JP2006347378A - 車両の制御装置 - Google Patents

車両の制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006347378A
JP2006347378A JP2005176406A JP2005176406A JP2006347378A JP 2006347378 A JP2006347378 A JP 2006347378A JP 2005176406 A JP2005176406 A JP 2005176406A JP 2005176406 A JP2005176406 A JP 2005176406A JP 2006347378 A JP2006347378 A JP 2006347378A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
output
drive signal
engine
mode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005176406A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4602169B2 (ja
Inventor
恵一 ▲高▼▲柳▼
Keiichi Takayanagi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2005176406A priority Critical patent/JP4602169B2/ja
Priority to US11/453,976 priority patent/US7349793B2/en
Publication of JP2006347378A publication Critical patent/JP2006347378A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4602169B2 publication Critical patent/JP4602169B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Supplying Secondary Fuel Or The Like To Fuel, Air Or Fuel-Air Mixtures (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

【課題】 エンジン停止中に、燃料タンクへの継続的な給油が可能な状態に切り換える制御を行うと共に、コントロールモジュールの電力消費を節約する。
【解決手段】 キャニスタの新気導入口に常閉型電磁弁を備えたエンジンにおいて、エンジン停止中に給油口キャップ又はフューエルフィラーリッドが開かれると、コントロールモジュールが低消費電力モードから通常モードに移行し、燃料タンク内の残量及び/又は圧力の増加に基づいて実際に給油されているか否かを判断して、該判断結果に基づいて前記電磁弁に開駆動信号を出力するか否かを決定する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車載電装品に駆動信号を出力する車両の制御装置に関し、詳しくは、エンジン停止状態における制御装置の消費電力を節約する技術に関する。
特許文献1には、イグニッションスイッチのオフ状態及び車両の停止状態において省電力モードに移行し、イグニッションスイッチのオン状態又はブレーキ操作状態において通常モードに復帰する車載制御装置が開示されている。
特開平11−263179号公報
ところで、前記車載制御装置では、エンジンを停止させた停車状態では省電力モードであって、車両を発進させるための操作が行われると通常モードに復帰させる構成であるため、エンジンを停止させた停車状態における車載電装品の制御を行わせることができないという問題があった。
例えば、燃料タンクにて発生した燃料蒸気を捕集するキャニスタを備えたエンジンにおいて、前記キャニスタの新気導入口に常閉型の電磁開閉弁を設けてあると、キャニスタを介して燃料タンク内を大気解放して給油が可能な状態にするためには、前記電磁開閉弁に駆動信号を出力して開弁させる必要が生じる。
しかし、制御装置が省電力モードであると、前記電磁開閉弁を開制御することができないので、給油に対応するためには、制御装置を省電力モード状態にすることなく通常モード状態で待機させておく必要がある。
エンジンの停止中に制御装置を通常モードで動作させると、エンジン停止中の消費電力が大きくなり、バッテリを大きく消耗させてしまうという問題が生じる。同様に、エンジン停止中に無用に駆動信号を出力すると、エンジン停止中の電力消費を増大させ、バッテリを大きく消耗させてしまうことになる。
本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、必要な駆動信号の出力制御を可能にしつつ、特にエンジン停止中の消費電力を節約することができる車両の制御装置を提供することを目的とする。
そのため請求項1記載の発明に係る車両の制御装置は、車載電装品への駆動信号の出力が要求される状態の前提条件を判定すると共に、前記駆動信号の出力が要求される状態に実際になっているか否かを判定し、これらの判定結果に基づいて、通常モードと低消費電力モードとのいずれかへの切り換え、及び、前記駆動信号の出力・停止を行う。
かかる構成によると、車載電装品に駆動信号を出力することが要求される前提条件が成立しているか否かに基づいて、駆動信号の出力が要求され得る状態であるか否かを判定し、更に、駆動信号の出力が要求され得る状態であっても、実際に駆動信号の出力が要求される状態になっているか否かに基づいて、駆動信号の出力・停止を制御することが可能である。
従って、実際に駆動信号の出力が要求される状態になったときに、応答良くかつ確実に、車載電装品に対して駆動信号を出力させることができると共に、駆動信号の出力が不要であるときに低消費電力モードに移行し、かつ、駆動信号の出力を停止して、電力消費を節約することができる。
請求項2記載の発明では、前提条件の成立時に通常モードに移行し、前提条件の非成立時に低消費電力モードに移行する一方、通常モードにおいて、車載電装品への駆動信号の出力が要求される状態に実際になっているときにのみ前記駆動信号を出力する。
かかる構成によると、前提条件が成立していることを条件に低消費電力モードから通常モードになり、更に、通常モードであっても、車載電装品への駆動信号の出力が要求される状態に実際になっているときでなければ、駆動信号を出力しない。
従って、駆動信号の出力され得る条件のときにのみ通常モードになるから、制御装置の消費電力を節約できると共に、電装品への駆動信号の出力も実際に要求されるときに限定して行われるので、電装品における消費電力も節約できる。
請求項3記載の発明では、前提条件の成立時に通常モードに移行し、前提条件の非成立時に低消費電力モードに移行する一方、前提条件が成立してから予め定めた信号出力時間内であるときには、前記車載電装品に駆動信号を出力し、前記信号出力時間以上になったときには、前記駆動信号の出力が要求される状態に実際になっているか否かに基づいて駆動信号の出力・停止を切り換える。
かかる構成によると、前提条件が成立し通常モードになった直後の信号出力時間内では、無条件に駆動信号を電装品に出力する一方、前提条件が成立し通常モードになってから信号出力時間が経過した後は、実際に出力が要求される状態になっているか否かに基づいて駆動信号を出力するか停止するかを決定する。
従って、前提条件が成立した直後は電装品を駆動状態に保持して、駆動要求に遅れなく対応できると共に、駆動要求の消滅に対して直ちに駆動信号の出力を停止させて、電装品における消費電力を節約できる。
請求項4記載の発明では、前提条件の成立状態が予め定めた最大時間以上継続したときに、強制的に低消費電力モードに移行する。
かかる構成によると、前提条件の成立状態であって本来は通常モードに設定すべき状態であっても、前提条件の成立状態が最大時間以上継続すると、強制的に通常モードから低消費電力モードに移行させ、駆動信号の出力も停止させる。
従って、電装品への駆動信号の出力が実際には要求されない状態であるのに、無用に通常モードのまま放置されることを回避できる。
以下に本発明の実施の形態を説明する。
実施形態における車両用エンジンのシステム構成を図1に示す。
図1において、エンジン1はガソリン内燃機関であり、スロットルバルブ2及び吸気バルブ3を介して燃焼室4内に空気が吸引される一方、燃料噴射弁5から燃料が噴射されることで、燃焼室4内に混合気が形成される。
前記燃焼室4内の混合気は、点火プラグ6による火花点火によって着火燃焼し、燃焼排気は排気バルブ7を介して燃焼室4内から排出される。
前記燃料噴射弁5には、燃料タンク10内の燃料(ガソリン)が供給される。
前記燃料タンク10内には、燃料ポンプ11が設置されており、該燃料ポンプ11によって吸引された燃料が、図示省略した燃料供給管を介して前記燃料噴射弁5に供給される。
前記燃料噴射弁5及び点火プラグ6は、エンジン・コントロール・モジュール(以下、ECMという)12によって制御される。
前記ECM12は、マイクロコンピュータを含んで構成され、各種センサからの検出信号を入力し、前記検出信号に基づく演算処理によって、燃料噴射時期・燃料噴射量を決定して噴射制御信号を前記燃料噴射弁5に出力し、また、点火時期を決定して点火信号を点火プラグ6(パワートランジスタ)に出力する。
前記各種センサとしては、スロットルバルブ2の上流側でエンジン1の吸入空気量を検出するエアフローメータ31、クランク軸の回転角を検出するクランク角センサ32などが設けられている。
また、本実施形態のエンジン1には、蒸発燃料処理装置15が設けられている。
前記蒸発燃料処理装置15は、燃料タンク10において発生した燃料蒸気を、燃料蒸気導入路16を介してキャニスタ17内の吸着材(活性炭)に一旦吸着させて捕集し、前記キャニスタ17から脱離させた燃料蒸気を、パージ通路18を介してエンジン1のスロットルバルブ2下流側の吸気通路に供給するものである。
前記キャニスタ17には、新気導入口17aが形成されており、パージ通路18を介してエンジン1の吸入負圧がキャニスタ17に作用すると、前記新気導入口17aから導入される新気によってキャニスタ17に吸着されていた燃料蒸気が脱離される。
前記パージ通路18には、常閉型電磁弁であるパージ制御弁19が介装されており、該パージ制御弁19の開度によってパージ流量が制御される。
また、前記新気導入口17aには、常閉型の電磁弁である大気開放弁20が介装されており、パージを行う場合には、大気開放弁20を開制御し、パージ制御弁19の開度を調整することによってパージが行われる。
前記パージ制御弁19及び大気開放弁20は、エンジン停止時における燃料蒸気の流出を防止するために、必要時以外は閉状態を保持することが望まれるため、常閉型の電磁弁を用いるようにしている。
前記パージ制御弁19及び前記大気開放弁20の閉状態では、燃料タンク10,燃料蒸気導入路16,キャニスタ17,パージ制御弁19上流のパージ通路18を含むエリアが閉塞されることになる。
前記エリアの圧力を検出する圧力センサ21が設けられており、前記エリアを閉塞させた状態での圧力センサ21の検出結果から、前記エリアにおけるリークの有無を診断できるようになっている。
前記燃料ポンプ11,パージ制御弁19,大気開放弁20は、燃料系コントロールモジュール(以下、FCM)22によって制御される。
前記FCM22は、マイクロコンピュータを含んで構成されると共に、前記ECM12と相互通信可能に構成され、前記圧力センサ21の検出信号を入力すると共に、燃料レベルゲージ23の検出信号や、燃料タンク10の給油口のキャップ27(又はフューエルフィラーリッド28)の開閉状態を検出する開閉スイッチ24の信号を入力する。
そして、前記FCM22は、前記ECM12からのパージ要求信号を受けて前記パージ制御弁19及び大気開放弁20を制御してパージ処理を行うと共に、前記パージ制御弁19及び大気開放弁20を制御した状態での圧力センサ21の検出結果からリーク診断を行い、リーク診断の結果や燃料残量の情報などを前記ECM12に送信する。
尚、前記燃料タンク10には、タンク内の圧力が異常な高圧になったときに圧力を抜くための機械式バルブ25や、燃料の満タン時に閉となってキャニスタ17側への液体燃料の流出を防ぐ機械式バルブ26などが設けられている。
ところで、上記構成のエンジン1において、前記燃料タンク10に給油するときには、前記大気開放弁20を開制御しないと(大気開放弁20の電磁コイルに通電しないと)、給油によるタンク内圧の上昇によって継続的に給油を行わせることができない。
そこで、FCM22がエンジン停止中も動作し、給油要求時に大気開放弁20を開制御する必要があり、本実施形態では、省電力を図りながら給油を可能にする制御を前記FCM22(制御装置)が行うようになっている。
尚、上記給油制御を行うため、前記FCM22へのバッテリ電源の供給は、イグニッションスイッチを介さずに直接行われるようになっている。
図2のフローチャートは、前記給油制御の第1実施形態を示す。
図2のフローチャートにおいて、ステップS11では、前記開閉スイッチ24の信号から燃料タンク10の給油キャップ27(又はフューエルフィラーリッド28)が開かれているか否かを判断する。
そして、給油キャップ27(又はフューエルフィラーリッド28)が閉じている場合には、ステップS12へ進み、給油口開放継続タイマt1を0に初期化する。
一方、給油キャップ27(又はフューエルフィラーリッド28)が開いている場合には、ステップS13へ進み、前記給油口開放継続タイマt1をカウントアップする。
ステップS14では、前記給油口開放継続タイマt1が予め定めた判定値(1)以上になっているか否かを判別する。
前記判定値(1)は、給油キャップ27(又はフューエルフィラーリッド28)が開かれてから、実際に給油が行われるまでの一般的な時間に基づいて設定され、通常であれば、前記判定値(1)内で給油が開始される時間として予め決定されている。
前記給油口開放継続タイマt1が判定値(1)未満である場合、即ち、給油キャップ27(又はフューエルフィラーリッド28)が開いている状態の継続時間が、信号出力時間に相当する判定値(1)未満である場合には、ステップS15へ進んで、給油口開放継続タイマt2を0に初期化する。
一方、前記給油口開放継続タイマt1が判定値(1)以上である場合、即ち、給油キャップ27(又はフューエルフィラーリッド28)が開いている状態の継続時間が、判定値(1)以上である場合には、ステップS16へ進んで、前記給油口開放継続タイマt2をカウントアップする。
従って、前記前記給油口開放継続タイマt2は、給油キャップ27(又はフューエルフィラーリッド28)が開いている状態の継続時間が判定値(1)になってからの経過時間を示すことになる。
ステップS17では、エンジン1が停止状態であるか否かを判別する。
前記エンジン停止状態の判別は、前記ECM12から送信されるエンジン回転信号やイグニッションスイッチのオン・オフ信号から判断される。
エンジン1の運転状態であるときには、FCM22は、燃料ポンプ11の制御やパージ制御のために通常モードで動作する必要があるので、ステップS24へ進んで、通常モードに設定する。
ここで、通常モードとは、後述する低消費電力モードに比して消費電力は高いものの、外部からの信号の読込み処理や燃料ポンプ11の制御、更に、前記パージ制御弁19及び大気開放弁20の開制御(開駆動信号の出力)など各種制御機能を全て通常に行えるモードである。
これに対し、後述する低消費電力モードは、電力消費が前記通常モードよりも抑えられる結果、検出信号の演算処理等は可能であるものの、前記パージ制御弁19及び大気開放弁20(車載電装品)の開制御(開駆動信号の出力)が不能になるモードである。
尚、例えば、CPUのクロック周波数を低下させたり、外部信号の読込み処理や通信機能を行う部分のみを動作させたりすることで、マイクロコンピュータを低消費電力状態とすることができる。
一方、エンジン1が停止状態であるときには、ステップS18へ進み、前記開閉スイッチ24の信号から燃料タンク10の給油キャップ27(又はフューエルフィラーリッド28)が開かれているか否かを判断する。
前記給油キャップ27(又はフューエルフィラーリッド28)が閉じていると判断された場合には、ステップS25へ進む。
ステップS25では、前記大気開放弁20に対する開駆動信号(開弁電力)の出力を停止し、次のステップS26では、低消費電力モードに移行する。
従って、給油のためにエンジンを停止させた場合であっても、給油キャップ27(又はフューエルフィラーリッド28)が開かれるまでは、低消費電力モードで待機することになり、給油が行われない場合には、次にエンジンが始動されるまで低消費電力モードを維持することになる。
前記燃料タンク10に給油する場合には、フューエルフィラーリッド28及び給油キャップ27を開いてから実際の給油動作を行うことになり、フューエルフィラーリッド28及び/又は給油キャップ27が開いていることが、給油が行われる前提条件となる。
実際に給油が行われる場合には、前記大気開放弁20を開駆動することで、給油に伴うタンク内圧の過剰上昇を回避する必要があるが、フューエルフィラーリッド28・給油キャップ27が閉じている場合には給油が行われ得る条件になく、前記大気開放弁20を開駆動する必要がないから、前記大気開放弁20に対する開駆動信号(開弁電力)の出力を停止し、更に、低消費電力モードに移行して、エンジン停止中の消費電力の節約を図る。
即ち、車載電装品である前記大気開放弁20への駆動信号の出力が要求される状態の前提条件として、フューエルフィラーリッド28・給油キャップ27が開いているか否かを判断させるものである。
一方、ステップS18で、給油キャップ27(又はフューエルフィラーリッド28)が開いていると判断されると、ステップS19へ進む。
ステップS19では、前記給油口開放継続タイマt1が判定値(1)以上になっているか否かを判別する。
前記給油口開放継続タイマt1が判定値(1)未満であるとき、即ち、給油キャップ27(又はフューエルフィラーリッド28)が開かれてからの時間が判定値(1)未満であるときには、ステップS22へ進んで、前記大気開放弁20(給油弁)に対する開駆動信号(開弁電力)の出力をセットし、次いでステップS24へ進んで、通常モードに設定する。
通常モードに設定することで、前記大気開放弁20に対する開駆動信号(開弁電力)の出力が可能になり、前記大気開放弁20に対する開駆動信号(開弁電力)が出力されることで、前記大気開放弁20が開き、燃料タンク10に対する継続的な給油が可能になる。
給油キャップ27(又はフューエルフィラーリッド28)が開かれた直後は、実際の給油動作が行われていなくても、給油が直ぐにでも開始される可能性が高い状態であるから、前記大気開放弁20を開状態に保持して給油に備えるようにする。
従って、給油キャップ27の開いて直ぐに給油が行われる場合であっても、給油が開始されるときには、前記大気開放弁20を開状態にしておくことができる。
一方、ステップS19で、前記給油口開放継続タイマt1が判定値(1)以上になっていると判断された場合には、ステップS20へ進む。
ステップS20では、前記給油口開放継続タイマt2が判定値(2)以上になっているか否かを判別する。
そして、前記給油口開放継続タイマt2が判定値(2)未満である場合には、ステップS21へ進む。
ステップS21では、実際に給油されているか否か、換言すれば、前記大気開放弁20への開駆動信号の出力が要求される状態に実際になっているか否かを判別する。
前記ステップS12における実際に給油されているか否かの判別は、前記燃料レベルゲージ23の検出信号に基づき検出される燃料残量の増大や、前記圧力センサ21の検出信号に基づき検出される燃料タンク10内の圧力上昇が認められた場合には、実際に給油が行われていると判断する。
具体的には、燃料残量及び/又はタンク内圧力の単位時間当たりの変化量を演算し、該変化量が閾値以上であるときに、実際に給油されていると判断する。
実際に給油されていると判断された場合には、前記給油口開放継続タイマt1が判定値(1)未満であると判断されたときと同様に、ステップS22へ進み、前記大気開放弁20に対する開駆動信号(開弁電力)の出力をセットし、更に、ステップS24へ進んで、通常モードに設定する。
従って、前記給油口開放継続タイマt1が判定値(1)を超える前に実際の給油が開始され、判定値(1)を超えた後も給油が継続して行われている場合には、通常モードで大気開放弁20を開駆動する状態がそのまま継続されることになる。
一方、ステップS21で、給油が行われていないと判断されたときには、給油キャップ27(又はフューエルフィラーリッド28)が開いていても、大気開放弁20を開制御する必要がないので、ステップS23へ進み、前記大気開放弁20への開駆動信号の出力を停止し、前記大気開放弁20を閉状態にする。
但し、ステップS21からステップS23へ進んだ場合には、前記給油口開放継続タイマt2が判定値(2)未満であって、電力消費を充分に抑制できる期間内であり、更に、給油が開始される可能性が残されているので、ステップS24へ進んで通常モードを保持する。
即ち、給油キャップ27(又はフューエルフィラーリッド28)が継続して開いていている時間が、判定値(1)+判定値(2)を超えることがあっても、判定値(1)+判定値(2)になった時点で低消費電力モードに移行する一方、判定値(1)+判定値(2)になる前に給油キャップ27(又はフューエルフィラーリッド28)が閉じられると、低消費電力モードに移行する。
従って、エンジン停止中に給油に備えてFCM22が通常モードで待機し続けることがなく、エンジン停止中の消費電力を節約できる。
更に、給油キャップ27(又はフューエルフィラーリッド28)が継続して開いていている時間が判定値(1)+判定値(2)になる前であっても、判定値(1)を超えた後は、実際に給油が行われているか否か(換言すれば、大気開放弁20への開駆動信号の出力が要求される状態に実際になっているか否か)に基づいて、大気開放弁20に対する開駆動信号の出力・停止を切り換えるので、無用に開駆動信号が出力されることによる消費電力の増大を回避できる。
また、ステップS20で、前記給油口開放継続タイマt2が判定値(2)以上になっていると判別された場合には、ステップS25へ進んで、前記大気開放弁20に対する開駆動信号(開弁電力)の出力を停止し、次のステップS26では、低消費電力モードに移行する。
前記給油口開放継続タイマt2が判定値(2)以上になっていると判別された場合は、給油キャップ27(又はフューエルフィラーリッド28)が開かれてから、判定値(1)+判定値(2)だけの時間が経過していることになる。
前記判定値(1)+判定値(2)は、通常の給油動作で給油完了までに必要とされる時間を基準に、通常であれば、給油キャップ27(又はフューエルフィラーリッド28)が開かれてから前記判定値(1)+判定値(2)内で給油が完了する時間として予め設定される。
従って、前記判定値(1)+判定値(2)の時間を超えて、給油キャップ27(又はフューエルフィラーリッド28)が開状態を保持する場合には、給油キャップ27(又はフューエルフィラーリッド28)の閉め忘れ等が予測され、大気開放弁20に開駆動信号を出力する必要はないと判断されるので、前記大気開放弁20に対する開駆動信号(開弁電力)の出力を停止し、低消費電力モードに強制的に移行する。
これにより、給油キャップ27(又はフューエルフィラーリッド28)の閉め忘れにより、前記ECM12が無用に通常モードに設定されることを回避できる。
尚、エンジン運転中には、キャニスタ17からのパージ要求等に応じて、前記大気開放弁20が開制御されることになるが、図2のフローチャートは、エンジン停止中の処理を中心に説明するものであり、エンジン運転中の制御は省略されている。
ここで、前記FCM22が前記燃料ポンプ11の駆動制御を行わず、パージ要求時などの限定された期間でのみ通常動作すればよい場合には、エンジン運転中にパージ要求などが発生したときにのみ通常モードになり、パージ要求がないときには低消費電力モードに移行する構成とすることができる。
上記図2に示す第1実施形態では、給油キャップ27(又はフューエルフィラーリッド28)を開いてからの時間経過を前記給油口開放継続タイマt1で計測させ、判定値(1)が経過した時点からの時間経過を前記給油口開放継続タイマt2で計測させるようにしたが、前記給油口開放継続タイマt1と判定値(1),判定値(2)とを比較させることによっても、給油キャップ27(又はフューエルフィラーリッド28)を開いてからの時間経過が、判定値(1),判定値(2)に達したか否かを判断させることができる。
尚、燃料タンク10内の燃料残量、換言すれば、必要給油量に応じて前記判定値(1),(2)を可変に設定させることができる。
図3のフローチャートは、前記給油制御の第2実施形態を示す。
図3のフローチャートにおいて、ステップS31では、エンジンが停止状態であるか否かを判別する。
そして、エンジン運転中であれば、ステップS37へ進んで、通常モードに設定する。
一方、エンジンが停止している場合には、ステップS32へ進む。
ステップS32では、前記開閉スイッチ24の信号から燃料タンク10の給油キャップ27(又はフューエルフィラーリッド28)が開かれているか否かを判断する。
給油キャップ27(又はフューエルフィラーリッド28)が開いている場合には、ステップS33へ進み、給油キャップ27(又はフューエルフィラーリッド28)が開いている継続時間t3が判定値(3)以上になっているか否かを判定する。
ここで、前記判定値(3)は、前記判定値(1)+判定値(2)に相当する。
前記継続時間t3が判定値(3)未満であるときには、ステップS34へ進み、前記ステップS21と同様にして、実際に給油されているか否か、換言すれば、前記大気開放弁20への開駆動信号の出力が要求される状態に実際になっているか否かを判別する。
そして、実際に給油されている場合には、ステップS35へ進んで、大気開放弁20に対する開駆動信号の出力を設定し、次いでステップS37へ進んで、通常モードに設定する。
一方、実際の給油動作がなされていない場合には、ステップS36へ進んで、大気開放弁20に対する開駆動信号の出力停止を設定し、次いでステップS37へ進んで、通常モードに設定する。
また、ステップS32で給油キャップ27(又はフューエルフィラーリッド28)が閉じていると判断された場合、及び、ステップS33で、前記継続時間t3が判定値(3)以上になっていると判断された場合には、ステップS38へ進んで、大気開放弁20に対する開駆動信号の出力停止を設定し、次いでステップS37へ進んで、低消費電力モードに設定する。
上記構成によると、給油キャップ27(又はフューエルフィラーリッド28)が開かれると通常モードに移行し、給油キャップ27(又はフューエルフィラーリッド28)が閉じられることで低消費電力モードに移行し、給油が行われない状態での前記FCM22の消費電力を節約する。
但し、給油キャップ27(又はフューエルフィラーリッド28)が開かれている継続時間t3が判定値(3)以上に達すると、たとえ給油キャップ27(又はフューエルフィラーリッド28)が開いていても、低消費電力モードに強制的に移行することで、給油キャップ27(又はフューエルフィラーリッド28)の閉め忘れによって通常モードのまま放置されることを回避する。
また、通常モードに設定される間では、実際に給油が行われている場合にのみ、大気開放弁20に開駆動信号を出力するので、無用な開駆動信号の出力による電力消費を回避できる。
上記第2実施形態の場合、実際に給油が行われるようになってから大気開放弁20が開制御されることになるが、ある程度給油されて残量が増えタンク内圧が上昇することで、大気開放弁20が開制御されるから、給油動作に大きな支障をきたすことはない。
尚、給油が行われる(大気開放弁20に対する開駆動信号の出力が要求される)状態の前提条件として、フューエルフィラーリッド28の開放かつ燃料タンク10の給油キャップ27の開放を判断させるようにすることができる。
更に、車両の位置情報として、ガソリンスタンドに停車しているか否かを検出し、ガソリンスタンドに停車している状態で通常モードに保持させ、実際に給油が行われているか否かに基づいて大気開放弁20に対する開駆動信号の出力・停止を決定させることができ、前記実際に給油が行われているか否かの判断に、フューエルフィラーリッド28の開放及び/又は給油キャップ27の開放を検出させることができる。
ここで、上記実施形態から把握し得る請求項以外の技術的思想について、以下に効果と共に記載する。
(イ)請求項1〜4のいずれか1つに記載の車両の制御装置において、前記車載電装品が、前記駆動信号を受けて燃料タンクへの給油が継続的に可能な状態に切り換える電装品であることを特徴とする車両の制御装置。
かかる構成によると、エンジン停止中に燃料タンクへの継続的な給油を可能にすべく、前記電装品に駆動信号を出力する必要がある場合に、前記駆動信号の出力が要求される状態の前提条件、及び、前記駆動信号の出力が要求される状態に実際になっているか否かに基づいて、制御装置のモード及び駆動信号の出力・停止を決定するので、継続的な給油を可能にしつつ、無用に制御装置が通常モードで動作し、また、無用に駆動信号が出力されることを回避できる。
(ロ)請求項(イ)記載の車両の制御装置において、
前記電装品が、前記燃料タンクにて発生した燃料蒸気を捕集するキャニスタの新気導入口に介装される常閉型の電磁弁であることを特徴とする車両の制御装置。
かかる構成によると、キャニスタの新気導入口に、常閉型(電力供給が遮断されると閉状態を保持するタイプ)の電磁弁が介装され、継続的な給油を可能にするためには、エンジン停止中に前記電磁弁に開駆動信号を出力する必要があるが、該開駆動信号の出力を、システム全体の電力消費を極力抑制して適宜実行させることができる。
(ハ)請求項(イ)又は(ロ)に記載の車両の制御装置において、
前記前提条件として、フューエルフィラーリッド又は前記燃料タンクの給油キャップの開放を検出することを特徴とする車両の制御装置。
かかる構成によると、実際の給油は、フューエルフィラーリッドを開き、更に、給油キャップを外してから行われ、フューエルフィラーリッド・給油キャップが閉じている状態では給油は不可能であるので、フューエルフィラーリッド又は前記燃料タンクの給油キャップの開放を、給油を可能にする電装品への駆動信号出力の前提条件とすることで、通常モードでの動作及び駆動信号の出力が、無用に行われることを的確に防止できる。
(ニ)請求項(イ),(ロ)又は(ハ)のいずれか1つに記載の車両の制御装置において、
前記駆動信号の出力が要求される状態に実際になっているか否かを、前記燃料タンクの燃料レベル及び/又は前記燃料タンク内の圧力に基づいて判断することを特徴とする車両の制御装置。
かかる構成によると、給油が行われることで燃料タンク内の燃料レベルが上昇し、また、例えばキャニスタの新気導入口が閉塞されている状態で給油されればタンク内圧が上昇するので、実際に給油が行われているか否かを、前記燃料レベル・タンク内圧から精度良く判断できる。
(ホ)請求項1〜4,(イ)〜(ニ)のいずれか1つに記載の車両の制御装置において、
前記制御装置が、エンジンを制御するエンジンコントロールモジュールとは個別に設けられ、燃料供給系に設けられた電装品を制御する燃料系コントロールモジュールであることを特徴とする車両の制御装置。
かかる構成によると、燃料系コントロールモジュールとエンジンコントロールモジュールとが個別に設けられるエンジンにおいて、燃料系コントロールモジュールがエンジン停止中に制御を行う場合に、燃料系コントロールモジュール及び該燃料系コントロールモジュールによって駆動制御される電装品での消費電力を抑制することができる。
実施形態におけるエンジンのシステム図。 実施形態における給油制御の第1実施形態を示すフローチャート。 実施形態における給油制御の第2実施形態を示すフローチャート。
符号の説明
1…エンジン、10…燃料タンク、11…燃料ポンプ、12…エンジンコントロールモジュール(ECM)、15…蒸発燃料処理装置、16…燃料蒸気導入路、17…キャニスタ、17a…新気導入口、18…パージ通路、19…パージ制御弁、20…大気開放弁、24…開閉スイッチ、22…燃料系コントロールモジュール(FCM)、27…給油キャップ、28…フューエルフィラーリッド

Claims (4)

  1. 車載電装品に駆動信号を出力する車両の制御装置であって、
    前記車載電装品への駆動信号の出力が要求される状態の前提条件を判定すると共に、前記駆動信号の出力が要求される状態に実際になっているか否かを判定し、これらの判定結果に基づいて、通常モードと低消費電力モードとのいずれかへの切り換え、及び、前記駆動信号の出力・停止を行うことを特徴とする車両の制御装置。
  2. 前記前提条件の成立時に通常モードに移行し、前記前提条件の非成立時に低消費電力モードに移行する一方、前記通常モードにおいて、前記駆動信号の出力が要求される状態に実際になっているときにのみ前記駆動信号を出力することを特徴とする請求項1記載の車両の制御装置。
  3. 前記前提条件の成立時に通常モードに移行し、前記前提条件の非成立時に低消費電力モードに移行する一方、
    前記前提条件が成立してから予め定めた信号出力時間内であるときには、前記車載電装品に駆動信号を出力し、前記信号出力時間以上になったときには、前記駆動信号の出力が要求される状態に実際になっているか否かに基づいて前記駆動信号の出力・停止を切り換えることを特徴とする請求項1記載の車両の制御装置。
  4. 前記前提条件の成立状態が予め定めた最大時間以上継続したときに、強制的に低消費電力モードに移行することを特徴とする請求項2又は3に記載の車両の制御装置。
JP2005176406A 2005-06-16 2005-06-16 車両の制御装置 Expired - Fee Related JP4602169B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005176406A JP4602169B2 (ja) 2005-06-16 2005-06-16 車両の制御装置
US11/453,976 US7349793B2 (en) 2005-06-16 2006-06-16 Control apparatus for vehicle and method of switching mode of control unit of control apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005176406A JP4602169B2 (ja) 2005-06-16 2005-06-16 車両の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006347378A true JP2006347378A (ja) 2006-12-28
JP4602169B2 JP4602169B2 (ja) 2010-12-22

Family

ID=37643662

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005176406A Expired - Fee Related JP4602169B2 (ja) 2005-06-16 2005-06-16 車両の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4602169B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190079211A (ko) * 2017-12-27 2019-07-05 현대자동차주식회사 하이브리드 차량의 주유 중 엔진 시동 제어 장치 및 방법

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07212904A (ja) * 1994-01-18 1995-08-11 Yamaha Motor Co Ltd 電気自動車用電源スイッチ
JPH11115650A (ja) * 1997-10-14 1999-04-27 Harness Syst Tech Res Ltd 自動車用電子制御ユニット
JP2003081031A (ja) * 2001-09-14 2003-03-19 Kenwood Corp 車載用電子機器および電源制御方法
JP2004255977A (ja) * 2003-02-25 2004-09-16 Tokai Rika Co Ltd 車両用電源制御装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07212904A (ja) * 1994-01-18 1995-08-11 Yamaha Motor Co Ltd 電気自動車用電源スイッチ
JPH11115650A (ja) * 1997-10-14 1999-04-27 Harness Syst Tech Res Ltd 自動車用電子制御ユニット
JP2003081031A (ja) * 2001-09-14 2003-03-19 Kenwood Corp 車載用電子機器および電源制御方法
JP2004255977A (ja) * 2003-02-25 2004-09-16 Tokai Rika Co Ltd 車両用電源制御装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190079211A (ko) * 2017-12-27 2019-07-05 현대자동차주식회사 하이브리드 차량의 주유 중 엔진 시동 제어 장치 및 방법
KR102394844B1 (ko) 2017-12-27 2022-05-06 현대자동차주식회사 하이브리드 차량의 주유 중 엔진 시동 제어 장치 및 방법
US11383692B2 (en) 2017-12-27 2022-07-12 Hyundai Motor Company Apparatus and method for controlling engine start during refueling of hybrid vehicle

Also Published As

Publication number Publication date
JP4602169B2 (ja) 2010-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9145857B2 (en) Evaporative emission control device
JP4082004B2 (ja) キャニスタパージシステム
US20110220071A1 (en) Evaporated fuel treatment apparatus
JP4807296B2 (ja) 蒸発燃料処理装置
JP2009030539A (ja) 蒸発燃料排出抑制装置
JP2005030291A (ja) 車両の制御装置
KR20090117132A (ko) 베이퍼가스 제어 시스템
JP2004156496A (ja) 内燃機関の蒸発燃料処理装置
US7349793B2 (en) Control apparatus for vehicle and method of switching mode of control unit of control apparatus
JP2004156492A (ja) 内燃機関の蒸発燃料処理装置
JP4337730B2 (ja) 蒸発燃料処理装置のリーク診断装置
JP4673684B2 (ja) 車両の燃料系リーク診断装置
JP4567534B2 (ja) 車両の制御装置
JPH10103169A (ja) エバポパージシステムの故障診断装置
JP2007008386A (ja) 車両の燃料残量算出装置
JP2005120912A (ja) 車両の制御装置
JP4556667B2 (ja) 蒸発燃料処理装置のリーク診断装置
JP4325131B2 (ja) 燃料タンクのリッドオープナ制御装置
JP2007015420A (ja) 車両の制御装置
JP4602169B2 (ja) 車両の制御装置
JP2007009849A (ja) 車両の給油検出装置
JP4172167B2 (ja) 密閉タンクシステムの給油制御装置
JP4715426B2 (ja) 蒸発燃料処理システムのリーク診断装置
JP2020084849A (ja) 蒸発燃料処理装置
JP4194429B2 (ja) 車両の制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070807

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20090925

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20090925

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100416

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100427

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100625

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100914

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100929

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131008

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131008

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141008

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees