JP2004331345A - シート収納装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザーに特別な操作をさせることなく、安定した給紙性能を発揮することのできるシート収納装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置本体から引き出され、中板が、中板をシート給送手段に向けて付勢する複数の付勢手段51a,51b,52の付勢力に抗して下降した状態で保持されたとき、サイド規制手段66,67をサイズの大きなシートの側端を規制する位置に移動すると、複数の付勢手段51a,51b,52のうちの所定の付勢手段52に中板付勢動作を選択的に行わせる付勢動作制御手段62は所定の付勢手段52に中板付勢動作を行わせる第1位置に移動する。また、サイド規制手段66,67をサイズの小さなシートの側端を規制する位置に移動すると、付勢動作制御手段62は所定の付勢手段52の中板付勢動作を規制する第2位置に移動する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シート収納装置及び画像形成装置に関し、特にシート収納部に上下方向に移動自在に設けられた中板をシート給送手段に向けて付勢する付勢手段を複数設けたものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えばプリンタ、ファクシミリ、複写機等の画像形成装置においては、装置本体にシート収納装置である給紙カセットを着脱自在に装着し、画像形成の際には、この給紙カセットに収納されたシートをシート給送装置によって画像形成部に給送するようにしたものがある。
【0003】
図9は、このような従来のシート給送装置の構成を示すものであり、同図において、1は給紙カセットである。ここで、この給紙カセット1は装置本体に着脱自在に配設され、シートSをセットする際には装置本体から矢印A方向に引き出した後、シートSを積載するようにしている。
【0004】
3は装置本体に設けられ、摩擦力によってシートSを給紙するシート給送手段である給紙ローラであり、この給紙ローラ3は周面の一部が切り欠かれると共に、給紙時のみ反時計回りに一回転するよう制御されている。50は給紙カセット1に上下方向に回動自在に支持され、シートSが積載される中板であり、この中板50は、バネ151によって給紙ローラ3へ向けて所定の圧で付勢されている。
【0005】
2は給紙ローラ3に圧接している分離パッドであり、この分離パッド2は、給紙カセット1に回動自在に支持され、バネ20によって所定の加圧力で給紙ローラ3へ向けて付勢されているホルダ2aに貼り付けられている。30は給紙ローラ3と同軸上に回転自在に配置された給紙コロであり、この給紙コロ30は、給紙ローラ3が、同図に示す切り欠き部3aがシートSに臨む待機位置で停止している際にシートS及び分離パッド2と当接している。
【0006】
そして、このような構成のシート給送装置において、給紙ローラ3が回転すると、シートSは給紙ローラ3との間の摩擦力によって分離パッド2とのニップ部へ向けて送られる。
【0007】
このとき、シートSはシート間の摩擦力により複数枚、ニップ部に向けて送られる場合があるが、このように複数枚送られた場合、シートSは給紙ローラ3と分離パッド2とのニップ部において、シートSよりも摩擦係数の高い分離パッド2によって2枚目以降のシートSは止められ、分離パッド2よりもさらに摩擦係数の高い給紙ローラ3と当接して強い搬送力を与えられている最上部の一枚のシートS1のみが搬送ローラ4へ送られる。
【0008】
なお、このように搬送ローラ4へシートが送られた後、同図に示すように給紙ローラ3は切り欠き部3aがシートSに臨む待機位置で停止し、シートSは搬送ローラ4によって不図示の画像形成部へと搬送されていく。
【0009】
ところで、このような中板50を付勢して中板上のシートSを給紙ローラ3に圧接させるようにしたシート給送装置においては、シートSの坪量やサイズによってはシートSと給紙ローラ3との間の給紙圧にばらつきが生じ、それが不送り、重送等、給紙性能の低下を引き起こす要因となっている。
【0010】
例えば、A4やレターサイズの大サイズのシート(以下、大サイズシートという)と、A5、B5サイズ等の小サイズのシート(以下、小サイズシートという)を同じ枚数積載した場合、小サイズシートは重量が軽いため同じバネ151によって給紙ローラ3へ向けて付勢した場合、給紙圧が高くなり、重送が発生し易くなる。
【0011】
逆に、小サイズシートで重送が発生しないようバネ151の付勢力を下げると、大サイズシートを給紙ローラ3へ向けて付勢した場合、給紙圧が低くなり、不送りの原因となる。そして、特に大容量の給紙カセット1ほどそのばらつきが大きくなる傾向がある。
【0012】
そこで、このような給紙圧のばらつきを抑えるために、給紙カセット1に中板を付勢するバネ等の付勢手段を複数設け、例えば小サイズシートの積載時には、レバーやダイヤルをユーザーが操作することによって複数の付勢手段のうちのいくつかを非動作状態に保持することによって、通常、高くなってしまう小サイズシートの給紙圧を下げる機構が用いられている。
【0013】
しかし、このようなユーザーがレバー、ダイヤルを操作する機構の給紙カセット1においては、ユーザーがシート積載時にレバー、或いはダイヤルを適切な位置に合わせなかった場合、目標とする給紙圧が得られず、不送り、重送等の給紙性能の低下を招く可能性がある。
【0014】
また、給紙圧のばらつきを抑えるための他の給紙カセット1としては、中板を付勢する付勢手段を複数設けると共に、シートの送り出し方向と直交する幅方向の位置を規制するサイド規制板の移動に連動して複数の付勢手段のうちのいくつかを非動作状態に保持し、給紙圧の安定化を図る提案がなされている(特許文献1参照)。
【0015】
【特許文献1】
特開平7−41187号公報
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このようなサイド規制板と連動して給紙圧の調整を行なうようにした機構の従来の給紙カセットにおいては、ユーザーが中板を押し下げてからサイド規制板を操作することが不可欠であり、それを怠ると給紙圧の最適化がなされず、不送り、重送等の給紙性能の低下を招く可能性がある。
【0017】
ここで、レバーやダイヤルの操作を忘れた場合にはユーザはレバーやダイヤルを見れば原因はわかるが、サイド規制板の操作は本来、シートの側端位置を規制するための操作であることから、サイド規制板の操作を忘れて給紙不良が発生した時、ユーザーには原因が分かりづらいという問題点がある。
【0018】
つまり、サイド規制板と連動して給紙圧の調整を行なう場合には、ユーザーに対して付加的な操作を課すばかりでなく、ユーザーが操作を忘れた場合には安定した給紙性能を発揮することができないという問題がある。
【0019】
そこで、本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、ユーザーに特別な操作をさせることなく、安定した給紙性能を発揮することのできるシート収納装置及び画像形成装置を提供することを目的とするものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】
本発明は、画像形成装置本体に着脱自在に装着され、かつシートを収納するシート収納部と、前記シート収納部に設けられ、前記シートが積載される上下方向に移動可能な中板と、前記中板に積載されたシートのシート給送方向と直交する幅方向の側端の位置を規制する移動可能なサイド規制手段とを備えたシート収納装置において、前記中板を前記画像形成装置本体に設けられたシート給送手段に向けて付勢する複数の付勢手段と、前記画像形成装置本体から引き出された際、前記中板を前記複数の付勢手段の付勢力に抗して下降した状態で保持するストッパ部材と、前記サイド規制手段のシートサイズに応じた側端規制位置への移動に連動して前記複数の付勢手段のうちの所定の付勢手段に中板付勢動作を選択的に行わせる付勢動作制御手段と、を備え、前記付勢動作制御手段は、前記中板が前記ストッパ部材により保持された状態のとき、前記サイド規制手段をサイズの大きなシートの側端を規制する位置に移動した場合には前記所定の付勢手段に中板付勢動作を行わせる第1位置に移動し、前記サイド規制手段をサイズの小さなシートの側端を規制する位置に移動した場合には前記所定の付勢手段の中板付勢動作を規制する第2位置に移動することを特徴とするものである。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
【0022】
図2は、本発明の実施の形態に係るシート収納装置を備えた画像形成装置の一例であるレーザビームプリンタの概略構成を示す図である。
【0023】
同図において、100はレーザビームプリンタであり、このレーザビームプリンタ100は、画像形成を行う画像形成部101と、画像形成部101にシートSを1枚ずつ分離給送するシート給送装置102等を備えている。
【0024】
ここで、画像形成部101はレーザビームプリンタ本体(以下、装置本体という)100Aに対して着脱可能なプロセスカートリッジ70、転写ローラ6等を備えている。なお、プロセスカートリッジ70は、感光ドラム7、帯電ローラ9、現像手段10、不図示のクリーニング手段等を備えている。
【0025】
また、シート給送装置102はシートを積載収納するシート収納手段である給紙カセット1、周面の一部が切り欠かれた略半月形状を有するシート給送手段である給紙ローラ3、バネ20によって所定の加圧力で給紙ローラ3へ向けて付勢され、給紙ローラ3との間でニップを形成している分離パッド2を備えている。
【0026】
なお、給紙カセット1は軸50aを支点として上下方向に回動(移動)自在に設けられた中板50を備えており、この中板50は給紙カセット1が装置本体100Aに装着されると、後述するバネによりシートSを給紙ローラ3に所定の圧で圧接させるシート給送可能位置まで上昇するようになっている。
【0027】
また、同図において、22はレーザスキャナユニット、15は定着装置、18、19は排紙トレイ21にシートSを排出する排紙ローラ対である。
【0028】
次に、このように構成されたレーザビームプリンタ100の画像形成動作を説明する。
【0029】
給紙カセット1に複数枚積載されたシートSは中板50によって、その先端を給紙ローラ3に向けて所定の加圧力で押し上げられている。
【0030】
不図示のパソコン等から画像情報が送られ、この画像情報を画像形成処理した不図示の制御部がプリント信号を発すると、給紙時のみ反時計回りに回転するように制御された給紙ローラ3が回転し、給紙カセット1に積載されたシートSは画像形成部101に送り出される。なお、複数枚のシートSが給紙ローラ3と分離パッド2とのニップ部に入ったときには、分離パッド2の作用により、最上位のシートS1だけが画像形成部101に送り込まれる。
【0031】
一方、このプリント命令と共に画像情報に基づきレーザスキャナユニット22からレーザ光が感光ドラム上に照射され、これにより感光ドラム7の表面上に潜像が形成される。さらに、この潜像を現像器10によって現像することにより、感光ドラム上にトナー画像が形成される。
【0032】
そして、このようにして感光ドラム上に形成されたトナー画像は、この後、搬送ローラ4,5によって感光ドラム7と転写ローラ6とのニップ部に送り込まれたシートSに転写される。さらに、トナー画像が転写されたシートSは、定着装置15に送られ、定着装置15の加熱手段13とこれに圧接する加圧ローラ14とのニップ部へ導かれ、ニップ部を通過する過程でシート面に転写されたトナー像が加熱及び加圧されてシート面に定着される。この後、定着装置15を通過したシートは排紙ローラ対18,19によって搬送され、排紙トレイ21上へ排出される。
【0033】
図3は、本実施の形態に係る給紙カセット1の側面図であり、同図において、11は給紙カセット1のシート収納部1A(図2参照)の側壁面を構成する側板である。また、50aは、中板50のシート送り出し方向先端部の両側端から幅方向に突設された突出部であり、この突出部50aは側板11に設けられた開口部11aよりカセット両側面に突出している。これにより、中板50は、開口部11aと突出部50aとによりガイドされながら軸50bを支点として上下方向に回動するようになっている。
【0034】
また、31は装置本体100Aに設けられた押し込みリブであり、この押し込みリブ31は給紙カセット1を装置本体100Aから引き出す際、側板11からカセット両側面に突出している中板50の突出部(以下、中板突出部という)50aと当接するようになっている。
【0035】
ここで、この押し込みリブ31は、シート送り出し方向に向って下方に傾斜した傾斜面31aを備えており、給紙カセット1を引き出すと、まずこの押し込みリブ31の傾斜面31aに中板突出部50aが当接し、この後、中板50は押し込みリブ31によって案内されながら、軸50bを支点として下方回動するようになっている。
【0036】
33は側板11に軸33bを支点として回動自在に保持されたストッパ部材である中板ストッパであり、給紙カセット1を引き出す際、下方回動した中板50の中板突出部50aを係止することにより、中板50を下方回動した位置で保持するようになっている。なお、この中板ストッパ33は、給紙カセット1が装置本体100Aに装着された状態のとき、装置本体100Aに設けられた解除リブ32と当接して回動し、中板突出部50aを係止する中板ストッパ33の爪部33aが中板突出部50aの軌跡から退避した状態となる。
【0037】
次に、同図及び図4を用いて給紙カセット1の着脱時における中板50及び中板ストッパ33の動作について説明する。
【0038】
図3の(a)は給紙カセット1が装置本体100Aに装着された状態を表している。この状態のとき中板50は、後述する図5に示す第1〜第3バネによって給紙ローラ3へ向けて付勢されている。なお、中板ストッパ33は解除リブ32と当接し、中板ストッパ33の爪部33aが中板突出部50aの軌跡から退避した状態となっている。
【0039】
ここで、給紙カセット1を図示右方向へ引き出すと、図3の(b)に示すように中板50(の中板突出部50a)は装置本体100Aに設けられた押し込みリブ31と当接し、押し込みリブ31に案内されて下方へ押し下げられる。
【0040】
そして、この後、さらに給紙カセット1を引き出していくと、まず図4の(a)に示すように中板ストッパ33と解除リブ32とが離間し、これにより中板ストッパ33は自重、又は不図示のバネによる付勢力によって時計回りに回動し、所定の位置で停止する。
【0041】
次に、図4の(b)に示すように、中板50(の中板突出部50a)と押し込みリブ31との当接が解除されると、中板50はバネによって上方に押し上げられ、中板ストッパ33に中板突出部50aが係合したところで保持される。従ってユーザーが給紙カセット1を引き出した時には、中板50は図4の(b)に示すように押し下げられた位置で、中板ストッパ33により保持される。
【0042】
一方、給紙カセット1を装置本体100Aに装着する際、給紙カセット1を装置本体内に押し込むと、図4の(b)のように中板50は、中板ストッパ33により保持された状態から、図4の(a)に示すように押し込みリブ31によって微小量押し下げられる。ここで、このように中板50が押し下げられると、中板ストッパ33には中板50の力は作用しないため、中板ストッパ33は小さな力で回動可能となる。
【0043】
この状態で、さらに給紙カセット1を押し込むと、図3の(b)に示すように中板ストッパ33が解除リブ32と当接して反時計方向に回動し、これに伴って中板ストッパ33の爪部33aが中板突出部50aの軌跡から退避した状態となる。これにより、さらに給紙カセット1を押し込むと、中板50はバネによる付勢力により押し込みリブ31の傾斜面31aに沿って上昇する。そして、完全に給紙カセット1が装着された位置において、中板50は給紙ローラ3と当接した状態となる。
【0044】
なお、図3及び図4においては、中板上にシートは積載されていないが、シートが積載されていても全く同様の動作をし、この場合、給紙カセット1が装着されたとき最上位のシートが給紙ローラ3に当接した状態になる。
【0045】
図1は、給紙カセット1の斜視図であり、同図において、66、67は幅方向に移動可能に設けられ、中板50に載置されたシート(束)の位置を規制するためのサイド規制手段である1対のサイド規制板、39はシートの後端を規制する後端規制板である。なお、本実施の形態において、サイド規制板66,67は、ピニオンギア38と不図示のラックにより片方を移動させると他方も移動するよう構成されている。
【0046】
52は中板50を付勢する第2バネ、51a,51bは第2バネ52の幅方向の両側に配され、中板50を付勢する第1及び第3バネである。61は第2バネ52の上面に取り付けられたバネキャップ、62はバネロック部材であり、このバネロック部材62をバネキャップ61に係脱させることにより、第2バネ52の付勢力を選択的に中板50に作用させ、この第2バネ52に選択的に中板付勢動作を行わせるようにしている。
【0047】
なお、付勢動作制御手段であるバネロック部材62は給紙カセット1に、シート送り出し方向に移動可能に保持されており、サイド規制板66,67を同図に示す大サイズシート(A4又はレターサイズ)に合わせた状態のときには、引っ張りバネ63によって引っ張られ、所定の位置で停止している。
【0048】
ところで、一方のサイド規制板66の移動方向先端部には傾斜面66aが、またバネロック部材62の一方のサイド規制板66の移動方向先端部に臨む端部には、このサイド規制板66の傾斜面66aと当接する傾斜面62aが設けられている。
【0049】
そして、同図に示すようなサイド規制板66,67を大サイズシートに合わせた状態のとき、一方のサイド規制板66の傾斜面66aは、バネロック部材62の傾斜面62aと離間した位置にある。このとき、バネロック部材62は第2バネ52及びバネキャップ61の軌跡から退避した位置にある。
【0050】
ここで、このような状態のとき、バネロック部材62は第2バネ52をロックしないので、つまりバネロック部材62は所定の付勢手段である第2バネ52に中板付勢動作を行わせる第1位置にあるので、給紙カセット1を装置本体内に装着した際、複数の付勢手段である3本のバネ51a,51b,52は全て同図に示すように伸びた状態となり、これにより不図示の中板50は3本のバネ51a,51b,52によって上方へ押し上げられ、相対的に大きな給紙圧を発生させることができる。
【0051】
そして、このように大サイズシートを収納する際には相対的に大きな給紙圧を発生させることにより、大サイズシートを不送りを生じることなく確実に搬送することができ、給紙性能の低下を防ぐことができる。
【0052】
一方、図5に示すようにサイド規制板66,67を小サイズシート(B5以下のサイズ)に合わせて移動した場合、一方のサイド規制板66の傾斜面66aは、バネロック部材の傾斜面62aと当接し、バネロック部材62を引っ張りバネ63に抗しながらバネキャップ61へ向けて押し出す。
【0053】
ここで、既述したように給紙カセット1を装置本体100Aから取り外したとき、中板50は下方回動しており、このように中板50が下方回動すると、図6に示すように3本のバネ51a,51b,52は縮んだ状態となる。そして、この状態でバネロック部材62が押し出されると、バネロック部材62は係合部材であるバネキャップ61に設けられた溝部61aに入り込む。つまり、一方のサイド規制板66を移動すると、バネロック部材62は第2バネ52の中板付勢動作を規制する第2位置に移動する。
【0054】
これにより、この後、給紙カセット1を装置本体100Aに装着すると、第2バネ52はバネロック部材62により圧縮状態でロックされるので、中板50は図5に示すように2本のバネ51a,51bによって上方へ押し上げられ、相対的に低い給紙圧を発生させるようになる。
【0055】
そして、このように小サイズシートを収納する際には相対的に小さな給紙圧を発生させることにより、小サイズシートを不送りを生じることなく確実に搬送することができ、給紙性能の低下を防ぐことができる。
【0056】
また、大サイズシートを収納する場合、まず既述したように給紙カセット1を装置本体100Aから引き出す。この際、中板50は図6に示すような押し下げられた位置で保持されるので、この状態においてサイド規制板66,67を図1に示す位置に移動すると、一方のサイド規制板66によるバネロック部材62の押圧が解除される。
【0057】
これにより、バネロック部材62は引っ張りバネ63によって引っ張られて第2位置から第1位置に移動し、この結果、バネロック部材62による第2バネ52のロックが解除される。なお、一方のサイド規制板66の傾斜面66a、バネロック部材62の傾斜面62a及び引っ張りバネ63により、サイド規制板66,67の移動に連動してバネロック部材62を第1位置、或は第2位置に移動させる移動手段が構成される。
【0058】
ここで、図6に示すように中板50が押し下げられた位置にあるとき、バネロック部材62はバネキャップ61と非接触状態を保っているので、このようなバネロック部材62の移動は小さい力で行なうことができ、サイド規制板66,67の操作を妨げる方向に働く力を小さくすることができる。この結果、サイド規制板66,67の動作に与える影響が少なくなり、サイド規制板66,67の操作をスムーズに行うことができる。
【0059】
このように、給紙カセット1が引き出された際、中板50が下降した状態で保持されたとき、サイド規制板66の大サイズシートの側端を規制する位置への移動に連動してバネロック部材62を第1位置に移動させ、サイド規制板66の小サイズシートの側端を規制する位置への移動に連動してバネロック部材62を第2位置に移動させるようにすることにより、ユーザーに特別な操作をさせることなく、給紙圧のばらつきを抑え、安定した給紙性能を発揮することができる。
【0060】
つまり、ユーザーが給紙カセット1を装置本体100Aから引き出し、サイド規制板66,67をシートサイズに合わせるという通常の操作をするだけで、中板50へ与える付勢力を大サイズシートでは大きく、小サイズシートでは小さくするように切り替えることができ、これによりユーザビリティに影響を与えることなく、重送、不送り等の発生を防ぐことができ、給紙性能を向上することができる。
【0061】
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
【0062】
図7は、本実施の形態に係る給紙カセット1の構成を説明する図である。なお、同図において、図1と同一符号は、同一又は相当部分を示している。
【0063】
同図において、76、77は幅方向に移動可能な一対のサイド規制板であり、これら一対のサイド規制板76,77は、不図示のラックとピニオンギア38とにより片方を移動させると他方も移動するよう構成されている。
【0064】
また、72はバネロック部材、71は第2バネ52の上面に取り付けられたバネキャップであり、バネロック部材72は給紙カセット1に、軸72bを支点として回動可能に保持されている。なお、同図は、サイド規制板76,77を大サイズシートに合わせた状態を示しており、この状態のとき、一方のサイド規制板76の移動方向先端部76aは、バネロック部材72に設けられた係止部72aと離間した位置にある。
【0065】
そして、このように一方のサイド規制板76の移動方向先端部76aが係止部72aと離間した位置にあるとき、バネロック部材72は引っ張りバネ73によって引っ張られ、中板バネ52及びバネキャップ71の軌跡から退避した所定の位置で停止している。
【0066】
ここで、このような状態のとき、バネロック部材72は第2バネ52をロックしない第1位置にあるので、給紙カセット1を装置本体内に装着した際、3本のバネ51a,51b,52は全て同図に示すように伸びた状態となり、これにより不図示の中板50は3本のバネ51a,51b,52によって上方へ押し上げられ、相対的に大きな給紙圧を発生させる。これにより、不送りを生じることなく大サイズシートを確実に搬送することができ、給紙性能の低下を防ぐことができる。
【0067】
一方、図8に示すようにサイド規制板76,77を小サイズシートに合わせた位置に移動した場合、一方のサイド規制板76の移動方向先端部76aはバネロック部材72の係止部72aと当接し、これによりバネロック部材72はバネキャップ71へ向けて回動してバネキャップ71に設けられた溝部71a(図7参照)に入り込む。つまり、バネロック部材72は一方のサイド規制板76の移動に伴って第2位置に移動する。
【0068】
これにより、この後、給紙カセット1を装置本体100Aに装着すると、第2バネ52は第2位置に移動したバネロック部材72により圧縮状態でロックされているので、中板は図8に示すように2本のバネ51a,51bによって上方へ押し上げられ、相対的に小さい給紙圧を発生させる。そして、このように小サイズシートの場合には相対的に小さい給紙圧を発生させることにより、重送を生じることなく小サイズシートを確実に搬送することができ、給紙性能の低下を防ぐことができる。
【0069】
一方、大サイズシートを収納する場合、まず既述したように給紙カセット1を装置本体100Aから引き出す。この際、中板50は図6に示すような押し下げられた位置で保持されているので、この状態においてサイド規制板76,77を図7に示す位置に移動すると、サイド規制板76によるバネロック部材72の押圧が解除される。
【0070】
これにより、これにより、バネロック部材72は引っ張りバネ73によって引っ張られて第2位置から第1位置に移動し、この結果、バネロック部材72による第2バネ52のロックが解除される。なお、一方のサイド規制板76の先端部76a、バネロック部材72の係止部72a及び引っ張りバネ73により、サイド規制板76,77の移動に連動してバネロック部材72を第1位置、或は第2位置に移動させる移動手段が構成される。
【0071】
なお、既述した図6に示すように中板50が押し下げられた位置にあるとき、バネロック部材72はバネキャップ71と非接触状態を保っているので、またバネロック部材72は回動動作するため摺動抵抗が小さいため、バネロック部材72の移動は小さい力で行なうことができ、サイド規制板76,77の操作を妨げる方向に働く力を小さくすることができる。
【0072】
このように、ユーザーが給紙カセット1を装置本体100Aから引き出し、サイド規制板76,77をシートサイズに合わせるという通常の操作をするだけで、中板50へ与える付勢力を大サイズシートでは強く、小サイズシートでは弱くするように切り替えることができ、これによりユーザビリティに影響を与えることなく、重送、不送り等の発生を防ぐことができ、給紙性能を向上することができる。
【0073】
なお、これまでの説明において、サイド規制板は片方を移動させると他方も移動するよう構成されたものを例にとって述べてきたが、本発明は、これに限らず、シートの側端規制を一つのサイド規制板と固定壁とにより行うようにした給紙カセットにも適用することができるのは言うまでもない。
【0074】
また、これまでの説明においては、3本のバネにより中板を付勢する場合について述べてきたが、本発明はこれに限らず、バネの数は少なくとも2つ以上であれば良い。またバネロック部材によりロックするバネも中央の1つのバネに限らず、他のバネもロックするようにしても良い。
【0075】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のように、複数の付勢手段のうちの所定の付勢手段に中板付勢動作を選択的に行わせる付勢動作制御手段を、サイド規制手段の移動に連動して所定の付勢手段に中板付勢動作を行わせる第1位置、又は所定の付勢手段の中板付勢動作を規制する第2位置に移動させるようにすることにより、ユーザーに特別な操作をさせることなく、安定した給紙性能を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態に係るシート収納装置である給紙カセットの斜視図。
【図2】上記給紙カセットを着脱自在に装着した画像形成装置の一例であるレーザビームプリンタの概略構成を示す図。
【図3】上記給紙カセットの着脱時における中板及び中板ストッパの動作を説明する第1の図。
【図4】上記給紙カセットの着脱時における中板及び中板ストッパの動作を説明する第2の図。
【図5】上記給紙カセットの小サイズシートを収納する際の状態を示す斜視図。
【図6】上記給紙カセットの小サイズシートを収納する際の状態を示す断面図。
【図7】本発明の第2実施の形態に係るシート収納装置である給紙カセットの斜視図。
【図8】上記給紙カセットの小サイズシートを収納する際の状態を示す斜視図。
【図9】従来のシート給送装置の構成を説明する図。
【符号の説明】
1 給紙カセット
1A シート収納部
3 給紙ローラ
31 押し込みリブ
31a 押し込みリブの傾斜面
33 中板ストッパ
50 中板
66,67 サイド規制板
51a 第1バネ
51b 第3バネ
52 第2バネ
61 バネキャップ
62 バネロック部材
71 バネキャップ
72 バネロック部材
76,77 サイド規制板
100 レーザビームプリンタ
100A 装置本体
101 画像形成部
102 シート給送装置
S シート

Claims (6)

  1. 画像形成装置本体に着脱自在に装着され、かつシートを収納するシート収納部と、前記シート収納部に設けられ、前記シートが積載される上下方向に移動可能な中板と、前記中板に積載されたシートのシート給送方向と直交する幅方向の側端の位置を規制する移動可能なサイド規制手段とを備えたシート収納装置において、
    前記中板を前記画像形成装置本体に設けられたシート給送手段に向けて付勢する複数の付勢手段と、
    前記画像形成装置本体から引き出された際、前記中板を前記複数の付勢手段の付勢力に抗して下降した状態で保持するストッパ部材と、
    前記サイド規制手段のシートサイズに応じた側端規制位置への移動に連動して前記複数の付勢手段のうちの所定の付勢手段に中板付勢動作を選択的に行わせる付勢動作制御手段と、
    を備え、
    前記付勢動作制御手段は、前記中板が前記ストッパ部材により保持された状態のとき、前記サイド規制手段をサイズの大きなシートの側端を規制する位置に移動した場合には前記所定の付勢手段に中板付勢動作を行わせる第1位置に移動し、前記サイド規制手段をサイズの小さなシートの側端を規制する位置に移動した場合には前記所定の付勢手段の中板付勢動作を規制する第2位置に移動することを特徴とするシート収納装置。
  2. 前記サイド規制手段の移動に連動して前記付勢動作制御手段を前記第1位置、或は前記第2位置に移動させる移動手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のシート収納装置。
  3. 前記所定の付勢手段に、前記付勢動作制御手段が前記第2位置に移動したとき、該付勢動作制御手段と係合する係合部材を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載のシート収納装置。
  4. 前記付勢動作制御手段は、前記中板が前記ストッパ部材に保持されているとき、前記係合部材と非接触状態で前記第1位置又は前記第2位置に移動することを特徴とする請求項3記載のシート収納装置。
  5. 前記画像形成装置本体から引き出された際、前記中板は前記画像形成装置本体に設けられた傾斜面に沿って前記複数の付勢手段の付勢力に抗して下降した後、前記ストッパ部材に係止保持され、前記画像形成装置本体に装着される際は、前記ストッパ部材による係止が解除された後、前記所定の付勢手段を含む、或は前記所定の付勢手段を除く付勢手段の付勢力により上昇することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のシート収納装置。
  6. 画像形成部と、前記請求項1乃至5の何れか1項に記載されたシート収納装置と、前記シート収納装置に収納されたシートを前記画像形成部に送り出すシート給送装置とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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