜像を書き込む光書込み装置44と、この光書込み装置44により形成された像坦持体34の潜像を現像剤により可視化する現像装置46と、この現像装置46による現像剤像を用紙に転写する例えば転写ロールからなる転写装置36と、像坦持体32に残存する現像剤をクリーニングするクリーニング装置48と、転写装置34により転写された用紙上の現像剤像を用紙に定着させる例えば加圧ロールと加熱ロールとからなる定着装置38とから構成されている。光書込み装置44は例えば走査型のレーザ露光装置からなり、後述するプロセスカートリッジ32内を横切り、像坦持体34に潜像を形成する。クリーニング装置48は、像坦持体34に接触するクリーニングブレード50と、このクリーニングブレード50で掻き落とされた現像剤を収納する現像剤回収部52とを有する。
なお、光書込み装置42は、他の実施形態としてLEDや面発光レーザなどを用いることができる。
プロセスカートリッジ32は、像坦持体34、帯電装置42、現像装置46及びクリーニング装置48を一体化したものであり、これらを一体として交換できるようになっている。なおプロセスカートリッジ32には、クリーニング装置48から斜め上(図1では左斜め上)に向かって伸び先端部が下側にカーブした取っ手部54が設けられている。これによりプロセスカートリッジ32を画像形成装置本体12より取り出す際に取っ手部54を握ってプロセスカートリッジ32を引き出すことでプロセスカートリッジ32を画像形成装置本体12より容易に取り出すことができる。
図2及び図3において、給紙カセット22の詳細が示されている。給紙カセット22は、給紙カセット本体23を有し、この給紙カセット本体23は、第1の部材56と第2の部材58とが組み合わされて構成されている。第1の部材56は、底面部60と、この底面部60の左右端から立ち上がる側面部62,62と、底面部60の前端から立ち上がる前面部64とを有する。この第1の部材56の前面部64には、前述した捌きロール28が設けられている。一方、第2の部材58は、底面部66と、この底面部66の左右端から立ち上がる側面部68,68と、底面部66の後端から立ち上がる後面部70とを有する。そして、第1の部材56の側面部62,62内に第2の部材58の側面部68,68が、第1の部材56の底面部60内に第2の部材58の底面部66がそれぞれ摺動自在に挿入され、第1の部材56に対して第2の部材58をスライドさせることにより、給紙カセット22を伸縮できるようにしてある。第1の部材56に第2の部材58を最も押し込んだ縮小時(図2に示す)では、給紙カセット22の内側のサイズが例えばA4サイズと一致するようになり、第1の部材56に第2の部材58を最も引き出した伸長時(図3に示す)では、給紙カセット22の内側のサイズが例えばA3サイズと一致するようになり、給紙カセット22を伸縮することにより給紙カセット22には異なるサイズのシートを収納できるようにしてある。
また、第1の部材56の底面部60には、後述するロック機構72,72が給紙方向と直交する方向に摺動自在に設けられており、このロック機構72,72により第1の部材56と第2の部材56とが固定され、又は固定が解除されるようになっている。
また、第1の部材56の底面部60には、ボトムプレート74が揺動自在に設けられている。このボトムプレート74には、多数の用紙が積載され、最上位の用紙が前述した送り出しロール24に接し、かつ用紙先端が給紙ロール26と捌きロール28とのニップ部に向かうように揺動する。さらに第2の部材58の底面部66には、エンドガイド76が設けられ、このエンドガイド76は、後述する連動機構94を介してボトムプレート74に連結され、ボトムプレート74の揺動に対応して傾斜するようになっている。また、エンドガイド76は、スライド機構77により給紙方向と平行な方向にスライド自在であるように第2の部材58に支持されており、第1の部材56と第2の部材58とによる給紙カセット本体23の伸縮に加えて給紙カセット22に収容する用紙のサイズを変更できるようにしてある。さらに第1の部材56の底面部60には、サイドガイド78,78が給紙方向と直交する方向に摺動自在に設けられており、このサイドガイド78,78によりボトムプレート74に積層される用紙のサイド部分を案内するようにしてある。
前述したボトムプレート74には、ボトムプレート74の最上位に積載された用紙の搬送位置を常に一定に保つための上昇機構が設けられている。この上昇機構は、前述した送り出しロール24の位置を電気的に検出し、ボトムプレート74をモータ等により駆動する電気的なものから構成してもよいが、この実施形態にあっては、機械的なものが用いられており、その一例が図4に示されている。
図4において、送り出しロール24は、給紙ロール28の回転軸を支点として揺動する揺動アーム80に支持されている。この揺動アーム80は、上方から第1の弾性体82により下方へ付勢されている。また、この揺動アーム80の位置を検出するアクチュエータ84が当接している。このアクチュエータ84には、ラチェット86が連結されている。このラチェット86は第1の部材56に対して図4の左右方向に移動自在であり、このラチェット86に対向してラック88が第1の部材56に固定されている。ラチェット86とラック88にはピニオンギア90が噛み合っている。このピニオンギア90は、ボトムプレート74に回転自在に支持されている。また、ボトムプレート74と第1の部材56との間には第2の弾性体92が介在され、この第2の弾性体92により、ボトムプレート76の前端部分が上方へ向かうよう付勢されている。
ボトムプレート74は、ラチェット86が図4の右側の位置にある場合は、ラチェット86とラック88との間にはピニオンギア90が噛み合っているため、位置が固定されている。ボトムプレート74に積載された用紙は、揺動アーム80を介して第1の弾性体82により付勢された送り出しロール24により所定圧力で押し付けられている。ここで、用紙が送り出しロール24の回転により送り出され、給紙ロール26と捌きロール28とにより一枚一枚捌かれ、搬送されていくと、揺動アーム80が下方に下がる。揺動アーム80が下方に下がると、アクチュエータ84が押されて下方に移動し、ラチェット86が図4の左方向に移動する。これにより、ラチェット86とピニオンギア90との噛み合いが外れ、第2の弾性体92により、ピニオンギア90がラック88に沿って回転し、ボトムプレート74の前端部分が上昇する。これによりアクチュエータ84が第1の弾性体82とバランスするまで上昇する。これによりラチェット86が図4の右側に移動してピニオンギア90と噛み合い、ボトムプレート74が停止し、再び送り出しロール24が用紙に所定の位置で接触するようになる。
次にロック機構72及び連動機構94について、図5乃至図12を用いて詳述する。ロック機構72は、第1の部材56の底面部60に設けられたロック機構本体96を有する。このロック機構本体96は、第1の部材56の底面部60の給紙方向とは直交する方向に形成された第1のスライド溝98に摺動自在であるよう配置されている。また、このロック機構本体96には、ロック部100が第2の部材58側に突出して形成されている。一方、第2の部材58の底面部66には、第2のスライド溝102が給紙方向と平行に形成されている。この第2のスライド溝102には所定の位置、例えばスライド溝102の両端内側に係合溝104,104が形成されている。この係合溝104,104のいずれか一方にロック部100が係合する。ロック機構本体96には弾性部106が形成され、この弾性部106が第1の部材56の底面部60に形成されたストッパ部107に当接してロック機構本体96を内側に向けて付勢し、ロック機構本体96のロック部100が係合溝104,104に係合し、第1の部材56と第2の部材58とが固定されるようになっている。さらにロック機構本体96の反ロック部側(第2の部材58の表面側)にはロック機構操作部108が突出して形成されている。
したがって、ロック機構操作部108を介してロック機構本体96を外側に向けて押圧すると、ロック機構本体96は弾性部106に抗して第1のスライド溝98に沿って外側に移動し、これによりロック部100と係合溝104との係合が解かれる。この状態でロック機構本体96が仮止めされ、ロック機構本体96のロック部100が第2のスライド溝102をスライドできるようになり、第1の部材56と第2の部材58との固定が解除されて伸縮できるようになる。そして、ロック機構本体96の仮止めを解除すれば、弾性部106の付勢によりロック機構本体96が内側方向に移動し、ロック機構本体96のロック部100が係合溝104に係合し、第1の部材56と第2の部材58とが再び固定されるようになる。
連動機構94は、例えばエンドガイド76に設けられたフック部110(図10乃至図12参照)と、係合部材112(図5乃至図9参照)とを有する。係合部材112は、第2の部材58の底面部66に給紙方向と平行に摺動自在であるよう設けられている。フック部110の先端には歯が形成され、また、係合部材112の上面には、係合部材112の略全長に渡って歯が形成され、係合部材112の任意の位置でフック部110が係合できるようになっている。エンドガイド76は、支持部材114の上部を支点として回動自在に支持されており、係合部材112が移動すると、係合部材112に係合するフック部110が回動し、エンドガイド76を傾斜させる。係合部材112と第2の部材58と間には第3の弾性体115が配置され、この第3の弾性体115により係合部材112が反給紙方向に付勢されている。さらに連動機構94は、第1の連結部材116と第2の連結部材118とを有し、この第1の連結部材116と第2の連結部材118とを介して係合部材112とボトムプレート74とが連結されている。即ち、第1の連結部材116は、第1の部材56にあって給紙方向に移動自在に設けられており、この第1の連結部材116にボトムプレート74の後端が回動自在に連結されている。また、第2の連結部材118はピンからなり、この第2の連結部材118に第1の連結部材116が固定されている。そして、この第2の連結部材118の一端が係合部材112に挿入固定されている。したがって、図6に示す状態から図7に示すようにボトムプレート74が角度α揺動すると、ボトムプレート74の後端が給紙方向に移動し、第1の連結部材116及び第2の連結部材118を介して係合部材112が距離L1移動し、これにより係合部材112に係合しているフック部110の先端が距離L1移動し、エンドガイド76の底部が給紙方向に向けて傾斜する。したがって、エンドガイド76は、ボトムプレート74に積載されている用紙の残量に応じて傾斜するので、ボトムプレート74に積載されている最上位の用紙先端位置を常に定位置とすることができ、給紙性能を安定させることができる。
ところで、ボトムプレート74は第1の部材56に設けられ、エンドガイド76は第2の部材58に設けられている。第1の部材56と第2の部材58とは互いにスライドして給紙カセット22を伸縮できるようにしてあるので、伸縮する場合のボトムプレート74とエンドガイド76との連結確保が問題となる。
そこで、この実施形態においては、ロック機構72を利用してボトムプレート74とエンドガイド76との連結を一時的に解除する解除手段120が設けられている。解除手段120は、例えば第3の連結部材122と第4の連結部材124とを有する。第3の連結部材122は、前述したロック機構本体96のロック部100に固定されており、第1の部材56に対して摺動自在である。第4の連結部材124は、第3の部材122が所定距離外側に摺動した場合に係合する。また、この第4の連結部材124には連結溝126が給紙方向と平行に形成され、この連結溝126に第2の連結部材118の他端が係合し、第2の連結部材118の給紙方向と平行な移動を許容し、かつ給紙方向と直交する方向には固定するようになっている。第2の連結部材118は、一端が係合部材112に形成された嵌合溝128,128に嵌合し、第1の部材116に対しては給紙方向と直行方向に移動自在に連結され、さらに第1の連結部材116との間には第4の弾性体130が配置されている。係合部材112の嵌合溝128,128間の距離は、前述した係合溝104,104間の距離と同一に設定されている。
したがって、ロック機構72のロック機構本体96を外側に移動させて第1の部材56と第2の部材58との固定を解除すると、図8に示すように、第3の連結部材122及び第4の連結部材124を介して第2の連結部材118が第4の弾性体130に抗してL2だけ外側に移動し、第2の連結部材118の一端と係合部材112の嵌合溝128との嵌合が解除される。次に第1の部材56と第2の部材58とをスライドさせ、ロック部100を他の係合溝104に係合させると、第2の連結部材118が第4の弾性体130の付勢により内側に移動し、第2の連結部材118の一端が係合部材112の他の嵌合溝128に嵌合し、ボトムプレート74とエンドガイド76とは再び連動機構94を介して連結される。この場合、ボトムプレート74は最下位まで下げられているので、エンドガイド76は、第2の部材58の底面部66に対してほぼ垂直となる(図10に示す状態)。したがって、給紙カセット22に用紙を収容する場合、エンドガイド76が底面部66に対して垂直であるため、用紙後端をスムーズに挿入することができる。また、エンドガイド76の位置を検出する検出手段を後述するスライド機構77に設けた場合、エンドガイド76の位置をそのまま用紙後端の位置とすることができるので、ボトムプレート74に積載される用紙のサイズを誤って検出するのを防止することができる。
さらに前述したスライド機構77について詳述する。エンドガイド76を回動自在に支持する支持部材114の下部は給紙方向に延びてスライド部132を形成している。一方、第2の部材58の底面部66には、給紙方向と平行にレール部134が設けられており、このレール部134に支持部材114のスライド部132が摺動自在に係合している。また、支持部材114の反エンドガイド側には、エンドガイド固定用部材136が上下方向に摺動自在に設けられてる。また、支持部材114には、エンドガイド操作部138が回動自在に設けられ、このエンドガイド操作部138にエンドガイド固定用部材136が係合している。さらに支持部材114とエンドガイド操作部138との間には第5の弾性体140が介在され、この第5の弾性体140によりエンドガイド固定用部材136の下端が支持部材114の下方に突出した位置で固定されるようになっている。そして、レール部134には、給紙方向とは直交する方向にエンドガイド固定用溝142が給紙方向と平行な方向で複数形成され、このエンドガイド固定用溝142にエンドガイド固定用部材136が嵌合している。
したがって、エンドガイド操作部138を第5の弾性体140に抗して回動すると、エンドガイド固定用部材136が上昇してエンドガイド固定用溝142との嵌合が解除され、エンドガイド76を移動させることができる。移動させた後、エンドガイド操作部138の操作を解除すれば、第5の弾性体140によりエンドガイド固定部材136が下方に移動し、エンドプレー路固定用溝142に嵌合してエンドガイド76を固定することができる。このエンドガイド固定用溝142とエンドガイド固定用部材136との嵌合を例えばスイッチ等を用いて検出することによりエンドガイド76の位置を検出することができる。
なお、エンドガイド操作部136にフック部110が連動するようにし、エンドガイド76を移動する場合には、フック部110と係合部材112との係合も解除できるようにすることが好ましい。
以上述べたように、本発明は、ボトムプレートにより用紙を押し上げるタイプの給紙カセットに利用することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置を示す側面図である。 本発明の実施形態に係る給紙カセットを示し、最も縮ませた状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る給紙カセットを示し、最も伸ばした状態を示す斜視図である。 本発明の実施形成に係る給紙カセットの上昇機構を示す側面図である。 本発明の実施形態に係る給紙カセットのロック機構と連動機構を示す裏面図である。 本発明の実施形態に係る給紙カセットのロック機構と連動機構を示し、ボトムプレートが最下位にある状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る給紙カセットのロック機構と連動機構を示し、ボトムプレートを上昇させた状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る給紙カセットのロック機構と連動機構を示し、給紙カセットを伸ばした状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る給紙カセットのエンドガイドとスライド機構とを示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る給紙カセットのエンドガイドとその周辺部材を示し、エンドガイドが垂直にある状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る給紙カセットのエンドガイドとその周辺部材を示し、エンドガイドが傾斜した状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る給紙カセットのエンドガイドとその周辺部材を示す断面図である。
符号の説明
10 画像形成装置
18 給紙装置
20 給紙装置本体
22 給紙カセット
23 給紙カセット本体
24 送り出しロール
26 給紙ロール
28 捌きロール
56 第1の部材
58 第2の部材
60,66 底面部
72 ロック機構
74 ボトムプレート
76 エンドガイド
94 連動機構
96 ロック機構本体
98 第1のスライド溝
100 ロック部
102 第2のスライド溝
104 係合溝
110 フック部
112 係合部材
114 支持部材
116 第1の連結部材
118 第2の連結部材
120 解除手段
122 第3の連結部材
124 第4の連結部材
128 嵌合溝

Claims (10)

  1. 給紙カセット本体と、この給紙カセット本体に対して揺動するように設けられ、用紙が積載されるボトムプレートと、前記給紙カセット本体に設けられ、前記ボトムプレートに積載された用紙の後端をガイドするエンドガイドと、前記ボトムプレートの揺動に連動して前記エンドガイドを移動させる連動機構と、を有する給紙カセット。
  2. 前記連動機構は、前記ボトムプレートの揺動に連動して前記エンドガイドの底部を給紙方向に向けて傾斜させるようにした請求項1記載の給紙カセット。
  3. 前記エンドガイドは支持部材の上部を支点として回動自在に支持され、下部で前記連動機構と係合するようにした請求項1又は2記載の給紙カセット。
  4. 前記連動機構は、前記ボトムプレートが最下位にある場合、前記エンドガイドを前記給紙カセット本体の底面に対して略垂直にするようにした請求項2又は3記載の給紙カセット。
  5. 前記ボトムプレートに積載された用紙の残量が少なくなるのに従って前記ボトムプレートの給紙方向先端部分を上昇させる上昇機構をさらに備えた請求項1乃至4いずれか記載の給紙カセット。
  6. 前記エンドガイドを前記給紙カセット本体に対してスライド自在とするスライド機構をさらに有する請求項1乃至5いずれか記載の給紙カセット。
  7. 前記給紙カセット本体は、前記ボトムプレートが設けられた第1の部材と、この第1の部材に対してスライド自在に連結され、前記エンドガイドが設けられた第2の部材とを有し、前記第2の部材のスライド時に前記連動機構の前記ボトムプレートと前記エンドガイドとの連結を一時的に解除する解除手段をさらに有する請求項1乃至6いずれか記載の給紙カセット。
  8. 前記第1の部材と第2の部材との固定と解除とを行うロック機構をさらに有し、前記解除手段は前記ロック機構の解除と連動するようにした請求項7記載の給紙カセット。
  9. 給紙装置本体と、この給紙装置本体に引き出し自在に収容された給紙カセットと、この給紙カセットに収容された用紙を送り出す送り出しローラとを有し、前記給紙カセットは、給紙カセット本体と、この給紙カセット本体に設けられ、前記給紙カセット本体に対して揺動自在であり、用紙が積載されるボトムプレートと、この給紙カセット本体に設けられ、前記ボトムプレートに積載された用紙の後端をガイドするエンドガイドと、前記ボトムプレートの揺動に連動して前記エンドガイドを移動させる連動機構と、を有する給紙装置。
  10. 請求項9記載の給紙装置を備えた画像形成装置。
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