JP2006344304A - ディスクカートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】従来よりもシャッタ部材の耐久性を向上させることができるディスクカートリッジを提供する。
【解決手段】一対のシャッタ部材6の各々は、射出成形体からなると共に、射出成形に伴うゲート跡を複数有し、そのうちの一つのゲート跡G1が周囲部55に、且つ、他の一つのゲート跡G2が羽根部56にそれぞれ形成されている。
【選択図】図7

Description

本発明は、カートリッジ本体内に収容されたディスク状記録媒体に対してディスクアクセスが可能に構成されたディスクカートリッジに関する。
従来、この種のディスクカートリッジの一つとして、上シェル及び下シェルを備え、該上シェル及び下シェルの少なくとも一方にディスクアクセスを可能とする開口部が形成されたカートリッジ本体と、ディスク状記録媒体を載置可能に形成されて前記カートリッジ本体内に回動可能に配設されたディスクトレイと、該ディスクトレイに形成された支持軸が挿通可能な軸受孔を備え、前記ディスクトレイに回動可能に軸支されて前記カートリッジ本体の開口部を開閉可能な一対のシャッタ部材と、を有してなるディスクカートリッジが広く知られている(例えば、特許文献1参照)。
図10に、このような従来公知のディスクカートリッジに適用されるシャッタ部材の一例を示す。なお、図10はシャッタ部材の略示平面図である。
同図に示されるように、シャッタ部材100は、図示しないディスクトレイの支持軸を挿通可能な軸受孔106を備えており、シャッタ部材100は、この軸受孔106を中心としてディスクトレイに対して回動可能な構造となっている。
特開2003−123426号公報
しかしながら、このようなシャッタ部材100を射出成形する場合、軸受孔106の金型の周囲を回りこんだ溶融樹脂同士が溶け合う前に固化し、軸受孔106の周囲の径方向にウェルドラインと称される一種の成形不良が発生することがあった。そのため、従来のシャッタ部材100では、軸受孔106の周囲の強度が低くなり、落下などの衝撃によって軸受孔106の周囲、特にウェルドラインに沿って亀裂が生じたり、破断してしまう等の場合があった。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであって、従来よりもシャッタ部材の耐久性を向上させることができるディスクカートリッジを提供することを目的とする。
本発明の発明者は、鋭意研究の結果、従来よりもシャッタ部材の耐久性を向上させることができるディスクカートリッジを見出した。
即ち、次のような本発明により、上記目的を達成することができる。
(1)上シェル及び下シェルを備え、該上シェル及び下シェルの少なくとも一方にディスクアクセスを可能とする開口部が形成されたカートリッジ本体と、ディスク状記録媒体を載置可能に形成されて前記カートリッジ本体内に回動可能に配設されたディスクトレイと、該ディスクトレイに形成された支持軸が挿通可能な軸受孔、該軸受孔を囲む環状の周囲部、及び、該周囲部の外側に、これと一体的に形成された羽根部を備え、前記ディスクトレイに回動可能に軸支されて前記カートリッジ本体の開口部を開閉可能な一対のシャッタ部材と、を有してなるディスクカートリッジであって、前記一対のシャッタ部材の各々は、射出成形体からなると共に、射出成形に伴うゲート跡を複数有し、そのうちの一つのゲート跡が前記周囲部近傍に、且つ、他の少なくとも一つのゲート跡が前記羽根部にそれぞれ形成されていることを特徴とするディスクカートリッジ。
(2)上シェル及び下シェルを備え、該上シェル及び下シェルの少なくとも一方にディスクアクセスを可能とする開口部が形成されたカートリッジ本体と、ディスク状記録媒体を載置可能に形成されて前記カートリッジ本体内に回動可能に配設されたディスクトレイと、該ディスクトレイに形成された支持軸が挿通可能な軸受孔、該軸受孔を囲む環状の周囲部、及び、該周囲部の外側に、これと一体的に形成された羽根部を備え、前記ディスクトレイに回動可能に軸支されて前記カートリッジ本体の開口部を開閉可能な一対のシャッタ部材と、を有してなるディスクカートリッジであって、前記一対のシャッタ部材の各々は、射出成形体からなると共に、射出成形に伴うウェルドラインが前記羽根部に形成されていることを特徴とするディスクカートリッジ。
本発明に係るディスクカートリッジによれば、従来よりもシャッタ部材の耐久性を向上させることができるという優れた効果を有する。
本発明に係るディスクカートリッジは、上シェル及び下シェルを備え、該上シェル及び下シェルの少なくとも一方にディスクアクセスを可能とする開口部が形成されたカートリッジ本体と、ディスク状記録媒体を載置可能に形成されて前記カートリッジ本体内に回動可能に配設されたディスクトレイと、該ディスクトレイに形成された支持軸が挿通可能な軸受孔、該軸受孔を囲む環状の周囲部、及び、該周囲部の外側に、これと一体的に形成された羽根部を備え、前記ディスクトレイに回動可能に軸支されて前記カートリッジ本体の開口部を開閉可能な一対のシャッタ部材と、を有してなるディスクカートリッジであって、前記一対のシャッタ部材の各々は、射出成形体からなると共に、射出成形に伴うゲート跡を複数有し、そのうちの一つのゲート跡が前記周囲部近傍に、且つ、他の少なくとも一つのゲート跡が前記羽根部にそれぞれ形成されていることによって、従来よりもシャッタ部材の耐久性を向上させることができるようにしたものである。
又、本発明に係るディスクカートリッジは、上シェル及び下シェルを備え、該上シェル及び下シェルの少なくとも一方にディスクアクセスを可能とする開口部が形成されたカートリッジ本体と、ディスク状記録媒体を載置可能に形成されて前記カートリッジ本体内に回動可能に配設されたディスクトレイと、該ディスクトレイに形成された支持軸が挿通可能な軸受孔、該軸受孔を囲む環状の周囲部、及び、該周囲部の外側に、これと一体的に形成された羽根部を備え、前記ディスクトレイに回動可能に軸支されて前記カートリッジ本体の開口部を開閉可能な一対のシャッタ部材と、を有してなるディスクカートリッジであって、前記一対のシャッタ部材の各々は、射出成形体からなると共に、射出成形に伴うウェルドラインが前記羽根部に形成されていることによって、従来よりもシャッタ部材の耐久性を向上させることができるようにしたものである。
なお、本発明に係る「ウェルドライン」とは、射出成形の際に溶融樹脂同士が衝突し、それぞれが溶け合う前に固化して成形される一種の成形不良部位をいう。
又、本発明に係る「ディスク状記録媒体」としては、書き換え型の光ディスク、再生専用タイプの光ディスク、追記型の光ディスクなどの各種の光ディスクの他、光磁気ディスクや磁気ディスクなどを挙げることができる。
以下、図面を用いて、本発明の実施例に係るディスクカートリッジについて詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、本実施例に係るディスクカートリッジ1は、互いに嵌合可能に形成された下シェル3及び上シェル4を備えたカートリッジ本体2と、ディスクトレイ5と、一対のシャッタ部材6とを有して構成されており、各種記録データの記録及び再生が可能に構成されたカートリッジ式の情報記録媒体である。なお、図2では、本発明についての理解を容易とするために、ディスクカートリッジ1の厚み方向のサイズを誇張して厚く図示している。
カートリッジ本体2の下シェル3は、図3に示されるように、一対の下シェル本体11a,11bを備えて、一例として、ポリカーボネート(または、ABS樹脂等)を用いて射出成形されている。具体的には、下シェル3(下シェル本体11a,11b)は、底板12aと、底板12aの外縁部に立設されてカートリッジ本体2の側面部分を構成する側壁12bと、カートリッジ本体2内にディスク収容部を形成する隔壁12cとを有して構成されている。又、下シェル3は、上シェル4に嵌合させた状態(上シェル4に重ね合わせて一体化させた状態)において、両下シェル本体11a,11bにおける底板12aの間にディスクアクセス用の開口部15が形成されるように構成されている。なお、本実施例の開口部15は、記録データの記録再生時において、カートリッジ本体2内の光ディスク10に対するディスクアクセス(記録再生装置によるクランプや、光学ヘッドを介してのレーザービームの照射等)が可能となるようにその開口幅及び開口長等が規定されている。
具体的には、図3に示すように、開口部15は、下シェル3の一方の外縁部(同図における上側の縁部)から中心部を挟んで対向する他方の外縁部(同図における下側の縁部)に亘る帯状となるように形成されている。これにより、開口部15は、カートリッジ本体2内に収容された状態の光ディスク10における中心孔10aの周囲を含む中心部領域を挟んで互いに対向する一対の外縁部領域間に亘る帯状の領域を露出可能な形状及び大きさとなっている。この構成により、このディスクカートリッジ1では、2つの光学ヘッドを同時に用いて光ディスク10に対する記録データの記録及び再生を行うことが可能となっている。また、両下シェル本体11a,11bの各底板12aには、シャッタ部材6のスリット52(図6参照)に挿入されて、後述するようにディスクトレイ5の回動に伴ってシャッタ部材6をスライドさせるための回動用凸部(以下、「凸部」ともいう)13がそれぞれ立設されている。更に、両下シェル本体11a,11bの各底板12aには、底板12aにおける開口部15側の縁部をカートリッジ本体2の内側に向けて突出された凸部14がそれぞれ1カ所ずつ形成されている。
カートリッジ本体2の上シェル4は、図4に示されるように、天板22aと、天板22aの外縁部に立設されて下シェル3の側壁12bと相俟ってカートリッジ本体2の側面部分を構成する側壁22bと、下シェル3の隔壁12cと相俟ってカートリッジ本体2内にディスク収容部を形成する隔壁22cとを有して構成されており、本実施例では、透過性を有するポリカーボネートを用いて射出成形されている。又、上記図2に示されるように、上シェル4の中央部には、リング状の取付け部材10cによってクランピングプレート10bが取り付けられている。この場合、クランピングプレート10bは、上シェル4に対して回転可能で、天板22aに対する接離方向で僅かに移動可能に取り付けられている。
カートリッジ本体2の内部には、上記図2に示されるように、光ディスク10が収納される。本実施例の光ディスク10は、片面仕様の書き換え型のディスク状記録媒体であって、同図に示すように、その中心部には、記録再生装置(図示省略)にクランプさせるための直径15mm程度の中心孔10aが形成されている。この光ディスク10は、上シェル4に取り付けられた円板状のクランピングプレート10bが記録再生装置によって下シェル3側に引き寄せられることによって記録再生装置にクランプされる。
ディスクトレイ5は、図5に示されるように、開口部35が形成された円板状の底板31と、底板31の外縁部に立設されたリング状の側壁32とで光ディスク10を載置可能な浅皿状に形成されて、上記図2に示されるように、光ディスク10と共にカートリッジ本体2内に回動可能に収容されている。又、開口部35は、下シェル3における開口部15の幅とほぼ同じ幅となるように形成されている。なお、同図では、開口部15の口縁部を一点鎖線で図示している。
ディスクトレイ5の底板31の下面には、シャッタ部材6を軸支するための支持軸33が立設されている。この支持軸33は、図9に示されるように、ディスクアクセスを規制する規制状態の時に下シェル本体11a,11bにおける開口部15側の口縁部近傍において重なるディスクトレイ5の所定位置でシャッタ部材6を軸支する。又、側壁32には、図示しない記録再生装置のシャッタ開閉機構が噛合可能な噛合用歯部34が形成されている。
シャッタ部材6は射出成形体からなり、図6に示されるように、ディスクトレイ5の支持軸33を挿通可能な軸受孔51、この軸受孔51を囲む環状の周囲部55、及び、この周囲部55の外側に、これと一体的に形成された羽根部56を有して構成されている。なお、シャッタ部材6の回動を円滑に行うためにはディスクトレイ5の支持軸33とシャッタ部材6の周囲部55との間に厚み方向の隙間が必要なため、本実施例では、シャッタ部材6の周囲部55の厚みは、羽根部56の厚みよりも薄くなっている。
又、このシャッタ部材6は、図7に拡大して示されるように、射出成形に伴うゲート跡を複数(この例では2つ)有し、そのうちの一つのゲート跡G1が周囲部55に、且つ、他の一つのゲート跡G2が羽根部56にそれぞれ形成されていると共に、射出成形に伴うウェルドラインWが羽根部56に形成されている。
図6に戻って、シャッタ部材6の軸受孔51の近傍には、突出部53が形成されている。この突出部53は、規制状態となるようにディスクトレイが回動させられたときに、ディスクトレイ5の回動が完了するのに先立って凸部14に当接すると共にその状態からディスクトレイ5の回動が完了するまでの間に凸部14に向けて押し付けられる力が徐々に大きくなるように形成されている。又、シャッタ部材6の他端部側には、下シェル3の凸部13に挿通されてシャッタ部材6を下シェル3の開口部15を閉塞する閉塞位置まで案内するためのスリット52が形成されている。更に、シャッタ部材6は、軸受孔51にディスクトレイ5の支持軸33を挿通させることによってディスクトレイ5に対して回動可能に軸支された状態で、図2に示すように、下シェル3とディスクトレイ5との間に挟み込まれるようにしてカートリッジ本体2内に収容されている。
次に、ディスクカートリッジ1の使用方法について詳細に説明する。
このディスクカートリッジ1は、図1に示すように、記録再生装置から取り外されている状態において、下シェル3の開口部15が、ディスクトレイ5とシャッタ部材6とによって閉塞されて、カートリッジ本体2内の光ディスク10に対するディスクアクセスが規制されている。具体的には、開口部15における長手方向両端部側の領域(光ディスク10の外縁部側を露出させるための開口部位)がディスクトレイ5の底板31によって閉塞されると共に、開口部15における長手方向中央部の領域(光ディスク10における中心孔10aの近傍を露出させるための開口部位)がシャッタ部材6によって閉塞される。この結果、ディスクトレイ5及びシャッタ部材6によって開口部15の全域が閉塞される。
一方、ディスクカートリッジ1の使用(記録データの記録再生)に際しては、ディスクカートリッジ1を記録再生装置に装填する。この際には、ディスクカートリッジ1をある程度押し込んだ際に記録再生装置が図1に示す矢印Iの向きでディスクカートリッジ1を装置内部に引き込む。なお、同図では下シェル3を上向きにした状態を図示しているが、実際の使用に際しては、上シェル4を上向きにした状態で記録再生装置に装填する。この際には、まず、記録再生装置のシャッタ開閉機構がロック部材7に当接した際にロック部材7によるディスクトレイ5の回動規制が解除される。次いで、ディスクカートリッジ1が記録再生装置内に更に引き込まれた際には、シャッタ開閉機構がディスクトレイ5の凹部37や噛合用歯部34に噛合して、この状態でディスクカートリッジ1が更に引き込まれることによってディスクトレイ5が図1に示す矢印B1の向きでカートリッジ本体2に対して回動させられる。この際には、ディスクトレイ5の回動に伴い、下シェル3の凸部13がシャッタ部材6のスリット52内を相対的にスライドすることにより、シャッタ部材6が軸受孔51(ディスクトレイ5の支持軸33)を中心としてディスクトレイ5に対して回動させられて下シェル3に対してスライドさせられる。これにより、下シェル3の開口部15とディスクトレイ5の開口部35とがディスクカートリッジ1の厚み方向において連通すると共に、シャッタ部材6が開口部35上から退避してカートリッジ本体2内の光ディスク10に対するディスクアクセスが許容される。この後、記録再生装置によってクランピングプレート10bが磁気的に吸引されて中心孔10aの口縁部(中心部領域)がクランプされ、開口部15を介してのレーザービームの照射(記録データの記録または再生)が実行される。
又、記録データの記録再生を完了したディスクカートリッジ1を記録再生装置から取り出した際(排出した際)には、下シェル3の開口部15がディスクトレイ5とシャッタ部材6とによって閉塞されて、規制状態となる。具体的には、記録再生装置から排出される際に、シャッタ開閉機構によってディスクトレイ5が図8に示す矢印B2の向きで回動させられると共に、その回動に伴ってシャッタ部材6がディスクトレイ5に対して回動させられて下シェル3に対してスライドさせられる。そして、シャッタ部材6が開口部15の中央部領域を閉塞する閉塞位置までスライドさせられ、最終的には、図9に示されるように、一対のシャッタ部材6が互いに密着し合って開口部15が完全に閉塞される。
本実施例に係るディスクカートリッジ1によれば、一対のシャッタ部材6の各々は、射出成形体からなると共に、射出成形に伴うゲート跡を複数有し、そのうちの一つのゲート跡G1が周囲部55近傍に、且つ、他の一つのゲート跡G2が羽根部56にそれぞれ形成されているため、射出成形の際にウェルドラインがシャッタ部材6の軸受孔51の周囲に形成されるのを防止することが可能である。そのため、シャッタ部材6における軸受孔51の周囲の強度を向上させることができ、従来よりもシャッタ部材の耐久性を向上させることができる。
又、本実施例に係るディスクカートリッジ1によれば、一対のシャッタ部材6の各々は、射出成形体からなると共に、射出成形に伴うウェルドラインWが羽根部56に形成されているため、射出成形の際にウェルドラインがシャッタ部材6の軸受孔51の周囲に形成されるのを防止することが可能である。そのため、シャッタ部材6における軸受孔51の周囲の強度を向上させることができ、従来よりもシャッタ部材の耐久性を向上させることができる。
なお、本発明におけるディスク状記録媒体としては、実施例における書き換え型の光ディスク10に限定されず、再生専用タイプの光ディスクや、追記型の光ディスクなどの各種の光ディスクが含まれるだけではなく、光磁気ディスクや磁気ディスクも含まれる。
又、実施例におけるディスクカートリッジ1では、別個独立した下シェル本体11a,11bを有する下シェル3を備えてカートリッジ本体2が構成される例について説明したが、本発明はこれに限定されず、従来のディスクカートリッジのように、単一の下シェルを有するカートリッジ本体を備えたディスクカートリッジに適用することができる。
更に、本発明におけるディスクアクセス用の開口部の開口形状は、上記実施例のようにカートリッジ本体2の前後方向に長い長方形形状の開口形状に限定されるものではなく、カートリッジ本体の左右方向に長い長方形形状の開口形状や、方形形状のカートリッジ本体における対角線方向に長い長方形形状の開口形状であってもよい。
又、開口部を下シェル3に形成したが、上シェル及び下シェルの少なくとも一方にディスクアクセスを可能とする開口部が形成されていればよい。
更に、シャッタ部材6に形成されるゲート跡及びウェルドラインの数や形状は、上記実施例で示したものに限定されるものではなく、例えば、シャッタ部材6がゲート跡を3つ以上備えていてもよい。
本実施例1に係るディスクカートリッジの外観斜視図 図1におけるX−X線に沿う略示側断面図 本実施例1に係るディスクカートリッジの下シェルを内面側から見た略示平面図 同ディスクカートリッジの上シェルを内面側から見た略示平面図 同ディスクカートリッジのディスクトレイを下シェル側から見た略示平面図 同ディスクカートリッジのシャッタ部材を下シェル側から見た略示平面図 同シャッタ部材における軸受孔周辺を拡大して示す略示平面図 規制状態となるようにディスクトレイを回動させている状態におけるディスクカートリッジの各部材を透過表示した略示平面図 本実施例1に係るシャッタ部材によってディスクカートリッジ本体の開口部を閉塞した状態における各部材を透過表示した略示平面図 従来のシャッタ部材の略示平面図
符号の説明
1…ディスクカートリッジ
2…カートリッジ本体
3…下シェル
4…上シェル
5…ディスクトレイ
6、100…シャッタ部材
10…光ディスク
11a、11b…下シェル本体
12a、31…底板
12b、32…側壁
12c…隔壁
13…凸部
15、35…開口部
33…支持軸
51、106…軸受孔
52…スリット
55…周囲部
56…羽根部

Claims (2)

  1. 上シェル及び下シェルを備え、該上シェル及び下シェルの少なくとも一方にディスクアクセスを可能とする開口部が形成されたカートリッジ本体と、ディスク状記録媒体を載置可能に形成されて前記カートリッジ本体内に回動可能に配設されたディスクトレイと、該ディスクトレイに形成された支持軸が挿通可能な軸受孔、該軸受孔を囲む環状の周囲部、及び、該周囲部の外側に、これと一体的に形成された羽根部を備え、前記ディスクトレイに回動可能に軸支されて前記カートリッジ本体の開口部を開閉可能な一対のシャッタ部材と、を有してなるディスクカートリッジであって、前記一対のシャッタ部材の各々は、射出成形体からなると共に、射出成形に伴うゲート跡を複数有し、そのうちの一つのゲート跡が前記周囲部近傍に、且つ、他の少なくとも一つのゲート跡が前記羽根部にそれぞれ形成されていることを特徴とするディスクカートリッジ。
  2. 上シェル及び下シェルを備え、該上シェル及び下シェルの少なくとも一方にディスクアクセスを可能とする開口部が形成されたカートリッジ本体と、ディスク状記録媒体を載置可能に形成されて前記カートリッジ本体内に回動可能に配設されたディスクトレイと、該ディスクトレイに形成された支持軸が挿通可能な軸受孔、該軸受孔を囲む環状の周囲部、及び、該周囲部の外側に、これと一体的に形成された羽根部を備え、前記ディスクトレイに回動可能に軸支されて前記カートリッジ本体の開口部を開閉可能な一対のシャッタ部材と、を有してなるディスクカートリッジであって、前記一対のシャッタ部材の各々は、射出成形体からなると共に、射出成形に伴うウェルドラインが前記羽根部に形成されていることを特徴とするディスクカートリッジ。
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